JP2017115803A - ノズルダイアフラム、タービンロータ及び蒸気タービン - Google Patents

ノズルダイアフラム、タービンロータ及び蒸気タービン Download PDF

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雄亮 重田
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彰義 小浜
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Surapol Ngamvuthikorn
スラポル ニャームブティコーン
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【課題】蒸気タービンを分解することなく、簡易な構造で高精度にノズルダイアフラムのクリープ変形の進行の程度を確認する。【解決手段】実施の形態によるノズルダイアフラム内輪11は、タービンロータ20のディスク22及び動翼23と蒸気タービンの軸方向で対向するように、ケーシング8に収容されるノズルダイアフラムのノズルダイアフラム内輪である。このノズルダイアフラム内輪11は、環状に形成され、その外周部で静翼を支持する内輪ベース部110と、内輪ベース部110におけるディスク22側を向く部分からディスク22に向けて突出するノズル側突出部111〜113と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明の実施の形態は、ノズルダイアフラム、タービンロータ及び蒸気タービンに関する。
蒸気タービンでは、一般に、ボイラからの主蒸気の温度を上昇させることにより、その運転効率が向上する。ところが、主蒸気の温度を上昇させると、タービン段落における特に初段付近のノズルダイアフラムのクリープ変形が早まり且つ増大する傾向となる。図8は一般的な横置きの蒸気タービンの概略的な縦断面図を示す。以下、図8を参照しつつ蒸気タービンに生じるクリープ変形を説明する。
図8には、タービンケーシング8に収容されたノズルダイアフラム10とタービンロータ20とが示されている。ノズルダイアフラム10は、ノズルダイアフラム内輪11と、ノズルダイアフラム外輪12と、これらの間に配置された複数の静翼13と、ノズルダイアフラム内輪11の内周面に設けられたパッキンリング14と、を有している。タービンロータ20は、回転軸21と、回転軸21の外周面から張り出した環状のディスク22と、を有し、ディスク22の先端には動翼23が設けられている。
運転時においては、静翼13を通過した主蒸気が動翼23へ流入し、タービンロータ20を回転させる。この際、主蒸気の圧力によって、ノズルダイアフラム10は、その下流側へ押される。ここで、ノズルダイアフラム外輪12は、タービンケーシング8における嵌合部8Aに支えられているため、主にノズルダイアフラム内輪11及び静翼13がディスク22及び動翼23側に押され、これによりノズルダイアフラム10が湾曲するように変形する。
上述のように変形したノズルダイアフラム10は、元の状態に戻ろうとするものの、高温域において常に主蒸気の圧力がかかっているため、定常クリープ状態となる。これによりノズルダイアフラム10においてクリープ変形が生じる場合がある。
上述のクリープ変形が進行し続けると、ノズルダイアフラム内輪11とディスク22との間の間隙、及び、パッキンリング14とディスク22との間の間隙が、適正な間隙から外れ、最終的に、ノズルダイアフラム内輪11とディスク22とが接触し、パッキンリング14とディスク22とが接触する。その結果、ノズルダイアフラム内輪11、パッキンリング14及びディスク22に損傷が生じる虞がある。
クリープ変形によってノズルダイアフラムとロータのディスク等とが接触し、損傷が生じた場合には、その損傷の復旧、損傷発生の詳細な原因調査に膨大な時間を要する。また、蒸気タービンの停止、開放及び分解が必要となり、その期間での電力供給が不能となることで、コストインパクトが大きい。
そのため、ノズルダイアフラムのクリープ変形による損傷を防止するために、クリープ変形の発生の有無の検査が適宜実施され、且つノズルダイアフラムが適宜補修される場合がある。この際には、ノズルダイアフラムの寸法が計測され、クリープ変形が認められた場合に、例えば、ノズルダイアフラムが交換されたり、ノズルダイアフラム内輪に接触する虞のある面を削整してノズルダイアフラム内輪とロータ等との間の間隙が適正な値に戻されたりする。
クリープ変形の進行具合は温度に起因することから、蒸気タービンの運転条件に大きく左右され、低温状態の運転が長ければ進行は遅く、逆に高温状態の運転が長ければ進行は早い。したがって、クリープ変形によるノズルダイアフラム内輪とディスク等との接触の有無及びその時期を推定することは、困難である。そのため、上述のような検査を定期的に実施することが望ましく、当該検査は、一般に、比較的多く実施されている。しかしながら、検査の度に、蒸気タービンの停止、開放及び分解が必要であるため、検査の回数を多くすると、コストインパクトが大きくなってしまう一方、検査の回数を抑制すると、接触による損傷のリスクが高まってしまう。また、検査時にノズルダイアフラムの変形に対する処置を実施したとしても、次回の検査前に接触による損傷が生じる虞もある。
ノズルダイアフラムのクリープ変形を防止するための技術としては、ノズルダイアフラム外輪の材質とノズルダイアフラム内輪の材質とを異ならせることにより、内側と外側とのクリープ変形の速度に差を生じさせてクリープ変形を抑制する技術が知られている。また、ノズルダイアフラム内輪の下半継手面に磁気センサが設けられ、磁気センサがノズルダイアフラム内輪の上半継手面との間の距離を検出し、検出した距離に基づき演算装置がクリープ変形量を算出する技術も知られている。
特開2002−188408号公報 特開昭60−147505号公報
蒸気タービンを分解することなく、ノズルダイアフラムのクリープ変形の程度を確認可能な装置を備える蒸気タービンとして、特許文献2に開示の技術がある。しかしながら、この技術では磁気センサによって距離を検出し、検出した距離に基づきクリープ変形量を演算装置で算出するため、必要な機器が多く、且つクリープ変形量を直接的に算出するものではないことで変形量の精度にばらつきが生じる虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、蒸気タービンを分解することなく、簡易な構造で高精度にノズルダイアフラムのクリープ変形の進行の程度を確認することができるノズルダイアフラム、タービンロータ及び蒸気タービンを提供することを目的とする。
実施の形態によるノズルダイアフラムは、タービンケーシングに固定される静翼と、前記タービンケーシングに回転可能に支持されるタービンロータのディスクに設けられる動翼とを備える蒸気タービンに設けられ、前記静翼を固定するための外輪と内輪が前記動翼と前記蒸気タービンの軸方向に沿って対向するように設けられる前記静翼を有する内輪を備えるノズルダイアフラムである。このノズルダイアフラムの内輪は、環状に形成され、その外周部で静翼を支持する内輪ベース部と、前記内輪ベース部におけるタービンロータのディスク側に対向する部分から前記ディスクに向けて突出するノズル側突出部を有している。
本発明によれば、蒸気タービンを分解することなく、簡易な構造で高精度にノズルダイアフラムのクリープ変形の進行の程度を確認することができる。
第1の実施の形態による蒸気タービンの概略的な縦断面図である。 第1の実施の形態による蒸気タービンのノズルダイアフラムの分割時の状態を蒸気タービンの軸方向に沿って見た図である。 第1の実施の形態による蒸気タービンのノズルダイアフラムに設けられるノズル側突出部の斜視図である。 第2の実施の形態による蒸気タービンの概略的な縦断面図である。 第2の実施の形態による蒸気タービンのノズルダイアフラムに設けられるノズル側突出部の斜視図である。 第2の実施の形態による蒸気タービンのノズルダイアフラムの分割時の状態の斜視図である。 第3の実施の形態による蒸気タービンの概略的な縦断面図である。 一般的な蒸気タービンの概略的な縦断面図である。
以下に、添付の図面を参照して各実施の形態を詳細に説明する。以下の各実施の形態における構成部分のうちの図8に示した一般的な蒸気タービンの構成部分と同様の部分には、同一の符号が付されている。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態による蒸気タービン1の概略的な縦断面図を示している。図1に示すように、本実施の形態による蒸気タービン1は、タービンケーシング8(以下、ケーシング8と略す。)と、ノズルダイアフラム10と、タービンロータ20と、を備えている。ノズルダイアフラム10及びタービンロータ20は、ケーシング8に収容されている。タービンロータ20は、ケーシング8に回転可能に支持され、図示しないボイラから主蒸気が供給された際、図示しない回転軸線を中心に回転する。タービンロータ20の回転軸線上の方向又は当該回転軸線に平行な方向を、以下では、蒸気タービン1の軸方向又は単に軸方向と呼び、タービンロータ20の回転軸線に直交する方向を、蒸気タービン1の径方向又は単に径方向と呼ぶ。
ノズルダイアフラム10は、環状に形成されるノズルダイアフラム内輪11と、環状に形成されるノズルダイアフラム外輪12と、これらの間に配置された複数の静翼13と、ノズルダイアフラム内輪11の内周面に設けられたパッキンリング14と、を有している。タービンロータ20は、回転軸21と、回転軸21の外周面から張り出した環状のディスク22と、を有しており、回転軸21の中心軸線が上述の回転軸線を規定する。またディスク22の外周部には動翼23が支持され、動翼23はディスク22から径方向の外側に延びている。
図1に示すように、この蒸気タービン1では、ノズルダイアフラム10のノズルダイアフラム内輪11、ノズルダイアフラム外輪12及び静翼13と、タービンロータ20のディスク22及び動翼23とが、軸方向で互いに対向するように、ノズルダイアフラム10及びタービンロータ20がケーシング8に収容されている。図1においては、矢印Sが主蒸気の流れを示しており、図示のタービンロータ20のディスク22は、主蒸気が流れる方向でノズルダイアフラム10の下流側に位置している。
本実施の形態におけるノズルダイアフラム10は、軸方向で見た場合に、当該ノズルダイアフラム10の中心を通ってノズルダイアフラム10を横断する直線上に延びる継手面で分割可能となっている。図2には、分割時のノズルダイアフラム10の状態を軸方向に沿って見た図が示されている。
図2に示すように、ノズルダイアフラム内輪11は、内輪上半部11Uと、内輪下半部11Dと、を有し、ノズルダイアフラム外輪12は、外輪上半部12Uと、外輪下半部12Dと、を有している。内輪上半部11U、外輪上半部12U、及びこれらの間に配置される複数の静翼13によって、ノズルダイアフラム10の上半が構成されている。また、内輪下半部11D、外輪下半部12D、及びこれらの間に配置される複数の静翼13によって、ノズルダイアフラム10の下半が構成されている。
ノズルダイアフラム10の上半において、静翼13の径方向の内側端部は内輪上半部11Uに支持され、静翼13の径方向の外側端部は外輪上半部12Uに支持されている。同様に、ノズルダイアフラム10の下半において、静翼13の径方向の内側端部は内輪下半部11Dに支持され、静翼13の径方向の外側端部は外輪下半部12Dに支持されている。図1においては、説明の簡略化のために、静翼13の径方向の内側端部及び外側端部の支持構造についての図示を省略している。
ノズルダイアフラム10の上半とノズルダイアフラム10の下半とがケーシング8に収容されて互いに結合された際、外輪上半部12Uと外輪下半部12Dとが、環状のノズルダイアフラム外輪12を構成し、内輪上半部11Uと内輪下半部11Dとが、環状のノズルダイアフラム内輪11を構成する。この際、ノズルダイアフラム10は、ケーシング8によって支持され、図示の例では、ケーシング8によって下方から支持されている。またノズルダイアフラム外輪12は、図1に示すように、ケーシング8の内周面において環状に延び凹部を有する嵌合部8Aに嵌め込まれて、軸方向に支持され、軸方向の移動を規制される。またノズルダイアフラム内輪11は、回転軸21との間に径方向の隙間を空けて保持され、当該隙間にパッキンリング14が位置して作動蒸気の漏洩を防ぐようになっている。このようにノズルダイアフラム10がケーシング8に支持された状態においては、静翼13は、ケーシング8にノズルダイアフラム外輪12及び内輪11を介して固定されることになる。
ここで、本実施の形態におけるノズルダイアフラム内輪11は、図1に示すように、環状に形成され、その外周部で静翼13を支持する内輪ベース部110と、内輪ベース部110におけるディスク22側を向く部分からディスク22に向けて突出する第1〜第3ノズル側突出部111〜113と、を有している。本実施の形態においては、内輪ベース部110が、上述の継手面でベース上半部110Uとベース下半部110Dとに分割されており、第1〜第3ノズル側突出部111〜113は、ベース上半部110Uから突出している。
図示の第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113は、ベース上半部110Uにおけるディスク22側を向く部分において、径方向に互いに離間して配置され、詳しくは、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113は、この順で、径方向内側から外側に向けて径方向に互いに隣り合うように並んでいる。また第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113は、軸方向における高さが互いに異なっており、詳しくは、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113の順で、軸方向における高さが小さくなっている。
図3は、第1ノズル側突出部111の斜視図を示し、第1ノズル側突出部111は、円弧状に湾曲した金属製の板状部材から形成されている。第1ノズル側突出部111は、ベース上半部110Uに取り付けられる基端部111Aと、ディスク22側を向く先端部111Bと、を有し、先端部111B側から基端部111A側を見た際に、円弧状に湾曲している。第1ノズル側突出部111は、ベース上半部110Uの円周方向に沿って延びるように、その基端部111Aをベース上半部110Uに溶接によって取り付けられている。図示省略するが、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113も、寸法を除いて第1ノズル側突出部111と同様に円弧状に湾曲した金属製の板状部材から形成され、ベース上半部110Uに溶接によって取り付けられている。
なお、本実施の形態では、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113が、図1及び図3に示すように、ベース上半部110Uの円周方向の一部の範囲で当該円周方向に沿って延びるように設けられるが、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113は、ベース上半部110Uの円周方向の全域で当該円周方向に沿って延びるように設けられてもよい。また、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113は、ベース上半部110Uに設けられているが、ベース下半部110Dにも設けられる。また、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113は、円周方向で互いに離間していてもよい。また、本実施の形態では、三つのノズル側突出部111〜113が設けられるが、その数は特に限定されるものではない。
一方で、図1に示すように、タービンロータ20では、ディスク22が、回転軸21の外周面から張り出した環状のディスク本体22Aと、ディスク本体22Aにおけるノズルダイアフラム内輪11側を向く部分からノズルダイアフラム内輪11に向けて突出する一つのロータ側突出部22Bと、を有している。本実施の形態では、ディスク本体22Aにおけるノズルダイアフラム内輪11側を向く部分に、ディスク本体22Aの円周方向に沿って延びる取付凹部22Cが形成され、取付凹部22Cに平板状のロータ側突出部22Bが溶接によって取り付けられる。
ロータ側突出部22Bは、取付凹部22Cに取り付けられた状態で、その一部が取付凹部22Cから突出する。ロータ側突出部22Bの径方向における寸法は、上述の第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113が設けられる径方向範囲よりも大きくなっている。これにより、ロータ側突出部22Bと、ノズル側突出部111〜113とが軸方向から見て重なるように位置付けられた際に、ロータ側突出部22Bとノズル側突出部111〜113とが、軸方向で互いに対向する。なお、本実施の形態では、一つのロータ側突出部22Bが設けられるが、その数は特に限定されるものではない。
ここで、図1に示すように、ノズルダイアフラム10がタービンロータ20とともにケーシング8に収容された際には、内輪ベース部110とディスク22との間に、軸方向における隙間が形成される。そして本実施の形態では、ノズル側突出部111〜113の各々が、内輪ベース部110とディスク22との間に形成される軸方向における最小の隙間Gminよりも小さい隙間G1〜G3をディスク22のロータ側突出部22Bとの間に形成するように構成されている。
本実施の形態では、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113の順で、軸方向における高さが小さくなっているため、第1ノズル側突出部111とロータ側突出部22Bとの間の隙間G1は、第2ノズル側突出部112とロータ側突出部22Bとの間の隙間G2よりも小さく、隙間G2は、第3ノズル側突出部113とロータ側突出部22Bとの間の隙間G3よりも小さくなっている(つまり、G3>G2>G1)。
これにより、本実施の形態では、蒸気タービン1の運転中の主蒸気の圧力の影響でノズルダイアフラム10がそのノズルダイアフラム外輪12を支点としてディスク22側に湾曲し、主蒸気の熱の影響で湾曲状態でのクリープ変形がノズルダイアフラム10にて進行した場合において、内輪ベース部110とディスク22とが接触する前に、ノズル側突出部111〜113がロータ側突出部22Bに接触可能となる。とりわけ本実施の形態では、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113の順で、ロータ側突出部22Bとの接触が生じるようになっている。ここでロータ側突出部22Bを摩耗性材料にしておけば、突出部との接触がおきてもロータ側突出部22Bが削れる結果、従来技術よりも内輪、ロータディスクの損傷を防ぐことができる。摩耗性材料としては、公知の快削性材料(アブレイダブル材料)の各種を用いることができる。例えば、摩耗性材料としては、コバルト、ニッケル、クロム、アルミニウム及びイットリウム系の材料(CoNiCrAlY系材料)、ニッケル、クロム、アルミニウム系の材料(NiCrAl系材料)、又はニッケル、クロム、アルミニウム、ホウ素及び窒素系の材料(NiCrFeAlBN系材料)等が用いられてもよい。
なお、本実施の形態では、複数のノズル側突出部111〜113とロータ側突出部22Bとの間の隙間が、径方向内側から順に大きくなっているが、このような隙間の大小関係の順番は特に限定されるものではない。
また本実施の形態による蒸気タービン1は、集音器(マイク)41と、集音器41で取り込んだ音を出力される周波数検出器42と、を有する接触音検出装置40をさらに備えている。接触音検出装置40は、ノズル側突出部111〜113がロータ側突出部22Bに接触した際の音を検出するために設けられている。
本実施の形態では、図1に示すように、ベース上半部110Uの内部における第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113に軸方向で隣接する領域に、収容空間110Sが形成され、収容空間110Sに、集音器41が設けられている。周波数検出器42は、ケーシング8の外部に配置されており、ケーブル43によって集音器41に電気的に接続されている。ケーブル43は、ベース上半部110U、静翼13、ノズルダイアフラム外輪12及びケーシング8の各々に形成された図示省略する孔を通されて、集音器41と周波数検出器42とを接続する。周波数検出器42は、ノズル側突出部111〜113とロータ側突出部22Bとの接触音の周波数を抽出することにより、ノズル側突出部111〜113とロータ側突出部22Bとの接触を検出可能となっている。
次に本実施の形態の作用について説明する。
蒸気タービン1では、静翼13を通過した主蒸気が動翼23へ流入することで、タービンロータ20が回転する。この際、主蒸気の圧力によって、ノズルダイアフラム10は、その下流側で隣接するディスク22及び動翼23側に押される。ここで、ノズルダイアフラム外輪12は、ケーシング8における嵌合部8Aに支えられているため、主にノズルダイアフラム内輪11及び静翼13がディスク22及び動翼23側に押される。これにより、ノズルダイアフラム10が湾曲するように変形する。
上述のように変形したノズルダイアフラム10では、高温域において常に主蒸気の圧力がかかる場合に、定常クリープ状態が生じて、クリープ変形が生じる場合がある。この際に、本実施の形態では、ノズルダイアフラム内輪11とディスク22とが接触する前に、まず、第1ノズル側突出部111とロータ側突出部22Bとを接触させることができる。そして第1ノズル側突出部111とロータ側突出部22Bとが接触した際の接触音を接触音検出装置40によって検出することで、第1ノズル側突出部111とロータ側突出部22Bとが接触したことを確認することができる。
ノズルダイアフラム10のクリープ変形がさらに進行した際には、第2ノズル側突出部112とロータ側突出部22Bとが接触するとき、これらの接触音を接触音検出装置40によって検出することで、第2ノズル側突出部112とロータ側突出部22Bとが接触したことを確認することができる。その後は、第3ノズル側突出部113とロータ側突出部22Bとを接触させることができ、これらの接触音を接触音検出装置40によって検出することで、第3ノズル側突出部113とロータ側突出部22Bとが接触したことを確認することができる。
ここで、本実施の形態においては、ノズルダイアフラム10のクリープ変形の進行の程度を、ノズル側突出部111〜113のいずれかとロータ側突出部22Bとの間の隙間の寸法によって特定可能であるため、ノズル側突出部111〜113のいずれかとロータ側突出部22Bとの接触音を検出することにより、クリープ変形の進行の程度を正確に把握することができる。
したがって、本実施の形態によれば、蒸気タービン1を分解することなく、簡易な構造で高精度にノズルダイアフラム10のクリープ変形の進行の程度を確認することができる。これにより、蒸気タービン1の分解の回数を抑制して作業コストを抑えつつ、ノズルダイアフラム10の補修を適切に実施できることでクリープ変形によるノズルダイアフラム10等の損傷を回避できる。とりわけ本実施の形態では、第1ノズル側突出部111、第2ノズル側突出部112及び第3ノズル側突出部113の順で、ロータ側突出部22Bとの接触が生じるため、クリープ変形の進行の程度を段階的に確認することができるため、ノズルダイアフラム10の補修のタイミングを状況に応じて任意に選択することができる。
なお、ノズルダイアフラム10のクリープ変形の進行の程度を更に詳細に把握する必要がある場合や把握のタイミングを調整したい場合には、ノズル側突出部の数や高さを適宜設定することで対応できる。例えばノズル側突出部の高さを調整することによれば、クリープ変形を確認可能なタイミングを、要求や状況に応じて調整することができる。
また本実施の形態では、ノズル側突出部111〜113が内輪ベース部110に溶接され、ロータ側突出部22Bがディスク本体22Aに溶接されるため、ノズル側突出部111〜113及びロータ側突出部22Bを容易に取り外すことができる。そのため、接触によってノズル側突出部111〜113又はロータ側突出部22Bが損傷した場合の交換を容易に行うことができ、復旧が容易となる。なお、ノズル側突出部111〜113が内輪ベース部110に溶接される場合には、ノズル側突出部111〜113と内輪ベース部110とが同じ材質であることが好ましいが、特に限定されるものではない。同様に、ロータ側突出部22Bとディスク本体22Aとが同じ材質であることが好ましいが、特に限定されるものではない。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。本実施の形態における構成部分のうちの第1の実施の形態の構成部分と同様の部分には、同一の符号が付され、説明を省略する。
図4は第2の実施の形態による蒸気タービンの概略的な縦断面図である。図4に示すように、本実施の形態では、ノズルダイアフラム11の内輪ベース部110に、その円周方向に延びる第1〜第3嵌合溝311,312,313が形成されている。そして第1嵌合溝311には複数の第1ノズル側突出部111’が取り外し可能に嵌め込まれており、第2嵌合溝312には複数の第2ノズル側突出部112’が取り外し可能に嵌め込まれており、第3嵌合溝313には複数の第3ノズル側突出部113’が取り外し可能に嵌め込まれている。
図5は本実施の形態における第1ノズル側突出部111’の斜視図である。図5に示すように、第1ノズル側突出部111’は、板状の基部111Xと、基部111Xの主面から突出する突出部本体111Yと、を有する。基部111X及び突出部本体111Yは、突出部本体111Y側から基部111X側に見た場合に、互いに沿う状態で円弧状に湾曲している。図示の例では、基部111X及び突出部本体111Yが一体形成されている。図示省略するが、第2ノズル側突出部112’及び第3ノズル側突出部113’も、寸法を除いて第1ノズル側突出部111’と同様の形状に形成されている。
図6は本実施の形態におけるノズルダイアフラム10の分割時の状態の斜視図である。図4及び図6に示すように、第1〜第3嵌合溝311,312,313の各々は、対応するノズル側突出部111’〜113’の基部を嵌め入れる嵌合部本体と、当該嵌合部本体の径方向中央位置からディスク22側に開放して対応するノズル側突出部111’〜113’の突出部本体を外部に突出させるための開放部と、を有している。図6に示すように、本実施の形態では、このような第1〜第3嵌合溝311,312,313が、内輪上半部11Uのベース上半部110Uの一方の継手面から他方の継手面にわたって延びている。そして本実施の形態では、複数のノズル側突出部111’〜113’が、対応する第1〜第3嵌合溝311,312,313の一方の継手面から他方の継手面側に向けて順次挿入されることで、内輪ベース部110に取り外し可能に嵌め込まれている。
本実施の形態によれば、ノズル側突出部111’〜113’が内輪ベース部110に取り外し可能に嵌め込まれているため、ノズル側突出部111’〜113’の取付及び交換を容易に行うことができる。なお、本実施の形態では、複数のノズル側突出部111’〜113’が、対応する第1〜第3嵌合溝311,312,313の一方の継手面から他方の継手面側に向けて順次挿入されるが、複数のノズル側突出部111’〜113’のうちの一部には、図5に示したような突出部本体が形成されていなくてもよい。
(第3の実施の形態)
続いて第3の実施の形態について説明する。本実施の形態における構成部分のうちの第1の実施の形態の構成部分と同様の部分には、同一の符号が付され、説明を省略する。
図7は第3の実施の形態による蒸気タービンの概略的な縦断面図である。図7に示すように、本実施の形態では、ノズルダイアフラム11の内輪ベース部110と一つの第1ノズル側突出部111’’とが、一体形成されている。すなわち、本実施の形態では、単一の金属材料から、内輪ベース部110と第1ノズル側突出部111’’(本例では、その一部)とが削り出されている。
詳しくは、本実施の形態における第1ノズル側突出部111’’は、内輪ベース部110と一体の突出部本体111Zと、突出部本体111Zの先端に設けられた接触部111Wと、を有し、接触部111Wが突出部本体111Zの材質とは異なる摩耗性材料から形成されている。摩耗性材料からなる接触部111Wを設ける場合には、突出部本体111Zの先端に摩耗性材料を蒸着してもよい。
本実施の形態によれば、第1ノズル側突出部111’’が接触によって損傷した際に、突出部本体111Zに摩耗性材料からなる接触部111Wを設けることで、第1ノズル側突出部111’’を容易に復旧させることができる。なお、第1ノズル側突出部111’’に摩耗性材料からなる接触部111Wが設けられていなくてもよいが、損傷した場合に、肉盛溶接やノズルダイアフラム内輪11全体の交換を行う必要が生じる。これに比較して、突出部本体111Zに摩耗性材料からなる接触部111Wを設ける構成によれば、復旧を容易に行うことができる。
なお、本実施の形態では、第1ノズル側突出部111’’の先端部が摩耗性材料から形成されるが、第1ノズル側突出部111’’の全体が摩耗性材料から形成されてもよい。また、第1及び第2の実施の形態におけるノズル側突出部の少なくとも先端部が、摩耗性材料から形成されていてもよい。またロータ側突出部22Bの全部又は先端部が摩耗性材料から形成されていてもよい。
なお、上記の実施の形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述の各実施の形態では、ディスク22がロータ側突出部22Bを有するが、ディスク22はロータ側突出部22Bを有していなくてもよい。
1…蒸気タービン、8…タービンケーシング、8A…嵌合部、10…ノズルダイアフラム、11…ノズルダイアフラム内輪(内輪)、11U…内輪上半部、11D…内輪下半部、110…内輪ベース部、110U…ベース上半部、110D…ベース下半部、111,111’,111’’…第1ノズル側突出部、111W…接触部、112,112’…第2ノズル側突出部、113,113’…第3ノズル側突出部、12…ノズルダイアフラム外輪(外輪)、12U…外輪上半部、12D…外輪下半部、13…静翼、14…パッキンリング、20…タービンロータ、21…回転軸、22…ディスク、22A…ディスク本体、22B…ロータ側突出部、22C…取付凹部、23…動翼、40…接触音検出装置、41…集音器、42…周波数検出器。

Claims (11)

  1. タービンケーシングに固定される静翼と、前記タービンケーシングに回転可能に支持されるタービンロータのディスクに設けられる動翼とを備える蒸気タービンに設けられ、前記静翼を固定するための外輪と内輪が前記動翼と前記蒸気タービンの軸方向に沿って対向するように設けられる前記静翼を有する内輪を備えるノズルダイアフラムであって、
    前記ノズルダイアフラムの内輪は、
    環状に形成され、その外周部で静翼を支持する内輪ベース部と、
    前記内輪ベース部における前記ディスク側を向く部分から前記ディスクに向けて突出するノズル側突出部と、を有している、ノズルダイアフラム。
  2. 前記内輪ベース部と前記ディスクとの間に、前記軸方向における隙間が形成され、
    前記ノズル側突出部は、前記内輪ベース部と前記ディスクとの間に形成される前記軸方向における最小の隙間よりも小さい隙間を前記ディスクとの間に形成するように、構成されている、請求項1に記載のノズルダイアフラム。
  3. 複数の前記ノズル側突出部が、設けられており、
    複数の前記ノズル側突出部は、前記内輪ベース部における前記ディスク側を向く部分において、前記蒸気タービンの径方向に互いに離間して配置されている、請求項1又は2に記載のノズルダイアフラム。
  4. 前記ノズル側突出部は、前記内輪ベース部に溶接されている、請求項1乃至3のいずれかに記載のノズルダイアフラム。
  5. 前記ノズル側突出部は、前記内輪ベース部に取り外し可能に嵌め込まれている、請求項1乃至3のいずれかに記載のノズルダイアフラム。
  6. 前記ノズル側突出部と前記内輪ベース部とは、一体形成されている、請求項1乃至3のいずれかに記載のノズルダイアフラム。
  7. 前記ノズル側突出部の少なくとも先端部が、摩耗性材料から形成されている、請求項1乃至6のいずれかに記載のノズルダイアフラム。
  8. 回転軸と、前記回転軸の外周面から突出し、その外周部で動翼を支持するディスクと、を有し、前記ディスクが蒸気タービンを構成するタービンケーシングに収容されるノズルダイアフラムの内輪と前記蒸気タービンの軸方向に沿って対向するように、前記タービンケーシングに収容されるタービンロータであって、
    前記ディスクは、環状のディスク本体と、前記ディスク本体における前記ノズルダイアフラムの前記内輪側を向く部分から前記内輪に向けて突出する少なくとも一つのロータ側突出部と、を有している、タービンロータ。
  9. 前記ロータ側突出部の少なくとも先端部が、摩耗性材料から形成されている、請求項8に記載のタービンロータ。
  10. 請求項1乃至7のいずれかに記載のノズルダイアフラムと、
    請求項8又は9に記載のタービンロータと、を備え、
    前記ノズルダイアフラムがその外輪を支点として前記ディスク側に湾曲した際に、前記ノズルダイアフラムの前記内輪の前記ノズル側突出部が、前記タービンロータの前記ロータ側突出部に接触可能となるように、構成されている、蒸気タービン。
  11. 前記ノズルダイアフラムの前記ノズル側突出部と前記タービンロータとが接触した際の音を検出する接触音検出装置を備えている、請求項10に記載の蒸気タービン。
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