JP2017118255A - Image reader and image forming apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、原稿等のシートから画像情報を読み取る画像読取装置、及びこれを備える画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image reading apparatus that reads image information from a sheet such as a document, and an image forming apparatus including the image reading apparatus.
一般に、複写機等の画像形成装置では、搭載されている画像読取装置の読み取り方式として、1枚の原稿をプラテンガラス上に載せて圧板(開閉手段)で押さえた状態で読み取る方式(以下「固定読み方式」という)が知られている。また、複数の原稿束を原稿トレイに載せ、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)によって原稿搬送を行いながら読み取る方式(以下「流し読み方式」という)も知られている。 In general, in an image forming apparatus such as a copying machine, as a reading method of an installed image reading device, a method in which a single document is placed on a platen glass and pressed by a pressure plate (opening / closing means) (hereinafter referred to as “fixed”). Reading method) is known. Also known is a method of loading a plurality of document bundles on a document tray and reading the document while conveying it with an automatic document feeder (ADF: Auto Document Feeder) (hereinafter referred to as “flow-reading method”).
固定読み方式では、原稿の平坦性を確保した状態で読み取るため、プラテンガラスに対して開閉する圧板によりプラテンガラス上の原稿を上方から押えた状態で読み取りを行う。この場合、原稿が圧板で隠れて見えなくなるため、ユーザ(操作者)は、装置の使用後にプラテンガラス上に原稿を載置したまま取り忘れて(置いたまま忘れて)しまうことがある。 In the fixed reading method, reading is performed in a state in which the flatness of the original is ensured. Therefore, the original on the platen glass is read from above by a pressure plate that opens and closes against the platen glass. In this case, since the document is hidden by the pressure plate and cannot be seen, the user (operator) may forget to leave the document on the platen glass after use of the apparatus (forget to leave it).
この問題に対し、圧板の開閉動作をセンサで監視し、固定読みの終了後、圧板が開閉されることなく原稿がプラテンガラス上に載置されたままであるとき、ADFに原稿がセットされると、取り忘れ原稿がある旨を警告する構成の画像形成装置が提案されている。この画像形成装置では、プラテンガラス上に残された取り忘れ原稿の有無を圧板の開閉に基づいて判断し、その旨の警告表示を操作部の表示部に表示することで、取り忘れ原稿の存在をユーザに明確に伝達することが可能になっている(特許文献1参照)。 To solve this problem, when the opening / closing operation of the pressure plate is monitored by a sensor and the original is set on the platen glass without opening / closing the pressure plate after the fixed reading is finished, the original is set on the ADF. There has been proposed an image forming apparatus configured to warn that there is a document to forget. In this image forming apparatus, the presence / absence of a forgotten document is determined by determining whether there is a forgotten document left on the platen glass based on the opening / closing of the pressure plate and displaying a warning display on the operation unit. Can be clearly transmitted to the user (see Patent Document 1).
しかしながら、特許文献1記載のように圧板の開閉に基づいて原稿の有無を判断する技術によると、節電モード(スリープモード)を有する画像形成装置の場合に、以下のような問題を生じるおそれがある。即ち、固定読み方式による読み取りの後、圧板が開閉されない状態のままで装置が節電モードに移行してしまうと、原稿取り忘れの警告表示がなされないまま電源が落ちてしまい、プラテンガラス上に原稿が置かれたままになる可能性がある。
However, according to the technique for determining the presence / absence of a document based on opening / closing of a pressure plate as described in
そこで、本発明は、固定読み後に直ちに節電モードに移行する操作が行われたとしても、ユーザに原稿取り忘れを警告することが可能な画像読取装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。 Therefore, the present invention provides an image reading apparatus that can warn a user that he / she has forgotten to take a document even when an operation for shifting to a power saving mode is performed immediately after fixed reading, and an image forming apparatus including the image reading apparatus. The purpose is that.
本発明は、画像読取装置において、原稿が載置される原稿載置手段と、前記原稿載置手段に対して開閉可能に支持され、前記原稿載置手段に載置された原稿を押圧可能な開閉手段と、前記開閉手段を閉じた状態で前記原稿載置手段上の原稿から画像を読み取る画像読取手段と、前記原稿載置手段上の取り忘れ原稿の有無を検知する取り忘れ原稿検知手段と、前記取り忘れ原稿検知手段の検知による取り忘れ原稿がある旨を警告する警告手段と、制御を司る部位以外への電力供給を停止する節電モードを実行可能な節電モード実行手段と、前記画像読取手段による原稿画像の読み取り終了後、前記取り忘れ原稿検知手段が取り忘れ原稿を検知している際、前記節電モード実行手段から前記節電モードを実行する旨の信号が発信された場合には、前記警告手段から警告を発した後に前記節電モード実行手段による前記節電モードに移行させる制御手段と、を備えることを特徴とする。 According to the present invention, in an image reading apparatus, an original placing unit on which an original is placed, and an openable / closable support with respect to the original placing unit, and an original placed on the original placing unit can be pressed An opening / closing means, an image reading means for reading an image from a document on the document placement means with the opening / closing means closed, and a forgotten document detection means for detecting the presence or absence of a forgotten document on the document placement means; Warning means for warning that there is a forgotten document by detection of the forgotten document detection means, power saving mode execution means capable of executing a power saving mode for stopping power supply to a portion other than the part that controls the control, and the image reading After the reading of the document image by the means, when the forgotten document detection means detects the forgotten document, when a signal to execute the power saving mode is transmitted from the power saving mode execution means, And control means for shifting from the serial warning means to the power saving mode by the power-saving mode execution means after warned, characterized in that it comprises a.
本発明によると、固定読み後に直ちに節電モードに移行する操作が行われたとしても、ユーザに原稿取り忘れを警告することが可能になる。 According to the present invention, even if an operation for shifting to the power saving mode is performed immediately after fixed reading, it is possible to warn the user that the user has forgotten to take a document.
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態に係る画像読取部(画像読取装置)100を備えた画像形成装置20について図面に沿って説明する。なお、図1(a)は、本実施形態に係る画像形成装置20を示す外観図であり、図1(b)は、図1(a)に備えられている画像読取部100を模式的に示す断面図である。
<First Embodiment>
Hereinafter, an
[画像形成装置]
図1(a),(b)に示すように、本画像形成装置20は、画像読取部100と、プリンタ部(画像形成部)500と、所定の後処理を行うシート処理部(シート処理装置)510とを備えている。画像読取部100には、排出トレイ25を有するADF(自動原稿送り装置)10と、一端部に表示部64を有する設定操作部210が配置されたリーダ部50を有している。排出トレイ25はその下部に、弾性を有する押え板部材26を有している。
[Image forming apparatus]
As shown in FIGS. 1A and 1B, the
プリンタ部500は、画像の電気信号や画像データに基づいてシートに画像を形成する。また、プリンタ部500とリーダ部50との間の排出空間Spには排出トレイ21が設けられており、プリンタ部500の下部には、複数段(本実施形態では3段)の給紙カセット19が装着及び引き出し可能に配置されている。また、シート処理部510には、プリンタ部500で画像形成された後、所定の処理を施されて排出されるシートを積載する複数段(本実施形態では3段)の排出トレイ22が配置されている。なお、プリンタ部500は、画像読取部(画像読取装置)100によって原稿から読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段を構成する。
The
上記画像形成装置20では、プリンタ部500に内蔵された感光体ドラム(不図示)の表面にレーザスキャナ(不図示)で静電潜像が形成された後、現像器(不図示)からトナーを供給されることで、負極性に帯電した複数色(4色)のトナー像が形成される。これらのトナー像は、1次転写ローラ(不図示)に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、各1次転写部(不図示)において順次中間転写ベルト(不図示)へと多重転写(1次転写)されて、中間転写ベルトにフルカラーのトナー像が形成される。
In the
このようなトナー像の形成プロセスに並行して、プリンタ部500に内蔵されたシート給送部(不図示)から給送されたシートは、レジストレーションローラ対(不図示)へと搬送され、レジストレーションローラ対によって斜行補正される。レジストレーションローラ対は、中間転写ベルトに形成されたフルカラーのトナー像の転写タイミングに合わせたタイミングで、シートを2次転写部に搬送する。中間転写ベルトに担持されたトナー像は、2次転写ローラ(不図示)に正極性の転写バイアス電圧が印加されることで、2次転写部(不図示)でシートへと2次転写される。トナー像を転写されたシートは、定着部(不図示)において加熱及び加圧され、カラー画像をシートに定着させられる。画像が定着されたシートは、排出ローラ対(不図示)によって排出トレイ21へと排出されて積載される。
In parallel with such a toner image forming process, a sheet fed from a sheet feeding unit (not shown) built in the
ここで、表示部64を有する設定操作部210について、図7を参照して詳細に説明する。なお、図7は、設定操作部210(図1、図2参照)に表示される画面のイメージを示し、
Here, the
図7に示すように、設定操作部210は、各種の情報を表示する表示部64を中央部に有している。さらに、設定操作部210は、表示部64の右側部に、節電モード切換えボタン65と、スピーカ67と、スタートボタン66とを有している。節電モード切換えボタン65は、通常モードから節電モード(スリープモード)に切換えるために押圧操作される。警告音発生部としてのスピーカ67は、プラテンガラス52上に取り忘れ原稿がある旨を警告音で知らせることが可能である。スタートボタン66は、原稿トレイ31上に原稿Dを載置して行う流し読み、或いはプラテンガラス52上に原稿Dを載置して行う固定読みによる画像形成(印刷)を行う際に押圧操作される。
As shown in FIG. 7, the
表示部64は、下部に「プラテンガラス上に原稿があります」等のメッセージを表示するメッセージ表示部64aを有する。そして、上部に、スタートボタン66の操作による印刷が可能な状態を示す「コピーできます」等のメッセージを表示するメッセージ表示部64bを有する。なお、プラテンガラス52は、原稿が載置される原稿載置手段を構成する。また、ADF10は、プラテンガラス52に対して開閉可能に支持され、プラテンガラス52に載置された原稿を押圧可能な開閉手段を構成する。
The
[画像読取部]
図1(b)に示すように、ADF10は、装置本体20aの上部にて、プラテンガラス52に対し開閉可能になるように、ヒンジ装置(不図示)を介して開閉可能に支持され、プラテンガラス52に載置された原稿Dを押圧することが可能に構成されている。ADF10は、1枚以上の原稿Dで構成される原稿束(D)を積載する原稿トレイ31と、原稿束の最上面の原稿を機内に送り込む給送ローラ32とを有している。
[Image reading unit]
As shown in FIG. 1B, the
装置本体20aの上側に配置されたリーダ部50は、シート状の原稿Dの画像を読み取って画像を電気信号に変換し、この電気信号に基づいて画像データを形成する。リーダ部50は、LED53から照射された光に対して原稿Dから反射した反射光を、ミラー54,55,56及びレンズ57を介してCCDラインセンサ58に導くように構成されている。LED53及びミラー54は読取ユニット59に取り付けられ、ミラー55,56は読取ユニット60に取り付けられている。
The
読取ユニット59,60は、ワイヤ(不図示)によってモータ(不図示)と結合され、このモータの回転駆動により原稿台であるプラテンガラス52と平行に移動するように制御される。読取ユニット59,60は、ポジションセンサ(不図示)で検知される位置を基準としてモータが正転又は逆転させられることで移動し、プラテンガラス52上に載置された原稿Dを光学的に走査する。原稿Dからの反射光は、ミラー54,55,56を介してレンズ57に導かれ、レンズ57を介してCCDラインセンサ58に集光される。CCDラインセンサ58は、原稿情報を反映した上記の原稿Dからの反射光を光電変換して、電子的な画像信号として出力する。なお、CCDラインセンサ58は、ADF(開閉手段)10を閉じた状態でプラテンガラス上(原稿載置手段上)の原稿から画像を読み取る画像読取手段を構成する。
The reading
リーダ部50は、以上の構成において、CPU201(図2参照)の制御で、流し読みモード及び固定読みモードにより原稿情報を読み取ることが可能に構成されている。リーダ部50の上部においてプラテンガラス52に隣接する位置には、基準白板63及び流し読みガラス51が設置されている。リーダ部50の内部には、読取ユニット59の位置合わせに用いられるキャリッジHP(ホームポジション)センサ62が設置されている。なお、CPU201は、後述する節電モード切換えボタン65とにより、制御を司る部位以外への電力供給を停止する節電モードを実行可能な節電モード実行手段を構成する。
In the above configuration, the
また、リーダ部50におけるプラテンガラス52の図中の最も右端部には、ADF(開閉手段)10の開閉状態を検知するADF開閉センサ61が配置されている。ADF10は、図1(b)における手前−奥方向の奥側において不図示のヒンジ装置により、同図の手前側から奥側に開くように装置本体20aに回動可能に支持されている。ADF開閉センサ61は、近接センサなどから構成することが可能であり、ADF10の開放角度が所定値(例えば25°)以上開いたことを検知可能に構成されている。なお、ADF開閉センサ61は、CCDラインセンサ(画像読取手段)58による原稿画像の読み取り終了後にプラテンガラス52上の取り忘れ原稿の有無を検知する取り忘れ原稿検知手段を構成する。
An ADF open /
流し読みモードでは、読取ユニット59を原稿読取位置(図1(b)に示す位置)に停止させた状態で、閉じ状態のADF10によって原稿Dを搬送させながら、流し読みガラス51上の原稿読取位置で原稿情報を読み取る。一方、固定読みモードでは、プラテンガラス52上に原稿Dを固定的に載置して、読取ユニット59を副走査方向(図1(b)の左右方向)に移動させながら原稿情報を読み取る。
In the flow-reading mode, the original reading position on the flow-reading
次に、ADF10の詳細な構成について図1(a),(b)を参照して説明する。即ち、図1(b)に示すように、ADF10における原稿トレイ31には、原稿Dの給送方向(矢印Bの方向)と直交する幅方向(図1(b)の手前−奥方向)に相対移動可能に配置された一対の幅方向規制板28(手前側は不図示)が配置されている。原稿トレイ31の下方には、原稿トレイ上から給送ローラ32により給送される原稿Dを検知する原稿検知センサ27が配置されている。原稿トレイ31に積載された原稿Dは、一対の幅方向規制板28によって幅方向を規制されることで、給送時の搬送安定性が確保される。
Next, a detailed configuration of the
ADF10は、原稿Dをリーダ部50に自動で送る自動原稿送り手段としての自動原稿送り部29を有している。原稿トレイ31における原稿給送方向(矢印B方向)の下流側の上部には、原稿束の最上位の原稿Dを機内に送り込むように給送する給送ローラ32が配置されている。給送ローラ32は、下流側に配置された搬送ローラ34と分離ローラ35から構成される分離搬送ローラ対48の回転駆動に連動して回転し、原稿Dを原稿トレイ31上から送り出す。分離搬送ローラ対48は、給送ローラ32で送り出される原稿Dを一枚毎に捌きながら下流に搬送する。
The
図1(b)に示すように、給送ローラ32は通常、ホームポジションである上方位置(同図中の破線位置)に待避されて、原稿セット作業を損なわないように構成されている。給送ローラ32は、給送動作が開始されると、図中の実線位置に下降して原稿Dの上面に当接する。給送ローラ32は、給送ホルダ30により分離搬送ローラ対48の搬送ローラ34の軸を中心に回動可能に支持されており、給送ホルダ30が揺動されることにより上下に移動させられる。
As shown in FIG. 1B, the feeding
分離搬送ローラ対48のシート給送方向の下流には、引抜きローラ対36、搬送ローラ対13、及びレジストレーションローラ対15が配置されている。さらに、レジストレーションローラ対15の下流には、プラテン上流ローラ対16、流し読みガラス51の上方に位置するプラテンローラ17、プラテン下流ローラ対18、搬送ローラ対33、及び排出ローラ対24がこの順に配置されている。上記分離搬送ローラ対48と引抜きローラ対36との間には、分離搬送ローラ対48で分離されて搬送される原稿Dを検知する分離後センサ11が配置されている。
A drawing
[制御系]
次に、本実施形態に係る画像読取部100等の制御系について説明する。なお、図2は、本実施形態に係る画像読取部100等の制御系を示す制御ブロック図である。
[Control system]
Next, a control system such as the
図2に示すように、画像形成装置20は、画像読取部100、コントローラ部200、プリンタ部500、及びシート処理部(シート処理装置)510を有している。画像読取部100には、中央演算処理装置であるCPU(制御手段)12が設けられており、CPU12には、リードオンリーメモリ(ROM)80と、ランダムアクセスメモリ(RAM)90とが接続されている。ROM80には制御用プログラムが格納され、RAM90には入力データや作業用データが格納されている。CPU12には、原稿検知センサ27、分離後センサ11、レジ前センサ14、及びシート排出センサ23が接続されている。
As illustrated in FIG. 2, the
制御手段としてのCPU12は、CCDラインセンサ58による原稿画像の読み取り終了後に、節電モード実行手段である節電モード切換えボタン65及びCPU201から節電モードを実行する旨の信号が発信された場合、以下のような制御を行う。即ち、ADF開閉センサ61が取り忘れ原稿を検知しているときには、警告手段としてのメッセージ表示部64a及びスピーカ67による警告を発してから節電モード切換えボタン65及びCPU201(節電モード実行手段)による節電モードを実行させる。
When the
また、画像読取部100は、LED53(図1(b))を移動させる搬送モータ37と、搬送用の対応するローラを駆動する搬送モータ38,39と、読取ユニット59(図1(b))を駆動させる光学モータ40とを有している。さらに、画像読取部100は画像処理部70を有し、この画像処理部70には、ADF開閉センサ61と、読取ユニット59の位置出しのためのキャリッジHP(ホームポジション)センサ62と、CCDラインセンサ58とが接続されている。CCDラインセンサ58(図1(b))は、読み取った画像データを、画像処理部70を介してコントローラ部200に転送する。
Further, the
コントローラ部200は、CPU201、設定操作部210、カードリーダ300、画像処理部202、及び画像メモリ203を有している。CPU201は、プリンタ部500のCPU501に接続され、かつ設定操作部210、スピーカ67及びカードリーダ300にそれぞれ接続されている。CPU201は画像処理部202に接続され、画像処理部202は画像メモリ203に接続されている。プリンタ部500のCPU501は、シート処理部510に備えられたCPU511に接続されている。メッセージ表示部64a及びスピーカ67は、プラテンガラス52上(原稿載置手段上)に取り忘れ原稿がある旨を警告する警告手段を構成する。なお、この警告手段は、メッセージ表示部64aとスピーカ67のうちの何れか一方のみでも構成できることは勿論である。
The
CPU201は、ユーザとのインターフェース制御を設定操作部210を介して実行可能であり、画像読取部100のCPU12との間の通信ラインを介して、画像読取制御に関するデータの授受を行う。画像処理部70と画像処理部202との間の画像ラインを介して画像データの授受が行われ、画像処理部202は、画像読取部100から受信した画像データを画像メモリ203に格納する。
The
[画像読取部の動作]
次に、本実施形態に係る固定読みモードによる固定読み時、及び流し読みモードによる流し読み時における画像読取部100の動作について、図1(b)及び図2を参照しながら説明する。
[Operation of image reader]
Next, the operation of the
まず、固定読みを行う場合、ユーザはスキャン開始前にADF10をリーダ部50から開く方向に回動支点を中心に回動させて、プラテンガラス52の所定の位置(本実施形態では図1(b)の左奥側突当て基準)に原稿Dを載置する。この状態で、ADF10をリーダ部50に対して回動させて閉じて原稿Dを押圧する。
First, when performing a fixed reading, the user rotates the
固定読みが開始されると、CPU(制御手段)12が光学モータ40を駆動することで、読取ユニット59が、プラテンガラス52の下方から原稿Dを副走査方向(図1(b)における右方向)に走査する。リーダ部50では、プラテンガラス52に載置された原稿Dの下面がLED53で照射されると、これによる反射光がミラー54,55,56で反射され、レンズ57を経由してCCDラインセンサ58で読み取られる。そして、固定読みが終了すると、ユーザはADF10をリーダ部50から開放させて、プラテンガラス52上に載置されている原稿Dを取り除いた後、ADF10をリーダ部50に対して閉める操作を行う。
When fixed reading is started, the CPU (control means) 12 drives the
原稿Dの搬送開始前に、搬送モータ37(図2参照)を駆動することで分離搬送ローラ対48の搬送ローラ34を図1(b)の時計回り方向にやや回転させ、給送ホルダ30を介して給送ローラ32を下降させ、原稿トレイ31上の原稿Dに当接させる。
Before starting the conveyance of the document D, the conveyance motor 37 (see FIG. 2) is driven to rotate the
そして、原稿Dの給送動作が開始されると、図1(b)の時計回り方向に回転する給送ローラ32によって給送された原稿Dは、分離搬送ローラ対48により1枚ずつに分離される。分離されて送り出された原稿Dは、分離後センサ11で検知されつつ搬送され、引抜きローラ対36及び搬送ローラ対13により更に搬送される。
When the feeding operation of the document D is started, the document D fed by the feeding
そしてこの原稿Dは、レジ前センサ14を経由して、静止したレジストレーションローラ対15のニップ部に先端を突き当てられてループを形成されることで、先端をニップ部に倣うように揃えられて斜行補正を施される。斜行補正された原稿Dは、プラテン上流ローラ対16により、リーダ部50における流し読みガラス51に向けて搬送される。さらに原稿Dは、プラテンローラ17を経由してプラテン下流ローラ対18により下流に搬送される。
Then, the document D is aligned so that the leading edge follows the nip portion by forming a loop by abutting the leading edge against the nip portion of the stationary
プラテンローラ17は、流し読みガラス51に接触しており、プラテンローラ17と流し読みガラス51との間を通過する原稿Dの表面がLED53によって照射される。この反射光が、ミラー54,55,56及びレンズ57を経由してCCDラインセンサ58により検知されることで、原稿Dの画像情報が読み取られる。そして、読取ユニット59により画像読取を施された原稿Dは、搬送ローラ対33を介してシート排出センサ23を経由し、排出ローラ対24を介して排出トレイ25に排出される。なお、固定読み動作及び流し読み動作の前には、基準白板63をCCDラインセンサ58で読み取り、シェーディングによる画像補正データを生成することで、主走査方向に均一な濃度の画像が得られる。
The platen roller 17 is in contact with the
[原稿取り忘れ防止制御]
次に、本実施形態における原稿取り忘れ防止制御の処理について、図3を参照して説明する。なお、図3は、固定読みジョブが投入された場合の画像読取部100での原稿取り忘れ防止制御の流れを示すフローチャートである。
[Preventing forgetting manuscript control]
Next, the process for preventing document take-out prevention in this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 3 is a flowchart showing the flow of control for preventing document take-out in the
画像読取部100におけるRAM90上に、制御情報として以下の変数(A),(B)を有する。
(A)取り忘れの検知イネーブル(EN)が“1”にセットされている間は「有効」にして、プラテンガラス52上の原稿取り忘れの検知処理を行う。検知イネーブル(EN)が“0”のときは「無効」にして、取り忘れの検知処理を行わない。
(B)取り忘れステータス(ST)が“0”のときは、取り忘れ原稿が存在しないことを示す。
取り忘れ原稿を検知したときは“1”にセットし、原稿が取り除かれたと判断すると“0”にクリアする。
The
(A) While the forgetting detection enable (EN) is set to “1”, it is set to “valid”, and forgetting to remove the original on the
(B) When the forgetting status (ST) is “0”, it indicates that there is no forgetting document.
When a forgotten document is detected, it is set to “1”, and when it is determined that the document has been removed, it is cleared to “0”.
ADF原稿取り忘れ検知(通常時)のラベルで始まる処理が開始されると、CPU12は、ステップS301において固定読みジョブの開始要求が投入されたか否かを判断する。その結果、コントローラ部200から固定読みジョブの開始要求が投入されると(S301:Yes)、CPU12は、ステップS302において、制御情報として保持している変数を初期化する。即ち、取り忘れステータス(ST)を“0”の原稿無し状態に初期化し、取り忘れの検知イネーブル(EN)を“1”にセットし「有効」にして、取り忘れ検知を可能にする(S302)。
When the process starting with the label for detection of forgetting to remove the ADF document (normal time) is started, the
固定読みジョブの開始時から終了時までの間、CPU12は、以下の制御を行う。即ち、ジョブ開始時もしくはジョブ中にADF10が開けられたか否かを監視する(S303)。その結果、ADF10が開放された場合は(S303:Yes)、原稿がいつ取り除かれるかわからないため、検知イネーブル(EN)を0(無効)にセットする(S304)。一旦「無効」にされた検知イネーブル(EN)は、その後、ジョブ中に再びADF10が閉じられても復帰しない。
From the beginning to the end of the fixed reading job, the
上記一連の固定読みジョブ中の監視処理(S300)は、固定読みジョブの終了まで、本実施形態においては500msec周期で実行される(S301:Yes,S302,S303:No,S305:No,S306)。 The monitoring process (S300) in the series of fixed reading jobs is executed in a cycle of 500 msec in this embodiment until the end of the fixed reading job (S301: Yes, S302, S303: No, S305: No, S306). .
固定読みジョブが終了すると(S305:Yes)、CPU12は、以下の制御を行う。まず、固定読みジョブ中または監視動作中に検知イネーブル(EN)が「無効」になったか否かを確認する(S307)。検知イネーブル(EN)がまだ1(有効)であった場合(S307:Yes)、固定読みジョブ後のADF開の監視動作を実行し、固定読みジョブの終了後にADF10が開放されたか否かを監視する(S308)。その結果、ADF10が開けられた場合は(S308:Yes)、ユーザにより原稿が取り除かれたと判断して、取り忘れステータス(ST)を“0”にセットし、検知イネーブル(EN)を0(無効)にセットする(S312)。
When the fixed reading job ends (S305: Yes), the
また、ステップS308で、ADF10が開状態にならないまま次の固定読みジョブが投入された場合にも(S309:Yes)、ユーザが故意に同じ原稿を再び読み取るものと判断し、取り忘れステータス(ST)を“0”にセットする(S312)。また、何れにも該当しない場合、即ちADF10が開けられず、固定読みジョブも投入されないままの時は、ステップS305で固定読みジョブが終了してから3秒が経過するまでの間、500msec周期で上記監視を実行する。(S310:No,S311,S307)
If the next fixed reading job is input without the
そして、ステップS308,S309の何れにも該当しないまま3秒が経過すると(S308:No,S309:No,S310:Yes)、CPU12は、ユーザが原稿を取り忘れたと判断し、取り忘れステータス(ST)を“1”にセットする(S313)。CPU12は、上記監視動作によってセットされた取り忘れステータス(ST)を、コントローラ部200に通知する(S314)。
Then, when 3 seconds have passed without satisfying any of steps S308 and S309 (S308: No, S309: No, S310: Yes), the
固定読みジョブ中もしくは上記ADF開監視動作中に、取り忘れステータス(ST)が“0”、つまり原稿が取り除かれた状態にセットされた場合には(S304,S312)、監視動作のループから抜ける(S307:No)。そして、ADF原稿取り忘れ検知(通常時)を終了する。 If the forgetting status (ST) is set to “0”, that is, the document is removed (S304, S312) during the fixed reading job or the ADF opening monitoring operation, the monitoring operation loop is exited. (S307: No). Then, detection of forgetting to remove the ADF document (normal time) is ended.
[節電モード要求時の通知]
次に、本実施形態におけるADF原稿取り忘れ検知(固定読みジョブ後の節電モード移行時)の処理について、図4を参照して説明する。図4は、固定読みジョブ終了直後にユーザが節電モード切換えボタン65を操作して節電モードへの移行を入力した場合の「ADF原稿取り忘れ検知」の処理を示すフローチャートである。
[Notification when requesting power saving mode]
Next, the process of detecting forgetting to remove the ADF document (during the power saving mode after the fixed reading job) in this embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 4 is a flowchart showing a process of “detection of forgetting ADF document” when the user operates the power saving
以下に述べる節電モード(スリープモード)は、各種機器の制御を司るCPU12などの機器以外への電力供給を停止する省エネルギーモードを意味する。図3を用いて既述した固定読みジョブ中の監視(S300)の終了時、CPU12は、検知イネーブル(EN)が1(有効)になっているか否かの判定を行う(S401)。固定読みジョブ中にADF10の開操作が実行され、検知イネーブル(EN)が0(無効)になっている時は(S401:No)、その後の監視モードには入らず、取り忘れステータス(ST)を“0”にセットして(S403)ステップS407に進む。
The power saving mode (sleep mode) described below means an energy saving mode in which power supply to devices other than devices such as the
一方、検知イネーブル(EN)が1(有効)になっている場合には(S401:Yes)、CPU12は、節電モード前取り忘れ監視動作に入る。そしてCPU12は、ステップS402において、ADF10が開操作(開放操作)をされたか否かを監視する(S402)。ステップS402において、開操作されて開動作が実行された場合は(S402:Yes)、ステップS401:Noの場合と同様、ステップS403において、取り忘れステータス(ST)を“0”にセットし、検知イネーブル(EN)を0(無効)とする。一方、ステップS402において開操作が行われなかった場合には(S402:No)、CPU12は、ステップS404に進んで、コントローラ部200から節電モード要求を受信したか否かを判断する。
On the other hand, when the detection enable (EN) is 1 (valid) (S401: Yes), the
ステップS404では、節電モード要求を受信していなければ(S404:No)、図3で説明した通常時の「ADF原稿取り忘れ検知」の制御の場合と同様に、監視を3秒間継続する(S405)。上記ステップS402では、ADF開閉センサ61が、CCDラインセンサ58による原稿画像の読み取り終了後にADF10がプラテンガラス52から開放されたか否かを検知することに基づいて取り忘れ原稿の有無を検知する。このため、取り忘れ原稿の有無を確実に検知することが可能になる。
In step S404, if the power saving mode request has not been received (S404: No), monitoring is continued for 3 seconds as in the case of the normal "ADF document take-off detection" control described in FIG. 3 (S405). ). In step S <b> 402, the ADF open /
CPU12はADF開閉センサ61が取り忘れ原稿を検知しても(S402:No)、3秒間経過する前(警告出力前)に取り忘れ原稿がなくなった場合(S404、S405、S401、S402:Yes)、警告手段の警告を行わず節電モードに移行させる。これにより、警告出力の前にユーザが原稿を取り忘れたことに気がついて取り除いた場合には、警告を行わないようにすることができる。
Even when the ADF open /
一方、ステップS404で、節電モード要求を受信した場合(S404:Yes)、または3秒間の監視時間が終了してもADF開操作がなかった場合(S405:Yes)、CPU12は、以下のように制御する。即ち、次の監視に移ることなく、取り忘れステータス(ST)を“1”、つまり「取り忘れ原稿有り状態」にセットする(S406)。
On the other hand, when the power saving mode request is received in step S404 (S404: Yes), or when the ADF opening operation is not performed even after the monitoring time of 3 seconds has ended (S405: Yes), the
上記いずれかの条件で取り忘れ監視動作を終了すると、CPU12は、コントローラ部200に対し、上記で設定した取り忘れステータス(ST)の結果を通知する(S407)。つまり、プラテンガラス52上に取り忘れ原稿がある旨をスピーカ(警告音発生部)67からの警告音で知らせると共に、取り忘れ原稿がある旨のメッセージを設定操作部210のメッセージ表示部(表示部)64aに表示する。これにより、固定読み後に直ちに節電モードに入る操作をされた場合であっても、ユーザに原稿取り忘れを警告(報知)することができる。
When the forgetting to monitor operation is terminated under any of the above conditions, the
その後、後述する節電モード移行処理を実行し(S408)、コントローラ部200に対し節電モードに入ることを通知して(S409)、処理を終了する。
Thereafter, a power saving mode transition process described later is executed (S408), the
次に、本実施形態における画像読取部100の節電モード移行処理、及びコントローラ部200の節電モード移行処理について図5及び図6を参照して説明する。なお、図5は、画像読取部100の節電モード移行処理を示すフローチャート、図6は、コントローラ部200が画像読取部100に対して節電モード指示を出す場合の処理を示すフローチャートである。
Next, the power saving mode transition process of the
図5において、画像読取部100がコントローラ部200から節電モード要求を受信すると(S801:Yes)、画像読取部100のCPU12は、通常ホールド電流で位置を保持している光学モータ40の電流をオフとし、駆動を停止する(S802)。また、不図示のファンの回転監視を実行している場合には、ファンエラー検出防止のために回転監視を停止する(S803)。以上の装置側の準備が終了すると、画像読取部100のCPU12は、コントローラ部200に対し、準備完了を示す節電モード移行通知を送信し、スリープ移行処理を終了する(S804)。
In FIG. 5, when the
図6において、システムのタイマ設定やユーザの操作により、節電モードへの移行が指示されたとする。このとき、コントローラ部200のCPU201は、画像読取部100へ節電モード要求を送信する(S901)。画像読取部100から節電モード移行通知が返信されるまでの間(S902:No)、コントローラ部200は通常動作を継続し、後述の取り忘れ通知処理などの処理を実行する。
In FIG. 6, it is assumed that the shift to the power saving mode is instructed by the system timer setting or the user operation. At this time, the
画像読取部100から節電モード移行通知が返ってくると(S902:Yes)、コントローラ部200のCPU201は、画像読取部100に供給していた電源をオフにし、画像読取部100を節電状態に移行させる(S903)。その後、既知の装置全体の節電モード移行処理S904を経由して装置全体を節電モードに移行させる。ここで、節電モードへの移行は、画像形成装置20の全体が節電状態になるとは限らない。例えばプリントジョブが多用され、画像読取が使用されない場合には、画像読取部100のみを節電モードに移行させ、画像形成装置20の他の部分は通常状態のままという場合もある。
When a power saving mode shift notification is returned from the image reading unit 100 (S902: Yes), the
[節電モードから復帰時の取り忘れ通知]
上記において、取り忘れステータス(ST)を格納したRAM(記憶部)90は、バックアップ可能であるとする。この場合、CPU(制御手段)12は、画像読取部100が節電モードから通常モード復帰した際、節電モード移行前の取り忘れステータス(ST)を読み出し、コントローラ部200に対し再度ステータス通知することが可能である。このように、CPU12は、節電モード実行手段(65,201)による節電モードを実行した後、再び通常モードに復帰した際に、RAM(記憶部)90に記憶していたプラテンガラス52上の取り忘れ原稿の有無を読み出すことが可能である。
[Notification for forgetting to return from power saving mode]
In the above description, it is assumed that the RAM (storage unit) 90 storing the forgetting status (ST) can be backed up. In this case, when the
ただし、節電モードからの復帰要因はいろいろあり、例えばADF10を開閉することにより復帰するケースがある。この時は、ADF10をリーダ部50(装置本体20a)から開放させたことで原稿の取り忘れに気付くと想定する必要がある。これに対応するため、CPU12は、画像読取部100の節電モードからの復帰要因をモニタする。ADF10の開操作(開動作)によって復帰した場合には、取り忘れステータス(ST)を“0”、即ち原稿が取り去られた状態に更新することにより、復帰後にコントローラ部200に誤った「取り忘れステータス通知」を送信しないようにする。
However, there are various factors for returning from the power saving mode. For example, there are cases where the
[コントローラ部における制御のフローチャート]
次に、本実施形態におけるADF原稿取り忘れ表示制御の処理について、図7及び図8を参照して説明する。なお、図8は、コントローラ部200におけるADF原稿取り忘れ表示制御の処理を示すフローチャートである。
[Flowchart of control in controller section]
Next, the ADF document take-off display control process according to this embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a flowchart showing the ADF document forgetting display control process in the
ADF原稿取り忘れ表示のラベルで始まる制御に入ると、コントローラ部200のCPU201は、画像読取部100が節電モードであるか否かを判断する(S700)。その結果、画像読取部100が節電モードでなければ(S700:No)、処理を終了し、また、画像読取部100が節電モードであれば(S700:Yes)、S701に進む。
When the control starts with the label for forgetting to remove the ADF document, the
ステップS701において、CPU201は、スタートボタン66が押されてユーザからの固定読みジョブが投入されたと判断する(S701:Yes)。そしてCPU201は、ステップS702において、コントローラ部200内部に保持されている「取り忘れ表示情報」を“0”に初期化する。これと共に、原稿取り忘れをユーザに知らせる「取り忘れ表示」をクリアし、鳴動する警告音をクリアする。引き続き、CPU201は、固定読みジョブが終了したか否かを判断し(S703)、固定読みジョブが終了したと判断すると(S703:Yes)、警告音を鳴らす時間を計測する「警告音タイマ」をスタートさせる(S704)。
In step S701, the
一方、ステップS701において、固定読みジョブが投入されていない状態では(S701:No)、取り忘れ表示制御を実行する。即ち、画像読取部100のCPU12から通知される取り忘れステータス(ST)を取得し、内部で保持されている取り忘れ表示情報を更新する(S706)。
On the other hand, in step S701, when the fixed reading job is not input (S701: No), forgetting to display display control is executed. That is, the forgetting status (ST) notified from the
ステップS707において、画像読取部100から「取り忘れ原稿無し」と通知され、取り忘れ表示情報=0になった場合(S707:No)、CPU201は、取り忘れ表示及び警告音をクリアし(S708)、警告音を停止する。一方、ステップS707において、取り忘れ原稿有りと通知され、取り忘れ表示情報=1であると判断した場合(S707:Yes)、CPU201は、以下の制御を行う。即ち、「!プラテンガラス(原稿台)上に原稿があります。!」というステータス表示をメッセージ表示部64a(図7)に対し実行し、プラテンガラス52上に原稿が残存している旨をユーザに報知する(S709)。
In step S707, when the
さらに、CPU201は、ユーザにより警告音を鳴らす設定がなされている場合には(S710:Yes)、以下のように制御する。即ち、CPU201は、ステップS704でスタートした「警告音タイマ」が所定のタイムアップ値(この例では2秒とする)に達するまでの間(S711:No)、取り忘れを通知する警告音を鳴動させる(S712)。一方、ステップS710にて、警告音を鳴らす設定になっていない場合(S710:No)、或いは警告音タイマが2秒以上経過した場合(S711:Yes)、CPU201は、図7に示す「取り忘れ表示」はそのままで、警告音を停止させる(S714)。
Furthermore, when the setting for sounding the warning sound is made by the user (S710: Yes), the
上述したステップS706からS714までの「取り忘れ情報更新動作」は、画像読取部100に対して節電モードを要求した後も変わらずに実行される。上記制御により、画像読取部100が節電モードに入ったあと、最終の通知結果に基づいて「取り忘れ警告」を表示し、或いは「警告音を鳴動させる」ことが可能になる。
The “forgotten information update operation” from step S706 to S714 described above is executed without change even after requesting the power saving mode to the
本実施形態によれば、CPU12はCCDラインセンサ58による原稿画像の読み取り終了後、ADF開閉センサ61が取り忘れ原稿を検知している際、節電モード実行手段(65,201)から節電モードを実行する旨の信号が発信されると以下の制御を行う。即ち、(S404:Yes)に示すように、所定時間待機をスキップし、警告手段(64a,67)から警告を発した後に節電モード実行手段(65,201)による節電モードに移行させる。これにより、固定読み後に直ちに節電モードに入る操作をされた場合であっても、ユーザに原稿取り忘れを報知できるようになる。従って、固定読み方式によるスキャン実行後、直ちに節電モードに移行した場合であっても、ユーザが原稿を取り忘れている旨を通知することができる。
According to the present embodiment, the
また、CPU12はCCDラインセンサ58による原稿画像の読み取り終了後、ADF開閉センサ61が取り忘れ原稿を検知している際、節電モード実行手段(65,201)から節電モードを実行する旨の信号が発信されない際、以下の制御を行う。即ちCPU12は、所定時間待機(S405)させ、この所定時間の間にADF開閉センサ61の検知による取り忘れ原稿がなくなったとき(S402:Yes)は、警告手段(64a,67)からの警告を発信しない。これにより、ユーザが所定時間内に取り忘れ原稿を取り除いた際には、警告を発しないようにすることができるので、必要以上に警告を発信しないようにすることが可能になる。
In addition, when the ADF open /
またCPU12はCCDラインセンサ58による原稿画像の読み取り終了後、ADF開閉センサ61が取り忘れ原稿を検知している際、節電モード実行手段(65,201)から節電モードを実行する旨の信号が発信されない際、以下の制御を行う。即ちCPU12は、所定時間待機させ、この所定時間の間にADF開閉センサ61の検知による取り忘れ原稿がなくならないとき(S405:Yes)は、警告手段(64a,67)からの警告を発信する。従って、ユーザが気付かず、所定時間内に取り忘れ原稿を取り除くことができなかった際には、確実に警告を発することが可能になる。
Further, the
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について、図9を参照して説明する。図9は、本実施形態における節電モード移行時のCPU12により実行される画像読取部100の固定読みジョブ後のスリープ処理(節電モード移行処理)を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、第1の実施形態と同一の部材には同一符号を付すと共に、構成、機能が同じものについてはその説明を省略する。
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 9 is a flowchart illustrating a sleep process (power saving mode transition process) after a fixed reading job of the
前述した第1の実施形態では、節電モード要求が来た時点でのADF開閉状態において取り忘れ検知を実施したが、ユーザが3秒経過する以前において節電モード切換えボタン65を押す前、或いは押した後すぐに原稿を取り除くことも考えられる。この場合、取り忘れ警告が早すぎることでユーザが煩わしく感じる可能性がある。そこで本実施形態は、固定読みジョブ後の節電モードでは、取り忘れを検知する例えば3秒間を節電モードに入らずに待ち、通知後に節電モードに入ることにより、本当に置き忘れたと思われる時間経過後に「取り忘れ警告」を出すようにすることが可能である。
In the first embodiment described above, detection of forgetting is performed in the ADF open / closed state at the time when the power saving mode request is received, but before or after the user presses the power saving
本実施形態では、第1の実施形態の構成に加え、RAM90上に制御情報として以下の変数(i)を有する。
(i)節電モードフラグ(スリープフラグ)FLG:コントローラ部200から節電モード要求を受けた場合に“1”にセットされる。スリープ復帰時、電源オン時に“0”にクリアされる。
In this embodiment, in addition to the configuration of the first embodiment, the
(I) Power saving mode flag (sleep flag) FLG: Set to “1” when a power saving mode request is received from the
即ち、固定読みジョブ後の節電モード移行処理のラベルで始まる処理に入ると、ステップS601で固定読みジョブを実行した後、コントローラ部200から節電モードの要求(スリープ要求)が通知される(S602:Yes)。すると、画像読取部100のCPU12は、節電モード要求が来たことを記憶する節電モードフラグFLGを“1”にセットし(S603)、以下の「節電モード前取り忘れ検知動作」に入る。一方、コントローラ部200から節電モード要求を受信していなければ(S602:No)、画像読取部100のCPU12は、図3で説明した「通常時の取り忘れ検知制御」を実行する。
That is, when the process starts with the label of the power saving mode transition process after the fixed reading job, after executing the fixed reading job in step S601, the
ここで、本第2の実施形態における「節電モード前取り忘れ検知動作」と、前述した第1の実施形態における「通常時の取り忘れ検知制御」との差は、以下のようになる。 Here, the difference between the “power saving mode pre-forgotten detection operation” in the second embodiment and the “normal forgetting detection control in the normal mode” described above is as follows.
即ち、「通常時の取り忘れ検知制御」では、CPU12は、一度取り忘れステータス(ST)を“1”に、つまり取り忘れ状態にセットする。その後、ADF開または固定読みジョブ開始で取り忘れステータス(ST)が“0”にセットされるまで、取り忘れステータス(ST)を検知し続ける。
That is, in “normally forgetting detection control”, the
一方、本実施形態の「節電モード前取り忘れ検知動作」では、一度取り忘れステータス(ST)を“1”の取り忘れ状態にセットする。その後、コントローラ部200が取り忘れ警告音を鳴動させるのに必要な時間(この例では最大2秒間)だけ取り忘れ検知を継続させる。そして、取り忘れステータス(ST)をバックアップした状態で、取り忘れ検知を終了する。
On the other hand, in the “power-saving mode pre-forgetting detection operation” of the present embodiment, the forgotten-to-be-lost status (ST) is set to “1” forgotten state. Thereafter, the
以下、「節電モード前取り忘れ検知動作」のフローについて説明する。即ち、ステップS603で節電モードフラグFLGを“1”にセットした後、画像読取部100のCPU12は、第1の実施形態と同様、検知イネーブルが「有効」か否か(S604)、ADF開されたか否か(S605)の監視を3秒間継続する(S606)。ADF10が開状態になると(S605:Yes)、CPU12は、取り忘れはなかったものとして取り忘れ検知イネーブル(EN)を「無効」にし、ループから抜ける(S607)。
Hereinafter, the flow of the “power saving mode forgetting to detect before taking” will be described. That is, after the power saving mode flag FLG is set to “1” in step S603, the
開状態にならないまま3秒経過すると、CPU12は取り忘れステータス(ST)を“1”、つまり取り忘れ状態にセットする(S608)。以上のように、CPU(制御手段)12は、ADF開閉センサ(取り忘れ原稿検知手段)61が取り忘れ原稿を検知した場合に、所定時間待機(3秒経過)してから警告手段(64a,67)による警告出力を行うことが可能になる。このため、原稿を本当に取り忘れたと思われる時間を経過した後に「取り忘れ警告」を発することが可能になる。
When 3 seconds elapse without being in the open state, the
画像読取部100のCPU12は、上記のように設定した「取り忘れステータス(ST)」をコントローラ部200に送信する(S609)。その後、CPU12は、コントローラ部200がユーザに対し画面或いは警告音で取り忘れを通知するのに要する時間(この例では2秒とする)待つ(S610)。所定時間の経過後、CPU12は、前述の節電モード移行処理を実行し(S611)、コントローラ部200に節電モード移行通知を送信して(S612)、スリープ状態に入る。
The
この例で、CPU12は、一度取り忘れステータス(ST)に1をセットした後、節電モード前(スリープ前)には取り忘れステータスを解除していないが、動作はこれに限るものではない。コントローラ部200にて警告音鳴動中、或いはメッセージ表示中の2秒の間に、ユーザにより画像読取部100のADF10が開けられた時は、「取り忘れステータス(ST)」を“0”にセットする。そしてコントローラ部200に再通知し、警告音及びメッセージをクリアすることも可能である。
In this example, the
コントローラ部200側では、ステップS706〜S714までの「取り忘れ情報更新動作」は、ステップS700(Yes)で画像読取部100が節電モードであることを検知するか、ステップS701(Yes)で固定読みジョブが開始されるまで継続する。よって、図6におけるステップS901のように、コントローラ部200のCPU201から画像読取部100へ節電モード要求を送信した後も、コントローラ部200は、画像読取部100が節電モード通知を返すまでは節電モードに入らない。従って、画像読取部100が本実施形態の制御を行うことにより、コントローラ部200は、画像読取部100が節電モード通知を返すまでの間、取り忘れ警告を表示、或いは警告音を鳴動させることができる。以上説明した本実施形態においても、固定読み後に直ちに節電モードに入る操作をされた場合であっても、原稿を取り忘れている旨を警告することが可能である。
On the
なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成装置を用いて説明したが、これに代えて、例えば、ノズルからインク液を吐出させることでシートに画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置に用いることも可能である。 In this embodiment, the electrophotographic image forming apparatus has been described, but instead, for example, an ink jet image forming apparatus that forms an image on a sheet by ejecting ink liquid from a nozzle. It is also possible to use it.
10…ADF(開閉手段)/12…CPU(制御手段)/20…画像形成装置/52…プラテンガラス(原稿載置手段)/58…CCDラインセンサ(画像読取手段)/61…ADF開閉センサ(取り忘れ原稿検知手段)/64…表示部/64a…メッセージ表示部(警告手段)/65,201…節電モード切換えボタン,CPU(節電モード実行手段)/67…スピーカ(警告手段,警告音発生部)/90…RAM(記憶部)/100…画像読取部(画像読取装置)/210…設定操作部/500…プリンタ部(画像形成手段)/D…原稿 10 ... ADF (opening / closing means) / 12 ... CPU (control means) / 20 ... image forming apparatus / 52 ... platen glass (document placing means) / 58 ... CCD line sensor (image reading means) / 61 ... ADF opening / closing sensor ( Forgotten document detection means) / 64... Display section / 64a... Message display section (warning means) / 65, 201... Power saving mode switching button, CPU (power saving mode execution means) / 67. ) / 90 ... RAM (storage unit) / 100 ... Image reading unit (image reading apparatus) / 210 ... Setting operation unit / 500 ... Printer unit (image forming means) / D ... Original
Claims (9)
前記原稿載置手段に対して開閉可能に支持され、前記原稿載置手段に載置された原稿を押圧可能な開閉手段と、
前記開閉手段を閉じた状態で前記原稿載置手段上の原稿から画像を読み取る画像読取手段と、
前記原稿載置手段上の取り忘れ原稿の有無を検知する取り忘れ原稿検知手段と、
前記取り忘れ原稿検知手段の検知による取り忘れ原稿がある旨を警告する警告手段と、
制御を司る部位以外への電力供給を停止する節電モードを実行可能な節電モード実行手段と、
前記画像読取手段による原稿画像の読み取り終了後、前記取り忘れ原稿検知手段が取り忘れ原稿を検知している際、前記節電モード実行手段から前記節電モードを実行する旨の信号が発信された場合には、前記警告手段から警告を発した後に前記節電モード実行手段による前記節電モードに移行させる制御手段と、を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。 A document placing means for placing a document;
An opening / closing means supported so as to be openable and closable with respect to the document placing means and capable of pressing the document placed on the document placing means;
Image reading means for reading an image from a document on the document placing means in a state where the opening / closing means is closed;
Forgetting document detection means for detecting the presence or absence of a forgetting document on the document placing means;
Warning means for warning that there is a forgotten document by detection of the forgotten document detection means;
A power saving mode execution means capable of executing a power saving mode for stopping power supply to a part other than the part that controls the control;
After the reading of the document image by the image reading unit, when the forgotten document detection unit detects a forgotten document, a signal to execute the power saving mode is transmitted from the power saving mode execution unit. Comprises a control means for causing the power saving mode execution means to shift to the power saving mode after issuing a warning from the warning means,
An image reading apparatus.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 When the forgoing document detection unit detects the forgotten document after the reading of the document image by the image reading unit, the control unit outputs a signal from the power saving mode execution unit to execute the power saving mode. If not sent, wait for a predetermined time, do not send a warning from the warning means when the forgotten document detection by the forgotten document detection means disappears during this predetermined time,
The image reading apparatus according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 When the forgoing document detection unit detects the forgotten document after the reading of the document image by the image reading unit, the control unit outputs a signal from the power saving mode execution unit to execute the power saving mode. If not transmitted, wait for a predetermined time, and when the forgotten original document detected by the forgotten original detection means does not disappear during this predetermined time, a warning from the warning means is transmitted,
The image reading apparatus according to claim 1.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。 When the forgoing document detection unit detects the forgotten document after the reading of the document image by the image reading unit, the control unit outputs a signal from the power saving mode execution unit to execute the power saving mode. 2. The image reading apparatus according to claim 1, wherein, when transmitted, the warning from the warning unit is transmitted without waiting for a predetermined time.
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。 The control means reads the presence / absence of a missing document on the document placement means stored in the storage unit when the power saving mode is executed by the power saving mode execution means and then returns to the normal mode again.
The image reading apparatus according to claim 1, wherein the image reading apparatus is an image reading apparatus.
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。 The forgotten document detection means detects the presence or absence of a forgotten document based on detecting whether the opening / closing means is released from the document placement means after the reading of the document image by the image reading means;
The image reading apparatus according to claim 1, wherein the image reading apparatus is an image reading apparatus.
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像読取装置。 The warning means includes a warning sound generating unit that notifies a warning sound that there is a document to be left on the document placing means.
The image reading apparatus according to claim 1, wherein the image reading apparatus is an image reading apparatus.
前記警告手段は、前記原稿載置手段上に取り忘れ原稿がある旨のメッセージを前記表示部に表示する、
ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像読取装置。 It has a display that can display messages,
The warning unit displays a message on the display unit that there is a document to be left on the document placement unit;
The image reading apparatus according to claim 1, wherein the image reading apparatus is an image reading apparatus.
前記画像読取装置によって原稿から読み取られた画像情報に基づいてシートに画像を形成する画像形成手段と、を備える、
ことを特徴とする画像形成装置。 An image reading apparatus according to any one of claims 1 to 8,
Image forming means for forming an image on a sheet based on image information read from a document by the image reading device;
An image forming apparatus.
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