JP2017116603A - 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】接合層の亀裂を防止することができる電気泳動表示装置を提供すること。
【解決手段】第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板に設けられた2層以上の接合層と、前記第2の基板に設けられた隔壁と、を備え、前記隔壁は、少なくとも前記接合層の一部に接している天頂点を含む1つの第1の面と、前記第2の基板の前記隔壁が設けられた面とつながる側面であってかつ画素領域と接する平面である複数の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面以外の第3の面と、を有する、電気泳動表示装置。
【選択図】図4
【解決手段】第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板に設けられた2層以上の接合層と、前記第2の基板に設けられた隔壁と、を備え、前記隔壁は、少なくとも前記接合層の一部に接している天頂点を含む1つの第1の面と、前記第2の基板の前記隔壁が設けられた面とつながる側面であってかつ画素領域と接する平面である複数の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面以外の第3の面と、を有する、電気泳動表示装置。
【選択図】図4
Description
本発明は、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器に関する。
電気泳動表示装置(EPD:Electrophoretic Display)は、例えば、一対の基板の間を隔壁によって複数の空間に区画し、各空間内に帯電性および分散性を有する粒子および溶媒が封入された構成を有するものが知られている。粒子および分散媒から分散液が構成される。
電気泳動表示装置は、分散液に電圧を印加して、粒子を所定の電極の側に移動させ、色および反射率が異なる粒子を分離させることにより、表示の内容を変えることができる。例えば、白に対応する粒子(「白色粒子」という)および黒に対応する粒子(「黒色粒子」という)を用いた白黒表示体では、一般に、白色粒子の光散乱を利用して白を表示させ、黒色粒子の光吸収性を利用して黒を表示させる。
電気泳動表示装置は、分散液に電圧を印加して、粒子を所定の電極の側に移動させ、色および反射率が異なる粒子を分離させることにより、表示の内容を変えることができる。例えば、白に対応する粒子(「白色粒子」という)および黒に対応する粒子(「黒色粒子」という)を用いた白黒表示体では、一般に、白色粒子の光散乱を利用して白を表示させ、黒色粒子の光吸収性を利用して黒を表示させる。
電気泳動表示装置に関し、例えば、特許文献1に記載の製造方法が知られている。
具体的には、特許文献1に記載された電気泳動表示装置は、第1の基板と、第2の基板とを備える。第1の基板には、第1封止膜(第1の接合層に対応する)と、第1封止膜を覆う第2封止膜(第2の接合層に対応する)とが形成される。第2封止膜は、第1封止膜と比較して膜厚が薄い膜である。第2の基板には、隔壁が形成される。電気泳動表示装置は、第1の基板と第2の基板とを対向させて配置し、第2の基板に設けられた隔壁によって区画された複数の空間に分散液を注入し、隔壁の頂部を第1の基板に設けられた第1封止膜および第2封止膜に食い込ませることにより構成される。
具体的には、特許文献1に記載された電気泳動表示装置は、第1の基板と、第2の基板とを備える。第1の基板には、第1封止膜(第1の接合層に対応する)と、第1封止膜を覆う第2封止膜(第2の接合層に対応する)とが形成される。第2封止膜は、第1封止膜と比較して膜厚が薄い膜である。第2の基板には、隔壁が形成される。電気泳動表示装置は、第1の基板と第2の基板とを対向させて配置し、第2の基板に設けられた隔壁によって区画された複数の空間に分散液を注入し、隔壁の頂部を第1の基板に設けられた第1封止膜および第2封止膜に食い込ませることにより構成される。
ここで、第1接合層は、隔壁を食い込みやすくする為に、柔らかい形状のものが用いられる。第1接合層には、分散液の電気泳動特性を悪化させる成分が含まれる場合がある。この場合、第1接合層に含まれる成分の流出を防止することを目的として、第2の接合層が第1接合層を覆うように形成される。
しかしながら、特許文献1に記載された技術のように、第2の基板に設けられた隔壁を、第1の基板に設けられた第2の接合層および第1接合層に食い込ませる際に、隔壁の頂部が尖鋭である場合、第2の接合層が大きく変形し、第2の接合層に亀裂ができる場合がある。この場合、第1接合層に含まれる分散液の電気泳動特性を悪化させる成分が分散液に溶出する場合がある。
しかしながら、特許文献1に記載された技術のように、第2の基板に設けられた隔壁を、第1の基板に設けられた第2の接合層および第1接合層に食い込ませる際に、隔壁の頂部が尖鋭である場合、第2の接合層が大きく変形し、第2の接合層に亀裂ができる場合がある。この場合、第1接合層に含まれる分散液の電気泳動特性を悪化させる成分が分散液に溶出する場合がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、第2の接合層の亀裂を防止することができる電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一つを解決するために本発明の一態様は、第1の基板と、第2の基板と、前記第1の基板に設けられた2層以上の接合層と、前記第2の基板に設けられた隔壁と、を備え、前記隔壁は、少なくとも前記接合層の一部に接している天頂点を含む1つの第1の面と、前記第2の基板の前記隔壁が設けられた面とつながる側面であってかつ画素領域と接する平面である複数の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面以外の第3の面と、を有する、電気泳動表示装置である。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
また、本発明の他の態様は、電気泳動表示装置において、前記第3の面は、平面である面要素を有する、構成が用いられていてもよい。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
また、本発明の他の態様は、電気泳動表示装置において、前記第3の面は、前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面である面要素を有する、構成が用いられていてもよい。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
また、本発明の他の態様は、電気泳動表示装置において、前記第2の面に対して垂直な断面において、前記第3の面は、円弧状の形状、または、楕円の弧状の形状である、構成が用いられていてもよい。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
また、本発明の他の態様は、電気泳動表示装置において、前記第3の面は、前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面であって、かつ一辺が前記第1の面と接合する第1の面要素と、平面または曲面であって、かつ一辺が前記第2の面と接合する第2の面要素とを有する、構成が用いられていてもよい。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
また、本発明の他の態様は、前記第3の面は、前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面である第3の面要素と、前記隔壁の内側から外側に向かって凹の曲面である第4の面要素と、前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面である第5の面要素と、を有し、前記第3の面要素の一辺が前記第1の面と接合し、前記第3の面要素の他の一辺と前記第4の面要素の一辺とが接合し、前記第4の面要素の他の一辺と前記第5の面要素の一辺とが接合し、前記第5の面要素の他の一辺が前記第2の面と接合する、構成が用いられていてもよい。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電気泳動表示装置は、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置は、接合層の亀裂を防止することができる。
また、本発明の他の態様は、前記第1の面、前記第2の面または前記第3の面のうちの少なくともいずれかを面取り加工して、上記のような電気泳動表示装置を製造する、電気泳動表示装置の製造方法である。
この構成により、電気泳動表示装置の製造方法では、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形が小さい電気泳動表示装置を製造する。これにより、電気泳動表示装置の製造方法では、接合層の亀裂を防止する電気泳動表示装置を製造することができる。
この構成により、電気泳動表示装置の製造方法では、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形が小さい電気泳動表示装置を製造する。これにより、電気泳動表示装置の製造方法では、接合層の亀裂を防止する電気泳動表示装置を製造することができる。
また、本発明の他の態様は、前記第1の面、前記第2の面または前記第3の面のうちの少なくともいずれかをエッチング加工して、上記のような電気泳動表示装置を製造する、電気泳動表示装置の製造方法である。
この構成により、電気泳動表示装置の製造方法では、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形が小さい電気泳動表示装置を製造する。これにより、電気泳動表示装置の製造方法では、接合層の亀裂を防止する電気泳動表示装置を製造することができる。
この構成により、電気泳動表示装置の製造方法では、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形が小さい電気泳動表示装置を製造する。これにより、電気泳動表示装置の製造方法では、接合層の亀裂を防止する電気泳動表示装置を製造することができる。
また、本発明の他の態様は、前記第1の面、前記第2の面または前記第3の面のうちの少なくともいずれかを型押し加工して、上記のような電気泳動表示装置を製造する、電気泳動表示装置の製造方法である。
この構成により、電気泳動表示装置の製造方法では、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形が小さい電気泳動表示装置を製造する。これにより、電気泳動表示装置の製造方法では、接合層の亀裂を防止する電気泳動表示装置を製造することができる。
この構成により、電気泳動表示装置の製造方法では、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形が小さい電気泳動表示装置を製造する。これにより、電気泳動表示装置の製造方法では、接合層の亀裂を防止する電気泳動表示装置を製造することができる。
また、本発明の他の態様は、上記のいずれかに記載の電気泳動表示装置を備える電子機器である。
この構成により、電子機器は、電気泳動表示装置において、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電子機器は、電気泳動表示装置において、接合層の亀裂を防止することができる。
この構成により、電子機器は、電気泳動表示装置において、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電子機器は、電気泳動表示装置において、接合層の亀裂を防止することができる。
以上により、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器では、電気泳動表示装置において、隔壁と接合層とが接して食い込む箇所(隔壁の端面の近傍の箇所)の変形を小さくする。これにより、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器では、電気泳動表示装置において、接合層の亀裂を防止することができる。
本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[背景技術に係る隔壁および接合層の構成の説明]
まず、図12を参照して、背景技術に係る隔壁の構成について説明する。
図12は、背景技術に係る隔壁および接合層の構成例を示す図である。図12は、表示部2001の一部の断面側面図である。
表示部2001は、互いに対向する第1の基板(「対向基板」という)2101と、第2の基板(「駆動基板」という)2102とを備える。
表示部2001は、駆動基板2102と対向基板2101との間に、対向基板2101の側に第1の接合層2202と第2の接合層2203とを備える。以降の説明において、第1の接合層2202と第2の接合層2203とを特に区別しない場合には、これらをまとめて接合層2204と記載する。
表示部2001は、駆動基板2102と接合層2104との間に、駆動基板2102の側に画素領域毎に仕切る隔壁2201を備える。隔壁2201は複数備えられ、これにより、それぞれの画素領域毎の空間(セル)が形成される。
表示部2001は、それぞれの画素領域毎に、駆動基板2102と接合層2204との間に、分散液2106を備える。分散液2106は、例えば、分散媒と、複数の白色粒子と、複数の黒色粒子を含む。分散液2106は、表示部2001の周囲の側面(図示せず)では、封止部(図示せず)により封止される。
なお、駆動基板2102および対向基板2101とこれらで挟まれる部分により、電気泳動パネルが構成されている。
まず、図12を参照して、背景技術に係る隔壁の構成について説明する。
図12は、背景技術に係る隔壁および接合層の構成例を示す図である。図12は、表示部2001の一部の断面側面図である。
表示部2001は、互いに対向する第1の基板(「対向基板」という)2101と、第2の基板(「駆動基板」という)2102とを備える。
表示部2001は、駆動基板2102と対向基板2101との間に、対向基板2101の側に第1の接合層2202と第2の接合層2203とを備える。以降の説明において、第1の接合層2202と第2の接合層2203とを特に区別しない場合には、これらをまとめて接合層2204と記載する。
表示部2001は、駆動基板2102と接合層2104との間に、駆動基板2102の側に画素領域毎に仕切る隔壁2201を備える。隔壁2201は複数備えられ、これにより、それぞれの画素領域毎の空間(セル)が形成される。
表示部2001は、それぞれの画素領域毎に、駆動基板2102と接合層2204との間に、分散液2106を備える。分散液2106は、例えば、分散媒と、複数の白色粒子と、複数の黒色粒子を含む。分散液2106は、表示部2001の周囲の側面(図示せず)では、封止部(図示せず)により封止される。
なお、駆動基板2102および対向基板2101とこれらで挟まれる部分により、電気泳動パネルが構成されている。
駆動基板2102は、それぞれの画素領域毎に、電極(画素電極2111a、2111b)を備える。以降の説明において、各画素電極2111a、2111bを特に区別しない場合には、これらをまとめて画素電極2111と記載する。
対向基板2101は、複数の画素領域に共通な電極(共通電極2122)を備える。
本構成例では、制御部(図示せず)が、それぞれの画素領域毎に、画素電極2111に印加される電圧を制御することにより、白の表示または黒の表示とすることが行われる。具体的には、図12に示す通り、画素電極2111aに印加される電圧と画素電極2111bに印加される電圧を制御することにより、画素領域毎に白の表示または黒の表示とすることが行われる。
なお、共通電極2122に印加される電圧は、一定の電圧であってもよく、または、制御部により可変に制御されてもよい。
対向基板2101は、複数の画素領域に共通な電極(共通電極2122)を備える。
本構成例では、制御部(図示せず)が、それぞれの画素領域毎に、画素電極2111に印加される電圧を制御することにより、白の表示または黒の表示とすることが行われる。具体的には、図12に示す通り、画素電極2111aに印加される電圧と画素電極2111bに印加される電圧を制御することにより、画素領域毎に白の表示または黒の表示とすることが行われる。
なお、共通電極2122に印加される電圧は、一定の電圧であってもよく、または、制御部により可変に制御されてもよい。
ここで、隔壁2201は、駆動基板2102と接する側を底面とした場合、上面が第2の接合層2203と接していて、第2の接合層2203を押圧している。このように、隔壁2201が第2の接合層2203に押し当てられた構造(食い込み構造)により、第2の接合層2203を含む接合層2204が隔壁2201の周辺で変形する。
ここで、第2の接合層2203と接する隔壁2201の上面が尖鋭である場合、第2の接合層2203に亀裂が生じ、上記した課題に示したように、第1の接合層2202に含まれる成分であって、分散液2106の電気泳動特性を悪化させる成分が分散液2106に溶出する場合がある。
ここで、第2の接合層2203と接する隔壁2201の上面が尖鋭である場合、第2の接合層2203に亀裂が生じ、上記した課題に示したように、第1の接合層2202に含まれる成分であって、分散液2106の電気泳動特性を悪化させる成分が分散液2106に溶出する場合がある。
なお、本構成例では、分散液2106の分散媒として、シリコーンオイル(Si−oil)が用いられている。共通電極2122は、ITO(インジウム・スズ酸化物)を用いて構成されている。対向基板2101は、ガラスの基板を用いて構成されている。
(第1実施形態)
[電気泳動表示装置の概要]
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置1について説明する。
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る電気泳動表示装置1の概略的な構成例を示す図である。図1は、電気泳動表示装置1の平面図である。
電気泳動表示装置1は、表示部11と制御部12とを備える。
表示部11は、縦および横(マトリクス状)に配置された複数の画素領域21を備える。
ここで、図1に示す直交座標系について説明する。図1に示す通り、表示部11を上方から見た場合、X軸は左右方向を示す。また、Y軸は奥行方向を示す。また、Z軸は、高さ方向を示す。
制御部12は、それぞれの画素領域21毎に、分散液に印加する電圧を制御することにより、表示する色を制御する。本実施形態では、それぞれの画素領域21毎に、分散媒とともに白色粒子および黒色粒子を含む分散液を有しており、白色粒子を用いた白の表示または黒色粒子を用いた黒の表示が可能である。
[電気泳動表示装置の概要]
次に、本実施形態に係る電気泳動表示装置1について説明する。
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る電気泳動表示装置1の概略的な構成例を示す図である。図1は、電気泳動表示装置1の平面図である。
電気泳動表示装置1は、表示部11と制御部12とを備える。
表示部11は、縦および横(マトリクス状)に配置された複数の画素領域21を備える。
ここで、図1に示す直交座標系について説明する。図1に示す通り、表示部11を上方から見た場合、X軸は左右方向を示す。また、Y軸は奥行方向を示す。また、Z軸は、高さ方向を示す。
制御部12は、それぞれの画素領域21毎に、分散液に印加する電圧を制御することにより、表示する色を制御する。本実施形態では、それぞれの画素領域21毎に、分散媒とともに白色粒子および黒色粒子を含む分散液を有しており、白色粒子を用いた白の表示または黒色粒子を用いた黒の表示が可能である。
[隔壁および接合層の一構成例]
図2は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201および接合層204の構成例を示す図である。図2は、表示部11の断面側面図である。具体的には、図2は、表示部11のX−Z平面における断面側面図である。なお、図2の例では、2つの隔壁201aおよび隔壁201bについての構成例を示すが、他の隔壁についても同様の構成を有する。以降の説明において、隔壁201aと隔壁201bとを特に区別しない場合には、これらをまとめて隔壁201と記載する。
図2には、図1に示される表示部11の一部の構成例として、隣接する3個の画素領域21を区画する(仕切る)隔壁201a、201bと、その周辺の構成例を示してある。
具体的には、駆動基板102と、共通電極112を有する対向基板101と、分散液104と、隣接する3個の画素領域21のそれぞれの画素電極111a、画素電極111bおよび画素電極111cと、これら隣接する3個の画素領域21を仕切る隔壁201aおよび隔壁201bと、第1の接合層202および第2の接合層203とが示されている。以降の説明において、第1の接合層202と第2の接合層203とを特に区別しない場合には、これらをまとめて接合層204と記載する。
図2は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201および接合層204の構成例を示す図である。図2は、表示部11の断面側面図である。具体的には、図2は、表示部11のX−Z平面における断面側面図である。なお、図2の例では、2つの隔壁201aおよび隔壁201bについての構成例を示すが、他の隔壁についても同様の構成を有する。以降の説明において、隔壁201aと隔壁201bとを特に区別しない場合には、これらをまとめて隔壁201と記載する。
図2には、図1に示される表示部11の一部の構成例として、隣接する3個の画素領域21を区画する(仕切る)隔壁201a、201bと、その周辺の構成例を示してある。
具体的には、駆動基板102と、共通電極112を有する対向基板101と、分散液104と、隣接する3個の画素領域21のそれぞれの画素電極111a、画素電極111bおよび画素電極111cと、これら隣接する3個の画素領域21を仕切る隔壁201aおよび隔壁201bと、第1の接合層202および第2の接合層203とが示されている。以降の説明において、第1の接合層202と第2の接合層203とを特に区別しない場合には、これらをまとめて接合層204と記載する。
本実施形態では、図2に示す通り、隔壁201は、複数の面を有している。具体的には、隔壁201は、第2の接合層203と一部接する面であって、隔壁201の天頂点を含む第1の面F1a、F1bを有する。ここで、本実施形態では、図2に示されるZ軸の正の方向を高さの高い方向とし、隔壁201の最も高い点を天頂点と呼ぶ。隔壁201は、駆動基板102とつながる側面であってかつ分散液104と接する第2の面F2a−1、F2a−2、F2b−1、F2b−2を有する。また、隔壁201は、第1の面F1a、F1bと、第2の面F2a−1、F2a−2、F2b−1、F2b−2とを接続する第3の面F3a−1、F3a−2、F3b−1、F3b−2とを有する。
以降の説明において、第1の面F1a、F1bを特に区別しない場合には、これらをまとめて第1の面F1と記載する。同様に、第2の面F2a−1、F2a−2、F2b−1、F2b−2を特に区別しない場合には、これらをまとめて第2の面F2と記載する。同様に、第3の面F3a−1、F3a−2、F3b−1、F3b−2を特に区別しない場合には、これらをまとめて第3の面F3と記載する。
以降の説明において、第1の面F1a、F1bを特に区別しない場合には、これらをまとめて第1の面F1と記載する。同様に、第2の面F2a−1、F2a−2、F2b−1、F2b−2を特に区別しない場合には、これらをまとめて第2の面F2と記載する。同様に、第3の面F3a−1、F3a−2、F3b−1、F3b−2を特に区別しない場合には、これらをまとめて第3の面F3と記載する。
なお、本例では、画素領域21が四角形である場合について説明したが、これに限られない。画素領域21は、四角形以外の形状であってもよく、三角形であってもよく、5つ以上の頂点を有する多角形(例えば、六角形)であってもよい。この場合、隔壁201が、画素領域21の形状に応じた複数の第2の面F2を有していてもよい。具体的には、隔壁201が、画素領域21の形状が有する辺に応じた数の第2の面F2を有していてもよい。
[隔壁が有する面の構成例]
以下、複数の画素領域21を区画する隔壁201を構成する第1の面F1、第2の面F2および第3の面F3の具体例について図3を参照して詳しく説明する。
図3は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201が有する面の構成例を示す図である。図3は、表示部11の断面斜視図である。
図3に示す通り、第1の面F1は、表示部11が備える隔壁201の天頂点を有する1つの面である。
また、第2の面F2は、画素領域21の内部の面であり、画素領域21に充填される分散液104と隔壁201とが接する面である。図3に示す通り、表示部11が備える画素領域21は、画素領域21毎に4つの第2の面F2を有する。
また、第3の面F3は、第1の面F1と第2の面F2とを接続する面である。図3に示す通り、表示部11が備える画素領域21は、第2の面F2毎に第3の面F3を有する。
以降の説明おいて、第3の面F3と第1の面F1とが接する当該第3の面F3の辺を第1の辺S1と記載する。また、第3の面F3と第2の面F2とが接する当該第3の面F3の辺を第2の辺S2と記載する。
以下、複数の画素領域21を区画する隔壁201を構成する第1の面F1、第2の面F2および第3の面F3の具体例について図3を参照して詳しく説明する。
図3は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201が有する面の構成例を示す図である。図3は、表示部11の断面斜視図である。
図3に示す通り、第1の面F1は、表示部11が備える隔壁201の天頂点を有する1つの面である。
また、第2の面F2は、画素領域21の内部の面であり、画素領域21に充填される分散液104と隔壁201とが接する面である。図3に示す通り、表示部11が備える画素領域21は、画素領域21毎に4つの第2の面F2を有する。
また、第3の面F3は、第1の面F1と第2の面F2とを接続する面である。図3に示す通り、表示部11が備える画素領域21は、第2の面F2毎に第3の面F3を有する。
以降の説明おいて、第3の面F3と第1の面F1とが接する当該第3の面F3の辺を第1の辺S1と記載する。また、第3の面F3と第2の面F2とが接する当該第3の面F3の辺を第2の辺S2と記載する。
以下、図4〜図8を参照して、第3の面F3の詳細について、表示部11のうち、図3に示す領域ARの箇所を例示して説明する。
ここで、領域ARは、隣り合う画素領域21を仕切る隔壁201の部分であり、一対の第2の面F2(画素領域21の内部の側面)と、一対の第3の面F3と、これらの共通な第1の面F1を含む。
ここで、領域ARは、隣り合う画素領域21を仕切る隔壁201の部分であり、一対の第2の面F2(画素領域21の内部の側面)と、一対の第3の面F3と、これらの共通な第1の面F1を含む。
[第3の面の構成例1]
図4は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第1の例を示す模式図である。
図4に示す通り、本例では、隔壁201の一例である隔壁201−1が第3の面F3として、面要素FE1と面要素FE2とを有する。ここで、面要素FE1、FE2は、それぞれ、第3の面F3を構成する面である。本例では、第1の面F1、面要素FE1、面要素FE2、第2の面F2の順で、接合(接続)されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図4に示す通り、第1の辺S1は、第1の面F1と第3の面F3の面要素FE1とが接する辺である。また、第2の辺S2とは、第2の面F2と第3の面F3の面要素FE2とが接する辺である。
本例では、面要素FE1と第1の面F1とがなす角度は90°より大きく180°未満の値となっており、面要素FE2と第2の面F2とがなす角度は90°より大きく180°未満の値となっている。
図4は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第1の例を示す模式図である。
図4に示す通り、本例では、隔壁201の一例である隔壁201−1が第3の面F3として、面要素FE1と面要素FE2とを有する。ここで、面要素FE1、FE2は、それぞれ、第3の面F3を構成する面である。本例では、第1の面F1、面要素FE1、面要素FE2、第2の面F2の順で、接合(接続)されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図4に示す通り、第1の辺S1は、第1の面F1と第3の面F3の面要素FE1とが接する辺である。また、第2の辺S2とは、第2の面F2と第3の面F3の面要素FE2とが接する辺である。
本例では、面要素FE1と第1の面F1とがなす角度は90°より大きく180°未満の値となっており、面要素FE2と第2の面F2とがなす角度は90°より大きく180°未満の値となっている。
なお、本例では、隔壁201が、第3の面F3として平面である面要素FE1と面要素FE2とを有する場合を示したが、これに限られない。第3の面F3は、例えば、平面である1つの面要素を有して構成されてもよく、または、平面である3つ以上の面要素を有して構成されてもよい。
[第3の面の構成例2]
図5は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第2の例を示す模式図である。
図5に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−2が、第3の面F3aとして、面要素FE3を有する。図5に示す通り、面要素FE3は、隔壁201−2の内側から外側に向かって凸(本実施形態において、正の曲率とする)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。本例では、第1の面F1a、面要素FE3、第2の面F2aの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図5に示す通り、第1の辺S1aは、第1の面F1aと面要素FE3とが接する辺である。また、第2の辺S2aは、第2の面F2aと面要素FE3とが接する辺である。
図5は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第2の例を示す模式図である。
図5に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−2が、第3の面F3aとして、面要素FE3を有する。図5に示す通り、面要素FE3は、隔壁201−2の内側から外側に向かって凸(本実施形態において、正の曲率とする)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。本例では、第1の面F1a、面要素FE3、第2の面F2aの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図5に示す通り、第1の辺S1aは、第1の面F1aと面要素FE3とが接する辺である。また、第2の辺S2aは、第2の面F2aと面要素FE3とが接する辺である。
なお、本例では、隔壁201−2が、第3の面F3aとして凸の曲面である面要素FE3を1つ有する場合を示したが、これに限られない。隔壁201は、凸の曲面である面要素を複数有していてもよい。
[第3の面の構成例3]
図6は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第3の例を示す模式図である。
図6に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−3が、第3の面F3bとして、面要素FE4を有する。図6に示す通り、面要素FE4は、隔壁201−3の内側から外側に向かって凸(正の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。本例では、第1の面F1b、面要素FE4、第2の面F2bの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図6に示す通り、第1の辺S1bは、第1の面F1bと面要素FE4とが接する辺である。また、第2の辺S2は、第2の面F2bと面要素FE4とが接する辺である。
ここで、本例では、第1の面F1bは、細い幅の線状の面となっている。つまり、第1の面F1bの両側に接合されている一対の面要素FE4は、断面において、略円弧状の形状を構成している。このように、第1の面F1bと面要素FE4とが接する辺である第1の辺S1bが隔壁201−3の天頂点に近い位置に配置される場合、第1の面F1bは隔壁201−3の天頂点を含む線状の面となる。
なお、前記した一対の面要素FE4が、断面において、理想的に円弧状の形状を構成する場合には、第1の面F1bは直線となる(面の幅が0になる)が、本実施形態に係る構成は、このような第1の面F1bの構成も含み面とみなす。
図6は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第3の例を示す模式図である。
図6に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−3が、第3の面F3bとして、面要素FE4を有する。図6に示す通り、面要素FE4は、隔壁201−3の内側から外側に向かって凸(正の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。本例では、第1の面F1b、面要素FE4、第2の面F2bの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図6に示す通り、第1の辺S1bは、第1の面F1bと面要素FE4とが接する辺である。また、第2の辺S2は、第2の面F2bと面要素FE4とが接する辺である。
ここで、本例では、第1の面F1bは、細い幅の線状の面となっている。つまり、第1の面F1bの両側に接合されている一対の面要素FE4は、断面において、略円弧状の形状を構成している。このように、第1の面F1bと面要素FE4とが接する辺である第1の辺S1bが隔壁201−3の天頂点に近い位置に配置される場合、第1の面F1bは隔壁201−3の天頂点を含む線状の面となる。
なお、前記した一対の面要素FE4が、断面において、理想的に円弧状の形状を構成する場合には、第1の面F1bは直線となる(面の幅が0になる)が、本実施形態に係る構成は、このような第1の面F1bの構成も含み面とみなす。
[第3の面の構成例4]
図7は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第4の例を示す模式図である。
図7に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−4が、第3の面F3cとして、面要素FE5と面要素FE6とを有する。図7に示す通り、面要素FE5は、隔壁201−4の内側から外側に向かって凸(正の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。また、面要素FE6は、隔壁201−4の底面(第1の面F1cとは反対側の面)と平行な平面である。本例では、第1の面F1c、面要素FE5、面要素FE6、第2の面F2cの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図7に示す通り、第1の辺S1cは、第1の面F1cと面要素FE5とが接する辺である。また、第2の辺S2cは、第2の面F2cと面要素FE6とが接する辺である。
図7は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第4の例を示す模式図である。
図7に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−4が、第3の面F3cとして、面要素FE5と面要素FE6とを有する。図7に示す通り、面要素FE5は、隔壁201−4の内側から外側に向かって凸(正の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。また、面要素FE6は、隔壁201−4の底面(第1の面F1cとは反対側の面)と平行な平面である。本例では、第1の面F1c、面要素FE5、面要素FE6、第2の面F2cの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図7に示す通り、第1の辺S1cは、第1の面F1cと面要素FE5とが接する辺である。また、第2の辺S2cは、第2の面F2cと面要素FE6とが接する辺である。
ここで、本例では、第1の面F1cは、細い幅の線状の面となっている。つまり、第1の面F1cの両側に接合されている一対の面要素FE5は、断面において、略円弧状(または、略楕円の弧状)の形状を構成している。このように、第1の面F1cと面要素FE5とが接する辺である第1の辺S1cが隔壁201−4の天頂点に近い位置に配置される場合、第1の面F1cは隔壁201−4の天頂点を含む線状の面となる。
なお、前記した一対の面要素FE5が、断面において、理想的に円弧状(または、楕円の弧状)の形状を構成する場合には、第1の面F1cは直線となる(面の幅が0になる)が、本実施形態に係る構成は、このような第1の面F1cの構成も含み面とみなす。
なお、前記した一対の面要素FE5が、断面において、理想的に円弧状(または、楕円の弧状)の形状を構成する場合には、第1の面F1cは直線となる(面の幅が0になる)が、本実施形態に係る構成は、このような第1の面F1cの構成も含み面とみなす。
なお、本例では、面要素FE6が隔壁201−4の底面と平行である場合を示したが、これに限られない。面要素FE6は、隔壁201−4の底面と平行ではない面であってもよい。この場合、例えば、第2の辺S2cにおいて、面要素FE6と第2の面F2cとがなす角度は90°より大きく180°未満の値となっている。
また、他の構成例として、面要素FE6が、複数の面の要素を(例えば、それぞれ、90°より大きく180°未満の値の角度で)接合した形状となっていてもよい。
また、他の構成例として、面要素FE6は、隔壁201−4の内側から外側に向かって凹(本実施形態では、負の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)であってもよい。
また、他の構成例として、面要素FE6が、複数の面の要素を(例えば、それぞれ、90°より大きく180°未満の値の角度で)接合した形状となっていてもよい。
また、他の構成例として、面要素FE6は、隔壁201−4の内側から外側に向かって凹(本実施形態では、負の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)であってもよい。
[第3の面の構成例5]
図8は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第5の例を示す模式図である。
図8に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−5が、第3の面F3dとして、面要素FE7と面要素FE8と面要素FE9とを有する。図8に示す通り、面要素FE7は、隔壁201−5の内側から外側に向かって凸(正の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。また、面要素FE8は、隔壁201−5の内側から外側に向かって凹(本実施形態では、負の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。また、面要素FE9は、隔壁201−5の内側から外側に向かって凸の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。本例では、第1の面F1d、面要素FE7、面要素FE8、面要素FE9、第2の面F2dの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図8に示す通り、第1の辺S1dと、第1の面F1dと面要素FE7とが接する辺である。また、第2の辺S2bは、第2の面F2と面要素FE9とが接する辺である。
図8は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201の第5の例を示す模式図である。
図8に示す通り、本例では、隔壁201の一例を示す隔壁201−5が、第3の面F3dとして、面要素FE7と面要素FE8と面要素FE9とを有する。図8に示す通り、面要素FE7は、隔壁201−5の内側から外側に向かって凸(正の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。また、面要素FE8は、隔壁201−5の内側から外側に向かって凹(本実施形態では、負の曲率)の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。また、面要素FE9は、隔壁201−5の内側から外側に向かって凸の曲面(本実施形態では、丸みのある面)である。本例では、第1の面F1d、面要素FE7、面要素FE8、面要素FE9、第2の面F2dの順で、接合されている。なお、ここでは、説明の便宜上、これらの面(または、面要素)を別々に示しているが、例えば、これらの面は一体として構成されている。
図8に示す通り、第1の辺S1dと、第1の面F1dと面要素FE7とが接する辺である。また、第2の辺S2bは、第2の面F2と面要素FE9とが接する辺である。
ここで、本例では、第1の面F1dは、細い幅の線状の面となっている。つまり、第1の面F1dの両側に接合されている一対の面要素FE7は、断面において、略円弧状(または、略楕円の弧状)の形状を構成している。このように、第1の面F1dと面要素FE7とが接する辺である第1の辺S1dが隔壁201−5の天頂点に近い位置に配置される場合、第1の面F1dは隔壁201−5の天頂点を含む線状の面となる。
なお、前記した一対の面要素FE7が、断面において、理想的に円弧状(または、楕円の弧状)の形状を構成する場合には、第1の面F1dは直線となる(面の幅が0になる)が、本実施形態に係る構成は、このような第1の面F1dの構成も含み面とみなす。
なお、前記した一対の面要素FE7が、断面において、理想的に円弧状(または、楕円の弧状)の形状を構成する場合には、第1の面F1dは直線となる(面の幅が0になる)が、本実施形態に係る構成は、このような第1の面F1dの構成も含み面とみなす。
本例では、凸と凹とが1つずつ切り替わって隣り合った3個の面要素FE7、FE8、FE9から第3の面F3dが構成されたが、これに限られない。第3の面F3dは、例えば、凸と凹とが1つずつ切り替わって隣り合う2個または4個以上の面要素から構成されてもよい。
[隔壁の製造方法]
以下、本実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201に、第1の面F1、第2の面F2および第3の面F3を製造する方法の例を示す。当該方法は、例えば、図4〜図8に示される隔壁201−1〜201−5の構成などに適用され得る。
以下、本実施形態(第1実施形態)に係る隔壁201に、第1の面F1、第2の面F2および第3の面F3を製造する方法の例を示す。当該方法は、例えば、図4〜図8に示される隔壁201−1〜201−5の構成などに適用され得る。
一例として、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3のうちの少なくともいずれかについて面取り加工を行うことで、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3を有する隔壁201を形成する(設ける)製造方法を用いることが可能である。この場合、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3のうち少なくともいずれかは、面取り加工された面となる。
他の例として、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3のうちの少なくともいずれかについてエッチング加工を行うことで、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3を有する隔壁201を形成する(設ける)製造方法を用いることが可能である。この場合、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3のうち少なくともいずれかは、エッチング加工された面となる。
一例として、フォトリソグラフィーのハーフエッチング法が用いられてもよい。
一例として、フォトリソグラフィーのハーフエッチング法が用いられてもよい。
他の例として、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3のうちの少なくともいずれかについて型押し加工を行うことで、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3を有する隔壁201を形成する(設ける)製造方法を用いることが可能である。この場合、第1の面F1、第2の面F2及び第3の面F3のうち少なくともいずれかは、型押し加工された面となる。
一例として、金型によるインプリント成形が用いられてもよい。
一例として、金型によるインプリント成形が用いられてもよい。
[第1実施形態のまとめ]
以上説明したように、本実施形態(第1実施形態)に係る電気泳動表示装置1の表示部11では、第1の面F1と、第2の面F2と、第3の面F3とを有する隔壁201を備える。
従来の技術では、図12を例とすると、隔壁2201が第1の面及び第2の面のみを有する場合があった。この場合、第1の面と第2の面とが接する箇所の角度が尖鋭になる(曲率半径が小さい)場合があった。すると、隔壁2201において第1の面と第2の面とが接する尖鋭な箇所と第2の接合層2203とが接するところで、第2の接合層2203に亀裂が生じる場合があった。
これに対して、本実施形態に係る電気泳動表示装置1の表示部11が備える隔壁201は、第1の面F1と第2の面F2との間に第3の面F3を有する。これにより、第1の面F1と第2の面F2とが接しておらず、第3の面F3が存在することで、隔壁201の天頂側において角度が尖鋭になる箇所が生じることを防止することができる。
すなわち、本実施形態に係る電気泳動表示装置1の表示部11が備える隔壁201によれば、当該隔壁201と第2の接合層203とが接して食い込む箇所(当該隔壁201の端面の近傍の箇所)の変形を小さくすることができ、その箇所に第2の接合層203の亀裂が生じることを防止することができ、第2の接合層203が破損することを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態(第1実施形態)に係る電気泳動表示装置1の表示部11では、第1の面F1と、第2の面F2と、第3の面F3とを有する隔壁201を備える。
従来の技術では、図12を例とすると、隔壁2201が第1の面及び第2の面のみを有する場合があった。この場合、第1の面と第2の面とが接する箇所の角度が尖鋭になる(曲率半径が小さい)場合があった。すると、隔壁2201において第1の面と第2の面とが接する尖鋭な箇所と第2の接合層2203とが接するところで、第2の接合層2203に亀裂が生じる場合があった。
これに対して、本実施形態に係る電気泳動表示装置1の表示部11が備える隔壁201は、第1の面F1と第2の面F2との間に第3の面F3を有する。これにより、第1の面F1と第2の面F2とが接しておらず、第3の面F3が存在することで、隔壁201の天頂側において角度が尖鋭になる箇所が生じることを防止することができる。
すなわち、本実施形態に係る電気泳動表示装置1の表示部11が備える隔壁201によれば、当該隔壁201と第2の接合層203とが接して食い込む箇所(当該隔壁201の端面の近傍の箇所)の変形を小さくすることができ、その箇所に第2の接合層203の亀裂が生じることを防止することができ、第2の接合層203が破損することを防止することができる。
また、電気泳動表示装置1の表示部11が備える第1の接合層202には、分散液104の電気泳動特性を悪化させる成分が含まれる場合がある。このような場合においても、本実施形態に係る電気泳動表示装置1の表示部11が備える隔壁201によれば、隔壁201と第2の接合層203とが接する箇所に亀裂が生じることを防止することができることから、第1の接合層202から分散液104の電気泳動特性を悪化させる成分が当該分散液104に溶出することを防止することができ、それによる表示品質の劣化を防止することができる。
一例として、図7に示される構成において、面要素FE5を凸の曲面とし、面要素FE6を凹の曲面とした場合、例えば、第1の面F1cおよび第3の面F3c(面要素FE5、FE6)が第2の接合層203を覆うように食い込む。このため、仮に、これらの面F1c、F3cと第2の接合層203との間に、当該第2の接合層203の亀裂が生じても、当該亀裂がこれらの面F1c、F3cで覆われるため、第1の接合層202からの成分の溶出を抑制(例えば、防止)することが可能である。また、新たな亀裂の発生を抑制(例えば、防止)することも可能である。なお、他の例として、図8に示される構成のように、面要素FE7を凸の曲面とし、面要素FE8を凹の曲面とし、面要素FE9を凸の曲面とした場合においても、同様な効果を得ることが可能である。
なお、本実施形態では、分散液104には、2種類の粒子(複数の白色粒子と複数の黒色粒子)が含まれる場合を示したが、これに限られない。分散液104には、少なくとも1種類の粒子が含まれていればよく、また、互いに異なる色に対応する3種類以上の粒子が含まれていてもよい。
また、本実施形態では、分散液104には、白色粒子と黒色粒子が含まれる場合を示したが、各粒子に対応する色は、これに限られない。分散液104には、例えば、赤色、緑色、青色等の白黒以外の色彩に対応する粒子が含まれてもよい。
また、本実施形態では、複数の画素領域21に共通な共通電極112が備えられる場合を示したが、これに限られない。表示部11には、共通電極112の代わりに、複数に分割された複数個の電極が用いられてもよい。これら複数個の電極は、例えば、画素ごとに設けられてもよい。
また、本実施形態では、表示部11は、画素電極111を備えた駆動基板102、隔壁201(および分散液104)、第2の接合層203、第1の接合層202、共通電極112、対向基板101の順に配置される場合について説明したが、これに限られない。他の構成例として、表示部11は、画素電極111を備えた駆動基板102、第1の接合層202、第2の接合層203、隔壁201(および分散液104)、共通電極112、対向基板101の順に配置されていてもよい。
また、本実施形態では、第2の面F2が駆動基板102の面に対して垂直な面である場合を示したが、これに限られない。第2の面F2は、駆動基板102の面に対して垂直以外の角度によって配置されていてもよい。具体的には、Z−X平面において隔壁201の断面の形状が台形であってもよい。
また、本実施形態では、複数の画素領域21が隣接して配置されており、それぞれの画素領域21を仕切る隔壁201が互いにつながっている。本実施形態では、正方形状を形成する隣接する4個の画素領域21(2個×2個の画素領域21)の隔壁201が天井部分で十字状に交差するように形成されている。具体的には、隣り合う画素領域21を仕切る隔壁201の部分は、一対の第2の面F2(画素領域21の内部の側面)と、一対の第3の面F3と、これらに共通な第1の面F1を含む場合について説明した。
ここで、複数の画素領域21が隣接する部分における隔壁201の構成としては、他の構成が用いられてもよい。例えば、隣り合う画素領域21を仕切る隔壁201は、それぞれが異なる第1の面F1を有してもよく、つまり、隣り合う画素領域21のそれぞれの第1の面F1は共通な面でなくてもよい。
ここで、複数の画素領域21が隣接する部分における隔壁201の構成としては、他の構成が用いられてもよい。例えば、隣り合う画素領域21を仕切る隔壁201は、それぞれが異なる第1の面F1を有してもよく、つまり、隣り合う画素領域21のそれぞれの第1の面F1は共通な面でなくてもよい。
(第2実施形態)
図9〜図11は、本発明の実施形態(第2実施形態)に係る電子機器の概略的な構成例を示す図である。本実施形態では、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置を適用した電子機器の具体例を示す。
図9〜図11は、本発明の実施形態(第2実施形態)に係る電子機器の概略的な構成例を示す図である。本実施形態では、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置を適用した電子機器の具体例を示す。
図9は、本発明の一実施形態(第2実施形態)に係る電子機器の一例である電子ブック501を示す斜視図である。
電子ブック501は、ブック形状のフレーム511と、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置が適用された表示部512と、操作部513を備える。
電子ブック501は、ブック形状のフレーム511と、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置が適用された表示部512と、操作部513を備える。
図10は、本発明の一実施形態(第2実施形態)に係る電子機器の一例である腕時計551を示す斜視図である。
腕時計551は、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置が適用された表示部561を備える。
腕時計551は、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置が適用された表示部561を備える。
図11は、本発明の一実施形態(第2実施形態)に係る電子機器の一例である電子ペーパー571を示す斜視図である。
電子ペーパー571は、紙と同様の質感および柔軟性を有するリライタブルシートで構成される本体部581と、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置が適用された表示部582を備える。
電子ペーパー571は、紙と同様の質感および柔軟性を有するリライタブルシートで構成される本体部581と、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置が適用された表示部582を備える。
なお、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置は、他の様々な電子機器に適用されてもよく、例えば、携帯電話、携帯用オーディオ機器等の電子機器の表示部、マニュアル等の業務用シート、教科書、問題集、情報シートなどに適用されてもよい。
また、各電子機器は、例えば、制御部を備え、当該制御部により表示部を制御する。
また、各電子機器は、例えば、制御部を備え、当該制御部により表示部を制御する。
以上のように、本実施形態に係る電子機器では、以上の実施形態に係る電気泳動表示装置と同様な効果を得ることができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
なお、以上に説明した装置(例えば、電気泳動表示装置、あるいは、電子機器)における任意の構成部(例えば、制御部など)の機能を実現するためのプログラムを、コンピューター読み取り可能な記録媒体(記憶媒体)に記録(記憶)し、そのプログラムをコンピューターシステムに読み込ませて実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、オペレーティングシステム(OS:Operating System)あるいは周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD(Compact Disk)−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークあるいは電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバーあるいはクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリー(RAM:Random Access Memory)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)あるいは電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピューターシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピューターシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)あるいは電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…電気泳動表示装置、11、512、582、2001…表示部、12…制御部、21…画素領域、101、2101…対向基板、102、2102…駆動基板、104、2106…分散液、111、111a、111b、111c…画素電極、201、201−1、201−2、201−3、201−4、201−5、201a、201b、2201…隔壁、202、2202…第1の接合層、203、2203…第2の接合層、204、204a、204b、2104、2204…接合層、501…電子ブック、511…フレーム、513…操作部、551…腕時計、561…表示部、571…電子ペーパー、581…本体部、112、2111、2111a、2111b、2122…共通電極、AR…領域、F1、F1a、F1b、F1c、F1d…第1の面、F2、F2a、F2a−1、F2a−2、F2b、F2b−1、F2b−2、F2c、F2d…第2の面、F3、F3a、F3a−1、F3a−2、F3b、F3b−1、F3b−2、F3c、F3d…第3の面、FE1、FE2、FE3、FE4、FE5、FE6、FE7、FE8、FE9…面要素、S1、S1a、S1b、S1c、S1d…第1の辺、S2、S2a、S2b、S2c…第2の辺
Claims (10)
- 第1の基板と、
第2の基板と、
前記第1の基板に設けられた2層以上の接合層と、
前記第2の基板に設けられた隔壁と、
を備え、
前記隔壁は、
少なくとも前記接合層の一部に接している天頂点を含む1つの第1の面と、前記第2の基板の前記隔壁が設けられた面とつながる側面であってかつ画素領域と接する平面である複数の第2の面と、前記第1の面および前記第2の面以外の第3の面と、を有する
電気泳動表示装置。 - 前記第3の面は、平面である面要素を有する
請求項1に記載の電気泳動表示装置。 - 前記第3の面は、前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面である面要素を有する
請求項1に記載の電気泳動表示装置。 - 前記第2の面に対して垂直な断面において、前記第3の面は、円弧状の形状、または、楕円の弧状の形状である
請求項3に記載の電気泳動表示装置。 - 前記第3の面は、
前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面であって、かつ一辺が前記第1の面と接合する第1の面要素と、
平面または曲面であって、かつ一辺が前記第2の面と接合する第2の面要素とを有する
請求項1に記載の電気泳動表示装置。 - 前記第3の面は、
前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面である第3の面要素と、
前記隔壁の内側から外側に向かって凹の曲面である第4の面要素と、
前記隔壁の内側から外側に向かって凸の曲面である第5の面要素と、
を有し、
前記第3の面要素の一辺が前記第1の面と接合し、
前記第3の面要素の他の一辺と前記第4の面要素の一辺とが接合し、
前記第4の面要素の他の一辺と前記第5の面要素の一辺とが接合し、
前記第5の面要素の他の一辺が前記第2の面と接合する
請求項1に記載の電気泳動表示装置。 - 前記第1の面、前記第2の面または前記第3の面のうちの少なくともいずれかを面取り加工して、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の電気泳動表示装置を製造する、
電気泳動表示装置の製造方法。 - 前記第1の面、前記第2の面または前記第3の面のうちの少なくともいずれかをエッチング加工して、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の電気泳動表示装置を製造する、
電気泳動表示装置の製造方法。 - 前記第1の面、前記第2の面または前記第3の面のうちの少なくともいずれかを型押し加工して、請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の電気泳動表示装置を製造する、
電気泳動表示装置の製造方法。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の電気泳動表示装置を備える電子機器。
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JP2015248959A JP2017116603A (ja) | 2015-12-21 | 2015-12-21 | 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法および電子機器 |
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DE112018003041T5 (de) | 2017-06-14 | 2020-08-06 | Yamada Manufacturing Co., Ltd. | Lenkvorrichtung |
-
2015
- 2015-12-21 JP JP2015248959A patent/JP2017116603A/ja active Pending
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