JP2017112240A - Component crimping device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、基板に予め搭載された部品を保護シートとともに基板に押圧して部品を基板に圧着する部品圧着装置に関するものである。 The present invention relates to a component crimping apparatus that presses a component mounted in advance on a substrate together with a protective sheet against the substrate to crimp the component onto the substrate.
液晶パネル製造ラインにおいて用いられる部品圧着装置は、パネル状の基板の縁部に予め搭載(仮圧着)された部品を基板に押圧することで、その部品を基板に圧着(本圧着)する装置である。部品はACF(Anisotropic Conductive Film)と呼ばれる異方性導電部材から成る接着剤を介して基板上に搭載されており、部品の圧着動作時に圧着ツールにACFが付着しないようにするため、圧着ツールはその下方に設置された保護シートを介して部品を押圧するようになっている。 A component crimping device used in a liquid crystal panel production line is a device that presses a component that has been pre-mounted (provisionally crimped) on the edge of a panel-shaped substrate against the substrate, thereby crimping the component to the substrate (main crimping). is there. The component is mounted on the substrate via an adhesive made of an anisotropic conductive member called ACF (Anisotropic Conductive Film). In order to prevent ACF from adhering to the crimping tool during the crimping operation of the component, The component is pressed through a protective sheet placed below the protective sheet.
保護シートは供給リールにロール状態で保持されており、そこから引き出された保護シートは圧着ツールの下方を通るように案内される。保護シートのうち圧着ツールの直下に位置する部分は部品の圧着時に圧着ツールによって踏み付けられる踏付け部分となる。部品の圧着動作後には保護シートの送り動作を行って保護シートを供給リールから一定量だけ引き出し、圧着ツールによって踏み付けられて使用済みとなった踏付け部分を未使用の部分に更新して次の圧着動作に備える。保護シートは送りローラとピンチローラによって挟み込まれており、保護シートの送り動作は送りローラをモータ等により回転させて行う(例えば、特許文献1)。 The protective sheet is held in a roll state on the supply reel, and the protective sheet drawn out from the protective sheet is guided to pass under the crimping tool. The portion of the protective sheet that is located immediately below the crimping tool is a stepping portion that is stepped on by the crimping tool when the component is crimped. After the parts are crimped, the protective sheet is fed and the protective sheet is pulled out from the supply reel by a certain amount, and the stepped part used by the crimping tool is updated to an unused part. Prepare for crimping. The protective sheet is sandwiched between a feed roller and a pinch roller, and the feed operation of the protective sheet is performed by rotating the feed roller with a motor or the like (for example, Patent Document 1).
しかしながら、上記従来の部品圧着装置において、送りローラと保護シートとの間に滑りが生じると、送りローラによる保護シートの送り量が予定していた量よりも小さくなって保護シートの更新は不完全なものとなる。保護シートの更新が不完全であると、圧着ツールが保護シートの同じ部分を踏み付けてしまう、いわゆる二度踏みが発生する。二度踏みが発生すると二度踏みされた基板が汚損されたり、圧着ツールによって踏み付けられて使用済みとなった踏付け部分のしわによって部品がずれて実装精度が低下したりするおそれがあるという問題点があった。 However, in the above conventional component crimping device, when slippage occurs between the feed roller and the protective sheet, the protective sheet feed amount by the feed roller becomes smaller than the planned amount, and the update of the protective sheet is incomplete. It will be something. If the update of the protective sheet is incomplete, the so-called double tapping occurs where the crimping tool steps on the same part of the protective sheet. If a double tread occurs, the board that has been tapped twice may be damaged, or the mounting accuracy may be reduced due to wrinkles in the tread that has been used by the tapping tool. There was a point.
そこで本発明は、保護シートの二度踏みを防止できる部品圧着装置を提供することを目的とする。 Then, an object of this invention is to provide the component crimping | compression-bonding apparatus which can prevent a stepping of a protective sheet twice.
本発明の部品圧着装置は、部品が予め搭載された基板を所定位置に位置決めする基板位置決め部と、前記基板位置決め部により位置決めされた前記基板の上方をほぼ水平方向に延びて配置された保護シートと、前記保護シートの上方から下降して前記保護シートとともに前記部品を前記基板に押圧することにより前記部品を前記基板に圧着する圧着ツールとを備えた部品圧着装置であって、前記保護シートをロール状態で保持する供給リールと、前記供給リールから引き出された前記保護シートの送り動作を行う送りローラと、前記保護シートを前記送りローラに押し付けるピンチローラと、前記送りローラが回転したときの前記ピンチローラの回転状態を検出する回転状態検出手段とを備えた。 The component crimping apparatus according to the present invention includes a substrate positioning unit that positions a substrate on which a component is previously mounted at a predetermined position, and a protective sheet that extends substantially horizontally above the substrate positioned by the substrate positioning unit. And a crimping tool that crimps the component against the substrate by lowering the protective sheet from above and pressing the component against the substrate together with the protective sheet. A supply reel that is held in a roll state, a feed roller that feeds the protective sheet drawn out from the supply reel, a pinch roller that presses the protective sheet against the feed roller, and the rotation of the feed roller Rotation state detecting means for detecting the rotation state of the pinch roller.
本発明によれば、保護シートの二度踏みを防止することができる。 According to the present invention, it is possible to prevent the protective sheet from being stepped twice.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1及び図2に示す部品圧着装置1はパネル状の基板2の縁部に部品3を圧着(本圧着)する装置であり、図示しないACFを介して部品3が予め搭載(仮圧着)された基板2を受け入れて位置決めし、部品3を基板2に押圧する構成となっている。ここでは説明の便宜上、作業者OPから見た部品圧着装置1の左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、上下方向をZ軸とする。また、作業者OPから見たY軸方向の手前側を部品圧着装置1の前方とし、Y軸方向の奥側を部品圧着装置1の後方とする。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. The
図1及び図2において、部品圧着装置1は、基台11の前方領域に基板位置決め部12を備えており、基板位置決め部12の後方には門型フレーム13とバックアップステージ14、更にその後方にはセンサ取付けフレーム15を備えている。基台11の前方には、入出力装置としてのタッチパネル16を備えている。
1 and 2, the
図1及び図2において、基板位置決め部12は、部品3が予め搭載された基板2を所定位置に位置決めする機構であり、基板2を水平姿勢に保持する基板保持テーブル12aと、基板保持テーブル12aを水平姿勢に保ったまま三次元的に移動させるテーブル移動機構12bを備えている。門型フレーム13は基台11の中央部の上方をX軸方向に延びる横架部13aを有しており、横架部13aの下面側には圧着機構21が設けられている。バックアップステージ14は圧着機構21の下方に、X軸方向に延びて設けられており、圧着機構21とバックアップステージ14の間には保護シート設置ユニット22が水平姿勢に設けられている。保護シート設置ユニット22は基台11上に設けられたユニット支持部23に着脱して設置する構成となっている。
1 and 2, the
圧着機構21は昇降モータ31の作動によって昇降する昇降ベース32を備えており、昇降ベース32には複数(ここでは4つ)の圧着ツール33がX軸方向に並んで設けられている。各圧着ツール33はバックアップステージ14の直上に位置しており、各圧着ツール33に対応して設けられた加圧シリンダ34によって個別に昇降される。各圧着ツール33には図示しない加熱ヒータが内蔵されている。
The
図2及び図3において、保護シート設置ユニット22は、外郭を形成するケース41内に複数(ここでは圧着ツール33の数に合わせて4つ)の供給リール42を備えている。各供給リール42は保護シート43をロール状態で保持しており、ケース41の前部領域に、回転軸をX軸方向に向けた状態でX軸方向に並んで設けられている。ケース41内の前後方向の中間領域には複数の案内ローラ44が設けられており、ケース41内の後方領域には、1つの送りローラ45と、複数(ここでは供給リール42の数に合わせて4つ)のピンチローラ46が設けられている。
2 and 3, the protective
図2及び図3において、複数の案内ローラ44は、各供給リール42から後方に引き出された保護シート43をケース41内の中間部においてほぼ水平姿勢になるように案内する。この保護シート43のほぼ水平姿勢となるように案内された領域の中間部であって圧着ツール33の直下に位置する部分は、後述する圧着ツール33による部品3の押圧時において、圧着ツール33によって踏み付けられる踏付け部分となる。送りローラ45は回転軸をX軸方向に向けた状態で設けられており、保護シート43のうち最後方に位置する案内ローラ44よりも後方に延びた部分と接触している。
2 and 3, the plurality of
図2及び図3において、4つのピンチローラ46は送りローラ45の後方に配置されており、それぞれ回転軸をX軸方向に向けた状態でX軸方向に並んで設けられている。図4に示すように、各ピンチローラ46は付勢ばね46Sによって前方に付勢されることによって、保護シート43を送りローラ45に押し付けて密着させている。
2 and 3, the four
図1及び図3において、ケース41の外部には、送りローラ45を回転駆動するローラ駆動手段としての駆動モータ47が設けられている。駆動モータ47により送りローラ45がX軸回りに回転駆動されると(図2中に示す矢印A)、保護シート43は送りローラ45により後方に引っ張られて供給リール42から引き出され、後方に送られる。送りローラ45を通過した保護シート43は送りローラ45によって巻き取られることなく、送りローラ45の下方に導かれてケース41の下方に排出される(図2)。
In FIGS. 1 and 3, a
図4において、各ピンチローラ46と一体となって回転する回転軸46Jには、その回転軸46Jと(すなわちピンチローラ46と)同軸かつ一体に回転する回転体48が設けられている。各回転体48の外周面には、X軸方向に延びる複数の直線状のマーク49が回転体48の回転方向に一定間隔で平行に並んで設けられている。マーク49は回転体48の外周面上に描かれる線であってもよいし、回転体48の外周面上に形成される凹状部又は凸状部等であってもよい。
In FIG. 4, a rotating
図1及び図2において、基台11上に設けられた前述のセンサ取付けフレーム15の前面側には、複数(ここでは回転体48の数に合わせて4つ)の光センサ50が設けられている。4つの光センサ50はそれぞれ対応するピンチローラ46の後上方に位置しており、保護シート設置ユニット22が圧着機構21の下方に取り付けられた状態において、対応するピンチローラ46に設けられた回転体48の外周面に検査光軸を向けている(図2及び図4)。
In FIG. 1 and FIG. 2, a plurality of (here, four in accordance with the number of rotating bodies 48)
前述のように、保護シート43はピンチローラ46によって送りローラ45の外周面に押し付けられているため、送りローラ45が回転角度θだけ回転(図5(a)→図5(b))することによって後方に送られる保護シート43の送り量S(保護シート43上の2点P〜Q間の長さ)は、送りローラ45の回転角度θに対応する送りローラ45の外表面の回転方向の移動量L(送りローラ45の外周面の半径がRである場合にはL=R×θ)と一致する。このため保護シート43の送り量は、送りローラ45の回転角度をパラメータとして制御することができる。
As described above, since the
送りローラ45が保護シート43の送り方向(図5(b)中に示す矢印A)に回転して保護シート43が後方に送られると、その保護シート43によってピンチローラ46が送りローラ45とは反対の方向(図5(b)中に示す矢印B)に回転させられる。送りローラ45が回転して保護シート43が送られ、これに伴ってピンチローラ46が回転すると、ピンチローラ46の外周面はその回転方向に移動し、ピンチローラ46の外周面に設けられた前述のマーク49は光センサ50の検査光軸を順次通過する。このため、光センサ50により、送りローラ45の回転に伴って回転するピンチローラ46のマーク49を検出することで、回転体48の外周面の回転方向の移動量を検知でき、回転体48、すなわちピンチローラ46の回転状態を把握することができる。
When the
すなわち本実施の形態において、光センサ50は、ピンチローラ46と一体に回転する回転体48の外周面の回転方向の移動量に基づいてピンチローラ46の回転状態を検出するものであり、送りローラ45が回転したときのピンチローラの回転状態を検出する回転状態検出手段となっている。
That is, in the present embodiment, the
図6において、テーブル移動機構12bの作動制御、各昇降モータ31の作動制御、各加圧シリンダ34の作動制御及び駆動モータ47の作動制御は、部品圧着装置1が備える制御装置60の作動制御部60aが行う。各光センサ50により検出された各ピンチローラ46の回転状態の情報は制御装置60に入力される。タッチパネル16は制御装置60との間で信号伝送が可能であり、作業者OPはタッチパネル16を通じて制御装置60に情報を入力し、制御装置60から出力された情報を視覚的に把握することができる。
In FIG. 6, the operation control of the
図6において、制御装置60は判定部60bを備えている。判定部60bは、光センサ50により検出されるピンチローラ46の回転状態の情報(直接的には回転体48の外周面の回転方向の移動量)に基づいて、下記の要領により、送りローラ45による保護シート43の送り状態に異常が生じているか否かを判定する。
In FIG. 6, the
送りローラ45が回転したときの送りローラ45の外周面の回転方向の移動量は前述のように保護シート43の送り量と一致し、更にはピンチローラ46の外周面の回転方向の移動量とも一致する。但し、これは送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じていない場合であって、送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じている場合には、保護シート43の送り量は、ピンチローラ46の外周面の移動量とは一致するものの、送りローラ45の外周面の移動量とは一致せず、保護シート43の送り量は送りローラ45の外周面の移動量よりも小さくなる。
The amount of movement of the outer peripheral surface of the
このため、送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じているかどうかは、送りローラ45の回転状態に対するピンチローラ46の回転状態を検出すること(詳細には、光センサ50により検出されるピンチローラ46の回転状態を送りローラ45の回転状態と比較すること)によって判定できる。すなわち、送りローラ45を所定角度回転させたときに検出されるピンチローラ46の外周面の回転方向の移動量が、送りローラ45と保護シート43との間に滑りがない場合に検出されるピンチローラ46の外周面の移動量(規定の移動量とする)と同じあった場合には、送りローラ45と保護シート43との間に滑りは生じていないと判定できる。一方、送りローラ45を所定角度回転させたときに検出されるピンチローラ46の外周面の移動量が規定の移動量よりも小さかった場合には、送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じていると判定できる。
For this reason, whether or not slippage has occurred between the
図7(a),(b)は、送りローラ45が2回転する間に光センサ50が検出する回転体48のマーク49の検出状態(すなわちピンチローラ46の回転状態)を示すグラフであり、グラフ中に示すパルス波形がマーク49の検出を示している。図7(a)は送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じていない正常状態で送りローラ45を2回転させた場合の例であり、送りローラ45の1回転すると回転体48のマーク49が7回検出されることを示している。一方、図7(b)は送りローラ45の1回転目は正常状態であったが、2回転目に送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じた場合の例であり、送りローラ45の1回転目にはマーク49が7回検出されているが、2回転目には7回に満たない回数(4回)しか検出されていないことを示している。送りローラ45が1回転してもマーク49の検出回数が正常状態での回数に満たないときには、送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じていることになり、送りローラ45による保護シート43の送り状態に異常(送りローラ45と保護シート43との間の滑りに起因する異常)が生じたと判定できる。
FIGS. 7A and 7B are graphs showing the detection state of the
部品圧着装置1による部品3の圧着動作では、先ず、駆動モータ47が送りローラ45を回転させ、各供給リール42から引き出された保護シート43のうち踏付け部分が未使用の部分となるようにする(図8(a))。次いで、昇降モータ31が作動して昇降ベース32を昇降させ、各圧着ツール33を保護シート43の上方の初期位置に位置させる(図8(a)中に示す矢印C)。各圧着ツール33が初期位置に位置したら、基板2を保持した基板保持テーブル12aをテーブル移動機構12bが移動させ(図8(a)中に示す矢印D)、ACFを介して予め基板2に搭載(仮圧着)されている部品3が対応する圧着ツール33の下方(バックアップステージ14の上方)に位置するように基板2を位置決めする。
In the crimping operation of the
上記のようにし基板2を位置決めしたら、加圧シリンダ34は各圧着ツール33を初期位置から押し下げる(図8(b)中に示す矢印E)。これにより圧着ツール33は保護シート43の上方から下降し、保護シート43とともに部品3を基板2に押圧する。この押圧時には部品3は基板2ごとバックアップステージ14に押し付けられ(図8(b))、ACFは圧着ツール33に内蔵された加熱ヒータにより、部品3を通して加熱される。これにより部品3は基板2に圧着(本圧着)される。この圧着ツール33による部品3の基板2への押圧時には、圧着ツール33と部品3の間に保護シート43の踏付け部分が介在するため、圧着ツール33はACFとは接触せず、ACFの一部が圧着ツール33に付着してしまうことはない。
When the
圧着ツール33により部品3を基板2に押圧したら、加圧シリンダ34が圧着ツール33を上昇させて初期位置に復帰させる(図8(a))。そして、圧着ツール33が初期位置に位置したら、駆動モータ47が送りローラ45を回転駆動して(図8(a)中に示す矢印A)、供給リール42から一定量の保護シート43を引き出することによって、保護シート43の更新動作を行う。更新動作では、前回の圧着動作時に圧着ツール33により踏み付けられて使用済みとなった踏付け部分が後方に送られ、保護シート43の未使用の部分が新たな踏付け部分となるように、予め設定した回転角度で送りローラ45を回転させる。保護シート43の更新動作が終了したら、前述の手順(基板2の位置決めと圧着ツール33による部品3の押圧)を繰り返し実行する。
When the
上記保護シート43の更新動作中、判定部60bにより送りローラ45による保護シート43の送り状態に異常が生じていると判定された場合には、作動制御部60aは駆動モータ47による送りローラ45の回転駆動を停止させる。このように本実施の形態において、制御装置60の作動制御部60aは、判定部60bにより保護シート43の送り状態に異常が生じていると判定された場合に、送りローラ45の回転駆動を停止させる駆動停止手段となっている。
During the update operation of the
また、上記のように、判定部60bにより送りローラ45による保護シート43の送り状態に異常が生じていると判定された場合には、制御装置60の報知制御部60c(図6)は、タッチパネル16を介して、送りローラ45による保護シート43の送り状態に異常が生じた旨を文字や音声等によって報知し、作業者OPに保護シート設置ユニット22の点検を促す。このときタッチパネル16には送り状態に異常が生じた保護シート43の位置を特定して報知する。このように本実施の形態において、制御装置60の報知制御部60cとタッチパネル16は、制御装置60の判定部60bにより保護シート43の送り状態に異常が生じていると判定された場合に所定の報知を行う報知手段70となっている(図6)。
Further, as described above, when the
タッチパネル16を介して保護シート43の送り状態に異常が生じている旨の報知を受けた作業者OPは、保護シート設置ユニット22の点検を行い、必要に応じて送りローラ45を新品に交換する等の処置を行う。なお、上記タッチパネル16を介した報知では、図7(b)で示したようなピンチローラ46の回転状態を示すグラフを併せて表示するようにしてもよい。
The operator OP who has received a notification that an abnormality has occurred in the feeding state of the
以上説明したように、本実施の形態における部品圧着装置1では、光センサ50が検出するピンチローラ46の回転状態の情報に基づいて、送りローラ45による保護シート43の送り状態を把握することができ、送りローラ45と保護シート43との間に滑り等が生じて保護シート43の送り状態に異常が生じているような場合であっても適切な処理を迅速に取ることができるので、保護シート43の二度踏みによる製造中の基板2の汚損や実装精度の低下が確実に防止される。
As described above, in the
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、回転状態検出手段は、ピンチローラ46と一体に回転する回転体48の外周面の回転方向の移動量に基づいて(詳細には回転体48の外周面に設けられたマーク49を検出して)ピンチローラ46の回転状態を検出する光センサ50から成っていたが、ピンチローラ46の回転状態を検出することができるものであれば他の手段、例えば、ピンチローラ46の回転軸の回転状態を検出するエンコーダ等から成っていてもよい。
Although the embodiments of the present invention have been described so far, the present invention is not limited to those shown in the above-described embodiments. For example, in the above-described embodiment, the rotation state detection means is based on the amount of movement in the rotation direction of the outer peripheral surface of the
また、上述の実施の形態において、判定部60bは、ピンチローラ46の回転状態を送りローラ45の回転状態と比較することにより、送りローラ45による保護シート43の送り状態に異常が生じているか否かを判定するようになっていたが、ピンチローラ46の回転状態を他のもの(例えば、駆動モータ47を作動させるパルス信号の出力状態)と比較することによって保護シート43の送り状態の異常の有無を判定するようになっていてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、前述の実施の形態では、報知手段はタッチパネル16を通じて作業者OPに報知するようになっていたが、ブザー等その他の手段を通じて作業者OPに報知するようになっていてもよい。
In the above-described embodiment, the notification means notifies the worker OP through the
また、前述の実施の形態では、ピンチローラ46の回転状態を検出する回転状態検出手段として、ピンチローラ46と一体に回転する回転体48の回転位置を光センサ50によって検出する構成となっていたが、ピンチローラ46の外周面に複数のマーク49を設け、そのピンチローラ46の外周面に設けたマーク49を光センサ50によって検出するようにしてもよい。
Further, in the above-described embodiment, as the rotation state detecting means for detecting the rotation state of the
また、前述の実施の形態では、二度踏みは送りローラ45と保護シート43との間に滑りが生じた場合に発生するとして説明したが、これ以外で発生する二度踏みも防止することができる。例えば、ロール状態で保持された保護シート43の終端が巻き芯に粘着剤等で固定されている場合、その粘着剤の接着力によっては保護シート43の終端が巻き芯から外れないことがある。その結果、保護シート43が送られずに発生する二度踏みについてもこれを防止することができる。
In the above-described embodiment, it has been described that the double stepping occurs when the slippage occurs between the
保護シートの二度踏みを防止できる部品圧着装置を提供する。 Provided is a component crimping apparatus capable of preventing a protective sheet from being stepped twice.
1 部品圧着装置
2 基板
3 部品
12 基板位置決め部
33 圧着ツール
42 供給リール
43 保護シート
45 送りローラ
46 ピンチローラ
48 回転体
50 光センサ(回転状態検出手段)
60a 作動制御部(駆動停止手段)
60b 判定部
70 報知手段
DESCRIPTION OF
60a Operation control unit (drive stop means)
Claims (7)
前記保護シートをロール状態で保持する供給リールと、
前記供給リールから引き出された前記保護シートの送り動作を行う送りローラと、
前記保護シートを前記送りローラに押し付けるピンチローラと、
前記送りローラが回転したときの前記ピンチローラの回転状態を検出する回転状態検出手段とを備えたことを特徴とする部品圧着装置。 A board positioning part for positioning a board on which components are previously mounted at a predetermined position, a protective sheet arranged so as to extend substantially horizontally above the board positioned by the board positioning part, and from above the protective sheet A component crimping device comprising a crimping tool that lowers and presses the component against the substrate together with the protective sheet to crimp the component to the substrate;
A supply reel for holding the protective sheet in a roll;
A feed roller that feeds the protective sheet drawn from the supply reel;
A pinch roller that presses the protective sheet against the feed roller;
A component crimping apparatus comprising: a rotation state detection unit that detects a rotation state of the pinch roller when the feed roller rotates.
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---|---|---|---|
JP2015245852A JP2017112240A (en) | 2015-12-17 | 2015-12-17 | Component crimping device |
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---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112767864A (en) * | 2021-01-15 | 2021-05-07 | 深圳市韦德勋光电科技有限公司 | Debugging device of LCD logic board control module and use method |
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2015
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CN112767864A (en) * | 2021-01-15 | 2021-05-07 | 深圳市韦德勋光电科技有限公司 | Debugging device of LCD logic board control module and use method |
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