JP2017115295A - 解錠器具 - Google Patents

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健一 程田
Kenichi Hodota
健一 程田
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Abstract

【課題】サムターンを挟持し易く、且つ、効率的にサムターンを回転させる回転力を発生させることができる解錠器具を提供する。【解決手段】中空パイプを所望の形状に折り曲げて構成した本体ケース102と、本体ケース102の先端側から基端側に至るまで本体ケース102の中空部に挿通され、本体ケース102の長さよりも長く構成された密着コイルバネ110と、この密着コイルバネ110の先端に取り付けられた把持部120と、密着コイルバネ110の他端側に取り付けられた操作部としてのメインレバー116及び開閉レバー117と、を備え、把持部120は、本体ケース102に対するメインレバー116の進退動に連動して進退動し、且つ、密着コイルバネ110の中空部に挿通された開閉用ワイヤ140を介して伝達される開閉レバー117からの引張力によって、開閉可能に構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、解錠器具の技術分野に関し、特に詳しくは、ドアに設けられたドアスコープ(覗き窓)などの隙間を利用して先端をドア内側に挿入し、サムターンなどの解錠操作部を操作してドアを解錠する器具に関する。
従来から、扉に備わるドアスコープなどを利用して器具の一部をドア内側に挿入させ、サムターン等の解錠操作部を操作して解錠する器具は公知となっている。
例えば、特許文献1に記載の解錠器具は、略L字型に構成された先端側をドア内側に挿入し、手元ハンドルの進退動によって先端部を進退動させ、その進退動によってサムターンを押し回して解錠を行う器具である。
また、特許文献2に記載の解錠器具は、略コ字状に構成され、サムターンを正面側がら挟持する固定式の爪を備え、サムターンを挟持した状態で手元ハンドルを回動させることによって先端の爪を回動させ、解錠するものである。
特開2003−172051号公報 特開2010−236355号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、サムターンを回す力が効率的にサムターンに伝わらない場合があった。即ち、直線的な押圧力でサムターンを押し回すので、サムターンの端に上手く先端を押し当てる必要があることに加えて、仮に端に先端を上手く押し当てることができた場合でも、端部を押圧するのみではサムターンを回転させる方向に上手く力を変換できず、解錠操作に時間を要することがあった。
また、特許文献2に記載の技術では、サムターンを正面側から捉えてサムターンを回すため、サムターンの回転軸中心部分を正確に挟持する必要がある。即ち、正確な位置に先端挟持部を位置決めすること自体が難しく、時間を要することとなってしまう。
そこで本発明は、こういった問題点を解決するべくなされたものであって、サムターンを挟持し易く、且つ、効率的にサムターンを回転させる回転力を発生させることができる解錠器具を提供する事をその課題としている。
上記課題を解決するべく、本願発明は、中空パイプを所望の形状に折り曲げて構成した本体ケースと、前記本体ケースの先端側から基端側に至るまで前記本体ケースの中空部に挿通され、前記本体ケースの長さよりも長く構成された可撓性を備えた螺旋体と、前記螺旋体の先端に取り付けられた把持部と、前記螺旋体の他端側に取り付けられた操作部と、を備え、前記把持部は、前記本体ケースに対する前記操作部の進退動に連動して進退動し、且つ、前記螺旋体の中空部に挿通された第1のワイヤを介して伝達される前記操作部からの操作動力によって、開閉可能に構成されることを特徴とする。
第1に、サムターン等を把持する把持部を手元操作によって開閉可能としているので、サムターンを圧倒的に捉えやすい。更に、捉えた後は、手元操作によってサムターンを強く挟持できるので、一度捉えたサムターンが操作途中で外れてしまうリスクを低減することができる。第2に、この把持部は、可撓性を備えた螺旋体の先端に備わっているため、把持部自体が本体ケースに対して撓るように動くことができる。即ち、把持したサムターンに対して回転する力を効率的に加えることができ、回すために比較的大きな力が必要な種類のサムターンであっても、容易に回すことが可能となっている。
また、前記螺旋体の途中には、前記本体ケースの中空部に嵌合し、当該螺旋体の進退動をガイドするガイドパイプが少なくとも一つ固定されている、ことを特徴とする。
このように構成することで、螺旋体の進退動をスムースに行うことができると共に、当該ガイドパイプが存在することによって、本体ケースから螺旋体が抜け落ちてしまうことを防止することができる。即ち、本体ケースはL字、S字というように所望の形状に折り曲げられた構成となっているが、ガイドパイプはその屈曲部分を通過できないため、当該ガイドパイプが固定されている螺旋体もそれ以上の進退動が制限されることとなり、結果として螺旋体の抜け落ちを防止している。
また、前記ガイドパイプは、自身の一部が前記本体ケースの先端側から露出する位置に固定され、前記操作部の進退動に連動して前記螺旋体と共に進退動するように構成するのが望ましい。
このように構成すれば、螺旋体を進退動させても、螺旋体の先端に取り付けられた把持部のケース本体に対する撓り具合を一定に保つことができる。例えばこの位置にガイドパイプが無い場合、本体ケースから螺旋体が長く露出すればするほど螺旋体の自重によって露出部分が撓ってしまい、正確な位置を把握するのが困難となってしまう。見方を変えると、この位置にガイドパイプを備えることによって、本体ケースの先端側(室内に挿入する側)の長さを、事実上可変とすることが可能となり、一つの器具で幅広い場所への適用が可能となる。
また、前記螺旋体の先端部の外周側面には、前記操作部に繋がる第2のワイヤが固定され、更に、前記操作部を回動させることによって前記先端部も連動して回動する構成とすることが望ましい。
このように構成すれば、第2のワイヤを操作部側で引っ張ることによって、その引張量に応じて螺先端の先端部を所望の形状に屈曲させることができる。更に、操作部を回動させることによって屈曲した状態のまま螺旋体の先端側も回動するので、把持部を所望の位置に向けて解錠作業を行うことが可能となっている。この効果は、把持部と操作部とが「可撓性を有する螺旋体」で構成されていることによって初めて実現できるものである。即ち、第2のワイヤを引っ張ればそれに応じて屈曲し、引張を戻せば螺旋体自身が有する可撓性によって元の形状に復元する。更に、手元操作部の回動により生じる回転力は、螺旋の形状によって(本体ケースが所望の形状に屈曲されていても)効率的に先端部にまで伝達されるのである。
また、前記第2のワイヤは、前記螺旋体の隙間から当該螺旋体の中空部内に通された上で前記操作部に繋がるように構成することが望ましい。
このように構成すれば、本体ケースと螺旋体との進退動や解錠操作の邪魔になることもない。
また、前記本体ケースの基端部側近傍には、当該本体ケースの軸方向及び半径方向の所望の位置に位置決め固定することができるハンドル部が備わるように構成することが望ましい。
このように構成すれば、解錠操作を行う場所等によって当該解錠器具を適切に位置決め保持することが可能となり、解錠操作を短時間で適切に行えることに加えて、操作ミス防止も実現している。
本発明を適用することで、サムターンを挟持し易く、且つ、効率的にサムターンを回転させる回転力を発生させることができる解錠器具を提供することができる。
本発明に係る解錠器具の全体図である。 本発明に係る解錠器具の一部分解図である。 開閉型把持部の拡大図である。 本発明にかかる解錠器具を使用して解錠操作を行っているところをドア内側から見た状態を示した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例である解錠器具100について説明を加える。なお、図面理解容易の為、各部の大きさや寸法を誇張して表現している部分があり、実際の製品と必ずしも一致しない部分があることを付記しておく。また各図面は符号の向きに見るものとし、当該向きを基本に上下左右、手前、奥と表現する。
〈解錠器具の構成〉
本発明の実施形態の一例として示した解錠器具100は、図1に示している通り、外径約10mmの中空パイプ(肉厚約1mm)を略L字形状に折り曲げて構成した本体ケース102と、この本体ケース102の先端側(図1において上側)から基端側(図1において右側)に至るまで本体ケース102の中空部に挿通され、当該本体ケース102の長さよりも長く構成された外径約6mmの密着コイルバネ(可撓性を備えた螺旋体)110と、この密着コイルバネ102の先端側に取り付けられた把持部120と、密着コイルバネ110の他端側に取り付けられたメインレバー(操作部)116と、を備える。
密着コイルバネ116は、外径6mmの鋼製のコイルバネが使用される。鋼製のコイルバネであるので、それ自身が可撓性を備えている。また、密着コイルバネ110の途中には、本体ケース102の中空部に嵌合できるサイズ(外径約8mm、肉厚約1mm)に形成された先端側ガイドパイプ112及び基端側ガイドパイプ114が固定されている。これらガイドパイプ112、114は、密着コイルバネ110の本体ケース102に対する進退動をガイドする目的で固定されている。なお、密着コイルバネ110は、それぞれのガイドパイプ112、114の中空部に通された上で、接着材等によって両ガイドパイプ112、114と固定されている。
また、先端側ガイドパイプ112は、自身の一部が102本体ケースの先端側から露出する位置に固定され、同様に、基端側ガイドパイプ114は、自身の一部が102本体ケースの基端側から露出する位置に固定され、メインレバー116の進退動に連動して密着コイルバネ110と共に進退動するように構成される。
本体ケース102の基端側近傍には、本体ケース102の軸方向及び半径方向の所望の位置に位置決め固定することができるハンドル部103が備わっている。このハンドル部103は、本体ケース102の外側に装着されるリング状のハンドル基部104との連携によって所望の位置に固定可能となっている。即ち、リング状のハンドル基部104には、外周面から内周面に連通する螺子穴(図示していない)が設けられている。また、この螺子穴に螺合するボルト(図示しない)が、ハンドル103の基端に設けられていて、ハンドル103を回してねじ込むことでハンドル基部104の内周面側にボルト頭部が突出し、本体ケース102の外周面に当接することによって、ハンドル部103の位置が固定される構造となっている。
密着コイルバネ110の先端には、サムターン等の解錠操作部を把持するための把持部120が備わっている。この把持部120は密着コイルバネ110の先端に溶接等によって固定されていてもよいし、螺子等の機構を用いて着脱自在に構成されていてもよい。
把持部120は、図3に示しているように、把持部基台121から2つの平板状の把持爪122、124が回動可能に支持されて構成される。2つの把持爪112、124の間にはスプリング128が架設されていて、何ら力を加えなければ、このスプリング128の作用によって両把持爪122、124は開く方向に付勢されている。また、一方の把持爪122の内側は、半輪状のワイヤ通し部126が設けられており、他方の把持爪124の内側に固定された開閉用ワイヤ140が、当該ワイヤ通し部126を介して密着コイルバネ110の内側を通って、メインレバー116に備わる開閉レバー117へと繋がっている。即ち、開閉レバー117を操作して開閉用ワイヤ(第1のワイヤ)140を引っ張ることにより、両把持爪122、124に接近してサムターンを挟持することが可能に構成されている。
メインレバー(操作部)116は、密着コイルバネ110の基端側に取り付けられており、更にガイドパイプ114もメインレバー116に固定されている。このメインレバー116には、前述した開閉レバー117に加えて屈曲レバー118が備わっている。この屈曲レバー118には屈曲用ワイヤ142が接続されており、密着コイルバネ110の中を通って、先端側に向かっている。屈曲用ワイヤ142は、密着コイルバネ110の先端側近傍で密着コイルバネの隙間から外周側に取り出され、当該密着コイルバネ110先端の外周面に溶接・接着等により強固に固定されている(図3参照)。
このように、メインレバー116を回動(回転)させると、その回転力が密着コイルバネ110を介して先端側に伝えられ、把持部120を回転させることが可能な構成となっている。また、メインレバー116を押したり引いたりすれば(進退動させれば)密着コイルバネ110を介してその進退動力が先端側に伝達され、把持部120が進退動することが可能な構成となっている。
なお、仮に本体ケース102だけを取り外すと図2のような構成となる。
〈解錠器具の作用・機能〉
本発明にかかる解錠器具100は、例えば図4に示しているように、ドアに設けられたドアスコープ12を取り外し、その穴からドア1の内側に向かって当該器具100の先端側(把持部120側)を挿入し、把持部120でサムターン10を挟持して回し、解錠するといった一連の操作となる。
ドアスコープ12からサムターン10までの距離は、ドア1の外側からでもドアノブの位置などから概ね推測が可能なので、その距離に見合う位置になるように、メインレバー116を進退動させ、先端側の把持部120の突出量を決めておくのが便利である。
上記構成で説明した通り、本願発明にかかる解錠器具100は、中空パイプを所望の形状に折り曲げて構成した本体ケース102と、この本体ケース102の先端側から基端側に至るまで本体ケース102の中空部に挿通され、本体ケース102の長さよりも長く構成された密着コイルバネ110と、密着コイルバネ110の先端に取り付けられた把持部120と、密着コイルバネ110の他端側に取り付けられた操作部としてのメインレバー116及び開閉レバー117を備え、把持部120は、本体ケース102に対するメインレバー116の進退動に連動して進退動し、且つ、密着コイルバネ110の中空部に挿通された開閉用ワイヤ140を介して伝達される開閉レバー117からの引張力によって、開閉可能に構成されている。
このように構成したことによって、第1に、サムターン10を把持する把持部120を手元操作によって開閉可能としているので、サムターン10を圧倒的に捉えやすい。更に、捉えた後は、手元操作によってサムターン10を強く挟持できるので、一度捉えたサムターン10が操作途中で外れてしまうリスクを低減することができる。第2に、この把持部120は、可撓性を備えた密着コイルバネ110の先端に備わっているため、把持部120自体が本体ケース102に対して撓るように動くことができる。即ち、把持したサムターン10に対して回転する力を効率的に加えることができ(サムターン10の回転軸を中心にサムターン10の両端に力を加えることができる。)、回すために比較的大きな力が必要な種類のサムターン10であっても、容易に回すことが可能となっている。
また、密着コイルバネ110の途中には、本体ケース102の中空部に嵌合し、密着コイルバネ110の進退動をガイドする先端側ガイドパイプ112と基端側ガイドパイプ14が固定されている。
このように構成することで、密着コイルバネ110の進退動をスムースに行うことができると共に、これらガイドパイプ112、114が存在することによって、本体ケース102から密着コイルバネ110が抜け落ちてしまうことを防止することができる。即ち、本体ケース102は、本実施形態においては、L字の形状に折り曲げられた構成となっているが、ガイドパイプ112、114はその屈曲部分を通過できないため、これらガイドパイプ112、114が固定されている密着コイルバネ110もそれ以上の進退動が制限されることとなり、結果として抜け落ちを防止している。
また、先端側ガイドパイプ112は、自身の一部が本体ケース102の先端側から露出する位置に固定され、メインレバー116の進退動に連動して密着コイルバネ110と共に進退動するように構成されている。
このように構成したことによって、密着コイルバネ110先端側に露出させた場合でも、把持部120のケース本体102に対する撓り具合を一定に保つことができる。例えばこの位置に先端側ガイドパイプ112が無い場合、本体ケース102から密着コイルバネ110がより長く露出すればするほど密着コイルバネ110の自重によって露出している部分が撓ってしまい(撓んでしまい)、正確な位置を把握するのが困難となってしまう。見方を変えると、この位置に先端側ガイドパイプ112を備えることによって、本体ケース102の先端側(室内に挿入する側)の長さを、事実上可変とすることが可能となり、一つの器具で幅広い場所への適用が可能となっている。
また、密着コイルバネ110の先端部の外周面には、メインレバー116に備わっている屈曲レバー118に繋がる屈曲用ワイヤ142が固定されている。更に、メインレバー116を回動させることによってその回転力は先端側に伝わる構成となっている。
このように構成していることによって、屈曲レバー118を操作して屈曲用ワイヤ142を引っ張ることによって、その引張量に応じて先端部120の手前の位置の密着コイルバネ110(即ち、先端側ガイドパイプ112から露出している密着コイルバネ110)を所望の形状に屈曲させることができる。更に、メインレバー116を回動させることによって屈曲した状態のまま先端側も回動するので、把持部120を所望の位置に向けて解錠作業を行うことが可能となっている。即ち、把持部120を略360度所望の方向に向けることが可能となっている。この効果は、把持部120と操作部(メインレバー116や屈曲レバー118など)とが「可撓性を有する螺旋体」、即ち密着コイルバネ110で繋がれていることによって初めて実現できるものである。即ち、屈曲用ワイヤ142を引っ張ればそれに応じて屈曲し、引張を戻せば密着コイルバネ110自身が有する可撓性によって元の形状に復元する。更に、メインレバー116の回動により生じる回転力は、密着コイルバネ110自身が備える螺旋の形状によって(本体ケース102が所望の形状に屈曲されていても)効率的に先端部にまで伝達されるのである。
また、屈曲用ワイヤ142は、密着コイルバネ110の隙間から当該密着コイルバネ110の中空部内に通された上でメインレバー116側に繋がるように構成されていた。
このように構成したことによって、密着コイルバネ110の先端外周面に固定された屈曲用ワイヤ142が、本体ケース102と密着コイルバネ110との進退動や解錠操作の邪魔になることもない。
また、本体ケース102の基端部側近傍には、当該本体ケース102の軸方向及び半径方向の所望の位置に位置決め固定することができるハンドル部103を備えている。
このように構成したことによって、解錠操作を行う場所等によって当該解錠器具100を適切に位置決め保持することが可能となり、解錠操作を短時間で適切に行えることに加えて、操作ミス防止も実現している。
〈その他の構成例〉
なお、上記では、ドアに設けられたドアスコープの穴を利用して解錠する操作を例に説明しているが、それ以外にも、例えば、郵便受けを利用して解錠操作を行う事も可能である。更に引き戸の隙間を利用して当該引き戸の解錠操作を行うことも可能である。
また、上記説明での本体ケース102は、略L字形状となっていたが、適用場所に応じて適切な形状に変更することが可能である。例えば、S字型、コの字型などである。
100・・・解錠器具
102・・・本体ケース
103・・・ハンドル
104・・・ハンドル基部
110・・・密着コイルバネ(可撓性を有する螺旋体)
112・・・先端ガイドパイプ
114・・・基端側ガイドパイプ
116・・・メインレバー
117・・・開閉レバー
118・・・屈曲レバー
120・・・開閉型把持部
121・・・把持部基台
122、124・・・把持爪
126・・・ワイヤ通し部
128・・・スプリング
140・・・開閉用ワイヤ
142・・・屈曲用ワイヤ

Claims (6)

  1. 中空パイプを所望の形状に折り曲げて構成した本体ケースと、
    前記本体ケースの先端側から基端側に至るまで前記本体ケースの中空部に挿通され、前記本体ケースの長さよりも長く構成された可撓性を備えた螺旋体と、
    前記螺旋体の先端に取り付けられた把持部と、
    前記螺旋体の他端側に取り付けられた操作部と、を備え、
    前記把持部は、前記本体ケースに対する前記操作部の進退動に連動して進退動し、且つ、前記螺旋体の中空部に挿通された第1のワイヤを介して伝達される前記操作部からの操作動力によって、開閉可能に構成される
    ことを特徴とする解錠器具。
  2. 請求項1において、
    前記螺旋体の途中には、前記本体ケースの中空部に嵌合し、当該螺旋体の進退動をガイドするガイドパイプが少なくとも一つ固定されている、
    ことを特徴とする解錠器具。
  3. 請求項2において、
    前記ガイドパイプは、自身の一部が前記本体ケースの先端側から露出する位置に固定され、前記操作部の進退動に連動して前記螺旋体と共に進退動する
    ことを特徴とする解錠器具。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記螺旋体の先端部の外周側面には、前記操作部に繋がる第2のワイヤが固定され、更に、前記操作部を回動させることによって前記先端部も連動して回動する
    ことを特徴とする解錠器具。
  5. 請求項4において、
    前記第2のワイヤは、前記螺旋体の隙間から当該螺旋体の中空部内に通された上で前記操作部に繋がっている
    ことを特徴とする解錠器具。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、
    前記本体ケースの基端部側近傍には、当該本体ケースの軸方向及び半径方向の所望の位置に位置決め固定することができるハンドル部が備わっている
    ことを特徴とする解錠器具。

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