JP2017113655A - 空気清浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り扱いが簡便で構造的には簡素で効率良く空気中の埃、微粒子をフイルターの編み目に出来る水膜及び水が浸透した繊維で捕集すると共に常温に於いても加湿効果が有する空気清浄機の提供。
【解決手段】埃、微粒子を含んだ空気を機内に吸い込むファン4と埃、微粒子を捕集するフイルター2とフイルターの下端に設けられた水を貯留する貯留部3を備えており、フイルターに水を供給するポンプ8は水の貯留部底板の下側に設けてあり、ポンプの吸入側は貯留部底板の水の出口ノズルに接続されており、ポンプの吐出側は水の貯留部内に垂直に設けられている主配管25に接続されていて、主配管の上部にはフイルターに水を均等供給するヘッダー6が設けており、フイルターの素材は通気性、保湿性、吸水性が有り、洗濯後再度使う事ができる繊維及び不織布を使用する空気清浄機。
【選択図】図1

Description

本発明は空気清浄機に関する。
空気中の埃、微粒子を捕集する空気清浄機には乾式空気清浄機と湿式空気清浄とが知られている。例えば湿式空気清浄機としては特許文献1に記載された湿式空気清浄機が開示されている。空気清浄の手段として回転するフイルターとフイルターを取り付ける枠体は空気が通過する欠円形状の開口が有る。筐体の吸気口も欠円形状の開口が一か所有り双方の欠円形状の開口を合致させて空気を通過することにより空気清浄を行う。空気内の塵芥を捕集したフイルターは下方の水槽内を通ることによって洗浄される構造になっている。
特開平09−075649
しかしながら特許文献1に記載された湿式空気清浄機に於いて次に掲げる問題
点が有る。
フイルターに捕集された空気中の塵芥はフイルターの繊維等の表面及び内部
に付着する為、下方の水の容器内に浸し、通過させるだけではフイルターの洗浄をすることが出来ない。そのため分解、掃除、乾燥後に組み立てて再使用するか或はフイルターを交換することになるが構造的にはロッドを中心とした回転構造となっていてエアーシール摺動部も含め分解、掃除後の組立てが難しい。又水を入れる容器にフイルターで捕集した塵芥の一部が沈殿するが構造上それの清掃がし難い。
フイルター枠はロッドを中心として回転する構造になっているため外周のエアーシールを確実にしなければならい。そのためフイルター枠体を押し付けて、摺動しながら回転するようになる。しかしながらフイルター枠体の通気口が欠円形状になっていて筐体開口部分の縁でシール材を損傷して剥離させる可能性がある。
そのためフイルターの駆動方法は前記を考慮しなくてはならず、又検知器も誤動作する可能性が有りそのため緩慢にフイルターを回転させなければならない。原動機は減速比の大きい重量の重い減速モーターか或はモーターをインバーター制御する事となり、いずれにしても価格的には高価になる。
フイルターは枠体及び筐体の欠円孔が合致した孔一か所より通気することとなり所定の風量を得るにはフイルターの圧損を考慮して排気フアンの静圧を高くすることが必要になる。その場合は馬力も大きくなり排気フアンの発生する回転音及びフイルターを風が通過する音も大きくなり騒音の元となる。
本発明の請求項1に記載の空気清浄機は、フイルターに空気を吸い込むフアンとフイルターの下部に設けられた水を貯留する貯留部を備え、フイルターの下端が貯留された水に浸されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項2に記載の空気清浄機は、フイルターへ水を供給する手段と、フイルターに空気を吸い込むフアンと、フイルターの下部に設けられた水を貯留する貯留部を備え、フイルターの下端が貯留された水に浸されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項3に記載の空気清浄機は、フイルターへ水を供給するポンプと、フイルターに空気を吸い込むフアンと、フイルターの下部に設けられた水を貯留する貯留部を備え、フイルターの下端が貯留された水に浸されていることを特徴とするものである。
本発明の請求項4に記載の空気清浄機は、フイルターに水が供給された箇所の下方に部材を設けて水の溜水を作り水平方向に浸透させてフイルターの全面に水を満たし編み目に水膜が出来ると共に、繊維に水を浸透させて、フアンによって空気を送り込むことを特徴とするものである。
本発明の請求項5に記載の空気清浄機は、ポンプをサイクルタイマーで発停させフイルターに水を供給することによりポンプの消費電力を省力化する事を特徴とするものである。
本発明の請求項6に記載の空気清浄機は、補給水タンクの下方に設けてある緩衝器から貯留槽に水を自動的に供給することを特徴とするものである。
本発明の請求項7に記載の空気清浄機は、内面に粘着剤を塗布してあり、側面に開口部が有る排風フードがフアン上方に設けて有る。フイルターで清浄された空気内の未捕集の微粒子は排風フード内面に塗布された粘着剤に衝突作用で付着させることを特徴とするものである。
本発明の空気清浄機は構造的に簡素であり水が満たされたフイルターの編目に出来る水膜及び水を十分に含んだ繊維、不織布及びフアンの上方に設けられた排風フード内に塗布された粘着剤で空気中の埃、微粒子を極限まで捕集する事が出来ると共にタバコの煙等の除臭効果もある。
本発明のフイルターに使用する素材は一般に市販されているタオル地、綿サラシ、不織布等を縫合成形加工して使用するので廉価である。フイルターは通気性、保湿性、吸水性に優れて居りメンテナンスが容易で有り、洗濯後天日干しを行い何度でも再使用が出来るので衛生的にも優れている。
従来市販されている空気清浄機は構造が複雑で価格も高価でありメンテナンスも手間がかかる。又フイルターも使い捨てで有り購入費用も高価である。
本発明の空気清浄機は構造的にも簡素で価格的にも廉価であり取り扱いも簡便である。又湿気の必要な時節には常温に於いても十分に水が気化する加湿機能を持つ空気清浄機を提供することが出来る。
本発明ではポンプの発停はサイクルタイマーの電気信号で行いサイクルは任意の時間設定が出来る。例えばサイクルを15分間に設定、ポンプの運転時間を30秒間とすることにより電気消費量が抑えられ且つポンプの寿命も伸びることによりメンテナンスの期間も大幅に伸ばすことが出来る。
本発明の空気清浄機はフイルターに水を供給するポンプは水の貯留部底板の下側に設けて有り、吸入側は水の出口ノズルに接続している。吐出側はフイルターに水を供給する主配管ノズルに接続していて、主配管の上部には水を均等に噴射供給するヘッダーが設けて有る。フイルターへ水を供給するノズルはクリテイカルノズルになって居りポンプの吐出圧力が低圧でもフイルターへ水を噴射供給できるため、ポンプの動力を小さくすることが出来る。
本発明の空気清浄機は加湿機能が有り消毒作用のある塩素を含んだ水を常温で使用するため細菌やカビ、雑菌等の繁殖を防ぎ加湿器病などの発症を抑える事が出来る。又はフイルター枠より簡便に脱着が出来るフイルターは汚れを洗濯後、天日干しを行うことにより衛生的に使う事が出来る。しかも本発明はいろいろな形態や状況、条件に対応が出来ることで応用範囲は家庭の居間、寝室、勉強部屋、学校の教室、公共の各施設、ホテル、旅館の客室等で使用する小型の空気清浄機から大型化にすることにより工業用水を使用して工場のプラント等から出る排気ガスからもからも埃、微粒子を除去することが出来る。又粉塵、埃、微粒子を含んだ高温、高湿度のガスを冷却並びに蒸気を凝縮させるガス洗浄機としても利用が出来る。
空気清浄機模式図其の1 空気清浄機模式図其の2 空気清浄機模式図其の3行灯機能付図 上記模式図の空気取り入れ口図 空気清浄機模式図其の4、横設置型補給水タンク付設図 前記給水緩衝器説明図 空気清浄機模式図其の5、上設置型補給水タンク付設図 上記補給水タンク用給水弁組立図 空気清浄機模式図其の5、ガス洗浄機模式図 空気清浄実験機組立図其の1 空気清浄実験機組立図其の2 埃、微粒子捕集前のペットボトル内水の撮影写真 埃、微粒子捕集後のペットボトル内水の撮影写真 図10空気清浄実験機に於ける埃、微粒子捕集前のフイルターの写真 図10空気清浄実験機に於ける埃、微粒子捕集後のフイルターの写真 小型空気清浄機模式図 小型空気清浄機用内筒品図及び外筒品図
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機にて加湿実証実験を行った。第1の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は不織布を使用した。加湿機能データーは表1に示す。

フアンの仕様は風量1時間当たり54NM3、静圧は水柱44Pa、1時間当たりのフアンの乾燥空気量は69.867kgである。フイルターの空気の通過面積は0.112M2の時の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度21℃、関係湿度38%の時、実験機の排気温度は19℃、関係湿度54%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.038kgであり所要乾燥空気量は一時間当たり25.06kgであるため空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり約21M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果,例えば部屋の容積が約28.5M2(8畳間)の場合24時間当たり約17.7回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機にて加湿実証実験を行った。第2の実証実験は図11に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は編み目が密なタオル地を使用した。加湿機能データーは表2に示す。

フアンの仕様は第1の実証実験と同様、ポンプの仕様はDC12V消費電流400mA、流量は1時間当たり0.006M3,圧力は90KPaである。フイルターの空気の通過面積は0.112M2の時の実証実験データーは下記の如になった。符号Wは水、201は水の貯留部、202はフイルター、203はポンプ、204はフアン、205はスプレーノズル、206はヘッダー、207は補給水タンク、208は液面調節部、209は貯留槽である。実験機の吸気温度19℃、関係湿度44%の時、実験機の排気温度は14℃、関係湿度は80%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.092kgであり所要乾燥空気量1時間当たり43kgとなる。故に空気清浄試実験機のフアンの風量は1時間当たり約35.5M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合24時間当たり約30回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機にて加湿実証実験を行った。第3の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は編み目が密のタオル地を使用した。加湿機能データーは表3に示す。
フアンの仕様は第1の実証実験と同様、フイルターの空気通過面積は0.112M2の時の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度22℃、関係湿度46%の時、実験機の排気温度は18℃、関係湿度75%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.075kgであり所要乾燥空気量は1時間当たり35.1kgとなる。故に空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり29.5M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合24時間当たり約24.8回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機にて加湿実証実験を行った。第4の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルター布の素材は編み目が粗いタオル地を使用した。加湿機能データーは表4に示す。

フアンの仕様は第1の実証実験と同様、フイルターの空気通過面積は0.112M2の時の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度22℃関係湿度47%の時、実験機の排気温度は16℃、関係湿度は84%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.110kgであり所要乾燥空気量は1時間当たり61.35kgとなる。故に空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり51.8M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合24時間当たり約43.6回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機に
加湿実証実験を行った。第5の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は綿サラシを使用した。加湿機能データーは表5に示す。

フアンの仕様は第1の実証実験と同様、フイルターの空気通過面積は0.112M2の時の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度21℃、関係湿度50%の時、実験機の排気温度は18℃、関係湿度73%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.043kgであり所要乾燥空気量は1時間当たり25.7kgとなる。故に空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり21.0M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合24時間当たり約21回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機にて
加湿実証実験を行った。第6の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は編み目が密のタオル地を使用した。加湿機能データーは表6に示す。
フアンの仕様は第1の実証実験と同様、フイルターの空気通過面積は0.088M2の時の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度19℃関係湿度37%の時、実験機の排気温度は17℃、関係湿度は62%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.061kgであり所要乾燥空気量は1時間当たり26.3kgとなる。故に空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり21.8M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合24時間当たり約18.3回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿効果が有り実験機にて加湿実証実験を行った。第7の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は編み目が粗いタオル地を使用した。加湿機能データーは表7に示す。

フアンの仕様は第1の実証実験と同様、フイルターの空気通過面積は0.088M2の時の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度20℃、関係湿度40%の時に実験機の排気温度は15℃、関係湿度は75%になった。1時間当たりの水の気化量は0.078kgであり所要乾燥空気量は1時間当たり36.4kgとなる。故に空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり30.3M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54Nm3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合24時間当たり約25.5回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機は加湿機能が有り実験機にて加湿実証実験を行った。第8の実証実験は図10に示す空気清浄実験機でフイルターの素材は綿サラシを使用した。加湿機能データーは表8に示す。

フアンの仕様は第1の実証実験と同様、フイルターの空気通過面積は0.088M2の実証実験データーは下記の如くになった。符号Wは水、101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽である。実験機の吸気温度は23℃、関係湿度は60%の時に実験機の排気温度は21℃、関係湿度は77%になった。1時間当たりの水の気化量は実測値0.037kgであり所要乾燥気量は1時間当たり26.4kgとなる。故に空気清浄実験機のフアンの風量は1時間当たり22.5M3になる。フアンの仕様に於いて1時間当たりの風量は54NM3でありその差がフイルターを空気が通過する時の抵抗値となる。本実証実験の結果、例えば部屋の容積が約28.5M3(8畳間)の場合約19回空気が空気清浄機を通過する事となる。
本発明の実施形態に係る空気清浄機は年間を通して使用できるが特に湿度の低い季節に加湿機としての機能を有している。例えば8畳間で暖房を行い部屋内の内装、家具調度品、空気の置換等諸条件を加味しないで、部屋内の空気のみを温度18℃、湿度40%から温度20℃、湿度60%にするには約0.11kgの気化量が必要になる。然るに上記条件で0.11kgの水を気化させる時間は計算値で有るが表1の場合約2.9時間、表2の場合約1.2時間、表3の場合約1.5時間、表4の場合約1時間、表5の場合約2.5時間、表6の場合約1.8時間、表7の場合は約1.4時間、表8の場合は約3時間、それぞれの時間がかかることとなる。
本発明の実施形態に係る空気清浄機はいろいろな形態、形状に対応が出来ると共に小形の空気清浄機から大型の空気清浄機、ガス洗浄機として応用来る。
図1に於いてフイルター取り付け枠7がフイルター2に挿入されていて貯留部3に下端が浸されている。側板1に入空気Aiを吸入する開口が有り入空気Aiはフイルター2を通過して清浄されフアン4にて出空気Aoが排気される。フイルター2により清浄された空気を吸気することでフアン4の羽根の汚れを防ぐ。水Wは貯留部3よりポンプ8でヘッダー6へ送られノズル5にてフイルター2に供給される。
図2に於いてフイルター取り付け枠7とフイルター2は一体に組み立てて有り水の貯留部3に下端が浸されている。側板1は入空気Aiを吸入する開口が有り入空気Aiはフイルター2を通過して清浄されフアン4にて出空気Aoが排気される。フイルター2により清浄された空気を吸気することによりフアン4の羽根の汚れを防ぐ。水Wは貯留部3よりポンプ8でヘッダー6に送られノズル5にてフイルター2に供給される。
図3、図4に於いてフイルター取り付け枠7はフイルター2に挿入されていて水の貯留部3に下端が浸されている。入空気Aiを吸入する箇所はポンプ収納筐13と行灯木枠10との空間から吸気される。入空気Aiは飾り和紙11とフイルター2の隙間を通りフイルター2通過して清浄された出空気Aoはフアン4にて排気される。フイルター2により清浄された空気を吸気することでフアン4の羽根の汚れを防ぐ。水Wは貯留部3よりポンプ8でヘッダーに送られノズル5にてフイルター2に供給される。
図1、図2、図3、図5、図7、図9に於いてノズル5で供給された水がフイルター2に当たる個所の下方に部材14を設けて溜水15を作り水平方向に分散させて、フイルター2の全面に水を満たし編み目に水膜を作ると共に繊維に浸透させる。
図3、図5に於いてポンプ収納筐13に設置されている照明電灯12は飾り和紙11を照らして絵柄も鑑賞できる。
図5、図6に示す横設置型補給水タンクから貯留槽9へ水を供給する給水機構を示すものである。図6水の出口ノズル19はパイプ状で先端はデフューザーの形状なっていて、水を安定的に流すスタビライザー20をも有していると共に水の表面張力を破るため先端が斜めの形状になっている。緩衝器18は水面24が下がると面積が減じる形になっていて緩衝器18と貯留槽9は連通管21で繋がっている貯留槽9内の水が気化により水面24が下がると緩衝器18の水面24も下がる。補給水タンク17の水の出口ノズル19には水面24の面積が受ける圧力と同じ高さに空気取り入れ口22が開けてあり、緩衝器18の水面24が下がると水面面積が減じて水中圧23の圧力が水面24の圧力より大きくなり緩衝器18に水が排出する。水が排出すると空気孔22から空気がノズル19内へ入り水の排出容量だけ補給水タンク17に空気が入り水の排出が止まる構造になっている。
図7、図8に於いてフイルター取り付け枠7とフイルター2は水の貯留部に下端が浸されている。側板1に入空気Aiを吸入する開口が有り入空気Aiはフイルター2を通過して清浄され、フアン4にて出空気Aoが排気される。フイルター2の上方に補給水タンク17設けて有り補給水タンク17とフイルター2の間には上下を隔てる樋型隔壁30を設けていて空気全量をフイルター2へ通過させる役目をする。樋型隔壁30からのフイルター2への水の供給は給水部品31で行う。
図9に於いて大型化対応の基本組立図を示す図で粉塵、埃、微粒子を含んだ高温、高湿度のガスの集塵、冷却、並びに蒸気を凝縮させるガス洗浄機として利用できる。1は側板、2はフイルター、3は水の貯留部、5はスプレーノズル、6はヘッダー、7はフイルター取り付け枠、34は循環ポンプ、35は排風フアン、36は自動給水弁、38は沈殿物排出コンベヤーである。フイルター2の材質は帆布を使用することも可能で、それに対応する静圧のフアンを選定する。沈殿物排出コンベヤー38はチェーンコンベヤーを使用タンク本体の底に溜まった沈殿物を排出する。液面調節計37は気化により下がった水の貯留部の水面を検知して減少した水を補給する。
図10は空気清浄機の実施例基本組立図である。101は水の貯留部、102はフイルター、103は給水部品、104はフアン、105は補給水タンク、106は貯留槽、Wは水、Aiは入空気、Aoは出空気である。補給水タンクより重力で水をフイルター全面に供給しフアンで空気を吸い込み空気清浄の実証実験を行えると同時に加湿機能の実証実験が行える空気清浄実験機組立図其の1である。
図11は図5空気清浄機模式図其の4の実施例基本組立図である。201は水の貯留部、202はフイルター、203はポンプ、204はフアン、205はスプレーノズル、206はヘッダー、207は補給水タンク、208は緩衝器、209は貯留槽、210は連通管、211は吐出側配管、212は吸入側配管、Aiは入空気、Aoは出空気、Wは水である。実証実験に於いて手動スイッチでポンプを起動しフイルター全面に水を供給し、タイマーの設定時間でポンプを停止させる。フイルターの水分が少なくなるまでの一定の時間が経過後再度手動スイッチでポンプを起動させる。其の繰り返し運転で空気清浄の実証実験を行なえると同時に加湿機能の実証実験が行える空気清浄実験機組立図其の2で有る。
本発明の実施するための形態に係る空気清浄機に於いてフイルターに使用する素材は一般に市販されているタオル地、綿サラシ、不織布等を縫合成型加工して使用する。本フイルターは廉価であり通気性、保湿性、吸水性に優れて居り、洗濯後天日干しを行い何度でも再使用が出来るので衛生的にも優れているし加工性も良い。本フイルターの編み目に出来る水膜及び水の浸透した繊維で埃、微粒子を効率よく捕集が出来ると共に温度及び湿度の低い季節に加湿機としての機能を有している。本発明の空気清浄機に於いて全面に水が満たしているフイルターを空気が通過する時、タオル地の圧力損失は小さく又綿サラシ、不織布の圧力損失はタオル地に比べ若干大きいが適時な風量を得るにはフアンの静圧を多少高くすれば良い。本発明の空気清浄機は産業用としても利用が可能で有り、例えば粉塵、埃、微粒子を含んだ高温、高湿度のガスを冷却並びに蒸気の凝縮させるガス洗浄機として利用が可能であり、フイルターは帆布を縫合成型加工して使っても良い。
図16は小型空気清浄機の実施例基本組立図である。301は空気取り入れ外筒
302はフイルター取り付け用内筒、303は外筒トップリング、304は排風フード、305はフアン運転監視風車、306は取手、307は粘着剤、308は噴霧口、309は水の貯留部、Aiは入り空気、Aoは出空気、Wは水、310はフイルター、311はフアン、312は給水口である。排風フードの側面には開口部がありその開口部からフイルターで清浄、加湿された空気が一定方向に排風することが出来る簡素な構造になっていて、取り扱いも簡便な事により卓上湿式空気清浄機として使用できる。
図16に於いて排風フード304内に設けられた風車305はフアンの排風で回転する。そのことによりフアン311の運転監視が出来る。また貯留部309の水Wが蒸発により減少枯渇するとフイルター310が乾燥する。そのため空気Aiが通過する時の圧力損失が小さくなり空気の排風量が増して回転が速くなり貯留部309内の水Wの有無が確認出来る。
図16に於いて空気取り入れ外筒301には噴霧口308が複数個有り室内の温度が高く関係湿度が低い状態においてフイルター310の上部が乾燥するため噴霧口308より適時、手動霧吹きポンプでフイルター310に散水する。又貯留部309への水Wの給水は給水口312からペットボトル等の容器で行う。水Wは界面活性剤入りの除菌剤、除臭剤、アロマオイル等適量混ぜ合わせて使用することで癒し効果が出る。
図17は本発明の空気清浄機に使用する空気取り入れ外筒301及びフイルター取り付け用内筒302に使用するステンレス製ウエッジワイヤー材を示す。他に穴あき形状が異なる各種ステンレス製パンチングメタルを使用できる。又成型加工した合成樹脂を使用することにより軽量化、低価格化できる。
1 側板
2 フイルター
3 水の貯留部
4 フアン
5 スプレーノズル
6 ヘッダー
7 フイルター取り付け枠
8 ポンプ
9 貯留槽
10 行灯木枠
11 飾り和紙
12 照明灯電灯
13 ポンプ収納筐
14 部材
15 溜水
16 給水口
17 補給水タンク
18 緩衝器
19 出口ノズル
20 スタビライザー
21 連通管
22 空気孔
23 水柱圧
24 水面
25 主配管
26 吸入側配管
27 吐出側配管
28 補給水タンク
29 給水バルブ
30 樋型隔壁
31 給水部品
32 隔壁クリップ
33 エアーシール
34 循環ポンプ
35 排風フアン
36 水面計
37 液面調節計
38 沈殿物排出コンベヤー
39 補給水タンクカバー
101 水の貯留部
102 フイルター
103 給水部品
104 フアン
105 補給水タンク
106 貯留槽
201 水の貯留部
202 フイルター
203 ポンプ
204 フアン
205 スプレーノズル
206 ヘッダー
207 補給水タンク
208 緩衝器
209 貯留槽
210 連通管
211 吐出側配管
212 吸入側配管
213 主配管
214 部材
215 溜水
301 空気取り入れ外筒
302 フイルター取り付け内筒
303 外筒トップリング
304 排風フード
305 監視風車
306 取手
307 粘着剤
308 噴霧口
309 水の貯留部
310 フイルター
311 フアン
312 給水口
Ai 入空気
Ao 出空気
W 水


Claims (7)

  1. フイルターに空気を吸い込むフアンとフイルターの下部に設けられた水を貯留する貯留部を備え、フイルターの下端が貯留された水に浸されていることを特徴とする空気清浄機。
  2. フイルターに水を供給する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の空気清浄機。
  3. フイルターへ水を供給するポンプと、フイルターに空気を吸い込むファンと、フイルターの下部に設けられた水を貯留する貯留部を備え、フイルターの下端が貯留された水に浸されていることを特徴とする請求項2空気清浄機。
  4. フイルターの上部に水が供給された箇所の下方に部材を設けて、水の溜水を作り溜水を水平方向に浸透させてフイルターの全面に水を満たし、編み目に水膜が出来る共に繊維に水を浸透させて、フアンによって空気を吸い込むことを特徴とする請求項1及び請求項3に記載の空気清浄機。
  5. ポンプの運転はサイクルタイマーで発停させて、フイルターに水を供給することによりポンプの消費電力を省力化する事を特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の空気清浄機。
  6. 補給水タンクの下方に設けてある緩衝器から貯留槽に水を自動的に供給する事を特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の空気清浄機。
  7. フアンの上方には内面に粘着剤を塗布して有り、側面に開口部が有る排風フードが設けて有る。フイルターで清浄された空気内の未捕集の微粒子は排風フード内面に塗布された粘着剤に衝突作用で付着させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の空気清浄機。
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