JP2017121875A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 カーカスプロファイルの改善により、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化を図る。【解決手段】 タイヤ偏平率が40〜45%である。カーカス6の半径方向外側に内外のベルトプライ7A、7Bからなるベルト層7を具える。正規リムに装着されかつ正規内圧が充填された基準状態において、カーカスラインJは、式(1)〜(3)を充足するプロファイルを有する。0.24<DZ/AZ<0.28 −−−(1)0.75<BY/CY<0.86 −−−(2)0.89<BZ/AZ<0.93 −−−(3)【選択図】図2

Description

本発明は、カーカスプロファイルを改善することにより、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化を図りうる空気入りタイヤに関する。
車両の低燃費性能を向上させるために、タイヤの軽量化が望まれる。このタイヤの軽量化に対しては、従来より、例えばゴムゲージ厚を薄くしたり、またタイヤ構成部材(例えばカーカスプライやベルトプライ等)の使用量を減じるなどの手段がとられている。しかしながら、このような従来の手段では、不用意にゴムゲージ厚やタイヤ構成部材の使用量を減少させた場合、それに伴い、タイヤ剛性、特に横バネ定数が減じ、操縦安定性を低下させるという問題が生じる。
このような状況に鑑み本発明者が研究した結果、ある特定のカーカスプロファイルを採用した場合、横バネ定数を高く確保でき、操縦安定性の低下を抑えながらタイヤの軽量化を図りうることを見出し得た。
なお下記の特許文献1、2等には、カーカスプロファイルを特定することにより、転がり抵抗を低減した空気入りタイヤが提案されているが、軽量化に対しての記載はない。
特開2010−254249号公報 特開2010−247705号公報
そこで発明は、カーカスプロファイルを改善することにより、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化を図りうる空気入りタイヤを提供することを課題としている。
本発明は、トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカス本体部を有するカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内部に配されるベルト層とを具えた空気入りタイヤであって、
前記ベルト層は、半径方向内外で重置される2枚のベルトプライからなり、かつタイヤ偏平率を40〜45%とするとともに、
正規リムに装着されかつ正規内圧が充填された基準状態において、前記カーカス本体部のカーカスラインは、
カーカスラインがタイヤ赤道と交わる点を赤道点A、カーカスラインが前記外のベルトプライの外端を通る半径方向線と交わる点をベルト端側点B、カーカスラインがタイヤ軸方向外側に最も張り出す点を最大巾点C、カーカスラインがリム径及びリム巾の基準となるリムヒール点Rを通る半径方向線と交わる点をビード側点Dと定義したとき、
リムヒール点Rからビード側点Dまでの半径方向距離DZ、リムヒール点Rから赤道点Aまでの半径方向距離AZ、リムヒール点Rからベルト端側点Bまでの半径方向距離BZ、タイヤ赤道からベルト端側点Bまでのタイヤ軸方向距離BY、タイヤ赤道から最大巾点Cまでのタイヤ軸方向距離CYが、次式(1)〜(3)を充足することを特徴としている。
0.24<DZ/AZ<0.28 −−−(1)
0.75<BY/CY<0.86 −−−(2)
0.89<BZ/AZ<0.93 −−−(3)
本発明に係る空気入りタイヤでは、前記カーカスのタイヤ軸方向外側に、カーカスラインを拘束するサイド補強層を具え、該サイド補強層により、前記カーカスラインは、リムヒール点Rから最大巾点Cまでの半径方向距離CZが、次式(4)を充足することが好ましい。
50<CZ/AZ<0.58 −−−(4)
本発明に係る空気入りタイヤでは、前記サイド補強層は、長さ方向に引き揃えた補強コードがゴム被覆された小巾帯状のゴムストリップを、タイヤ軸芯を中心として渦巻き状に連続して巻き付けることにより形成されることが好ましい。
本発明に係る空気入りタイヤでは、前記サイド補強層の半径方向外端は、リムヒール点Rからの半径方向高さHoが、前記半径方向距離AZの60%以下、かつサイド補強層の半径方向内端は、リムヒール点Rからの半径方向高さHiが、リムフランジ高さHf以下であることが好ましい。
本発明に係る空気入りタイヤでは、前記基準状態において、前記タイヤ軸方向距離CYに対するタイヤ赤道からのタイヤ軸方向距離の比がyであるタイヤ軸方向位置をP
各タイヤ軸方向位置Pにおける、カーカスの外表面からトレッド部の外表面までのタイヤ半径方向距離であるトレッド厚さをt(y)としたとき、
次式(5)で示されるトレッド厚さ分布曲線f(y)において、
f(y)=1−t(y)/t(0) −−−(5)
y=0.4の時の、f(y)は0.03〜0.06の範囲であり、
しかもトレッド厚さ分布曲線f(y)は、yに関する変化率がy=0.4まで増加する増加領域と、y=0.4から減少する減少領域とを有することが好ましい。
本発明に係る空気入りタイヤでは、前記トレッド厚さ分布曲線f(y)において、
y=0.3の時の、f(y)は0.01〜0.03、
y=0.5の時の、f(y)は0.06〜0.105、
の範囲であることが好ましい。
本発明に係る空気入りタイヤでは、前記トレッド厚さ分布曲線f(y)において、
y=0.5の時のf(y)と、y=0.7の時のf(y)との差f(0.7)−f(0.5)は、−0.02〜0.02の範囲であることが好ましい。
ここで、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim" 、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。また前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE"を意味するが、乗用車用タイヤの場合には180kPaとする。
本明細書では、特に断りがない限り、タイヤの各部の寸法等は、基準状態において特定される値とする。
本発明は叙上の如く、リムヒール点Rからビード側点Dまでの半径方向距離DZ、リムヒール点Rから赤道点Aまでの半径方向距離AZ、リムヒール点Rからベルト端側点Bまでの半径方向距離BZ、タイヤ赤道からベルト端側点Bまでのタイヤ軸方向距離BY、タイヤ赤道から最大巾点Cまでのタイヤ軸方向距離CYが、次式(1)〜(3)を充足するカーカスプロファイルを具える。
0.24<DZ/AZ<0.28 −−−(1)
0.75<BY/CY<0.86 −−−(2)
0.89<BZ/AZ<0.93 −−−(3)
ここで、同一サイズ(タイヤ最大巾、タイヤ断面高さ、及びタイヤ外径が同一のタイヤにおいて、タイヤ赤道上でのトレッド厚さ、及び最大巾の位置でのサイドウォール厚さを同じとした場合、比DZ/AZが0.28以上になると、ビード部及びその周辺の厚さが増加するため、軽量化が難しくなる。逆に、比DZ/AZが0.24以下になると、ビード部及びその周辺の厚さの減少に伴ってビード剛性が減じるため、操縦安定性の低下を招く。
また、比BY/CYが0.86以上になると、ベルト巾が大となり比重が大きいベルトプライの部材量が増加するため、軽量化が難しくなる。逆に、比BY/CYが0.75以下になると、ベルト巾が小となってベルト層の面内曲げ剛性が減じるため、操縦安定性の低下を招く。
また、比BZ/AZが0.89以下になる場合、厚さが小な部位であるサイドウォール部の領域が減じる、或いはベルト巾が大となってベルトプライの部材量が増加するため、軽量化が難しくなる。逆に、比BZ/AZが0.93以上になる場合、サイドウォール部の領域が大となってサイド剛性が減じる、或いはベルト巾が小となってベルト層の面内曲げ剛性が減じるため、操縦安定性の低下を招く。
従って、カーカスラインが式(1)〜(3)を充足するプロファイルを有するタイヤは、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化を達成することが可能となる。
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。 カーカスラインのプロファイルを示す断面図である。 (A)、(B)は、比DZ/AZ及び比BY/CYとタイヤ質量及び操縦安定性との関係を示すグラフである。 (A)、(B)は、比DZ/AZ及び比BZ/AZと、タイヤ質量及び操縦安定性との関係を示すグラフである。 (A)、(B)は、比BZ/AZ及び比BY/CYと、タイヤ質量及び操縦安定性との関係を示すグラフである。 (A)、(B)はサイド補強層に用いるゴムストリップの斜視図、及びサイド補強層の側面図である。 トレッド厚さt(y)を説明する断面図である。 (A)、(B)はトレッド厚さ分布曲線f(y)を示すグラフである。 表2に記載のサンプルA1〜A3、B1〜B3のトレッド厚さ分布曲線f(y)を示すグラフである。 (A)〜(D)は、サンプルA1、A2、B1、B2の接地面形状を示す平面図である。 (A)〜(C)はサンプルB2、B4、B5の接地面形状を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、偏平率が40〜45%の偏平タイヤであって、トレッド部2からサイドウォール部3をへてビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6の半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されるベルト層7とを具える。
前記カーカス6は、前記ビードコア5、5間に跨るトロイド状のカーカス本体部6aを有する。本例では、カーカス本体部6aの両端に、ビードコア5の廻りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返して係止される折返し部6bが連設される。またカーカス本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状にのびるビードエーペックスゴム8が配され、ビード部4からサイドウォール部3にかけて補強される。前記カーカス6は、タイヤ赤道Coに対して例えば75〜90゜の角度で配列したカーカスコードを有する1枚以上、本例では1枚のカーカスプライ6Aから形成される。
前記ベルト層7は、半径方向内外で重置される2枚のベルトプライ7A、7Bからなる。外のベルトプライ7Bは、内のベルトプライ7Aよりも例えば5〜15mm程度巾狭であり、これによりベルト端での応力集中が緩和される。また各ベルトプライ7A、7Bは、タイヤ赤道Coに対して例えば10〜35°程度で配列したベルトコードを具える。各ベルトコードは、プライ間相互で交差し、これによりベルト剛性が高まりトレッド部2が補強される。
本例では、前記ベルト層7のタイヤ半径方向外側に、高速耐久性を高める目的で、バンド層9が配される。このバンド層9は、タイヤ赤道Coに対して5°以下の角度で螺旋状に巻回されたバンドコード有する1枚以上、本例では1枚のバンドプライ9Aから形成される。バンドプライ9Aとして、ベルト層7のタイヤ軸方向外端部のみを被覆する左右一対のエッジバンドプライ、及びベルト層7の略全巾を覆うフルバンドプライが適宜採用できる。
カーカスコード及びバンドコードとしては、軽量化の観点から、従来と同様、例えばナイロン、ポリエステル、レーヨン等の有機繊維コードが好適に採用される。またベルトコードとして、操縦安定性の観点から、従来と同様、スチールコード等の金属コードが好適であるが、例えばアラミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のハイモジュラスの有機繊維コードも要求により採用できる。
そして前記空気入りタイヤ1では、正規リム10に装着されかつ正規内圧が充填された基準状態の子午断面において、図2に示すように、前記カーカス本体部6aのカーカスラインJは、次式(1)〜(3)を充足するプロファイルを有する。
0.24<DZ/AZ<0.28 −−−(1)
0.75<BY/CY<0.86 −−−(2)
0.89<BZ/AZ<0.93 −−−(3)
式中、「DZ」は、リムヒール点Rからビード側点Dまでの半径方向の距離を意味する。なお前記「リムヒール点R」は、図1に示すように、正規リム10において、リム径及びリム巾の基準となる点であって、具体的にはリムシート10aとリムフランジのタイヤ軸方向内側面10bとが仮想的に交差する点として定義される。前記「ビード側点D」は、カーカスラインJが、前記リムヒール点Rを通る半径方向線と交わる点として定義される。
「AZ」は、前記リムヒール点Rから赤道点Aまでの半径方向の距離を意味する。なお前記「赤道点A」は、カーカスラインJが、タイヤ赤道Coと交わる点として定義される。
「BZ」は、前記リムヒール点Rからベルト端側点Bまでの半径方向の距離を意味する。なお前記「ベルト端側点B」は、カーカスラインJが、前記外のベルトプライ7Bの外端を通る半径方向線と交わる点として定義される。
「BY」は、タイヤ赤道Coから前記ベルト端側点Bまでのタイヤ軸方向の距離を意味する。
「CY」は、タイヤ赤道Coから最大巾点Cまでのタイヤ軸方向の距離を意味する。前記「最大巾点C」は、カーカスラインJがタイヤ軸方向外側に最も張り出す点として定義される。
ここで、同一サイズのタイヤにおいて、タイヤ赤道Co上でのトレッド厚さt、及び最大巾点Cでのサイドウォール厚さsを同じとした場合、カーカスラインJが式(1)〜(3)を充足するプロファイルを有するタイヤは、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化を達成することができる。なお、同一サイズのタイヤとは、具体的には、例えばISO表示によって定まるタイヤサイズ(断面幅、偏平率、リム径)が同一、即ちタイヤ最大巾、タイヤ断面高さ、及びタイヤ外径が同一のタイヤを意味する。
同一サイズ、かつ前記厚さが同じタイヤの場合、比DZ/AZが大きくなると、それに伴ってビード部4及びその周辺の厚さが増加する。その結果、重量増加を招く。逆に、比DZ/AZが小さくなると、ビード部4及びその周辺の厚さが減少し、それに伴ってビード剛性が減じるため操縦安定性の低下を招く。
また、比BY/CYが大きくなると、ベルト巾が大となり、比重の大きいベルトプライの部材量が増加する。その結果、重量増加を招く。逆に、比BY/CYが小さくなると、ベルト巾が小となってベルト層の面内曲げ剛性が減じるため、操縦安定性の低下を招く。
また、比BZ/AZが小さくなると、厚さが小な部位であるサイドウォール部3の領域が減じる、或いはベルト巾が大となってベルトプライの部材量が増加する。その結果、重量増加を招く。逆に、比BZ/AZが大きくなると、サイドウォール部3の領域が大となってサイド剛性が減少する、或いはベルト巾が小となってベルト層の面内曲げ剛性が減少する。そのため、操縦安定性の低下を招く。
そして前記比DZ/AZ、比BY/CY、比BZ/AZを式(1)〜(3)を満たす範囲に規制することで、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化を図ることが可能となる。
図3〜5に、本発明者が行った表1のテスト結果に基づいて得られた、比DZ/AZ、比BY/CY、比BZ/AZと、タイヤ質量及び操縦安定性との関係が示される。具体的には、タイヤサイズ(225/45R17)及び厚さt、sを一定とし、かつ比DZ/AZ、比BY/CY、比BZ/AZを変化させたタイヤを試作した。そして各試作タイヤのタイヤ質量及び操縦安定性についてテストし、その測定結果を、比DZ/AZ、比BY/CY、比BZ/AZをパラメータとしてグラフ化している。各ドットには、質量又は操縦安定性が指数として並記されている。なお質量は、タイヤ1本当たりの質量を、実施例1を100とした指数で示しており、値が大なほど重い。また操縦安定性は、リム(17×8J)、内圧(230kPa)、荷重(4.5kN)の条件にて測定した横バネ定数を、実施例1を100とした指数で示している。値が大なほど操縦安定性に優れる。図3〜5に示すように、比DZ/AZ、比BY/CY、比BZ/AZと、タイヤ質量及び操縦安定性との間に、上記相関性があることが確認できる。このような相関性は、偏平率45%以下の偏平タイヤにおいて明確に現れる。
なお比DZ/AZが0.28以上になると、軽量化が妨げられかつ転がり抵抗の悪化を招く。逆に比DZ/AZが0.24以下になると、横バネ定数が減じて操縦安定性の低下を招く。また比BY/CYが0.86以上になる、及び比BZ/AZが0.89以下になると、軽量化が妨げられかつ転がり抵抗の悪化を招く。逆に比BY/CYが0.75以下になる、及び比BZ/AZが0.93以上になると、横バネ定数が減じて操縦安定性の低下を招く。
またカーカスラインJでは、前記リムヒール点Rから最大巾点Cまでの半径方向距離CZが、次式(4)を充足することが好ましい。
0.50<CZ/AZ<0.58 −−−(4)
サイドウォール部3に補強コード層がない場合、カーカスラインJの前記最大巾点Cは、ベルト端側点Bとビード側点Dとが決まれば、自然平衡の釣り合い状態によって定まる。この場合、前記比DZ/AZ、比BY/CY、比BZ/AZが式(1)〜(3)の範囲内ならば、比CZ/AZは0.58〜0.63の範囲となる。
しかし本例では、図1に示すように、サイドウォール部3にサイド補強層12を配し、最大巾点Cの位置を、自然平衡の釣り合い状態によって定まる位置よりも半径方向内側にずらし、比CZ/AZを前記式(4)の範囲に設定している。これにより、サイドウォール部3における横剛性を高めて、操縦安定性を向上させている。詳しくは、サイド補強層12を設けて、最大巾点Cを半径方向内側にずらすことにより、サイドウォール部3におけるカーカスラインJの曲率半径を大きく、即ちフラットに近づけることができる。カーカスラインJがフラットに近づくと、カーカスコード長が短くなるためカーカス張力が高まる。その結果、横力が作用してカーカスラインJのプロファイルが左右に変形するときの抗力を高める、即ち横バネ定数を高めることが可能となる。なお比CZ/AZが0.58以上の場合、上記効果が不十分となる。逆に、比CZ/AZが0.50以下の場合、サイド補強層12の部材量が増し軽量化に不利を招く。
本例のサイド補強層12は、図6(A)、(B)に略示するように、長さ方向に引き揃えた補強コード12aがゴム被覆された小巾帯状のゴムストリップ12Aを、タイヤ軸芯iを中心として渦巻き状に連続して巻き付けることにより形成される。このような渦巻き状のサイド補強層12では、サイドウォール部3がタイヤ軸方向外側に変形する際、補強コードに長さ方向の引っ張り力が作用する。そのため、補強コードをバイアス配列させたものに比して、タイヤ軸方向への拘束力を高めることができ、カーカスラインJをフラットに近づけることができる。補強コードとしては、例えばナイロン、ポリエステル、レーヨン等の有機繊維が採用しうるが、好ましくは、アラミド、ポリエチレンナフタレート(PEN)、カーボン、ガラス等のハイモジュラスの繊維コードが採用される。なおゴムストリップ12Aとして、補強コード12aに代えて、短繊維を長さ方向に配勾させても良い。
サイド補強層12の半径方向外端の、リムヒール点Rからの半径方向高さHoは、前記半径方向距離AZの60%以下が好ましい。またサイド補強層12の半径方向内端の、リムヒール点Rからの半径方向高さHiは、リムフランジ高さHf以下であるのが好ましい。
次に、カーカスラインJが前記プロファイルをなすタイヤでは、トレッドゲージをタイヤ軸方向に均一分布した場合、負荷時にショルダー部で接地巾が成長できず、接地長が長くなったり接地圧が高くなる。そして、これに原因してコーナリング時のショルダー摩耗に不利を招く。
そこで本例では、前記基準状態において、次式(5)で規定されるトレッド厚さ分布曲線f(y)を、下記のように規定している。
f(y)=1−t(y)/t(0) −−−(5)
図8(A)に例示するように、トレッド厚さ分布曲線f(y)は、yに関する変化率がy=0.4まで増加する増加領域Kaと、変化率がy=0.4から減少する減少領域Kbとを有するとともに、y=0.4の時のf(y)を0.03〜0.06の範囲としている。
図7に略示するように、t(y)とは、タイヤ軸方向位置Pにおける、カーカス6の外表面からトレッド部2の外表面までのタイヤ半径方向距離であるトレッド厚さを意味する。又、前記タイヤ軸方向位置Pとは、前記最大巾点Cのタイヤ軸方向距離CYに対するタイヤ赤道Coからのタイヤ軸方向距離の比がyであるタイヤ軸方向位置を意味する。即ち、例えばタイヤ赤道Coからのタイヤ軸方向距離が前記距離CYの0.4倍である場合のタイヤ軸方向位置は、P0.4である。逆に、タイヤ軸方向位置Pのタイヤ赤道Coからのタイヤ軸方向距離は、CYとyの積(CY×y)で示される。
そして、前記トレッド厚さ分布曲線f(y)は、タイヤ赤道Coにおけるトレッド厚さt(0)に対する、各タイヤ軸方向位置Pにおけるトレッド厚さt(y)の変化の割合を示す。そして、y=0.4の時の、f(y)を0.03〜0.06の範囲とし、しかもf(y)が、f(y)のyに関する変化率が、y=0.4まで増加する増加領域Kaと、y=0.4から減少する減少領域Kbとを有することにより、接地形状の適正化および接地圧の均一化が図られ、転がり抵抗およびショルダー部での偏摩耗性を改善することができる。
図9に、後述する表2に記載のサンプルB1〜B3、サンプルA1〜A3のタイヤにおけるトレッド厚さ分布曲線f(y)が示される。又図10(A)〜(D)には、そのうちのサンプルB1、B2、サンプルA1、A2の接地面形状が示される。前記接地面形状では、接地圧が高い部分の色が濃く示される。
ここで、y=0.4のタイヤ軸方向位置P0.4では、通常、接地長が長く、かつ接地圧が高くなる。これは、荷重負荷時、接地端付近で曲げ変形し、前記タイヤ軸方向位置P0.4において、トレッドゴムにタイヤ周方向とタイヤ軸方向とから圧縮が働き、トレッドゴムが集まってくることが原因する。そして、接地長が長くかつ接地圧が高くなると、コーナリング時のショルダー摩耗や転がり抵抗に不利をもたらす。特に、サンプルA1のように、トレッド厚さh(y)がタイヤ軸方向に均一に分布し、トレッド厚さ分布曲線f(y)がf(y)≒0の水平線状となる場合、図10(A)に示すように、ショルダー部の接地長が極端に長く、かつ接地圧が高くなってしまう。
これに対して、f(y)を、yとともに増加する曲線とすることで、この傾向は改善される。しかしながら、サンプルA2のように、y=0.4の時のf(y)の値が0.03より小さいと、タイヤ赤道Coでのトレッド厚さh(0)に対して、タイヤ軸方向位置P0.4でのトレッド厚さh(0.4)がまだ十分に厚く、しかもタイヤ軸方向外側からの圧縮によってトレッドゴムも厚くなる。その結果、図10(B)に示すように、ショルダー部の接地長、および接地圧が依然大となり、コーナリング時のショルダー部での摩耗や転がり抵抗が十分に改善されない。
逆にy=0.4の時のf(y)の値が0.06より大きいと、タイヤ赤道側の接地長が長く、かつショルダー部側の接地長が短くなりすぎる。その結果、フリーローリング時にショルダー部で滑りが大きくなって、ショルダー部で偏摩耗が起こりやすくなる。
また、y=0.4の時のf(y)が0.03〜0.06の範囲内にある場合にも、サンプルA3に示すようにf(y)の変化率が略一定、即ちf(y)が略直線状に傾斜する場合には、タイヤ赤道Co側のトレッド厚さが不足傾向、かつショルダー部側のトレッド厚さが過剰傾向となる。従って、図8(A)にサンプルB2を代表して示すように、f(y)を、増加領域Kaと減少領域Kbとを有するS字状曲線とすることが好ましく、これによりトレッド厚さを適正化でき、接地形状の適正化および接地圧の均一化が達成できる。特には、y=0.3の時のf(y)の値が0.01〜0.03の範囲、かつy=0.5の時のf(y)の値が0.06〜0.105の範囲がさらに好ましい。
なお、前記増加領域Kaは、f(y)の変化率(例えばf(y)の接線の傾き)が、yの増加とともに大きくなる領域であって、凹円弧状の曲線をなす。これに対して減少領域Kbでは、f(y)の変化率が、yの増加とともに小さくなる領域であって、凸円弧状の曲線をなす。また図8(B)のサンプルB4に示すように、減少領域Kbの外側に、yの増加とともにf(y)自体が低下する低下領域Kcを有することもできる。
低下領域Kcが有る場合無い場合の何れにおいても、y=0.5の時のf(y)と、y=0.7の時のf(y)との差、即ちf(0.7)−f(0.5)が、−0.02〜0.02の範囲であることが好ましい。前記差(f(0.7)−f(0.5))が0.02より大きい場合、サンプルB5に示すように、タイヤ赤道Co側の接地圧が、ショルダー部側の接地圧より高くなる。逆に、−0.02より小さい場合、サンプルB4のように、ショルダー部側の接地圧が高くなる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
(1)図1に示す内部構造を有する空気入りタイヤ(225/45R17)を、表1の仕様で試作するとともに、各試供タイヤにおける、タイヤ質量、操縦安定性(横バネ定数)、転がり抵抗性をテストした。表1に記載以外は、実質的に同仕様である。なお各タイヤにおいて、タイヤ赤道Co上でのトレッド厚さtは12.6mm、最大巾点Cでのサイドウォール厚さsは5.6mmである。
<タイヤ質量>
タイヤ1本当たりの質量を測定し、実施例1を100とした指数で示した。値が小なほど軽量である。
<操縦安定性>
リム(17×8J)、内圧(230kPa)、荷重(4.5kN)の条件にてタイヤの横バネ定数を測定し、実施例1を100とした指数で示した。値が大なほど、操縦安定性に優れている。
<転がり抵抗性>
転がり抵抗試験機を用い、下記の条件にてタイヤの転がり抵抗を測定し、実施例1を100とした指数で示した。値が小なほど、転がり抵抗が少なく良好である。
・温度:20℃、
・アライメント
トー角:ゼロ、
キャンバー角:0.0°
・ドラム径:1.7m(ドラム表面:smooth steel)
・荷重:4.8kN
・内圧:230kPa
・リム:17×8J
・速度:80km/h
実施例のタイヤは、操縦安定性の低下を抑えながら軽量化、及び転がり抵抗の低減を図りうるのが確認できる。
(2)実施例4のカーカスプロファイルを有し、かつ表2に示すトレッド厚さ分布曲線f(y)を有するタイヤを試作するとともに、各試供タイヤにおける、転がり抵抗性、及びShの耐摩耗性をテストした。表2に記載以外は、実質的に同仕様である。
図8、9に示すように、サンプルB1〜B5では、トレッド厚さ分布曲線f(y)が、y=0.4の時、0.03〜0.06の範囲、かつ増加領域と減少領域とを有するS字状曲線をなす。またサンプルA1〜A3では、トレッド厚さ分布曲線f(y)がy=0.4の時、0.03〜0.06の範囲外、及び/又はS字状曲線をなさない。
<Shの耐摩耗性>
台上摩耗エネルギ試験装置を用い、下記の条件にて、最もタイヤ赤道側に配されるセンタブロックの摩耗エネルギEcと、最も接地端側に配されるショルダーブロックの摩耗エネルギーEsとを測定した。摩耗エネルギーEsとEcとを比較したとき、比Es/Ecの値が大きい程、Sh摩耗することになる。そこで、前記比Es/Eの値の逆数(%表示)を指数化してSh摩耗性を評価した。例えばEs/Ec=1.33の場合、Sh摩耗性の評価は、(1/1.33)×100=75であり、数値が大なほど、Sh摩耗が少なく耐摩耗性に優れている。
・内圧:230kPa
・リム:17×8J
・荷重:4.8kN
・キャンバー角:0.0°
サンプルBのタイヤは、上記の実施例の利点を確保しながら、転がり抵抗のさらなる低減を図るとともに、ショルダー摩耗を減じうるのが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
6a カーカス本体部
7 ベルト層
7A、7B 内外のベルトプライ
10 正規リム
Co タイヤ赤道
J カーカスライン

Claims (7)

  1. トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカス本体部を有するカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部の内部に配されるベルト層とを具えた空気入りタイヤであって、
    前記ベルト層は、半径方向内外で重置される2枚のベルトプライからなり、かつタイヤ偏平率を40〜45%とするとともに、
    正規リムに装着されかつ正規内圧が充填された基準状態において、前記カーカス本体部のカーカスラインは、
    カーカスラインがタイヤ赤道と交わる点を赤道点A、カーカスラインが前記外のベルトプライの外端を通る半径方向線と交わる点をベルト端側点B、カーカスラインがタイヤ軸方向外側に最も張り出す点を最大巾点C、カーカスラインがリム径及びリム巾の基準となるリムヒール点Rを通る半径方向線と交わる点をビード側点Dと定義したとき、
    リムヒール点Rからビード側点Dまでの半径方向距離DZ、リムヒール点Rから赤道点Aまでの半径方向距離AZ、リムヒール点Rからベルト端側点Bまでの半径方向距離BZ、タイヤ赤道からベルト端側点Bまでのタイヤ軸方向距離BY、タイヤ赤道から最大巾点Cまでのタイヤ軸方向距離CYが、次式(1)〜(3)を充足することを特徴とする空気入りタイヤ。
    0.24<DZ/AZ<0.28 −−−(1)
    0.75<BY/CY<0.86 −−−(2)
    0.89<BZ/AZ<0.93 −−−(3)
  2. 前記カーカスのタイヤ軸方向外側に、カーカスラインを拘束するサイド補強層を具え、
    該サイド補強層により、前記カーカスラインは、リムヒール点Rから最大巾点Cまでの半径方向距離CZが、次式(4)を充足することを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
    0.50<CZ/AZ<0.58 −−−(4)
  3. 前記サイド補強層は、長さ方向に引き揃えた補強コードがゴム被覆された小巾帯状のゴムストリップを、タイヤ軸芯を中心として渦巻き状に連続して巻き付けることにより形成されることを特徴とする請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記サイド補強層の半径方向外端は、リムヒール点Rからの半径方向高さHoが、前記半径方向距離AZの60%以下、かつサイド補強層の半径方向内端は、リムヒール点Rからの半径方向高さHiが、リムフランジ高さHf以下であることを特徴とする請求項2又は3記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記基準状態において、前記タイヤ軸方向距離CYに対するタイヤ赤道からのタイヤ軸方向距離の比がyであるタイヤ軸方向位置をP
    各タイヤ軸方向位置Pにおける、カーカスの外表面からトレッド部の外表面までのタイヤ半径方向距離であるトレッド厚さをt(y)としたとき、
    次式(5)で示されるトレッド厚さ分布曲線f(y)において、
    f(y)=1−t(y)/t(0) −−−(5)
    y=0.4の時の、f(y)は0.03〜0.06の範囲であり、
    しかもトレッド厚さ分布曲線f(y)は、yに関する変化率がy=0.4まで増加する増加領域と、y=0.4から減少する減少領域とを有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記トレッド厚さ分布曲線f(y)において、
    y=0.3の時の、f(y)は0.01〜0.03、
    y=0.5の時の、f(y)は0.06〜0.105、
    の範囲であることを特徴とする請求項5記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記トレッド厚さ分布曲線f(y)において、
    y=0.5の時のf(y)と、y=0.7の時のf(y)との差f(0.7)−f(0.5)は、−0.02〜0.02の範囲であることを特徴とする請求項5又は6記載の空気入りタイヤ。
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