JP2017124085A - 聴覚刺激装置 - Google Patents

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正博 篠▲崎▼
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Abstract

【課題】外耳道を通じて耳内部へ圧刺激等の刺激を与えて聴覚機能を維持、又は回復させる聴覚刺激装置を提供する。【解決手段】聴覚刺激装置1は、圧力生成部10と、管14と、袋体16と、取付部材17とを備える。圧力生成部10は、管14と接続され、管14の内部へ伝達する圧力を生成する。圧力生成部10は、流体を循環させる循環経路を構成する管11と、循環経路で液体を循環させるポンプ12とを備える。ポンプ12は脈動する圧力を液体に与えるよう動作する。この脈動する圧力が管14へ伝達される。袋体16は、管14と管14先端で接続される。袋体16は耳孔に挿入された状態を取付部材17により保持される。管14を通じて伝達される脈動する圧力により袋体16は膨張・収縮する。袋体16の膨張・収縮により外耳道には物理的な圧迫、及び音による刺激が与えられる。【選択図】 図1

Description

本発明は、耳の内部に刺激を与える聴覚刺激装置に関する。
難聴は、大きく分けると伝音性難聴と感音性難聴とに分けられる。伝音性難聴は、外耳と中耳とを通して音が内耳へ伝えられることが妨げられる難聴を言う。感音性難聴は、伝わった振動が内耳の感覚細胞を刺激し、その興奮が聴神経を伝わって大脳で音として認識されるまでの過程に障害が生じた難聴を言う。また、これらが混合して起こる難聴を混合性難聴と言う。また、老人性難聴もある。この老人性難聴は高音域の感覚性難聴と言われているが、鼓膜、骨小括の硬化により、慢性的に高音域の振動を伝えることができなくなり、慢性的に蝸牛管の有毛細胞の高音域振動が低下し、廃用化して引き起こされると考えられる。
上記のような難聴等の聴覚障害を回復させるために従来、様々な提案がなされている。例えば、所定の音波又は超音波を患者の聴耳道及びその深部に長期間繰り返し与えて、その聴耳機能の回復促進を意図した携帯用聴覚機能回復訓練器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。その携帯用聴覚機能回復訓練器は、携帯可能な小形の収納ケース内に、所定の音波又は超音波を発振する発振器と、その発振器の発振出力を音響的出力に変換する音響変換器と、発振器及び音響変換器のスイッチと、電源電池とをそれぞれ内蔵する。収納ケースには、音響変換器の音響的出力を収納ケース外に放音する放音孔が設けられる。そして、その放音孔は、左右の耳に向かい電波を放出する角度に多数配置される。また、収納ケースには首かけが設けられており、使用者は首かけを首にかけて収納ケースを首からぶら下げて使用する。使用者は、随時、上記携帯用聴覚機能回復訓練器を携行しつつ単にスイッチをON,OFF操作するのみで、居ながらにして必要な時に任意の場所で音波加療が行える。
実公平01−040499号公報
上述の携帯用聴覚機能回復訓練器は、音波を出力する収納ケースを使用者が首にかけ、ぶら下げて使用する。したがって、使用者が歩行等何らかの動作をしていると、首かけを通じて収納ケースが揺れる。この場合、耳に安定して所望の音波を与えることができない。
また、難聴等の聴覚障害を持つ者、及び難聴等の聴覚障害を持つ可能性のある老人の聴覚に対して、経験的に耳孔に指を出し入れして圧刺激することにより聴覚機能を維持、又は回復させる方法も提案されている。
そこで、本発明は、耳孔を通じて耳内部へ圧刺激等の刺激を与えて聴覚機能を維持、又は回復させる聴覚刺激装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の聴覚刺激装置は、第1の管と、上記第1の管の先端に設けられる袋体と、上記袋体を耳孔へ取り付ける取付部材と、上記第1の管と接続され、上記第1の管の内部の圧力を増減させる圧力生成部と、を備え、上記袋体は、上記第1の管を通じて伝達される圧力に応じて拡張・拡縮して耳の内部へ刺激を与えることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記圧力生成部は、流体を循環させる循環経路を構成し、上記循環経路の途中の位置で上記第1の管と接続される第2の管と、上記流体に脈動する圧力を与えて上記流体を上記第2の管の前記循環経路で循環させるポンプと、を備え、上記流体に与えられた脈動する圧力は、上記第1の管の内部へ伝達されることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第2の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整する第1の断面積調整部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第1の断面積調整部は、上記第2の管における所定位置、又は所定区間を挟み込んで押し潰す度合いを調整可能な挟持部材により構成され、上記挟持部材の挟み込んで押し潰す度合いを調整することにより上記第2の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整することを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記圧力供給部は、上記第1の管と接続されるシリンダと、上記シリンダ内を往復移動して上記第1の管の内部へ脈動する圧力を伝達するピストンと、上記ピストンを往復移動させる駆動部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第1の管の内部には、上記流体として液体が注入され、上記第1の管の液位が、上記第1の管の先端から離れていることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第1の管の内部へ伝達される圧力が最大になった場合でも、上記第1の管の液位が、上記第1の管の先端から離れていることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記液体は、粘性があることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記液体は、グリセリンを含むことを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記液体は、抗菌性を有することを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第1の管の内部には、上記流体として気体が充填されることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、少なくとも上記第1の管の内部の流体を冷却する冷却部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第1の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整する第2の断面積調整部を備えたことを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記第2の断面積調整部は、上記第1の管における所定位置、又は所定区間を挟み込んで押し潰す度合いを調整可能な挟持部材により構成され、上記挟持部材の挟み込んで押し潰す度合いを調整することにより上記第1の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整することを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記袋体は、上記第1の管の先端で弛んだ状態で接続されることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記袋体は、弾性材質により形成されることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記取付部材は、耳の凹凸部分と係合可能な形状を有する取付本体部と、上記取付本体部内部において上記第1の管及び袋体を貫通させて上記取付本体部の先端から少なくとも上記袋体を突出させるように上記第1の管及び袋体を取付可能な取付孔と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の聴覚刺激装置において、上記取付部材は、上記取付本体部を耳へ押し付けて上記取付本体部が耳の凹凸部分と係合する状態を保持する保持部を備えることを特徴とする。また、上記取付部材は、外耳道を外気から遮断することができる機能・構造を有することが好ましい。
本発明の聴覚刺激装置によれば、耳孔を通じて耳内部へ刺激を与えて聴覚機能を維持、又は回復させるという優れた効果を奏し得る。
本発明の第1実施形態における聴覚刺激装置の概略図である。(a)は、本発明の第1実施形態における聴覚刺激装置であり、(b)は、取付部材の断面図である。 ポンプの動作により生成される圧力の大きさと時間の関係を示すグラフである。(a)はポンプの動作のみのグラフであり、(b)はポンプの動作に加えて、断面積調整部により管の断面積を調整した際のグラフである。 本発明の第1実施形態における袋体の動作を(a)〜(e)の順に時系列に並べた動作概要図である。 本発明の第1実施形態における袋体を耳に取り付けた際の動作の概要を示す動作概要図である。(a)は袋体の膨張時を示し、(b)は袋体の収縮時を示す。 本発明の第1実施形態における断面積調整部の側面図である。 本発明の第2実施形態における聴覚刺激装置の概略図である。 本発明の第3実施形態における聴覚刺激装置の概略図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態における聴覚刺激装置1を以下説明する。聴覚刺激装置1は、耳孔を通じて耳内部(例えば、鼓膜、耳小骨および蝸牛管等)へ刺激を与えて人90の聴覚機能を維持させるものである。すなわち、聴覚刺激装置1は、例えば、圧振動等により耳内部へ刺激を与えて、老化していく伝音および感覚性聴覚を活性化させる。また、聴覚刺激装置1は、人90が難聴である場合、耳孔を通じて耳内部(例えば、鼓膜、耳小骨および蝸牛管等)へ刺激を与えて人90の聴覚機能の回復を促進させることもできる。そして、聴覚刺激装置1は、人90の耳91に取り付けて使用する。そのような聴覚刺激装置1は、図1(a)に示すように、圧力生成部10と、管14と、袋体16と、取付部材17とを備える。
圧力生成部10は、管14と接続され、管14の内部の圧力を増減させるものである。その意味で、圧力生成部10は、圧力増減部と称してもよい。すなわち、圧力生成部10は、脈動する圧力を生成する。具体的に圧力生成部10は、管11と、ポンプ12と、断面積調整部13とを備える。管11は、流体を循環させる循環経路を構成するものである。なお、聴覚刺激装置1において流体は、液体、及び気体の両方を含むが、以下において流体は液体であるものとして説明する。
ポンプ12は、液体を管11の循環経路で循環させるものである。そして、ポンプ12は、管11の内部の液体に脈動する圧力を与えて、流体を循環させる。このようなポンプ12として、例えば、リングポンプが一例として想定されるが、これに限定されるものではなく、その他のポンプであってもよい。
断面積調整部13は、管11の所定位置又は所定区間における液体が通過する断面積である液体通過断面積の大きさを調整するものである。具体的に断面積調整部13は、例えば、管11の外周側から管11を挟み込んで押し潰す(図示しない)挟持部材により構成される。この挟持部材は、管11の押し潰し量を調整して、液体通過断面積の大きさを調整することができる。例えば、区間Aにおける液体通過断面積の大きさを小さくすると、管11の内部の流体の圧力が大きくなる。一方、区間Aにおける液体通過断面積の大きさを大きくすると、管11の内部の流体の圧力が小さくなる。すなわち、断面積調整部13は、液体通過断面積を調整することで、管11内部の圧力の大きさを調整する。
図1(a)に示すように、聴覚刺激装置1において管14と、袋体16と、取付部材17とは、右耳及び左耳に対応するものがそれぞれ1つずつある。なお、聴覚刺激装置1は、この態様に限定されるものではなく、管14と、袋体16と、取付部材17とは、1つのみであってもよい。
管14は、管11が構成する循環系路の途中の位置で管11と接続される。管11と管14とが接続される位置を接続点19と以下呼ぶ。管14が管11と接続されると、管14の内部には、管11を循環する液体が流れ込む。管14の接続点19からの水位が、所定の水位になるまで液体は流れ込む。そして、管11の内部における脈動する圧力は、流れ込んだ液体を通じて管14の内部に伝達される。
断面積調整部15は、管14の所定位置又は所定区間の液体通過断面積の大きさを調整するものである。断面積調整部15は、断面積調整部13の代わりに設けてもよいし、断面積調整部13に加えて別途追加してもよい。
袋体16は、袋状の部材である。袋体16は、管14の先端に設けられる。袋体16は、管14と一体形成されるものであってもよい。また、袋体16は、管14とは別部材として管14と管14先端で接続されるものであってもよい。聴覚刺激装置1を人90の耳91に取り付ける際には、袋体16を人の耳孔へ挿入する。
取付部材17は、袋体16を耳91に取り付ける部材である。取付部材17は、図1(b)の取付部17の断面図に示すように、取付本体部17aと、取付孔17bとを備える。取付本体部17aは、耳(耳道)の凹凸部分と係合可能な形状を有している。取付本体部17aの形状は、外耳の入り口に向かって差し込むと、外耳道の入り口周囲の耳の凹凸部分と係合する略半球形状が一例として挙げられるが、これに限定されるものではない。
取付孔17bは、取付本体部17aを貫通する孔である。取付孔17bは、例えば、取付本体部17aの高さ方向へ延びるように取付本体部17aの略中心に設けられる。管14及び袋体16は、取付孔17bに差し込んで貫通させることにより取り付けられる。取付孔17bに管14及び袋体16を貫通させるように通して取付本体部17aの先端から少なくとも袋体16を突出させる。管14の先端付近に袋体16を被せた状態で取付孔17bに管14及び袋体16を貫通させると、袋体16は取付孔17bの内周面と管14の外周面とで挟持される。
以上のような取付部材17は耳91に取り付けると、袋体16が耳孔へ挿入された状態を保持する。
なお、取付部材17が耳91から外れないように、図1(a)に示す保持部材170を用いて取付部材17を耳に保持させるようにしてもよい。保持部材170は、取付本体部17を耳へ押し付けて取付本体部17aが耳91の凹凸部分と係合する状態を保持するものである。保持部材170は、両耳の外側から顔の側面を挟持するようなヘッドホンタイプのものが一例として想定されるが、これに限定されるものではない。
管14の内部に伝達される脈動する圧力は、袋体16に伝達される。袋体16は、その脈動する圧力に応じて拡張・拡縮する。拡張・拡縮の態様として、膨張・収縮が一例として想定され、以下において袋体16は、膨張・収縮するものとして説明する。上記のように耳孔へ挿入される袋体16は、膨張・収縮により耳の内部へ刺激を与える。これにより、外耳道に圧振動を与えることにより、鼓膜、耳小骨、蝸牛管へ刺激を与えることができる。その結果、それらの運動機能が回復され、聴覚機能が回復される。なお、外耳道に与える圧振動の周波数として、略1〜3(Hz)が想定され、これに対応する脈圧が圧力生成部10で生成される。
袋体16へ伝達される圧力の上限値が大き過ぎると、袋体16にかかる負荷が大きくなって、袋体16を破裂させたり、袋体16の部材寿命を短くさせてしまったりする。一方で、袋体16へ伝達される圧力の上限値が小さ過ぎると、袋体16が所望の膨張をしない。このため、袋体16へ伝達される圧力は、所定の範囲内になるように調整される。所定の範囲内とは、袋体16の部材の構造から想定される適正な膨張・収縮に対応する圧力の範囲を言う。
また、管11の内部で循環させる液体として、例えば、少なくとも水よりも粘度が高い液体が好ましい。この理由を以下説明する。管11の内部の液体が水である場合、例えば上記のようなリングポンプで循環されると、水が泡立つ可能性がある。水が泡立つと循環される水に多量の空気が含まれる。この場合、ポンプ12が管11の内部の水に所望の脈動する圧力を与えることができない。そして、袋体16へ伝達される変動圧力も所定の範囲内でなくなり、袋体16に十分な膨張・収縮をさせることができない。一方、管11の内部の液体を年度の高い液体とした場合、リングポンプで循環させても液体の泡立ちを防止することができる。以上のような理由から、管11の内部で循環させる液体として、例えば、少なくとも水よりも粘度が高い液体が好ましい。
また、管11の内部で循環させる液体として、雑菌が繁殖しづらい性質を有する抗菌性液体が好ましい。聴覚刺激装置1の清潔性を保つと共に、管11の内部において雑菌が余計な水流抵抗となることを防止するためである。
<脈動する圧力について>
ここで、図2を参照して、圧力生成部10における脈動を有する圧力を説明する。図2(a)は、ポンプ12の動作により生成される圧力の大きさと時間の関係を示す。ポンプ12が時刻T0に動作を開始したとする。そして、ポンプ12は、管11の内部の液体に対して、例えば、図2(a)に示すような波形を有する脈動する圧力を与えるように動作する。すなわち、時刻T1、T3、T5、T7で最大圧力P1となり、時刻T0、T2、T4、T6で最小圧力P2となるような脈動する圧力を液体に与えるようにポンプ12は動作する。
上記ポンプ12単独で与える波形の圧力では、袋体16へ伝達される圧力が十分な圧力でないため、袋体16に適正な膨張・収縮をさせることができないことがある。この場合、断面積調整部13又は断面積調整部15で管11又は管14の所定位置又は所定区間の液体通過断面積の大きさを調整する必要がある。
上記ポンプ12単独で与える波形の圧力では、袋体16へ伝達される圧力が小さい場合、断面積調整部13で管11における所定位置又は所定区間の液体通過断面積の大きさを小さくする。この場合、ポンプ12は、図2(b)に示すような脈動を有する変動圧力を液体に与えるように動作する。すなわち、時刻T1、T3、T5、T7で最大圧力P3(P3>P1)となり、時刻T0、T2、T4、T6で最小圧力P4(P4>P2)となるような脈動する圧力を液体に与えるようにポンプ12は動作する。
以上のように、断面積調整部13又は断面積調整部15で液体通過断面積の大きさを調整することにより、圧力生成部10で様々な波形の圧力を生成することができる。これにより、所望する圧力を圧力生成部10で細かく調整することができる。
<袋体の動作について>
次に、図2〜図4を参照して、袋体16の動作を説明する。図3は、袋体16の動作変化を示す。図3(a)に示すように、聴覚刺激装置1(又は、ポンプ12)が停止している状態では、管14には、管14先端から所定距離L1離れた位置まで液体が管11から流れ込んだ態様になっている。この状態において袋体16へ伝達される圧力は小さいため、袋体16は、弛んだ状態、又は収縮した状態になっている。
次に、聴覚刺激装置1が稼働を開始すると、ポンプ12は、管11の内部を循環する液体に脈動を有する圧力を与えるように動作する。液体を介して管11の内部中において伝達される圧力は、接続点19を通って管14の内部に伝達される。
管14の内部に脈動する圧力が伝達されるが、その脈動する圧力が図2(b)のような波形であり、例えば、時刻T2〜時刻T3においておける圧力に注目して説明する。時刻T2で管14の内部の圧力は最小になっている。そこから時間経過とともにだんだん管14の内部の圧力が上昇する。この場合、管14の内部でだんだん液面が上昇する。そして、時刻T(図2(b)参照)で液面が管14先端から所定距離L2離れた位置まで上昇する。液面が上昇すると、液面がピストンのような役割を果たして、図3(b)に示すように、袋体16が膨張し始める。そして、時刻T3で伝達される圧力が最大になると、管14先端から所定距離L3離れた位置までの液面が上昇する。この場合、図3(c)に示すように、袋体16が完全に膨張する。
次に、以上のような動作をする聴覚刺激装置1を耳91に取り付けた際に耳へ与える影響について図4を参照して説明する。聴覚刺激装置1を耳91に取り付ける際に、取付部17を耳孔92に嵌め込まれるように押しこむと、図4(a)及び図4(b)に示すように、袋体16が耳孔92に挿入される態様で聴覚刺激装置1は耳に取り付けられる。
図4(a)及び図4(b)に示すように、この袋体16が弛んだ状態から膨張状態になると、袋体16は耳孔92を通じて耳の内部へ圧迫を与える。この圧迫が耳の内部へ刺激を与えることになり、聴覚刺激装置1の装着者の聴力機能を維持させるように働く。また、聴覚刺激装置1の装着者が難聴等の聴覚障害を持つ場合、上記圧迫による耳の内部へ刺激は、その者の聴力機能の回復を促進させる。
また、袋体16が図3(a)から図3(c)(図4(a)から図4(b))の状態へ膨張変化するに伴って、袋体16の表面が弛んだ状態から張っていく際に音が発される。この音も耳へ刺激を与えることになり、聴覚刺激装置1の装着者の聴力機能を維持、又は回復させる。
なお、袋体16が弛んだ状態から張っていく際の音が、例えば、約300〜30000(Hz)の範囲の音波又は超音波となるよう袋体16の素材、及び弛み具合を含む袋体16の形状を設計することが好ましい。音の面でも、より一層、聴覚機能の維持、又は回復を促進させるためである。また、袋体16が膨張した際に耳を傷付けないように保護するため、袋体16は弾性を有する材質、柔軟性ある材質(例えば、ゴム系樹脂)で形成されることが好ましい。また、弾性を有する材質で袋体16を形成すると、弾性を有しない材質で袋体16を形成した場合に比べて、大きな圧力を加えた場合の膨張の度合いが大きいので、袋体16を小さいサイズにしても所望の膨張・収縮を実現することができる。このため、弾性を有する材質で袋体16を形成することは好ましい。
また、図3(c)に示すように、伝達される圧力が最大になった場合でも、液面が管14先端から所定距離L3(L3>0)離れた位置までしか上昇させないようにすることが好ましい。その理由は、袋体16が何らかの理由により破損した場合に、耳の内部に液体が流入することを防止するためである。このような観点から、管14先端からの所定距離L3は決定される。
なお、上記とは異なり、聴覚刺激装置1の管14の先端まで液体が充填される態様であってもよい。そのような態様も本発明は含む。ただし、その場合、上記とは別のその他の手段により耳の内部に液体が流入することを防止するようにすることが好ましい。仮に、袋体16が破損しても交換すればよい。
伝達される圧力が減少すると、図3(d)に示すように、液面が下降する。そして、時刻T'(図2(b)参照)で液面が管14先端から所定距離L4離れた位置まで下降する。液面が下降すると、袋体16に伝達される圧力が減少するため、袋体16が収縮し始める。そして、時刻T4で伝達される圧力が最小になると、管14先端から所定距離L1離れた位置までの液面が下降する。この場合、図3(e)に示すように、袋体16は弛んだ状態、又は収縮した状態になる。
なお、袋体16が図3(c)から図3(e)(図4(b)から図4(a))の状態へ収縮変化するに伴って、袋体16の表面が張った状態から弛んでいく際に音が発される。この音も耳へ刺激を与えることになり、聴覚刺激装置1の装着者の聴力機能を回復させる。この音も、上記図3(a)〜図3(c)の場合と同様に、約300〜30000(Hz)の範囲の音波又は超音波となることが好ましい。
ポンプ12が動作し続ける間、袋体16は、以上の動作を繰り返し行う。以上の動作が繰り返し行われる間、袋体16が膨張する際の耳への圧迫、及び袋体16が膨張・収縮する際の音が繰り返し耳へ刺激として与えられる。
また、袋体16が膨張・収縮する過程で、段々取付部材17が耳91から外れることが想定される。取付部材17が耳91から外れることを防止するため、図1(a)に示す保持部材170を用いて取付部材17を耳に押し付ければよい。
<断面積調整部について>
図5を参照して、本発明の実施の形態における断面積調整部13を以下説明する。断面積調整部13は、例えば、管保持体130と、調節ローラ133と、調節ローラ案内部134とにより構成される。
管保持体130は、底板131と、起立部132とにより構成される。底板131は、管11を底板131の長手方向へ沿って底板131表面に載せるものである。起立部132は、底板131の長手方向に沿った両端から起立する1対の側壁である。管保持体130は、底板131と、起立部132とで断面が略コの字形状になる。
調節ローラ133は、調節ローラ案内部134によって案内されるローラである。調節ローラ案内部134は、例えば、起立部132の内側表面に設けられたラック型の案内溝134aである。この案内溝134aは、調節ローラ133の中心軸に設けられたピニオン型の案内ローラ133aと係合する。
具体的にピニオン型の案内ローラ133aは、案内溝134aの走行面134bに設けられたラック溝と係合して走行可能な状態になる。案内ローラ133aを挟んで走行面134bと対向する案内ローラ保持面134cは、案内ローラ133aが案内溝134aから脱線しないよう案内ローラ133aを案内溝134aに保持する。
ラック型の案内溝134aが延びる方向と、底板131に載せられた管11が延びる方向とが所定の角度θ(θ>0)を成すように、ラック型の案内溝134aと底板131とは形成される。
このようにすれば、調節ローラ133を管保持体130の後端130bへ向かって走行させた場合、図5に示すように、調節ローラ133の周面と底板131の内周面との距離がだんだん狭くなっていく。調節ローラ133を管保持体130の後端130bへ向かって走行させれば、底板131に載せられた管11は、例えば、管11の区間Bのように、調節ローラ133の周面と底板131の内周面とに挟まれて押し潰される度合いが大きくなっていく。管11の押し潰される度合いが大きくなると、管11の断面積が小さくなる。
一方、調節ローラ133を管保持体130の先端130aへ向かって走行させれば、図5に示すように、調節ローラ133の周面と底板131の内周面との距離がだんだん広くなっていく。調節ローラ133を管保持体130の先端130aへ向かって走行させれば、底板131に載せられた管11は、例えば、管11の区間Cのように、調節ローラ133の周面と底板131の内周面とに挟まれて押し潰される度合いが小さくなっていく。管11の押し潰される度合いが小さくなると、管11の断面積が大きくなる。
以上のような断面積調整部13として、例えば、ローラクランプが一例として想定されるが、これに限定されるものではなく、その他の機構であってもよい。
<第2実施形態>
図6を参照して、本発明の実施の形態における聴覚刺激装置2を以下説明する。聴覚刺激装置2も、聴覚刺激装置1と同様に人90の聴覚機能を維持、又は回復を促進させるものである。そして、聴覚刺激装置2は、人90の耳91に取り付けて使用する。そのような聴覚刺激装置2は、図6に示すように、圧力生成部20と、管24と、袋体26と、取付部材27とを備える。
聴覚刺激装置2における管24と、断面積調整部25と、袋体26と、取付部材27とは、それぞれ聴覚刺激装置1における管14と、断面積調整部15と、袋体16と、取付部材17と同様のものであり、上記で既に説明済みであるため、その説明を省略する。
聴覚刺激装置2と聴覚刺激装置1との相違点は、圧力生成部20と圧力生成部10の構成である。圧力生成部20は、ピストン21と、シリンダ22と、アクチュエータ23と、断面積調整部25とにより構成される。
ピストン21は、シリンダ22に対応するものである。シリンダ22は、自身の先端部22aにおける開口において管24の後端24aに接続される。アクチュエータ23は、シリンダ22内においてシリンダ22の内周面の高さ方向に沿ってピストン21を往復移動させるものである。
管24の内部には、液体が注入されている。そして、アクチュエータ23によってピストン21が復路方向(矢印D方向)へ移動すると、シリンダ22の内部の液体が管24の内部に押し出されて液面24bが上昇する。これにより、袋体26は加圧されて膨張する。
一方、アクチュエータ23によってピストン21が復路方向(矢印E方向)へ移動すると、管24の内部の液体がシリンダ22の内部に流れ込み液面24bが下降する。これにより、袋体26は減圧されて収縮する。
なお、管24の内部に注入される液体の量は、例えば、図6に示すように、ピストン21がシリンダ22の先端部22aに達した際、管24の内部の液面の位置が管24の先端より所定距離L5離れた位置になるような量が想定される。袋体26が破損等した際に、液体が耳91に流入することを防止するためである。しかしながら、液面の位置は、そのような態様に限定されるものではない。すなわち、管24の先端まで液体が充填される態様であってもよい。
ピストン21の往復移動によって液体も同様に往復移動すると、袋体26は加圧又は減圧される。これにより、袋体26は膨張・収縮する。
<第3実施形態>
図7を参照して、本発明の実施の形態における聴覚刺激装置3を以下説明する。聴覚刺激装置3も、聴覚刺激装置1と同様に人90の聴覚機能を維持させ、又は回復を促進させるものである。聴覚刺激装置3は、図7に示すように、圧力生成部30と、管34と、袋体36と、取付部材37、冷却部38とを備える。
聴覚刺激装置3における圧力生成部30と、管34と、袋体36と、取付部材37とは、聴覚刺激装置1における圧力生成部10と、管14と、袋体16と、取付部材17と同様のものであり、上記において既に説明済みであるため、その説明を省略する。
聴覚刺激装置3は、聴覚刺激装置1と違って冷却部38を備える。聴覚刺激装置3は、流体として気体を想定したものである。ポンプ32により加圧されると、管34の内部及び圧力生成部30における管31の内部の気体は温度が上昇し膨張する。気体が膨張すると、ポンプ32により加圧しても脈動する圧力を気体に与えにくい。また、聴覚刺激装置3全体の温度が上昇して、人90は聴覚刺激装置3を使いにくくなる。
このようなことを防止するため、冷却部38が設けられる。冷却部38は、管34の内部及び圧力生成部30における管31の内部の気体を冷却する。これにより、上記のような気体の温度上昇、及び膨張を防止することができる。
聴覚刺激装置3における各部の動作は、聴覚刺激装置1と同様であり、既に上記で説明済みであるため、その説明を省略する。
なお、聴覚刺激装置2における流体を気体にした場合も、上記聴覚刺激装置3のように、冷却部を設けてシリンダに接続される管の内部の気体の温度上昇、及び膨張を防止するようにしてもよい。このようなものも本発明の範囲に含まれる。また、流体として液体を採用した聴覚刺激装置1及び聴覚刺激装置2においても冷却部を設ける構成も本発明に含まれる。
以上説明した聴覚刺激装置1〜3を比較すると、聴覚刺激装置1が一番ポンプの動作音が装着者の耳に伝わる度合いを低減することができる。聴覚刺激装置1は、ポンプの動作音の伝播媒質が液体であると共に、管14は循環系路を構成する管11から分岐する態様であるため、ポンプの動作音が耳に達する前に減衰するからである。
以上説明した聴覚刺激装置1〜3によれば、脈圧による刺激で耳の各部(鼓膜、耳小骨等)の運動を回復させることができる。また、聴覚刺激装置1〜3によれば、耳管の空気の流れ及び鼓膜の振動を良くし、蝸牛管を振動させることにより内液のリンパを振動させることができる。これにより、感覚細胞(有毛細胞)を動かし、その機能の低下を防ぐという優れた効果を奏することができる。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
1、2、3 聴覚刺激装置
10、20、30 圧力生成部
11、14、21、24、31、34 管
12、32 ポンプ
13、15、25 断面積調整部
16、26、36 袋体
17、27、37 取付部材
19 接続点
21 ピストン
22 シリンダ
22a 最上部
23 アクチュエータ
38 冷却部
130 管保持体
131 底板
132 起立部
133 調節ローラ
133a 案内ローラ
134 調節ローラ案内部
134a 案内溝
134b 走行面

Claims (18)

  1. 第1の管と、
    前記第1の管の先端に設けられる袋体と、
    前記袋体を耳孔へ取り付ける取付部材と、
    前記第1の管と接続され、前記第1の管の内部の圧力を増減させる圧力生成部と、
    を備え、
    前記袋体は、前記第1の管を通じて伝達される圧力に応じて拡張・拡縮して耳の内部へ刺激を与えることを特徴とする、
    聴覚刺激装置。
  2. 前記圧力生成部は、
    流体を循環させる循環経路を構成し、前記循環経路の途中の位置で前記第1の管と接続される第2の管と、
    前記流体に脈動する圧力を与えて前記流体を前記第2の管の前記循環経路で循環させるポンプと、
    を備え、
    前記流体に与えられた脈動する圧力は、前記第1の管の内部へ伝達されることを特徴とする、
    請求項1に記載の聴覚刺激装置。
  3. 前記第2の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整する第1の断面積調整部を備えたことを特徴とする、
    請求項2に記載の聴覚刺激装置。
  4. 前記第1の断面積調整部は、前記第2の管における所定位置、又は所定区間を挟み込んで押し潰す度合いを調整可能な挟持部材により構成され、
    前記挟持部材の挟み込んで押し潰す度合いを調整することにより前記第2の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整することを特徴とする、
    請求項3に記載の聴覚刺激装置。
  5. 前記圧力供給部は、
    前記第1の管と接続されるシリンダと、
    前記シリンダ内を往復移動して前記第1の管の内部へ圧力を伝達するピストンと、
    前記ピストンを往復移動させる駆動部と、
    を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の聴覚刺激装置。
  6. 前記第1の管の内部には、前記流体として液体が注入され、
    前記第1の管の液位が、前記第1の管の先端から離れていることを特徴とする、
    請求項1〜5に記載の聴覚刺激装置。
  7. 前記第1の管の内部へ伝達される圧力が最大になった場合でも、前記第1の管の液位が、前記第1の管の先端から離れていることを特徴とする、
    請求項6に記載の聴覚刺激装置。
  8. 前記液体は、粘性があることを特徴とする、
    請求項6及び7のいずれかに記載の聴覚刺激装置。
  9. 前記液体は、グリセリンを含むことを特徴とする、
    請求項6〜8のいずれかに記載の聴覚刺激装置。
  10. 前記液体は、抗菌性を有することを特徴とする、
    請求項6〜9のいずれかに記載の聴覚刺激装置。
  11. 前記第1の管の内部には、前記流体として気体が充填されることを特徴とする、
    請求項1〜5に記載の聴覚刺激装置。
  12. 少なくとも前記第1の管の内部の流体を冷却する冷却部を備えたことを特徴とする、
    請求項1〜11に記載の聴覚刺激装置。
  13. 前記第1の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整する第2の断面積調整部を備えたことを特徴とする、
    請求項1〜12に記載の聴覚刺激装置。
  14. 前記第2の断面積調整部は、前記第1の管における所定位置、又は所定区間を挟み込んで押し潰す度合いを調整可能な挟持部材により構成され、
    前記挟持部材の挟み込んで押し潰す度合いを調整することにより前記第1の管における所定位置、又は所定区間の流体通過断面積の大きさを調整することを特徴とする、
    請求項13に記載の聴覚刺激装置。
  15. 前記袋体は、前記第1の管の先端で弛んだ状態で接続されることを特徴とする、
    請求項1〜14に記載の聴覚刺激装置。
  16. 前記袋体は、弾性材質により形成されることを特徴とする、
    請求項1〜15に記載の聴覚刺激装置。
  17. 前記取付部材は、
    耳の凹凸部分と係合可能な形状を有する取付本体部と、
    前記取付本体部内部において前記第1の管及び袋体を貫通させて前記取付本体部の先端から少なくとも前記袋体を突出させるように前記第1の管及び袋体を取付可能な取付孔と、
    を備えることを特徴とする、
    請求項1〜16のいずれかに記載の聴覚刺激装置。
  18. 前記取付部材は、
    前記取付本体部を耳へ押し付けて前記取付本体部が耳の凹凸部分と係合する状態を保持する保持部を備えることを特徴とする、
    請求項17に記載の聴覚刺激装置。
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