JP2017115761A - エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 - Google Patents
エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017115761A JP2017115761A JP2015253524A JP2015253524A JP2017115761A JP 2017115761 A JP2017115761 A JP 2017115761A JP 2015253524 A JP2015253524 A JP 2015253524A JP 2015253524 A JP2015253524 A JP 2015253524A JP 2017115761 A JP2017115761 A JP 2017115761A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- motor
- motor generator
- crankshaft
- time control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Abstract
【課題】エンジンの始動のためにモーターが供給する必要のある起動トルクを適切な値にすることができ、エンジンの常用回転域の効率を維持して、燃費を向上できるエンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法を提供する。
【解決手段】エンジン10の始動開始時に、モータージェネレーター31をエンジン10のエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクTq1で逆転駆動して、この逆転駆動したモータージェネレーター31によりエンジン10のクランクシャフト13を逆回転させるとともに、モータージェネレーター31の回転数検出センサの検出値がゼロとなったときに、モータージェネレーター31を逆転駆動から正転駆動に切り替えて、エンジン10の始動完了信号を受信するまでは、この正転駆動したモータージェネレーター31によりクランクシャフト13を正回転させる制御を行う。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン10の始動開始時に、モータージェネレーター31をエンジン10のエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクTq1で逆転駆動して、この逆転駆動したモータージェネレーター31によりエンジン10のクランクシャフト13を逆回転させるとともに、モータージェネレーター31の回転数検出センサの検出値がゼロとなったときに、モータージェネレーター31を逆転駆動から正転駆動に切り替えて、エンジン10の始動完了信号を受信するまでは、この正転駆動したモータージェネレーター31によりクランクシャフト13を正回転させる制御を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法に関し、更に詳しくは、モーターと、該モーターの動力により始動するエンジンと、を備えたエンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法に関する。
近年、燃費向上及び環境対策などの観点から、車両の運転状態に応じて複合的に制御されるエンジン及びモータージェネレーターを有するハイブリッドシステムを備えたハイブリッド車両(以下「HEV」という。)が注目されている。このHEVにおいては、車両の加速時や発進時には、モータージェネレーターによる駆動力のアシストが行われる一方で、慣性走行時や減速時にはモータージェネレーターによる回生発電が行われる(例えば、特許文献1を参照)。
一方、HEVに限らず、エンジン(内燃機関)が搭載される車両では、エンジンの気筒(シリンダ)内に燃料と空気を供給し、この燃料と空気の混合気を気筒内で圧縮して燃焼させることで動力を発生させ、この動力をクランクシャフト、トランスミッション、車軸等を介して車輪に伝達することで、走行用の動力を得ている。
エンジンのクランクシャフトには、ギヤ機構やベルト機構等の動力伝達機構を介して、モーター(スターターモーターやHEV車のモータージェネレーター等)が接続されている。エンジンの始動時には、燃料噴射によるエンジンの自立回転ができるまで、このモーターを回転駆動して、この回転動力を動力伝達機構を介してクランクシャフトに伝達して、クランクシャフトを回転させている。
しかしながら、エンジンの始動時に、エンジンの回転数をゼロからエンジンの自立回転可能になる回転数まで上昇させる場合、モーターが供給する必要のある起動トルクが大きくなってしまうため、この起動トルクに合わせてモーターの仕様を設定すると、エンジンの常用回転域の効率を悪化させてしまう問題がある。
また、この問題に関連して、エンジンの始動時に、バッテリーからの供給電流に基づき駆動するモーターによりクランクシャフトを逆転駆動して、この逆転駆動後にクランクシャフトを正転駆動するスイングバック制御を行う制御部を有するエンジン制御装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
このエンジン制御装置では、圧縮上死点を乗り越える為に、クランク軸を正転駆動前に逆駆動して圧縮上死点までの助走距離を長くすることで、クランクシャフトを正転方向に勢いよく回転させることができるので、電動機が供給する必要のある起動トルクを小さくすることができる。
しかしながら、このエンジン制御装置では、モーターの逆転駆動から正転駆動への転換のタイミングを、モーターの回転速度が低下したときとしているので、モーターによりエンジンをさらに逆回転させる余地が残ることとなり、すなわち、ピストンの圧縮反力をさらに大きくして利用できる余地が残っているので、未だモーターが供給する必要のある起動トルクの抑制には改善の余地があった。
本発明の目的は、エンジンの始動のためにモーターが供給する必要のある起動トルクを適切な値にすることができ、エンジンの常用回転域の効率を維持して、燃費を向上させることができるエンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法を提供することにある。
上記の目的を達成する本発明の内燃機関の始動時制御システムは、モーターと、該モーターの動力により始動するエンジンと、制御装置と、を備えたエンジンの始動時制御システムにおいて、前記モーターの回転数を検出するモーター回転数検出装置を備えるとともに、前記制御装置が、前記エンジンの始動開始信号を受信したときに、前記モーターを前記エンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクで逆転駆動して、前記エンジンのクランクシャフトを逆回転させて、前記モーター回転数検出装置の検出値がゼロとなったときに、前記モーターを逆転駆動から正転駆動に切り替えて、前記エンジンの始動完了信号を受信するまでは、この正転駆動した前記モーターにより前記クランクシャフトを正回転させる制御を行うように構成される。
また、上記の目的を達成する本発明のハイブリッド車両は、前記エンジンの動力を伝達する出力軸に接続されたモータージェネレーターとして前記モーターを構成するとともに、前記モータージェネレーターを有するハイブリッドシステムと上記エンジンの始動時制御システムを備えて構成される。
また、上記の目的を達成する本発明のエンジンの始動時制御方法は、モーターと、該モーターの動力により始動するエンジンと、を備えたエンジンの始動時制御方法において、前記エンジンの始動開始時に、前記モーターを前記エンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクで逆転駆動して、この逆転駆動した前記モーターにより前記エンジンのクランクシャフトを逆回転させるとともに、前記モーター回転数がゼロとなったときに、前記モーターを逆転駆動から正転駆動に切り替えて、前記エンジンの始動完了時までは、この正転駆動した前記モーターにより前記クランクシャフトを正回転させる制御を行うことを特徴とする方法である。
本発明のエンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法によれば、クランクシャフトに加わるエンジンの圧縮反力をモーターの能力で得られる最大限までモーターを逆転駆動することができ、エンジンから大きな圧縮反力を得ることができるので、エンジンの始動のためにモーターが供給する必要のある起動トルクを適切な値にすることができ、エンジンの常用回転域の効率を維持して、燃費を向上させることができる。
また、エンジンの始動のためにモーターが供給する必要のある起動トルクを適切な値にすることができるので、大きな起動トルクを確保しづらい特性を有するモーターを使用することもでき、モーター選定の幅を拡大することができる。
また、モーターを逆転駆動するときの設定トルクをエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて設定するので、すなわち、エンジンの気筒(シリンダ)内に残留した気体による抵抗力に応じてモーターを逆転駆動するときの設定トルクを設定するので、エンジンから大きな圧縮反力を確実に得て起動することができる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態からなるエンジンの始動時制御システムを備えたハイブリッド車両を示す。
このハイブリッド車両(以下「HEV」という。)は、普通乗用車のみならず、バスやトラックなどを含む車両であり、車両の運転状態に応じて複合的に制御されるエンジン10及びモータージェネレーター31を有するハイブリッドシステム30を備えている。
エンジン10においては、エンジン本体11に形成された複数(この例では4個)の気筒12内における燃料の燃焼により発生した熱エネルギーにより、クランクシャフト13が回転駆動される。このクランクシャフト13の回転動力は、クランクシャフト13の一端部に接続するクラッチ14(例えば、湿式多板クラッチなど)を通じてトランスミッション20に伝達される。
トランスミッション20で変速された回転動力は、一対の駆動輪(図示せず)にそれぞれ駆動力として伝達される。
ハイブリッドシステム30は、モータージェネレーター31と、そのモータージェネレーター31に順に電気的に接続するインバーター35、高電圧バッテリー32、DC/DCコンバーター33及び低電圧バッテリー34とを有している。
高電圧バッテリー32としては、リチウムイオンバッテリーやニッケル水素バッテリーなどが好ましく例示される。また、低電圧バッテリー34には鉛バッテリーが用いられる。
DC/DCコンバーター33は、高電圧バッテリー32と低電圧バッテリー34との間における充放電の方向及び出力電圧を制御する機能を有している。また、低電圧バッテリー34は、各種の車両電装品36に電力を供給する。
モータージェネレーター31は、回転軸37に取り付けられた第1プーリー15とエンジン本体11の出力軸であるクランクシャフト13の他端部に取り付けられた第2プーリー16との間に掛け回された無端状のベルト状部材17を介して、エンジン10との間で動力を伝達する。なお、2つのプーリー15、16及びベルト状部材17の代わりに、ギヤボックスなどを用いて動力を伝達することもできる。また、モータージェネレーター31に接続するエンジン本体11の出力軸は、クランクシャフト13に限るものではなく、例えばエンジン本体11とトランスミッション20の間の伝達軸であっても良い。
このモータージェネレーター31は、クランキングを行う機能を有する。
これらのエンジン10及びハイブリッドシステム30は、制御装置80により制御される。具体的には、HEVの発進時や加速時には、ハイブリッドシステム30は高電圧バッテリー32から電力を供給されたモータージェネレーター31により駆動力の少なくとも一部をアシストする一方で、慣性走行時や減速時においては、モータージェネレーター31による回生発電を行い、余剰の運動エネルギーを電力に変換して高電圧バッテリー32を充電する。
本発明のエンジンの始動時制御システムは、モータージェネレーター31と、このモータージェネレーター31の動力により始動するエンジン10と、制御装置80と、を備えたエンジンの始動時制御システムである。また、モータージェネレーター31の回転数αを検出するモーター回転数検出センサ(モーター回転数検出装置)(図示しない)を備える。
そして、制御装置80が、エンジン10の始動開始信号を受信したときに、モータージェネレーター31をエンジン10のエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクTq1で逆転駆動して、この逆転駆動したモータージェネレーター31によりエンジン10のクランクシャフト13を逆回転させるとともに、モーター回転数検出センサの検出値がゼロとなったときに、モータージェネレーター31を逆転駆動から正転駆動に切り替えて、エンジン10の始動完了信号を受信するまでは、この正転駆動したモータージェネレーター31によりクランクシャフト13を正回転させる制御を行う。
すなわち、エンジン10の始動開始時からモータージェネレーター31の回転数がゼロとなるときまで、モータージェネレーター31をエンジン10のエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて実験等により予め設定される設定トルクTq1で逆転駆動して、この逆転駆動したモータージェネレーター31により動力伝達機構(ギヤ機構やベルト機構等、図示しない)を介してクランクシャフト13を逆回転させる。
そして、モータージェネレーター31の回転数がゼロとなったときに、言い換えれば、モータージェネレーター31が逆転時に発生する逆回転トルクとエンジン10の気筒内における圧縮反力とが釣り合ったときに、このモータージェネレーター31によりクランクシャフト13が逆転可能な最大限まで逆回転されて、エンジン10のクランクシャフト13にこのモータージェネレーター31が発生する逆回転トルクで得られる最大の圧縮反力が発生しているときと判定して、モータージェネレーター31を逆転駆動から正転駆動に切り替えて、エンジン10の始動完了時までは、この正転駆動したモータージェネレーター31により動力伝達機構を介してクランクシャフト13を正回転させる。
なお、モータージェネレーター31を逆転駆動するときの設定トルクTq1をエンジン10のエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて設定するのは、エンジン10の気筒内の温度に応じて気筒(シリンダ)12内に残留した気体がディーゼルエンジン10の回転方向とは反対側の方向に抵抗する力(圧縮抵抗力)が変化するからである。
この設定トルクTq1は、エンジン10の気筒内における圧縮反力を利用するので、この圧縮反力の最大値より低く設定される。言い換えれば、エンジン10の逆回転が止まる値に設定される。この設定トルクTq1は、予め実験結果などにより設定され、マップデータなどの形で制御装置に入力しておく。
また、エンジン10の始動開始信号とは、通常、エンジン10を備えた車両に設けたイグニッションキー(図示しない)を運転者が操作したときに制御装置80に送信される信号である。
また、エンジン10の始動完了信号とは、エンジン10に設けたエンジン回転数検出センサ(図示しない)の検出値Neが燃料噴射量に基づいて実験等により予め設定される始動判定回転数Ne1以上となったときに、すなわち、燃料噴射によるエンジン10の自立回転が可能となったときに、制御装置80に送信される信号である。
また、上記のエンジン10の始動時制御システムを基にした、本発明のエンジン10の始動時制御方法は、モータージェネレーター31と、このモータージェネレーター31の動力により始動するエンジン10と、を備えたエンジンの始動時制御方法において、エンジン10の始動開始時に、モータージェネレーター31をエンジン10の温度に基づいて実験等により予め設定された設定トルクTq1で逆転駆動して、この逆転駆動したモータージェネレーター31によりエンジン10のクランクシャフト13を逆回転させるとともに、モータージェネレーター31の回転数がゼロとなったときに、モータージェネレーター31を逆転駆動から正転駆動に切り替えて、エンジン10の始動完了時までは、この正転駆動したモータージェネレーター31によりクランクシャフト13を正回転させる制御を行うことを特徴とする方法である。
以上より、本発明のエンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法によれば、クランクシャフト13に加わるエンジンの圧縮反力をモータージェネレーター31の能力で得られる最大限までモータージェネレーター31を逆転駆動することができ、エンジン10から大きな圧縮反力を得ることができるので、エンジン10の始動のためにモータージェネレーター31が供給する必要のある起動トルクを適切な値にすることができ、エンジン10の常用回転域の効率を維持して、燃費を向上させることができる。
また、エンジン10の始動のためにモータージェネレーター31が供給する必要のある起動トルクを適切な値にすることができるので、大きな起動トルクを確保しづらい特性を有するモータージェネレーターを使用することもでき、モータージェネレーター選定の幅を拡大することができる。
また、モータージェネレーター31を逆転駆動するときの設定トルクをエンジン10のエンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて設定するので、すなわち、エンジン10の気筒(シリンダ)内に残留した気体による抵抗力に応じてモータージェネレーター31を逆転駆動するときの設定トルクTq1を設定するので、エンジン10から大きな圧縮反力を確実に得て起動することができる。
その上、モータージェネレーター31を逆転駆動する際には、予め設定される設定トルクになる一定の電流値等の電力をモータージェネレーター31に供給するだけでよいので、逆転時のモーターの制御が著しく単純な制御で済むことになる。
10 エンジン
11 エンジン本体
13 クランクシャフト
30 ハイブリッドシステム
31 モータージェネレーター
80 制御装置
Tq1 設定トルク
11 エンジン本体
13 クランクシャフト
30 ハイブリッドシステム
31 モータージェネレーター
80 制御装置
Tq1 設定トルク
Claims (3)
- モーターと、該モーターの動力により始動するエンジンと、制御装置と、を備えたエンジンの始動時制御システムにおいて、
前記モーターの回転数を検出するモーター回転数検出装置を備えるとともに、
前記制御装置が、
前記エンジンの始動開始信号を受信したときに、前記モーターを前記エンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクで逆転駆動して、前記エンジンのクランクシャフトを逆回転させて、
前記モーター回転数検出装置の検出値がゼロとなったときに、前記モーターを逆転駆動から正転駆動に切り替えて、前記エンジンの始動完了信号を受信するまでは、この正転駆動した前記モーターにより前記クランクシャフトを正回転させる制御を行うように構成されるエンジンの始動時制御システム。 - 前記エンジンの動力を伝達する出力軸に接続されたモータージェネレーターとして前記モーターを構成するとともに、前記モータージェネレーターを有するハイブリッドシステムと請求項1に記載のエンジンの始動時制御システムを備えたハイブリッド車両。
- モーターと、該モーターの動力により始動するエンジンと、を備えたエンジンの始動時制御方法において、
前記エンジンの始動開始時に、前記モーターを前記エンジン冷却水とエンジン吸入空気の温度に基づいて予め設定された設定トルクで逆転駆動して、この逆転駆動した前記モーターにより前記エンジンのクランクシャフトを逆回転させるとともに、
前記モーター回転数がゼロとなったときに、前記モーターを逆転駆動から正転駆動に切り替えて、前記エンジンの始動完了時までは、この正転駆動した前記モーターにより前記クランクシャフトを正回転させる制御を行うことを特徴とするエンジンの始動時制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015253524A JP2017115761A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015253524A JP2017115761A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017115761A true JP2017115761A (ja) | 2017-06-29 |
Family
ID=59233540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015253524A Pending JP2017115761A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017115761A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112092798A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-12-18 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种增程器反转保护控制系统及方法 |
CN115817198A (zh) * | 2022-11-28 | 2023-03-21 | 成都赛力斯科技有限公司 | 一种增程器的启动控制方法、系统、设备、介质和车辆 |
-
2015
- 2015-12-25 JP JP2015253524A patent/JP2017115761A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112092798A (zh) * | 2020-08-28 | 2020-12-18 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种增程器反转保护控制系统及方法 |
CN112092798B (zh) * | 2020-08-28 | 2023-08-08 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 一种增程器反转保护控制系统及方法 |
CN115817198A (zh) * | 2022-11-28 | 2023-03-21 | 成都赛力斯科技有限公司 | 一种增程器的启动控制方法、系统、设备、介质和车辆 |
CN115817198B (zh) * | 2022-11-28 | 2023-11-21 | 成都赛力斯科技有限公司 | 一种增程器的启动控制方法、系统、设备、介质和车辆 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4910482B2 (ja) | 可変動弁装置、その制御方法及びこれを搭載した車両 | |
JP4421567B2 (ja) | ハイブリッド車両のエンジン始動装置 | |
US20130233268A1 (en) | Engine starting apparatus | |
JP4519085B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP6402476B2 (ja) | ハイブリッドシステム、及びハイブリッド車両、並びにハイブリッドシステムの内燃機関の始動方法 | |
CA2612485A1 (en) | Hybrid electric powertrain with anti-idle function | |
WO2012046324A1 (ja) | パワートレーン、パワートレーンの制御方法および制御装置 | |
JP6733288B2 (ja) | ハイブリッド車両 | |
WO2017090630A1 (ja) | ハイブリッド車両及びその制御方法 | |
WO2014014024A1 (ja) | 車両の惰性走行制御装置 | |
US9682696B2 (en) | Hybrid vehicle | |
JP2017115761A (ja) | エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 | |
US9296384B2 (en) | Vehicle and vehicle control method | |
JP6746933B2 (ja) | ハイブリッド車両 | |
JP2013124083A (ja) | ハイブリッド電気自動車の制御装置 | |
WO2017090648A1 (ja) | ハイブリッド車両及びその制御方法 | |
JP2018103740A (ja) | ハイブリッド車両 | |
JP2017178005A (ja) | ハイブリッド車両及びその制御方法 | |
WO2017094841A1 (ja) | ハイブリッド車両及びその制御方法 | |
JP2017116019A (ja) | エンジンの再始動制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの再始動制御方法 | |
JP6645383B2 (ja) | ハイブリッド自動車 | |
JP2017115760A (ja) | エンジンの始動時制御システム、ハイブリッド車両及びエンジンの始動時制御方法 | |
KR20190070023A (ko) | 하이브리드 차량의 엔진 진동 저감을 위한 제어 방법 | |
JP6264775B2 (ja) | ハイブリッドシステム及びその制御方法 | |
JP2017100574A (ja) | ハイブリッド車両及びその制御方法 |