JP2017119101A - 骨盤矯正器 - Google Patents

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平田 好宏
Yoshihiro Hirata
好宏 平田
聡 小林
Satoshi Kobayashi
聡 小林
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Abstract

【課題】腰痛を予防することができると共に、腰痛を緩和させることが可能な骨盤矯正器を提供する。
【解決手段】一形態に係る骨盤矯正器は、使用者Mの背中M2に接触した状態で使用される骨盤矯正器1である。骨盤矯正器1は、使用者Mの左右一対の腸骨B1に使用者Mの前側から当接する一対の前側当接部5fと、使用者Mの背中M2に後側から当接するエアバッグ8と、を備え、一対の前側当接部5fは、骨盤矯正器1を使用している使用者Mから見て左右方向に並んで設けられ、エアバッグ8は、左右方向における一対の前側当接部5fの間に設けられており、エアバッグ8は、前側当接部5fに対して前方に使用者Mの身体を押圧する。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者の背中に接触して使用者の骨盤を矯正する骨盤矯正器に関する。
骨盤を矯正する骨盤矯正器としては種々のものが知られている。特開2015−6244号公報には、使用者の腰に後方から当接される腰クッション部と、使用者から見て左右両側に位置すると共に使用者の脇腹を左右両側から押さえる左右骨盤サポート部と、を備えた着座姿勢矯正用及びトレーニング用の用具が記載されている。
この用具では、左右骨盤サポート部によって使用者の骨盤及び脇腹を左右方向から包み込むと共に、使用者の腹部に圧迫をかけないようにして使用者の座位の姿勢を安定させている。左右骨盤サポート部の高さ及び腰クッション部の高さは、共に調節可能となっている。また、この用具では、骨盤及び脇腹を包み込むと共に左右方向から骨盤及び脇腹を押圧することによって、使用者の交感神経を刺激して使用者の体温を上昇させ、これによりダイエット効果の発揮を狙っている。
特開2015−6244号公報
前述したような骨盤矯正器では、使用者の骨盤を矯正することによって、ぎっくり腰等の腰痛を予防すると共に、腰痛を緩和することが求められている。ここで、人間の骨盤としては、人間の身体の左右方向中央部に位置する仙骨と、仙骨の左右両側に位置する一対の腸骨と、各腸骨から身体の下方に延びると共に骨盤の下端を構成する一対の坐骨と、が含まれている。上記の一対の腸骨は、一対の仙腸関節を介して中央の仙骨に連結されており、一対の腸骨は、仙骨を中央部とした蝶形に形成されている。
腰痛の予防及び腰痛の緩和には、仙骨に対して一対の腸骨を開閉し、仙腸関節を動かすことが有効である。しかしながら、人間の普段の生活においては、一対の腸骨が閉じていることが多く腸骨の開閉は殆ど行われないので、仙腸関節はあまり動かない。このように普通に生活していると仙腸関節は殆ど動かないので、仙腸関節の周囲の筋肉が硬直し、この筋肉の硬直が骨盤の歪みを引き起こす原因となる。
また、前述した公報に記載されている用具では、骨盤及び脇腹を左右方向から押圧しており、これにより使用者の筋肉を動かすことはできる。しかしながら、骨盤及び脇腹を左右方向から押圧する場合には、筋肉は動かせるものの一対の腸骨を閉じる方向に力が働くので、腸骨を動かすことはできていない。すなわち、前述の用具では、筋肉が寄せられるだけで骨盤を十分に動かせないので、根本的な腰痛の問題を解決することはできない。従って、腰痛を確実に予防すると共に腰痛を緩和させることが可能な骨盤矯正器が求められている。
本発明は、腰痛を予防することができると共に、腰痛を緩和させることが可能な骨盤矯正器を提供することを目的とする。
本発明に係る骨盤矯正器は、使用者の背中に接触した状態で使用される骨盤矯正器であって、使用者の左右一対の腸骨に使用者の前側から当接する一対の前側当接部と、使用者の背中に後側から当接する後側当接部と、を備え、一対の前側当接部は、骨盤矯正器を使用している使用者から見て左右方向に並んで設けられ、後側当接部は、左右方向における一対の前側当接部の間に設けられており、一対の前側当接部及び後側当接部の少なくとも一方は、他方に対して近づく方向に使用者の身体を押圧する。
この骨盤矯正器では、使用者の腸骨に前側から左右一対の前側当接部が当接すると共に、使用者の背中に後側当接部が当接し、これらの当接によって、使用者の一対の腸骨と背中との相対位置が固定される。また、一対の前側当接部及び後側当接部の少なくとも一方は、他方に対して近づく方向に使用者の身体を押圧する。従って、後側当接部により背中の位置が固定された状態で腸骨が後側に押圧されるか、前側当接部により腸骨の位置が固定された状態で背中が前側に押圧されるか、又は、後側当接部が背中を前側に押圧すると共に前側当接部が腸骨を後側に押圧する。このように、腸骨の後側への押圧、及び、背中の前側への押圧の少なくとも一方が行われるので、これらの押圧動作によって一対の腸骨を開かせることができる。よって、普段あまり開閉することがない一対の腸骨を積極的に開閉し、これに伴い仙腸関節を積極的に動かすことができる。従って、仙腸関節周辺の筋肉の硬直を防止することができるので骨盤の歪みを回避することができる。更に、仙腸関節を積極的に動かすことにより骨盤の歪みを矯正することができるので、腰痛を緩和させることもできる。
また、この骨盤矯正器は、使用者の臀部が乗せられる座面を備え、使用者の臀部が座面に乗せられた状態で使用されてもよい。この場合、使用者の臀部が座面に乗せられるので、使用者の坐骨の位置を安定させることができる。従って、坐骨を安定させた状態で腸骨又は背中の押圧を行うことができるので、一対の腸骨の開閉をより安定して行うことができ、仙腸関節をより効率よく動かすことができる。また、臀部が座面に乗せられた状態で腸骨又は背中の押圧を行うことにより、身体の個人差の影響を出にくくすることもできる。そして、使用者は、座面に臀部を乗せて座った状態で仙腸関節を動かすことができるので、リラックスした状態で骨盤の矯正を行うことができる。
また、後側当接部は、平面視において、一対の前側当接部同士を結ぶ線分の垂直二等分線を含む位置に設けられていてもよい。この場合、一対の前側当接部と後側当接部との位置関係が二等辺三角形状となり、後側当接部は当該二等辺三角形の頂点を含む位置に配置される。従って、身体の左右方向における背中の中央位置、すなわち仙骨の中央位置を固定した状態で腸骨又は背中の押圧を行えるので、一対の腸骨の開閉をよりスムーズに行うことができる。ゆえに、仙腸関節をより効果的に動かせるので、腰痛の防止及び腰痛の緩和をより確実に行うことができる。
また、座面に対する後側当接部の上端の高さは、座面に対する前側当接部の上端の高さよりも高くてもよい。ところで、背中及び臀部では、下方に向かうほど筋肉及び贅肉が多くなり、上方に向かうほど背骨等の骨が突出している部分が多くなる。従って、前述のように、後側当接部の上端の高さを前側当接部の高さの上端の高さよりも高くすることにより、骨が突出している部分に、より効果的な当接又は押圧を行うことができる。このように骨が突出している部分に当接又は押圧を行うことができるので、一対の腸骨の開閉をより効果的に行うことができ、腰痛の更なる予防及び腰痛の更なる緩和に寄与する。
また、一対の前側当接部を含むと共に、使用者の身体の前側部分に接触して左右方向に延びるベルトを備え、ベルトの身体に接触する部位は、柔軟性素材によって構成されており、後側当接部は、ベルトに対して前方に使用者の身体を押圧してもよい。このように、左右方向に延びるベルトを備え、このベルトを身体の前側部分に接触させることにより、身体の前側部分にかかる圧力を分散させることができる。従って、身体の前側部分で生じうる痛みをより確実に回避することができる。また、後側当接部が前方に使用者の身体を押圧するので、2つの前側当接部が後方に使用者の身体を押圧する場合と比較して、押圧手段の数を減らすことができる。よってコストアップの抑制に寄与する。更に、ベルトの身体に接触する部位が柔軟性素材によって構成されているので、身体の前側部分で生じうる痛みを一層確実に緩和することができる。更に、柔軟性素材が身体に接触することによって、ベルトで身体の前側部分を押さえたときに一層心地よいフィット感を使用者に与えることができる。
また、一対の前側当接部及び後側当接部の少なくとも一方は、エアバッグであってもよい。この場合、エアバッグが使用者に当接するので、当接時における感触を良好にすることできる。また、エアバッグに対するエアの供給及び供給停止をスムーズに行うことができるので、使用者の身体の押圧及び押圧解除を効率よく行うことができる。
本発明によれば、腰痛を予防することができると共に、腰痛を緩和させることができる。
第1実施形態に係る骨盤矯正器の使用状態を示す側面図である。 (a)は、図1の骨盤矯正器を示す平面図である。(b)は、図1の骨盤矯正器を示す正面図である。 (a)は、図1の骨盤矯正器のもみ玉を示す斜視図である。(b)は、図1の骨盤矯正器のもみ玉を示す側面図である。 図1の骨盤矯正器の内部構造を示すブロック図である。 身体の骨盤を示す正面図である。 図1の骨盤矯正器における一対の前側押圧部及び後側押圧部を示す平面図である。 (a)は、第2実施形態に係る骨盤矯正器における一対の前側押圧部及び後側押圧部を示す平面図である。(b)は、前側押圧部の押圧方向を示す図である。 第3実施形態に係る骨盤矯正器の使用状態を示す側面図である。 (a)は、図8の骨盤矯正器を示す平面図である。(b)は、図8の骨盤矯正器を示す正面図である。 図8の骨盤矯正器における一対の前側押圧部及び後側押圧部を示す平面図である。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る骨盤矯正器について説明する。以下の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示されるように、本実施形態に係る骨盤矯正器1は、使用者Mの臀部M1が乗せられると共に使用者Mの背中M2がもたれ掛かる椅子型となっており、外観が球形状であってコンパクトな形状とされている。このように、骨盤矯正器1は、全体としてコンパクトな球形状となっているため、小さな部屋の中等の限られたスペースでも快適に用いることが可能である。
ここで、本明細書において、「背中」とは、使用者Mの身体の後側部分から頭部、頸部及び下肢を除いた体幹部を示している。この「背中」は、使用者Mの頸部の下部から臀部の上部までを含んでいてもよいし、使用者Mの胸部の背中側の部分を含んでもよいし、使用者Mの腹部又は腰部の背中側の部分を含んでもよいし、使用者Mの骨盤の背中側の部分を含んでもよい。
図1及び図2に示されるように、骨盤矯正器1は、もたれ掛かる使用者Mの背中M2及び臀部M1を支える座部2と、座部2の下部に固定された脚部3と、座部2上に一対に配置された肘掛部4と、を備えている。座部2は、柔軟性を有するクッション材によって構成されており、使用者Mの背中M2及び臀部M1を包み込む形状とされている。脚部3は、截頭円錐状に形成されており、脚部3の下面3aは、骨盤矯正器1を安定して配置できるように平坦状とされている。
座部2は、脚部3上に位置すると共に球面状を成す外面2aと、外面2aの内側で球面状に形成されると共に使用者Mの背中M2及び臀部M1を包み込む内面2bと、を備える。内面2bは、使用者Mの臀部M1が乗せられる座面2cと、座面2cから上方に湾曲すると共に使用者Mの背中M2がもたれ掛かる背もたれ面2dと、を含んでいる。このクッション材で構成された座部2では、座面2cに臀部M1が乗せられると共に、背もたれ面2dに背中M2がもたれかかることによって、使用者Mをリラックスさせることが可能となっている。
肘掛部4は、座部2に座っている使用者Mから見て左右方向Dに一対に設けられており、座部2と同じくクッション材によって構成されている。よって、使用者Mは、肘を肘掛部4に置くことによって一層リラックス可能となっている。肘掛部4は、左右方向Dにおける座面2cの両側の位置にそれぞれ配置されると共に、背もたれ面2dに固定されている。また、各肘掛部4の外側面には、凹状の取っ手部4aが形成されており、左右一対に設けられた2箇所の取っ手部4aのそれぞれに手を入れることによって骨盤矯正器1を簡単に持ち上げられるようになっている。
図2(a)及び図2(b)に示されるように、座部2には、使用者Mの位置を固定させる締め付け部材5が設けられており、この締め付け部材5は、座部2の内面2bにおける左右方向Dの両側部分のそれぞれから伸びる一対の紐状部材5aと、紐状部材5aの先端同士を連結するベルト5bと、を備えている。
ベルト5bは、紐状部材5aの長さを調整可能な調整部5cを左右一対に備えており、この調整部5cは、紐状部材5aを通す孔と、孔を通った紐状部材5aを止める係止部とを有する。ベルト5bは、左右方向Dに延びると共に使用者Mの身体の前側部分を押さえる。ベルト5bは、左右方向Dに延びると共に高さ方向にも延びる角部が湾曲した長方形状とされており、身体の前側部分に接触する面積が大きく確保されている。よって、身体の前側部分にかかる圧力が緩和されると共にベルト5bのフィット感が良好とされている。
ベルト5bは、その表側(使用者Mの身体の反対側)に位置する硬質部5dと、裏側(使用者Mの身体側)に位置するクッション部5eとを有する。硬質部5dは、例えばプラスチック製となっている。一方、クッション部5eは、高いクッション性を有する柔軟性素材によって構成されている。
更に、骨盤矯正器1には、使用者Mの身体を揉み解すもみ玉6,7と、使用者Mの身体を押圧するエアバッグ8と、が内蔵されている。もみ玉6は、左右方向Dに並んで一対に設けられており、各もみ玉6は、座面2cにおける使用者Mの臀部M1の後側部分に当たる位置に配置されている。
もみ玉6は、円盤状に形成されており、円形状を成すもみ玉6の上面6cは、座面2cに対して傾斜している。具体的には、各もみ玉6の上面6cは、使用者Mの左右方向D中央側を向くように傾斜している。また、もみ玉7は、座面2cにおける使用者Mの腿の前側部分に当たるように左右一対に配置されており、各もみ玉7も円盤状に形成されている。各もみ玉7は、もみ玉6のように傾斜しておらず、各もみ玉7の上面7aは、上方を向いた状態とされている。
図3(a)及び図3(b)に示されるように、もみ玉6は、その上面6cに2つの突起6a,6bを有する。突起6aは、突起6bよりも小さい。突起6a及び突起6bは、共に、もみ玉6の上面6cから半球状に突出している。また、もみ玉6は、円形状の上面6cの中心を通ると共に上面6cに直交する軸線Lを中心として周方向に回転する。もみ玉6は、大小異なる突起6a,6bが使用者Mの臀部M1に下から当接した状態で回転するので、使用者Mの大臀筋を奥深くまで効果的にマッサージすることが可能であり、大臀筋を柔らかくすることが可能となっている。
図2に示されるように、もみ玉7も、その上面7aに3つの半球状の突起7bを有する。3つの突起7bの大きさは互いに同一となっており、3つの突起7bは、上面7aにおいて正三角形となる位置に配置されている。もみ玉7も、もみ玉6と同様に周方向に回転する。もみ玉7は、3つの突起7bが使用者Mのハムストリングスに下から当接した状態で回転するので、使用者Mのハムストリングスを効果的にマッサージすることが可能であり、ハムストリングスを柔らかくすることが可能となっている。
エアバッグ8は、背もたれ面2dに内蔵されている。エアバッグ8は、左右方向Dにおける使用者Mの中央部分に位置すると共に、使用者Mの背中M2を前側に押圧する機能を有する。エアバッグ8は、その内部にエアが供給されることによって膨張し、その膨張によって使用者Mの背中M2を前側に押圧すると共に、供給されたエアが抜かれることによって収縮し、これによって背中M2への押圧を解除する。このように、エアバッグ8は、背中M2の前側への押圧、及びその押圧の解除、を繰り返すことが可能となっている。
前述したもみ玉6,7及びエアバッグ8の動作は、肘掛部4の上面に設けられた操作パネル9によって操作可能となっている。操作パネル9は、座部2に座った使用者Mから見て右側に位置する肘掛部4の上面に配置されており、使用者Mの手を丁度乗せやすい位置に配置されているので、使用者Mが操作を簡単に行えるようになっている。
図4は、骨盤矯正器1に内蔵された各部品を示すと共に、もみ玉6,7及びエアバッグ8を動作させる機能を示すブロック図である。図4において、破線の矢印は電気信号が通る箇所、実線の矢印は駆動力が伝達される箇所、より太い実線の矢印はエアが通る箇所、をそれぞれ示している。図4に示されるように、操作パネル9は、骨盤矯正器1の内部に位置する制御部10と電気的に接続されており、この制御部10は、もみ玉6,7への動力供給用のモータ11と、エアバッグ8へのエア供給用のポンプ12及びソレノイド14と、に電気的に接続されている。
モータ11は、ギヤ13を介してもみ玉6,7のそれぞれに接続されており、制御部10から電気信号が入力されることによって駆動する。この駆動力がギヤ13を介してもみ玉6,7に伝達されることにより、もみ玉6,7は回転する。
ポンプ12とソレノイド14は、協働してホース15に流し込むエアを制御する。ソレノイド14は、制御部10から入力される電気信号に応じて開閉する弁を備えており、この弁を閉じることによってホース15にエアを流し込むと共に、この弁を開くことによってホース15へのエアの供給を停止する。ホース15はエアバッグ8に接続されており、ホース15にエアが供給されるとエアバッグ8は膨張し、ホース15へのエアの供給が停止されるとエアバッグ8は収縮する。
以上のように構成される骨盤矯正器1では、使用者Mが操作パネル9で操作を行うことによって、もみ玉6,7及びエアバッグ8を動かすことが可能となっている。例えば、骨盤矯正器1は、もみ玉6だけ動かすモード、もみ玉7だけ動かすモード、エアバッグ8を膨張収縮させるモード、もみ玉6,7を動かすモード、もみ玉6,7及びエアバッグ8を動かすモード、など複数のモードを有しており、使用者Mは、これらのモードを操作パネル9の操作で選択可能となっている。
また、骨盤矯正器1では、図5に示されるような使用者Mの骨盤Bを動かすことが可能となっている。骨盤矯正器1は、前述した締め付け部材5とエアバッグ8によって使用者Mの腸骨B1を開閉させる機能を有する。腸骨B1は、左右方向D一対に設けられており、各腸骨B1は、仙腸関節Cを介して中央の仙骨B2に連結されている。このように連結された一対の腸骨B1は蝶のように開閉可能となっている。また、一対の腸骨B1の下部には、骨盤Bの下端を構成する一対の坐骨B3が存在する。
図2及び図6に示されるように、締め付け部材5は、使用者Mの腸骨B1に前から当接する左右一対の前側当接部5fを備えている。この前側当接部5fは、ベルト5bの後方に突出した部位を示しており、腸骨B1の前方に突出した部位に前から当接する。また、エアバッグ8は、使用者Mの背中M2に後側から当接する後側当接部として機能する。
エアバッグ8は、平面視において、2つの前側当接部5fの左右方向D中央位置に配置されている。すなわち、エアバッグ8は、平面視において、2つの前側当接部5fを結ぶ線分S1の垂直二等分線S2を含む箇所に配置されている。また、図1に示されるように、エアバッグ8は、高さ方向に一定の範囲を有するように配置されているが、エアバッグ8の上端の高さは、ベルト5bの上端の高さよりも高くなっている。
続いて、本実施形態に係る骨盤矯正器1の作用効果について説明する。
図5及び図6に示されるように、骨盤矯正器1では、使用者Mの腸骨B1に前側から左右一対の前側当接部5fが当接すると共に、使用者Mの背中M2にエアバッグ8が当接し、これらの当接によって、使用者Mの一対の腸骨B1と背中M2との相対位置が固定される。また、エアバッグ8は、前側当接部5fに対して近づく方向、すなわち前方に使用者Mの身体を押圧する。従って、前側当接部5fにより腸骨B1の位置が固定された状態で背中M2が前側に押されることとなる。このように、腸骨B1の位置が固定された状態で背中M2が前側に押圧されるので、この押圧動作によって一対の腸骨B1を開かせることができる。
よって、普段あまり開閉することがない一対の腸骨B1を積極的に開閉し、これに伴い仙腸関節Cを積極的に動かすことができる。従って、仙腸関節C周辺の筋肉の硬直を防止することができるので骨盤Bの歪みを回避することができる。更に、仙腸関節Cを積極的に動かすことにより骨盤Bの歪みを矯正することができるので、腰痛を緩和させることもできる。
また、骨盤矯正器1は、使用者Mの臀部M1が乗せられる座面2cを備え、使用者Mの臀部M1が座面2cに乗せられた状態で使用される。よって、使用者Mの臀部M1が座面2cの乗せられるので、使用者Mの坐骨B3の位置を安定させることができる。従って、坐骨B3を安定させた状態で背中M2の押圧を行うことができるので、一対の腸骨B1の開閉をより安定させた状態で行うことができ、仙腸関節Cをより効率よく動かすことができる。
また、臀部M1が座面2cに乗せられた状態で背中M2の押圧を行うことにより、身体の個人差を出にくくすることもできる。更に、使用者Mは、座面2cに臀部M1を乗せて座った状態で仙腸関節Cを動かすことができるので、リラックスした状態で骨盤Bの矯正を行うことができる。
また、エアバッグ8は、平面視において、一対の前側当接部5f同士を結ぶ線分S1の垂直二等分線S2を含む位置に設けられている。よって、一対の前側当接部5fとエアバッグ8との位置関係が二等辺三角形状となり、エアバッグ8は当該二等辺三角形の頂点を含む位置に配置される。従って、左右方向Dにおける背中M2の中央位置、すなわち仙骨B2の中央位置を固定した状態で背中M2の押圧を行えるので、一対の腸骨B1の開閉をよりスムーズに行うことができる。ゆえに、仙腸関節Cをより効果的に動かせるので、腰痛の防止及び腰痛の緩和をより確実に行うことができる。
また、座面2cに対するエアバッグ8の上端の高さは、座面2cに対する前側当接部5fの上端の高さよりも高い。ところで、背中M2及び臀部M1では、下方に向かうほど筋肉及び贅肉が多くなり、上方に向かうほど背骨等の骨が突出している部分が多くなる。従って、上記のように、エアバッグ8の上端の高さを前側当接部5fの上端の高さよりも高くすることにより、骨が突出している部分に、より効果的な押圧を行うことができる。このように骨が突出している部分に押圧を行うことができるので、一対の腸骨B1の開閉をより効果的に行うことができ、腰痛の更なる予防及び腰痛の更なる緩和に寄与する。
また、一対の前側当接部5fを含むと共に、使用者Mの身体の前側部分に接触して左右方向Dに延びるベルト5bを備え、ベルト5bの身体に接触するクッション部5eは、柔軟性素材によって構成されており、エアバッグ8は、ベルト5bに対して前方に使用者Mの身体を押圧する。このように、左右方向Dに延びるベルト5bを備え、このベルト5bを身体の前側部分に接触させることにより、身体の前側部分にかかる圧力を分散させることができる。
従って、身体の前側部分で生じうる痛みをより確実に回避することができる。また、エアバッグ8が前方に使用者Mの身体を押圧することにより、押圧手段の数を一つとすることができるので、押圧手段にかかるコストアップの抑制に寄与する。更に、ベルト5bの身体に接触するクッション部5eが柔軟性素材によって構成されているので、身体の前側部分で生じうる痛みを一層確実に緩和することができる。更に、柔軟性素材が身体に接触することによって、ベルト5bで身体の前側部分を押さえたときに一層心地よいフィット感を使用者Mに与えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る骨盤矯正器について、図7(a)及び図7(b)を参照しながら説明する。第1実施形態では、エアバッグ8が、前側当接部5fに対して前方に使用者Mの身体を押圧する例について説明したが、第2実施形態に係る骨盤矯正器では、前側当接部として機能する一対のエアバッグ21が、後側当接部22に対して後方に使用者Mの身体を押圧する。以降の説明では、第1実施形態と重複する説明を適宜省略する。
第2実施形態において、エアバッグ21は、2個設けられており、各エアバッグ21は使用者Mの腸骨B1のちょうど前側に位置する。エアバッグ21は、第1実施形態のエアバッグ8と同様、エアの供給によって膨張し、エアの供給の停止によって収縮する。また、一対のエアバッグ21は、締め付け部材5に設けられている。一方、後側当接部22は、座部2の背もたれ面2dに設けられている。後側当接部22は、背もたれ面2dにおける前方に突出した部位であり、使用者Mの背中M2に当接する。また、平面視におけるエアバッグ21及び後側当接部22の位置は、第1実施形態の前側当接部5f及びエアバッグ8の位置と同様である。
以上、第2実施形態に係る骨盤矯正器では、使用者Mの腸骨B1に前側から左右一対のエアバッグ21が当接すると共に、使用者Mの背中M2に後側当接部22が当接し、これらの当接によって、使用者Mの一対の腸骨B1と背中M2との相対位置が固定される。また、エアバッグ21は、後側当接部22に対して近づく方向、すなわち後方に使用者Mの身体を押圧する。従って、後側当接部22により背中M2の位置が固定された状態で腸骨B1が後側に押されることとなる。このように、背中M2の位置が固定された状態で腸骨B1が後側に押圧されるので、この押圧動作によって一対の腸骨B1を開かせることができる。従って、第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、第2実施形態では、エアバッグ21が腸骨B1を後方に押圧する例について説明した。しかしながら、図7(b)に示されるように、腸骨B1を押圧する方向Xは変更可能である。すなわち、腸骨B1を押圧する方向Xは、完全に後方でなくてもよく、例えば、エアバッグ21から後方に伸びる直線S3と、エアバッグ21と後側当接部22とを結ぶ線分S4との間に延びる範囲で傾斜していてもよい。また、腸骨B1を押圧する方向Xは、直線S3に対して角度θだけ傾斜していてもよく、この角度θの値は、0°以上且つ45°以下とすることが好ましい。しかしながら、角度θの値は、上記に限定されず、0°以上且つ90°未満であればよい。
このように、第2実施形態において、腸骨B1を押圧する方向Xは傾斜していてもよい。また、第1実施形態において、背中M2を押圧する方向についても、完全に前方でなくてもよく、上記同様に傾斜させることが可能である。
(第3実施形態)
続いて、第3実施形態に係る骨盤矯正器について説明する。図8、図9(a)及び図9(b)に示されるように、第3実施形態に係る骨盤矯正器31は、肘掛部4、及び前側のもみ玉7を有しない点、並びに、後方への押圧を行うエアバッグ35を備える点が第1実施形態と異なっている。また、骨盤矯正器31は、第1実施形態のエアバッグ8を備えている。
骨盤矯正器31は、使用者Mの位置を固定するベルト34を備える。ベルト34は、座部2の内面2bにおける左右方向Dの両側部分のそれぞれから伸び出している。ベルト34の内面2bから伸び出した部分のそれぞれには、左右一対にエアバッグ35及びエアバッグホルダ36が設けられている。
各エアバッグ35の位置は、第2実施形態のエアバッグ21のそれぞれと同一であってもよく、使用者Mの腸骨B1のちょうど前側である。一対のエアバッグ35は、後方に使用者Mの腸骨B1を押圧する。各エアバッグ35は、扁平状とされたエアバッグホルダ36に保持されている。エアバッグホルダ36は左右方向D及び高さ方向に延びており、エアバッグ35を後方を向かせた状態で保持している。すなわち、エアバッグホルダ36は、エアバッグ35が使用者Mに当接する側(腸骨B1に当たる側)を向くようにエアバッグ35を保持している。
一対のエアバッグホルダ36の間において、ベルト34は、左右方向Dに延びると共に使用者Mの身体の前側部分を押さえる。左右方向Dに延びる一対のベルト34それぞれの端部には、ベルト34の端部同士を連結する連結手段としてバックル37が設けられている。バックル37によって、使用者Mの身体へのベルト34の着脱が自在に行われる。
第3実施形態に係る骨盤矯正器31では、一対のエアバッグ35及びエアバッグ8が互いに近づく方向に使用者Mの身体を前後から同時に押圧する。具体的には、図10に示されるように、一対のエアバッグ35及びエアバッグ8の両方が互いに接近する方向に身体を押圧する。従って、エアバッグ8が背中M2を前側に押圧すると共にエアバッグ35が腸骨B1を後側に押圧することとなる。
このように、腸骨B1の後側への押圧、及び、背中M2の前側への押圧の両方が行われるので、これらの押圧動作によって一対の腸骨B1を開かせることができる。従って、前述した第1実施形態及び第2実施形態と同様、腰痛を予防することができると共に、腰痛を緩和させることができる。また、前後一対にエアバッグ35,8が設けられており、前後両側から一対のエアバッグ35,8が、それぞれ腸骨B1及び背中M2を押圧する。従って、腸骨B1をより開きやすくすることができるので、腰痛の予防効果、及び腰痛の緩和効果を一層高めることができる。
また、骨盤矯正器31は、第1実施形態の肘掛部4、及び前側のもみ玉7を有しないので、構成を簡易にすることができる。更に、各エアバッグ35はベルト34上に設けられており、各ベルト34の端部に設けられたバックル37によって、一対のベルト34及びエアバッグ35が着脱可能とされている。従って、前側に設けられる一対のベルト34及びエアバッグ35の着脱を容易に行うことができる。
なお、第3実施形態では、エアバッグ35と、エアバッグ35を保持するエアバッグホルダ36がベルト34に設けられ、ベルト34を連結させるバックル37を備えた骨盤矯正器31について説明した。しかしながら、ベルト34、エアバッグ35及びエアバッグホルダ36の構成は、前述した内容に限られず適宜変更可能である。また、バックル37の構成も適宜変更可能であり、更に、バックル37に代えて別の連結手段を備えていてもよい。
また、第3実施形態では、前側のエアバッグ35及び後側のエアバッグ8が同時に押圧を行う例について説明したが、前側のエアバッグ35による押圧のタイミングと、後側のエアバッグ8による押圧のタイミングは、適宜変更することが可能である。例えば、前側のエアバッグ35による押圧、及び後側のエアバッグ8による押圧は、一定の時間差で交互に行われてもよい。また、先に後側のエアバッグ8を膨張させ、その状態を維持して前側のエアバッグ35が押圧を行ってもよい。
また、エアバッグ35,8の形状及び大きさは適宜変更可能である。例えば、後側のエアバッグ8は、上下に延びる縦長状とされていてもよい。この場合、エアバッグ8は、使用者Mの腰から尾てい骨までの範囲を押圧してもよい。また、後側のエアバッグ8は、前側のエアバッグ35よりも下方に長く延びていてもよい。
また、エアバッグホルダ36は、ベルト34上で移動する可動式であってもよい。例えば、エアバッグホルダ36は、ベルト34を挿通させる孔部を備えていてもよく、当該孔部にベルト34が挿通された状態でベルト34に沿って移動可能とされていてもよい。このようにエアバッグホルダ36が可動式である場合、使用者Mの骨盤幅に応じて、一対のエアバッグ35間の距離を自在に変更することができる。
また、第3実施形態では、エアバッグの配置態様として、前側に一対のエアバッグ35が設けられ、後側にエアバッグ8が設けられる例について説明したが、前側及び後側に位置するエアバッグの配置態様は適宜変更可能である。例えば、前側及び後側のエアバッグが複数の領域に分けられていてもよい。具体的には、後側のエアバッグは、背中M2の上側を押圧する領域、背中M2の中央を押圧する領域、及び背中M2の下側を押圧する領域を備えていてもよい。そして、後側のエアバッグは、背中M2の上側を押圧する領域、背中M2の中央を押圧する領域、及び背中M2の下側を押圧する領域、を順次膨張させてもよい。また、一対の前側のエアバッグのうち、一方と他方とで膨らみ方が異なっていてもよい。
また、前側のエアバッグ、及び後側のエアバッグの個数についても適宜変更可能である。例えば、前述したエアバッグ8,35に代えて、複数のエアバッグが積層されると共に1箇所で互いに固定されており、エアの供給により、複数のエアバッグの固定されていない側が蛇腹状に膨張するものを備えていてもよい。更に、エアバッグによる押圧の態様も適宜変更可能である。例えば、エアバッグは、使用者Mの身体をピンポイントで押圧してもよいし、使用者Mの身体を一定領域に亘って押圧してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形してもよい。すなわち、本発明は、特許請求の範囲に記載した要旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、前述の実施形態では、エアバッグ8(後側当接部)が、高さ方向に一定の範囲を有するように配置されている例について説明したが、後側当接部は、仙骨B2の後側部分に当接するように配置されていてもよい。更に、前述の実施形態では、座面2cに対するエアバッグ8の上端の高さが、座面2cに対する前側当接部5fの上端の高さよりも高い例について説明した。しかしながら、座面2cに対する後側当接部の上端の高さは、座面2cに対する前側当接部5fの上端の高さより低くてもよい。
また、前述の実施形態では、内面2bに2本の紐状部材5aが固定されることによって、ベルト5bが座部2に連結されている例について説明したが、このベルト5bに代えて、座部2から脱着自在となっているベルトを用いてもよい。また、前述の実施形態では、紐状部材5aを通す孔と、孔を通った紐状部材5aを止める係止部とを有する調整部5cについて説明したが、この調整部の構成についても適宜変更可能である。更に、ベルトでない前側当接部(例えば、左右一対に分離された2個の前側当接部)によって腸骨B1を当接させてもよい。このように、ベルト及び調整部を備える締め付け部材の形状、大きさ及び配置態様については適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、肘掛部4の上面に配置された操作パネル9について説明したが、操作パネルの配置位置及び形状については適宜変更可能である。操作パネルを座部2から脱着自在としてもよい。また、操作パネル9に代えて、例えばリモコン等、他の操作手段を用いることも可能である。
また、前述の実施形態では、2種類のもみ玉6,7が設けられる例について説明したが、もみ玉の種類、個数、大きさ及び配置位置は、適宜変更可能である。更に、もみ玉を省略することも可能である。更に、モータ11、ポンプ12、ギヤ13、ソレノイド14及びホース15の構成についても、前述の実施形態に限定されず適宜変更可能である。
また、前述の実施形態では、背中M2を前方に押圧するエアバッグ8、及び腸骨B1を後方に押圧するエアバッグ21、について説明したが、使用者Mの身体を押圧する押圧手段として、エアバッグ以外のものを用いることも可能である。但し、押圧手段としてエアバッグを用いた場合には、使用者Mに対する感触を良好にできるという利点がある。更に、エアバッグを用いた場合には、エアの供給及び供給停止をスムーズに行う、特にエアを一気に抜くことができるので、膨張及び収縮をスムーズに行うことができる。従って、使用者Mの身体の押圧及び押圧解除を効率よく行えるという利点がある。
また、前述の実施形態では、截頭円錐状に形成された脚部3について説明したが、この脚部の形状を適宜変更することも可能である。脚部3に代えて、例えば、放射状に延びる複数の棒状の脚部を用いてもよい。また、肘掛部4の形状及び個数も適宜変更可能であり、肘掛部を省略してもよい。
また、前述の実施形態では、座面2cを有する骨盤矯正器1について説明したが、座面2cを有しない骨盤矯正器とすることも可能である。例えば、座面2cを有する骨盤矯正器1に代えて、立っている使用者Mの背中M2から巻き付けるタイプの骨盤矯正器、又は横になっている使用者Mの背中M2が乗せられるタイプの骨盤矯正器、とすることも可能である。
1,31…骨盤矯正器、2…座部、2a…外面、2b…内面、2c…座面、2d…背もたれ面、3…脚部、3a…下面、4…肘掛部、4a…取っ手部、5…締め付け部材、5a…紐状部材、5b…ベルト、5c…調整部、5d…硬質部、5e…クッション部、5f…前側当接部、6,7…もみ玉、6a,6b,7b…突起、6c,7a…上面、8,21,35…エアバッグ、9…操作パネル、10…制御部、11…モータ、12…ポンプ、13…ギヤ、14…ソレノイド、15…ホース、22…後側当接部、34…ベルト、36…エアバッグホルダ、37…バックル、B…骨盤、B1…腸骨、B2…仙骨、B3…坐骨、C…仙腸関節、D…左右方向、L…軸線、M…使用者、M1…臀部、M2…背中、S1…線分、S2…垂直二等分線、S3…直線、S4…線分、X…方向、θ…角度。

Claims (6)

  1. 使用者の背中に接触した状態で使用される骨盤矯正器であって、
    前記使用者の左右一対の腸骨に前記使用者の前側から当接する一対の前側当接部と、
    前記使用者の背中に後側から当接する後側当接部と、を備え、
    前記一対の前側当接部は、前記骨盤矯正器を使用している前記使用者から見て左右方向に並んで設けられ、
    前記後側当接部は、前記左右方向における前記一対の前側当接部の間に設けられており、
    前記一対の前側当接部及び前記後側当接部の少なくとも一方は、他方に対して近づく方向に前記使用者の身体を押圧する、
    骨盤矯正器。
  2. 前記使用者の臀部が乗せられる座面を備え、
    前記使用者の臀部が前記座面に乗せられた状態で使用される、
    請求項1に記載の骨盤矯正器。
  3. 前記後側当接部は、平面視において、前記一対の前側当接部同士を結ぶ線分の垂直二等分線を含む位置に設けられている、
    請求項1又は2に記載の骨盤矯正器。
  4. 前記座面に対する前記後側当接部の上端の高さは、前記座面に対する前記前側当接部の上端の高さよりも高い、
    請求項2に記載の骨盤矯正器。
  5. 前記一対の前側当接部を含むと共に、前記使用者の身体の前側部分に接触して前記左右方向に延びるベルトを備え、
    前記ベルトの前記身体に接触する部位は、柔軟性素材によって構成されており、
    前記後側当接部は、前記ベルトに対して前方に前記使用者の身体を押圧する、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の骨盤矯正器。
  6. 前記一対の前側当接部及び前記後側当接部の少なくとも一方は、エアバッグである、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の骨盤矯正器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018230723A1 (ja) 2017-06-16 2018-12-20 日東電工株式会社 積層体の製造方法、積層体、及びエアバッグ
CN113576725A (zh) * 2017-07-25 2021-11-02 岩上明治 由骨盆带和按压矫正器具的组合组成的骨盆矫正用具

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