JP2017118942A - 消火設備 - Google Patents

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昭光 吉川
Akimitsu Yoshikawa
昭光 吉川
山本 弘幸
Hiroyuki Yamamoto
弘幸 山本
堀 健志
Kenji Hori
健志 堀
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Abstract

【課題】消火設備における加圧用ガス容器が、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝されたとしても、腐食により劣化してしまうことのない安全な消火設備を提供する。【解決手段】消火薬剤を内部に貯えた消火薬剤貯蔵タンク2と、貯蔵タンク2に加圧ガスを導入して貯蔵タンク2内を加圧する金属製の加圧用ガス容器4と、貯蔵タンク2から消火薬剤を放出する放出弁6と、を具備し、加圧用ガス容器4の下側部分に腐食防止層を有すること、を特徴とする消火設備1。【選択図】図1

Description

本発明は、主としてガソリンスタンド等に設置される消火設備に関する。
昨今、いわゆるセルフ式のガソリンスタンドが増えており、安全性の担保のために、泡状の消火薬剤を散布できる消火設備が固定的に設置されている。
かかる消火設備として、例えば特許文献1(特開2000−37472号公報)においては、消火薬剤充填容器を収納箱の外部に設置するようにすることによって、組立作業性を改善し、収納箱の小形化や低コスト化を図った消火設備が提案されている。
より具体的には、上記特許文献1においては、消火薬剤充填容器と、加圧用ガスを充填したガス容器と、放出用ノズルを接続した消火薬剤放出用ホースと、前面の開口に開閉扉を備え内部にホースを収納する収納箱とを備える消火設備が開示されている。
特開2000−37472号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されている消火設備をはじめとする従来の消火設備は、例えば寒冷地等の積雪地域において使用される場合、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝されることがあり、消火設備のうちの加圧用ガス容器は金属製であるため、腐食により劣化してしまうおそれがある。
そこで、本発明の目的は、消火設備における加圧用ガス容器が、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝されたとしても、腐食により劣化してしまうことのない安全な消火設備を提供することにある。
上述の課題を解決すべく、本発明者らは鋭意実験を繰り返して検討した結果、消火設備における加圧用ガス容器において、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝される可能性のある部分に腐食防止層を設ければ、上記目的を達成するうえで極めて効果的であることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、
消火薬剤を内部に貯えた消火薬剤貯蔵タンクと、
前記貯蔵タンクに加圧ガスを導入して前記貯蔵タンク内を加圧する金属製の加圧用ガス容器と、
前記貯蔵タンクから前記消火薬剤を放出する放出手段と、
を具備し、
前記加圧ガス容器の下側部分に腐食防止層を有すること、
を特徴とする消火設備を提供する。
このような構成を有する本発明によれば、消火設備における加圧用ガス容器が、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝されたとしても、加圧ガス容器の下側部分に腐食防止層を有することから、腐食により劣化して破裂する危険性がなく安全の高い消火設備を実現することができる。
上記の本発明の消火設備においては、前記腐食防止層が樹脂層又は金属層で構成されていること、が好ましい。前記樹脂層は、例えば繊維強化プラスチック等の各種繊維強化樹脂組成物で構成することができ、また、前記金属層としては溶射した亜鉛等で構成することができる。また、これらの腐食防止層は、下層において前処理(下地処理)をしてもよく、ライニング層やプライマー層を設けてもよい。また、上層に塗装膜を設けてもよい。
本発明によれば、消火設備における加圧用ガス容器が、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝されたとしても、腐食により劣化することのない安全な消火設備を提供することができる。
本発明の消火設備の一実施形態を示す概略正面図である。 図1に示す本発明の一実施形態に係る消火設備に用いられる加圧用ガス容器の一部を断面にした概略正面図である。 図1に示す本発明の一実施形態に係る消火設備に用いられる加圧用ガス容器の変形例の一部を断面にした概略正面図である。 従来の消火設備に用いられる加圧用ガス容器の一部を断面にした概略正面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の消火設備の代表的な実施形態について詳細に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。なお、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する場合があり、また、図面は、本発明を概念的に説明するものであり、各構成要素の寸法やそれらの比は実際のものとは異なる場合もある。
図1は、本発明の消火設備1の一実施形態を示す概略正面図である。図1に示すように、本実施形態の消火設備1は、消火薬剤を内部に貯えた消火薬剤貯蔵タンク2と、貯蔵タンク2に加圧ガスを導入して貯蔵タンク2内を加圧する金属製の加圧用ガス容器4と、貯蔵タンク2から消火薬剤を放出する放出手段(例えば放出弁)6と、を具備している。
そして、加圧用ガス容器4は可撓性のある管状部材8で貯蔵タンク2に連結しており、加圧ガスを加圧用ガス容器4から貯蔵タンク2に供給できる構成となっているとともに、貯蔵タンク2は剛性を有する管状部材10で放出弁6に連結しており、放出弁6から貯蔵タンク2内の消火薬剤を放出できる構成となっている。
また、これら消火薬剤貯蔵タンク2、加圧用ガス容器4、放出弁6、管状部材8及び管状部材10は全て、例えば金属製の収納箱12内に固定されて収納されている。
ここで、図4は、従来の消火設備に用いられる加圧用ガス容器400の一部を断面にした概略正面図である。図4に示すように、従来の加圧用ガス容器400は、収納箱に収納して使用されるものの、金属製の壁部400aが外部環境に曝される場合がある。即ち、雨水や雪解け水、凍結防止剤などに触れて、腐食により劣化する可能性がある。
これに対し、本実施形態においては、図2に示すような加圧用ガス容器4を用いる。図2は、図1に示す本発明の一実施形態に係る消火設備に用いられる加圧用ガス容器の一部を断面にした概略正面図であり、図2に示すように、本実施形態の加圧用ガス容器4は、金属製の壁部4aの外側(上層)に、腐食防止層4bを具備している。
この腐食防止層4bは、本実施形態においては、加圧用ガス容器4の底面から可能な限り上方にまで設けられており、図2においては、キャップ部4cの下端部付近まで設けられている。
ここで、腐食防止層4bは、金属製の壁部4aを腐食による劣化から防止することができるものであればよいが、例えば、繊維強化プラスチック(FRP)等の各種繊維強化樹脂組成物で構成される繊維強化樹脂層等の樹脂層や、溶射した亜鉛等で構成される金属層であること、が好ましい。
腐食防止層4bを形成する方法について説明する。腐食防止層4bを樹脂層である繊維強化樹脂層で形成する場合は、例えば、下地処理工程(例えば1種ケレン)、プライマー処理工程、上塗りFRP塗装工程及びトップコート塗布工程(例えばグレー色)により、形成する方法が挙げられる。この例では、腐食防止層4bは複数層で構成されることになる。
この場合、繊維強化樹脂層を構成するFRP内にはガラス繊維が含まれることになるが、ガラス繊維の含有量は、例えば15〜45重量%程度であればよく、25〜35重量%であるのが好ましい。
また、トップコート塗布工程で形成するコーティング層には、例えば、不飽和ポリエステル樹脂等の樹脂、ガラスチョップドストランドマット等のガラス繊維及びメチルエチルケトンパーオキサイド等の硬化剤を含む樹脂組成物を用いることができる。
また、下塗り工程(プライマー層)及び上塗り工程(亜鉛粉末を含むアクリル系塗料)によっても、樹脂層からなる腐食防止層4bを形成することができる。亜鉛含有量の多い塗料を用いれば単一の塗装工程であってもよい。
次に、腐食防止層4bを金属層で形成する場合は、例えば亜鉛を溶射するメタリコン処理工程及び塗装工程とで形成する方法が挙げられる。塗装工程では、亜鉛リッチな防錆塗料等の亜鉛粉末を含む塗料を塗布するのが好ましい。
このような構成を有する本実施形態の消火設備1における加圧用ガス容器4は、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝されたとしても、加圧用ガス容器4の略外周面全体に腐食防止層4bを有することから、腐食により劣化して破裂することがなく安全の高いものとなる。
以上、本発明の消火設備1の代表的な実施形態について説明したが、本発明はこれらのみに限定されるものではなく、加圧用ガス容器4を腐食による劣化から防止できる腐食防止層があれば、種々の設計変更が可能であり、それらは全て本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態においては、腐食防止層4bが加圧用ガス容器4の底面から可能な限り上方にまで設けられている態様について説明したが、図3に示すように、腐食防止層4bの高さは適宜調整することができる。すなわち、雨水や雪解け水、凍結防止剤に曝される可能性の高い、加圧用ガス容器4の下側部分のみに腐食防止層4bを設けておくだけも本発明の効果を得ることができ、この場合、腐食による劣化の発生しにくい加圧用ガス容器4の上側部分に腐食防止層4bを設ける必要が無く、腐食防止層4bを形成させる工程・コストの削減となる。
ここで、図3は、図1に示す本発明の一実施形態に係る消火設備1に用いられる加圧用ガス容器の変形例の一部を断面にした概略正面図である。図3に示す変形例の加圧用ガス容器40では、壁部40aにおいて最下端から高さHの位置まで腐食防止層40bが設けられている。この高さHは、消火設備1の使用環境によって適宜選択することができるが、実用上、加圧用ガス容器40の全長の1/3〜1/2であればよく、加圧ガス容器40の全長の1/2より上側の部分には腐食防止層4bを設けなくてもよい。
1・・・消火設備、
2・・・貯蔵タンク、
4、40・・・加圧用ガス容器、
4a、40a・・・壁部、
4b、40b・・・腐食防止層、
6・・・放出手段、
8・・・管状部材、
10・・・管状部材。

Claims (3)

  1. 消火薬剤を内部に貯えた消火薬剤貯蔵タンクと、
    前記貯蔵タンクに加圧ガスを導入して前記貯蔵タンク内を加圧する金属製の加圧用ガス容器と、
    前記貯蔵タンクから前記消火薬剤を放出する放出手段と、
    を具備し、
    前記加圧用ガス容器の下側部分に腐食防止層を有すること、
    を特徴とする消火設備。
  2. 前記腐食防止層が樹脂層で構成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の消火設備。
  3. 前記腐食防止層が金属層で構成されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の消火設備。
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