JP2017114481A - 放物線状ディスクを有する非空気式タイヤ - Google Patents

放物線状ディスクを有する非空気式タイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】空気で膨張させることを必要とするという欠点を伴うことなく空気入りタイヤの全ての特徴を有する非空気式タイヤを提供する。【解決手段】非空気式タイヤは、接地する環状のトレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有している。【選択図】図17

Description

本発明は、一般に、車両用のタイヤおよび非空気式タイヤに関し、より詳細には、非空気式タイヤに関する。
空気入りタイヤは、1世紀以上にわたり車両移動性のために選択される解決策であるとされている。空気入りタイヤは引張構造である。空気入りタイヤは、空気入りタイヤを目下のところ優勢なものにしている少なくとも4つの特性を有している。空気入りタイヤは、タイヤ構造の全てが荷重を支えることに関わるため、荷重を支えるのに有能である。空気入りタイヤは、接地圧が低く、その結果、車両の荷重の分散により道路上での摩耗が抑えられることからも望ましい。空気入りタイヤは剛性も低く、そのことが車両の快適な乗り心地を保証する。空気入りタイヤの主要な欠点は、圧縮流体を必要とすることである。従来の空気入りタイヤは、タイヤ圧を完全に失うと役に立たなくなる。
タイヤ圧を必要としないように設計されたタイヤは、空気入りタイヤに関連する問題点および妥協点の多くを解消する可能性がある。圧力の維持も圧力の監視も必要とされない。今日までの、中実タイヤなどの構造的に支持されたタイヤや他のエラストマー構造は、従来の空気入りタイヤで必要とされる性能水準を提供していない。構造的に支持されたタイヤの、空気入りタイヤのような性能をもたらす解決策は、望ましい進歩であろう。
非空気式タイヤは、通常、荷重を支える能力によって定義される。「ボトムローダー」は、構造体のハブより下方の部分において荷重の大部分を支える本質的に剛性のある構造である。「トップローダー」は、構造体の全てが荷重を支えることに関わるように設計されている。したがって、トップローダーは、ボトムローダーよりも荷重を支える能力が高く、より質量が少ない設計を可能にする。
したがって、空気で膨張させることを必要とするという欠点を伴うことなく空気入りタイヤの全ての特徴を有する、改良された非空気式タイヤが望まれている。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有する非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが、外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、放物線状の第2の湾曲部を有する1つ以上のスポークを有する、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、複数の第1のスポークが互いに重なり合っている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、第1のスポークの頂点部が、内側リング上に配置されている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、1つ以上の第1のスポークが、外側リングから内側リングまで延びている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、1つ以上の第1のスポークが、外側リングから内側リングまで延び、次いで内側リングから外側リングまで延びている、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、第1のスポークが、接合部において、隣接する第1のスポークと交差し、各第1のスポークが、接合部の半径方向外側に配置された部分L2と、接合部の半径方向内側に配置された部分L1とを有し、L2/L1の比率が約0.2〜5の範囲にある、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、第1のスポークの厚さt3が、2〜5mmの範囲にある、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、第1のスポークの軸方向厚さw3が、25〜70mmの範囲にある、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、第1のスポークのスポーク厚さt3に対するスポーク軸方向幅w3の比率が、8〜28の範囲にある、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、スポークディスクが、第1の湾曲部とは異なる第2の湾曲部を有する第2のスポークをさらに含む、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、スポークディスクが、第1の湾曲部とは異なる第2の湾曲部を有する第2のスポークをさらに含み、第2の湾曲部が、外側リングと交わる頂点部を有する放物曲線部である、非空気式タイヤを提供する。
本発明の1つ以上の実施態様は、接地する環状トレッド部分と、剪断バンドと、剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、を有し、スポークディスクが、第1の湾曲部とは異なる第2の湾曲部を有する第2のスポークをさらに含み、第2のスポークが、第1のスポークのうちの2つと交差している、非空気式タイヤを提供する。
本発明の非空気式タイヤの第1の実施形態の斜視図である。 本発明の非空気式タイヤの第2の実施形態の斜視図である。 本発明の非空気式タイヤの第3の実施形態の斜視図である。 スポークディスクの第1の実施形態の正面斜視図である。 図2のスポークディスクの第1の実施形態の概略断面図である。 図2のスポークディスクの第1の実施形態の正面図である。 図1の非空気式タイヤの断面図である。 本発明のスポークディスクの第2の実施形態を示す図である。 本発明のスポークディスクの第3の実施形態を示す図である。 同じ向きの複数のスポークディスクを示す、本発明の非空気式タイヤの一代替実施形態の断面図である。 荷重下で軸方向内側にしなるように2つのスポークディスクが互いに反対向きにある状態を示す、図1の非空気式タイヤの断面図である。 荷重下で軸方向外側にしなるように2つのスポークディスクが異なる向きにある状態を示す、図1の非空気式タイヤの断面図である。 荷重下での湾曲した断面を有するスポークディスクを示す、図1の非空気式タイヤの断面図である。 本発明のスポークディスクの第4の実施形態の正面図である。 図12の第4の実施形態のスポークディスクの斜視図である。 本発明のスポークディスクの第5の実施形態の正面図である。 荷重下での図14の第5の実施形態のスポークディスクの斜視図である。 図12の第4の実施形態の第1のスポーク部材および図14の第5の実施形態の第2のスポーク部材の拡大図である。 スポークディスクの第6の実施形態の正面図である。 スポークディスクの第6の実施形態の斜視図である。 スポークディスクの第7の実施形態の正面図である。 図19のスポークディスクの拡大図である。 無荷重下での第6の実施形態のスポークディスクの斜視図である。 荷重下での第6の実施形態のスポークディスクの斜視図である。 剪断バンドに対するばね定数試験を示し、力変位曲線の勾配からばね定数kが決定されることを示す図である。 スポークディスクに対するばね定数試験を示し、力変位曲線の勾配からばね定数kが決定されることを示す図である。 タイヤに対するばね定数試験を示し、力変位曲線の勾配からタイヤばね定数kが決定されることを示す図である。 剪断剛性を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
以下の用語は、本明細書において以下のように定義される。
「赤道面」は、タイヤの回転軸に垂直でタイヤの中心線を通る平面を意味する。
「子午線面」は、タイヤの回転軸に平行でその軸から半径方向外側に延びる平面を意味する。
「ヒステリシス」は、25℃および10%の動的剪断歪みで測定された動的損失正接を意味する。
本発明の非空気式タイヤ100の例が、図1A〜図1Cに示されている。本発明のタイヤは、地面と係合する半径方向外側のトレッド200と、剪断バンド300と、1つ以上のスポークディスク400とを含んでいる。スポークディスク400は、以下でより詳細に説明するように、様々な設計を有していてよい。本発明の非空気式タイヤは、剪断バンド300および1つ以上のスポークディスク400が効率良く荷重を支えるように、トップローディング構造であるように設計されている。剪断バンド300およびスポークディスク400は、剪断バンド300の剛性がタイヤのばね定数に直接関係するように設計されている。各ディスク400の複数のスポークは、タイヤの接地領域において座屈または変形する剛性構造であって、縮んだり圧縮荷重を支えたりしない剛性構造であるように設計されている。これにより、これらスポークのうちの接地領域にない残りのスポークが荷重を支えることが可能になる。接地領域内よりも接地領域外に多くのスポークが存在するため、スポーク1つ当たりの荷重が小さくなって、より細いスポークがタイヤの荷重を支えることが可能になり、それにより、非常に荷重効率の高い構造がもたらされる。全てのスポークが、弾性的に座屈することができるわけではなく、接地領域において圧縮荷重の一部を保持するわけではない。上記の理由により、この荷重を最小限に抑えることが望ましく、剪断バンドが湾曲して道路の障害物を乗り越えられるようにすることが望ましい。おおよその荷重分布は、荷重の約90〜100%が剪断バンドおよび上側のスポークによって支えられ、それにより、下側のスポークが事実上ゼロ、好ましくは10%未満の荷重を支えるような荷重分布である。
非空気式タイヤは、非空気式タイヤが所望の特性を有するようにするために、スポークディスクの様々な組み合わせを有していてもよい。例えば、剪断荷重および引張荷重の両方を支える第1のスポークディスク400を選択することができる。純引張力を支える第2のスポークディスクを選択することもできる。横方向における剛性が高い第3のスポークディスク1000,2000を選択することもできる。図1A〜図1Cに示す例示的なタイヤディスク構成を参照されたい。
トレッド部分200は、溝を有していなくてもよく、あるいは、本質的に長手方向のトレッドリブをそれらの間に形成する長手方向を向いた複数のトレッド溝を有していてもよい。リブは、特定の車両用途の使用要件に適合したトレッドパターンを形成するために、横方向または長手方向にさらに分割されていてもよい。トレッド溝は、タイヤの意図された使用法と矛盾のない任意の深さを有していてもよい。タイヤトレッド200は、様々な状況でタイヤの性能を高めるために、所望に応じて、リブ、ブロック、ラグ、溝、およびサイプなどの要素を含んでいてもよい。
(剪断バンド)
剪断バンド300は、環状であることが好ましく、図5に示されている。剪断バンド300は、タイヤトレッド200の半径方向内側に配置されている。剪断バンド300は、第1および第2の強化エラストマー層310,320を含んでいる。剪断バンド300の第1の実施形態では、剪断バンド300は、互いに平行に配置され、かつエラストマー製の剪断母材330によって隔てられた2つの非伸縮層から構成されている。各非伸縮層310,320は、エラストマー被覆に埋め込まれた平行で非伸縮性の補強コード311,321で形成されていてもよい。補強コード311,321は、鋼鉄、アラミド、または他の非伸縮性の構造体であってよい。剪断バンド300の第2の実施形態では、剪断バンド300は、第1の強化エラストマー層310と第2の強化エラストマー層320との間に配置された第3の強化エラストマー層をさらに含んでいる。
第1の強化エラストマー層310内では、補強コード311がタイヤの赤道面に対して0度から約±10度の範囲の角度Φに配向されている。第2の強化エラストマー層320内では、補強コード321がタイヤの赤道面に対して0度から約±10度の範囲の角度φに配向されている。第1の層310の角度Φは、第2の層320の補強コード321の角度φとは反対方向であることが好ましい。つまり、第1の強化エラストマー層310では角度+Φであり、第2の強化エラストマー層320では角度−φである。
剪断母材330は、約0.10インチ(約2.54mm)から約0.2インチ(約5.08mm)の範囲の厚さ、より好ましくは約0.15インチ(約3.81mm)の厚さを有している。剪断母材330は、15〜80MPaの範囲、より好ましくは40〜60MPaの範囲の剪断弾性率Gmを有するエラストマー材料で形成されていることが好ましい。
剪断バンドは、剪断剛性GAを有している。剪断バンドから採取された代表試験片のたわみを測定することで、剪断剛性GAを決定することができる。試験片の上面は、図26に示すように横力Fを受ける。試験片は、剪断バンドから採取された、剪断バンドと同じ半径方向厚さを有する代表試料である。このとき、剪断剛性GAは、以下の式から算出される。
GA=F*L/ΔX
剪断バンドは、曲げ剛性EIを有している。3点曲げ試験を用いた梁力学から曲げ剛性EIを決定することができる。3点曲げ試験は、梁が2つのローラ支持体上に置かれて中央部に加えられた集中荷重を受けている場合を表している。曲げ剛性EIは、以下の式、すなわち、
EI=PL/48*ΔX
から決定される。ここで、Pは荷重、Lは梁の長さ、ΔXはたわみである。
剪断バンド300の曲げ剛性EIを最大限に高めて、剪断剛性GAを最小限に抑えることが望ましい。許容可能なGA/EIの比率は0.01から20の間であり、理想的な範囲は0.01から5の間である。EAは、剪断バンド300の伸び剛性であり、張力を加えて長さの変化を測定することで実験的に決定される。剪断バンド300のEIに対するEAの比率は、0.02〜100の範囲であれば許容することができ、理想的な範囲は1〜50である。
剪断バンド300は、15〜30%の範囲の最大剪断歪みに耐えられることが好ましい。
非空気式タイヤは、実験的に決定される全体ばね定数kを有している。非空気式タイヤはリム上に取り付けられており、図25(a)に示すように、リムを通じてタイヤの中心に荷重が加えられる。ばね定数kは、図25(b)に示すように、力対たわみの曲線の勾配から決定される。タイヤのばね定数kは、所望の用途に応じて異なっていてよい。タイヤのばね定数kは、芝刈り機または低速車両の用途では、650lbs/inch(約11.6kg/mm)から1200lbs/inch(約21.4kg/mm)の範囲にあることが好ましい。
剪断バンドは、図23(a)に示すように剪断バンド上部の水平面に下向きの力を加えてたわみの量を測定することで実験的に決定することができるばね定数kを有している。ばね定数は、図23(b)に示すように、力対たわみの曲線の勾配から決定される。
本発明は、本明細書で開示される剪断バンドの構造に限定されるものではなく、0.01〜20の範囲のGA/EI、または0.02〜100の範囲のEA/EIの比率、または20から2000の範囲のばね定数を有する任意の構造や、それらの任意の組み合わせを含んでいてよい。より好ましくは、剪断バンドは、0.01〜5のGA/EIの比率、または1〜50のEA/EIの比率、または170lb/inch(約3.03kg/mm)のばね定数や、それらの任意の部分的組み合わせを有している。タイヤトレッドは、剪断バンドに巻かれていることが好ましく、剪断バンドと一体成形されていることが好ましい。
(スポークディスク)
本発明の非空気式タイヤは、少なくとも1つのスポークディスク400,700,800,900,1000をさらに含んでおり、好ましくは、図1B、図8に示すように非空気式タイヤの両端に離間して配置可能な少なくとも2つのディスクをさらに含んでいる。これらのスポークディスクは、例えば図4、図6、図7、図12、および図14に示すように、異なる断面設計を有していてもよい。スポークディスクは、剪断層から伝達される荷重を支える機能を有している。これらのディスクは、主として引張および剪断荷重を負担し、圧縮荷重を支えることがない。図2に、非空気式タイヤに使用することができる例示的な第1のディスク400が示されている。ディスク400は、環状であって、外側エッジ406と、ハブを形成するための金属製または剛体製の補強リング405を受け入れる内側エッジ403とを有している。本明細書で説明される各ディスクは、実質的に非空気式タイヤの軸方向厚さAW未満の軸方向厚さAを有している。軸方向厚さAは、AWの5〜20%の範囲にあり、より好ましくはAWの5〜10%の範囲にある。2つ以上のディスクが利用される場合、各ディスクの軸方向厚さは異なっていてもよく、同じであってもよい。
各スポークディスクは、図24(a)に示すように既知の荷重下でのたわみを測定することで実験的に決定することができるばね定数SRを有している。スポークディスクのばね定数kを決定する1つの方法は、スポークディスクをハブに取り付けて、スポークディスクの外側リングを剛体製の試験治具に取り付けることでαブに下向きの力が加えられて、ハブの変位が記録される。ばね定数kは、図24(b)に示すように、力たわみ曲線の勾配から決定される。スポークディスクのばね定数は、剪断バンドのばね定数よりも大きいことが好ましい。スポークディスクのばね定数は、剪断バンドのばね定数の4倍から12倍の範囲にあることが好ましく、剪断バンドのばね定数の6倍から10倍の範囲にあることがより好ましい。
2つ以上のスポークディスクが使用される場合、それらのスポークディスクの全てが同じばね定数を有することが好ましい。図8に示すように、スポークディスクの数を増やすことで、非空気式タイヤのばね定数を調整することができる。あるいは、各スポークディスクのばね定数は、スポークディスクの幾何形状を変更したり、材料を変えたりすることで異なっていてもよい。2つ以上のスポークディスクが使用される場合、それらのスポークディスクの全てが同じ外径を有することがさらに好ましい。
図8は、複数のスポークディスク400を有する非空気式タイヤの一代替実施形態を示している。複数のスポーク410が半径方向に延びていることが好ましい。ディスク400の複数のスポーク410は、軸方向に膨張または変形するように設計され、それにより、各スポークが、図10に示すように軸方向外側に変形するか、あるいは図9に示すように軸方向内側に変形することができる。2つのスポークディスクのみが使用される場合、それらのスポークディスクは、図9に示すようにそれぞれが軸方向内側に膨張または変形するような向きにあってもよく、あるいは、図10に示すようにその両方が軸方向外側に膨張するように反対向きにあってもよい。非空気式タイヤに荷重が加えられると、スポークは、接地面を通過するときに、圧縮に対して実質的に抵抗することなく、変形するか、または軸方向にしなり、荷重支持点にゼロの圧縮力またはごくわずかな圧縮力を与えることになる。スポークにとって支配的な荷重は、引張および剪断によるものであり、圧縮によるものではない。
スポーク410は、図2に示すように長方形の断面を有しているが、長方形の断面に限定されるものではなく、円形、正方形、楕円形等の断面であってもよい。スポーク410は、長手方向に座屈するために選択された断面を有していることが好ましく、スポーク軸方向厚さに対するスポーク幅Wの比率W/tが、約15〜80の範囲にあることが好ましく、約30〜60の範囲にあることがより好ましく、約45〜55の範囲にあることが最も好ましい。好ましい長方形のスポーク設計の固有の特徴は、スポークが剪断荷重を支えられることであり、これにより、ばね剛性を引張荷重および剪断荷重においてスポーク間に拡散させることが可能になる。剪断剛性をもたらすこの幾何学的な能力は、スポークのスポーク厚さtと半径方向高さHとの比率である。好ましいH/tの比率は、約2.5〜25(「約」とは±10%を意味する)の範囲にあり、より好ましくは約10〜20(「約」とは±10%を意味する)の範囲にあり、最も好ましくは12〜17の範囲にある。
スポーク410は、図3に示すように、半径方向平面において角度αの角度になっていることが好ましい。この角度αは、好ましくは60〜88度の範囲にあり、より好ましくは70〜85度の範囲にある。さらに、スポーク410が軸方向に湾曲または変形するのを促進するために、スポーク410の半径方向外端部415が半径方向内端部413から軸方向にずれている。あるいは、図11に示すように、スポーク900は湾曲していてもよい。
図6は、スポークディスク700の第2の実施形態である。スポークディスク700は、環状であり、複数の穴702を有しているが実質的には中実である。複数の穴702は、半径方向を向いた複数の列に配置されていてもよい。図7は、スポークディスク800の第3の実施形態である。スポークディスク800は、環状かつ中実であり、何の穴も備えていない。スポークディスク700,800の断面は、図3と同様である。スポークディスク700,800は、図3に示したものと同じ厚さ、軸方向幅を有している。
図12〜図13は、スポークディスク1000の第4の実施形態を示している。スポークディスク1000は、実質的に非空気式タイヤの軸方向厚さAW未満の軸方向厚さAを有している。スポークディスク1000は、内側リング1010を外側リング1020に接続する複数のスポークを有している。剪断バンド300は、スポークディスクの半径方向外側に取り付けられる。スポークディスク1000は、直線状でかつ外側リング1020を内側リング1010に接合する第1のスポーク1030を有している。第1のスポーク1030は、20度から80度の範囲の角度Bを外側リング1020と形成している。角度Bは、90度未満であることが好ましい。スポークディスク1000は、好ましくは湾曲した形状で外側リング1020から内側リング1010まで延びる第2のスポーク1040をさらに含んでいる。第2のスポーク1040は、接合部1100において第1のスポーク1030に接合されている。湾曲したスポーク1040は、外側リング1020から接合部1100までの第1の湾曲部と、接合部1100から内側リング1010までの第2の湾曲部とを有している。この例では、第1の湾曲部は凸形であり、第2の湾曲部は凹形である。第1および第2のスポークの形状または湾曲によって、ブレードが荷重を受けたときにどのように変形するかが左右される。スポークディスク1000のブレードは、角度方向θに座屈するように設計されている。
接合部1100によって第1のスポーク1030が第2のスポーク1040に接合されることで、上側および下側に概ね三角形1050,1060が形成される。接合部1100の半径方向高さは、図16に示すように、L/Lの比率を変えることで変更可能である。L/Lの比率は、0.2〜5の範囲にあってよく、好ましくは0.3〜3の範囲にあってよく、より好ましくは0.4〜2.5の範囲にあってもよい。スポーク1030,1040は、2〜5mmの範囲のスポーク厚さtと、軸方向における約25〜70mmの範囲の軸方向幅Wとを有している。スポークの厚さtに対する軸方向幅Wの比率、すなわちW/tは、8〜28の範囲にあり、より好ましくは9〜11の範囲にある。他のスポークディスク400,700,800が引張および剪断荷重の両方を支えることができる一方、スポークディスク1000は、主に引張荷重を支えるように設計されている。他のスポークディスク400,700,800が軸方向における異なる平面において座屈するように設計されている一方、スポークディスク1000は、半径方向平面において座屈する。
図14は、スポークディスク2000の第5の実施形態を示しており、このスポークディスク2000は、以下の違いを除いてスポークディスク1000と同様である。スポークディスク2000は、第1および第2のスポーク2030,2040を有しており、これらは、接合部2100によって互いに接合されて、湾曲した境界を有する2つの略三角形A,Bを形成している。第1および第2のスポーク2030,2040は、どちらも外側リング2020から内側リング2010まで延びている。第1および第2のスポーク2030,2040は、どちらも湾曲している。各スポークの半径方向外側部分L2は、第1の湾曲部を有しており、半径方向内側部分L1は、第1の湾曲部とは反対方向に湾曲している。図15は、荷重下で座屈しているスポークディスク2000を示している。第1および第2のスポーク2030,2040の半径方向外側部分は、角度方向に座屈している。
図17は、スポークディスク3000の第6の実施形態を示している。スポークディスク3000は、互いに重なり合った複数の湾曲したスポーク3030を有している。スポークは、放物線状に湾曲していることが好ましい。スポーク3030は、スポークディスクの外側リング3020に接続された第1の端部3040を有している。スポーク3030は、接合部3060において、隣接する別のスポーク3030’と交差している。接合部3060と端部3040との間にある、スポークの半径方向外側部分は、Lと表される。接合部3060と、内側リング3010との接点3075との間にある、スポーク3030の半径方向内側部分は、Lと表される。スポーク3030は、内側リング3010上に配置された接合部3070において、別のスポーク3030’’と交差している。スポーク3030は、内側リング3010上に配置された接合部3080において、別のスポーク3030’’’と交差している。スポーク3030は、接合部3090において、別のスポーク3030’’’’と交差している。スポーク3030は、外側リング3020上に配置された末端部3050を有している。図18は、放物線状スポークディスクの斜視図を示している。スポークディスクの軸方向厚さWは、実質的にタイヤの軸方向厚さAW未満である。スポークディスクの軸方向厚さWは、約25〜70mmの範囲にあってもよい。スポーク厚さtは、2〜5mmの範囲にあることが好ましい。スポークディスクの軸方向厚さは、他のスポークディスクの他の軸方向厚さと異なっていてもよい。L2/L1の比率は、約0.2〜5の範囲にあることが好ましく、0.3〜3の範囲にあることがより好ましく、0.4〜2.5の範囲にあることが最も好ましい。
図21は、荷重が加えられる前のスポークディスク3000を示しており、図22は、荷重が加えられた位置にあるスポークディスク3000を示している。図示したようにリムに荷重が加えられると、半径方向外側部分L2は、図22に示すように変形する。
図19は、2重放物線状のスポークディスク4000の第7の実施形態を示している。このスポークディスクは、第2の放物曲線部4500(ピンクで図示)が追加されたことを除いて、スポークディスク3000と同様の第1の放物曲線部3030,3030’,3030’’を含んでいる。第1の放物曲線部3030,3030’は、重なり合っていることが好ましい。第2の放物曲線部4500は、複数の接合部において、第1の放物曲線部3030と交差している。第2の放物曲線部4500は、接合部3070,3080において、1番目の第1の放物曲線部3030と交差している。第2の放物曲線部4500は、接合部3080,3090,3050において、2番目の第1の放物曲線部3030’と交差している。第2の放物曲線部4500は、接合部3070,3090,3095において、3番目の放物曲線部3030’’と交差している。それぞれの第1の放物曲線部3030は、他の3つの第1の放物曲線部3030’、3030’’,3030’’’と交差している。第2の放物曲線部4500は、半径方向外側リング4030上に配置された頂点部4600と、交点部3080,3070でそれぞれ終端している半径方向内側脚部4510,4520とを有している。第1の放物曲線部3030の頂点部3075は、半径方向内側リング4010と交わっている。
非空気式タイヤの好ましい一実施形態が、図1Bに示されている。軸方向外端部にあるスポークディスクは、スポークディスク400であり、軸方向外側に座屈するように向けられている。対向するスポークディスク400の間には、少なくとも1つのディスク1000,2000,4000が配置されている。ディスク1000,2000が引張荷重のみを支える一方、外側のスポークディスクは、剪断荷重および引張荷重の両方を支えるように設計されている。内側のディスクの数は、必要に応じて選択可能である。内側のディスクが異なる平面において座屈する一方、外側のディスクは、第1の平面において座屈する。ディスク1000,2000は、横方向に剛性を有するように設計され、それにより、ディスク1000,2000を組み合わせてタイヤの横剛性を調整することができる。外側のディスク400は、ディスク1000,2000ほど横方向に剛性を有するものではない。
スポークディスクは、弾性材料で形成されていることが好ましく、熱可塑性エラストマーで形成されていることがより好ましい。スポークディスクの材料は、以下の材料特性のうち1つ以上の材料特性に基づいて選択される。ディスク材料の引張弾性率(ヤング率)は、ISO527−1,2に準拠した標準試験法を用いた場合、45〜650MPaの範囲にあることが好ましく、85〜300MPaの範囲にあることがより好ましい。ガラス転移温度は、−25℃未満であり、より好ましくは−35℃未満である。破断降伏歪み(yield strain at break)は、30%超であり、より好ましくは40%超である。破断伸びは、降伏歪み以上、より好ましくは200%超である。熱たわみ温度は、0.45MPaにおいて40℃超、より好ましくは0.45MPaにおいて50℃超である。ISO179/ISO180に準拠した試験法を用いた23℃でのアイゾット・シャルピー切欠き試験で破断が生じることはない。ディスクに適切な2つの材料が、DSM社の製品として市販されており、ARNITEL(登録商標)PL420HおよびARNITEL(登録商標)PL461という商品名で販売されている。
上記の説明を読むことで他の多くの変形形態が当業者には明らかになることを、本出願人らは理解している。そのような変形形態および他の変形形態は、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨および範囲に含まれる。
200 トレッド部分
300 剪断バンド
3000,4000 スポークディスク
3030,3030’,3030’’,3030’’’,3030’’’’ スポーク(第1の放物曲線部)
3010 内側リング
3020 外側リング
4500 第2の放物曲線部
3075,4600 頂点部
3050,3060,3070,3080,3090,3095 接合部

Claims (13)

  1. 接地する環状のトレッド部分と、
    剪断バンドと、
    前記剪断バンドに接続された少なくとも1つのスポークディスクであって、放物線状の湾曲部を有する1つ以上の第1のスポークを有し、前記1つ以上の第1のスポークが外側リングから内側リングまで延びている、少なくとも1つのスポークディスクと、
    を有することを特徴とする非空気式タイヤ。
  2. 放物線状の第2の湾曲部を有する1つ以上のスポークを有する、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  3. 複数の第1のスポークが互いに重なり合っている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  4. 前記第1のスポークの頂点部が、前記内側リング上に配置されている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  5. 前記1つ以上の第1のスポークが、前記外側リングから前記内側リングまで延びている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  6. 前記1つ以上の第1のスポークが、前記外側リングから前記内側リングまで延び、次いで前記内側リングから前記外側リングまで延びている、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  7. 前記第1のスポークが、接合部において、隣接する第1のスポークと交差し、それぞれの前記第1のスポークが、前記接合部の半径方向外側に配置された部分L2と、前記接合部の半径方向内側に配置された部分L1とを有し、L2/L1の比率が約0.2〜5の範囲にある、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  8. 前記第1のスポークの厚さt3が、2〜5mmの範囲にある、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  9. 前記第1のスポークの軸方向厚さw3が、25〜70mmの範囲にある、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  10. 前記第1のスポークのスポーク厚さt3に対するスポーク軸方向幅w3の比率が、8〜28の範囲にある、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  11. 前記スポークディスクが、前記第1の湾曲部とは異なる第2の湾曲部を有する第2のスポークをさらに含む、請求項1に記載の非空気式タイヤ。
  12. 前記第2の湾曲部が、前記外側リングと交わる頂点部を有する放物曲線部である、請求項11に記載の非空気式タイヤ。
  13. 前記第2のスポークが、前記第1のスポークのうちの2つと交差している、請求項11に記載の非空気式タイヤ。
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