JP2017106991A - バックライト制御装置、画像表示装置及びバックライト制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】入力画像の画素毎に特徴量を算出する特徴量算出部102と、部分領域における特徴量の最大値である部分最大値を検出する部分最大値検出部103と、部分領域における特徴量の平均値である部分平均値を算出する部分平均値算出部104と、予め定められた範囲における特徴量の平均値が大きいほど部分平均値の割合が高くなるように加重平均係数を算出する加重平均係数算出部106と、加重平均係数を用いて、部分最大値及び部分平均値の加重平均値を算出する加重平均算出部107と、加重平均値の平均値である基準平均値を算出する平均値算出部108と、部分領域毎に、加重平均値が基準平均値よりも大きいほど、バックライトの対応する部分が明るくなるように部分制御値を算出する部分制御値算出部111とを備える。
【選択図】図1
Description
図1は、実施の形態1に係る画像処理装置100の構成を概略的に示すブロック図である。
画像処理装置100は、映像入力端子101と、特徴量算出部102と、部分最大値検出部103と、部分平均値算出部104と、全体平均値算出部105と、加重平均係数算出部106と、加重平均算出部107と、平均値算出部108と、比較部109と、全体制御値算出部110と、部分制御値算出部111と、出力端子112とを備える。
また、特徴量算出部102、部分相対制御値算出部120、全体制御値算出部110及び部分制御値算出部111により、バックライト制御装置130が構成される。
特徴量算出部102は、映像入力端子101に入力された映像信号から、入力画像の画素毎に輝度等の特徴量を算出する。
部分最大値検出部103は、有効映像領域に含まれる入力画像の部分領域における特徴量の最大値を部分特徴量最大値(部分最大値)として、部分領域毎に検出する。
部分平均値算出部104は、部分最大値検出部103で特徴量最大値が検出された部分領域と同じ部分領域の特徴量の平均値を部分特徴量平均値(部分平均値)として、部分領域毎に検出する。
加重平均係数算出部106は、加重平均算出部107で、部分特徴量最大値及び部分特徴量平均値の加重平均を算出する際に用いられる係数である加重平均係数を算出する。例えば、加重平均係数算出部106は、予め定められた範囲における特徴量の平均値が大きいほど、部分特徴量平均値の割合が高くなるように加重平均係数を算出する。ここで、実施の形態1においては、予め定められた範囲は、有効映像領域の入力画像の全体である。
平均値算出部108は、加重平均算出部107で算出された加重平均値の平均値を、基準平均値として算出する。例えば、平均値算出部108は、有効映像領域に含まれる全ての部分領域の加重平均値の平均値を、基準平均値として算出する。
全体制御値算出部110は、全体平均値算出部105から与えられた特徴量平均値から、全体のバックライト制御値である全体制御値を算出する。例えば、全体制御値算出部110は、特徴量平均値が高いほど、バックライトが明るくなるように、全体制御値を算出する。
出力端子112は、部分制御値算出部111から与えられる部分制御値を出力する。出力された部分制御値に基づいて、図示しないバックライトの明るさが制御される。
ここでは、有効映像領域が、部分領域A、部分領域B及び部分領域Cの三つの部分領域に分割されているものとして説明する。
部分平均値算出部104は、これらの部分領域のそれぞれについて、部分特徴量平均値として部分平均輝度を算出する。例えば、部分領域Aの部分平均輝度が30であったとする。
加重平均係数算出部106は、全体平均値算出部105で算出された全体平均輝度に基づいて、加重平均係数を算出する。ここで、加重平均係数(CE)は、全体平均輝度(ALLAVG)が低い時、低くなるように算出される。加重平均係数は、例えば、下記の(1)式により算出される。
CE=ALLAVG×0.01+0.05 (1)
但し、加重平均係数の最大値は、1である。
(1)式によれば、全体平均輝度が15の場合には、加重平均係数は0.2となる。
WAVG=PAVG×CE+PMAX×(1−CE) (2)
以上のように、PMAX=80、PAVG=30及びCE=0.2の場合には、下記の(2−1)式により、部分領域Aの加重平均輝度は、70になる。
30×0.2+80×(1−0.2)=70 (2−1)
(70+60+50)÷3=60 (3)
DE=WAVG−AWAVG (4)
以上の例では、部分領域Aの偏差は下記の(4−1)式により10、部分領域Bの偏差は下記の(4−2)式により0、及び、部分領域Cの偏差は下記の(4−3)式により−10になる。
70−60=10 (4−1)
60−60=0 (4−2)
50−60=−10 (4−3)
ACV=ALLAVG×2+5 (7)
但し、全体制御値(ACV)の最大値は、100とする。ここで、全体制御値の最大値は相対値であり、いくらであってもよい。
ここで、全体平均輝度が15である場合には、(7)式により、全体制御値は、35となる。
PCV=ACV+DE×G (8)
以上に記載された例では、ACV=35、部分領域AのDE=10、部分領域BのDE=0、及び、部分領域CのDE=−10である。このため、部分領域A、部分領域B及び部分領域Cの部分制御値は、それぞれ、下記の(8−1)式、(8−2)式及び(8−3)式により求められる。
35+10×G (8−1)
35+0×G (8−2)
35−10×G (8−3)
また、G=2と設定されている場合には、部分領域Aの部分制御値は55、部分領域Bの部分制御値は35、及び、部分領域Cの部分制御値は15となる。
一方、G=0と設定されている場合には、部分領域A、部分領域B及び部分領域Cの部分制御値は、全て35となる。この場合には、それぞれの部分領域でバックライトの明るさが異ならない、全面バックライト制御となる。即ち、設定値Gを自由に設定することで、視聴者の好みのバックライト動作を実現することができる。
まず、映像入力端子101に入力された映像信号に基づいて、特徴量算出部102は、特徴量を算出する(S10)。
また、部分平均値算出部104は、各部分領域で部分特徴量平均値を算出する(S12)。
全体平均値算出部105は、全画面で特徴量平均値を算出する(S13)。
そして、加重平均算出部は、加重平均係数算出部106で算出された加重平均係数を用いて、部分領域毎に、その部分特徴量最大値と、その部分特徴量平均値とを加重平均する(S15)。
そして、比較部109は、加重平均算出部107から与えられた一つの部分領域の加重平均値と、平均値算出部108から与えられた基準平均値とを比較する。
部分制御値算出部111は、全体平均値算出部105で算出された特徴量平均値に基づいて全体制御値算出部110で算出された全体制御値を受け取る。そして、部分制御値算出部111は、比較部109での比較結果に応じて、全体制御値から各部分領域のバックライト制御値である部分制御値を算出する(S18)。
図3は、全体平均輝度が低い場合の映像例を示す概略図である。
図3に示されている映像170では、左上に月があり、右にビルがある。ビルの窓は、明るく光っている場合を想定している。簡単のため、背景は一様であるとする。
図4に示されている上側の数字が最大輝度、下側の数字が平均輝度である。全体平均輝度は、簡単のため10とする。
図4に示されているように、左上の区域を区域A、右上のビルが一部分ある区域を区域B、右側のビルがある区域を区域C、背景の区域を区域Dとする。
そして、それぞれの区域に含まれる部分領域の加重平均輝度は、(2)式に基づいて、以下の(9)式から(12)式により求められる。
区域A: 15×0.15+90×(1−0.15)= 78.75 (9)
区域B: 10×0.15+80×(1−0.15)= 69.5 (10)
区域C: 20×0.15+80×(1−0.15)= 71 (11)
区域D: 5×0.15+ 5×(1−0.15)= 5 (12)
(78.75+69.5+71×2+5×8)÷12=27.5 (13)
区域A: 78.75−27.5=51.25 (14)
区域B: 69.5−27.5=42 (15)
区域C: 71−27.5=43.5 (16)
区域D: 5−27.5=−22.5 (17)
区域A: 25+51.25×G (18)
区域B: 25+42×G (19)
区域C: 25+43.5×G (20)
区域D: 25−22.5×G (21)
ここで、部分制御値には、最大値及び最小値が設定されており、部分制御値算出部111は、算出された部分制御値が最小値よりも小さい場合には、最小値を採用し、算出された部分制御部が最大値よりも大きい場合には、最大値を採用する。例えば、最小値は、0、5又は20に設定されている。最小値が0である場合には、算出された部分制御値が負の値となった場合は、設定された最小値が出力される。
図5は、全体平均輝度が高い場合の映像例を示す概略図である。
図5に示されている映像171では、左上に太陽があり、右にビルがある。また、中央下部に木とその影がある。簡単のため、背景は一様であるとする。
図6に示されている上側の数字が最大輝度、下側の数字が平均輝度である。全体平均輝度は、簡単のため50とする。
図6に示されているように、左上の区域を区域A、右上のビルが一部分ある区域を区域B、右側のビルがある区域を区域C、木がある区域を区域域D、木の影がある区域を区域E、背景の区域を区域Fとする。
そして、それぞれの区域に含まれる部分領域の加重平均輝度は、(2)式に基づいて、以下の(22)式から(27)式により求められる。
区域A: 70×0.55+100×(1−0.55)= 83.5 (22)
区域B: 55×0.55+80 ×(1−0.55)= 66.25 (23)
区域C: 60×0.55+80 ×(1−0.55)= 69 (24)
区域D: 40×0.55+50 ×(1−0.55)= 44.5 (25)
区域E: 20×0.55+50 ×(1−0.55)= 33.5 (26)
区域F: 50×0.55+50 ×(1−0.55)= 50 (27)
(83.5+66.25+69×2+44.5+33.5+50×6)÷12
=55.5 (28)
区域A: 83.5 −55.5=28 (29)
区域B: 66.25−55.5=10.75 (30)
区域C: 69 −55.5=13.5 (31)
区域D: 44.5 −55.5=−11 (32)
区域E: 33.5 −55.5=−22 (33)
区域F: 50 −55.5=−5.5 (34)
区域A 100+28×G (35)
区域B 100+10.75×G (36)
区域C 100+13.5×G (37)
区域D 100−11×G (38)
区域E 100−22×G (39)
区域F 100−5.5×G (40)
また、各画素で、画素毎に特定される値の最大値、例えば、赤、緑及び青の画素値の最大値を特徴量としても良い。例えば、赤、緑及び青の画素値の最大値を特徴量とした場合、赤いバラ等は、高い特徴量になり、特徴量を輝度とした時より、バックライトを明るく制御することができる。この場合には、色鮮やかな物を明るく表示したい表示装置等と組み合わせると、効果が期待できる。
また、(1)式のように、加重平均係数の算出式は、必ずしも、全体平均輝度(ALLAVG)の1次式である必要はない。例えば、全体として特徴量の平均を重視したい場合、又は、特徴量の最大値を重視したい場合等、コンテンツ、ディスプレイの性能又はディスプレイの周辺環境により、適切な最大値、最小値及び計算式を用いることで、様々な調整が可能である。例えば、各部分領域において、特徴量の平均の差が小さいが特徴量の最大値に比較的大きな差があるとき、特徴量の最大値の差が小さいが特徴量の平均に比較的大きな差があるとき等に、各部分領域間のバックライトの輝度差が大きい方がよいか又は小さい方がよいかで、様々な調整が可能である。
図7は、実施の形態2に係る画像処理装置200の構成を概略的に示すブロック図である。
画像処理装置200は、映像入力端子101と、特徴量算出部102と、部分最大値検出部103と、部分平均値算出部104と、全体平均値算出部105と、加重平均係数算出部206と、加重平均算出部107と、平均値算出部108と、比較部109と、全体制御値算出部110と、部分制御値算出部111と、周辺部分平均値算出部213と、出力端子112とを備える。
実施の形態2に係る画像処理装置200は、周辺部分平均値算出部213及び加重平均係数算出部206を除いて、実施の形態1に係る画像処理装置100と同様に構成されている。以下では、主に、周辺部分平均値算出部213及び加重平均係数算出部206について説明する。実施の形態2では、加重平均係数を算出する際に用いられる平均値を算出する範囲が、部分領域毎に異なる範囲となっている。
また、特徴量算出部102、全体平均値算出部105、部分相対制御値算出部220、全体制御値算出部110及び部分制御値算出部111により、バックライト制御装置230が構成される。
例えば、加重平均係数算出部206は、周辺部分平均値算出部213から与えられる周辺部分平均値である周辺部分平均輝度(PARTAVG)を用いて、下記の(41)式から、加重平均係数(CE)を算出する。
CE=PARTAVG×0.01+0.05 (41)
但し、加重平均係数(CE)の最大値は1である。
図8は、バックライトの領域分割数が比較的多い場合の映像例を示す概略図である。
例えば、映像272に含まれている木の影に着目すると、木の影の領域の明るさは暗めに制御することが望まれる。映像全体の平均輝度が比較的高く、かつ、木の影の周辺の領域の平均輝度の方が映像全体の平均輝度より高い場合、映像全体の平均輝度により加重平均係数を算出するより、木の影の周辺部分の平均輝度から加重平均係数を算出した方が、最大輝度よりも平均輝度を重視する計算になる。このため、より望ましい明るさ制御が可能となる。これは、全体が暗い映像の場合でも同じことが言える。
図9は、実施の形態3に係る画像処理装置300の構成を概略的に示すブロック図である。
画像処理装置300は、映像入力端子101と、特徴量算出部102と、部分相対制御値算出部120、220と、部分制御値算出部111と、出力端子112と、全体制御値入力端子314とを備える。
実施の形態3に係る画像処理装置300は、全体制御値入力端子314を除いて、実施の形態1に係る画像処理装置100又は実施の形態2に係る画像処理装置200と同様に構成されている。以下では、主に、全体制御値入力端子314について説明する。
実施の形態3におけるバックライト制御装置330には、全体制御値が外部から入力される。
なお、部分相対制御値算出部120、220は、実施の形態1における部分相対制御値算出部120及び実施の形態2における部分相対制御値算出部220の何れか一方である。
実施の形態3における部分制御値算出部111は、部分相対制御値算出部120、220から与えられた値に設定値Gを乗算し、全体制御値入力端子314から与えられた全体制御値に加算する。
図10は、実施の形態4に係る画像表示装置としての画像処理装置400の構成を概略的に示すブロック図である。
画像処理装置400は、映像入力端子101と、バックライト制御装置130、230と、バックライト440と、映像信号処理部450と、光学パネル451とを備える。
実施の形態4における映像入力端子101は、実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態4におけるバックライト制御装置130、230は、実施の形態1におけるバックライト制御装置130及び実施の形態2におけるバックライト制御装置230の何れか一方である。
映像信号処理部450は、映像入力端子101に入力された映像信号に高画質化処理等を施して出力する。例えば、映像信号処理部450は、一般的な映像信号処理、例えば、ノイズ除去、輝度補正、色補正、輪郭補正又は超解像処理等を行う。
光学パネル451は、映像信号処理部450から入力された映像信号により、光の透過率を変化させる。光学パネル451は、例えば、液晶パネルである。
ここで、映像信号処理部450及び光学パネル451により、入力画像に基づいて画像を表示する表示部452が構成される。
図11は、実施の形態5に係る画像表示装置としての画像処理装置500の構成を概略的に示すブロック図である。
画像処理装置500は、映像入力端子101と、全体制御値入力端子314と、バックライト制御装置330と、バックライト440と、映像信号処理部450と、光学パネル451とを備える。
実施の形態5における画像処理装置500は、全体制御値入力端子314及びバックライト制御装置330を除いて、実施の形態4に係る画像処理装置400と同様に構成されている。
実施の形態5におけるバックライト制御装置330は、実施の形態3におけるバックライト制御装置330である。
Claims (11)
- 入力画像の画素毎に特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記入力画像に含まれる部分領域における前記特徴量の最大値である部分最大値を、前記入力画像に含まれる部分領域毎に検出する部分最大値検出部と、
前記部分領域における前記特徴量の平均値である部分平均値を、前記部分領域毎に算出する部分平均値算出部と、
予め定められた範囲における前記特徴量の平均値が大きいほど前記部分平均値の割合が高くなるように加重平均係数を算出する加重平均係数算出部と、
前記部分領域毎に、前記加重平均係数を用いて、前記部分最大値及び前記部分平均値の加重平均値を算出する加重平均算出部と、
前記加重平均値の平均値である基準平均値を算出する平均値算出部と、
前記部分領域毎に、前記加重平均値と、前記基準平均値とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果に基づいて、前記部分領域毎に、前記加重平均値が前記基準平均値よりも大きいほど、バックライトの対応する部分が明るくなるように部分制御値を算出する部分制御値算出部と、を備えること
を特徴とするバックライト制御装置。 - 前記予め定められた範囲は、前記入力画像の全体であること
を特徴とする請求項1に記載のバックライト制御装置。 - 前記予め定められた範囲は、前記部分平均値を算出する対象となる部分領域毎に異なる範囲であること
を特徴とする請求項1に記載のバックライト制御装置。 - 前記予め定められた範囲は、前記部分平均値を算出する対象となる部分領域と、前記部分平均値を算出する対象となる部分領域の周辺の部分領域とを含む範囲であること
を特徴とする請求項3に記載のバックライト制御装置。 - 前記比較部は、前記基準平均値を用いて前記加重平均値の偏差を求め、
前記部分制御値算出部は、前記バックライトの全体の明るさを示す全体制御値に前記偏差を加算することで、前記部分制御値を算出すること
を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のバックライト制御装置。 - 前記比較部は、前記基準平均値に対する前記加重平均値の割合を求め、
前記部分制御値算出部は、前記バックライトの全体の明るさを示す全体制御値に前記割合を乗算することで、前記部分制御値を算出すること
を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のバックライト制御装置。 - 前記入力画像の全体における前記特徴量の平均値である特徴量平均値を算出する全体平均値算出部と、
前記特徴量平均値に基づいて、前記全体制御値を算出する全体制御値算出部をさらに備えること
を特徴とする請求項5又は6に記載のバックライト制御装置。 - 前記特徴量は輝度であること
を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のバックライト制御装置。 - 前記特徴量は、画素毎に特定される値の最大値であること
を特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のバックライト制御装置。 - バックライトと、
入力画像の画素毎に特徴量を算出する特徴量算出部と、
前記入力画像に含まれる部分領域における前記特徴量の最大値である部分最大値を、前記入力画像に含まれる部分領域毎に検出する部分最大値検出部と、
前記部分領域における前記特徴量の平均値である部分平均値を、前記部分領域毎に算出する部分平均値算出部と、
予め定められた範囲における前記特徴量の平均値が大きいほど前記部分平均値の割合が高くなるように加重平均係数を算出する加重平均係数算出部と、
前記部分領域毎に、前記加重平均係数を用いて、前記部分最大値及び前記部分平均値の加重平均値を算出する加重平均算出部と、
前記加重平均値の平均値である基準平均値を算出する平均値算出部と、
前記部分領域毎に、前記加重平均値と、前記基準平均値とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果に基づいて、前記部分領域毎に、前記加重平均値が前記基準平均値よりも大きいほど、前記バックライトの対応する部分が明るくなるように部分制御値を算出する部分制御値算出部と、
前記入力画像に基づいて画像を表示する表示部と、を備え、
前記バックライトは、前記部分制御値に基づいて、部分毎に明るさを制御すること
を特徴とする画像表示装置。 - 入力画像の画素毎に特徴量を算出し、
前記入力画像に含まれる部分領域における前記特徴量の最大値である部分最大値を、前記入力画像に含まれる部分領域毎に検出し、
前記部分領域における前記特徴量の平均値である部分平均値を、前記部分領域毎に算出し、
予め定められた範囲における前記特徴量の平均値が大きいほど前記部分平均値の割合が高くなるように加重平均係数を算出し、
前記部分領域毎に、前記加重平均係数を用いて、前記部分最大値及び前記部分平均値の加重平均値を算出し、
前記加重平均値の平均値である基準平均値を算出し、
前記部分領域毎に、前記加重平均値と、前記基準平均値とを比較して、前記部分領域毎に、前記加重平均値が前記基準平均値よりも大きいほど、バックライトの対応する部分が明るくなるように部分制御値を算出すること
を特徴とするバックライト制御方法。
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