JP2017110860A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃回収部内の塵埃を除去する手間を軽減することができる空気調和機を提供する。【解決手段】室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、エアフィルタに付着した塵埃を除去するブラシと、ブラシに付着した塵埃を掻き落とすブレードと、ブレードに掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部と、塵埃受け部の下方に配置された塵埃回収部と、塵埃受け部が受けた塵埃が塵埃回収部に回収されるように、塵埃受け部を上向き姿勢から下向き姿勢に回転させる回転装置と、塵埃回収部に回収された塵埃を気流により排出する排出装置とを備え、塵埃受け部が下向き姿勢であるとき、塵埃受け部と塵埃回収部とで筒状の排出通路が構成され、排出装置は排出通路内に気流を発生させることで塵埃を排出するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機に関する。
従来、この種の空気調和機としては、例えば、特許文献1(特開2014−74504号公報)に開示されたものが知られている。
特許文献1に開示された空気調和機は、エアフィルタに付着した塵埃をブラシにより除去するとともに、ブラシに付着した塵埃をブレードによってブラシの下方に設けられた塵埃回収部に掻き落とすように構成されている。また、特許文献1に開示された空気調和機は、ブレード回転装置を備え、当該ブレード回転装置でブレードを回転させることによって、塵埃回収部内に掻き落とした塵埃をブレードの側面と塵埃回収部の内表面との間で圧縮するように構成されている。
特開2014−074504号公報
特許文献1の空気調和機においては、使用者自身が塵埃回収部を空気調和機本体から取り外す等して塵埃回収部内の塵埃を除去(廃棄)する必要がある。このため、使用者の手間がかかるという課題がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、塵埃回収部内の塵埃を除去する手間を軽減することができる空気調和機を提供することにある。
前記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去するブラシと、前記ブラシに付着した塵埃を掻き落とすブレードと、前記ブレードに掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部と、前記塵埃受け部の下方に配置された塵埃回収部と、前記塵埃受け部が受けた塵埃が前記塵埃回収部に回収されるように、前記塵埃受け部を上向き姿勢から下向き姿勢に回転させる回転装置と、前記塵埃回収部に回収された塵埃を気流により排出する排出装置と、を備え、前記塵埃受け部が前記下向き姿勢であるとき、前記塵埃受け部と前記塵埃回収部とで筒状の排出通路が構成され、前記排出装置は、前記排出通路内に気流を発生させることで塵埃を排出するように構成されている。
本発明の空気調和機によれば、前記構成を有することより、塵埃回収部内の塵埃を除去する手間を軽減することができる。
本発明の第1実施形態に係る空気調和機が備える室内機の斜視図 図1の室内機の断面図 ブレード、塵埃受け部、及び塵埃回収部に関連する部品を示す斜視図 塵埃受け部が上向き姿勢である状態を示す断面図 塵埃受け部が下向き姿勢である状態を示す断面図 吸引装置に関連する部品を示す側面図 塵埃回収部の他端部の拡大斜視図であり、排出通路の開口部が開放された状態を示す図 塵埃回収部の他端部の拡大斜視図であり、排出通路の開口部が閉塞された状態を示す図 塵埃回収部に関連する部品の側面図 図9のA1−A1線断面図 図9のA2−A2線断面図 塵埃受け部に関連する部品を示す斜視図 図12の支持部材の周辺の構成を示す拡大斜視図 図12のB1−B1線断面図 塵埃の排出動作を示すフローチャート図 本発明の第2実施形態に係る空気調和機の室内機の断面図
本発明の空気調和機は、室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去するブラシと、前記ブラシに付着した塵埃を掻き落とすブレードと、前記ブレードに掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部と、前記塵埃受け部の下方に配置された塵埃回収部と、前記塵埃受け部が受けた塵埃が前記塵埃回収部に回収されるように、前記塵埃受け部を上向き姿勢から下向き姿勢に回転させる回転装置と、前記塵埃回収部に回収された塵埃を気流により排出する排出装置と、を備え、前記塵埃受け部が前記下向き姿勢であるとき、前記塵埃受け部と前記塵埃回収部とで筒状の排出通路が構成され、前記排出装置は、前記排出通路内に気流を発生させることで塵埃を排出するように構成されている。
この構成によれば、塵埃受け部と塵埃回収部とで筒状の排出通路を構成し、当該排出通路に気流を発生させることで塵埃を排出するようにしているので、塵埃回収部を空気調和機本体から取り外す等して塵埃回収部内の塵埃を除去する必要性を無くすことができる。従って、塵埃回収部内の塵埃を除去する手間を軽減することができる。
なお、排出装置は、排出通路内の塵埃を吸引する吸引装置であってもよい。
なお、通常、吸引装置の吸引力は、吸引装置から離れるほど小さくなる。このため、排出通路は、吸引装置から離れるに従い開口面積が小さくなるように構成されることが好ましい。この構成によれば、吸引装置から離れた位置の吸引力を向上させることができ、排出通路内の吸引力をより均一にすることができる。
また、排出通路の底部は、吸引装置に近づくに従い下方に傾斜していることが好ましい。この構成によれば、排出通路内の塵埃を、重力を利用して吸引装置側へ誘導することができ、排出通路内の塵埃の除去効率を向上させることができる。
また、排出装置は、排出通路内の塵埃を送風により押し出す送風装置であってもよい。
この場合、空気調和機は、熱交換器と、前記熱交換器により熱交換された空気を室内に吹き出すためのファンとを備え、送風装置は、ファンから吹き出される空気が排出通路内に送風されるように風向を切り替える風向切替装置を備えることが好ましい。この構成によれば、送風装置の風力源として、空気調和機が通常備えるファンを利用することができ
、排出通路内の塵埃を送風するために別途風力源を設ける必要性を無くすことができる。従って、コストダウンを図ることが可能になる。また、省スペース化が可能となるので、そのスペースを有効に利用することで、性能向上や機能向上を実現することもできる。
また、ブレードは、塵埃受け部に保持され、塵埃受け部が下向き姿勢であるとき、排出通路内に位置するように設けられることが好ましい。この構成によれば、排出装置が気流により排出通路内の塵埃を排出する際、ブレードが排出通路内に位置することになるので、ブレードに付着した塵埃も前記気流により除去することが可能になる。
また、塵埃回収部は、排出通路内に位置するブレードから下方に離れるように突出する突出部を有することが好ましい。この構成によれば、ブレードと塵埃回収部の底部との間隔を拡大することができ、ブレードと塵埃回収部の底部との間に塵埃が詰まることを抑えることができる。
なお、ブレードが塵埃受け部に保持される場合、ブレードとブラシとが接触する際に生じる圧力が塵埃受け部にかかる。この場合、塵埃受け部は通常長尺部材であるので、塵埃受け部が変形することが起こり得る。このため、塵埃受け部は、回転装置により回転される方向に切った断面において凸状に湾曲する湾曲面を有し、ブレードは、湾曲面の頂部に設けられることが好ましい。この構成によれば、塵埃受け部が平板状である場合よりも、塵埃受け部の強度を向上させることができる。
また、排出通路の一端部は、排出装置に接続され、排出通路の他端部は、開口部を有することが好ましい。この構成によれば、排出通路の略全長にわたって気流を生じさせることができ、排出通路内の塵埃の除去効率を向上させることができる。
なお、排出通路の他端部の開口部を常時開放したままにすると、台風などの強い風が排出装置側から排出通路に流入し、排出通路を逆流して開口部から排出されることが起こり得る。このとき、排出通路内に塵埃が存在すると、当該塵埃が開口部から排出されることが起こり得る。通常、開口部は、室内に位置するので、塵埃が室内に放出されることになる。このため、塵埃受け部と一体的に回転するように取り付けられ、塵埃受け部が上向き姿勢にあるときに排出通路の開口部を開放し、塵埃受け部が下向き姿勢にあるときに排出通路の開口部を閉塞する開閉弁を更に備えることが好ましい。この構成によれば、塵埃受け部が回転する力を利用して開口部を開閉することができ、室内に塵埃が放出されることを抑えることができる。
また、塵埃受け部が上向き姿勢であるとき、塵埃受け部と塵埃回収部との間に、ブラシによってエアフィルタから除去された塵埃の一部を通過させる隙間が設けられることが好ましい。この構成によれば、エアフィルタから除去された塵埃の一部を、隙間を通じて塵埃回収部に直接的に回収することができる。これにより、エアフィルタから除去された塵埃の全部を塵埃受け部が受ける必要性を無くすことができる。
なお、隙間は、エアフィルタとブラシとが接触する領域の略鉛直下方に設けられることが好ましい。この構成によれば、隙間を通じて塵埃回収部に直接的に回収される塵埃の量を増加させることができる。
また、塵埃回収部の長手方向の中間部には、塵埃受け部を下方から支持する支持部材が設けられ、下向き姿勢の塵埃受け部の下端部よりも上方に設けられることが好ましい。この構成によれば、支持部材により塵埃受け部が撓むことを抑えることができるとともに、排出通路の開口面積が支持部材により狭くなることを抑えることができる。これにより、排出通路内の気流の流れを円滑にして、排出通路内の塵埃の除去効率を向上させることが
できる。
また、塵埃の排出は、塵埃受け部が上向き姿勢にある状態で排気装置を駆動させてから塵埃受け部を下向き姿勢に回転させる方が好ましい。この順序での制御とすることで、塵埃回収部の塵埃は、塵埃受け部で排気通路が完全に形成される前から徐々に排気側に移動し始めるため、塵埃の排気が円滑になり、排気通路内の塵埃の除去効率を向上させることができる。
また、塵埃受け部の上向き姿勢と下向き姿勢の回転を数回繰り返し動作させることにより、排気通路や塵埃回収部に静電気などの力で付着した細かな塵埃や、ブレードに絡まった塵埃なども脱離させることが可能となり、排気通路内の塵埃の除去効率を向上させることができる。 以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る空気調和機は、冷媒配管で互いに接続された室外機と室内機とで構成されている。図1は、本第1実施形態に係る空気調和機の室内機の斜視図である。図2は、図1の室内機の断面図である。
図1又は図2に示すように、本第1実施形態に係る室内機は、本体2と、本体2の前面開口部2aを開閉自在に塞ぐ可動式の前面パネル4とを備えている。空気調和機の運転停止時において、前面パネル4は、本体2に密着して前面開口部2aを閉じるように設けられている。一方、空気調和機の空調運転時において、前面パネル4は、本体2から離反する方向に移動して前面開口部2aを開放するように設けられている。なお、図1及び図2は、前面パネル4が前面開口部2aを閉じた状態を示している。
本体2の内部には、図2に示すように、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気を熱交換する熱交換器6と、熱交換器6で熱交換された空気を室内に吹き出すための風力源であるファン8とが設けられている。ファン8は、例えば、クロスフローファンであり、本体2の下方に設けられた吹出口10を通じて室内に空気を吹き出すように設けられている。また、本体2の内部には、吹出口10を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向変更羽根12と、空気の吹き出し方向を左右に変更する左右風向変更羽根14とが設けられている。
空気調和機が空調運転を開始すると、上下風向変更羽根12が開制御されて吹出口10が開放される。この状態でファン8が駆動されることで、室内空気が前面開口部2a及び上面開口部2bを介して室内機の内部に取り入れられる。取り入れられた室内空気は、熱交換器6で熱交換され、ファン8を通過し、ファン8の送風方向の下流側に形成された通風路16を通過して、吹出口10より吹き出される。
また、前面開口部2a及び上面開口部2bと熱交換器6との間には、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入られた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのエアフィルタ18が設けられている。エアフィルタ18は、枠体部分と、当該枠体部分に保持された網部分とを備えている。本第1実施形態にかかる空気調和機は、エアフィルタ18の網部分に付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備えている。
エアフィルタ18は、フィルタ保持部材20により保持されている。フィルタ保持部材20には、エアフィルタ18を保持するための第1保持空間20Aと第2保持空間20Bとが設けられている。エアフィルタ18は、フィルタ搬送装置22により第1保持空間20Aと第2保持空間20Bに搬送される。
フィルタ搬送装置22は、室内機の幅方向(図2では奥行き方向)に延在するシャフト24と、シャフト24の外周面の一部に取り付けられたギヤ26とを備えている。エアフィルタ18は、シャフト24に架け回されるとともに、ギヤ26と係合するように取り付けられる。
エアフィルタ18は、通常、第1保持空間20A内に位置し、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入られた室内空気に含まれる塵埃を除去する。エアフィルタ18の清掃開始が指示されると、ギヤ26が正方向(図2では反時計回り)に回転し、エアフィルタ18は、第1保持空間20Aから第2保持空間20Bへ搬送される。エアフィルタ18が第2保持空間20Bに搬送されると、ギヤ26が逆方向(図2では時計回り)に回転し、エアフィルタ18は、第2保持空間20Bから第1保持空間20Aへ搬送される。
なお、本実施の形態において、第1保持空間20Aから第2保持空間20Bまでのエアフィルタ18の搬送経路を「往路」といい、第2保持空間20Bから第1保持空間20Aまでのエアフィルタ18の搬送経路を「復路」という。
シャフト24の近傍には、エアフィルタ18がシャフト24の周囲に沿って移動するようにガイドするガイド部材28が設けられている。ガイド部材28は、シャフト24に対して所定の隙間を空けて設けられている。
また、シャフト24の近傍には、エアフィルタ18の表面に付着した塵埃を除去するブラシ30が設けられている。ブラシ30の下方には、ブラシ30に付着した塵埃を除去するブレード32が設けられている。ブレード32は、例えば、ゴムなど弾性体、好ましくは柔軟性のある軟質性弾性体により構成されている。
ブラシ30の基端部は、ブラシ移動装置の一例であるブラシ保持部34により保持されている。ブラシ30及びブラシ保持部34は、室内機の幅方向に延在するように設けられている。ブラシ保持部34が室内機の幅方向に延在する回転軸を中心として回転することにより、ブラシ30の先端部は、ガイド部材28よりも往路の下流側でエアフィルタ18に接触する位置と、ブレード32の先端部に接触する位置とに移動する。ブラシ30の先端部がエアフィルタ18に接触することによりブラシ30に付着した塵埃は、ブラシ30がブレード32に接触することにより除去される。
ブレード32の基端部は、ブレード32に掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部36に保持されている。塵埃受け部36の下方には、ブラシ30及びブレード32により除去された(掻き落とされた)塵埃を回収する塵埃回収部38が設けられている。ブレード32、塵埃受け部36、及び塵埃回収部38は、室内機の幅方向に延在するように設けられている。
図3は、ブレード32、塵埃受け部36、及び塵埃回収部38に関連する部品を示す斜視図である。図3に示すように、塵埃受け部36の一端部には、塵埃受け部36を軸回りに回転させる回転装置40が接続されている。
図4は、塵埃受け部36が上向き姿勢である状態を示す断面図である。図5は、塵埃受け部36が下向き姿勢である状態を示す断面図である。図4及び図5に示すように、回転装置40は、回転軸36Aを中心として塵埃受け部36を回転させるように構成されている。回転装置40が、塵埃受け部36を図4に示す上向き姿勢から図5に示す下向き姿勢に回転させることで、塵埃受け部36が受けた塵埃が塵埃回収部38に回収される。
塵埃回収部38には、段部38Aが設けられている。塵埃受け部36は、図4に示すように、上向き姿勢であるとき、回転軸36Aから離れた一端部36Bが段部38A上に載置され、回転を規制される。また、塵埃受け部36が上向き姿勢であるとき、塵埃受け部36と塵埃回収部38との間に、ブラシ30によってエアフィルタ18から除去された塵埃の一部を通過させる隙間S1が設けられている。隙間S1は、図2に示すように、エアフィルタ18とブラシ30とが接触する領域の略鉛直下方に設けられている。
回転装置40の駆動により、塵埃受け部36が下向き姿勢に回転されると、図5に示すように、隙間S1が塞がれ、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで筒状の排出通路42が構成される。このとき、ブレード32は、排出通路42内に位置する。塵埃回収部38は、排出通路42内に位置するブレード32から下方に離れるように突出する突出部38Bを有している。この突出部38Bにより、ブレード32と塵埃回収部38の底部との間隔を拡大し、ブレード32と塵埃回収部38の底部との間に塵埃が詰まることが抑えられる。
また、図3に示すように、排出通路42の一端部には、塵埃回収部38に回収された塵埃を気流により排出する排出装置の一例である吸引装置44が接続されている。吸引装置44は、排出通路42内の塵埃を吸引する装置である。排出通路42の他端部には、開口部42Aが設けられている。
図6は、吸引装置44に関連する部品を示す側面図である。図6に示すように、吸引装置44は、吸引管46と、吸引管46内に吸引力を発生させる吸引ファン48とを備えている。吸引管46の一端部は塵埃回収部38の一端部に接続され、吸引管46の他端部46Aは開口している。吸引管46の他端部46Aは、吸引管46内を通る塵埃を室外に排出できるように、一端が室外に開口した排気ホース(図示せず)に接続される。吸引ファン48は、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで排出通路42が構成されるときに駆動され、排出通路42内の塵埃を吸引する。
次に、エアフィルタ18に付着した塵埃を清掃する動作の一例について説明する。エアフィルタ18に付着した塵埃を清掃する動作中は、塵埃受け部36は上向き姿勢(図4参照)である。なお、エアフィルタ18の清掃動作は、図示しない制御部の制御の下で行われる。
図2の状態からギヤ26が正方向(図2では反時計回り)に回転されると、エアフィルタ18が第1保持空間20Aから第2保持空間20Bへ搬送される。エアフィルタ18の先端部がブラシ保持部34とシャフト24との間を通過するとき、ブラシ保持部34が正方向(図2では時計回り)に回転して、ブラシ30の先端部がエアフィルタ18の先端部と網部分とに跨るように接触する。
ギヤ26が更に正方向に回転されると、エアフィルタ18が更に第2保持空間20Bへと搬送される。この搬送の間、ブラシ保持部34は、ブラシ30をエアフィルタ18と接触する位置で固定する。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃は、定位置で固定されるブラシ30で堰き止められ、ブラシ30のエアフィルタ18の搬送方向の上流側に溜められる。このとき、ブラシ30に溜められた塵埃とエアフィルタ18に付着した塵埃とが絡み合って紙縒のように纏まる。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃の除去効率が向上される。ブラシ30に付着した塵埃の一部は、隙間S1を通じて塵埃回収部38内に掻き落とされる。なお、エアフィルタ18に対するブラシ30の押圧力を一定にするため、例えば、ブラシ30にダンパーなどの弾性体を設けてもよい。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃の除去効率が一層向上される。
ギヤ26が更に正方向に回転され、エアフィルタ18が第2保持空間20Bに到達すると、ギヤ26の正方向の回転が停止される。このとき、ブラシ30の先端部の少なくとも一部は、エアフィルタ18の清掃領域外にあるエアフィルタ18の後端部(枠体部分)に接触した状態にある。
その後、ブラシ保持部34が逆方向(図2では反時計回り)に回転され、ブラシ30がブレード32に接触する位置で揺動される。これにより、ブラシ30に付着した塵埃の残部が、隙間S1を通じて塵埃回収部38内と、塵埃受け部36に受けられる。なお、このとき、ブラシ30だけでなく、ブレード32も揺動させてもよい。これにより、ブラシ30に付着した塵埃の除去効率を向上させることができる。
ブレード32によるブラシ30に付着した塵埃の除去が終了すると、ブラシ保持部34が逆方向に回転され、ブラシ30がエアフィルタ18と接触する位置に復帰する。その後、ギヤ26が逆方向に回転され、エアフィルタ18の復路の搬送が開始される。
エアフィルタ18の復路の搬送の間、ブラシ保持部34は、ブラシ30をエアフィルタ18と接触する位置で固定する。これにより、エアフィルタ18に付着した塵埃は、定位置で固定されるブラシ30で堰き止められ、ブラシ30のエアフィルタ18の搬送方向の上流側に溜められる。ブラシ30に付着した塵埃の一部は、塵埃受け部36に受けられる。
エアフィルタ18の復路の搬送が終了すると、ギヤ26の逆方向の回転が停止される。その後、ブラシ保持部34が逆方向(図2では反時計回り)に回転され、ブラシ30がブレード32に接触する位置で揺動される。これにより、ブラシ30に付着した塵埃の残部が、隙間S1を通じて塵埃回収部38内と、塵埃受け部36に受けられる。なお、このとき、上述したように、ブラシ30だけでなく、ブレード32も揺動させてもよい。
ブレード32によるブラシ30に付着した塵埃の除去が終了すると、エアフィルタ18の清掃動作が完了する。
次に、塵埃受け部36及び塵埃回収部38内の塵埃の排出動作について説明する。なお、当該塵埃の排出動作の動作フローチャートを図15に示す。また、制御は図示しない制御部の下で行われる。
エアフィルタ18の往路又は復路の搬送が終了すると、フィルターお掃除動作が終了し、塵埃排出の動作に移行する。塵埃排出動作は、塵埃受け部36の回転時に障害となるブラシ30部を邪魔にならない位置まで移動させた後、回転装置40を先に駆動させる。その後、塵埃受け部36が上向き姿勢(図4参照)から下向き姿勢(図5参照)に回転させる。これにより、塵埃受け部36に受けられた塵埃が塵埃回収部38内に回収されるとともに、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで筒状の排出通路42が構成される。
吸引装置44の吸引ファン48が既に駆動されているため、吸引管46内に吸引力となる気流が発生する。この気流により、排出通路42内の塵埃が吸引管46を通じて室外に排出される。
この排気動作において、塵埃受け部36の上向き姿勢と下向き姿勢の回転を数回繰り返す制御を行い、塵埃受け部36及び塵埃回収部38内の塵埃の排出動作が完了する。
本第1実施形態に係る空気調和機によれば、塵埃受け部36と塵埃回収部38とで筒状の排出通路42を構成し、当該排出通路42に吸引力となる気流を発生させることで塵埃
を排出するようにしている。この構成により、塵埃回収部38を本体2から取り外す等して塵埃回収部38内の塵埃を除去する必要性を無くすことができる。従って、塵埃回収部38内の塵埃を除去する手間を軽減することができる。
また、本第1実施形態に係る空気調和機によれば、塵埃受け部36が上向き姿勢であるとき、塵埃受け部36と塵埃回収部38との間に隙間S1が設けられている。この構成によれば、エアフィルタ18から除去された塵埃の一部を、隙間S1を通じて塵埃回収部38に直接的に回収することができる。これにより、エアフィルタ18から除去された塵埃の全部を塵埃受け部36が受ける必要性を無くすことができる。
また、本第1実施形態に係る空気調和機によれば、隙間S1は、エアフィルタ18とブラシ30とが接触する領域の略鉛直下方に設けられている。特に、隙間S1は、エアフィルタ18の往路の搬送時に、ブラシ30のエアフィルタ18の搬送方向の上流側に設けられていることが好ましい。この構成によれば、隙間S1を通じて塵埃回収部38に直接的に回収される塵埃の量を増加させることができる。
また、本第1実施形態に係る空気調和機によれば、吸引装置44が気流により排出通路42内の塵埃を排出する際、ブレード32が排出通路42内に位置するので、ブレード32に付着した塵埃も前記気流により除去することが可能になる。
また、本第1実施形態に係る空気調和機によれば、排出通路42の他端部が開口部42Aを有するので、排出通路42の略全長にわたって気流を生じさせることができ、排出通路42内の塵埃の除去効率を向上させることができる。
なお、排出通路42の他端部の開口部42Aを常時開放したままにすると、台風などの強い風が吸引装置44側から排出通路42に流入し、排出通路42を逆流して開口部42Aから排出されることが起こり得る。このとき、排出通路42内に塵埃が存在すると、当該塵埃が開口部42Aから排出されることが起こり得る。通常、開口部42Aは、室内に位置するので、塵埃が室内に放出されることになる。このため、図7及び図8に示すように、塵埃受け部36と一体的に回転するように取り付けられ、塵埃受け部36が下向き姿勢にあるときに開口部42Aを開放し(図7参照)、塵埃受け部36が上向き姿勢にあるときに開口部42Aを閉塞する(図8参照)開閉弁50を備えることが好ましい。この構成によれば、塵埃受け部36が回転する力を利用して開口部42Aを開閉することができ、室内に塵埃が放出されることを抑えることができる。
なお、排出通路42の開口部42Aは、塵埃回収部38に設ける必要はない。例えば、排出通路42の開口部42Aは、塵埃受け部36に設けてもよい。この場合、開口部42Aを上向きに設けることで、強い風が吸引装置44側から回転装置40側へと流れても、塵埃が重力の影響を受けて開口部42Aから排出され難くなる。従って、開閉弁50を設ける必要性を無くすことができる。
また、通常、吸引装置44の吸引力は、吸引装置44から離れるほど小さくなる。このため、排出通路42は、吸引装置44から離れるに従い開口面積が小さくなるように構成されることが好ましい。図9は塵埃回収部38に関連する部品の側面図であり、図10は図9のA1−A1線断面図であり、図11は図9のA2−A2線断面図である。図9〜11に示すように、吸引装置44から離れるに従い排出通路42の開口面積が小さくなるように構成することで、吸引装置44から離れた位置の吸引力を向上させることができる。これにより、排出通路42内の吸引力をより均一にすることができる。
また、排出通路42の底部は、図9に示すように、吸引装置44に近づくに従い下方に
傾斜していることが好ましい。この構成によれば、排出通路42内の塵埃を、重力を利用して吸引装置44側へ誘導することができ、排出通路42内の塵埃の除去効率を向上させることができる。
また、塵埃回収部38の長手方向の中間部には、塵埃受け部36を下方から支持する支持部材52が設けられることが好ましい。図12は塵埃受け部36に関連する部品を示す斜視図であり、図13は図12の支持部材52の周辺の構成を示す拡大斜視図であり、図14は図12のB1−B1線断面図である。図12〜図14に示すように、塵埃受け部36を下方から支持する支持部材52を設けることで、支持部材52により塵埃受け部36が撓むことを抑えることができる。また、支持部材52は、下向き姿勢の塵埃受け部36の下端部よりも上方に設けられることが好ましい。例えば、塵埃受け部36の長手方向の中間部に、支持部材52を受け入れる溝部36Cを設け、支持部材52を塵埃回収部38の段部38Aに載置するように構成することが好ましい。この構成によれば、排出通路42の開口面積が支持部材52により狭くなることを抑えることができる。これにより、排出通路42内の気流の流れを円滑にして、排出通路42内の塵埃の除去効率を向上させることができる。なお、塵埃受け部36は、2つの部材に分割して、当該2つの部材を溝部36Cで連結するように構成されてもよい。
また、ブレード32が塵埃受け部36に保持される場合、ブレード32とブラシ30とが接触する際に生じる圧力が塵埃受け部36にかかる。この場合、塵埃受け部36は長尺部材であるので、塵埃受け部36が変形することが起こり得る。このため、塵埃受け部36は、図14に示すように、回転装置40により回転される方向に切った断面において凸状に湾曲する湾曲面36Dを有し、ブレード32は、湾曲面36Dの頂部に設けられることが好ましい。この構成によれば、塵埃受け部36が平板状である場合よりも、塵埃受け部36の強度を向上させることができる。
また、塵埃受け部36の表面は、油成分を含む塵埃が固着しないように加工されることが好ましい。例えば、塵埃受け部36の表面に、塵埃が詰まらない程度の間隔を空けて複数の凸状の突起部を設けることが好ましい。この構成によれば、塵埃の除去効率を一層向上させることができる。
また、塵埃受け部36の表面には、微細な貫通穴が設けられることが好ましい。この構成によれば、ブレード32の表面に塵埃が固着しても、図5に示すように、排出通路42内にブレード32が位置する状態で、排出通路42内に気流を発生させたとき、当該気流が貫通穴を通ることにより塵埃受け部36の表面から塵埃を除去することができる。
また、塵埃受け部36と回転装置40とは、分離可能に構成されることが好ましい。例えば、塵埃受け部36と回転装置40とは、それぞれギヤを備え、それぞれのギヤを噛み合わせることにより回転動力が伝達されるようにしてもよい。これにより、例えば、使用者が塵埃受け部36及び塵埃回収部38を本体2から取り外す際に、動力源である回転装置40まで取り外す必要性を無くすことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る空気調和機について説明する。図15は、本第2実施形態に係る空気調和機の室内機の断面図である。
本第2実施形態に係る空気調和機が前記第1実施形態に係る空気調和機と異なる点は、吸引装置44に代えて、排出装置として排出通路42内の塵埃を送風により押し出す送風装置60を備えている点である。
本第2実施形態において、送風装置60は、ファン8と、ファン8から吹き出される空
気が排出通路42内に送風されるように風向を切り替える風向切替装置62を備えている。すなわち、本第2実施形態においては、送風装置60の風力源として、空気調和機が通常備えるファン8を共用するようにしている。
風向切替装置62は、通風路16と排出通路42の一端部とを連通する送風管64と、送風管64の開口部64Aを開閉する開閉弁66とを備えている。開閉弁66は、冷房や暖房などの空調運転中は、送風管64の開口部64Aを閉塞する。このため、ファン8から吹き出される空気は、排出通路42内には流れない。一方、開閉弁66は、上述した塵埃受け部36及び塵埃回収部38内の塵埃の排出動作時において、通風路16の開口部64Aを開放する。これにより、通風路16と排出通路42の一端部とが送風管64を通じて連通し、ファン8から吹き出される空気は、気流として排出通路42内に流れる。
なお、図16では、開閉弁66を、送風管64の通風路16側の端部(開口部64A)に設けているが、これに加えてもしくはこれとは別に開閉弁(図示せず)を排出通路42側の端部に設けてもよい。この場合には、開閉弁(図示せず)を、塵埃受け部36と一体的に回転するように取り付け、塵埃受け部36が上向き姿勢にあるときに通風路16を閉塞し、塵埃受け部36が下向き姿勢にあるときに通風路16を開放する開閉弁として構成することもできる。つまり、開閉弁(図示せず)を塵埃受け部36と一体的に回転するように取り付け、通常時には通風路16を閉塞し、塵埃の排出動作時にのみ通風路16を開放する開閉弁としてもよい。
本第2実施形態において、排出通路42の他端部は、室外と連通するように設けられている。例えば、排出通路42の他端部は、排気ホース(図示せず)を介して、室外に開口している。このため、排出通路42内の塵埃は、排出通路42内を流れる前記空気によって押し出され、排出通路42の他端部から室外へ排出される。なお、当該排出動作時において、吹出口10は、上下風向変更羽根12により閉塞され、ファン8から吹き出される空気は、概ね送風管64へ流れるようにされている。
本第2実施形態に係る空気調和機によれば、送風装置60の風力源としてファン8を利用するので、排出通路42内の塵埃を送風するために別途風力源を設ける必要性を無くすことができる。従って、コストダウンを図ることが可能になる。また、省スペース化が可能となるので、そのスペースを有効に利用することで、例えば熱交換器を大きくしたり、ファンの長さを長くするなどして性能向上を実現したり、付加機能部品を備えるなどして機能向上を実現したりすることもできる。なお、送風装置60の風力源としてファン8とは別の風力源を用いてもよい。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、塵埃回収部内の塵埃を除去する手間を軽減することができるので、一般家庭で使用される空気調和機を含む様々な空気調和機として有用である。
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
4 前面パネル
6 熱交換器
8 ファン
10 吹出口
12 上下風向変更羽根
14 左右風向変更羽根
16 通風路
16A 開口部
18 エアフィルタ
20 フィルタ保持部材
20A 第1保持空間
20B 第2保持空間
22 フィルタ搬送装置
24 シャフト
26 ギヤ
28 ガイド部材
30 ブラシ
32 ブレード
34 ブラシ保持部
36 塵埃受け部
36A 回転軸
36B 一端部
36C 溝部
36D 湾曲面
38 塵埃回収部
38A 段部
38B 突出部
40 回転装置
42 排出通路
42A 開口部
44 吸引装置(排出装置)
46 吸引管
46A 他端部
48 吸引ファン
50 開閉弁
52 支持部材
60 送風装置
62 風向切替装置
64 送風管
64A 開口部
66 開閉弁

Claims (15)

  1. 室内機に内蔵されたエアフィルタに付着した塵埃を自動的に清掃するフィルタ清掃機能を備える空気調和機であって、前記エアフィルタに付着した塵埃を除去するブラシと、前記ブラシに付着した塵埃を掻き落とすブレードと、前記ブレードに掻き落とされた塵埃を受ける塵埃受け部と、前記塵埃受け部の下方に配置された塵埃回収部と、前記塵埃受け部が受けた塵埃が前記塵埃回収部に回収されるように、前記塵埃受け部を上向き姿勢から下向き姿勢に回転させる回転装置と、前記塵埃回収部に回収された塵埃を気流により排出する排出装置と、を備え、前記塵埃受け部が前記下向き姿勢であるとき、前記塵埃受け部と前記塵埃回収部とで筒状の排出通路が構成され、前記排出装置は、前記排出通路内に気流を発生させることで塵埃を排出するように構成され、塵埃の排出動作は、前記排出装置が動作し始め、続いて前記塵埃受け部を回転させるようにする、空気調和機。
  2. 排出動作は、前記塵埃受け部の回転動作を繰り返し行うようにする、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記排出装置は、前記排出通路内の塵埃を吸引する吸引装置である、請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記排出通路は、前記吸引装置から離れるに従い開口面積が小さくなるように構成されている、請求項1〜3のいずれか1つに記載の空気調和機。
  5. 前記排出通路の底部は、前記吸引装置に近づくに従い下方に傾斜している、請求項3又は4に記載の空気調和機。
  6. 前記排出装置は、前記排出通路内の塵埃を送風により押し出す送風装置である、請求項1に記載の空気調和機。
  7. 前記空気調和機は、熱交換器と、前記熱交換器により熱交換された空気を室内に吹き出すためのファンとを備え、
    前記送風装置は、前記ファンから吹き出される空気が前記排出通路内に送風されるように風向を切り替える風向切替装置を備える、請求項6に記載の空気調和機。
  8. 前記ブレードは、前記塵埃受け部に保持され、前記塵埃受け部が前記下向き姿勢であるとき、前記排出通路内に位置するように設けられている、請求項1〜7のいずれか1つに記載の空気調和機。
  9. 前記塵埃回収部は、前記排出通路内に位置するブレードから下方に離れるように突出する突出部を有する、請求項8に記載の空気調和機。
  10. 前記塵埃受け部は、前記回転装置により回転される方向に切った断面において凸状に湾曲する湾曲面を有し、前記ブレードは、前記湾曲面の頂部に設けられている、請求項8に記載の空気調和機。
  11. 前記排出通路の一端部は、前記排出装置に接続され、前記排出通路の他端部は、開口部を有する、請求項1〜9のいずれか1つに記載の空気調和機。
  12. 前記塵埃受け部と一体的に回転するように取り付けられ、前記塵埃受け部が前記上向き姿勢にあるときに前記排出通路の前記開口部を開放し、前記塵埃受け部が前記下向き姿勢にあるときに前記排出通路の前記開口部を閉塞する開閉弁を更に備える、請求項11に記載
    の空気調和機。
  13. 前記塵埃受け部が前記上向き姿勢であるとき、前記塵埃受け部と前記塵埃回収部との間に、前記ブラシによって前記エアフィルタから除去された塵埃の一部を通過させる隙間が設けられている、請求項1〜12のいずれか1つに記載の空気調和機。
  14. 前記隙間は、前記エアフィルタと前記ブラシとが接触する領域の略鉛直下方に設けられている、請求項13に記載の空気調和機。
  15. 前記塵埃回収部の長手方向の中間部には、前記塵埃受け部を下方から支持する支持部材が設けられ、前記支持部材は、前記下向き姿勢の前記塵埃受け部の下端部よりも上方に設けられている、請求項1〜14のいずれか1つに記載の空気調和機。
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