JP2017126580A - 発光装置、制御装置、及び制御方法 - Google Patents

発光装置、制御装置、及び制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017126580A
JP2017126580A JP2017083500A JP2017083500A JP2017126580A JP 2017126580 A JP2017126580 A JP 2017126580A JP 2017083500 A JP2017083500 A JP 2017083500A JP 2017083500 A JP2017083500 A JP 2017083500A JP 2017126580 A JP2017126580 A JP 2017126580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light emitters
drive
emitters
emitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017083500A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6307198B2 (ja
Inventor
佑生 寺尾
Yuki Terao
佑生 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2017083500A priority Critical patent/JP6307198B2/ja
Publication of JP2017126580A publication Critical patent/JP2017126580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6307198B2 publication Critical patent/JP6307198B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】発光体の温度上昇を抑制することができ、かつ、発光体からの発光色が変動することを抑制する。
【解決手段】制御部20は、発光部10が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、この信号に従って発光体12を制御する。詳細には、制御部20は、受信した信号に基づいて発光させるべき発光体12である駆動発光体12aの数を選定する。そして制御部20は、第1例として、選定した数を満たしつつ、隣り合う駆動発光体12aの距離の平均値が最も大きくなるように駆動発光体を選択する。また制御部20は、第2例として、選定した数を満たしつつ、全ての駆動発光体12aについて当該駆動発光体12aに隣接する他の駆動発光体12aの数(隣接数)を調べた場合における、隣接数の平均値又は最大値が最も小さくなるように、駆動発光体12aを選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置、制御装置、及び制御方法に関する。
近年は、LED(Light Emitting Diode)や有機EL(Electro-Luminescence)など、発光装置が多様化している。これらの発光装置は、発光パネルとして形成されることがある。この発光パネルを光源として使用する場合、複数の発光パネルを並べ、これらのうち発光する発光パネルの枚数を制御することにより、光量を制御することがある。
例えば特許文献1には、複数のLEDを光源として使用する場合において、各LEDの寿命を均一化することを目的として、各光源の積算点灯時間を用いて発光すべきLEDを選択することが記載されている。
また特許文献2には、複数のLEDを光源として使用する場合において、光源の間での熱影響を抑制することを目的として、以下の技術が開示されている。まず、縦横に並んで配置された複数のLEDを、2つのグループに分ける。このとき、隣り合うLEDは互いに異なるグループに属するようにする。そして、一方のグループに属するLEDを、他のグループに属するLEDよりも光量を小さくする。
特開2009−289622号公報 特開2007−55424号公報
発光装置において、LEDや有機ELなどの発光体の温度上昇を抑制することは重要である。この温度上昇を抑制することを目的として、特許文献2に記載の技術を適用することも考えられる。しかし、特許文献2に記載の技術では、温度上昇を抑制するためには、発光体の輝度を変更する必要がある。しかし、発光体の輝度を変更すると、発光色が変動する可能性が出てくる。
本発明が解決しようとする課題としては、発光体の温度上昇を抑制することができ、かつ、発光体からの発光色が変動することを抑制することが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部と、
前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に従って前記発光部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、隣り合う前記駆動発光体の距離の平均値が最大となるように前記駆動発光体を選択する発光装置である。
請求項2に記載の発明は、ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部と、
前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に従って前記発光部を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、全ての前記駆動発光体について当該駆動発光体に隣り合う他の前記駆動発光体の数である隣り合う数を調べた場合における、前記隣り合う数の最大値又は平均値が最小となるように、前記駆動発光体を選択する発光装置である。
請求項6に記載の発明は、ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御装置であって、
前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、隣り合う前記駆動発光体の距離の平均値が最大となるように前記駆動発光体を選択する制御装置である。
請求項7に記載の発明は、ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御装置であって、
前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、全ての前記駆動発光体について当該駆動発光体に隣り合う他の前記駆動発光体の数である隣り合う数を調べた場合における、前記隣り合う数の最大値又は平均値が最小となるように、前記駆動発光体を選択する制御装置である。
請求項8に記載の発明は、ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御方法であって、
前記発光部が、発光すべき光の強度に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、隣り合う前記駆動発光体の距離の平均値が最大となるように前記駆動発光体を選択する制御方法である。
請求項9に記載の発明は、ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御方法であって、
前記発光部が、発光すべき光の強度に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、全ての前記駆動発光体について当該駆動発光体に隣り合う他の前記駆動発光体の数である隣り合う数を調べた場合における、前記隣り合う数の最大値又は平均値が最小となるように、前記駆動発光体を選択する制御方法である。
上述した目的、およびその他の目的、特徴および利点は、以下に述べる好適な実施の形態、およびそれに付随する以下の図面によってさらに明らかになる。
実施形態に係る発光装置の構成を示すブロック図である。 隣り合う駆動発光体の距離の平均値、及び隣接数を説明するための図である。 図1に示した発光装置の動作を示すフローチャートである。 実施例1に係る発光装置が有する制御部の構成を示すブロック図である。 実施例2に係る発光装置における駆動発光体の選択例を示す図である。 実施例3に係る発光装置における駆動発光体の選択例を示す図である。 実施例4に係る発光装置における駆動発光体の選択例を示す図である。 実施例5に係る発光装置における駆動発光体の選択例を示す図である。 各実施例における駆動発光体の選択例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る発光装置の構成を示すブロック図である。この発光装置は、発光部10及び制御部20を備えている。発光部10は、2次元的に配列された複数の発光体12を備えている。発光体12は、例えば有機EL素子であるが、LEDであってもよい。
制御部20は、発光部10が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、この信号に従って発光体12を制御する。詳細には、制御部20は、受信した信号に基づいて発光させるべき発光体12である駆動発光体12aの数を選定する。そして制御部20は、第1例として、選定した発光体の数を満たしつつ、隣り合う駆動発光体12aの距離の平均値が最も大きくなるように駆動発光体を選択する。また制御部20は、第2例として、選定した発光体の数を満たしつつ、全ての駆動発光体12aについて当該駆動発光体12aに隣接する他の駆動発光体12aの数(隣接数)を調べた場合における、隣接数の平均値又は最大値が最も小さくなるように、駆動発光体12aを選択する。
発光体12は、矩形を構成するように配置されていても良いし、他の多角形(例えば六角形)や円を構成するように配置されていても良い。
図2は、隣り合う駆動発光体12aの距離の平均値、及び隣接数を説明するための図である。図2のように、9個の発光体12が3行3列に配置されている場合を考える。これらのうち3つを駆動発光体12aとして選択する場合、例えば、図2(a)に示すように角に位置する発光体12を駆動発光体12aとして選択する方法と、図2(b)に示すように同じ列に属する3つの発光体12を駆動発光体12aとして選択する方法がある。
図2(a)の例では、隣り合う駆動発光体12aとしては、(1)〜(3)の組み合わせがある。発光体12の平面形状を一辺の長さがwの正方形とした場合、(1)に含まれる2つの駆動発光体12aの中心間距離は2w、(2)に含まれる2つの駆動発光体12aの中心間距離は2w、(3)に含まれる2つの駆動発光体12aの中心間距離は2w√2である。このため、隣り合う駆動発光体12aの中心間距離の平均値は、2.28wである。
一方、図2(b)の例では、隣り合う駆動発光体12aとしては、(4)及び(5)がある。これらの駆動発光体12aの中心間距離は、いずれもwである。このため、隣り合う駆動発光体12aの中心間距離の平均値は、wである。
また、図2(a)に示す例において、いずれも駆動発光体12aも、他の駆動発光体12aに隣接していない。このため、隣接数の平均値及び最大値は、いずれも0である。
一方、図2(b)に示す例では、最も左側に位置する駆動発光体12a、及び最も右側に位置する駆動発光体12aは、中心に位置する駆動発光体12aと隣接しているため、他の1つの駆動発光体12aと隣接していることになる。すなわちこれら2つの駆動発光体12aの隣接数は1である。また中心に位置する駆動発光体12aは、他の2つの駆動発光体12aと隣接していることになる。すなわちこの駆動発光体12aの隣接数は2である。この場合、隣接数の平均値は1.33になり、隣接数の最大値は2になる。
図3は、図1に示した発光装置の動作を示すフローチャートである。まず発光装置のユーザは、発光装置が発光すべき光の強度を定める。この場合、ユーザは、例えば発光装置の入力部(例えばスイッチ)を介して制御部20に光の強度を示す信号を入力する。制御部20は、光の強度を示す信号を取得する(ステップS10)と、指定された光の強度を満たすように、駆動発光体12aの数を定める(ステップS20)。次いで制御部20は、複数の発光体12から、光を発光すべき駆動発光体12aを、ステップS20で定めた数選択する(ステップS30)。そして制御部20は、選択した駆動発光体12aに対して電力を供給し、選択した駆動発光体12aを発光させる。このとき、制御部20は、選択された駆動発光体12aの位置及びその数によらず、駆動発光体12aの輝度が一定になるようにする(ステップS40)。すなわち制御部20は、輝度を変更するために電力(電流量)を調整することを行わない。
なお、制御部20は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶メディア、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置には様々な変形例がある。
次に、実施形態の作用及び効果について説明する。本実施形態によれば、制御部20は、第1例として、選定した発光体の数を満たしつつ、隣り合う駆動発光体12aの距離の平均値が最も大きくなるように駆動発光体を選択する。また制御部20は、第2例として、選定した発光体の数を満たしつつ、隣接数(駆動発光体12aに隣接する他の駆動発光体12aの数)の平均値又は最大値が最も小さくなるように、駆動発光体12aを選択する。このため、ある駆動発光体12aから発生した熱が、他の駆動発光体12aに伝わりにくくなる。従って、駆動発光体12aの温度が上昇することを抑制できる。発光体12として有機ELを用いている場合、有機ELの寿命は熱履歴に大きく影響されるため、実施形態によれば、発光体12の寿命を長くすることができる。
また、制御部20は、輝度を変更するために電力(電流量)を調整することを行わない。このため、光量によって発光体12の発光色が変化することを抑制できる。
また、駆動発光体12aの数を所望の数に設定することができる。このため、制御部20は、調光段階数を、発光体12の数(発光量が0を含めるとその数+1)にすることができる。
(実施例1)
図4は、実施例1に係る発光装置が有する制御部20の構成を示すブロック図である。本実施例に係る制御部20は、発光体選択部22、制御データ記憶部24、及び発光体駆動部26を有している。発光体選択部22は、発光部10が発光すべき光の発光強度を示す信号を受信し、受信した信号に基づいて、複数の発光体12から駆動発光体12aを選択する。発光強度は、例えば輝度に基づいて定められるが照度に基づいて定められても良い。このとき発光体選択部22は、制御データ記憶部24に記憶されているデータを用いて、駆動発光体12aを選択する。発光体選択部22は、選択した駆動発光体12aを特定する情報を発光体駆動部26に出力する。発光体駆動部26は、発光体選択部22が選択した駆動発光体12aに電力を供給し、駆動発光体12aを発光させる。
制御データ記憶部24は、駆動発光体12aを選択するための情報を記憶している。発光体12の数及び配置が予め定まっている場合、制御データ記憶部24は、駆動発光体12aの選定数別に、駆動発光体12aとして選択すべき発光体12の位置を特定する情報を記憶していても良い。この場合、駆動発光体12aとなるべき発光体12の位置は、例えば以下のルールに従って定められている。
(1)隣り合う駆動発光体12aの距離の平均値が最大となる。
(2)駆動発光体12の隣接数の平均値又は最大値が最小となる。
(3)駆動発光体12aは、発光部10の中心を基準として点対照又は線対照な配置になる。
(4)相対的に外側に位置する発光体12を駆動発光体12aとして選択する。
これらのうち(1)及び(2)については、実施形態で説明した通りである。(1)及び(2)については、一方のみが成立するようにルールが定められていても良いし、(1)を優先的に適用しても良い。後者の場合、(1)を満たす駆動発光体12aの配置が複数ある場合、(2)に基づいて駆動発光体12aの配置を定めることになる。
また、(2)を満たす駆動発光体12aの配置が複数ある場合、駆動発光体12aの縁のうち他の駆動発光体12aに隣接する部分の長さの総和が最も小さくなるように、駆動発光体12aの配置を選択するように、ルールが定められている。
また駆動発光体12aは、互いに隣接する前記駆動発光体の組み合わせが最も少なくなるように選択されていてもよい。
さらに、(3)の例としては、例えば複数の発光体12がn行m列(ただし、n=mでもよい)のマトリクスを形成するように配置されていた場合、このマトリクスの4隅のうち対角線上に位置する2つを選択する場合がある。
上記したルールのうち、(3)及び(4)は優先度が低い。また(4)は、(3)よりも優先度が低い。
上記したルールを適用すると、発光体12がn行×m列(ただしn=mを含む)のマトリクスを構成するように配置されていた場合において、2個以上の発光体12を駆動発光体12aとして選択する必要がある場合、前記矩形の角部に位置する前記発光体を少なくとも2つ選択する、というルールが導き出せる。いいかえると、制御部20は、駆動発光体12aが複数ある場合、角部に位置する発光体12を優先的に駆動発光体12aとして選択する。なお、隣り合う発光体12は密接していてもよいし、間隔が開いていてもよい。
本実施例において、発光装置は例えば照明装置である。そして発光体12は例えば有機ELパネルである。この有機ELパネルは、有機機能層を含んでいる。
有機機能層の層構造の第1例は、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、及び電子注入層をこの順に積層したものでいる。なお、正孔注入層及び正孔輸送層の代わりに、これら2つの層の機能を有する一つの層を設けてもよい。同様に、電子輸送層及び電子注入層の代わりに、これら2つの層の機能を有する一つの層を設けてもよい。
この例において、発光層は、例えば赤色の光を発光する層、青色の光を発光する層、黄色の光を発光する層、又は緑色の光を発光する層である。この場合、有機ELパネルは、平面視において、赤色の光を発光する発光層を有する領域、緑色の光を発光する発光層を有する領域、及び青色の光を発光する発光層を有する領域が繰り返し設けられていても良い。この場合、各領域を同時に発光させると、発光装置は白色に発光する。また各領域を個別に発光させると、発光装置は、赤色、青色、又は黄色に発光する。このように、発光装置は、複数の色を発光することができる。
なお、発光層は、複数の色を発光するための材料を混ぜることにより、白色の光を発光するように構成されていても良い。
また、有機機能層の層構造の第2例は、正孔輸送層と電子輸送層の間に、複数の発光層を積層させた構成を有している。複数の発光層は、互いに異なる色の光(例えば赤、緑、及び青)である。そして複数の発光層が同時に発光することにより、発光装置は白色に発光する。
本実施例によっても、実施形態と同様の効果を得ることができる。また、(2)を満たす駆動発光体12aの配置が複数ある場合、駆動発光体12aの縁のうち他の駆動発光体12aに隣接する部分の長さの総和が最も小さくなるように、駆動発光体12aの配置を選択するため、ある駆動発光体12aから発生した熱は、さらに他の駆動発光体12aに伝わりにくくなる。
また、発光体選択部22は制御データ記憶部24に記憶されているデータに従って複数の発光体12から駆動発光体12aを選択しているため、容易に駆動発光体12aを選択することができる。
(実施例2)
図5は、実施例2に係る発光装置における駆動発光体12aの選択例を示す図である。本図に示す例において、発光部10は発光体12を6個有している。6個の発光体12は、2行3列のマトリクスを構成するように配置されている。そして発光部10の光量は、0を除いて6段階に制御される。
最も光量が少ない場合、図5(a)に示すように、制御部20は、角に位置する発光体12の一つを駆動発光体12aとして選択する。そして図5(b)に示すように、光量が一段階上がると、制御部20は、図5(a)における駆動発光体12aとは点対称の位置にある発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
さらに光量が上がっていくと、図5(c),(d)に示すように、制御部20は、角に位置する発光体12のうち図5(b)で駆動発光体12aとして選択されていない発光体12を、駆動発光体12aとして1つずつ追加していく。
さらに光量が上がっていくと、図5(e),(f)に示すように、制御部20は、駆動発光体12aとして選択されていない発光体12を、一つずつ駆動発光体12aとして追加していく。
(実施例3)
図6は、実施例3に係る発光装置における駆動発光体12aの選択例を示す図である。本図に示す例において、発光部10は発光体12を9個有している。9個の発光体12は、3行3列のマトリクスを構成するように配置されている。そして発光部10の光量は、0を除いて9段階に制御される。
最も光量が少ない場合、図6(a)に示すように、制御部20は、中央に位置する発光体12を駆動発光体12aとして選択する。
光量が一段階上がると、図6(b)に示すように、制御部20は、角に位置する4個の発光体12のうち同一の対角線上に位置する2つの発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
そして光量がさらに一段上がると、図6(c)に示すように、制御部20は、角に位置する4個の発光体12のうち同一の辺に接している2つの発光体12と、この辺とは逆側の辺に接していて角に位置していない発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
そして光量がさらに一段上がると、図6(d)に示すように、制御部20は、角に位置する4個の発光体12を駆動発光体12aとして選択する。そして光量がさらに一段上がると、図6(e)に示すように、制御部20は、角に位置する4個の発光体12、及び中心に位置する発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
そして光量がさらに一段上がると、図6(f)に示すように、制御部20は、ある辺に接している3つの発光体12と、その辺に対向する辺に接している3つの発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
そして光量がさらに一段上がると、図6(g)に示すように、制御部20は、図6(f)で選択した発光体12、及び中心に位置する発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
そしてさらに光量が一段上がると、図6(h)に示すように、制御部20は、中心に位置する発光体12以外の発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。そしてさらに光量が一段上がると、図6(i)に示すように、制御部20は全ての発光体12を駆動発光体12aとして選択する。
(実施例4)
図7は、実施例4に係る発光装置における駆動発光体12aの選択例を示す図である。本図に示す例において、発光部10は発光体12を8個有している。8個の発光体12は、2行4列のマトリクスを構成するように配置されている。そして発光部10の光量は、0を除いて8段階に制御される。
最も光量が少ない場合、制御部20は、図7(a)に示すように、4つの角に位置する発光体12の一つを駆動発光体12aとして選択する。
光量が一段階上がると、図7(b)に示すように、制御部20は、図7(a)における駆動発光体12aとは点対称の位置にある発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
光量がさらに一段階上がると、図7(c)に示すように、制御部20は、4つの角に位置する発光体12のうち長辺の一つに接する2つ、及び、他の長辺に接していた角部に位置していない発光体12の一つを、駆動発光体12aとして選択する。
光量がさらに一段階上がると、図7(d)に示すように、制御部20は、各行において、発光体12を一つおきに駆動発光体12aとして選択する。このとき、各列において駆動発光体12aが一つずつ選択されるようにする。すなわち制御部20は、千鳥配置となるように駆動発光体12aを選択する。
光量がさらに一段上がると、図7(e)に示すように、制御部20は、図7(d)で選択した発光体12と、角部に位置していて図7(d)で選択されていない発光体12の一つを、駆動発光体12aとして選択する。光量がさらに一段上がると、図7(f)に示すように、制御部20は、図7(e)で選択した発光体12と、角部に位置していて図7(e)で選択されていない発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
光量がさらに一段上がると、図7(g)に示すように、制御部20は、図7(f)で選択した発光体12と、図7(f)で選択されていない発光体12の一つを、駆動発光体12aとして選択する。さらに光量が一段上がると、図7(h)に示すように、全ての発光体12を駆動発光体12aとして選択する。
(実施例5)
図8は、実施例5に係る発光装置における駆動発光体12aの選択例を示す図である。本図に示す例において、発光部10は発光体12を5個有している。5個の発光体12は、直線状に配置されている。そして発光部10の光量は、0を除いて5段階に制御される。
最も光量が少ない場合、制御部20は、図8(a)に示すように、中央に位置する発光体12を駆動発光体12aとして選択する。光量が一段上がると、制御部20は、図8(b)に示すように、両端に位置する発光体12を駆動発光体12aとして選択する。
光量がさらに一段上がると、制御部20は、図8(c)に示すように、両端に位置する発光体12、及び中央に位置する発光体12を、駆動発光体12aとして選択する。
光量がさらに一段上がると、図8(d)に示すように、制御部20は、図8(c)で選択した発光体12と、図8(c)で選択されていない発光体12の一つを、駆動発光体12aとして選択する。さらに光量が一段上がると、図8(e)に示すように、全ての発光体12を駆動発光体12aとして選択する。
なお、実施例2〜5のそれぞれにおいて、同一の光量に対応する駆動発光体12aの組み合わせが複数ある場合、制御部20は、複数の組み合わせを順次用いる。
例えば実施例3の図6(c)に対応する組み合わせは、図9に示すように、4通りある。制御部20は、これら4通りの組み合わせを順次用いる。組み合わせを切り替えるタイミングは、予め定められた時間単位で切り替えても良いし、その光量が選択されるたびに、組み合わせを切り替えてもよい。このようにすると、特定の発光体12の発光時間が長くなることを抑制できる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光部
12 発光体
12a 駆動発光体
20 制御部
22 発光体選択部
24 制御データ記憶部
26 発光体駆動部

Claims (9)

  1. ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部と、
    前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に従って前記発光部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、隣り合う前記駆動発光体の距離の平均値が最大となるように前記駆動発光体を選択する発光装置。
  2. ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部と、
    前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に従って前記発光部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、全ての前記駆動発光体について当該駆動発光体に隣り合う他の前記駆動発光体の数である隣り合う数を調べた場合における、前記隣り合う数の最大値又は平均値が最小となるように、前記駆動発光体を選択する発光装置。
  3. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    前記制御部は、前記駆動発光体の数が2以上である場合、前記発光部の両端に位置する前記発光体を前記駆動発光体として選択する発光装置。
  4. 請求項1又は2に記載の発光装置において、
    前記複数の発光体は、円形を構成するように配置されている発光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の発光装置において、
    前記制御部は、同一の前記信号に対応する前記駆動発光体の組み合わせが複数ある場合、複数の前記駆動発光体の組み合わせを用いる発光装置。
  6. ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御装置であって、
    前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、隣り合う前記駆動発光体の距離の平均値が最大となるように前記駆動発光体を選択する制御装置。
  7. ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御装置であって、
    前記発光部が発光すべき光の強度を示す信号を受信し、前記信号に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、全ての前記駆動発光体について当該駆動発光体に隣り合う他の前記駆動発光体の数である隣り合う数を調べた場合における、前記隣り合う数の最大値又は平均値が最小となるように、前記駆動発光体を選択する制御装置。
  8. ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御方法であって、
    前記発光部が、発光すべき光の強度に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、隣り合う前記駆動発光体の距離の平均値が最大となるように前記駆動発光体を選択する制御方法。
  9. ライン状に配列された複数の発光体を備える発光部を制御する制御方法であって、
    前記発光部が、発光すべき光の強度に基づいて、発光させるべき前記発光体である駆動発光体の数を選定し、かつ、前記駆動発光体の数を満たしつつ、全ての前記駆動発光体について当該駆動発光体に隣り合う他の前記駆動発光体の数である隣り合う数を調べた場合における、前記隣り合う数の最大値又は平均値が最小となるように、前記駆動発光体を選択する制御方法。
JP2017083500A 2017-04-20 2017-04-20 発光装置、制御装置、及び制御方法 Active JP6307198B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083500A JP6307198B2 (ja) 2017-04-20 2017-04-20 発光装置、制御装置、及び制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017083500A JP6307198B2 (ja) 2017-04-20 2017-04-20 発光装置、制御装置、及び制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012258981A Division JP6133579B2 (ja) 2012-11-27 2012-11-27 発光装置、制御装置、及び制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017126580A true JP2017126580A (ja) 2017-07-20
JP6307198B2 JP6307198B2 (ja) 2018-04-04

Family

ID=59364355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017083500A Active JP6307198B2 (ja) 2017-04-20 2017-04-20 発光装置、制御装置、及び制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6307198B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004031341A (ja) * 2002-05-28 2004-01-29 Eastman Kodak Co Oledエリア照明装置
JP2005159262A (ja) * 2003-10-30 2005-06-16 Kyocera Corp 発光素子収納用パッケージおよび発光装置ならびに照明装置
JP2008226548A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Sony Corp バックライト装置、バックライト制御方法、および液晶表示装置
JP2011033814A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Ae Tekku Kk 表示装置
JP2012094271A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 点灯装置及び照明装置
JP2012094269A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 照明装置及びそれを用いた照明器具

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004031341A (ja) * 2002-05-28 2004-01-29 Eastman Kodak Co Oledエリア照明装置
JP2005159262A (ja) * 2003-10-30 2005-06-16 Kyocera Corp 発光素子収納用パッケージおよび発光装置ならびに照明装置
JP2008226548A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Sony Corp バックライト装置、バックライト制御方法、および液晶表示装置
JP2011033814A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Ae Tekku Kk 表示装置
JP2012094271A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 点灯装置及び照明装置
JP2012094269A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Panasonic Corp 照明装置及びそれを用いた照明器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6307198B2 (ja) 2018-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110095702A1 (en) Stacked organic light-emitting device
JP5338605B2 (ja) 自発光素子パネル、画像表示装置、および、自発光素子のパッシブ駆動方法
US7419280B2 (en) Illumination assembly
KR101881065B1 (ko) 광원 모듈 및 백라이트 유닛
CN113972196A (zh) 显示器、用于其的led芯片、像素、控制法、计算机程序
JP4987177B1 (ja) 照明装置および発光制御方法
KR20120070278A (ko) 발광모듈 및 발광모듈 제조방법
JP2010141290A (ja) 発光ダイオード光源モジュール
JP6307198B2 (ja) 発光装置、制御装置、及び制御方法
JP6194530B2 (ja) 発光パネルの製造方法、エージング装置、発光パネルを備える表示装置
JP6214830B1 (ja) 発光ユニット、表示装置及びマルチ表示装置
JP6133579B2 (ja) 発光装置、制御装置、及び制御方法
US20120007496A1 (en) Organic electroluminescence lighting apparatus
CN113035125A (zh) 一种显示面板、显示装置及其控制方法
US20220180808A1 (en) Component for a display device, display device and method of operating the display device
KR100992383B1 (ko) Led 전광판 및 그 구동 방법
KR102244684B1 (ko) 발광 다이오드 모듈
CN111092095B (zh) 显示装置
US20150319822A1 (en) Display device
CN112086060A (zh) 发光装置
JP2004240156A (ja) 発光表示パネルの駆動装置
US11869418B1 (en) Micro light emitting diode display panel
KR101305596B1 (ko) 발광다이오드 모듈
KR20140118439A (ko) 교류 직접구동 방식의 led 조명장치
KR20060015844A (ko) 패시브 매트릭스 방식의 유기발광 다이오드 표시 소자의구동 회로 및 레이아웃

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170420

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6307198

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150