JP2017111060A - 体重情報取得システム - Google Patents

体重情報取得システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017111060A
JP2017111060A JP2015246842A JP2015246842A JP2017111060A JP 2017111060 A JP2017111060 A JP 2017111060A JP 2015246842 A JP2015246842 A JP 2015246842A JP 2015246842 A JP2015246842 A JP 2015246842A JP 2017111060 A JP2017111060 A JP 2017111060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight information
acquisition system
information acquisition
weight
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015246842A
Other languages
English (en)
Inventor
敬造 荒木
Keizo Araki
敬造 荒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Equos Research Co Ltd filed Critical Equos Research Co Ltd
Priority to JP2015246842A priority Critical patent/JP2017111060A/ja
Publication of JP2017111060A publication Critical patent/JP2017111060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】座面が高くなることもなく、すわり心地が悪化することがない体重情報取得システムを提供する。
【解決手段】本発明の体重情報取得システム(100)は、座部を有し、前記座部に荷重がかかることで前記座部が沈み込む椅子に取り付ける体重情報取得システム(100)において、前記椅子の脚柱に体重情報取得システム本体を装着する装着機構と、前記座部の底面との間の距離を計測する距離センサ(120)と、前記座部に荷重がかかっていない時に前記距離センサ(120)で計測される第1距離と、前記座部に人が座った時に前記距離センサ(120)で計測される第2距離と、に基づいて、前記椅子に座った人の体重に関する情報を算出する体重情報算出部(110)と、を有することを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、既存の椅子に取り付けることで、椅子に座った人の体重に関する情報を算出することができ、体重管理に好適な体重情報取得システムに関するものである。
健康やダイエットに対する関心はあるものの、一方で、体重管理を自ら行うことは面倒であることから、特に意識をすることなく体重管理を行いたい、というニーズが存在する。
上記のようなニーズに応えるために、例えば、特許文献1(特開2001−292863号公報)には、ヘルスメーターの載台(1)の側端に凸部(3)を形設し、凸部(3)内にデジタルインジケーター(4)を配設すると共に、載台(1)にクッションマット(6)を貼着し、基台(2)に沿わせて、載台(1)の外周より大きい受圧板(7)を設けることで、腰掛ければ、体重と食事摂取量が計測できる減量ヘルスメーターが開示されている。
特開2001−292863号公報
しかしながら、特許文献1記載のものは、ヘルスメーターを椅子の座面に載置する構成となっているので、実際に椅子に座る人の座面が高くなると共に、椅子に座る人は実質的にヘルスメーターの上に腰掛けることとなるので、座り心地が悪い、という問題があった。
また、特許文献1記載のものにおいては、椅子に座る人は、体が体重計以外の部分(例えば、背もたれ)に接触しやすいため、体重を正確に測定しにくい、という問題もあった。
上記問題を解決するために、本発明に係る体重情報取得システムは、座部を有し、前記座部に荷重がかかることで前記座部が沈み込む椅子に取り付ける体重情報取得システムにおいて、前記椅子の脚柱に体重情報取得システム本体を装着する装着機構と、前記座部の底面との間の距離を計測する距離センサと、前記座部に荷重がかかっていない時に前記距離センサで計測される第1距離と、前記座部に人が座った時に前記距離センサで計測される第2距離と、に基づいて、前記椅子に座った人の体重に関する情報を算出する体重情報算出部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る体重情報取得システムは、前記体重情報算出部によって算出された体重情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る体重情報取得システムは、前記記憶部に記憶された体重情報から平均体重情報を算出する平均体重情報算出部と、前記平均体重情報算出部で算出された平均体重情報と、前記体重情報算出部によって算出された体重情報との差分を算出する差分算出部と、前記差分算出部によって算出された差分が所定値以上となった場合に報知を行う報知部と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る体重情報取得システムは、前記体重情報算出部によって算出された体重情報を送信する通信部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る体重情報取得システムは、前記体重情報算出部によって算出された体重情報を、重量値に変換する変換部を有することを特徴とする。
本発明に係る体重情報取得システムにおいては、椅子の脚柱に体重情報取得システム本体を装着する構造であるので、本発明に係る体重情報取得システムによれば、座面が高くなることもなく、すわり心地が悪化することもない。
また、本発明に係る体重情報取得システムは、既存の椅子の脚柱に装着することが可能であるので、低コストで体重管理を行うことが可能となる。
また、本発明に係る体重情報取得システムによれば、椅子に座る人が、例え、背もたれに接触したとしても、背もたれへの荷重分も含めて体重情報が算出されるので、より正確な体重情報を得ることが可能となる。
本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100が搭載された椅子10を示す図である。 本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100のブロック図である。 本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100が搭載された椅子10に人が座ったときの様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の第1距離取得処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報算出処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の報知処理のフローチャートを示す図である。 報知処理における考え方を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100が搭載された椅子10を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100のブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報送信処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報受信処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100の報知処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100のブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報−重量値変換処理のフローチャートを示す図である。 本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100の体重報知処理のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100が搭載された椅子10を示す図である。また、図2は本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100のブロック図である。
本発明に係る体重情報取得システム100は、人が座部15に腰掛け、座部15に荷重がかかったときに、ガスシリンダ(不図示)などを用いて座部15が沈み込む機構を有する椅子10に対して適用し得るものである。
なお、以下の実施形態では、椅子10の座部15の沈み込み機構をガスシリンダにより実現した例に基づいて説明するが、本発明に係る体重情報取得システム100が適用し得る椅子10がこのような沈み込み機構を採用したもののみに限定されるわけではない。
このような椅子10は、座部15を支える脚21と、座部15から延設されている背もたれ部13を有するものである。また、脚21は、ガスシリンダからなる脚柱25と、脚柱25から放射状に延びる枝足26とを備えており、各枝足26の先端にはキャスター27が設けられている。
本実施形態に係る体重情報取得システム100は、上記のような脚柱25に装着される体重情報取得システム本体105と、体重情報取得システム本体105とは別体で目視しやすい箇所に取り付けられる報知部としての表示部160と、から構成される。本実施形態では、表示部160は液晶表示装置などの視覚による報知デバイスを想定しているが、表示部160の代わりとしてスピーカーなどの音声による報知デバイスを用いることもできる。
なお、体重情報取得システム本体105と表示部160とは、有線で互いに通信を行うようにしてもよいし、無線で互いに通信を行うようにしてもよい。
体重情報取得システム100は、マイクロコンピューターなどの演算部110を有している。演算部110は、内部で演算を実行すると共に、演算部110と接続される構成とデータを送受信したり、演算部110と接続される構成に対して制御信号を送信したりする。
体重情報取得システム100は、距離センサ部120を有している。距離センサ部120は、体重情報取得システム本体105の上面と、座部15における座部底面17との間の距離を計測し、当該計測データを演算部110に対して送信するようになっている。
距離センサ部120としては、体重情報取得システム本体105と座部底面17との間の距離を計測することができれば、どのようなものを用いても構わない。例えば、距離センサ部120としては、赤外線を用いたフォトリフレクター、超音波を用いた超音波距離センサや、リニアスライダーを用いたリニアポテンショメーターなどを用いることができる。
計時部130は、時刻を計時すると共に、計時した時刻データや時間データなどを、演算部110に対して送信する。
また、記憶部140は、ROM(リードオンリーメモリー)やRAM(ランダムアクセスメモリー)、或いは不揮発性で書き換え可能な記憶素子などからなり、演算部110に対してプログラムデータを供給したり、演算部110に対して一時記憶容量を提供したりする。
また、リセット部150は操作されることで、演算部110に対して、リセット信号を送信する。このリセット信号は、必ずしも演算部110の動作をリセットするものではなく、一種のトリガーとして演算部110に送信されるものである。
次に、以上のように構成される体重情報取得システム100における制御について説明する。まず、体重情報取得システム100が取り付けられた椅子10に人が座ったときの様子を、図3を参照して説明する。
椅子10に人が座ったとき、人による荷重で座部15が沈み込む。本発明に係る体重情報取得システム100においては、距離センサ部120によって、体重情報取得システム本体105上面と、座部15の座部底面17との間の距離を計測することで、座部15の沈み込み量に関する情報を取得して、もって、座部15に座った人の体重情報としている。
椅子10に人が座っていないときの距離センサ部120による計測値を、第1距離(d1)とする。また、椅子10に人が座ったときの距離センサ部120による計測値を、第2距離(d2)とする。このとき、座部15に座った人の体重情報は、第1距離(d1)から第2距離(d2)を引いた差(座部15が沈み込み量)として表す。
なお、本実施形態に係る体重情報取得システム100においては、座部15の沈み込み量から、椅子10に座る人の重量値(実際の体重)を求めようとするものではなく、第1距離(d1)から第2距離(d2)を引いた差である体重情報の遷移に基づいて、人の体重の管理を行おうとするものである。また、椅子10には特定の人が座ることが、本実施形態に係る体重情報取得システム100の前提となる。
以上を踏まえ、本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の制御の詳細についてフローチャート等を参照して説明する。
まず、本実施形態に係る体重情報取得システム100においては、体重情報取得システム本体105を脚柱25に装着したときに、上記の第1距離(d1)を取得する処理を実行する。
図4は本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の第1距離取得処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、椅子10に人が座っていないときに実行される。また、当該フローチャートによる処理は、演算部110によって実行される。
ステップS100で、第1距離取得処理が開始されると、続いて、ステップS101では、リセット部150が操作されたか否かが判定される。ステップS101においては、体重情報取得システム100の利用者が、椅子10に誰も座っていない状態で、リセット部150を操作することが想定されている。ここで、リセット部150が操作され、ステップS101における判定がYESとなると、ステップS102に進む。
ステップS102では、距離センサ部120によって、第1距離(d1)を取得し、続く、ステップS103で、記憶部140に第1距離(d1)を記憶して、次のステップS104で、第1距離取得処理を終了する。
本発明に係る体重情報取得システム100は、以上のような第1距離取得処理を実行することで、椅子10に人が座っていないときの計測値である第1距離(d1)を、記憶部140に記憶させることができる。
続いて、本発明に係る体重情報取得システム100によって、椅子10に座る人の体重情報を算出する処理について説明する。図5は本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報算出処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、演算部110によって実行される。
ここで、体重情報算出処理で算出される体重情報は、体重としての重量値ではなく、あくまで体重と関連した指標である。
図5において、ステップS200で、体重情報算出処理が開始されると、ステップS201に進み、計時部130によって所定時間が経過したか否かが判定される。ここで、所定時間が経過したか否かを判定する際、前回の計測タイミングからの経過時間が「所定時間」であるか否かを判定するようにしてもよいし、13:00、14:00、15:00・・・など、例えば1時間経過したか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS201で、所定時間が経過したか否かを判定するのは、高い頻度で体重情報算出処理を行ったとしても、体重管理に有用なデータを得ることができないからである。
ステップS201における判定がNOである場合には、距離センサ部120による計測を行わず、ステップS206に進み、体重情報算出処理を終了する。
一方、ステップS201における判定がYESである場合には、ステップS202に進み、距離センサ部120によって計測距離データを取得する。
続く、ステップS203では、距離センサ部120によって取得した計測距離データは第1距離(d1)であるか否かが判定される。
ステップS203における判定がYESである場合、距離センサ部120による計測距離が第1距離(d1)であった場合には、椅子10には誰も座っていないものと判断できるので、ステップS206に進み、体重情報算出処理を終了する。
一方、ステップS203における判定がNOである場合には、距離センサ部120による計測距離が第2距離(d2)であるものと見なし、ステップS204に進む。
ステップS204では、椅子10に座っている人の体重情報を、体重情報=第1距離(d1)−第2距離(d2)によって算出する。
ステップS205では、記憶部140に、ステップS204で算出した体重情報を時間と共に記憶し、ステップS206に進み、体重情報算出処理を終了する。
本発明に係る体重情報取得システム100においては、上記のような体重情報算出処理が定期的に実行されることにより、記憶部140に、椅子10に座る人の体重情報の経時変化の履歴が蓄積されることとなる。
続いて、本発明に係る体重情報取得システム100によって、記憶部140に蓄積された体重情報の経時変化の履歴を活用する一例について説明する。本実施形態における体重情報の活用例では、椅子10に座る人の体重情報の変化が閾値を超えたような場合にワーニングを行うものである。
図6は本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の報知処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、演算部110によって実行される。
ステップS300で、報知処理が開始されると、続く、ステップS301では、記憶部140から履歴として記録されている体重情報の読み込みを行う。なお、記憶部140から読み込む体重情報は、例えば、最新のものから10日間分など、一定の期間内の体重情報とすることもできるし、記録されている全ての体重情報とすることもできる。
ステップS302では、記憶部140から読み込まれた体重情報に基づいて、平均体重情報を算出する。続く、ステップS303では、最新の体重情報を取得し、次のステップS304では、平均体重情報と最新の体重情報との差分を算出する。
ステップS305では、当該差分が所定値以上であるか否かを判定する。図7は報知処理のステップS305における考え方を説明する図である。ここで、所定値をαとすると、ステップS305では、最新の体重情報が(平均体重情報−α)<(最新の体重情報)<(平均体重情報+α)に収まっているか、或いは、(最新の体重情報)≦(平均体重情報−α)又は(平均体重情報+α)≦(最新の体重情報)であるかが判定される。ここで、後者がYESであれば、体重情報が逸脱しているものとして報知を行う。
すなわち、ステップS305における判定結果がYESである場合、ステップS306に進み、ステップS306で、表示部160により最新の体重情報が平均から見て閾値を超えており、留意する必要がある旨の報知を行い、ステップS307で、報知処理を終了する。図7に示すようにラインA以上又はラインB以下の範囲となった体重情報について、報知を実行する。
一方で、ステップS305における判定結果がNOである場合、ステップS307に進み報知処理を終了する。
以上のような本発明に係る体重情報取得システム100においては、椅子10の脚柱25に体重情報取得システム本体105を装着する構造であるので、本発明に係る体重情報取得システム100によれば、座面が高くなることもなく、すわり心地が悪化することもない。
また、本発明に係る体重情報取得システム100は、既存の椅子10の脚柱25に装着することが可能であるので、低コストで体重管理を行うことが可能となる。
また、本発明に係る体重情報取得システム100によれば、椅子10に座る人が、例え、背もたれに接触したとしても、背もたれへの荷重分も含めて体重情報が算出されるので、より正確な体重情報を得ることが可能となる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図8は本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100が搭載された椅子10を示す図である。また、図9は本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100のブロック図である。
先の実施形態においては、報知部として表示部160が設けられていた。この表示部160は、例えば椅子10の側部に取り付けられており、椅子10の利用者にとっては、わざわざ通常の着座姿勢から姿勢を変えて目視しなくてはいけないものであり、必ずしも視認性がよくない、という問題があった。
そこで、第2実施形態に係る体重情報取得システム100においては、体重情報取得システム100とは独立したスマートフォン200を利用し、このスマートフォン200のタッチパネル260を報知部として用いるようにする。なお、本実施形態では、スマートフォン200のタッチパネル260を視覚的な報知部として用いているが、これに代え、これとスマートフォン200のスピーカーを聴覚的な報知部として用いることもできる。さらに、報知部として、タッチパネル260とスピーカーを併用するようにしてもよい。
ここで、スマートフォン200としては、通信機能、通話機能、表示機能、ブラウザー機能などを有する現在広く普及しているものを利用することができる。なお、このようなスマートフォン200には、メモリ240が設けられており、第2実施形態に係る体重情報取得システム100においては、当該メモリ240に体重情報などを記録するようにする。
本実施形態では、体重情報取得システム100とは独立した情報処理端末として、スマートフォン200を利用するようにしたが、パーソナルコンピューター、PDA、携帯電話、タブレット端末などの他の情報処理端末を用いるようしても構わない。
また、先の実施形態においては表示部160が設けられていたが、第2実施形態に係る体重情報取得システム100においては、表示部160の機能はスマートフォン200に委ねられるために、表示部160は設けられていない。
一方で、第2実施形態に係る体重情報取得システム100においては、スマートフォン200と直接的又は間接的に通信を行うこと可能な通信部170を有している。この通信部170は、演算部110ともデータの送受を行うことができるようになっている。
次に、上記のような第2実施形態に係る体重情報取得システム100の制御の詳細についてフローチャート等を参照して説明する。
まず、第2実施形態に係る体重情報取得システム100においても、体重情報取得システム本体105を脚柱25に装着したときに、第1距離(d1)を取得する処理が実行される。第1距離取得処理については、先の実施形態と同様のもの(図4のフローチャートに示すもの)を利用することができるので、説明を省略する。
続いて、本発明に係る体重情報取得システム100によって、椅子10に座る人の体重情報を算出し、算出した情報をスマートフォン(情報処理端末)200に送信する処理について説明する。
図10は本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報送信処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、演算部110によって実行される。
ここで、体重情報算出処理で算出される体重情報は、体重としての重量値ではなく、あくまで体重と関連した指標である。
図10において、ステップS400で、体重情報算出処理が開始されると、ステップS401に進み、計時部130によって所定時間が経過したか否かが判定される。ここで、所定時間が経過したか否かを判定する際、前回の計測タイミングからの経過時間が「所定時間」であるか否かを判定するようにしてもよいし、13:00、14:00、15:00・・・など、例えば1時間経過したか否かを判定するようにしてもよい。
ステップS401で、所定時間が経過したか否かを判定するのは、高い頻度で体重情報算出処理を行ったとしても、体重管理に有用なデータを得ることができないからである。
ステップS401における判定がNOである場合には、距離センサ部120による計測を行わず、ステップS406に進み、体重情報算出処理を終了する。
一方、ステップS401における判定がYESである場合には、ステップS402に進み、距離センサ部120によって計測距離データを取得する。
続く、ステップS403では、距離センサ部120によって取得した計測距離データは第1距離(d1)であるか否かが判定される。
ステップS403における判定がYESである場合、距離センサ部120による計測距離が第1距離(d1)であった場合には、椅子10には誰も座っていないものと判断できるので、ステップS406に進み、体重情報算出処理を終了する。
一方、ステップS403における判定がNOである場合には、距離センサ部120による計測距離が第2距離(d2)であるものと見なし、ステップS404に進む。
ステップS404では、椅子10に座っている人の体重情報を、体重情報=第1距離(d1)−第2距離(d2)によって算出する。
ステップS405では、ステップS404で算出した体重情報を時間と共に、通信部170からスマートフォン200に送信し、ステップS406に進み、体重情報算出処理を終了する。
次に、スマートフォン200側における制御処理について説明する。図11は本発明の第2実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報受信処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、スマートフォン200によって実行される。
図11において、ステップS500で体重情報受信処理が開始されると、続いて、ステップS501では、体重情報取得システム100の通信部170から、体重情報及び時間を受信し、ステップS502では、メモリ240に、体重情報を時間と共に記憶し、ステップS503で、体重情報受信処理を終了する。
本発明に係る体重情報取得システム100においては、上記のような体重情報送信処理及び体重情報受信処理が定期的に実行されることにより、スマートフォン200のメモリ240に、椅子10に座る人の体重情報の経時変化の履歴が蓄積されることとなる。
続いて、本発明に係る体重情報取得システム100によって、スマートフォン200のメモリ240に蓄積された体重情報の経時変化の履歴を活用する一例について説明する。本実施形態における体重情報の活用例では、椅子10に座る人の体重情報の変化が閾値を超えたような場合にワーニングを行うものである。
図12は本発明の実施形態に係る体重情報取得システム100の報知処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、スマートフォン200によって実行される。
ステップS600で、報知処理が開始されると、続く、ステップS601では、メモリ240から履歴として記録されている体重情報の読み込みを行う。なお、メモリ240から読み込む体重情報は、例えば、最新のものから10日間分など、一定の期間内の体重情報とすることもできるし、記録されている全ての体重情報とすることもできる。
ステップS602では、メモリ240から読み込まれた体重情報に基づいて、平均体重情報を算出する。続く、ステップS603では、最新の体重情報を取得し、次のステップS604では、平均体重情報と最新の体重情報との差分を算出する。
ステップS605では、当該差分が所定値以上であるか否かを判定する。図7は報知処理のステップS605における考え方を説明する図である。ここで、所定値をαとすると、ステップS605では、最新の体重情報が(平均体重情報−α)<(最新の体重情報)<(平均体重情報+α)に収まっているか、或いは、(最新の体重情報)≦(平均体重情報−α)又は(平均体重情報+α)≦(最新の体重情報)であるかが判定される。ここで、後者がYESであれば、体重情報が逸脱しているものとして報知を行う。
すなわち、ステップS605における判定結果がYESである場合、ステップS606に進み、ステップS606で、タッチパネル260により最新の体重情報が平均から見て閾値を超えており、留意する必要がある旨の報知を行い、ステップS607で、報知処理を終了する。図7に示すようにラインA以上又はラインB以下の範囲となった体重情報について、報知を実行する。
一方で、ステップS605における判定結果がNOである場合、ステップS607に進み報知処理を終了する。
以上のような第2実施形態に係る体重情報取得システム100によれば、先の実施形態と同様の効果を享受することが可能となると共に、スマートフォン200のタッチパネル260が報知部として機能するので、椅子10の利用者が、例えば椅子10の側部に取り付けられる表示部などを姿勢を、変えて目視する必要がなく、視認性が向上する。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図13は本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100のブロック図である。本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100が装着された様子は、図1に示す実施形態と同様である。
第1の実施形態、及び、第2の実施形態に係る体重情報取得システム100においては、体重情報のみを算出して、椅子10に座る人の重量値(実際の体重)を求めようにするものではなかった。
一方、第3実施形態に係る体重情報取得システム100においては、体重情報から椅子10に座る人の重量値を求めるようにする。このために、本実施形態では、初期の実際の重量値(体重)を入力するために、テンキーなどの入力部180が設けられている。入力部180は、体重情報取得システム本体105に設けられており、演算部110とデータの送受信を行い得るように構成されている。
次に、上記のような第3実施形態に係る体重情報取得システム100の制御の詳細についてフローチャート等を参照して説明する。
まず、第3実施形態に係る体重情報取得システム100においても、体重情報取得システム本体105を脚柱25に装着したときに、第1距離(d1)を取得する処理が実行される。第1距離取得処理については、先の実施形態と同様のもの(図4のフローチャートに示すもの)を利用することができるので、説明を省略する。
続いて、本発明に係る体重情報取得システム100によって、椅子10に座る人の体重情報を算出し、この体重情報を実際の重量値(体重)に関連づけて、変換する処理について説明する。
図14は本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100の体重情報−重量値変換処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、演算部110によって実行される。
図14において、ステップS700で、体重情報−重量値変換処理が開始されると、ステップS701に進み、表示部(報知部)160により、椅子10の利用者に座るように促し、次のステップS702で、距離センサ部120によって計測距離データを取得する。
続く、ステップS703では、距離センサ部120によって取得した計測距離データは第1距離(d1)であるか否かが判定される。
ステップS703における判定がYESである場合、距離センサ部120による計測距離が第1距離(d1)であった場合には、椅子10には誰も座っていないものと判断できるので、再び、ステップS701に戻る。
一方、ステップS703における判定がNOである場合には、距離センサ部120による計測距離が第2距離(d2)であるものと見なし、ステップS704に進む。
ステップS704では、椅子10に座っている人の体重情報を、体重情報=第1距離(d1)−第2距離(d2)によって算出する。
続いて、ステップS705に進み、表示部(報知部)160により、椅子10の利用者に対して、現在の体重(重量値)を入力部180から入力するように促す。
ステップS706では、入力部180からの入力があったか否かが判定される。ステップS706の判定結果がNOであればステップS705に戻る。一方、ステップS706における判定結果がYESであれば、ステップS707に進む。
ステップS707では、
基準体重情報Ds=ステップS704で算出された体重情報
基準体重Bs(重量値)=入力部180から入力された体重(重量値)
として記憶部140に記憶する。
ステップS708では、体重情報−重量値変換処理を終了する。
次に、以上のように体重情報−重量値変換処理が施された後に、椅子10に座った人の体重(重量値)を報知する処理について説明する。
図15は本発明の第3実施形態に係る体重情報取得システム100の体重報知処理のフローチャートを示す図である。このようなフローチャートによる処理は、演算部110によって実行される。
図15において、ステップS800で、体重報知処理が開始されると、続いてステップS801に進み、最新の体重情報であるDnを取得する。
次のステップS802では、最新体重(Bn)を次の式により算出する。
Bn=Bs+(Dn−Ds)×Δ/Ds
ここで、Δは定数である。
ステップS803では、算出された最新体重Bnを表示部160により報知して、ステップS804で、体重報知処理を終了する。
以上のような実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を享受することが可能であると共に、椅子10に座る人の重量値(実際の体重)を求めることが可能となる。
以上、本発明に係る体重情報取得システムにおいては、椅子の脚柱に体重情報取得システム本体を装着する構造であるので、本発明に係る体重情報取得システムによれば、座面が高くなることもなく、すわり心地が悪化することもない。
また、本発明に係る体重情報取得システムは、既存の椅子の脚柱に装着することが可能であるので、低コストで体重管理を行うことが可能となる。
また、本発明に係る体重情報取得システムによれば、椅子に座る人が、例え、背もたれに接触したとしても、背もたれへの荷重分も含めて体重情報が算出されるので、より正確な体重情報を得ることが可能となる。
10・・・椅子
13・・・背もたれ部
15・・・座部
17・・・座部底面
21・・・脚
25・・・脚柱
26・・・枝足
27・・・キャスター
100・・・体重情報取得システム
105・・・体重情報取得システム本体
110・・・演算部
120・・・距離センサ部
130・・・計時部
140・・・記憶部
150・・・リセット部
160・・・表示部(報知部)
170・・・通信部
180・・・入力部
200・・・スマートフォン(情報処理端末)
240・・・メモリ
260・・・タッチパネル(報知部)

Claims (5)

  1. 座部を有し、前記座部に荷重がかかることで前記座部が沈み込む椅子に取り付ける体重情報取得システムにおいて、
    前記椅子の脚柱に体重情報取得システム本体を装着する装着機構と、
    前記座部の底面との間の距離を計測する距離センサと、
    前記座部に荷重がかかっていない時に前記距離センサで計測される第1距離と、前記座部に人が座った時に前記距離センサで計測される第2距離と、に基づいて、前記椅子に座った人の体重に関する情報を算出する体重情報算出部と、
    を有することを特徴とする体重情報取得システム。
  2. 前記体重情報算出部によって算出された体重情報を記憶する記憶部を有することを特徴とする請求項1に記載の体重情報取得システム。
  3. 前記記憶部に記憶された体重情報から平均体重情報を算出する平均体重情報算出部と、
    前記平均体重情報算出部で算出された平均体重情報と、前記体重情報算出部によって算出された体重情報との差分を算出する差分算出部と、
    前記差分算出部によって算出された差分が所定値以上となった場合に報知を行う報知部と、
    を有することを特徴とする請求項2に記載の体重情報取得システム。
  4. 前記体重情報算出部によって算出された体重情報を送信する通信部を有することを特徴とする請求項1に記載の体重情報取得システム。
  5. 前記体重情報算出部によって算出された体重情報を、重量値に変換する変換部を有することを特徴とする請求項1に記載の体重情報取得システム。
JP2015246842A 2015-12-18 2015-12-18 体重情報取得システム Pending JP2017111060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015246842A JP2017111060A (ja) 2015-12-18 2015-12-18 体重情報取得システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015246842A JP2017111060A (ja) 2015-12-18 2015-12-18 体重情報取得システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017111060A true JP2017111060A (ja) 2017-06-22

Family

ID=59080062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015246842A Pending JP2017111060A (ja) 2015-12-18 2015-12-18 体重情報取得システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017111060A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110876540A (zh) * 2019-11-04 2020-03-13 杭州土豆熊科技有限公司 一种可调温与测重的智能沙发
JP2020187090A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 冨田 盟子 椅子用体重計
JP2021089160A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 株式会社タニタ 座位荷重測定装置、座位荷重測定方法、及び座位荷重測定プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020187090A (ja) * 2019-05-17 2020-11-19 冨田 盟子 椅子用体重計
CN110876540A (zh) * 2019-11-04 2020-03-13 杭州土豆熊科技有限公司 一种可调温与测重的智能沙发
JP2021089160A (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 株式会社タニタ 座位荷重測定装置、座位荷重測定方法、及び座位荷重測定プログラム
WO2021111985A1 (ja) * 2019-12-02 2021-06-10 株式会社タニタ 座位荷重測定装置、座位荷重測定方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017111060A (ja) 体重情報取得システム
US10987044B2 (en) Uroflowmetry systems, devices and methods
CN1980602B (zh) 生物信息测量板以及生物信息测量设备
KR20170066322A (ko) 초음파 소변량 측정 기구, 및 초음파 소변량 측정 기구를 사용한 소변량 관리 데이터 발생 및 디스플레이 방법
JP5440434B2 (ja) 体重管理装置
KR102082510B1 (ko) 앉은 자세를 측정 및 평가하여 피드백하는 방법 및 장치
JP2012210233A (ja) 熱中症予防システム
JP2012522561A (ja) ユーザの転倒を検出する方法及びシステム
CN110292325B (zh) 便座装置
US10478098B2 (en) Information processing system
US20080314648A1 (en) Biometric apparatus
JP2013045336A (ja) 睡眠状態評価装置、睡眠状態評価システム及びプログラム
US11243110B2 (en) Method and system to track weight without stepping on a weight scale
KR101402195B1 (ko) 척추 변형 예방 장치 및 이를 이용한 척추 변형 예방 방법
JP7125654B2 (ja) 便座装置
JP2019168306A (ja) 便座装置
KR101622480B1 (ko) 방석형 자세교정 시스템
US20220155134A1 (en) Method and System to Track Weight
CN105795762A (zh) 一种办公室用的智能坐椅
JP2020075153A (ja) 睡眠状態評価装置
KR100738638B1 (ko) 개인 시간 관리 시스템 및 이를 이용한 관리 방법
JP6446509B2 (ja) 睡眠状態評価装置、睡眠状態評価システム及びプログラム
KR200361173Y1 (ko) 다기능 건강관리 체중계
JP7303415B2 (ja) シートシステム
JP2001070201A (ja) 体重測定機能付き便座装置