JP2017112837A - 草刈機用送風具 - Google Patents

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Abstract

【課題】草刈機に装着することにより、草刈機を送風作業機として使用することのできる草刈機用送風具を提供する。
【解決手段】草刈機用送風具1を、動力源83で操作管82に回転自在に遊挿された伝動軸81を介して操作管82の先端に配設された回転軸84を回転させる草刈機80の回転軸84に装着可能な装着部と、装着部から回転軸84を中心として放射状に延びる基部14と、基部14から回転軸84の軸方向に延びる羽根部15とを具備する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、草刈機に装着して使用される草刈機用送風具に関するものである。
庭や家の周囲、道路脇や農道等の雑草を刈取るために草刈機を使用することがある。草刈機を用いることにより、雑草を刈取る作業が容易になる一方で、刈取った雑草を清掃する必要がある。刈取られた雑草を清掃する作業は、通常ほうき等を使用して手作業で行われるが、雑草の量が多いと非常に煩雑な作業となる。このため、エンジンやモータにより駆動する送風機と、送風機から送風された空気を噴出させる噴管を備える所謂送風作業機が使用されることがある。送風作業機は、噴管から噴出した空気で刈取った雑草等を吹飛ばして清掃するものであるが、庭の植木や街路樹等の落葉を清掃する場合に用いられることもある。
しかしながら、上記の送風作業機を草刈機と共に所有することは経済的な負担が大きい。また、使用する際にこれらの機器を運搬する労力を要する。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、草刈機に装着することにより、草刈機を送風作業機として使用することのできる草刈機用送風具の提供を、課題とするものである。
請求項1の発明にかかる草刈機用送風具は、
「動力源で操作管に回転自在に遊挿された伝動軸を介して前記操作管の先端に配設された回転軸を回転させる草刈機の前記回転軸に装着可能な装着部と、
前記装着部から前記回転軸を中心として放射状に延びる基部と、
前記基部から前記回転軸の軸方向に延びる羽根部とを具備する」ものである。
本構成の草刈機用送風具は、把持したり、肩に掛けたり、或いは背負って使用される携帯用の草刈機の回転軸に装着して使用するものである。本構成の草刈機用送風具は、基部と羽根部をそれぞれ一枚ずつ備える構成でも、複数備える構成でも良い。また、装着部、基部、及び羽根部は、一体で形成されてもよく、それぞれ別体で形成されてもよい。羽根部が基部と別体で形成されている場合は、基部に着脱可能に取付けられる構成であってもよい。
草刈機用送風具を装着した状態で草刈機を駆動させると、草刈機用送風具が回転軸を中心として回転する。本構成の草刈機用送風具は、装着部から放射状に延びた基部から回転軸の軸方向に羽根部が延びた構成であることにより、回転軸を中心として放射状に風が送風される。従って、草刈機の操作管を操作して草刈機用送風具を地面に近づけることにより、略水平方向に放射状に送風された風で刈取られた雑草等を吹飛ばすことができる。また、本構成の草刈機用送風具は、通常の草刈機に装着することができるため、新たに専用の送風作業機を購入する必要が無く、経済的な負担が少ない。そして、草刈機と共に草刈機用送風具のみを運搬すればよいため、運搬にかかる労力が少ない。
請求項2の発明にかかる草刈機用送風具は、
「前記羽根部が弾性素材で形成されている」ものである。
本構成の草刈機用送風具は、弾性素材で形成されていることにより、回転する羽根部が家の外壁や植木等に接触した際の衝撃が小さく、羽根部が破損しにくい。また、家の外壁や植木等を傷つけにくい。
請求項3の発明にかかる草刈機用送風具は、
「前記基部と前記羽根部を複数備え、
複数の前記基部が前記装着部に前記回転軸を中心として周方向に等角度間隔で配設されている」ものである。
本構成の草刈機用送風具は、複数の羽根部を備えることにより、送風量を増大させることができる。また、複数の羽根部が装着部の周方向に等角度間隔に配設されていることにより、回転を安定させることができる。
請求項4の発明にかかる草刈機用送風具は、
「複数の前記基部の先端外側に周設された環状の保護部を具備する」ものである。
本構成の草刈機用送風具は、基部の先端外側に保護部が周設されていることにより、回転する基部や羽根部が小石などを飛ばしても、保護部に当たるため、小石などが周囲に飛び散るおそれが少ない。また、基部や羽根部が直接壁や地面に接触しにくく、基部や羽根部の破損を防止することができる。
以上のように、本発明の効果として、草刈機に装着することにより、草刈機を送風作業機として使用することのできる草刈機用送風具を提供することができる。
本発明の第一実施形態である草刈機用送風具の(a)は上面から見た斜視図、(b)は下面から見た斜視図である。 図1の草刈機用送風具が装着された草刈機の図である。 図1の草刈機用送風具の取付け状態を説明する分解斜視図である。 本発明の第二実施形態である草刈機用送風具の(a)は上面から見た斜視図、(b)は下面から見た分解斜視図である。 本発明の第三実施形態である草刈機用送風具の(a)は上面から見た斜視図、(b)は下面から見た斜視図である。 本発明の第四実施形態である草刈機用送風具の上面から見た斜視図である。 本発明の第五実施形態である草刈機用送風具の上面から見た斜視図である。 本発明の第六実施形態である草刈機用送風具の上面から見た斜視図である。
以下、本発明の第一実施形態乃至第六実施形態である草刈機用送風具1〜6について図1乃至図8を用いて説明する。なお、以下では草刈機用送風具1〜6を単に送風具1〜6と称する。
第一実施形態の送風具1は、図1に示すように、中央部分に装着孔11が穿設された十字形状の板材12を備えている。装着孔11が設けられた中央部分が装着部13であり、装着孔11を中心として装着部13から四方に延びた部分が基部14である。装着孔11は、後述するように草刈機80の回転軸84が挿通される。つまり、送風具1では、装着部13に回転軸84を中心として周方向に四個の基部14が等角度間隔で配設されている。それぞれの基部14には、基部14と略同一の長さの羽根部15が取付けられている。羽根部15は、平板状の上板部15aと下板部15bが略直交した断面L字形状の板材であり、上板部15aの上面が基部14の下面に当接している。つまり、下板部15bは、基部14の下方に延びた状態になっている。また、羽根部15の上板部15aと下板部15bの折曲げ線は、基部14の一方の側面に沿っている。つまり、対向する二枚の羽根部15の下板部15bは、装着孔11を中心として点対称の位置にある。なお、装着部13と基部14はアルミニウム製であり、羽根部15は弾性素材である天然ゴム製である。そして、羽根部15は基部14に接着剤やリベット等で取付けられている。
本実施形態の送風具1は、通常の草刈機80に装着することができる。ここで、草刈機80は、図2に示すように、伝動軸81が回転自在に遊挿された長尺の操作管82と、操作管82の基端82aに配設され、伝動軸81を回転させる動力源83と、操作管82の先端82bに配設され、伝動軸81と連動して回転する回転軸84を有するホルダ85とを備えており、通常は回転軸84に刈刃を装着して使用される。また、草刈機80は操作管82の長さ方向の略中央部分に取付けられたU字状のハンドル86と、肩掛け用のベルト(図示を省略)を備えている。これにより、ベルトを肩に掛けて草刈機80を担ぐことができ、ハンドル86を把持して操作管82の先端82b側を振るように操作することができる。草刈機80の動力源83はエンジンであり、燃料タンクを備えている。なお、動力源83はエンジンに限らず、バッテリーを備えたモータでもよい。
草刈機80のホルダ85は、図3に示すように、操作管82の先端82bに取付けられたギヤケース87、ギヤケース87に回転可能に支持され、回転軸84が連結された刃受部材88、ワッシャ89、略円筒状の刃押部材90、ナット91から構成されている。ギヤケース87の内部には、伝動軸81と係合した傘歯車と、傘歯車と係合した回転軸84が配設されている。つまり、回転軸84は傘歯車を介して伝動軸81と交差して係合しており、伝動軸81と連動して回転可能になっている。また、回転軸84は、刃受部材88を貫通して外部に突出した部分に雄ネジを有している。そして、ナット91は、回転軸84の雄ネジと螺合する雌ネジを有している。一方、外周に沿って刃が形成された通常の円形の刈刃は、中心に貫通孔を有している。従って、通常の刈刃は、以下の手順で回転軸84に装着することができる。まず、回転軸84を刈刃の貫通孔に挿通させる。次に、回転軸84をワッシャ89と刃押部材90に挿通させ、ナット91を回転軸84に螺合する。そして、ナット91を締めて刃受部材88と刃押部材90とで刈刃を挟着することにより、刈刃を回転軸84に装着することができる。なお、回転軸84の雄ネジとナット91の雌ネジは逆ネジになっている。
本実施形態の送風具1は通常の刈刃と同様に草刈機80に装着することができる。すなわち、送風具1の装着孔11に回転軸84を挿通させたのち、ワッシャ89及び刃押部材90に回転軸84を挿通させる。そして、回転軸84にナット91を螺合し、ナット91を締めて刃押部材90と刃受部材88とで送風具1を挟着することにより、送風具1を回転軸84に装着することができる。ここで、送風具1は、羽根部15が刃受部材88に対して反対側に立設された状態で回転軸84に装着する。
なお、草刈機によっては、刃受部材側に雌ネジを有する孔部が穿設されており、雌ネジと螺合する取付ボルトにより刈刃等を取付けるものがある。この場合も、刃押部材、ワッシャ、及び送風具1の装着孔11に挿通させた取付ボルトを刃受部材の雌ネジに螺合し、取付ボルトを締めて刃押部材と刃受部材とで送風具1を挟着することにより、送風具1を回転軸に装着することができる。
本実施形態の送風具1を装着した草刈機80は、刈刃を装着した場合と同様に使用することができる。具体的には、肩掛け用のベルトを肩に掛けて草刈機80を担ぎ、ハンドル86を把持する。そして、動力源83を駆動して送風具1を回転させる。羽根部15が装着部13から放射状に延びた基部14から下方に延びる構成であることにより、回転軸84を中心として放射状に風が送風される。そして、草刈機80のハンドル86を操作して操作管82を傾け、送風具1の基部14が地面と略水平になるようする。これにより、地面に対して風が略水平に送風されるため、地面に落ちた刈取られた雑草を水平方向に吹飛ばすことができる。そして、操作管82の先端82b側を振るように草刈機80を操作して刈取られた雑草を吹飛ばして清掃することができる。
このように、第一実施形態の送風具1は、動力源83で操作管82に回転自在に遊挿された伝動軸81を介して操作管82の先端82bに配設された回転軸84を回転させる草刈機80の回転軸84に装着可能な装着孔11を有する装着部13と、装着部13から回転軸84を中心として周方向に等角度間隔で配設され、放射状に延びた複数の基部14と、複数の基部14のそれぞれから回転軸84の軸方向に延びる弾性部材で形成された複数の羽根部15とを具備している。
従って、本実施形態の送風具1は、草刈機80の回転軸84に装着することにより、草刈機80を送風作業機として使用することができる。このため、草刈機80に加えて新たに専用の送風作業機を購入する必要が無く、経済的な負担を軽減することができる。そして、送風具1を携帯することにより、草刈機80を送風作業機としても使用することができる。また、運搬にかかる労力が少ない。
また、本実施形態の送風具1では、装着部13の周方向に等角度間隔で配設された四個の羽根部15を備えることにより、送風具1の回転を安定させることができる。
更に、本実施形態の送風具1は、羽根部15が弾性素材で形成されていることにより、回転する羽根部15が家の外壁や植木等に接触した際の衝撃が小さく、羽根部15が破損しにくい。また、家の外壁や植木等を傷つけにくい。
加えて、本実施形態の送風具1は構造が簡易であるため、安価で製造することができる。また、構造が簡易であることにより、軽量化が図り易い。特に本実施形態の送風具1は装着部13と基部14がアルミニウムで形成されているため、軽量なものにできる。このため、刈刃に替えて送風具1を装着しても操作管82の先端82b側が重くならず、草刈機80の操作性を損ねない。
なお、基部14と羽根部15を弾性素材で一体で形成してもよく、或いは、送風具1を弾性素材で一体で形成してもよい。また、弾性部材は天然ゴムに限らず、イソプレンゴムやブチルゴムなどの合成ゴム、或いは、ポリプロピレン、AS樹脂、ABS樹脂などの樹脂でもよい。更に、本実施形態では基部14と羽根部15を四枚としたが、一枚ずつ備える構成でもよい。この場合も、回転軸84を中心として放射状に風を送風することができる。そして、より簡易な構成となるため、より安価で軽量な送風具にすることができる。
第二実施形態の送風具2は、図4に示すように、中央部分に装着孔21が穿設された十字の管状部材22を備えている。装着孔21が設けられた中央部分が装着部23であり、装着部23から四方に延びた部分が基部24である。それぞれの基部24は、長さ方向に穿設された断面長方形の保持孔部24aを有し、先端側が開放されている。また、それぞれの基部24は、下面の長さ方向に亘って形成された下面溝部24bを有している。羽根部25は、断面長方形で平板状の嵌合部25aと、嵌合部25aの下面から湾曲して延びた湾曲部25bを有している。羽根部25は、湾曲部25bと基部24の下面溝部24bの位置を合わせて基部24の先端側から嵌合部25aをスライドさせながら保持孔部24aに挿入することにより取付けることができる。つまり、羽根部25の湾曲部25bが基部24の下面から回転軸84の軸方向に延びた状態になる。また、湾曲部25bは回転方向(反時計回り)に凹面が向くように湾曲している。なお、装着部23と基部24はアルミニウム製であり、羽根部25は天然ゴム製である。
このように、第二実施形態の送風具2は、動力源83で操作管82に回転自在に遊挿された伝動軸81を介して操作管82の先端82bに配設された回転軸84を回転させる草刈機80の回転軸84に装着可能な装着孔21を有する装着部23と、装着部23から回転軸84を中心として周方向に等角度間隔で配設され、放射状に延びた複数の基部24と、弾性部材で形成され、複数の基部24のそれぞれに着脱可能に取付けられて、回転軸84の軸方向に湾曲して延びる複数の羽根部25とを具備している。
従って、本実施形態の送風具2も第一実施形態の送風具1と同様に草刈機80の回転軸84に装着することにより、草刈機80を送風作業機として使用することができる。
また、本実施形態の送風具2では、羽根部25の湾曲部25bが湾曲しており、凹面が回転方向を向いた状態になっている。これにより、送風具2が回転する際の送風量を増大することができる。
更に、本実施形態の送風具2は、羽根部25が基部24に着脱可能な構成であることにより、羽根部25が破損した際に、破損した羽根部25のみを取替えることができる。なお、本実施形態の送風具2は、羽根部25の脱落を防止するために、基部24と羽根部25の嵌合部25aを貫通して、羽根部25を基部24に留付ける留付部材、または、基部24の先端に着脱可能な蓋部材を備えてもよい。或いは、羽根部25の嵌合部25aに凸部、または凹部が形成され、これに対応する凹部、または凸部が基部24の保持孔部24a側に形成されており、基部24と羽根部25が凹部と凸部を係合させて取付けられる構成であってもよい。
第三実施形態の送風具3は、図5に示すように、中央部分に装着孔31が穿設され、装着部33、基部34、及び羽根部35が一体で形成された略十字形状の板材32を備えている。装着孔31が設けられた中央部分が装着部33であり、装着部33から四方に延びた部分が基部34である。それぞれの基部34の一方の側面に沿って基部34と略同一の長さの板状の羽根部35が略直角に下方へ延びている。つまり、対向する二枚の羽根部35は、回転軸84を中心として点対称の位置にある。なお、装着部33、基部34、及び羽根部35はアルミニウムで形成されている。
四個の基部34の先端外側には環状の保護部36が周設されている。保護部36は、縦断面の形状が四角形であるアルミニウム製の細長い板材の両端を接合して環状にしたものである。保護部36の内径は、十字形状の板材32の長さと略同一である。そして、保護部36の内周面に当接させた四個の羽根部35の外側先端35aがそれぞれ保護部36に溶接されている。また、回転軸84の軸方向に対する保護部36の長さは羽根部35よりも短く形成されている。これにより、送風具3の回転時に保護部36が送風の妨げにならない。なお、保護部36は黄色に着色されている。
このように、第三実施形態の送風具3は、動力源83で操作管82に回転自在に遊挿された伝動軸81を介して操作管82の先端82bに配設された回転軸84を回転させる草刈機80の回転軸84に装着可能な装着孔31を有する装着部33と、装着部33から回転軸84を中心として周方向に等角度間隔で配設され、放射状に延びた複数の基部34と、複数の基部34のそれぞれと一体で形成され、回転軸84の軸方向に延びる複数の羽根部35と、複数の基部34の先端外側に周設された環状の保護部36を具備している。
従って、第三実施形態の送風具3も第一実施形態及び第二実施形態の送風具1,2と同様に、草刈機80の回転軸84に装着することにより、草刈機80を送風作業機として使用することができる。
また、本実施形態の送風具3は保護部36を備えることにより、回転する基部34や羽根部35が小石などを飛ばしても、保護部36に当たるため、小石などが周囲に飛び散るおそれが少ない。また、回転する基部34や羽根部35が壁や地面に直接接触しにくく、基部34や羽根部35の破損を防止することができる。更に、保護部36は、羽根部35の外側先端35aに取付けられていることにより、基部34から下方に延びた羽根部35の下端を視認しにくいところ、これを視認することができる。特に、本実施形態の保護部36は着色されているため、羽根部35の下端をより視認し易い。このため、送風具3の羽根部35の下端が地面に接触することを防止できる。
なお、本実施形態の送風具3の装着部33、基部34、羽根部35、及び保護部36は、アルミニウムに限らず、ステンレスやチタンで形成してもよく、或いはゴムや樹脂などの弾性部材で形成してもよい。また、保護部36の縦断面の形状は、他の多角形や、円形、楕円形であってもよい。
第四実施形態の送風具4は、図6に示すように、装着部43、基部44、及び羽根部45が一体で形成されている。軸方向に貫通した装着孔41を有する略円筒状の部分が装着部43である。そして、装着部43の側面に装着孔41を中心として等角度間隔に配設され、放射状に湾曲して延びた部分がそれぞれ基部44と一体になった羽根部45である。つまり、送風具4は、基部44と一体になった三枚の羽根部45を有している。三枚の羽根部45は、回転方向(反時計回り)に凸面が向くように湾曲しており、平面視の形状が渦状を呈している。
第五実施形態の送風具5は、図7に示すように、装着部53、基部54、及び羽根部55が一体で形成されている。上面から下面に貫通した装着孔51を有する略四角柱状の部分が装着部53であり、装着部53のそれぞれの側面から直角に延びた板状の部分が基部54と一体になった羽根部55である。つまり、送風具5は、装着孔51を中心として等角度間隔に装着部53に配設された四枚の羽根部55を備えている。なお、対向する二枚の羽根部55は、回転軸84を中心として点対称の位置にある。
第六実施形態の送風具6は、図8に示すように、装着部63、基部64、及び羽根部65が一体で形成されている。上面から下面に貫通した装着孔61を有する中央部分が装着部63である。そして、装着孔61を中心として周方向へ等角度間隔に配設された五個の略三角形状の部分が基部64と一体になった羽根部65である。羽根部65は、先端側で細くなっている。
このように、第四実施形態乃至第六実施形態の送風具4〜6は、動力源83で操作管82に回転自在に遊挿された伝動軸81を介して操作管82の先端82bに配設された回転軸84を回転させる草刈機80の回転軸84に装着可能な装着孔41,51,61を有する装着部43,53,63と、装着部43,53,63から回転軸84を中心として周方向に等角度間隔で配設され、放射状に延びた複数の基部44,54,64と、複数の基部44,54,64のそれぞれと一体で形成され、回転軸84の軸方向に延びる複数の羽根部45,55,65とを具備している。なお、送風具4〜6は、ポリプロピレンで一体に形成されている。
第四実施形態乃至第六実施形態の送風具4〜6も第一実施形態乃至第三実施形態の送風具1〜3と同様に、草刈機80の回転軸84に装着することにより、草刈機80を送風作業機として使用することができる。また、送風具4〜6は、簡易な構成であるため、射出成型で容易に製造することができる。更に、送風具4の基部44と一体になった羽根部45は、回転方向に凸面を有して湾曲していることにより、回転する際の空気抵抗が低減され、振動や騒音が生じにくい。
なお、第四実施形態乃至第六実施形態の送風具4〜6では、羽根部45,55,65をそれぞれ三〜五枚としたが、送風できる形状の羽根部を一枚以上備える構成であれば良い。また、第五実施形態及び第六実施形態の送風具5,6の羽根部55,65が第四実施形態の送風具4の羽根部45と同様に湾曲していてもよい。更に、AS樹脂や、ABS樹脂などのその他の樹脂や天然ゴムや合成ゴム、或いはアルミニウムなどの金属で形成してもよい。
第一実施形態乃至第六実施形態の送風具1〜6は、装着部13,23,33,43,53,63を備えることにより、草刈機80の回転軸84に装着することができる。そして、送風具1〜6は、装着部13,23,33,43,53,63から放射状に延びる基部14,24,34,44,54,64に回転軸84の軸方向に延びる羽根部15,25,35,45,55,65を備えることにより、回転時に回転軸84から放射状に風を送風することができる。これにより、草刈機20の操作管82を操作して送風具1〜6を地面に近づけ、略水平方向に送風された風で刈取られた雑草等を吹飛ばして清掃することができる。
従って、第一実施形態乃至第六実施形態の送風具1〜6を草刈機80の回転軸84に装着することにより、草刈機80を送風作業機として使用することができる。これにより、送風作業機を別途購入する経済的な負担を軽減することができる。
また、草刈機80と共に送風具1〜6のみを運搬すればよいため容易に運搬することができ、運搬にかかる労力が少ない。
更に、第一実施形態乃至第六実施形態の送風具1〜6が破損した場合に、送風具1〜6のみを交換すればよいため、修理にかかる経済的な負担が少ない。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、第一実施形態、第二実施形態、第四実施形態乃至第六実施形態の送風具1,2,4〜6が保護部36を備えていてもよい。また、第四実施形態乃至第六実施形態の送風具4〜6の羽根部45,55,65が着脱可能になっていてもよい。更に、羽根部の形状は、回転軸を中心として放射状に風を送風できるものであれば上記の形状に限らない。
1〜6 草刈機用送風具
13,23,33,43,53,63 装着部
14,24,34,44,54,64 基部
15,25,35,45,55,65 羽根部
80 草刈機
81 伝動軸
82 操作管
83 動力源
84 回転軸

Claims (4)

  1. 動力源で操作管に回転自在に遊挿された伝動軸を介して前記操作管の先端に配設された回転軸を回転させる草刈機の前記回転軸に装着可能な装着部と、
    前記装着部から前記回転軸を中心として放射状に延びる基部と、
    前記基部から前記回転軸の軸方向に延びる羽根部と
    を具備することを特徴とする草刈機用送風具。
  2. 前記羽根部が弾性素材で形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の草刈機用送風具。
  3. 前記基部と前記羽根部を複数備え、
    複数の前記基部が前記装着部に前記回転軸を中心として周方向に等角度間隔で配設されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の草刈機用送風具。
  4. 複数の前記基部の先端外側に周設された環状の保護部
    を具備することを特徴とする請求項3に記載の草刈機用送風具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109874498A (zh) * 2019-04-03 2019-06-14 宫电高周波设备(上海)有限公司 用于切割机的鼓风机

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