JP2017121660A - レーザ加工装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザ加工により発生する溶融物を含む2次生成物の外部環境への飛散を低減できること。【解決手段】被加工物1をレーザ光2により溶融して加工するレーザ加工装置10において、光学系20を備え、レーザ発振器12から伝送されたレーザ光を光学系により集光して被加工物の加工点4へ照射する照射ヘッド11と、この照射ヘッドからのレーザ光の照射により溶融した前記加工点へ、この加工点の溶融により発生した溶融物やヒュームを含む2次生成物5を所定方向へ排出させるための水3を噴出するノズル13と、を有するものである。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、レーザ光の照射により被加工物を加工するレーザ加工装置及び方法に関する。
原子力プラントで使用されている材料は、発電運転中に燃料から受ける放射線や環境の影響で劣化するため、一定の運転期間を経て交換される。例えば、制御棒や燃料チャンネルボックスは、決められた運転期間を過ぎた後、高放射性固体廃棄物として一旦原型のまま水中に貯蔵される。また、今後運転後40年を超過するプラントについては廃止措置が見込まれるため、構成する全ての材料を切断して保管する必要性が生じる。原子力プラントの高放射性固体廃棄物は、例えばステンレス鋼やニッケル基合金などで構成されており、切断時に発生する切削片についても放射性物質となるため取扱いが非常に困難である。
高放射性固体廃棄物の水中切断装置については、例えば矩形断面を有する使用済み燃料チャンネルボックスと、十字状断面を有する使用済み制御棒とを被切断物として、軸線に沿う方向で切断可能としたものがある。また、熱源としてレーザ光を用いた水中切断装置も知られている。これらの事例は、切断方法として材料を加熱・溶融して除去する方法を採用しており、バンドソーなどの機械式切断のように材料に応じて刃物や切断条件を大幅に変更することなく切断できるメリットがある。
一方、金属材料の加工方法として、熱源にプラズマやレーザ光などを使用して表面を溶融させ、溶融金属を空気や酸素ガスで除去するガウジング法が知られている。工場や周囲に発火物が無い現場では、溶融金属を除去する方法として空気や酸素ガスが加工効率もよく、入手も容易であるため広く使用される。しかし、この方法では、熱源による金属材料の温度上昇が著しくなるため、発生したヒューム(金属蒸気とこの金属蒸気が固化した金属微粉末)が広範囲に飛散してしまい、作業環境が悪化する課題がある。
そこで、熱源で溶融した材料から発生するヒュームの発生量や飛散量を低減する工法として、レーザ光とウォータジェットとを組み合わせた工法が開発されている。例えば、レーザ光を材料表面に集光し、このレーザ光集光位置にウォータジェットノズルからウォータジェットを吹き付け、またはレーザ光と同軸にウォータジェットを吐出させて、レーザ光及びウォータジェットにより切断すると共に、ウォータジェットにより2次生成物の発生を低減するものがある。
特開平8−285996号公報 特開2003−156593号公報 特開2000−317659号公報 特開2000−317661号公報
放射性物質をプラズマやレーザ光などの熱的手段により切断する場合、放射性物質が溶融した際に発生するヒュームも放射性物質であるため、このヒュームが大気中に飛散して外部環境の放射線量が上昇し、これにより作業員の被ばくや機器の放射化が問題となる。前述の水中切断装置は、切断粉やガス状放射性物質を回収する回収装置を具備しているが、フィルタを頻繁に交換しなければならない課題があり、また気中環境では切断作業を行うことができない。
また、レーザ光とウォータジェットとを組み合わせた切断加工では、レーザ光を集光し且つウォータジェットを吹き付けて切断することから、切削屑がウォータジェットにより様々な方向に飛散し易く回収が困難である。この切断装置を、工場で使用する工作機械と同様に周囲を完全に覆い、切断屑を装置下流で回収できればよいが、遠隔操作による切断を行なう場合には、飛散範囲の全てを覆うことは困難である。
本発明における実施形態の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、レーザ加工により発生する溶融物やヒュームを含む2次生成物の外部環境への飛散を低減できるレーザ加工装置及び方法を提供することにある。
本発明の実施形態におけるレーザ加工装置は、被加工物をレーザ光により溶融して加工するレーザ加工装置において、光学系を備え、レーザ発振器から伝送されたレーザ光を前記光学系により集光して前記被加工物の加工点へ照射する照射ヘッドと、前記加工点への前記レーザ光の照射により発生した2次生成物を所定方向へ排出させるための流体を前記加工点に向けて噴出するノズルと、を有することを特徴とするものである。
本発明の実施形態におけるレーザ加工方法は、被加工物をレーザ光により溶融して加工するレーザ加工方法において、レーザ発振器から伝送されたレーザ光を照射ヘッドの光学系により集光して前記被加工物の加工点へ照射し、前記加工点へ向けてノズルから流体を噴出して、前記加工点への前記レーザ光の照射により発生した2次生成物を所定方向へ排出することを特徴とするものである。
本発明の実施形態によれば、レーザ加工により発生する溶融物やヒュームを含む2次生成物の外部環境への飛散を低減できる。
一実施形態に係るレーザ加工装置による切断加工の状況を示す構成図。 図1のレーザ加工装置によるガウジング加工の状況を示す構成図。 貫通加工及び切断加工とレーザ光のスポット径との関係を示し、(A)がスポット径を示す平面図、(B)が貫通加工及び切断加工の加工状態を示す概略断面図。 ガウジング加工とレーザ光のスポット径との関係を示し、(A)がスポット径を示す平面図、(B)がガウジング加工の加工状態を示す概略断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき説明する。
図1は、一実施形態に係るレーザ加工装置による切断加工の状況を示す構成図である。この図1に示すレーザ加工装置10は、被加工物(例えば原子力プラントで発生した高放射性固体廃棄物などの放射性物質)1をレーザ光2により溶融して加工するものであり、照射ヘッド11、レーザ発振器12、ノズル13、流体供給源14、角度変更機構15、モニタリング装置16、制御装置17及び回収装置18を有して構成される。
照射ヘッド11は光学系20を内蔵すると共に、この光学系20が伝送手段としての光ファイバ19を介してレーザ発振器12に接続される。従って、レーザ発振器12から射出されたレーザ光2は、光ファイバ19により伝送されて照射ヘッド11の光学系20に導入される。この光学系20は集光レンズ21A及び21B等を備え、この光学系20に導入されたレーザ光2は、集光レンズ21Aにより所定のビーム径に拡大または縮小された後、集光レンズ21Bにより集光されて被加工物1の加工点4へ照射される。
被加工物1の加工点4にレーザ光2が集光されて一定のパワー密度以上のエネルギーが導入されたときに、この加工点4が局所的に溶融する。例えば、レーザ発振器12からのレーザ出力が5kWで、被加工物1の加工点4におけるレーザ光2のスポット径S(図3;後述)が1mmであれば、厚さ16mmのステンレス鋼を貫通して溶融させることが可能である。ここで、図1〜図3中の符号6は溶融部を示す。また、本実施形態で使用されるレーザ光2は、高出力で金属を溶融し且つ光ファイバ19により伝送が可能な例えばファイバレーザ光(波長:1070nm)が好ましいが、YAGレーザ光(波長:1064nm)やダイレクトダイオードレーザ光(波長:800〜900nm)であってもよい。
ノズル13は、供給手段としての配管やホース22を介して、ポンプなどの流体供給源14に接続される。従って、流体供給源14からホース22等を経て、流体としての例えば水がノズル13に供給され、このノズル13が水3を被加工物1の加工点4へ向けて噴出する。このとき、ノズル13における水3の噴出口の口径が5mm〜10mmに設定されているため、ノズル13の上記噴出口から噴出する水3の噴出径(直径)Dも5mm〜10mmに設定される。
照射ヘッド11からのレーザ光2の照射により溶融した加工点4へ向けてノズル13から水3が噴出されることで、この加工点4へのレーザ光2の照射により発生した2次生成物5が、噴出された水3中に取り込まれて、この水3と共に所定方向Aへ排出される。ここで、2次生成物5は、被加工物1の加工点4近傍の金属などの材料がレーザ光2の照射により溶融することで発生した、溶融部6の溶融物(溶融金属)やヒューム(金属蒸気とこの金属蒸気が固化した金属微粉末)を含むものであり、気体、液体、コロイドまたはエアロゾルの形をとる。
2次生成物5が水3と共に排出される所定方向Aは、例えば、照射ヘッド11がレーザ光2を、ノズル13が水3を、共に被加工物1に対して垂直に近い角度でそれぞれ照射、噴出する場合には、被加工物1の厚さ方向に沿った水3の流れ方向である。また、照射ヘッド11がレーザ光2を、ノズル13が水3を、共に被加工物1に対して傾斜した角度でそれぞれ照射、噴出する場合(図2の場合)には、水3が被加工物1の表面で反射して流れる方向である。
ところで、レーザ発振器12は、照射ヘッド11から照射されるレーザ光2を連続波またはパルス波とするよう構成される。つまり、レーザ発振器12は、被加工物1を切断加工したり後述のガウジング加工する場合にはレーザ光2を連続波とするが、貫通加工する場合にはレーザ光2をパルス波とする。例えば、切断加工を実施する際に、被加工物1の端部にレーザ光2を照射すると、このレーザ光2のエネルギーが上記端部に集中するので、被加工物1の端部が厚さ方向に溶融し、この端部から照射ヘッド11及びノズル13を加工方向Bへ移動させることで、被加工物1の切断が可能になる。
これに対し、被加工物1の端部以外の例えば中央部から切断を開始する場合に、この中央部に連続波のレーザ光2を照射すると、レーザ光2のエネルギーが周囲に拡散してしまう。そこで、この被加工物1の例えば中央部から切断を開始するために上記中央部に貫通孔を形成する場合には、レーザ発振器12は、射出するレーザ光2をパルス波とし、照射ヘッド11から被加工物1の中央部の加工点4にパルス状のレーザ光2を照射させ、被加工物1を厚さ方向に段階的に溶融し掘削して貫通加工を行うピアシング加工を実施させる。レーザ発振器12は、被加工物1の例えば中央部に貫通孔が形成された後には、射出するレーザ光2を連続波とし、照射ヘッド11から連続波のレーザ光2を照射させる。この状態で、照射ヘッド11及びノズル13を加工方向Bへ例えば0.1〜0.5m/分の速度で移動させることで、被加工物1の切断が可能になる。
流体供給源14は、照射ヘッド11から連続波のレーザ光2が照射されているときに、ノズル13から流体としての水3を連続して噴出させる。また、流体供給源14は、照射ヘッド11からパルス波のレーザ光2が照射されているときには、ノズル13から流体としての水3を連続して、またはパルス状に制御して噴射させる。ノズル13から水3をパルス状に制御して噴射させるときには、流体供給源14は、水3の噴出タイミングを、パルス波のレーザ光2の照射タイミング(照射周波数)と同期させて、被加工物1の加工点4に溶融物が発生した時点で水3が加工点4の近傍に到達するようなタイミングに制御する。
角度変更機構15は、照射ヘッド11及びノズル13の、被加工物1の表面に対する角度θを変更可能とする。この角度変更機構15は、照射ヘッド11とノズル13の上記角度θを同時に変更させてもよく、それぞれ個別に独立して変更させるものでもよい。角度変更機構15により、照射ヘッド11及びノズル13の角度θが被加工物1の表面に対して略垂直(θ≒90°)に設定されることで、図1に示すように貫通加工及び切断加工が実施される。また、角度変更機構15により、照射ヘッド11及びノズル13の角度θが、図2に示すように被加工物1の表面に対して傾斜(θ=20〜60°)して配置されることで、被加工物1の表面から深さ1〜5mmの深さ範囲をレーザ光2により溶融し、2次生成物5を水3により排出して削り取るガウジング加工が実施される。
照射ヘッド11の光学系20は、焦点距離可変機構(ズーム機構)を具備しており、貫通加工、切断加工、ガウジング加工等の加工の種類によって、被加工物1へ照射するレーザ光2のスポット径S(即ち、図3及び図4に示すように、被加工物1の加工点4に照射されたときのレーザ光2の直径)を変更可能に構成される。つまり、図3(A)及び(B)に示すように、レーザ光2のスポット径Sが小さい場合には、被加工物1に導入されるレーザ光2のエネルギー密度が高くなるので、レーザ光2により溶融される表面積は狭くなるが、深い領域まで溶融されて溶融部6が形成される。従って、貫通加工や切断加工を行う場合には、光学系20によってレーザ光2のスポット径Sが1mm程度と小さく設定される。
また、レーザ光2のスポット径Sが大きい場合には、図4(A)及び(B)に示すように、レーザ光2により溶融される表面積は広くなるが、浅い領域で溶融されて溶融部6が形成される。従って、被加工物1の表面を削り取るガウジング加工を行う場合には、レーザ光2のスポット径Sが、貫通加工や切断加工の場合よりも大きく設定される。
モニタリング装置16は、被加工物1の加工点4の加工状況を監視するものであり、例えば照射ヘッド11の光学系20の近傍または光学系20の内部に設置される。貫通加工、切断加工及びガウジング加工のいずれの場合も、被加工物1はレーザ光2により表面から深さ方向に溶融され、溶融物などの2次生成物5が水3により排出されるため、被加工物1の加工状況を監視するモニタリング装置16は、光学系20から被加工物1までの距離を計測する距離計が好ましい。具体的には、このモニタリング装置16は、超音波やレーザ光を用いた距離計が好適である。
モニタリング装置16による加工状況の監視結果は制御装置17へ送信され、この制御装置17が監視結果に基づいてレーザ発振器12及び流体供給源14の動作を制御する。また、この制御装置17は、貫通加工やガウジング加工などの加工の種類に応じて、角度変更機構15を制御し、照射ヘッド11及びノズル13の被加工物1の表面に対する角度θを変更し、更に、照射ヘッド11の光学系20を制御してレーザ光2のスポット径Sを調整する。また、制御装置17は、貫通加工を行う場合にレーザ発振器12を制御して、このレーザ発振器12にパルス波のレーザ光を射出させてピアシング加工を実施させる。更に、制御装置17は、切断加工やガウジング加工を行う場合にはレーザ発振器12を制御して、このレーザ発振器12に連続波のレーザ光2を射出させる。
光ファイバ19と、この光ファイバ19との接続部を含めた照射ヘッド11の構造は、液密構造(例えば水密構造)に構成される。レーザ加工装置10は、光ファイバ19から照射ヘッド11における光学系20の先端の集光レンズ21Bまでが水密構造とされ、更に、ノズル13から噴出される水3の噴出径が5mm〜10mmに設定されて、ノズル13からの水3の噴出エネルギーが大きくなることから、気中でも水中でも被加工物1のレーザ加工が可能になる。
水中加工の場合には、照射ヘッド11における光学系20の集光レンズ21Bから被加工物1の加工点4までの間が水中環境となる。このため、例えばレーザ光2がファイバレーザ光やYAGレーザ光のように波長が1064nm〜1070nmである場合には、これらのレーザ光2が水により吸収されて減衰してしまい、水中加工でレーザ発振器12のレーザ出力が気中と同一であると、被加工物1の加工点4でのレーザエネルギーが不足してしまう。
従って、水中加工の場合には、照射ヘッド11の光学系20の集光レンズ21Bから被加工物1の加工点4までの距離に応じた水によるレーザ光2の減衰分を考慮して、レーザ発振器12から射出させるレーザ光2のレーザ出力を調整することで、水中でも気中と同様にレーザ加工が可能になる。例えば、照射ヘッド11の光学系20の集光レンズ21Bから被加工物1の加工点4までの距離が100mmの場合に、気中でのレーザ加工でレーザ発振器12のレーザ出力が5kWであれば、レーザ光2の水による減衰率を50%としたとき、水中でのレーザ加工では、レーザ発振器12のレーザ出力を2倍の100kWとすることで、水中でも気中と同等のレーザ加工が可能になる。
回収機構18は、レーザ加工による加工点4の溶融によって発生した2次生成物5(溶融物とヒューム)を回収するものであり、水3と共に排出される2次生成物5の排出方向(所定方向A)に設置される。貫通加工や切断加工の場合、2次生成物5の排出方向(所定方向A)は、被加工物1の厚さ向に沿った水3の流れ方向であるため、この流れ方向における被加工物1の裏面側に回収装置18が設置される。
また、ガウジング加工の場合、2次生成物5の排出方向(所定方向A)は、ノズル13からの水3が被加工物1の表面で反射して流れる方向であるため、この流れ方向における照射ヘッド11及びノズル13の加工方向B側に回収装置18が設置される。この回収装置18によって水3と共に回収された2次生成物5は、遠心分離等の分離手段により水3と分離されて回収される。
以上のように構成されたことから、本実施形態によれば、次の効果(1)〜(5)を奏する。
(1)照射ヘッド11から照射されたレーザ光2により溶融した被加工物1の加工点4へ向けてノズル13から水3が噴出される。この水3の噴出径が5mm〜10mmと多量であることから、被加工物1の加工点4に発生した溶融物及びヒュームを含む2次生成物5は、水3により固化されると共にこの水3中に取り込まれて、この水3と共に所定方向Aへ排出される。この結果、レーザ加工により発生する溶融物及びヒュームを含む2次生成物5の外部環境への不用意な飛散を低減できる。
特に、被加工物1が放射性物質である場合には、レーザ加工により発生する2次生成物5も放射性物質となるが、この2次生成物5が水3により固化されると共に、水3中に取り込まれて外部環境への不用意な飛散が低減されることで、外部環境の放射線量の上昇を抑制できる。
(2)照射ヘッド11及びノズル13は、角度変更機構15により被加工物1に対する角度θが変更可能に構成されている。このため、レーザ加工装置10は、同一の構成であっても、角度変更機構15により照射ヘッド11及びノズル13の被加工物1に対する角度θを変更することで、切断加工または貫通加工を行う場合とガウジング加工を行う場合とにそれぞれ対応させることができる。
(3)照射ヘッド11に、被加工物1の加工点4における加工状況を監視するモニタリング装置16が設置されたので、被加工物1が燃料デブリのように各種の物質が混在したもので、これらの各物質によってレーザ光2の吸収率が異なる場合であっても、レーザ光2による加工状況を確認しつつレーザ加工を行うことで、このレーザ加工を確実に実施できる。
(4)照射ヘッド11からのレーザ光2による被加工物1の加工点4の溶融により発生した2次生成物5が回収装置18により回収されるので、2次生成物5の処理を迅速化できる。特に、2次生成物5が放射性物質である場合には、2次生成物5が回収装置18により回収されることで、外部環境の放射線量の上昇を確実に抑制できる。
(5)照射ヘッド11から照射されるレーザ光2がパルス波である場合、ノズル13から噴出される水3の噴出タイミングがレーザ光2のパルス波に同期してパルス状に制御される。このため、水3を連続して噴射する場合に比べて、水3の噴出量を低減できる。この結果、回収装置18により2次生成物5と共に回収される水3の量が減少することで、2次生成物5を水3と分離する遠心分離等を容易に実施できる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができ、また、それらの置き換えや変更は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…被加工物、2…レーザ光、3…水(流体)、4…加工点、5…2次生成物、10…レーザ加工装置、11…照射ヘッド、12…レーザ発振器、13…ノズル、14…流体供給源、15…角度変更機構、16…モニタリング装置(モニタリング手段)18…回収装置、20…光学系、A…所定方向、D…噴出径、θ…角度。

Claims (6)

  1. 被加工物をレーザ光により溶融して加工するレーザ加工装置において、
    光学系を備え、レーザ発振器から伝送されたレーザ光を前記光学系により集光して前記被加工物の加工点へ照射する照射ヘッドと、
    前記加工点への前記レーザ光の照射により発生した2次生成物を所定方向へ排出させるための流体を前記加工点に向けて噴出するノズルと、を有することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記ノズルから噴出される流体の噴出径が、5mm〜10mmに設定されたことを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記2次生成物の排出方向に設置されて、前記2次生成物を回収する回収装置を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記照射ヘッド及びノズルは、被加工物に対する角度が変更可能に構成されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  5. 照射ヘッドから照射されるレーザ光はパルス波であり、ノズルから噴出される流体の噴出タイミングが制御可能に構成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  6. 被加工物をレーザ光により溶融して加工するレーザ加工方法において、
    レーザ発振器から伝送されたレーザ光を照射ヘッドの光学系により集光して前記被加工物の加工点へ照射し、
    前記加工点へ向けてノズルから流体を噴出して、前記加工点への前記レーザ光の照射により発生した2次生成物を所定方向へ排出することを特徴とするレーザ加工方法。
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