JP2017107776A - 発光装置および照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光体に照射されるレーザ光の強度が部分的に強くなることを抑え、蛍光体の輝度飽和や温度消光、劣化を防止した発光装置を提供する。
【解決手段】複数のレーザ光を出射するレーザ光源100と、レーザ光源100から出射された複数のレーザ光が入射され、入射された複数のレーザ光を収束光に変換する非球面レンズ120と、非球面レンズ120からの収束光が励起光として照射され、蛍光を発生する蛍光体130とを備え、複数のレーザ光は、水平方向と垂直方向の拡がり角が異なり、該拡がり角が小さい方向に並んだ状態で、非球面レンズ120に入射し、非球面レンズ120は、拡がり角が大きい方向における光強度を均一にする機能を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体レーザ素子からレーザ光を蛍光体に照射し、蛍光体から蛍光を発生させる発光装置、および発光装置より発生した蛍光を照明光として利用する照明装置に関する。
半導体レーザ素子を利用した照明装置には、スポット照明、車両用前照灯、プロジェクター、内視鏡照明などがあるが、いずれもイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)に代表される蛍光体に、波長が400nm近傍、又は450nm近傍のレーザ光を集光照射し、蛍光体が励起されることにより発生する蛍光、又は蛍光と励起光の散乱成分から成る放射光を照明光源として利用している。半導体レーザ素子を使用する照明光源は、発光ダイオード(LED)を利用した照明に比べ、発光点のサイズを小さくできることから、照明装置の輝度が高くなる。この結果、投射光学系により平行度の高い照明光を得ることができる為、ビームをぼかさず遠方を照射することができ、放射光を前方に照射する為の光学系を小型にすることも可能となる。
従来、この半導体レーザ素子に蛍光体を組み合わせた照明装置の例として、特許文献1では、1枚の集光レンズを用いて、半導体レーザ素子から出射したレーザ光を励起光として蛍光体に照射し、蛍光体より蛍光を発生させ、この蛍光を反射面により前方に照射する照明装置が提案されている。
特開2005−150041号公報
しかしながら、上記の従来の照明装置では、高輝度且つ高出力の照明光を作り出すことを目的に高出力のレーザ光を蛍光体上に小さく絞ると、光密度が高くなり過ぎ、励起される電子が枯渇するため、蛍光体における変換効率が飽和する、いわゆる輝度飽和が発生する。また、温度の上昇に伴う蛍光体の温度消光が起きる場合もある。更に、蛍光体の耐熱温度を越えて温度が上がり過ぎると蛍光体自体が焼けてしまい劣化してしまう問題がある。
本発明は上記の問題を鑑みなされたものであり、蛍光体に照射されるレーザ光の強度が部分的に強くなることを抑え、蛍光体の輝度飽和や温度消光、劣化を防止した発光装置、およびその発光装置より発生した蛍光を照明光として利用する照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係る発光装置は、複数のレーザ光を出射するレーザ光源と、レーザ光源から出射された複数のレーザ光が入射され、入射された前記複数のレーザ光を収束光に変換する非球面レンズと、非球面レンズからの収束光が励起光として照射され、蛍光を発生する蛍光体とを備え、複数のレーザ光は、水平方向と垂直方向の拡がり角が異なり、拡がり角が小さい方向に並んだ状態で、非球面レンズに入射し、非球面レンズは、前記拡がり角が大きい方向における光強度を均一にする機能を有することを特徴とする。
このような構成の発光装置では、非球面レンズから蛍光体に向かう収束光は、レーザ光の拡がり角が大きい方向の光強度が非球面レンズの働きにより均一化され、レーザ光の拡がり角が小さい方向の光強度が複数のレーザ光の重なり合いにより均一化される。このため、水平方向及び垂直方向の両方向において光強度が均一化された光を、蛍光体に照射することが可能となる。
本発明の一形態に係る発光装置は、蛍光体が非球面レンズを通過する光の近軸光線が像を結ぶ焦点面よりも非球面レンズ側にずれた位置に配置されていることが好ましい。
この場合、平方向及び垂直方向の両方向における光強度が最も均一化される位置に、蛍光体を配置することが出来る。
本発明の一形態に係る発光装置は、複数のレーザ光の発光領域が、拡がり角の小さい方向に並んでいることが好ましい。
この場合、レーザ素子の発光領域の位置により、非球面レンズに入射するレーザ光の並ぶ方向と間隔を調整することができる。
本発明の一形態に係る発光装置は、レーザ光源が1つの素子構造に複数の発光領域を有する半導体レーザ素子を備えることが好ましい。
この場合、複数の発光領域を小さな間隔で周期的に配置することができ、発光領域の間隔が最適化された半導体レーザ素子を用いることにより、非球面レンズに入射する複数のレーザ光の重なり具合を最適化することができる。
本発明の一形態に係る照明装置は、上記の本発明の発光装置と、発光装置から発生した蛍光を所定方向に放出する光学部材とを備えたことを特徴とする。
このような構成の照明装置では、水平方向及び垂直方向の両方向において強度が均一化された光を照射することにより発生した蛍光を、照明光として外部に放出することが可能となる。
本発明によれば、水平方向及び垂直方向の両方向において光強度が均一化された光が励起光として蛍光体に照射され、蛍光体の輝度飽和や温度消光、劣化を防止した発光装置、およびその発光装置より発生した蛍光を照明光として利用する照明装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る発光装置の概略構成を示す垂直断面図である。 実施形態1に係る発光装置の概略構成を示す水平断面図である。 実施形態1に係る発光装置で用いられる半導体レーザ素子の概略構成と電流経路を示す斜視図である。 実施形態1において半導体レーザ素子から出射されるレーザ光の放射形状を示す図である。 実施形態1で用いた非球面レンズに単一のレーザ光を入射させ、非球面レンズからの収束光の強度分布が均一となる面での水平方向、垂直方向での光の強度分布の測定結果を示す図である。 実施形態1において蛍光体と焦点面との間の任意のA−A位置での強度分布を示す図である。 実施形態1において蛍光体が配置されたB−B位置での強度分布を示す図である。 実施形態1において非球面レンズと蛍光体との間のC−C位置での強度分布を示す図である。 実施形態1において蛍光体から外部に放出される光の波長分布を示す図である。 本発明の実施形態2に係る照明装置の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1に係る発光装置の概略構成を示す垂直断面図、図2は本発明の実施形態1に係る発光装置の概略構成を示す水平断面図である。図1および図2には、x軸、y軸、z軸の三次元直交座標軸を示しており、図1の垂直断面はy−z面の断面であり、図2の水平断面はx−z面の断面である。
実施形態1の発光装置は、図1及び図2に示すように、レーザ光源100と、非球面レンズ120と、蛍光体130とを備える。
レーザ光源100は、複数のレーザ光を出射する光源であり、半導体レーザ素子101と、ステム102と、電極ピン103と、サブマウント104と、保護キャップ105と、窓部106とを備え、ステム102と保護キャップ105と窓部106とにより1つのパッケージを構成している。このパッケージ内には半導体レーザ素子101が収容されており、具体的には、ステム102の内面にサブマウント104が取り付けられており、サブマウント104上に半導体レーザ素子101が固定されている。半導体レーザ素子101は、レーザ光が窓部106からパッケージ外部に出射する向きに配備されている。ステム102からは、半導体レーザ素子101に電力を供給するための電極ピン103が外部に出ている。
レーザ光源100は、筒状のハウジング140の一方側の面の穴部に嵌め込み固定されており、電極ピン103がハウジング140の一方側の面から外部に突出している。半導体レーザ素子101からはレーザ光がハウジング140内に向かって出射される。非球面レンズ120は、レンズホルダー121を介してハウジング140の内面に固定されている。非球面レンズ120には、半導体レーザ素子101からのレーザ光が入射する。非球面レンズ120は、レーザ光源100から出射された複数のレーザ光が入射され、入射された複数のレーザ光を収束光に変換する。
蛍光体130は透明基板131の上に積層形成されている。ハウジング140の他方側には、開口部を有する固定部材132が取り付けられている。ハウジング140の他方側は開口しており、その開口に固定部材132の開口部が位置している、透明基板131は固定部材132に開口部を塞ぐように固定されており、その開口部の位置に蛍光体130が存在する。蛍光体130には非球面レンズ120を通過したレーザ光が入射する。蛍光体130は、非球面レンズ120からの収束光が励起光として照射され、蛍光を発生する。透明基板131は、蛍光体130へのレーザ光の照射によって生じる熱を放熱するため、熱伝導率の高い材料からなる固定部材132に直接接触、又は放熱グリースを介して固定されている。
図3は実施形態1の発光装置で用いられる半導体レーザ素子101の概略構成と電流経路を示す斜視図、図4は半導体レーザ素子101から出射されるレーザ光の放射形状を示す図である。なお、図3及び図4にもx軸、y軸、z軸の三次元直交座標軸が示されており、半導体レーザ素子101がレーザ光源100に実装されたときの座標軸であり、図1及び図2に示した三次元直交座標軸と一致している。
半導体レーザ素子101は、図3に示すように、GaN等の半導体基板163上に、AlGaN等からなるn型クラッド層164、InGaN井戸層とGaN障壁層等からなるMQWの活性層165、AlGaN等からなるp型クラッド層166がエピタキシャル成長によって積層されている。p型クラッド層166には、2つのリッジ部166a、166bが形成されている。p型クラッド層166上には、リッジ部166a、166bが形成されていない平坦面及びリッジ部166a、166bの側面に絶縁層167が形成され、リッジ部166a、166bにp側電極168が形成されている。半導体基板163の下面にはn側電極162が形成されている。
n側電極162及びp側電極168は、Auをベースとした合金等の蒸着などによって形成されており、p側電極からn側電極の方向に電流が流れるように電圧を加えることにより、リッジ部166a、166bの下方の活性層の領域で光の誘導放出が発生する。この時、n型クラッド層164とp型クラッド層166の屈折率は、その間に形成された活性層165の屈折率より低いため、光は薄い活性層165の中に閉じ込められる。また、p型クラッド層166の外側に形成されるp側電極168は、ストライプ状に形成されており、また、それ以外の領域に絶縁層167が形成されている為、電流が流れる範囲がp側電極168のストライプ幅の範囲に限定される構造になっている。この結果、発光領域の水平方向の大きさが限定される。これら垂直、水平の両方向に限定された空間で発生する光が、活性層165の前後の壁開端面の間で無数に光の反射を繰り返すことで、光が増幅されレーザ光の外部放出に至る。
実施形態1では、レーザ光源100は、1つの素子構造に複数の発光領域を有する半導体レーザ素子101を備える。半導体レーザ素子101は、波長450nmの青色のレーザ光を出射する2つの発光領域を有するマルチエミッタ構造であり、具体的には、リッジ部166aの下方の部分が第1レーザ光を出射する第1発光領域101aとなり、リッジ部166bの下方の部分が第2レーザ光を出射する第2発光領域101bとなる。第1発光領域101aと第2発光領域101bは離間しており、第1発光領域101aと第2発光領域101bとの発光中心間の距離は、リッジ部166a、166b間の距離で制御され、数十〜数百μmである。また、第1発光領域101a、第2発光領域101bは、同じ結晶成長プロセスにより形成されるため、第1発光領域101a、第2発光領域101bから出射されるレーザ光はほぼ同じ光学特性を有しており、それら波長や放射光の拡がり角は、ほぼ同一の特性である。なお、半導体レーザ素子101の外形サイズは、水平方向(x軸方向)が発光領域の数とその間隔に応じた長さで数百μm〜数mm、上下方向(y軸方向)方向は百μm前後、前後方向(z軸方向)は、数百μm〜数mmのオーダーである。
半導体レーザ素子101の第1発光領域101a、第2発光領域101bから放出されるレーザ光は、図4に示すように、一定の角度で楕円錐状に拡がる発散光として放射される。各発光領域の大きさは、結晶成長によりnmオーダーで制御が可能である垂直方向が数μm以下、リッジ部の幅で決まる水平方向が数μm〜百μmのオーダーである。この為、レーザ光は、発光領域の幅が狭い垂直(y軸)方向には、回折によって大きく拡がり、発光領域の幅が広い水平(x軸)方向は垂直方向に比べ、概ね1/2〜1/5程度の狭い拡がり角になる。各発光領域の発光中心間の距離は、上記のとおり、数十〜数百μmの間隔しかないため、半導体レーザ素子101の出射側端面から1mm離れるよりも前に、第1発光領域からのレーザ光と第2発光領域からのレーザ光は、水平方向において重なり始める。実施形態1の発光装置では、図3及び図4により説明した半導体レーザ素子101が、x軸、y軸、z軸の向きが図1、図2に一致するように、サブマウント104上に固定されており、第1発光領域からのレーザ光と第2発光領域からのレーザ光は、非球面レンズ120が配置されている位置では、ほぼ全領域が重なり合った状態になっている。
次に、本発明の非球面レンズ120について説明する。
非球面レンズ120は半導体レーザ素子101から発散光として出射するレーザ光を収束光に変換する光学素子である。非球面レンズ120は屈折力に内外周差があり、非球面レンズ120からの収束光は、図1に示すように、非球面レンズ120の近軸光線116が焦点面150に結像し、非球面レンズ120の外周部を通る光線117が焦点面150からずれた位置155に結像する。この非球面レンズ120の内周側と外周側の焦点位置の差を球面収差という。球面収差は、非球面レンズ120の中心部から周辺方向に向かって屈折力が増すことにより発生する。焦点面におけるビームスポットをできるだけ小さく絞るためにはこれを極力排除する必要があることから、一般に市販されている非球面レンズでは、この球面収差が限りなくゼロになるように非球面レンズの非球面形状が設計されている。このことから、逆に非球面形状を調整することで、あえて球面収差の量を増やし、レンズ外周部の焦点位置を焦点面の前後に調整することも可能である。
一方、図1に示すように、球面収差を有する非球面レンズ120、つまり非球面レンズ120の外周方向に向かって屈折力が増すレンズを使い、ガウシアン強度分布のレーザ光を絞ると、強度の弱い外周側の光線117が内側に集まり、近軸光線116と重なる効果により、焦点面より手前側に光の強度分布が均一となる面が存在する。この光の強度分布が均一となる面は、非球面レンズ120の外周部の屈折力を非球面形状の設計によって制御し、球面収差量を変えることにより、焦点面150と非球面レンズ120の間の任意の位置に調整することできる。
図5は実施形態1で用いた非球面レンズ120に単一のレーザ光を入射させ、非球面レンズ120からの収束光の強度分布が均一となる面での水平(x軸)方向、垂直(y軸)方向での光の強度分布を測定し、その結果を示した図である。図5(a)は、レーザ光の形状とその強度分布を反転グレースケールで示すビームプロファイルの図、図5(b)は水平方向における光の強度(積分値)分布を示す図、図5(c)は垂直方向における光の強度(積分値)分布を示す図である。この測定結果を得るために非球面レンズ120に入射させたレーザ光はx軸方向に小さく、y軸方向に大きい拡がり角を有する放射形状である。
図5の測定結果により、レーザ光の拡がり角が大きいy軸方向における光の強度分布は、図5(c)に示されるように、非球面レンズの球面収差の作用によってトップハットの形状に均一化されるが、レーザ光の拡がり角が小さいx軸方向における光の強度分布は、図5(b)に示されるように、トップハットの形状にはならず、均一化されないことが判った。これは、レーザ光の拡がり角は小さい場合、レーザ光は非球面レンズの近軸領域のみを通過するために外周通過光の補正効果が得られないためであると考えられる。すなわち、半導体レーザ素子からの非光軸対称なレーザ光を、光軸対称の形状をしている非球面レンズで強度分布の均一化を図っても、水平、垂直どちらか一方向にしか均一化できないという問題がある。
実施形態1の発光装置では、半導体レーザ素子101の第1発光領域101aと第2発光領域101bとが、レーザ光の拡がり角が小さい水平(x軸)方向に並ぶように配置されている。つまり、複数のレーザ光は、水平方向と垂直方向の拡がり角が異なり、該拡がり角が小さい方向に並んだ状態で、非球面レンズ120に入射する。半導体レーザ素子101のレーザ光の出射側端面は、非球面レンズ120の主平面と平行であり、第1発光領域101aおよび第2発光領域101bは、非球面レンズ120から等距離にある。
実施形態1の発光装置では、図2に示すように、第1発光領域101aからのレーザ光110aと第2発光領域101bからのレーザ光110bとが、ほぼ重なり合った状態で非球面レンズ120に入射する。非球面レンズ120に入射したレーザ光110a、110bは、収束光111a、111bに変換され、重なり合った状態で蛍光体130に照射される。収束光111a、111bは、蛍光体130が無い場合には、その位置を通った後、焦点面150で完全に分離した状態で結像する。
次に、実施形態1の発光装置において、非球面レンズ120と焦点面との間での収束光111a、111bの強度分布について説明する。図6は蛍光体130と焦点面150との間の任意のA−A位置(図2参照)での強度分布、図7は蛍光体130が配置されたB−B位置(図1及び図2参照)での強度分布、図8は非球面レンズ120と蛍光体130との間のC−C位置(図2参照)での強度分布を夫々示している。図6、図7、図8において、(a)はレーザ光の形状とその強度分布を反転グレースケールで示すビームプロファイルの図、(b)は水平(x軸)方向における光の強度(積分値)分布を示す図、(c)は垂直(y軸)方向における光の強度(積分値)分布を示す図である。
図6及び図8に示すように、蛍光体130が配置された位置より前後の位置(A−A位置、C−C位置)では、光強度は双峰性または単峰性のピークを有する分布になるが、図7に示すように、蛍光体130が配置されたB−B位置では、水平方向、垂直方向の両方において、トップハットの形状に均一化された光強度分布になっている。これは、垂直方向においては、図5の場合と同様に非球面レンズ120の作用により強度分布が均一化され、水平方向においては、2つの収束光111a、111bの光強度のガウス分布が重なり合い、その和が均一な強度分布になるためである。つまり、非球面レンズ120は、水平方向と垂直方向の拡がり角が大きい方向における光強度を均一にする機能を有する。本実施形態では、このような光の強度分布が得られる位置に蛍光体130が配置されるように調整されている。つまり、蛍光体130は、非球面レンズ120を通過する光の近軸光線が像を結ぶ焦点面よりも非球面レンズ120側にずれた位置に配置されている。
なお、蛍光体130の位置調整以外に、均一な光強度分布を得るための調整方法としては、蛍光体130の位置を固定して半導体レーザ素子101と非球面レンズ120との距離を調整する方法がある。具体的には、半導体レーザ素子101のz軸方向の位置を調整する、又は非球面レンズ120のz軸方向の位置を調整することにより、2つの収束光111a、111bの焦点面150の位置を変化させ、これによりB−B位置での2つの収束光の重なり具合を変化させ、蛍光体130で図7のような均一な光強度分布が得られるように調整すればよい。
また、本実施形態で使用した非球面レンズ120は、B−B位置で、垂直(y軸)方向の光強度分布が均一化するように、半導体レーザ素子101から出射されるレーザ光の垂直(y軸)方向の拡がり角に合わせ、球面収差が最適化されたレンズである。
蛍光体130は非球面レンズ120からの収束光111a、111bの合成光を励起光として、その一部をより大きな波長の分布をもった蛍光に変換し、外部に放出する。また蛍光に変換されなかった励起光の残り成分も、蛍光体粒子や蛍光体のバインダー、および混入された粒子によって散乱され蛍光体外部に放出される。蛍光も、励起光の散乱光も、蛍光体形成面に対して垂直な2方向にランバーシアン分布で放出される。人の視覚は目に入るそれら放出光の和を、蛍光と散乱光の比率に応じた色として認識するため、その比率を蛍光体の厚さや密度で適切に制御することで、白色、又は任意の色に見える波長分布を形成することができる。
図9は、蛍光体130から外部に放出される光の波長分布を示す図である。図9において、波長450nmにおける光強度のピークは蛍光体130で蛍光に変換されずに散乱された励起光によるもので、そのピークよりも大きな波長における光強度は、蛍光体130で蛍光に変換された光成分によるものである。そして、図9に示す波長成分の光が人間には白色に見える。
以上のように、実施形態1の発光装置では、半導体レーザ素子101から出射された2つのレーザ光110a、110bが1つの非球面レンズに入射して収束光となり、蛍光体130に励起光と照射され、蛍光体130からは蛍光が発生する。このとき、蛍光体130に照射される収束光は、図7に示すように、水平方向及び垂直方向の両方向において、トップハットの形状の均一な強度分布を有するスポット状の光である。このため、蛍光体130に照射される励起光の強度が部分的に強くなることはなく、光密度の増加による輝度飽和、また温度上昇に伴う温度消光や劣化が防止される。
実施形態1では、非球面レンズ120に2つのレーザ光を入射させたが、3つ以上のレーザ光を入射させてもよい。この場合、各レーザ光を出射する半導体レーザ素子の発光領域の間隔を等間隔にすればよく、1つの素子構造で3つ以上の発光領域を有するマルチエミッタ構造の半導体レーザ素子を用いれば容易に実現できる。また、マルチエミッタ構造の半導体レーザ素子を用いずに、1つの素子構造に1つの発光領域を有する半導体レーザ素子を用いて、これらの実施形態と同様に非球面レンズに複数のレーザ光を入射させてもよい。
また、本実施形態では、半導体レーザ素子101からのレーザ光の波長を450nmの青色光としたが、蛍光体の励起波長であれば他の波長の可視光、又は紫外光でなくても構わない。但し、紫外光の場合は、発光装置の仕様に応じた可視領域のスペクトルを蛍光のみで生成する必要があり、複数の波長分布が必要となる場合は、蛍光体を混ぜるか積層して使用する。
また、半導体レーザ素子101の水平横モードはシングルモードでもマルチモードでも良いが、一般的にはマルチモードレーザの方が高出力である為、より高輝度な発光装置を得るためにはマルチモードが望ましい。
また、本実施形態では、半導体レーザ素子101の発光領域の間隔を、数十μm〜数百μmとしたが、この間隔は、できるだけ小さい方がレンズに入射するレーザ光の利用効率が上がり、また水平方向の光強度分布が均一になるz方向の位置が焦点面に近づくため、結果的に蛍光体に照射される照射レーザ光のスポットサイズを小さくすることができ、蛍光体からの光の輝度も上がる。このため、半導体レーザ素子の発光領域の間隔は、可能であれば百μm以下にすることが望ましい。
(実施形態2)
実施形態2は本発明の発光装置を用いた反射型の照明装置である。図10は実施形態2の照明装置の概略構成を示す断面図である。
実施形態2の照明装置は、図10に示すように、2つのレーザ光を出射するマルチエミッタ構造の半導体レーザ素子200と、半導体レーザ素子200出射されたレーザ光を収束光に変換する非球面レンズ220と、非球面レンズ220からの収束光を励起光として照射される蛍光体230と、蛍光体230から放射された光を反射して外部(所定方向)に放出するリフレクター260(光学部材)とを備える。
リフレクター260は、非球面レンズ220と蛍光体230の間に配置されており、非球面レンズ220からの収束光が蛍光体230に向けて通過するための貫通穴が設けられている。リフレクター260は、蛍光体230側の面に放物面状の凹部からなる反射面261が形成されている。リフレクター260には、反射面261を構成する凹部を塞ぐように透明基板231が取り付けられており、透明基板231の反射面261側の面の中央部分に蛍光体230が付いている。蛍光体230は、輝度を高めるために数百μm〜数nm幅の正方形、又は長方形、又は円形や楕円形に形状をしている。また、蛍光体230と透明基板231との間には、放射される蛍光と散乱光を励起光の入射面側に反射するため、金やアルミニウム、またはそれらの合金などでできた全反射膜が形成されている。
半導体レーザ素子200は、動作時に高温になる為、その放熱対策としてアルミニウムや銅など熱伝導率の高い金属からなる放熱フィン270に、放熱グリースを介して接触している。また、リフレクター260の反射面261とは反対側の面には固定部材280が取り付けられており、固定部材280の中心孔の内部に半導体レーザ素子200と非球面レンズ220が取り付けられている。
実施形態2の照明装置では、実施形態1の発光装置と同様に、半導体レーザ素子200から出射された2つのレーザ光は、1つの非球面レンズ220に入射して収束光となり、蛍光体230に励起光として照射され、蛍光体230からは蛍光が発生する。蛍光体230に照射される収束光は、図7に示すように、水平方向及び垂直方向の両方向において、トップハットの形状の均一な強度分布を有するスポット状の光である。このため、蛍光体230に照射される励起光の強度が部分的に強くなることはなく、光密度の増加による輝度飽和、また温度上昇に伴う温度消光や劣化が防止される。
蛍光体230から発生した蛍光は、リフレクター260に向かい反射面261で反射される。反射面261で反射された光は、透明基板231を透過して外部に照明光290として放出される。
本実施形態の照明装置は、スポット照明や、車両用前照灯など、遠方にある狭い領域を照らすことを目的としている。このため、リフレクター260の反射面261は放物面をしており、蛍光体230をその放物面の焦点位置に配置することで、平行光を外部に照射する構成となっている。尚、照明光を発散光として前方に投射する目的で、反射面を回転楕円面にしても構わない。
なお、本実施形態では、蛍光体230が形成された位置以外の面から、リフレクター260からの反射光が外部に放出される構成になっているため、透明基板231の表裏全面にARコーティングが施されている。また、励起光の照射により蛍光体230が発する熱は、透明基板231から放熱される。従って、透明基板231の材質は、透明ガラス、又は放熱の効果を重視するならば、より熱伝導率が高いサファイアガラスが適している。
また、実施形態2の照明装置では、蛍光体230からの蛍光をリフレクター260の反射面261で反射させ所定方向に放出する構成としたが、例えば、図1及び図2の実施形態1の発光装置において、蛍光体130と焦点面150の間に遠方照射用の投写レンズ(光学部材)を配置して照明装置を構成してもよい。この場合、蛍光体130からランバーシアン分布で発生した蛍光、及び励起光の散乱成分を、略平行光として所定方向の遠方に放出することが可能となる。
以上、本発明の発光装置及び照明装置について、実施形態1及び2に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されない。本発明の主旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施形態1又は2に施したものや、実施形態1及び2における一部の構成要素を組み合わせて構築される別の形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、蛍光体に照射されるレーザ光の強度が部分的に強くなることを抑え、蛍光体の輝度飽和や温度消光、劣化を防止した発光装置、及び、発光装置より発生した蛍光を照明光として利用する照明装置として、例えば、内視鏡などの医療用の照明装置、プロジェクターなどのカラー映像を表示するRGB光を得るための照明装置、植物育成に適した波長分布で発光する照明装置など、蛍光体に励起光を照射して任意の色の照明光を得る方式の全ての照明装置に対して適用することができる。
100 レーザ光源
101 半導体レーザ素子
101a 第1発光領域
101b 第2発光領域
102 ステム
103 電極ピン
104 サブマウント
105 保護キャップ
106 窓部
110a、110b レーザ光
111a、111b 収束光
116 近軸光線
117 光線
120 非球面レンズ
121 レンズホルダー
130 蛍光体
131 透明基板
132 固定部材
140 ハウジング
150 焦点面
155 位置
162 n側電極
163 半導体基板
164 n型クラッド層
165 活性層
166 p型クラッド層
166a、166b リッジ部
167 絶縁層
168 p側電極
200 半導体レーザ素子
220 非球面レンズ
230 蛍光体
231 透明基板
260 リフレクター
261 反射面
270 放熱フィン
280 固定部材
290 照明光

Claims (5)

  1. 複数のレーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源から出射された複数のレーザ光が入射され、入射された前記複数のレーザ光を収束光に変換する非球面レンズと、
    前記非球面レンズからの収束光が励起光として照射され、蛍光を発生する蛍光体と
    を備え、
    前記複数のレーザ光は、水平方向と垂直方向の拡がり角が異なり、該拡がり角が小さい方向に並んだ状態で、前記非球面レンズに入射し、
    前記非球面レンズは、前記拡がり角が大きい方向における光強度を均一にする機能を有する発光装置。
  2. 前記蛍光体は、前記非球面レンズを通過する光の近軸光線が像を結ぶ焦点面よりも前記非球面レンズ側にずれた位置に配置されている請求項1記載の発光装置。
  3. 前記レーザ光源は、前記複数のレーザ光の発光領域が、拡がり角の小さい方向に並んでいる請求項1又は2記載の発光装置。
  4. 前記レーザ光源は、1つの素子構造に複数の発光領域を有する半導体レーザ素子を備える請求項3記載の発光装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置と、
    前記発光装置から発生した蛍光を所定方向に放出する光学部材と
    を備えた照明装置。
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