JP2017107406A - 入退場管理システム - Google Patents

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【課題】入退場管理を効率的に行う入退場管理システムを提供する。【解決手段】顔画像と所属先と基準照合率とを関連づけた作業員マスターデータベースを作成する作業員マスターデータベース作成ステップと、顔画像を取得する顔画像取得ステップと、取得した顔画像と作業員マスターデータベースに登録した顔画像データとを照合し照合率を算出する照合率算出ステップと、照合率が基準照合率以上であるかを判定する第1判定ステップと、照合率が基準照合率以上であると判定された場合入退場の許可を決定する第1入退場許可決定ステップと、照合率が基準照合率以上でないと判定されかつ所属先が登録されている場合基準照合率を低減する基準照合率低減ステップと、照合率が低減された基準照合率以上であるかを判定する第2判定ステップと、照合率が低減された基準照合率以上であると判定された場合入退場の許可を決定する第2入退場許可決定ステップと、を実行する。【選択図】図10

Description

本発明は、建設工事現場などにおける入退場ゲートでの作業員の入退場を管理する入退場管理システムに関する。
これまでの建設工事現場への作業員の入退場管理は、入退場ゲートで会社名や氏名を記帳する方法や、バーコード、QRコード、またはICカードをリーダーで読み込んで認識する方法などにより行われてきた。
例えば、特許文献1(特開2012−69036号公報)では、QRコードを用いた入退場管理システムが提案されている。
特開2012−69036号公報
入退場ゲートで記帳する方法は手間と時間がかかり、混雑時には待ち行列の原因となっている。また、バーコード、QRコード、またはICカードをリーダーで読み込んで認識する方法は、作業員がこれらのカード類の携帯を忘れてしまうことや、本人がカードを利用していることを確認できないという問題点があった。
そこで、作業員の顔画像を予め登録しておき、登録された顔写真と、入退場ゲートで取得した顔画像とを照合して、本人であるか否かを認証する方法を用いた入退場管理システムが提案されている。しかしながら、このような入退場管理システムにおいては、顔画像の認識率が低かったり、顔画像の認識に時間がかかったりして、入退場ゲートにおける入退場の管理が効率的ではない、という問題があった。
この発明は、上記課題を解決するものであって、本発明に係る入退場管理システムは、建設工事現場などの入退場ゲートにおける作業員の入退場を管理する入退場管理システムにおいて、作業員の顔画像と、所属先と、名前と、基準照合率と、を関連づけて登録した作業員マスターデータベースを作成する作業員マスターデータベース作成ステップと、入退場ゲートで作業員の顔画像を取得する顔画像取得ステップと、前記顔画像取得ステップで取得した顔画像と、作業員マスターデータベースに記憶されている顔画像データとを照合し、照合率を算出する照合率算出ステップと、前記照合率算出ステップで算出された照合率が、基準照合率以上であるか否かを判定する第1判定ステップと、前記第1判定ステップで、算出された照合率が、基準照合率以上であると判定された場合、作業員の入退場の許可を決定する第1入退場許可決定ステップと、前記第1判定ステップで、算出された照合率が、基準照合率以上でないと判定され、かつ、作業員の所属先が登録されている場合、基準照合率を低減する基準照合率低減ステップと、前記照合率算出ステップで算出された照合率が、低減された基準照合率以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上であると判定された場合、作業員の入退場の許可を決定する第2入退場許可決定ステップと、を実行することを特徴とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、前記第1入退場許可決定ステップ又は前記第2入退場許可決定ステップにおける作業員の入退場の許可の決定を、入退場履歴データベースに記憶する入退場履歴データベース記憶ステップを実行することを特徴とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上であると判定された場合、前記作業員マスターデータベースにおける基準照合率を、低減された基準照合率で更新する基準照合率更新ステップを実行することを特徴とする。
また、本発明に係る入退場管理システムは、前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上でないと判定された場合、作業員の入退場を臨時扱いとする臨時入退場許可決定ステップを実行することを特徴とする。
本発明に係る入退場管理システムは、前記第1判定ステップで、算出された照合率が、基準照合率以上でないと判定され、かつ、作業員の所属先が登録されている場合、基準照合率を低減する基準照合率低減ステップと、前記照合率算出ステップで算出された照合率が、低減された基準照合率以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上であると判定された場合、作業員の入退場の許可を決定する第2入退場許可決定ステップと、を実行するので、このような本発明に係る入退場管理システムによれば、顔認証の認識率を向上させることできると共に、顔画像の認識にかかる時間を抑制することができ、入退場ゲートにおける入退場の管理を効率的に行うことが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、作業員マスターデータベース作成ステップによって、作業員本人が、作業員マスターデータベースの初期登録を行うことが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、入退場時に、ICカードやバーコード、QRコードなどを作業員が携行しなくても本人を識別することが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システムによれば、入退場の管理を円滑に行うことが可能となるので、作業員の臨時入退場にも柔軟に対応することができる。
本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の適用例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1を構成するカメラ付きパーソナルコンピューター10を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の新規登録処理のフローチャートを示す図である。 カメラ付きパーソナルコンピューター10におけるタッチパネル部14の表示例を示す図である。 カメラ付きパーソナルコンピューター10におけるタッチパネル部14の表示例を示す図である。 所属先マスターデータベース20のデータ構造の一例を示す図である。 カメラ付きパーソナルコンピューター10におけるタッチパネル部14の表示例を示す図である。 作業員マスターデータベース30のデータ構造の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の認証処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の再認証処理のフローチャートを示す図である。 入退場履歴データベース40のデータ構造の一例を示す図である。 入退場履歴データベース40に基づく入退者数の集計例とその表示例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の適用例を示す図である。図1は、建設工事現場などにおける入退場ゲートで、作業員が入退場管理システム1を構成するカメラ付きパーソナルコンピューター10を自ら操作し、自らの顔写真を新規登録したり、入場或いは退場のための認証手続きを行ったりしている様子を示している。
なお、本発明に係る入退場管理システム1は、建設工事現場などにおける入退場ゲートでの作業員の入退場を管理することを想定しているが、本発明に係る入退場管理システム1の技術思想は、その他の入退場ゲートにおいても適用し得るものである。
図2は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1を構成するカメラ付きパーソナルコンピューター10を示す図である。入退場管理システム1を構成するカメラ付きパーソナルコンピューター10としては、操作者の画像を取得することができるカメラ部12や、操作者に対して情報を表示すると共に、操作者からの入力を受けるタッチパネル部14や、キーボード、ポインティングデバイスなどからなる入力部16などを備えた現在広く普及している一般的なものを用いることができる。
図1に係る実施形態では、上記のようなカメラ付きパーソナルコンピューター10を2台用いている。これらを、図1においては端末No.1と端末No.2としている。これらの2つの端末は独立して動作するが、後述する各データベースのデータは共通のものとなるようにする。
なお、本実施形態においては、入退場管理システム1で用いる情報処理端末としてカメラ付きパーソナルコンピューター10を用いるようにしたが、カメラ付きの」タブレット端末、スマートフォンや、携帯電話などの情報処理端末を用いることもできる。
以上のように構成される入退場管理システム1の制御・処理について説明する。まず、本発明に係る入退場管理システム1によって、個々の作業員を新規に登録する際の処理について説明する。図3は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の新規登録処理のフローチャートを示す図である。
図4はカメラ付きパーソナルコンピューター10におけるタッチパネル部14の表示例を示す図であり、入退場管理システム1の初期画面の一例を示す図である。このような初期画面において、作業員が「新規登録」を選択することで、図3のステップS100で、新規登録処理が開始される。
ステップS100に続く、ステップS101においては、作業員の顔画像の取得が行われる。図5はカメラ付きパーソナルコンピューター10におけるタッチパネル部14の表示例を示す図である。カメラ付きパーソナルコンピューター10では、カメラ部12によって取得した作業員の顔画像を図5に示すようにタッチパネル部14に表示しつつ、作業員の顔の特徴を認識しやすい画像を自動的に取得する。このような画像取得のためのアルゴリズムは従来周知のものを用いることができる。
ここで、カメラ付きパーソナルコンピューター10の記憶素子(不図示)などに記憶しておく所属先マスターデータベース20について説明する。図6は所属先マスターデータベース20のデータ構造の一例を示す図である。
所属先マスターデータベース20には、作業員が所属する所属先(通常は会社組織)に係るデータが記憶されている。このような所属先マスターデータベース20は、入退場管理システム1の新規登録処理を実行する前段に準備しておく。
図6に示すように、所属先マスターデータベース20には、通し番号である「No」データ、個々の所属先(会社組織)に割り振られた固有の「会社名ID」データ、所属先(会社組織)の読み方に係る「会社名(よみ)」データ、所属先(会社組織)の表示に係る「会社名(表示)」データが含まれている。
ステップS102においては、作業員によって所属先が選択される。このとき、上記のような所属先マスターデータベース20が参照される。図7は、作業員によって所属先が選択される際における、タッチパネル部14の表示例を示している。
上記のような表示において、作業員はまず所属先(会社組織)の頭文字のひらがなを選択する。すると、カメラ付きパーソナルコンピューター10側では、選択された頭文字に基づいて、所属先マスターデータベース20を参照し、図7に示すような所属先(会社組織)の候補を表示する。作業員はこれらの候補の中から、自らが所属する所属先(会社組織)を選択し、「決定」ボタンを押下することで、所属先(会社組織)の選択が完了する。
続く、ステップS103では、作業員の名前の登録が行われる。このような名前の登録処理は、作業員がカメラ付きパーソナルコンピューター10の入力部16を利用することで、行うことができる。
以上のような一連のステップを経ることで、作業員マスターデータベース30を構築することが可能となる。図8は作業員マスターデータベース30のデータ構造の一例を示す図である。
図8に示すように、作業員マスターデータベース30には、通し番号である「No」データ、それぞれの作業員に割り振られた固有の「作業員ID」データ、それぞれの作業員の顔画像に対して割り振られた固有の「顔画像ID」データ、個々の所属先(会社組織)に割り振られた固有の「会社名ID」データ、所属先(会社組織)の読み方に係る「会社名(よみ)」データ、所属先(会社組織)の表示に係る「会社名(表示)」データ、それぞれの作業員の名前の読み方に係る「名前(よみ)」データ、それぞれの作業員の名前の表示に係る「名前(表示)」データ、それぞれの作業員の顔画像の認証を行う際の閾値となる「基準照合率」データ、作業員以外の入退情報を記憶する「臨時入退場」データが含まれている。
なお、作業員マスターデータベース30において、「基準照合率」データについては、デフォルトでは、例えば75%が設定されているものとする。
また、作業員マスターデータベース30の例におけるNo3のデータは、作業員以外の者が臨時に入退場した場合のログとなる。
以上のような作業員マスターデータベース30が作成されると、ステップS104で新規登録処理が終了する。
次に、図4の表示例で「入退場認証」が選択されたとき、本発明に係る入退場管理システム1によって、認証処理が実行される際のアルゴリズムの一例について説明する。
図9は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の認証処理のフローチャートを示す図である。
図9において、ステップS200で、認証処理が開始されると、続いて、ステップS201に進み、カメラ部12によって作業員の顔画像を取得する。
続く、ステップS202では、ステップS201で取得された作業員の顔画像と、作業員マスターデータベース30登録済みの顔画像とを照合する。
ステップS203では、2つの顔画像の照合率を算出する。この照合率の算出のためには、従来周知の顔画像認証用のアルゴリズムを適宜用いることができる。
ステップS204では、算出された照合率が、作業員マスターデータベース30に登録されている基準照合率以上であるか否かが判定される。なお、本ステップを特許請求の範囲においては「第1判定ステップ」と称している。
ステップS204における判定がYESであれば認証は成功としてステップS205に進む。一方、ステップS204における判定がNOであれば認証は失敗として「再認証処理」のルーチンに進む。
認証が成功したときに進むステップS205では、入退場許可決定を、例えばタッチパネル部14に表示する。
なお、ステップS204からステップS205に進んだときには、ステップS205を特許請求の範囲においては「第1入退場許可決定ステップ」と称し、AからステップS205に進んだときには、ステップS205を特許請求の範囲においては「第2入退場許可決定ステップ」と称している。
ステップS206では、認証処理が入場時の処理であるか否かが判定される。ステップS206がYESであるときには、ステップS208に進み、入場データが入退場履歴データベース40に登録される。一方、ステップS206がNOであるときには、ステップS207に進み、退場データが入退場履歴データベース40に登録される。ステップS209で、認証処理を終了する。
入退場履歴データベース40は、それぞれの作業員が入場した際や退場した際のデータが記録される。この入退場履歴データベース40の構造については後に説明する。
次に、ステップS204における判定がNOで認証が失敗したときに進む「再認証処理」について説明する。図10は本発明の実施形態に係る入退場管理システム1の再認証処理のフローチャートを示す図である。
図10において、ステップS300で再認証処理が開始されると、続いて、ステップS301に進み、認証を受けようとしている作業員は、タッチパネル部14や入力部16から、所属先の選択(或いは入力)を行うように促され、これを行う。
次のステップS302では、ステップS301で選択(入力)された所属先が所属先マスターデータベース20に登録済みであるか否かが判定される。所属先マスターデータベース20に登録済みでない場合、すなわち、ステップS302における判定がNOであるときには、当該作業員の入退場は臨時扱いとするべくステップS305に進む。
一方、所属先マスターデータベース20に登録済みである場合、すなわち、ステップS302における判定がYESであるときには、認証成功のための条件を緩和するようにする。具体的には、ステップS303に進み、基準照合率を低減する。(例えば、デフォルトで75%であった基準照合率を、60%に低減する。)
ステップS304では、照合率が、低減された基準照合率以上であるか否かが判定される。ステップS304における判定がYESであれば、緩和された条件の下での認証は成功としてステップS310に進む。一方、ステップS304における判定がNOであれば認証は失敗として、当該作業員の入退場は臨時扱いとするべくステップS305に進む。
ステップS310では、低減した基準照合率で作業員マスターデータベース30を更新する。このようなステップにより、図8に示す作業員マスターデータベース30において、No2の作業員の網掛け部のように、基準照合率をデフォルトの値より低くして更新する。顔画像認証による照合率の閾値は人によって異なるので、緩和した条件で認証が成功したい人に対しては、次回もこの緩和した条件を適用することで、入退場管理を円滑にする目的で、上記のような作業員マスターデータベース30の書き換えを行う。
ステップS310からは、メインルーチンのステップS205に戻り、入退場許可決定のステップを経て、入退場履歴データベース40への記録が行われる。
ステップS305以下では、作業員等の入退場は臨時の扱いとなる。ステップS305では、再認証処理が入場時の処理であるか否かが判定される。
ステップS305における判定がYESであるときには、ステップS306に進み、臨時入場扱いであることをタッチパネル部14に表示し、ステップS307では、臨時入場データが入退場履歴データベース40に登録される。
一方、ステップS305における判定がNOであるときには、ステップS308に進み、臨時退場扱いであることをタッチパネル部14に表示し、ステップS309では、臨時退場データが入退場履歴データベース40に登録される。
ステップS311で、再認証処理を終了する。
次に、本発明に係る入退場管理システム1において、以上のような認証処理、再認証処理により記録される入退場履歴データベース40について説明する。
図11は入退場履歴データベース40のデータ構造の一例を示す図である。図11に示すように、入退場履歴データベース40には、通し番号である「No」データ、それぞれの作業員に割り振られた固有の「作業員ID」データ、個々の所属先(会社組織)に割り振られた固有の「会社名ID」データ、所属先(会社組織)の表示に係る「会社名(表示)」データ、どの端末で入場処理を行ったかに係る「入場端末No」データ、入場日を記録した「入場日」データ、入場時間を記録した「入場時間」データ、入場時の照合率を記録した「入場時照合率」データ、どの端末で退場処理を行ったかに係る「退場端末No」データ、退場時間を記録した「退場時間」データ、退場時の照合率を記録した「退場時照合率」データ、臨時入退場における詳細を記述した「臨時入退場」データが含まれている。
上記のような入退場履歴データベース40によれば、建設工事現場に残留している作業員の人数や所属先などを簡単に集計することが可能となる。図12は入退場履歴データベース40に基づく入退者数の集計例とその表示例を示す図である。このような集計、表示例によれば、例えば、○○建設所属の残留者が3人いることなどを簡便に知ることが可能となる。
以上、本発明に係る入退場管理システム1は、前記第1判定ステップで、算出された照合率が、基準照合率以上でないと判定され、かつ、作業員の所属先が登録されている場合、基準照合率を低減する基準照合率低減ステップと、前記照合率算出ステップで算出された照合率が、低減された基準照合率以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上であると判定された場合、作業員の入退場の許可を決定する第2入退場許可決定ステップと、を実行するので、このような本発明に係る入退場管理システム1によれば、顔認証の認識率を向上させることできると共に、顔画像の認識にかかる時間を抑制することができ、入退場ゲートにおける入退場の管理を効率的に行うことが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、作業員マスターデータベース作成ステップによって、作業員本人が、作業員マスターデータベースの初期登録を行うことが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、入退場時に、ICカードやバーコード、QRコードなどを作業員が携行しなくても本人を識別することが可能となる。
また、本発明に係る入退場管理システム1によれば、入退場の管理を円滑に行うことが可能となるので、作業員の臨時入退場にも柔軟に対応することができる。
1・・・入退場管理システム
10・・・カメラ付きパーソナルコンピューター
12・・・カメラ部
14・・・タッチパネル部
16・・・入力部
20・・・所属先マスターデータベース
30・・・作業員マスターデータベース
40・・・入退場履歴データベース

Claims (4)

  1. 建設工事現場などの入退場ゲートにおける作業員の入退場を管理する入退場管理システムにおいて、
    作業員の顔画像と、所属先と、名前と、基準照合率と、を関連づけて登録した作業員マスターデータベースを作成する作業員マスターデータベース作成ステップと、
    入退場ゲートで作業員の顔画像を取得する顔画像取得ステップと、
    前記顔画像取得ステップで取得した顔画像と、作業員マスターデータベースに記憶されている顔画像データとを照合し、照合率を算出する照合率算出ステップと、
    前記照合率算出ステップで算出された照合率が、基準照合率以上であるか否かを判定する第1判定ステップと、
    前記第1判定ステップで、算出された照合率が、基準照合率以上であると判定された場合、作業員の入退場の許可を決定する第1入退場許可決定ステップと、
    前記第1判定ステップで、算出された照合率が、基準照合率以上でないと判定され、かつ、作業員の所属先が登録されている場合、基準照合率を低減する基準照合率低減ステップと、
    前記照合率算出ステップで算出された照合率が、低減された基準照合率以上であるか否かを判定する第2判定ステップと、
    前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上であると判定された場合、作業員の入退場の許可を決定する第2入退場許可決定ステップと、
    を実行することを特徴とする入退場管理システム。
  2. 前記第1入退場許可決定ステップ又は前記第2入退場許可決定ステップにおける作業員の入退場の許可の決定を、入退場履歴データベースに記憶する入退場履歴データベース記憶ステップ
    を実行することを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。
  3. 前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上であると判定された場合、前記作業員マスターデータベースにおける基準照合率を、低減された基準照合率で更新する基準照合率更新ステップ
    を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の入退場管理システム。
  4. 前記第2判定ステップで、算出された照合率が、低減された基準照合率以上でないと判定された場合、作業員の入退場を臨時扱いとする臨時入退場許可決定ステップ
    を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の入退場管理システム。
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