JP2017119297A - プラズマアーク用トーチ - Google Patents

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Abstract

【課題】インサートチップの先端部に着脱自在に取り付けられるチップの取付強度及び交換のし易さを確保しつつ、冷却性能が向上させたプラズマアーク用トーチを提供する。
【解決手段】非消耗電極2と、冷却液Wの循環により冷却されると共に、被加工物に対してプラズマアークを放出するインサートチップ3Aと、非消耗電極2及びインサートチップ3Aを互いに絶縁した状態で保持するトーチボディ4とを備えるプラズマアーク用トーチ1Aであって、インサートチップ3Aは、冷却液Wを循環させる流路7a,7b,7cの少なくとも一部と接するチップボディ5と、チップボディ5の先端側に着脱自在に取り付けられるチップ6とを有し、チップ6は、チップボディ5の先端側からチップボディ5の内側に挿入された状態で、チップボディ5に対して螺合により着脱自在に取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマアーク用トーチに関する。
金属や非鉄金属などを母材として用いた構造物(被溶接物)の溶接には、従来よりTIG溶接(Tungsten Inert Gas welding)又はプラズマアーク溶接等のGTAW(Gas Tungsten Arc welding)と呼ばれる非消耗電極式のガスシールドアーク溶接が用いられている。
TIG溶接では、非消耗電極とトーチノズルと、トーチボディとを備えるTIG溶接用トーチを使用し、非消耗電極(−)と被溶接物(+)との間でアークを発生させて、このアークの熱により被溶接物を溶かして溶融池(プール)を形成しながら溶接が行われる。また、溶接中は電極の周囲を囲むトーチノズルからシールドガスを放出し、このシールドガスで大気(空気)を遮断しながら溶接が行われる。
これに対して、プラズマアーク溶接では、非消耗電極と、水冷のインサートチップ(拘束ノズルとも言う。)と、シールドキャップと、トーチボディとを備えるプラズマアーク用トーチを使用し、非消耗電極とインサートチップとの間で電気的にプラズマ化されたプラズマガス(作動ガスとも言う。)を流す。このとき発生するプラズマ流(プラズマジェット)をインサートチップで絞り込み、インサートチップの内壁形状によるウォール効果(プラズマ流の気流の流れを安定させる効果)や、インサートチップを冷却することで得られるサーマルピンチ効果(プラズマ流を周囲から冷却することで緊縮し高温となる効果)を利用して、エネルギー密度が高められたプラズマアークを発生させる。また、プラズマアークは、シールドキャップから放出されるシールドガスによるサーマルピンチ効果を受けて更に絞り込まれる。
プラズマアーク溶接では、このようにエネルギー密度が高く、アーク形状が円柱状に絞り込まれたプラズマアークを熱源として溶接が行われる。また、プラズマアークには、移行型と非移行型とがある。移行型のプラズマアークは、非消耗電極(−)と被加工物(+)との間で電流を流す方式であり、導電性の被加工物に対してのみ適用が可能である。一方、非移行型のプラズマアークは、非消耗電極(−)とインサートチップ(+)との間で電流を流す方式であり、非導電性の被加工物に対しても適用が可能である。さらに、プラズマアークは、上述した溶接の用途に限らず、例えば、被加工物に対するロウ付けや、接合、切断、溶射、溶融炉などにも利用されている。
ところで、上述したプラズマアーク用トーチでは、高温のプラズマアークによるインサートチップの溶損を防止するために、冷却液(水)の循環によりインサートチップを冷却する水冷式の冷却機構(チラー)が用いられている。
しかしながら、チラーの故障などでインサートチップが冷却されない場合には、インサートチップの損傷に留まらず、トーチボディが溶損することになる。この場合、修理などのコストが上昇することになる。
また、インサートチップの先端部は、プラズマアークによる高温に晒されるだけでなく、溶接スパッタの付着等の影響によって、消耗が激しい部分である。この場合、寿命の短いインサートチップの先端部分のみならず、チップ自体を交換する必要があるため、交換によるコストも上昇することになる。
これに対して、インサートチップの先端部(筒状軸部)にチップ(傘型部)を圧入により取り付けることが提案されている。(特許文献1を参照。)。しかしながら、このようなチップを圧入により取り付けた場合、使用中に衝撃等が加わった際にチップが脱落してしまう虞がある。また、チップを圧入する際にインサートチップの先端部が変形してしまう虞もある。したがって、チップを圧入により取り付ける方法は、取付強度や交換のし易さの点で問題がある。
また、特許文献1に記載の発明では、インサートチップの先端部(筒状軸部)がチップ(傘型部)の先端から外部に露出しているため、この部分に溶接スパッタが付着した場合、チップの交換だけでなく、インサートチップ自体を交換する必要が生じてしまう。
さらに、インサートチップの冷却は、上述したサーマルピンチ効果等を得る上で重要である。しかしながら、特許文献1に記載の発明では、冷却液(水)を循環させるための流路(冷却溝)をチップを圧入した先端部分よりも基端側に設けなければならず、このチップが取り付けられた先端部分の冷却が不足してしまう可能性もある。
特開2005−81407号公報
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、インサートチップの先端部に着脱自在に取り付けられるチップの取付強度及び交換のし易さを確保しつつ、インサートチップの冷却性能の向上を可能としたプラズマアーク用トーチを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
(1) 非消耗電極と、冷却液の循環により冷却されると共に、被加工物に対してプラズマアークを放出するインサートチップと、前記非消耗電極及び前記インサートチップを互いに絶縁した状態で保持するトーチボディとを備えるプラズマアーク用トーチであって、前記インサートチップは、前記冷却液と接するチップボディと、前記チップボディの先端側に着脱自在に取り付けられるチップとを有し、前記チップは、前記チップボディの先端側から前記チップボディの内側に挿入された状態で、前記チップボディに対して螺合により着脱自在に取り付けられていることを特徴とするプラズマアーク用トーチ。
(2) 前記チップは、前記チップボディの先端面を覆った状態で取り付けられていることを特徴とする前記(1)に記載のプラズマアーク用トーチ。
(3) 前記チップボディは、前記冷却液が流れる流路の少なくとも一部を構成していることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載のプラズマアーク用トーチ。
(4) 前記チップボディ及び前記チップは、前記冷却液が流れる流路の少なくとも一部を構成していることを特徴とする前記(1)〜(3)の何れか一項に記載のプラズマアーク用トーチ。
(5) 前記チップボディは、前記流路の少なくとも一部を構成する第1のボディ部材と、前記第1の部材が取り付けられる第2のボディ部材とに分割された構造を有することを特徴とする前記(3)又は(4)に記載のプラズマアーク用トーチ。
(6) 前記インサートチップの周囲を囲んだ状態で前記トーチボディに取り付けられると共に、前記プラズマアークの外側からシールドガスを放出するシールドキャップを備えることを特徴とする前記(1)〜(5)の何れか一項に記載のプラズマアーク用トーチ。
(7) 前記インサートチップの先端部よりも外側に前記非消耗電極が突き出した状態とすることによって、TIG溶接用トーチに変換されることを特徴とする前記(1)〜(6)の何れか一項に記載のプラズマアーク用トーチ。
以上のように、本発明によれば、インサートチップの先端部に着脱自在に取り付けられるチップの取付強度及び交換のし易さを確保しつつ、インサートチップの冷却性能の向上を可能としたプラズマアーク用トーチを提供することが可能である。
本発明の第1の実施形態に係るプラズマアーク用トーチの概略構成を示す断面図である。 図1中に示す線分X−X’によるプラズマアーク用トーチの断面図である。 (a)インサートチップの構成を示す断面図、(b)インサートチップを2分割した状態を示す断面図である。 第1の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。 第2の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。 第3の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。 第4の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。 第5の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。 (a)第6の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図、(b)第3の変型例であるインサートチップを3分割した状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るTIG溶接用トーチの概略構成を示す断面図である。 第7の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。 第8の変型例であるインサートチップの構成を示す断面図である。
以下、本発明を適用したプラズマアーク用トーチについて、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面においては、各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがあり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第1の実施形態)
<プラズマアーク用トーチ>
先ず、本発明の第1の実施形態として図1及び図2に示すプラズマアーク用トーチ1Aについて説明する。なお、図1は、プラズマアーク用トーチ1Aの概略構成を示す断面図である。図2は、図1中に示す線分X−X’によるプラズマアーク用トーチ1Aの断面図である。
プラズマアーク用トーチ1Aは、図1及び図2に示すように、非消耗電極2と、冷却液の循環により冷却されると共に、被加工物に対してプラズマアークを放出するインサートチップ3Aと、非消耗電極2及びインサートチップ3Aを互いに絶縁した状態で保持するトーチボディ4とを概略備えている。
非消耗電極2は、例えばタングステンなどの融点の高い金属材料を用いて形成された長尺状の電極棒からなる。非消耗電極2の基端側は、トーチボディ4の内側に着脱自在に取り付けられている。一方、非消耗電極2の先端は、インサートチップ3Aの先端よりも内側に引き込んだ状態となっている。また、非消耗電極2の先端は、尖形となっている。
インサートチップ3Aは、例えば銅又は銅合金などの電気伝導性及び熱伝導性に優れた金属材料を用いて形成された概略円筒状の部材からなる。インサートチップの基端側は、トーチボディ4の先端側に着脱自在に取り付けられている。
インサートチップ3Aは、軸線方向に貫通する貫通孔3aを有し、この貫通孔3aの内側に非消耗電極2が配置されている。また、インサートチップ3Aの貫通孔3aは、トーチボディ4側から供給されたプラズマガス(パイロットガス)PGが流れる流路を形成している。
トーチボディ4は、上述したインサートチップ3Aよりも熱伝導率が低い導電性金属材料、例えば軟鋼やステンレス鋼などの鋼材又は真鍮等を用いて形成された概略円筒状の本体金具4Aを有している。
本体金具4Aは、非消耗電極2に電力を供給する給電部を形成している。また、本体金具4Aの内側に形成された孔部4aは、その中心に非消耗電極2を配置すると共に、非消耗電極2の周囲からインサートチップ3Aの貫通孔3aに向けてプラズマガスPGを供給する流路を形成している。
トーチボディ4は、冷却液(水)Wの循環によりインサートチップ3Aを冷却する冷却機構(チラー)10と接続されている。具体的に、トーチボディ4には、冷却機構10からトーチボディ4の内部へと冷却水Wを供給する供給側ホース11aと、トーチボディ4の内部から冷却機構10へと冷却水Wを排出する排出側ホース11bとが接続されている。
また、図示を省略するものの、トーチボディ4には、例えば手動用トーチの場合、使用者が把持する部分であるグリップが取り付けられている。そして、このグリップの内側を通して、トーチボディ4の本体金具4Aにパワーケーブルが接続可能となっている。パワーケーブルの内側には、外部電源からトーチボディ4の本体金具4A(給電部)に電力を供給する給電ケーブルと、本体金具4A(流路)にプラズマガスPGを導入するガスホースとが設けられている。
ところで、本実施形態のプラズマアーク用トーチ1Aでは、図1、図2及び図3(a),(b)に示すように、インサートチップ3Aがチップボディ5とチップ6とに2分割された構造を有している。なお、図3(a)は、インサートチップ3Aの構成を示す断面図である。図3(b)は、インサートチップ3Aを2分割した状態を示す断面図である。
チップボディ5は、概略円筒状に形成されて、トーチボディ4の先端側から本体金具4Aの内側に挿入された状態で、本体金具4Aに対して螺合により着脱自在に取り付けられている。また、インサートチップ3Aの貫通孔3aのうち、チップボディ5により形成された貫通孔5aは、本体金具4Aの孔部4aと連続した面を形成している。
チップボディ5は、冷却水Wを循環させる流路の少なくとも一部を構成している。具体的に、チップボディ5とトーチボディ4との間には、冷却水Wが流れる第1の流路7aが設けられている。第1の流路7aは、本体金具4Aの内周面を周方向に切り欠くリング状の溝部4bと、チップボディ5の外周面とによって構成されている。これにより、チップボディ5は、第1の流路7aを流れる冷却水Wと接しながら、冷却されることになる。
チップボディ5とトーチボディ4との間は、Oリング8aによって液密に封止(シール)されている。Oリング8aは、第1の流路7aを挟んだ軸線方向の両側にそれぞれ配置されている。
また、チップボディ5には、第1の流路7aから冷却水Wが供給される又は第1の流路7aへと冷却水Wが排出される複数の流通孔5bが設けられている。複数の流通孔5bは、第1の流路7aと接続される位置に、それぞれ周方向に並んで設けられている。
チップ6は、概略円筒状に形成されて、チップボディ5の先端側からチップボディ5の内側に挿入された状態で、チップボディ5に対して螺合により着脱自在に取り付けられている。また、インサートチップ3Aの貫通孔3aのうち、チップ6により形成された貫通孔6aは、チップボディ5の貫通孔5aよりも縮径されている。さらに、チップ6の貫通孔6aは、非消耗電極2の先端形状(尖形)に合わせて、その先端側が絞り込まれた形状を有している。
また、チップ6の先端には、拡径方向に突出したフランジ部6bが設けられている。チップ6は、このフランジ部6bがチップボディ5の先端面を覆った状態で、チップボディ5の先端側に取り付けられている。
チップ6は、チップボディ5と共に、冷却液Wを循環させる流路の少なくとも一部を構成している。具体的に、チップボディ5とチップ6との間には、複数の流通孔5bと接続された複数の第2の流路7bと、これら複数の第2の流路7bの間を接続する第3の流路7cとが設けられている。
複数の第2の流路7bは、複数の流通孔5bと接続される位置に、それぞれ周方向に並んで設けられている。また、複数の第2の流路7bは、それぞれチップボディ5の内周面を軸線方向に切り欠く溝部5cと、チップ6の外周面とによって構成されている。これにより、チップボディ5及びチップ6は、複数の第2の流路7bを流れる冷却水Wと接しながら、冷却されることになる。
第3の流路7cは、複数の第2の流路7bの先端側において、チップボディ5の内周面を周方向に切り欠くリング状の溝部5dと、チップ6の外周面を周方向に切り欠くリング状の溝部6cとが互いに対向することによって構成されている。これにより、チップボディ5及びチップ6は、第3の流路7cを流れる冷却水Wと接しながら、冷却されることになる。
チップボディ5とチップ6との間は、Oリング8bによって液密に封止(シール)されている。Oリング8bは、複数の第2の流路7b及び第3の流路7cを挟んだ軸線方向の両側にそれぞれ配置されている。
以上のような構成を有するプラズマアーク用トーチ1Aでは、非消耗電極2とインサートチップ3Aとの間で電気的にプラズマ化されたプラズマガスGを流す。このとき発生するプラズマ流(プラズマジェット)をインサートチップ3Aで絞り込み、インサートチップ3Aの内壁形状によるウォール効果(プラズマ流の気流の流れを安定させる効果)や、インサートチップ3Aを冷却することで得られるサーマルピンチ効果(プラズマ流を周囲から冷却することで緊縮し高温となる効果)を利用して、エネルギー密度が高められたプラズマアークを発生させる。
また、プラズマアーク用トーチ1Aでは、シールドキャップ(図示せず。)をインサートチップ3Aの周囲を囲んだ状態でトーチボディ4に取り付けることによって、プラズマアークの外側からシールドガス(アウターガス)を放出する構成としてもよい。これにより、シールドキャップから放出されるシールドガスによるサーマルピンチ効果を受けて、プラズマアークを更に絞り込むことができる。
プラズマアーク溶接では、このようにエネルギー密度が高く、アーク形状が円柱状に絞り込まれたプラズマアークを熱源として溶接が行われる。また、プラズマアークには、移行型と非移行型とがある。移行型のプラズマアークは、非消耗電極2(−)と被加工物(+)との間で電流を流す方式であり、導電性の被加工物に対してのみ適用が可能である。一方、非移行型のプラズマアークは、非消耗電極2(−)とインサートチップ3A(+)との間で電流を流す方式であり、非導電性の被加工物に対しても適用が可能である。
さらに、プラズマアーク用トーチ1Aは、上述した溶接の用途に限らず、例えば、被加工物に対するロウ付けや、接合、切断、溶射、溶融炉などにも利用可能である。
上述したように、本実施形態のプラズマアーク用トーチ1Aでは、チップボディ5の先端側からチップボディ5の内側にチップ6が挿入された状態で、このチップ6がチップボディ5に対して螺合により着脱自在に取り付けられている。
この場合、従来のように、チップが圧入により取り付けられる場合よりも、チップボディ5の先端側に着脱自在に取り付けられるチップ6の取付強度及び交換のし易さを確保することが可能である。
また、本実施形態のプラズマアーク用トーチ1Aでは、フランジ部6bがチップボディ5の先端面を覆った状態で、チップ6がチップボディ5の先端側に取り付けられている。これにより、インサートチップ3Aの先端部(フランジ部6b)に溶接スパッタが付着した場合でも、チップボディ5を交換することなく、チップ6のみを交換すればよい。したがって、チップ6の消耗に伴うチップ6の交換によるコストを下げることが可能である。
また、本実施形態のプラズマアーク用トーチ1Aでは、チップボディ5が第1の流路7aの一部を構成することによって、この第1の流路7aを流れる冷却水Wと接しながら、チップボディ5を効率良く冷却することが可能である。さらに、チップボディ5及びチップ6が複数の第2の流路7b及び第3の流路7cを構成することによって、これら複数の第2の流路7b及び第3の流路7cを流れる冷却水Wと接しながら、チップボディ5及びチップ6を効率良く冷却することが可能である。
特に、インサートチップ3Aの先端部(チップ6)を冷却することは、上述したサーマルピンチ効果等を得る上で重要であるため、インサートチップ3Aの先端部に第3の流路7cを設けることによって、インサートチップ3Aの冷却性能を大幅に向上させることが可能である。
なお、本発明は、上記第1の実施形態に示すプラズマアーク用トーチ1Aの構成に必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
以下、上記プラズマアーク用トーチ1Aの第1の変型例〜第5の変型例について具体的に説明する。なお、以下の説明では、上記プラズマアーク用トーチ1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
(第1の変型例)
上記プラズマアーク用トーチ1Aの第1の変型例は、上記インサートチップ3Aの代わりに、例えば図4に示すようなインサートチップ3Bを備えた構成である。なお、図4は、インサートチップ3Bの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Bは、上記インサートチップ3Aとは第3の流路7cの構成が異なっている。すなわち、図4に示す第3の流路7cは、上記チップ6の溝部6cをチップ6の先端側まで拡大した構成である。
この構成の場合、チップ6の先端部だけでなく、チップ6の先端側にあるOリング8bを、第3の流路7cを流れる冷却水Wにより効率良く冷却することが可能である。
(第2の変型例)
上記プラズマアーク用トーチ1Aの第2の変型例は、上記インサートチップ3Aの代わりに、例えば図5に示すようなインサートチップ3Cを備えた構成である。なお、図5は、インサートチップ3Cの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Cは、上記インサートチップ3Aよりも上記チップ6の先端側の径を拡大した構成である。
この構成の場合、チップ6の先端側にあるOリング8bを高温に晒されるチップ6の内周側から外周側へと遠ざけることによって、Oリング8の溶損を防ぐことが可能である。
(第3の変型例)
上記プラズマアーク用トーチ1Aの第3の変型例は、上記インサートチップ3Aの代わりに、例えば図6に示すようなインサートチップ3Dを備えた構成である。なお、図6は、インサートチップ3Dの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Dは、上記インサートチップ3Aよりも上記チップ6の先端側の径を拡大すると共に、上記チップ6の溝部6cをチップ6の先端側まで拡大した構成である。
この構成の場合、チップ6の先端側にあるOリング8bを高温に晒されるチップ6の内周側から外周側へと遠ざけることによって、Oリング8の溶損を防ぐことが可能である。また、チップ6の先端部だけでなく、チップ6の先端側にあるOリング8bを、第3の流路7cを流れる冷却水Wにより効率良く冷却することが可能である。
(第4の変型例)
上記プラズマアーク用トーチ1Aの第4の変型例は、上記インサートチップ3Aの代わりに、例えば図7に示すようなインサートチップ3Eを備えた構成である。なお、図7は、インサートチップ3Eの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Eは、上記インサートチップ3Aとは第3の流路7cの構成が異なっている。すなわち、図7に示す第3の流路7cは、上記チップ6の溝部6cが省略された構成であり、チップボディ5の内周面を周方向に切り欠くリング状の溝部5dと、チップ6の外周面とによって構成されている。
この構成の場合、チップ6に溝部6cを形成する必要がないため、交換部品であるチップ6の製造コストを下げることが可能である。
(第5の変型例>
上記プラズマアーク用トーチ1Aの第5の変型例は、上記インサートチップ3Aの代わりに、例えば図8に示すようなインサートチップ3Fを備えた構成である。なお、図8は、インサートチップ3Fの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Fは、図8に示すように、上記インサートチップ3Aから複数の第2の流路7b及び第3の流路7cを省略した構成を有している。
この構成の場合、チップボディ5に流通孔5b及び溝部5c,5dと、チップ6に溝部6cを形成する必要がないため、交換部品であるチップ6と、チップ6よりも複雑な加工が必要となるチップボディ5との製造コストを下げることが可能である。
(第6の変型例)
上記プラズマアーク用トーチ1Aの第6の変型例は、上記インサートチップ3Aの代わりに、例えば図9(a),(b)に示すようなインサートチップ3Gを備えた構成である。なお、図9(a)は、インサートチップ3Gの構成を示す断面図である。図9(b)は、インサートチップ3Gを3分割した状態を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Gは、図9(a),(b)に示すように、上記チップボディ5が更に、第1のボディ部材5Aと第2のボディ部材5Bとに分割されることによって、上記チップ6を含めて3分割された構成を有している。
第1のボディ部材5Aは、上記チップボディ5のうち、第3の流路7cを構成する部分であり、上記溝部5dを有している。一方、第2のボディ部材5Bは、上記チップボディ5のうち、トーチボディ4に取り付けられ、且つ、チップ6が取り付けられる部分であり、上記複数の流通孔5b及び溝部5cを有している。
第1のボディ部材5Aは、第2のボディ部材5Bの先端側の外周面に螺合により着脱自在に取り付けられている。また、第1のボディ部材5Aと第2のボディ部材5Bとの間は、Oリング8cによって液密に封止(シール)されている。Oリング8cは、第3の流路7cを挟んだ軸線方向の両側にそれぞれ配置されている。
この構成の場合、チップ6よりも複雑な加工が必要となるチップボディ5を第1のボディ部材5Aと第2のボディ部材5Bとに分割することで、これら第1のボディ部材5Aと第2のボディ部材5Bとの加工をし易くすることができる。これにより、チップボディ5の加工コストを下げることが可能である。
(第2の実施形態)
<TIG溶接用トーチ>
次に、本発明の第2の実施形態として図10に示すTIG溶接用トーチ1Bについて説明する。なお、図10は、TIG溶接用トーチ1Bの概略構成を示す断面図である。また、以下の説明では、上記プラズマアーク用トーチ1Aと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
TIG溶接用トーチ1Bは、図7に示すように、上記プラズマアーク用トーチ1Aにおいて、非消耗電極2の先端がインサートチップ3Aの先端よりも内側に引き込んだ状態から、非消耗電極2の先端がインサートチップ3Hの先端よりも外側に突き出した状態となっている。
これに合わせて、インサートチップ3Hの貫通孔3a(貫通孔5a,6a)の径が拡大されている。また、TIG溶接用トーチ1Bでは、シールドガス(アウターガス)を放出するシールドキャップ(アウターノズル)9がインサートチップ(インナーノズル)3Hの周囲を囲んだ状態でトーチボディ4に取り付けられている。
これにより、上記プラズマアーク用トーチ1Aを二重ノズル構造のTIG溶接用トーチ1Bに変換することが可能となっている。なお、上記プラズマアーク用トーチ1Aを二重ノズル構造のTIG溶接用トーチ1Bとして使用する場合は、インサートチップ3HからプラズマガスPGの代わりに第1のシールドガス(インナーガス)SGを放出し、シールドキャップ9から第2のシールドガス(アウターガス)SGを放出する。
なお、プラズマガスPG及びシールドガスSG,SGについては、特に限定されるものではなく、例えばアルゴン(Ar)や、ヘリウム(He)等の不活性ガスや、アルゴン(Ar)に水素(H)を添加した混合ガス、アルゴン(Ar)にヘリウム(He)を添加した混合ガス等を用いることができる。さらに、不活性ガスに窒素(N)を添加したものや可燃性ガスを用いることができる。また、シールドガスSG,SGについては、例えば炭酸ガス(CO)や、不活性ガスに酸素(O)や炭酸ガス(CO)等の酸化性ガスを添加したものや可燃性ガスを用いてもよい。
以上のように、本実施形態では、上記プラズマアーク用トーチ1AをTIG溶接用トーチ1Bに容易に変換して使用することが可能である。また、本実施形態のTIG溶接用トーチ1Bでは、上記プラズマアーク用トーチ1Aと同様の構成を有することによって、上記プラズマアーク用トーチ1Aと同様の効果を得ることが可能である。
すなわち、本実施形態のTIG溶接用トーチ1Bでは、チップボディ5の先端側からチップボディ5の内側にチップ6が挿入された状態で、このチップ6がチップボディ5に対して螺合により着脱自在に取り付けられている。
この場合、従来のように、チップが圧入により取り付けられる場合よりも、チップボディ5の先端側に着脱自在に取り付けられるチップ6の取付強度及び交換のし易さを確保することが可能である。
また、本実施形態のTIG溶接用トーチ1Bでは、フランジ部6bがチップボディ5の先端面を覆った状態で、チップ6がチップボディ5の先端側に取り付けられている。これにより、インサートチップ3Hの先端部(フランジ部6b)に溶接スパッタが付着した場合でも、チップボディ5を交換することなく、チップ6のみを交換すればよい。したがって、チップ6の消耗に伴うチップ6の交換によるコストを下げることが可能である。
また、本実施形態のTIG溶接用トーチ1Bでは、チップボディ5が第1の流路7aの一部を構成することによって、この第1の流路7aを流れる冷却水Wと接しながら、チップボディ5を効率良く冷却することが可能である。さらに、チップボディ5及びチップ6が複数の第2の流路7b及び第3の流路7cを構成することによって、これら複数の第2の流路7b及び第3の流路7cを流れる冷却水Wと接しながら、チップボディ5及びチップ6を効率良く冷却することが可能である。
なお、本発明は、上記第2の実施形態に示すTIG溶接用トーチ1Bの構成に必ずしも限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記TIG溶接用トーチ1Bでは、上記プラズマアーク用トーチ1Aと同様に、上記インサートチップ3Hの代わりに、上記第1〜第6の変型例に示すインサートチップ3B〜3Gと同様の構成とすることが可能である。
すなわち、上記インサートチップ3B〜3Gを構成するチップ6の先端部よりも外側に非消耗電極2が突き出した構成とすることによって、上記プラズマアーク用トーチ1AをTIG溶接用トーチ1Bに容易に変換することが可能である。
以下、上記TIG溶接用トーチ1Bの第7の変型例〜第8の変型例について具体的に説明する。なお、以下の説明では、上記TIG溶接用トーチ1Bと同等の部位については、説明を省略すると共に、図面において同じ符号を付すものとする。
(第7の変型例)
上記TIG溶接用トーチ1Bの第7の変型例は、上記インサートチップ3Hの代わりに、例えば図11に示すようなインサートチップ3Iを備えた構成である。なお、図11は、インサートチップ3Iの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Iは、上記インサートチップ3Hよりも上記チップ6の先端側の径を拡大すると共に、貫通孔6aの先端側を絞り込むことなく基端側と同径とした構成である。
この構成の場合、チップ6の先端側にあるOリング8bを高温に晒されるチップ6の内周側から外周側へと遠ざけることによって、Oリング8bの溶損を防ぐことが可能である。また、貫通孔6aの先端側を絞り込むことなく、この貫通孔6aからチップ6の先端部よりも外側に非消耗電極2を突き出した状態とすることが可能である。
(第8の変型例)
上記TIG溶接用トーチ1Bの第8の変型例は、上記インサートチップ3Hの代わりに、例えば図12に示すようなインサートチップ3Jを備えた構成である。なお、図12は、インサートチップ3Jの構成を示す断面図である。
具体的に、このインサートチップ3Jは、上記チップ6の代わりに、図12に示すようなチップ6Aを有している。チップ6Aは、フランジ部6bが設けられたチップ6の先端から更に軸線方向に延長されたノズル部6dを有している。これに合わせて、ノズル部6dの先端よりも外側に非消耗電極2が突き出した状態となっている。
この構成の場合、例えば狭開先用のTIG溶接用トーチ1Bとして、第1のシールドガスSGを開先の内部へと効率良く送り込むことが可能である。
1A…プラズマアーク用トーチ 1B…TIG溶接用トーチ 2…非消耗電極 3A〜3J…インサートチップ 4…トーチボディ 5…チップボディ 6,6A…チップ 7a…第1の流路 7b…第2の流路 7c…第3の流路 8a,8b,8c…Oリング 10…冷却機構(チラー) PG…プラズマガス SG…第1のシールドガス SG…第2のシールドガス

Claims (7)

  1. 非消耗電極と、冷却液の循環により冷却されると共に、被加工物に対してプラズマアークを放出するインサートチップと、前記非消耗電極及び前記インサートチップを互いに絶縁した状態で保持するトーチボディとを備えるプラズマアーク用トーチであって、
    前記インサートチップは、前記冷却液と接するチップボディと、前記チップボディの先端側に着脱自在に取り付けられるチップとを有し、
    前記チップは、前記チップボディの先端側から前記チップボディの内側に挿入された状態で、前記チップボディに対して螺合により着脱自在に取り付けられていることを特徴とするプラズマアーク用トーチ。
  2. 前記チップは、前記チップボディの先端面を覆った状態で取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラズマアーク用トーチ。
  3. 前記チップボディは、前記冷却液が流れる流路の少なくとも一部を構成していることを特徴とする請求項1又は2に記載のプラズマアーク用トーチ。
  4. 前記チップボディ及び前記チップは、前記冷却液が流れる流路の少なくとも一部を構成していることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のプラズマアーク用トーチ。
  5. 前記チップボディは、前記流路の少なくとも一部を構成する第1のボディ部材と、前記第1の部材が取り付けられる第2のボディ部材とに分割された構造を有することを特徴とする請求項3又は4に記載のプラズマアーク用トーチ。
  6. 前記インサートチップの周囲を囲んだ状態で前記トーチボディに取り付けられると共に、前記プラズマアークの外側からシールドガスを放出するシールドキャップを備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のプラズマアーク用トーチ。
  7. 前記インサートチップの先端部よりも外側に前記非消耗電極が突き出した状態とすることによって、TIG溶接用トーチに変換されることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のプラズマアーク用トーチ。
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