JP2017108459A - 端末装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CAにおいて複数のCCに対して送信電力制御を行なう場合に、送受信機間で送信電力制御に関する情報のやり取りを削減する。【解決手段】本発明の無線通信装置は、少なくとも2種類以上のコンポーネントキャリアを用いて通信を行なう無線通信装置であって、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する送信電力制御部106−1〜106−3と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを用いて通信を行なうRF部107と、を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信装置、無線通信方法、プログラムおよび集積回路に関する。
アップリンクで用いられる送信電力制御(TPC:Transmit Power Control)は、移動局が送信電力を制御することで基地局との通信における所要の品質を保ちつつ、セル間干渉を必要最小限に低減するための技術である。また、3GPP(The Third Generation Partnership Project)で標準化が進んでいるLTE(Long Term Evolution)−Advancedなどと呼ばれる第四世代の移動通信システムではCarrier Aggregation(以下CAと称する)と呼ばれる20MHzを超える広帯域化を実現するための技術が採用された。CAは、LTE Rel.8をサポートする1つのシステム帯域をComponent Carrier(以下CCと称する)として、複数のCCを同時に用いて通信を行なう技術である。ここでは、アップリンクのCAにおいて複数のCCに対してそれぞれ独立した送信電力制御を行なう場合について説明する。
図8は、3つのCCを用いて基地局に対して送信を行なう移動局の送信装置のブロック図である。ただし、説明を簡単にするため、背景技術を説明するために必要となる最小限のブロックを示している。
それぞれのCCで送信される独立した情報データは、符号化部1−1〜1−3によりそれぞれ誤り訂正符号化が施され、変調部2−1〜2−3によりQPSK(Quaternary Phase Shift Keying)や16QAM(16-ary Quadrature Amplitude Modulation)などへの変調処理が施される。変調後の信号は、それぞれDFT部3−1〜3−3においてDFT(Discrete Fourier Transform:離散フーリエ変換、DFT Pre-Codingと呼ばれる場合もある)により周波数領域信号に変換された後、リソースマップ部4−1〜4−3によって使用するリソースブロック(1つ以上のサブキャリアから構成され、移動局が基地局にアクセスする際の最小単位であり、以降RBと称する)に割り当てられる。
OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)信号生成部5−1〜5−3は、リソースマップ部4−1〜4−3において割り当てられたRBが連続になっている場合はContiguous DFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号が生成され、割り当てられたRBが離散的になっている場合はClustered DFT−S−OFDM信号が生成される。従って図8に示す送信装置では、Contiguous DFT−S−OFDM、Clustered DFT−S−OFDMの2つのアクセス方式を切り替えることが可能になる。送信電力制御部6−1〜6−3は、CC毎に送信電力制御を行なうことが可能である。各ブロックはハイフンで1から3まで3つのブロックで示されているが、これは、3つのCC用いて通信を行なう場合を説明するためである。RF(Radio Frequency)部7は、信号を合成し、搬送波周波数帯域にアップコンバージョンする。制御部8は、送信電力制御部6−1〜6−3を制御する。送信電力制御部では、以下に示すいずれかの方法の電力制御を行なう。
送信電力制御部6−1〜6−3で用いられる送信電力の制御方法について説明する。CC毎に送信されるPUSCH(Physical Uplink Shared Channelであり、いわゆるデータを送信する物理チャネルである)の送信電力PPUSCH,c(i)は、式(1)で与えられる。ここで式(1)は、アップリンクでPUSCHのみを送信する場合のものである(非特許文献1)。
Figure 2017108459
関数minは引数の内、最小要素を返す関数である。ここで、PCMAX,c(i)は移動局がc番目のCCに割り当てることが可能な最大送信電力であり、cはCCインデックス、iは制御対象のPUSCHを送信するサブフレーム番号、MPUSCH,c(i)はPUSCHのRB数である。また、jは移動局が用いるPUSCHの無線リソースのスケジューリング方法によりその値が異なり、一定周期で無線リソースが割り当てられるセミパーシステントスケジューリングを用いる場合はj=0、動的に無線リソースを割り当てるダイナミックスケジューリングを用いる場合はj=1とする。また、ランダムアクセスプリアンブル(基地局と移動局との間の接続状態を確立するために、移動局が最初に基地局に送信する信号)の送信に用いる場合はj=2とする。PO_PUSCH,c(j)は受信装置で必要となる最小電力を規定するものであり、基地局から通知されるPO_NOMINAL_PUSCH,c(j)とPO_UE_PUSCH,c(j)の和によって決定される。
また、α(j)は基地局から移動局に対して通知される値であり、j=0とj=1のときは{0, 0.4, 0.5, 0.6, 0.7, 0.8, 0.9, 1}から1つ選択され、j=2のときは1となる。PLは下りリンクで送信される参照信号を用いて移動局が推定する単位をデシベル(dB)とする伝搬路損失(パスロス)の値(カップリングロスと称される場合もあり、アンテナゲイン等を考慮した上での損失であってよい)、ΔTF,c(i)は移動局が用いる変調方式や符号化方式によって決まる値、f(i)はクローズドループによる送信電力制御を意味し、f(i)はクローズドループによる送信電力制御に用いるTPCコマンド(基地局から送信される送信電力の制御値)であり、基地局より通知されるものである。
式(1)は移動局がcで指定されるCCを用いてPUSCHを送信する際に基地局で一定の受信レベルを満たすための送信電力を算出し、該送信電力が移動局で許容されているPUSCHの最大送信電力PCMAX,c(i)よりも小さければ、該送信電力を用いて送信し、PCMAX,c(i)よりも大きければ、PCMAX,c(i)を送信電力として送信することを意味している。
3GPP TS 36.213 V10.5.0 5.1章
CAにおいて複数のCCに対して送信電力制御を行なう場合、各CCで独立に送信電力制御を行なうため、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ(TPCコマンドなどのデータ)量が増大する。その結果、スループットが低下する可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、CAにおいて複数のCCに対して送信電力制御を行なう場合に、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することを可能とする無線通信装置、無線通信方法、プログラムおよび集積回路を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の無線通信装置は、少なくとも2種類以上のコンポーネントキャリアを用いて通信を行なう無線通信装置であって、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する送信電力制御部と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを用いて通信を行なう通信部と、を備えることを特徴とする。
このように、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出するので、複数のコンポーネントキャリアに対して独立に送信電力制御を行なう場合に、一部のコンポーネントキャリアへの送信電力制御に関する情報を削減する計算式を用いることによって、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することが可能となる。
(2)また、本発明の無線通信装置は、少なくとも2種類以上のコンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう無線通信装置であって、前記コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する送信電力制御部と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう通信部と、を備えることを特徴とする。
このように、コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出し、算出された送信電力に基づき、コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なうので、キャリアアグリゲーションにおいて複数のコンポーネントキャリアに対して独立に送信電力制御を行なう場合に、一部のコンポーネントキャリアへの送信電力制御に関する情報を削減する計算式を用いることによって、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することが可能となる。
(3)また、本発明の無線通信装置において、前記コンポーネントキャリアの種類は少なくとも、CCT(Conventional Carrier Type)およびNCT(New Carrier Type)の2種類であることを特徴とする。
このように、コンポーネントキャリアの種類は少なくとも、CCT(Conventional Carrier Type)およびNCT(New Carrier Type)の2種類であるので、従来のシステムとの互換性を放棄することで、より効率の高いシステムを実現することができる。
(4)また、本発明の無線通信装置は、コンポーネントキャリアを用いて通信を行なう無線通信装置であって、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアでデータ送信に用いるアクセス方式の種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する送信電力制御部と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを用いて通信を行なう通信部と、を備えることを特徴とする。
このように、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアでデータ送信に用いるアクセス方式の種類に応じていずれか1つの計算式を選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出するので、アクセス方式に適した送信電力制御を行なうことが可能となる。
(5)また、本発明の無線通信装置は、コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう無線通信装置であって、前記コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアでデータ送信に用いるアクセス方式の種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する送信電力制御部と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう通信部と、を備えることを特徴とする。
このように、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアでデータ送信に用いるアクセス方式の種類に応じていずれか1つの計算式を選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出し、算出された送信電力に基づき、コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なうので、キャリアアグリゲーションにおいてアクセス方式に適した送信電力制御を行なうことが可能となる。
(6)また、本発明の無線通信装置において、前記データ送信に用いるアクセス方式の種類は少なくとも、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)とDFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing)であることを特徴とする。
このように、データ送信に用いるアクセス方式の種類は少なくとも、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)とDFT−S−OFDM(Discrete Fourier Transform Spread Orthogonal Frequency Division Multiplexing)であるので、伝送方式、変調方式、セルエッジとの位置関係等に応じて適切にアクセス方式を使い分けることができる。
(7)また、本発明の無線通信装置において、前記複数の異なる計算式は、送信電力を一定の値とする計算式と送信電力を可変の値とする計算式を含むことを特徴とする。
このように、複数の異なる計算式は、送信電力を一定の値とする計算式と送信電力を可変の値とする計算式を含むので、NCTにはパスロスの測定の必要がなく、複雑な送信電力制御の必要がなくなる。また、TPCコマンドが不要となるため、制御データの削減を図ることが可能となる。
(8)また、本発明の無線通信装置において、前記複数の異なる計算式は、通信相手との間のパスロスの推定値に依存する計算式と依存しない計算式を含むことを特徴とする。
このように、複数の異なる計算式は、通信相手との間のパスロスの推定値に依存する計算式と依存しない計算式を含むので、パスロスの測定の必要がなく、複雑な送信電力制御の必要がなくなる。
(9)また、本発明の無線通信装置において、前記複数の異なる計算式は、通信相手から通知される送信電力の制御データに依存する計算式と依存しない計算式を含むことを特徴とする。
このように、複数の異なる計算式は、通信相手から通知される送信電力の制御データに依存する計算式と依存しない計算式を含むので、制御データ量の削減を図ることが可能となる。
(10)また、本発明の無線通信装置において、前記送信電力制御部は、前記複数の異なる計算式のうち初送時に特定の計算式を選択する場合には、再送時に初送時とは異なる計算式から1つを選択することを特徴とする。
このように、前記複数の異なる計算式のうち初送時に特定の計算式を選択する場合には、再送時に初送時とは異なる計算式から1つを選択するので、制御データ量の削減を図ることが可能となる。
(11)また、本発明の無線通信方法は、少なくとも2種類以上のコンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう無線通信方法であって、前記コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出するステップと、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なうステップと、を少なくとも含むことを特徴とする。
このように、コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つを選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出し、算出された送信電力に基づき、コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なうので、キャリアアグリゲーションにおいて複数のコンポーネントキャリアに対して独立に送信電力制御を行なう場合に、一部のコンポーネントキャリアへの送信電力制御に関する情報を削減する計算式を用いることによって、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することが可能となる。
(12)また、本発明のプログラムは、少なくとも2種類以上のコンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう無線通信装置のプログラムであって、前記コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する処理と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう処理と、の一連の処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このように、コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出し、算出された送信電力に基づき、コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なうので、キャリアアグリゲーションにおいて複数のコンポーネントキャリアに対して独立に送信電力制御を行なう場合に、一部のコンポーネントキャリアへの送信電力制御に関する情報を削減する計算式を用いることによって、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することが可能となる。
(13)また、本発明の集積回路は、少なくとも2種類以上のコンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう無線通信装置に実装されることによって、前記無線通信装置に複数の機能を発揮させる集積回路であって、前記コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、前記コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択して前記コンポーネントキャリアの送信電力を算出する機能と、前記算出された送信電力に基づき、前記コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なう機能と、の一連の機能を、前記無線通信装置に発揮させることを特徴とする。
このように、コンポーネントキャリア毎に、複数の異なる計算式の中から、コンポーネントキャリアの種類に応じていずれか1つの計算式を選択してコンポーネントキャリアの送信電力を算出し、算出された送信電力に基づき、コンポーネントキャリアを同時に2つ以上用いて通信を行なうので、キャリアアグリゲーションにおいて複数のコンポーネントキャリアに対して独立に送信電力制御を行なう場合に、一部のコンポーネントキャリアへの送信電力制御に関する情報を削減する計算式を用いることによって、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することが可能となる。
本発明によれば、CAにおいて複数のCCに対して独立に送信電力制御を行なう場合、一部のCCへの送信電力制御に関する情報を削減することで、送受信機間で送信電力制御に関する制御データ量を削減することが可能となる。
CAを説明するための図である。 図1で示すCAを行なうこと、つまり、CCの種類としてCCTとNCTが存在する場合のCAを前提にした、本発明の第1の実施形態に係る送信装置のブロック図である。 本発明の第1の実施形態において、式(3)を用いて送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態において、式(5)を用いて送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において、式(6)を用いて送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る送信装置のブロック図を示す。 本発明の第3の実施形態において、送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。 3つのCCを用いて基地局に対して送信を行なう移動局の送信装置のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本発明を説明するために、移動局から基地局へデータを送信するアップリンクを用いて説明するが、基地局から移動局へデータを送信するダウンリンクにも当然適用可能である。
まず、CAについて示す。図1は、CAを説明するための図である。図1では3つのシステム帯域をCAして使用する場合を示している。各システム帯域の間にはガード帯域を示しているが、必ずしも必要とされるものではない。さらには、システム帯域より広いガード帯域が設定される場合も想定できる。また、各システム帯域幅は図1に示すように同一である必要はなく、もちろん、同一であっても問題ない。以下の実施形態ではCAを構成する1つのシステム帯域をCCと称し、1つのCCが利用する周波数をシステム周波数と呼ぶ。
本図において、CC1、CC2をConventional Carrier Type(CCT)と呼び、従来のシステムと互換性を保つシステム帯域とし、CC3をNew Carrier Type(NCT)呼び、従来のシステムとは互換性を持たないシステム帯域とする。このように従来のシステムと互換性を持たないCCを設定するのは、従来のシステムとの互換性を放棄することで、より効率の高いシステムを実現するためである。本発明は、複数かつ複数種類のCCに一度にアクセスすることを前提として説明するが、時間によって異なる種類のCCにアクセスする場合も本発明に含まれる。以下の説明では、CCTでは、特に示さない限り、DFT−S−OFDMが使用されるとし、NCTではOFDM(DFT-S-OFDMと比較して、DFT拡散を行なわず、OFDM信号を生成する)が使用されることとする。ただし、本発明は複数のCCを用いるシステムに対して有効であり、他の形態に対しても適用可能である。
(第1の実施形態)
図2は、図1で示すCAを行なうこと、つまり、CCの種類としてCCTとNCTが存在する場合のCAを前提にした、本発明の第1の実施形態に係る送信装置(無線通信装置)のブロック図である。ただし、図2は、本発明を説明するために必要となる最小限のブロックを示している。符号化部101−1〜101−3はデータに対し誤り訂正符号化を行ない、変調部102−1〜102−3はQPSK等への変調を行ない、DFT部103−1〜103−2は複数のデータに対してDFTを行ない、リソースマップ部104−1〜104−3は使用するRBにデータを割り当てる。ただし、本送信装置の構成においては、一番下のブロック列にはDFT部は存在しない。これはCC3では、OFDMを用いることを前提としているためである。
OFDM信号生成部105−1〜105−3は、上の2つのブロック列におけるリソースマップ部において割り当てられたRBが連続になっている場合には、Contiguous DFT−S−OFDM信号を生成し、割り当てられたRBが離散的になっている場合には、Clustered DFT−S−OFDM信号を生成する。従って図2に示す送信装置では、Contiguous DFT−S−OFDM、Clustered DFT−S−OFDMの2つのアクセス方式を切り替えることが可能になる。
送信電力制御部106−1〜106−3は、本実施形態ではシステム帯域毎に送信電力制御を行なうことが可能である。ただし、この送信電力制御部106−1〜106−3をOFDM信号生成部105−1〜105−3内に組み込まれるIDFT部(逆DFT部、図示せず)の前に配置させ、サブキャリア毎の電力を変更してもよい。各ブロックはハイフンで1から3まで3つのブロックで示されているが、これは、図1のCAにおいて、3つのシステム帯域を前提としているためである。RF部107は、3つの信号を合成し、搬送波周波数帯域にアップコンバージョンする。制御部201は、送信電力制御部106−1〜106−3を制御する。送信電力制御部106−1〜106−3では、以下に示すいずれの方法の電力制御を行なうかを指定する。また、RF部107をCC毎に配置することも可能である。その場合は、送信電力制御は、それぞれのRF部107において設定することも可能となるので、より柔軟な送信電力制御を実現できる。
本実施形態におけるTPCの式を示す。本実施形態におけるTPCの式は、CCTのものをNCTにも使うことを前提とするが、当然NCT用の送信電力制御の式が存在した場合はNCT用の式を使用する。さらに、NCT用の式がCCT用の式と異なっていても本発明の範囲は逸脱しない。また、本実施形態で用いるTPCの式は、簡単のため、PLの係数α、ΔTF,cの項を省略しているが、PLの係数α、ΔTF,cの項が存在した場合も本発明の範囲は逸脱しない。以下ではPUSCHのみを送信する場合を例に説明する。CCTにおけるTPCは式(2)に従って行なわれる(CCTにおけるTPC後の送信電力はPPUSCH,cハットを用いて表す)。
Figure 2017108459
式(2)では、本発明を説明するのに必要な最小限の項を示している。式(2)において、PCMAX,cはCCにおける最大送信電力、MPUSCH,cは使用するRB数であり、使用するRB数に比例して、送信電力も大きくなることを意味する。また、PO_PUSCH,cは、各移動局装置の目標受信電力を設定する、名目上の目標受信電力である。PLはパスロスによって定まる値である。fはクローズドループによる送信電力制御の制御値を決めるパラメータ(TPCコマンドとも称される)を意味し、fのクローズドループによる送信電力制御に用いるTPCコマンドは受信相手より通知されるものである。添え字のcはCCインデックスである。次に、NCTにおけるTPCは式(3)に従って行なわれる(NCTにおけるTPC後の送信電力はPPUSCH,cを用いて表す)。
Figure 2017108459
即ち、一定の送信電力である。このようにすれば、NCTにはパスロスの測定の必要もなく、複雑な送信電力制御も必要なくなる。また、TPCコマンドが不要となるため、制御データ量の削減にも貢献できる。NCTの運用方法の一つに、Low Power Node(LPN)との接続に使用するということが考えられている。LPNは通常の基地局に比べ、サービスエリアの小さい基地局を意味する。このような、LPNへの接続の際には、大きな送信電力がそもそも必要なく、パスロスに応じて送信電力を制御しなくても、他セルへの影響は小さいものである。そこで、送信電力を上述のように一定に設定しても、システム全体への影響は少ない。式(3)ではAの値をCC毎に設定可能としているが、NCTではAの値を一定にすることも可能である。他に、NCTにおけるTPCは式(4)のような式に従う場合も考えられる。
Figure 2017108459
CCTのTPCを表す式(2)と比べると、パスロスとTPCコマンドの項がない。このことから、式(3)の場合と同様に、パスロスの測定を不要とし、更に、TPCコマンドが不要とすることで制御データ量の削減が可能となる。また、式(4)では、サブキャリアあたりの送信電力(送信電力密度と称する)は一定となる。また、Bを移動局固有の番号で分けることも可能である。簡単には番号が1から10で表わされる場合、5以下とそれ以外で、値を変更することを意味する。このような設定をすれば、受信電力に差がついた方が、特性がよくなる受信方法を採用する際、効果を発揮する。具体的には、周波数リソースを複数の移動局で共有し、受信機で繰り返し処理によりデータを復調する場合が相当する。受信感度の高い移動局が受信できれば、その干渉は受信信号のレプリカを作ることにより、取り除くことができるためである。更には、条件によって、一定値を変更するTPCも想定できる。
Figure 2017108459
これは、ある状態λでは送信電力をDに、λ以外の状態では送信電力をEにすることを意味する。例えば、λを初送というように設定すると、初送の時は送信電力をD、再送では送信電力をEに設定することになる。このようにしても、上述のような効果を得ながら、更に、再送時の通信品質を高めることができる。
図3は、本発明の第1の実施形態において、式(3)を用いて送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフォローチャートである。ステップS51では送信電力制御を行なう信号がNCTのCCで送信する信号であるか、CCTのCCで送信する信号であるかを判定する。送信電力制御を行なう信号がNCTのCCで送信する信号である場合(S51−YES)、式(3)を用いて送信電力を決定する(ステップS52)。送信電力制御を行なう信号がCCTのCCで送信する信号である場合(S51−NO)、式(2)を用いて送信電力を決定する(ステップS53)。また、第1の実施形態におけるNCTの送信電力制御式の一例である式(4)を用いた場合も図3と同様のフローチャートに従う。
図4は、本発明の第1の実施形態において、式(5)を用いて送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。まず、送信電力制御を行なう信号がNCTのCCで送信する信号であるか、CCTのCCで送信する信号であるかを判定する(ステップS61)。送信電力制御を行なう信号がNCTのCCで送信する信号である場合(ステップS61−YES)、状態がλであるか、λでないか判定する(ステップS62)。状態がλであった場合(ステップS62−YES)、式(5)の右辺上部を用いて送信電力を決定する(ステップS63)。状態がλでない場合(ステップS62−NO)、式(5)の右辺下部を用いて送信電力を決定する(ステップS64)。送信電力制御を行なう信号がCCTのCCで送信する信号である場合(ステップS61−NO)、式(2)を用いて送信電力を決定する(ステップS65)。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、CCTの送信電力を算出する方法と、NCTのそれを異なるファクタによる算出方法で求める方法について示したが、本実施形態では、それぞれの最大送信電力を変更する方法について示す。なお、本実施形態における最大送信電力とは、CC毎に設定される送信電力の上限値のことを指す。本実施形態におけるTPCの式を示す。第1の実施形態と同様に、本実施形態はCCの種類としてCCTとNCTが存在する場合を前提としており、TPCの式は、CCTのものをNCTにも使うことを前提とするが、当然NCT用の送信電力制御の式が存在した場合はNCT用の式を使用する。さらに、NCT用の式がCCT用の式と異なっていても本発明の範囲は逸脱しない。また、本実施形態で用いるTPCの式は、簡単のため、PLの係数α、ΔTF,cの項を省略しているが、PLの係数α、ΔTF,cの項が存在した場合も本発明の範囲は逸脱しない。以下ではPUSCHのみを送信する場合を例に説明する。第1の実施形態と同様、CCTにおけるTPCは式(2)に従って行なわれる(CCTにおけるTPC後の送信電力はPPUSCH,cハットを用いて表す)。
Figure 2017108459
これに対し、NCTにおけるTPCは式(6)に従って行なわれる(NCTにおけるTPC後の送信電力はPPUSCH,cを用いて表す)。
Figure 2017108459
ここで、Fを一定値とすれば、新たに制御データを通知する必要はない。このような方法で送信電力を決定すれば、NCTでは、最大送信電力を抑えることができ、実質的にサービス範囲を狭くできる。式(6)において、最大送信電力に達さない場合の式である下側の式は、式(2)と同一であるが、当然に、式(4)の下側の式を用いることもできる。また、以下のようにも設定可能である。
Figure 2017108459
この場合、NCTではあらかじめ、Gを統一すれば、不要な制御データを送信せずに、NCTにおける最大送信電力を低く設定することが可能である。更に、複数のCCで同時に送信する場合は、CCTの送信を優先する為に最大値を以下のように設定することもできる。
Figure 2017108459
式(8)の上部のシグマが含まれる項はCCTで送信されるデータの総送信電力をmWで表示したものである。このように設定すれば、CCTでのデータの送信を優先することができる。
図5は、本発明の第2の実施形態において、式(6)を用いて送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。まず、送信電力制御を行なう信号がNCTのCCで送信する信号であるか、CCTのCCで送信する信号であるかを判定する(ステップS71)。送信電力制御を行なう信号がNCTのCCで送信する信号である場合(ステップS71−YES)、式(6)を用いて送信電力を決定する(ステップS72)。送信電力制御を行なう信号がCCTのCCで送信する信号である場合(ステップS71−NO)、式(2)を用いて送信電力を決定する(ステップS73)。また、第2の実施形態におけるNCTの送信電力制御式である式(7)、式(8)を用いた場合も図5と同様のフローチャートに従う。
(第3の実施形態)
第1、2の実施形態では、NCTで使用するアクセス方式の種類には言及せず、送信電力制御について示したが、本実施形態ではNCTにおいて、複数のアクセス方式を使用する場合について示す。なお、CCTが複数のアクセス方式を使用する場合、CCTとNCTが共に複数のアクセス方式を使用する場合も同様に適用可能である。ここで示すアクセス方式は2種類とし、1つをOFDM、もう一つをDFT−S−OFDM(ここで、DFT-S-OFDMとは、Contiguous DFT-S-OFDMとClustered DFT-S-OFDMを指す)とする。この2つの方式の特徴は、OFDMはMIMO伝送や多値変調に適しており、DFT−S−OFDMは、PAPR特性(最大送信電力と平均送信電力の比)がよい、つまり低いことから、アンプを効率的に使用できるというメリットがあり、セルエッジからの送信に適している。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る送信装置のブロック図を示す。想定するCCの構成は、図1と同じである。なお、第1、第2の実施形態ではCC1、2をCCT、CC3をNCTとしたが、本実施形態では、全てのCCがNCTであるとする。図6と図1の違いは、図6のCC3に対応する送信装置のブロック図にDFT部が加えられたこと、制御部201の制御対象にDFT部が加わったことであり、その他は同様である。基本的に各ブロックの機能は図2と同じであるが、図6のDFT部はOFDM送信を行なう場合は、DFT演算は行なわれないことになる。DFT部で演算を行なうか否かは制御部201により制御される。
本実施形態におけるTPCの式を示す。また、本実施形態で用いるTPCの式は、簡単のため、PLの係数α、ΔTF,cの項を省略しているが、PLの係数α、ΔTF,cの項が存在した場合も本発明の範囲は逸脱しない。以下ではPUSCHのみを送信する場合を例に説明する。本実施形態において、送信方式としてDFT−S−OFDMが選択された場合は、TPCは式(2)に従って行なわれる(送信方式としてDFT-S-OFDMが選択された場合のTPC後の送信電力はPPUSCH,cハットを用いて表す)。
Figure 2017108459
そして、送信方式としてOFDMが選択された場合は、TPCは式(9)に従って行なわれる(送信方式としてOFDMが選択された場合のTPC後の送信電力はPPUSCH,cを用いて表す)。
Figure 2017108459
ここで、Hを一定値とすれば、新たに制御データを通知する必要はない。また、Bを移動局固有の番号で分けることも可能であり、受信電力に差がついた方が、特性がよくなる受信方法を採用する際、効果を発揮する。
図7は、本発明の第3の実施形態において、送信電力制御を行なう場合の制御の流れを示すフローチャートである。送信電力制御を行なう信号を送信するCCのアクセス方式がDFT−S−OFDMであるか、DFT−S−OFDMでないかを判定する(ステップS81)。送信電力制御を行なう信号を送信するCCのアクセス方式がDFT−S−OFDMである場合(ステップS81−YES)、式(2)を用いて送信電力を決定する(ステップS82)。送信電力制御を行なう信号を送信するCCのアクセス方式がDFT−S−OFDMでない場合(ステップS81−NO)、式(9)を用いて送信電力を決定する(ステップS83)。
なお、ここでは、送信方式としてOFDMが選択された場合は、式(9)を用いてTPCを行うことを説明したが、送信方式としてOFDMが選択された場合のTPCの式として、当然に式(3)―式(8)を用いることも可能である。
本発明に関わる無線通信装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれる。
また、上述した実施形態における無線通信装置の一部、または全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよい。無線通信装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
1−1〜1−3 符号化部
2−1〜2−3 変調部
3−1〜3−3 DFT部
4−1〜4−3 リソースマップ部
5−1〜5−3 OFDM信号生成部
6−1〜6−3 送信電力制御部
7 RF部
8 制御部
101−1〜101−3 符号化部
102−1〜102−3 変調部
103−1〜103−3 DFT部
104−1〜104−3 リソースマップ部
105−1〜105−3 OFDM信号生成部
106−1〜106−3 送信電力制御部
107 RF部
201 制御部

Claims (4)

  1. 第1の通信装置と第1の通信装置とは異なる第2の通信装置に対してデータを送信する端末装置であって、
    少なくとも複数の変調方式から送信に使用する変調方式を設定する変調部と、複数の符号化方式から送信に使用する符号化方式を設定する符号化部と、送信電力を制御する送信電力制御部を有し、
    前記送信電力制御部は、
    前記第1の通信装置に対してデータを送信する場合、少なくとも前記変調部および符号化部で使用した変調方式および符号化方式に関する値を用いて、第1の送信電力算出方法で送信電力を設定し、
    前記第2の通信装置に対してデータを送信する場合、状態に応じて、前記変調部および符号化部で使用した変調方式および符号化方式に関する値は使用しない異なる複数の送信電力算出方法から一つを選択して第2の送信電力算出方法で送信電力を設定し、
    前記設定された変調方方式、符号化方式、および送信電力を用いてデータを送信することを特徴とする
    端末装置。
  2. 前記異なる送信電力算出方法の少なくとも一つの算出方法は、予め設定される一定値であることを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 第1の通信装置と第1の通信装置とは異なる第2の通信装置に対してデータを送信する端末装置の方法であって、
    少なくとも複数の変調方式から送信に使用する変調方式を設定するステップと、複数の符号化方式から送信に使用する符号化方式を設定するステップと、送信電力を制御するステップとを有し、
    前記送信電力を制御するステップは、
    前記第1の通信装置に対してデータを送信する場合、少なくとも前記変調方式を設定するステップおよび前記符号化方式を設定するステップで設定した変調方式および符号化方式に関する値を用いて、第1の送信電力算出方法で送信電力を設定し、
    前記第2の通信装置に対してデータを送信する場合、状態に応じて、前記変調方式を設定するステップおよび前記符号化方式を設定するステップで設定した変調方式および符号化方式に関する値は使用しない異なる複数の送信電力算出方法から一つを選択して第2の送信電力算出方法で送信電力を設定し、
    前記設定された変調方方式、符号化方式、および送信電力を用いてデータを送信することを特徴とする
    方法。
  4. 前記異なる送信電力算出方法の少なくとも一つの算出方法は、予め設定される一定値であることを特徴とする請求項3記載の方法。
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