JP2017115736A - 気化器 - Google Patents

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Tomoyuki CHIDA
知幸 千田
崇 後藤
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Abstract

【課題】気化器の大型化を回避しつつポジションセンサーの組み込みを実現することができる気化器を提供する。
【解決手段】ポジションセンサーPSは、検出部と、該検出部とスロットル弁19とに連結される変位伝達部材47と、スロットル弁19に向けて変位伝達部材47を押し付ける弾性力を発揮する弾性体66と、変位伝達部材47に連結されて、弾性体66の弾性力に抗してスロットル弁19から変位伝達部材47を退避させる強制力を伝達可能な操作片54とを有する。弁筒14はスロットル弁19のスライド動作方向に線形に延びる切り欠き46を有し、スロットル弁19は、切り欠き46から弁筒14の外側に臨む突出片45を有し、変位伝達部材47は、突出片45の軌道上に位置して突出片45にスライド動作方向においてスロットル弁19の閉じ方向側から受け止められる。
【選択図】図6

Description

本発明は気化器に関する。
特許文献1は、ピストンタイプのスロットル弁を有する気化器を開示する。スロットル弁はスライド方向に軸心を有する円筒形状に形成され、弁筒の円筒空間にスライド自在に収容される。スロットル弁のスライド方向の位置検出にあたって、スロットル弁にはポジションセンサーが、アームを介して連結されている。
特開平11−229968号公報
きめ細かな流量制御の実現にあたってスライド方向にスロットル弁の位置検出が望まれる。このとき、位置検出にあたってスロットル弁にはポジションセンサーが連結されればよい。しかしながら、スロットル弁は弁筒に案内され下端で吸気路に臨むことから、スロットル弁はその上端側でポジションセンサーに連結されるしかなく、気化器の大型化を誘引することが懸念される。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、気化器の大型化を回避しつつポジションセンサーの組み込みを実現することができる気化器を提供することを目的とする。
本発明の第1側面によれば、吸気路を形成する胴体に結合されて、前記吸気路から分岐するスライド空間を区画する弁筒と、前記弁筒内に収容されて、前記弁筒内でのスライド動作に応じて前記吸気路の開口面積を変更するスロットル弁と、前記スロットル弁の位置を検出するポジションセンサーと、前記弁筒に結合され、前記ポジションセンサーを回転可能に支持する筐体とを備え、前記ポジションセンサーは、検出部と、該検出部と前記スロットル弁とに連結される変位伝達部材と、前記スロットル弁に向けて前記変位伝達部材を押し付ける弾性力を発揮する弾性体と、前記変位伝達部材に連結されて、前記弾性体の前記弾性力に抗して前記スロットル弁から前記変位伝達部材を退避させる強制力を伝達可能な操作片とを有し、前記弁筒は前記スロットル弁のスライド動作方向に線形に延びる切り欠きを有し、前記スロットル弁は、前記切り欠きから前記弁筒の外側に臨む突出片を有し、前記変位伝達部材は、前記突出片の軌道上に位置して前記突出片に前記スライド動作方向において前記スロットル弁の閉じ方向側から受け止められ、前記筐体は、前記スライド動作方向におけるスロットル弁の開き方向側からの方向視において、少なくとも前記変位伝達部材と前記突出片とを収容し、蓋部材によって閉じられる。
第2側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記スライド動作の方向視において、前記突出片と前記変位伝達部材との接触部の軌道が、前記突出片の突出方向より前記突出方向に直交する方向の方が大きくなるように、前記突出方向と前記ポジションセンサーの軸方向とが並行して設けられる。
第3側面によれば、第1または第2側面の構成に加えて、前記スライド動作方向において、前記スロットル弁が全開状態で、前記ポジションセンサーの軸は、前記スロットル弁の前記スロットル弁の開き方向側の一端より前記閉じ方向側に配置され、前記スライド動作方向において、前記スロットル弁が全閉状態で、前記接触部は、前記ポジションセンサーの軸より前記スロットル弁の閉じ方向側に配置されている。
第4側面によれば、第1〜第3側面のいずれかの構成に加えて、前記突出片は、前記接触部を有する突出部と、前記突出部から前記開き方向側へ延びる中間部と、前記突出側と反対側に延びて前記スロットル弁に係止されている係止部とを備える。
第5側面によれば、第1側面の構成に加えて、前記操作片は前記筐体の外側に設けられる。
第6側面によれば、第5側面の構成に加えて、前記ポジションセンサーの軸の一端に、該出力を外部に電気信号として送るための前記ポジションセンサーのコネクターと、該軸の他端に前記操作片を備え、前記吸気路の中心軸線と前記弁筒の中心軸線とを含む平面を境に前記コネクターは一側に、前記操作片が他側に配置されている。
第7側面によれば、第2または第3側面の構成に加えて、気化器は、モーターと、モーターの回転動作を直線動作に変えるネジ機構と、ネジ機構により直線動作する弁体と、メインエアブリード通路およびスローエアブリード通路が開口する通路孔と、該通路孔内で該弁体の直線動作により開口面積が変化する前記メインエアブリード通路および前記スローエアブリード通路の開口とを有し、前記通路孔は、前記ポジションセンサーの軸に平行であって前記弁筒の中心軸線を含む平面を境にして前記ポジションセンサーの軸は一側に、前記通路孔は他側に設けられる。
第8側面によれば、第2または第3側面の構成に加えて、気化器はスロットル弁の上流側に、前記吸気路を開閉するチョーク弁を備え、前記チョーク弁の軸は、前記ポジションセンサーの軸に平行であって前記弁筒の中心軸線を含む平面を境にして前記ポジションセンサーの軸は一側に、前記チョーク弁の軸は他側に設けられる。
第1側面によれば、弾性体の弾性力の働きでスロットル弁のスライド動作中に変位伝達部材は突出片に接触し続ける。こうしてスロットル弁のスライド動作はポジションセンサーに伝わる。操作片から変位伝達部材に強制力が加わると、変位伝達部材は突出片の軌道から退避する。変位伝達部材とスロットル弁との噛み合いは解除される。スロットル弁は弁筒に対して簡単に出入りすることができる。その際にスロットル弁の開き側からのスライド方向視において目視にて変位伝達部材と突出片とを確認して組み付けることができる。切り欠きから前記弁筒の外側に臨む突出片を有し、該突出片により変位伝達部材が受け止められる簡易構造なので、気化器をコンパクトにすることができる。蓋部材を取り付けることで、外気からの制御されていない空気が切り欠きを通過して吸気路へ進入することを防ぐ。
第2側面によれば、前記スライド動作の方向視において、突出片を小さくすることが可能なので、ポジションセンサーの軸を弁筒に近づけて設けて、気化器を小型化することができる。
第3側面によれば、スライド動作方向において、ポジションセンサーの軸をスロットル弁の可動範囲に配置することで、気化器を小型化することができる。
第4側面によれば、スロットル弁に突出片を簡単に組み付けることができる。簡単な構造により、係止部で接触部の荷重を受けることができる。
第5側面によれば、スロットル弁の組み付けを簡単に行なうことができる。メンテナンスを簡単に行なうことができる。
第6側面によれば、吸気通路を挟んで可動する操作片と配線とを要するコネクターが配置されるので、操作片の可動によって配線が痛むことがない。
第7側面によれば、モーター、通路孔およびエアブリード通路の設置において、ポジションセンサーが配置されない広いスペースを利用して気化器をコンパクトに保ちつつ、ポジションセンサーの細かい出力によりブリードエア量を制御することができる。また、吸気路の上流側に通路孔を下流側にポジションセンサーの軸を配置すれば、エアブリード通路を比較的簡単に形成することができる。
第8側面によれば、チョーク弁の設置において、ポジションセンサーが配置されない広いスペースを利用して、気化器をコンパクトに保ちつつ、始動時または暖機運転時に吸気を適当に絞ることができる。
本発明の一実施形態に係る気化器の全体構成を概略的に示す垂直断面図である。 図1の2−2線に沿った垂直断面図である。 図1の3−3線に沿った垂直断面図である。 メインエアブリード通路およびスローエアブリード通路の共通路として機能する通路孔の拡大垂直断面図である。 他の角度から観察される通路孔の拡大垂直断面図である。 変位伝達部材および突出片の接触部の拡大側面図である。 スライド動作方向におけるスロットル弁の開き方向側からの方向視において、第1および第2蓋部材が取り外された状態で気化器の全体構成を概略的に示す平面図である。 突出片の拡大斜視図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る気化器11の全体を概略的に示す。気化器11は気化器本体12を備える。気化器本体12は胴体13および弁筒14を有する。気化器本体12は胴体13に吸気路15を区画する。吸気路15には吸気口15aから空気が導入される。気化器11の吸気路15中で空気には気化燃料が混合される。こうして生成された混合気は排出口15bから排出される。こうした気化器11は例えば自動二輪車といった鞍乗り型車両に組み込まれて利用されることができる。自動二輪車への搭載にあたって吸気路15の吸気口15aには例えばエアクリーナーに通じる吸気ダクト(図示されず)が接続されればよく、吸気路15の排出口15bには例えば内燃機関の吸気ポートに通じる吸気管(図示されず)が接続されればよい。
弁筒14は胴体13に結合される。弁筒14および胴体13は一体成型に基づき形成されればよい。気化器本体12は、弁筒14内で、水平方向に延びる吸気路15から分岐するスライド空間16を区画する。ここでは、スライド空間16は吸気路15の中心軸線17aに直交する中心軸線17bを有する円柱形に象られる。
気化器本体12は筐体18をさらに備える。筐体18は弁筒14に結合される。筐体18および弁筒14は一体成型に基づき一体化されればよい。弁筒14の周囲で筐体18は収容室18aを区画する。
気化器本体12は弁筒14内にピストン形状のスロットル弁19を収容する。スロットル弁19はスライド空間16にスライド自在に嵌め入れられ収容される。スロットル弁19の上下動に応じてスロットル弁19は吸気路15を開閉する。スロットル弁19の位置に応じて吸気路15の開度は調整される。
スロットル弁19にはスロットルケーブル21が連結される。スロットルケーブル21は例えば自動二輪車のスロットルグリップ(図示されず)に接続される。スロットルグリップの操作はスロットルケーブル21の軸方向移動に変換される。こうしたスロットルケーブル21の操作に応じて混合気の流量や混合比は調整される。
筐体18には第1蓋部材22が取り付けられる。第1蓋部材22は筐体18の上端で収容室18aの開放端を覆う。取り付けにあたって締結部材すなわちボルト23が用いられる。第1蓋部材22は筐体18に例えば複数本のボルト23で着脱自在に結合される。第1蓋部材22には収容室18aに対してスロットル弁19の出入りを許容する開口22aが形成される。開口22aはスロットルケーブル21の軸心に同軸の円形の輪郭を有する。第1蓋部材22には開口22aを囲むボス22bが形成される。ボス22bの外周面には雄ネジ24が刻まれる。
第1蓋部材22には着脱自在に第2蓋部材25が取り付けられる。スロットルケーブル21は第2蓋部材25を貫通する。第2蓋部材25は、スロットルケーブル21の軸心に同心の円形の輪郭を有する。第2蓋部材は、スロットルケーブル21の軸心に重なる回転軸線回りで第1蓋部材22に対して回転する。回転軸線は中心軸線17bに重なる。第2蓋部材25の内周面には雌ネジ26が刻まれる。第2蓋部材25の雌ネジ26は第1蓋部材22の雄ネジ24に噛み合う。こうして第2蓋部材25は第1蓋部材22にネジ結合される。ここでは、第1蓋部材22と第2蓋部材25が別体となっているが、収容室18aに対してスロットル弁19の出入りが可能であり、第1蓋部材22と第2蓋部材25を一体化してもよい。
スロットル弁19と第2蓋部材25との間には弦巻ばね27が配置される。弦巻ばね27はスロットル弁19と第2蓋部材25との間に挟まれて伸張方向に反発力を発揮する。したがって、弦巻ばね27は最下位置に向かってスロットル弁19を押し下げる。最下位置のスロットル弁19は吸気路15で最小値の開度(例えばアイドル運転開度状態)を確立する。スロットルケーブル21が引っ張られ弦巻ばね27の反発力に抗してスロットル弁19が上方向に変位すると、吸気路15の開度は増大する。
吸気路15にはスロットル弁19の上流側でチョーク弁28が配置される。チョーク弁28はいわゆるバタフライ型に構成される。チョーク弁28は、水平方向に延びる軸28a回りで回転し、回転に応じて吸気路15を開閉する。チョーク弁28は、始動時に燃料の割合を濃くするために使用される。
気化器本体12の下端にはフロート室体29が結合される。フロート室体29は気化器本体12との間にフロート室31を区画する。フロート室31には燃料よりも小さい比重を有するフロート32が収容される。フロート32は燃料の液位に応じて上下動する。フロート32には支え板33が結合される。支え板33は支軸34回りで揺動自在にフロート室31内に配置される。支え板33は下方からフロート弁35を支える。フロート弁35は決められた液位で燃料流入路36を塞ぐ。燃料の液位が下降すると、フロート弁35は開弁する。開弁に応じて燃料流入路36から燃料がフロート室31内に流入する。こうしてフロート室31内には常時一定液位の油面を形成する燃料が貯留される。燃料流入路36には燃料タンクから延びる燃料導管が接続される。燃料流入路36には燃料タンクから燃料が供給される。
フロート室31内にはメインジェット37およびスロージェット38が並列に配置される。メインジェット37には、吸気路15に開口するメインノズル39が接続される。燃料はメインジェット37で計量されてメインノズル39から噴き出す。スロージェット38には、メインノズル39よりも下流で吸気路15に開口するスローノズル41が接続される。燃料はスロージェット38で計量されてスローノズル41から噴き出す。該スローノズルの開口面積により燃料の噴き出しが設定される。
スロットル弁19にはニードル弁42が連結される。ニードル弁42はスロットル弁19に同軸に配置されスロットル弁19の下端から下方に突き出て、該下方側に向かい径が細くなるように設定される。ニードル弁42はメインノズル39内に挿入される。スロットル弁19の上下動に応じてニードル弁42はメインノズル39内を上下動する。該上下動によりメインノズル39の開口面積を変化させて燃料の噴き出しが設定される。
図2に示されるように、気化器本体12にはメインエアブリード通路43が形成される。メインエアブリード通路43の第2路43cは先端でメインノズル部37、39に開口する。第2路43cは下向きに傾斜するドリル孔で形成される。第2路43cの外端は気化器本体12に嵌め込まれる閉塞部材44aで塞がれる。ここでは、メインエアブリード通路43は、吸気路15の中心線17aと弁筒14の中心線17bとを含む平面VPを基準に、一側で、吸気路15に臨むメインノズル部37、39に向かって延びる第1接続路として機能する。
スロットル弁19は突出片45を有する。突出片45はスロットル弁19の弁体に取り付けられればよい。突出片45はスロットル弁19とともにスライド動作する。したがって、突出片45の線形変位が特定されると、スロットル弁19の位置は特定されることができる。
弁筒14は、スロットル弁19のスライド動作方向に線形に延びる切り欠き46を有する。切り欠き46は弁筒14の上端で開放される。スロットル弁19の突出片45は切り欠き46から弁筒14の外側に臨む。弁筒14の外側で突出片45には変位伝達部材47が受け止められる。変位伝達部材47は、突出片45の線形の軌道上に位置して、スロットル弁19のスライド動作方向においてスロットル弁19の閉じ方向側から突出片45に受け止められる。筐体18は、スロットル弁19のスライド動作方向におけるスロットル弁19の開き方向側からの方向視において、変位伝達部材47および突出片45を収容する。変位伝達部材47の詳細は後述される。
気化器本体12の外側にはチョーク弁28の操作レバー48が配置される。操作レバー48は軸28aに相対回転不能に固定される。操作レバー48の回転動作は軸28aの回転を引き起こす。こうして軸28aには操作レバー48から強制力が加えられる。操作レバー48にはチョークワイヤー(図示されず)が連結されればよい。
図3に示されるように、気化器本体12にはスローエアブリード通路51が形成される。スローエアブリード通路51の第4路51cは先端でスローノズル部38、41に開口する。第4路51cは下向きに傾斜するドリル孔で形成される。第4路51cの外端は気化器本体12に嵌め込まれる閉塞部材44bで塞がれる。ここでは、スローエアブリード通路51は、吸気路15の中心線17aと弁筒14の中心線17bとを含む平面VPを基準に、一側で、吸気路15に臨むスローノズル部38、41に向かって延びる第2接続路として機能する。
気化器11は、スロットル弁19の位置を検出するポジションセンサーPSを備える。ポジションセンサーPSは、検出軸52の回転量(角度)を検出する検出部53を有する。ポジションセンサーPSは検出される回転量に応じてスロットル弁19の変位を特定する。検出軸52は筐体18に回転可能に支持される。
ポジションセンサーPSは操作片54を有する。操作片54は検出軸52の一端に相対回転不能に固定される。検出軸52の一端は筐体18の外側に突き出ることから、操作片54は筐体18の外側に配置される。
図4に示されるように、気化器本体12には2つのエアブリード通路(メインエアブリード通路43およびスローエアブリード通路51)が開口する通路孔55が形成される。メインエアブリード通路43およびスローエアブリード通路51は通路孔55に個別に接続される。メインエアブリード通路43およびスローエアブリード通路51は、吸気路15の中心線17aと弁筒14の中心線17bとを含む平面VPを基準に、通路孔55が配置される一側で延びる。チョーク弁28は、チョーク弁28から該操作レバー48にかけて当該一側に対する他側に配置される(図2参照)。通路孔55は、重力が作用する方向(ここでは鉛直方向)に延びる中心軸線を有する円柱形状の空間を区画する。通路孔46の中心軸線は、吸気路方向(吸気路15が延びる方向)に直交および弁筒方向(弁筒14が延びる方向)に直交する方向視において、弁筒14が延びる方向側に延びている。メインエアブリード通路43およびスローエアブリード通路51はおのおの通路孔55に開口することから、通路孔55は共通路として機能する。
通路孔55内に弁体56が配置される。通路孔55は気化器本体12に形成されて、弁体56は気化器本体12に収容されることになる。弁体56は通路孔55のスライド面55bにスライド自在に面接触する。スライド面55bは中心軸線55aに平行に重力が作用する方向に延びる。弁体56は通路孔55内を軸方向に動作する。メインエアブリード通路43の第1路43bは吸気路方向(ここでは水平方向)に延びて通路孔55のスライド面55bで開口する。第1路51bの開口51aは、吸気路方向(ここでは水平方向)に延びて通路孔55を横切るドリル孔で形成される。ドリル孔の先端は第1路43bに接続され、第1路43bの先端は第2路43cに接続され、第2路43cはメインノズル部37、39に接続される。こうして通路孔55はメインエアブリード通路43の第1接続路43b、43cを経てメインノズル部37、39に繋がりメインジェット37で計量された燃料に空気を混合し、メインノズル39から吸気路15へ混合気が噴き出される。
スローエアブリード通路51の第3路51bは吸気路方向(ここでは水平方向)に延びて、メインエアブリード通路43と同様にスライド面55bで開口する。メインエアブリード通路43の開口43aはスローエアブリード通路51の開口51aよりも重力が作用する方向に下方に配置される。メインエアブリード通路43およびスローエアブリード通路51は後述の駆動軸55aに平行に延びる基準線55c上の位置で開口する。第3路51bは吸気路方向に(ここでは水平方向)に延びて通路孔55を横切るドリル孔で形成される。ドリル孔の先端は第3路51bに接続され、第3路51bの先端は第4路51cに接続され(図3参照)、第4路51cはスローノズル部38、41に接続される。こうして通路孔55はスローエアブリード通路51の第2接続路51b、51cを経てスローノズル部38,41に繋がり、スロージェット38で計量された燃料に空気を混合し、スローノズル41から吸気路へ混合気が噴き出される。
通路孔55には空気導入路57が開口する。空気導入路57の一端は外気空間すなわち吸気路15に接続される。空気導入路57の他端は通路孔55に開口する。空気導入路57の開口57aはメインエアブリード通路43の開口43aよりも低い位置に(すなわち、重力が作用する方向に開口43aよりも下方に)配置される。通路孔55には空気導入路57を経て吸気路15から空気が導入される。
弁体56には駆動軸58を有する電動モーター59が連結される。駆動軸58は中心軸線55aに同軸に配置される。電動モーター59および弁体56との間にはネジ機構61が構成される。ネジ機構61は、電動モーター59の駆動軸58に刻まれるネジ溝58aと、弁体56に固定されてネジ溝58aに噛み合う雌ネジ部材62とを備える。ネジ溝58aの働きで駆動軸58の回転動作は雌ネジ部材62の軸方向の直線動作に変換される。こうして電動モーター59の回転制御に応じて弁体56の軸方向の動きは制御される。その他、弁体の駆動にあたって電動モーター59に代えて電磁弁その他の駆動源が用いられてもよい。内燃機関の上流側に設置されたO2センサーの情報をフィードバックして電気駆動部材(ここでは電動モーター59)の回転制御を行なうことができる。
図5に示されるように、弁体56には、スライド動作に応じてスローエアブリード通路51の開口51aに重なる第1仕切り56aと、スライド動作に応じてメインエアブリード通路43の開口43aに重なる第2仕切り56bが区画される。第1仕切り56aの区画にあたって弁体56には窓孔63が形成される。第2仕切り56bの区画にあたって弁体56の外縁64には切り欠きが形成される。弁体56のスライド動作に応じてメインエアブリード通路43の開口面積およびスローエアブリード通路51の開口面積は変更される。電動モーター59および駆動軸58は第1弁体56aを駆動する駆動力伝達機構として機能する。駆動力伝達機構は前述のようにネジ機構を採用する。動力伝達機構、スローエアブリード通路51の開口51a、およびメインエアブリード通路43の開口43aは一方向(ここでは鉛直方向)に並べられる。
図6に示されるように、変位伝達部材47はポジションセンサーPSの検出軸52に相対回転不能に固定される。変位伝達部材47は、検出軸52の軸心から遠心方向に延びるアーム形状に形成される。アームは検出軸52の回転に伴って検出軸52の軸心回りに揺動する。変位伝達部材47はアームの先端でスロットル弁19の突出片45に連結される。連結にあたってアームの先端にはローラー部材65が取り付けられる。ローラー部材65は検出軸52の軸心に平行な回転軸回りで回転することができる。
ポジションセンサーPSは弾性体すなわちねじりバネ66を有する。ねじりバネ66は検出軸52回りで変位伝達部材47および筐体18を相互に連結する。ねじりバネ66は検出軸52回りで第1方向FRにローラー部材65を駆動する弾性力を発揮する。こうして発揮される弾性力の働きでローラー部材65はスロットル弁19の突出片45に向けて押し付けられる。その結果、スロットル弁19のスライド動作に拘わらずアームの先端は突出片45上に保持される。スロットル弁19の移動量は検出軸52の回転量に変換される。こうして変位伝達部材47は検出部53とスロットル弁19とに連結される。検出軸52の回転量に基づき検出部53はスロットル弁19の開度を特定する。
操作片54には第1方向FRに反対向きの第2方向SEに検出軸52の軸心回りで強制力が加えられることができる。強制力の付加にあたって作業者は操作片54を掴み第2方向SEに回転駆動すればよい。ねじりバネ66の弾性力に抗して変位伝達部材47が第2方向SEに駆動されると、変位伝達部材47は突出片45の軌道から退避することができる。変位伝達部材47が突出片45の軌道から外れることで弁筒14に対してスロットル弁19の出し入れが許容される。このように操作片54は、ねじりバネ66の弾性力に抗してスロットル弁19から変位伝達部材47を退避させる強制力を伝達可能に構成される。
ポジションセンサーPSの検出軸52は、スロットル弁19のスライド動作方向において、スロットル弁19が全開状態で、スロットル弁19の開き方向側の一端より閉じ方向側に配置される。同様に、ローラー部材65すなわち変位伝達部材47および突出片45の接触部は、スロットル弁19のスライド動作方向において、スロットル弁19が全閉状態で、ポジションセンサーPSの検出軸52よりスロットル弁19の閉じ方向側に配置されている。
図7に示されるように、突出片45の突出方向とポジションセンサーPSの軸方向とは、スロットル弁19のスライド動作の方向視において、突出片45と変位伝達部材47との接触部の軌道TRが突出片45の突出方向より突出方向に直交する方向の方が大きくなるように、並行して(ここでは平行して)設けられる。
ポジションセンサーPSは、その出力を外部に電気信号として送るためのコネクター67を備える。コネクター67は検出軸52の一端で検出部53に一体的に連結される。したがって、検出軸52の他端に操作片54は固定される。吸気路15の中心軸線17aと弁筒14の中心軸線17bとを含む平面VPを境にコネクター67は一側に、操作片54が他側に配置されている。
電動モーター59は、動作電力すなわち制御信号を受け取るためのコネクター68を備える。制御信号に応じて駆動軸58の回転量は決定される。吸気路15の中心軸線17aと弁筒14の中心軸線17bを含む平面VPを境にポジションセンサーPSのコネクター67および(または)電動モーター59のコネクター68は一側に、操作片54および(または)チョーク弁28の操作レバー48を他側に配置する。通路孔55の中心軸線55aは電動モーター59の駆動軸58と同軸であって、ポジションセンサーPSの検出軸52に平行であって弁筒14の中心軸線17bを含む平面VLを境にしてポジションセンサーPSの検出軸52は一側に、通路孔55は他側に設けられる。ポジションセンサーPSの検出軸52に平行であって弁筒14の中心軸線17bを含む平面VLを境にしてポジションセンサーPSの検出軸52は一側に、チョーク弁28の軸28aは他側に設けられる。
図8に示されるように、突出片45は、変位伝達部材47との接触部を有する突出部71と、突出部71から開き方向側へ延びる中間部72と、突出側と反対側に延びてスロットル弁19に係止されている係止部73とを備える。突出部71は、中心軸線55aに直交する仮想平面内で広がる上向きの受け面を区画する板材で構成される。板材はスロットル弁19の外周面から遠心方向に立ち上がる。遠心方向の内端に中間部72は接続される。中間部72はスロットル弁19の外周面に沿って中心軸線55aに平行に延びてスロットル弁19の上端に達する。中間部72の上端に係止部73が接続される。係止部73は所定の間隔で中間部72の内面に向き合わせられる。係止部73と中間部72との間にスロットル弁19の壁は挟まれる。こうして突出片45はスロットル弁19に着脱自在に取り付けられる。
ねじりバネ66の弾性力の働きでスロットル弁19のスライド動作中に変位伝達部材47は突出片45に接触し続ける。こうしてスロットル弁19のスライド動作はポジションセンサーPSに伝わる。操作片54から変位伝達部材47に強制力が加わると、変位伝達部材47は突出片45の軌道から退避する。変位伝達部材47とスロットル弁19との噛み合いは解除される。スロットル弁19は弁筒14に対して簡単に出入りすることができる。その際にスロットル弁19の開き側からのスライド方向視において目視にて変位伝達部材47と突出片45とを確認して組み付けることができる。切り欠き46から弁筒14の外側に臨む突出片45を有し、該突出片45により変位伝達部材47が受け止められる簡易構造なので、気化器11をコンパクトにすることができる。第1蓋部材22および第2蓋部材25を取り付けることで、外気からの制御されていない空気が切り欠き46を通過して吸気路15へ進入することを防ぐ。
ローラー部材65は突出片45と変位伝達部材47との接触部を提供する。スライド動作の方向視において、接触部の軌道が突出片45の突出方向より突出方向に直交する方向の方が大きくなるように、突出方向とポジションセンサーPSの検出軸52方向とが並行して設けられる。その結果、スロットル弁19のスライド動作の方向視において、突出片45を小さくすることが可能なので、ポジションセンサーPSの検出軸52を弁筒14に近づけて設けて、気化器11を小型化することができる。
気化器11では、スロットル弁19のスライド動作方向において、スロットル弁19が全開状態で、ポジションセンサーPSの検出軸52は、スロットル弁19の開き方向側の一端より閉じ方向側に配置される。接触部としてのローラー部材65は、スライド動作方向において、スロットル弁19が全閉状態で、ポジションセンサーPSの検出軸52よりスロットル弁19の閉じ方向側に配置されている。こうして、スライド動作方向において、ポジションセンサーPSの検出軸52をスロットル弁19の可動範囲に配置することで、気化器11を小型化することができる。
前述のように、突出片45は突出部71、中間部72および係止部73を備える。その結果、スロットル弁19に突出片45を簡単に組み付けることができる。簡単な構造により、係止部73で接触部の荷重を受けることができる。
ポジションセンサーPSの操作片54は筐体18の外側に設けられる。したがって、スロットル弁19の組み付けを簡単に行なうことができる。メンテナンスを簡単に行なうことができる。
ポジションセンサーPSは、検出軸52の一端に、該出力を外部に電気信号として送るためのポジションセンサーPSのコネクター67と、該検出軸52の他端に操作片54とを備える。このとき、吸気路15の中心軸線17aと弁筒14の中心軸線17bとを含む平面VPを境にコネクター67は一側に、操作片54が他側に配置されている。こうして吸気通路15を挟んで可動する操作片54と配線とを要するコネクター67が配置されるので、操作片54の可動によって配線が痛むことがない。
気化器11は、電動モーター59、ネジ機構61、弁体56、通路孔55、メインエアブリード通路43の開口43aおよびスローエアブリード通路51の開口51aを有する。通路孔55は、ポジションセンサーPSの検出軸52に平行であって弁筒14の中心軸線17bを含む平面VLを境にしてポジションセンサーPSの検出軸52は一側に、通路孔55は他側に設けられる。電動モーター59、通路孔55およびエアブリード通路43、51の設置において、ポジションセンサーPSが配置されない広いスペースを利用して気化器11をコンパクトに保ちつつ、ポジションセンサーPSの細かい出力によりブリードエア量を制御することができる。また、吸気路15の上流側に通路孔55を下流側にポジションセンサーPSの検出軸52を配置すれば、エアブリード通路43、51を比較的簡単に形成することができる。
チョーク弁28の軸28aは、ポジションセンサーPSの検出軸52に平行であって弁筒14の中心軸線17bを含む平面VLを境にしてポジションセンサーPSの検出軸52は一側に、チョーク弁28の軸28aは他側に設けられる。チョーク弁28の設置において、ポジションセンサーPSが配置されない広いスペースを利用して、気化器11をコンパクトに保ちつつ、始動時または暖機運転時に吸気を適当に絞ることができる。
以上、本発明の実施形態における気化器11は、搭載スペースに限りのある自動二輪車に搭載され、アイドルスクリュー70により、スロットル弁19のアイドル開度が設定され(図2参照)、第3路51bに屈曲して形成された中間路51b1に設置され、該中間路51b1の先端を閉じるとともに、スローエアブリード通路51の開口面積を絞るエアスクリュー71により、スローエアブリード通路51の基本的な開度(弁体56による制御の基準となる開度)が設定され(図3参照)、スロットル弁19のスロットルケーブル21とチョーク弁28の操作レバー48は、操縦者により操作される。O2センサーの信号を受け取ったECUが電気駆動部材に指示をして、弁体56の動きを制御する。こうしてきめ細かな制御が実現される。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
11…気化器、13…胴体、14…弁筒、15…吸気路、16…スライド空間、17a…(吸気路の)中心軸線、17b…(弁筒の)中心軸線、19…スロットル弁、22…蓋部材(第1蓋部材)、25…蓋部材(第2蓋部材)、28…チョーク弁、28a…軸、43…メインエアブリード通路、43a…開口、45…突出片、46…切り欠き、47…変位伝達部材、52…ポジションセンサーの軸(検出軸)、51…スローエアブリード通路、51a…開口、53…検出部、54…操作片、55…通路孔、56…弁体、59…電動モーター、61…ネジ機構、66…弾性体(ねじりバネ)、67…ポジションセンサーのコネクター、71…突出部、72…中間部、73…係止部、PS…ポジションセンサー、VL…平面、VP…平面。

Claims (8)

  1. 吸気路(15)を形成する胴体(13)に結合されて、前記吸気路(15)から分岐するスライド空間(16)を区画する弁筒(14)と、
    前記弁筒(14)内に収容されて、前記弁筒(14)内でのスライド動作に応じて前記吸気路(15)の開口面積を変更するスロットル弁(19)と、
    前記スロットル弁(19)の位置を検出するポジションセンサー(PS)と、
    前記弁筒(14)に結合され、前記ポジションセンサー(PS)を回転可能に支持する筐体(18)とを備え、
    前記ポジションセンサー(PS)は、検出部(53)と、該検出部(53)と前記スロットル弁(19)とに連結される変位伝達部材(47)と、前記スロットル弁(19)に向けて前記変位伝達部材(47)を押し付ける弾性力を発揮する弾性体(66)と、前記変位伝達部材(47)に連結されて、前記弾性体(66)の前記弾性力に抗して前記スロットル弁(19)から前記変位伝達部材(47)を退避させる強制力を伝達可能な操作片(54)とを有し、
    前記弁筒(14)は前記スロットル弁(19)のスライド動作方向に線形に延びる切り欠き(46)を有し、
    前記スロットル弁(19)は、前記切り欠き(46)から前記弁筒(14)の外側に臨む突出片(45)を有し、
    前記変位伝達部材(47)は、前記突出片(45)の軌道上に位置して前記突出片(45)に前記スライド動作方向において前記スロットル弁(19)の閉じ方向側から受け止められ、
    前記筐体(18)は、前記スライド動作方向におけるスロットル弁(19)の開き方向側からの方向視において、少なくとも前記変位伝達部材(47)と前記突出片(45)とを収容し、蓋部材(22、25)によって閉じられることを特徴とする気化器。
  2. 請求項1に記載の気化器において、前記スライド動作の方向視において、前記突出片(45)と前記変位伝達部材(47)との接触部の軌道が、前記突出片(45)の突出方向より前記突出方向に直交する方向の方が大きくなるように、前記突出方向と前記ポジションセンサー(PS)の軸方向とが並行して設けられることを特徴とする気化器。
  3. 請求項1または2に記載の気化器において、前記スライド動作方向において、前記スロットル弁(19)が全開状態で、前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)は、前記スロットル弁(19)の前記スロットル弁(19)の開き方向側の一端より前記閉じ方向側に配置され、前記スライド動作方向において、前記スロットル弁(19)が全閉状態で、前記接触部は、前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)より前記スロットル弁(19)の閉じ方向側に配置されていることを特徴とする気化器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の気化器において、前記突出片(45)は、前記接触部を有する突出部(71)と、前記突出部(71)から前記開き方向側へ延びる中間部(72)と、前記突出側と反対側に延びて前記スロットル弁(19)に係止されている係止部(73)とを備えることを特徴とする気化器。
  5. 請求項1に記載の気化器において、前記操作片(54)は前記筐体(18)の外側に設けられることを特徴とする気化器。
  6. 請求項5に記載の気化器において、前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)の一端に、該出力を外部に電気信号として送るための前記ポジションセンサー(PS)のコネクター(67)と、該軸(52)の他端に前記操作片(54)とを備え、
    前記吸気路(15)の中心軸線(17a)と前記弁筒(14)の中心軸線(17b)とを含む平面(VL)を境に前記コネクター(67)は一側に、前記操作片(54)が他側に配置されていることを特徴とする気化器。
  7. 請求項2または3に記載の気化器において、気化器(11)は、モーター(59)と、モーター(59)の回転動作を直線動作に変えるネジ機構(61)と、ネジ機構(61)により直線動作する弁体(56)と、メインエアブリード通路(43)およびスローエアブリード通路(51)が開口する通路孔(55)と、該通路孔(55)内で該弁体(56)の直線動作により開口面積が変化する前記メインエアブリード通路(43)および前記スローエアブリード通路(51)の開口(43c、51d)とを有し、
    前記通路孔(55)は、前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)に平行であって前記弁筒(14)の中心軸線(17b)を含む平面(VL)を境にして前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)は一側に、前記通路孔(55)は他側に設けられることを特徴とする気化器。
  8. 請求項2または3に記載の気化器において、気化器(11)はスロットル弁(19)の上流側に、前記吸気路(15)を開閉するチョーク弁(28)を備え、
    前記チョーク弁(28)の軸(28a)は、前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)に平行であって前記弁筒(14)の中心軸線(17b)を含む平面(VL)を境にして前記ポジションセンサー(PS)の軸(52)は一側に、前記チョーク弁(28)の軸(28a)は他側に設けられることを特徴とする気化器。
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