JP2017105625A - Image formation device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus.
従来から、電子写真方式を採用したプリンタや複写機等の画像形成装置が広く利用されている。一般的な画像形成装置では、使用する用紙の種類や性質が様々であることや、搬送ローラー等の部品の特性、搬送時における温度や湿度の使用環境等の要因によって、用紙が搬送方向とは直交する方向(以下、用紙幅方向または主走査方向という)に片寄って搬送されてしまう場合がある。この状態において、印刷処理を実行すると、印字位置精度が低下してしまうという問題があった。 2. Description of the Related Art Conventionally, image forming apparatuses such as printers and copiers that employ an electrophotographic method have been widely used. In general image forming apparatuses, the direction of the paper is the direction of conveyance due to various types and properties of the paper used, the characteristics of parts such as the conveyance rollers, and the usage environment of temperature and humidity during conveyance. In some cases, the sheet is conveyed in a direction that is perpendicular to the sheet (hereinafter referred to as a sheet width direction or a main scanning direction). If the printing process is executed in this state, there is a problem that the printing position accuracy is lowered.
そこで、従来から、片寄りセンサにより用紙の幅方向のずれ量を検知し、この検知結果に基づいて用紙をレジストローラー対により挟持した状態で用紙幅方向に移動させることにより、画像に対する用紙の位置関係を調整する、いわゆる片寄り補正(レジスト揺動補正)が行われている。特許文献1には、用紙のレジストレーションを行うための用紙整合装置に関し、レジストローラーのみによって用紙の整合を行わずに、その上流部に配置するプリレジストローラにも整合機能を持たせることが記載されている。 Therefore, conventionally, the position of the paper relative to the image is detected by detecting the amount of deviation in the paper width direction by the deviation sensor and moving the paper in the paper width direction while being sandwiched between the registration roller pairs based on the detection result. So-called offset correction (registration swing correction) is performed to adjust the relationship. Patent Document 1 relates to a sheet aligning apparatus for performing sheet registration, and describes that a pre-registration roller disposed in an upstream portion of the sheet aligning function is provided with an aligning function without performing sheet alignment only by a registration roller. Has been.
しかしながら、上述した特許文献1に記載の用紙整合装置等では、以下のような問題がある。例えば、用紙の表裏を反転する反転経路に屈曲部がある場合であって、用紙の後端部が屈曲部を抜けていない状態でレジスト揺動補正が実施される場合、用紙のコシによりガイド板との間で摺動抵抗が発生してしまう場合がある。特に、厚紙では、剛度が非常に大きくなるため、摺動抵抗の問題が顕著となる。その結果、厚紙等の用紙を使用した場合では、増大する摺動抵抗によって、揺動動作に用紙後端が追従できず、用紙後端部の揺動量が不足して用紙曲がりやしわが発生していた。これらの状態で画像形成処理を実行すると、画像位置が曲がる等の不具合が発生してしまうという問題がある。 However, the paper aligning device described in Patent Document 1 described above has the following problems. For example, when there is a bend in the reversal path for reversing the front and back of the paper, and the resist swing correction is performed in a state where the rear end of the paper does not pass through the bend, the guide plate is caused by the stiffness of the paper. May cause sliding resistance. In particular, since the stiffness of cardboard is very large, the problem of sliding resistance becomes significant. As a result, when paper such as thick paper is used, the trailing edge of the paper cannot follow the swinging operation due to the increased sliding resistance, and the amount of swinging of the trailing edge of the paper is insufficient, causing the paper to be bent or wrinkled. It was. If the image forming process is executed in these states, there is a problem that a problem such as a bent image position occurs.
そこで、本発明は、上述した課題を解決するために、片寄り補正時の用紙曲がりを防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。 SUMMARY An advantage of some aspects of the invention is to provide an image forming apparatus that can prevent paper skew at the time of deviation correction.
本発明に係る画像形成装置は、第1の搬送ローラー対と、前記第1の搬送ローラー対により用紙を挟持した状態で用紙搬送方向の第1の方向とは直交する第2の方向に移動させる第1の移動部と、前記第1の搬送ローラー対よりも前記用紙搬送方向の上流側に設けられた少なくとも1以上の第2の搬送ローラー対と、前記第2の搬送ローラー対により用紙を挟持した状態で前記第2の方向に移動させる第2の移動部と、前記第1の搬送ローラー対よりも前記用紙搬送方向の下流側に設けられ、用紙の片寄りを検知する検知部と、前記検知部により検知された用紙の片寄り量に基づいて当該用紙の片寄り補正を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記片寄り補正時において、前記第1および第2の移動部を制御して前記第1および前記第2の搬送ローラー対を同一タイミング、同一方向および同一移動量にて移動させるものである。 The image forming apparatus according to the present invention moves the first transport roller pair in a second direction perpendicular to the first direction of the paper transport direction in a state where the paper is sandwiched between the first transport roller pair. The sheet is sandwiched between the first moving unit, at least one second conveying roller pair provided upstream of the first conveying roller pair in the sheet conveying direction, and the second conveying roller pair. A second moving unit that moves in the second direction in a state in which the sheet is moved, a detection unit that is provided on the downstream side of the first conveyance roller pair in the sheet conveyance direction and detects a shift of the sheet, A control unit that corrects the misalignment of the sheet based on the amount of misalignment of the sheet detected by the detection unit, and the control unit includes the first and second moving units at the time of the misalignment correction. Controlling the first and second Same timing conveying roller pair, and moves in the same direction and the same amount of movement.
本発明において、第2の搬送ローラー対は、一つの搬送ローラー対であっても良いし、2以上の搬送ローラー対であっても良い。第2の搬送ローラー対を設ける場合には、第2の移動部もこれに応じて複数設けることができる。第2の搬送ローラー対としては、例えば、用紙にループを形成するためのループローラーや、用紙の表裏を反転させる反転経路に設けられる搬送ローラー等が挙げられる。また、紙種には、用紙の厚みや坪量が含まれる。 In the present invention, the second conveyance roller pair may be a single conveyance roller pair or two or more conveyance roller pairs. When providing the 2nd conveyance roller pair, the 2nd moving part can also be provided with two or more according to this. Examples of the second transport roller pair include a loop roller for forming a loop on the paper, and a transport roller provided on a reversing path for reversing the front and back of the paper. Further, the paper type includes the thickness and basis weight of the paper.
本発明によれば、用紙を第1および第2の搬送ローラー対により同一タイミング、同一方向、同一移動量で移動させるので、片寄り補正時における用紙曲がりを確実に防止することができる。 According to the present invention, since the paper is moved by the first and second transport roller pairs at the same timing, in the same direction, and with the same movement amount, it is possible to reliably prevent the paper from being bent during the deviation correction.
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上拡張されており、実際の比率と異なる場合がある。 Hereinafter, preferred embodiments of the present disclosure will be described in detail with reference to the accompanying drawings. In addition, the dimension ratio of drawing is expanded on account of description and may differ from an actual ratio.
<第1の実施の形態>
[画像形成装置100の構成例]
図1は、本発明に係る画像形成装置100の構成の一例を示している。図1に示すように、画像形成装置100は、タンデム型の画像形成装置と称されるものであり、自動原稿搬送部80と装置本体102とを備えている。自動原稿搬送部80は、装置本体102の上部に取り付けられ、搬送台上にセットされた用紙を搬送ローラー等により装置本体102の画像読取部90に送り出す。
<First Embodiment>
[Configuration Example of Image Forming Apparatus 100]
FIG. 1 shows an example of the configuration of an
装置本体102は、操作表示部70と、画像読取部90と、画像形成部10と、中間転写ベルト8と、給紙部20と、レジスト部400と、定着部44と、自動用紙反転搬送ユニット60(Auto Duplex Unit:以下ADUという)とを有している。
The apparatus
操作表示部70は、表示部と入力部とが組み合わされたタッチパネルと、タッチパネルの周辺部に設けられたスタートキーや決定キーを含む操作キーとを有している。操作表示部70は、操作画面等を画面上に表示したり、操作画面でのタッチ操作や操作キーの操作により入力された用紙サイズ等に関する画像形成条件等を受け付けたりする。
The
画像読取部90は、原稿台上に載置された原稿、または自動原稿搬送部80により搬送された原稿を走査露光装置の光学系により走査露光し、走査した原稿の画像をCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサにより光電変換して画像情報信号を生成する。画像情報信号は、図示しない画像処理部によりアナログ処理、アナログ/ディジタル(以下A/Dという)変換処理、シューディング補正、画像圧縮処理等が行われた後に、画像形成部10に出力される。
The
画像形成部10は、電子写真方式により画像を形成するものであり、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット10Yと、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット10Mと、シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット10Cと、黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット10Kとを有している。この例では、それぞれ共通する機能名称、例えば、符号10の後ろに形成する色を示すY,M,C,Kを付して表記する。
The
画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム1Yと、その周囲に配置される帯電器2Y、露光部(光書込み部)3Y、現像器4Yおよびクリーニング部6Yを有している。画像形成ユニット10Mは、感光体ドラム1Mと、その周囲に配置される帯電器2M、露光部3M、現像器4Mおよびクリーニング部6Mを有している。画像形成ユニット10Cは、感光体ドラム1Cと、その周囲に配置される帯電器2C、露光部3C、現像器4Cおよびクリーニング部6Cを有している。画像形成ユニット10Kは、感光体ドラム1Kと、その周囲に配置される帯電器2K、露光部3K、現像器4Kおよびクリーニング部6Kを有している。
The
画像形成ユニット10Y,10M,10C,10Kにおけるそれぞれの感光体ドラム1Y,1M,1C,1K、帯電器2Y,2M,2C,2K、露光部3Y,3M,3C,3K、現像器4Y,4M,4C,4K、クリーニング部6Y,6M,6C,6K、一次転写ローラー7Y,7M,7C,7Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に、区別が必要な場合を除き、Y,M,C,Kを付さずに表記することとする。
Respective
帯電器2は、感光体ドラム1の表面をほぼ一様に帯電する。露光部3は、例えばLEDアレイと結像レンズとを有するLPH(LED Print Head)や、ポリゴンミラー方式のレーザー露光走査装置により構成され、画像情報信号に基づいて感光体ドラム1上をレーザー光により走査して静電潜像を形成する。現像器4は、感光体ドラム1上に形成された静電潜像をトナーにより現像する。これにより、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。
The
中間転写ベルト8は、複数のローラーにより張架されると共に回動可能に支持されている。中間転写ベルト8の回動と併せて、一次転写ローラー7と感光体ドラム1とが回転し、一次転写ローラー7と感光体ドラム1との間に所定の電圧が印加されることで、感光体ドラム1に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(一次転写)。
The
給紙部20は、A3やA4等の用紙Pが収容された複数の給紙トレイ20A,20Bを有している。各給紙トレイ20A,20Bから搬送ローラー22,24,26,28等によって搬送された用紙Pは、レジスト部400に搬送される。なお、給紙トレイの数は2つに限定されるものではない。また、必要に応じて大容量の用紙Pを収容することが可能な大容量給紙装置を単数または複数連結させても良い。
The
レジスト部400は、給紙部20等から搬送される用紙先端の突き当てによるループを作成することで用紙Pの曲がりを補正したり、用紙Pを挟持した状態で用紙幅方向D2に揺動(移動)させることで用紙Pの片寄りを補正したりする。用紙Pの片寄り等が補正された用紙Pは、所定のタイミングで二次転写部34に搬送される。
The
二次転写部34では、中間転写ベルト8上に転写されたY色、M色、C色、K色トナー像が、レジスト部400から搬送されてくる用紙Pの表面に一括転写される(二次転写)。二次転写された用紙Pは、用紙搬送方向D1の下流側の定着部44に搬送される。定着部44は、加圧ローラーと加熱ローラーとを有している。定着部44は、二次転写部34でトナー像が転写された用紙Pに加圧、加熱処理を行うことにより用紙P表面のトナー像を用紙Pに定着させる。
In the
搬送路切替部48は、選択されている印刷モード(片面印刷モード、両面印刷モード等)に基づいて、用紙Pの搬送経路を排紙経路側またはADU60側に切り替える。片面印刷モードで片面の印刷が終了した用紙P、または、両面印刷モードで両面の印刷が終了した用紙Pは、排紙ローラー46により排紙トレイ上に排出される。
The transport
また、両面印刷モードで、用紙Pの裏面側に画像を形成する場合、表面側に画像が形成された用紙Pは、搬送ローラー62等を介してADU60に搬送される。ADU60のスイッチバック経路では、ADUローラー64の逆回転制御により用紙Pの後端を先頭にしてUターン経路部に搬送され、Uターン経路部に設けられた搬送ローラー66,68,300等により表裏反転された状態でレジスト部400に再給紙される。
Further, when an image is formed on the back side of the paper P in the duplex printing mode, the paper P on which the image is formed on the front side is conveyed to the
[レジスト部400の構成例]
図2は、レジスト部400の構成の一例を示している。図2に示すように、レジスト部400は、レジストローラー対200と、ループローラー対240と、片寄り検知センサ280と、ADU搬送ローラー対300とを備えている。なお、以下において、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300をまとめて搬送ローラー対と呼ぶ場合がある。
[Configuration Example of Resist Unit 400]
FIG. 2 shows an example of the configuration of the resist
レジストローラー対200は、二次転写部34よりも用紙搬送方向D1の上流側の搬送経路R1に配置されている。レジストローラー対200は、回転駆動する駆動ローラー202と、駆動ローラー202の回転に伴って従動回転する従動ローラー204とを有している。レジストローラー対200は、用紙先端の突き当てによるループの作成により用紙Pの曲がり補正をしたり、用紙再搬送後の用紙先端と画像先端との合わせ補正をしたり、用紙Pを挟持した状態で用紙幅方向D2に揺動させることで用紙Pの片寄り補正をしたりする。
The
ループローラー対240は、レジストローラー対200よりも用紙搬送方向D1の上流側の搬送経路R1に配置されている。ループローラー対240は、回転駆動する駆動ローラー242と、駆動ローラー242の回転に伴って従動回転する従動ローラー244とを有している。ループローラー対240は、用紙Pの送り量を調整することで、用紙Pの先端をレジストローラー対200のニップ部に突き当ててループを作成する。
The
片寄り検知センサ280は、レジストローラー対200よりも用紙搬送方向D1の下流側に配置されている。片寄り検知センサ280は、複数の光電変換素子を用紙幅方向D2に沿って直線状に配列したラインセンサ、又は光電変換素子をマトリクス状に配置したイメージセンサにより構成することができる。ラインセンサ及びイメージセンサとしては、CCD型のイメージセンサやCMOS型(MOS型を含む)のイメージセンサを利用できる。
The
ADU搬送ローラー対300は、ADU60の略U字状に湾曲した屈曲経路R2に配置されている。屈曲経路R2は、例えば、対向して配置された一対のガイド板により構成される。ADU搬送ローラー対300は、回転駆動する駆動ローラー302と、駆動ローラー302の回転に伴って従動回転する従動ローラー304とを有している。
The ADU
[画像形成装置100のブロック構成例]
図3は、画像形成装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、画像形成装置100は、装置全体の動作を制御するための制御部50を備えている。制御部50は、CPU(Central Processing Unit)52と、ROM(Read Only Memory)54と、RAM(Random Access Memory)56とを有している。
[Block Configuration Example of Image Forming Apparatus 100]
FIG. 3 is a block diagram illustrating an example of a functional configuration of the
CPU52は、ROM54から読み出したソフトウェア(プログラム)を実行することにより、画像形成処理に関する機能を実現する。本実施の形態では、用紙サイズや紙種に応じて揺動対象の搬送ローラー対を選択したり、搬送経路に応じて揺動対象の搬送ローラー対を選択したり、検出される片寄り量に応じて揺動回数を設定したりする。
The
制御部50には、レジストローラー駆動部210と、レジストローラー揺動部220と、レジストローラー圧着解除部230と、片寄り検知センサ280と、ループローラー駆動部250と、ループローラー揺動部260と、ループローラー圧着解除部270と、ADU搬送ローラー駆動部310と、ADU搬送ローラー揺動部320と、ADU搬送ローラー圧着解除部330とがそれぞれ接続されている。
The
レジストローラー駆動部210は、レジストローラー駆動モータ等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してレジストローラー対200を正回転または逆回転駆動する。レジストローラー揺動部220は、レジストローラー揺動モータ、ラックおよびピニオンギア等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してレジストローラー対200を用紙幅方向D2に揺動させる。レジストローラー圧着解除部230は、レジストローラー圧着解除モータ、カムおよびカムフォロア等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してレジストローラー対200を圧着および離間させる。
The registration
ループローラー駆動部250は、ループローラー駆動モータを有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してループローラー対240を回転駆動する。ループローラー揺動部260は、ループローラー揺動モータ、ラックおよびピニオンギア等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してループローラー対240を用紙幅方向D2に揺動させる。ループローラー圧着解除部270は、ループローラー圧着解除モータ、カムおよびカムフォロア等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してループローラー対240を圧着および離間させる。
The loop
ADU搬送ローラー駆動部310は、搬送ローラー駆動モータ等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してADU搬送ローラー対300を回転させる。ADU搬送ローラー揺動部320は、搬送ローラー揺動モータや、ラックおよびピニオンギア等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してADU搬送ローラー対300を用紙幅方向D2に揺動させる。ADU搬送ローラー圧着解除部330は、搬送ローラー圧着解除モータ、カムおよびカムフォロア等を有し、制御部50から供給される駆動信号に基づいて駆動してADU搬送ローラー対300を圧着および離間させる。
The ADU transport
[片寄り補正時における搬送ローラー対の基本揺動動作]
従来の1本のレジストローラー対200のみを揺動させる場合、ADU搬送ローラー対300やADU60の屈曲経路R2の抵抗により、用紙後端が追従できないため、用紙後端の揺動量が不足して用紙曲がりが発生していた。特に、剛度が高い厚紙は、抵抗が高くなり用紙曲がりが顕著になる。この問題に対し、本実施の形態では以下のように対応する。
[Basic swinging motion of transport roller pair during offset correction]
When only one conventional
図4は、片寄り補正時における搬送ローラー対の揺動動作を説明するための図である。図4に示すように、例えば両面印刷時において、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300により用紙Pを挟持した状態で、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300を同一タイミング(同期)、同一揺動方向、同一揺動量にて揺動させる。また、2本の搬送ローラー対、例えばレジストローラー対200およびループローラー対240により揺動を行う場合でも、レジストローラー対200およびループローラー対240を同一タイミング、同一揺動方向、同一揺動量にて揺動させる。
FIG. 4 is a diagram for explaining the swinging operation of the transport roller pair at the time of deviation correction. As shown in FIG. 4, for example, during double-sided printing, the
以下では、この基本揺動動作を前提とし、用紙サイズや紙種、搬送経路等に応じて揺動対象とする最適な搬送ローラー対を選択し、選択した搬送ローラー対を同一タイミング、同一揺動方向、同一揺動量にて揺動させることで片寄り補正を実施する。以下に、各揺動動作について、詳しく説明する。 In the following, based on this basic swing operation, the optimum transport roller pair to be swung is selected according to the paper size, paper type, transport route, etc., and the selected transport roller pair is swung at the same timing and at the same time. Deviation correction is performed by swinging in the same direction and with the same swing amount. Hereinafter, each swing operation will be described in detail.
[用紙サイズや紙種に応じて揺動させる搬送ローラー対を選択する場合]
用紙サイズが大きく、特に厚紙を用いる場合、レジストローラー対200やループローラー対240、ADU搬送ローラー対300等の複数の搬送ローラー対を揺動させる必要がある。しかし、用紙サイズが小さい普通紙や薄紙を用いる場合、レジストローラー対200のみで用紙を揺動させることができ、その上流側のADU搬送ローラー対300等を用いなくても良い場合がある。この場合、例えば、ループローラー対240やADU搬送ローラー対300が次の用紙を搬送開始できる状態となるまで紙間を空ける必要があり、生産性の低下に繋がっていた。そこで、本実施の形態では、用紙サイズや紙種に応じて揺動対象とする搬送ローラー対を選択することで、少しでも次用紙との紙間が広がることを防止する。
[When selecting a transport roller pair that swings according to the paper size and type]
When the paper size is large, particularly when thick paper is used, it is necessary to swing a plurality of transport roller pairs such as the
(従来の場合について)
図5(A)〜図5(E)は、従来における片寄り補正動作を説明するための図である。なお、画像を形成する用紙Pは、2本のレジストローラー対200とループローラー対240とで挟持できるサイズとする。また、図5では、用紙幅方向D2において、紙面の手前を装置手前側と呼び、紙面の奥側を装置奥側と呼ぶ。
(Conventional case)
FIG. 5A to FIG. 5E are diagrams for explaining a conventional deviation correction operation. Note that the paper P on which an image is to be formed has a size that can be sandwiched between the two registration roller pairs 200 and the
図5(A)に示すように、用紙Pのレジスト補正後における用紙P1の再搬送に伴って、片寄り検知センサ280(図2参照)により用紙Pの片寄り量が検知される。レジストローラー対200およびループローラー対240は、検出された片寄り量に基づいて用紙Pを挟持した状態で、例えば装置手前側(矢印方向)に揺動する。ADU搬送ローラー対300は、用紙Pを挟持しない状態で揺動する。このときの揺動時間をtyとする。
As shown in FIG. 5A, the deviation amount of the paper P is detected by the deviation detection sensor 280 (see FIG. 2) as the paper P1 is re-conveyed after the registration correction of the paper P. The
図5(B)に示すように、用紙Pの先端部が二次転写部34に到達すると、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300が離間状態とされる。このときの離間時間をtrとする。
As shown in FIG. 5B, when the leading edge of the paper P reaches the
図5(C)に示すように、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は、離間状態とされた後、ホームポジションに戻るために、装置奥側(矢印方向)に揺動する。このときの揺動時間をtyとする。
As shown in FIG. 5C, the
図5(D)に示すように、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は、ホームポジションに戻ると、圧着状態とされる。このときの離間時間をtrとする。
As shown in FIG. 5D, when the
図5(E)に示すように、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300が圧着状態とされて次用紙P2の受け入れの準備ができたら、次用紙P2の搬送が開始される。このように、サイズの小さい用紙Pに対して3本の搬送ローラー対を用いた場合には、片寄り補正時の待ち時間Taとして、(ty×2+tr×2)の時間がかかる。
As shown in FIG. 5E, when the
(本実施の形態の場合について)
図6(A)〜図6(D)は、本発明における片寄り補正動作を説明するための図である。なお、画像を形成する用紙Pは、2本のレジストローラー対200とループローラー対240とで挟持できるサイズとする。また、図6では、用紙幅方向D2において、紙面の手前を装置手前側と呼び、紙面の奥側を装置奥側と呼ぶ。
(In the case of this embodiment)
FIG. 6A to FIG. 6D are diagrams for explaining the deviation correction operation in the present invention. Note that the paper P on which an image is to be formed has a size that can be sandwiched between the two registration roller pairs 200 and the
図6(A)に示すように、用紙P1のレジスト補正が終了すると、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300の圧着が解除されて離間状態とされる。また、用紙P1の再搬送に伴って、片寄り検知センサ280により用紙Pの片寄り量が検知される。レジストローラー対200は、片寄り量に基づいて用紙P1を持挟した状態で、例えば装置手前側(矢印方向)に揺動する。ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は、揺動しない。このときの離間時間をtrとする。
As shown in FIG. 6A, when the registration correction of the paper P1 is completed, the pressure bonding of the
図6(B)に示すように、用紙P1の先端部が二次転写部34に到達すると、レジストローラー対200が離間状態とされ、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300が圧着状態とされる。このときの圧着時間をtrとする。
As shown in FIG. 6B, when the leading edge of the paper P1 reaches the
図6(C)に示すように、レジストローラー対200は、ホームポジションに戻るために、装置奥側(矢印方向)に揺動する。また、既に圧着状態とされているループローラー対240およびADU搬送ローラー対300により次用紙P2の搬送が開始される。
As shown in FIG. 6C, the
図6(D)に示すように、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300により次用紙P2の搬送が開始されると、レジストローラー対200が圧着状態とされ、用紙P2のレジスト補正が行われる。本実施の形態では、サイズの小さい用紙Pに対して1本の搬送ローラー対を用いるので、片寄り補正時の待ち時間Tbとして、(tr×2)の時間がかかる。したがって、片寄り補正の待ち時間としては、従来:Ta>本実施の形態:Tbとなり、本実施の形態の片寄り補正の方が次用紙P2との紙間ピッチを狭くすることができ、生産性の向上を図ることができる。
As shown in FIG. 6D, when the conveyance of the next sheet P2 is started by the
[紙種に応じて搬送ローラー対の搬送圧を制御する場合]
摩擦抵抗が大きい厚紙を搬送ローラー対により挟持した状態で片寄り補正を行う場合、大きな搬送力(搬送圧)が必要になる。一般的に、搬送圧が最も必要な紙種に合わせて搬送ローラー対の搬送圧は設定されるが、摩擦抵抗が小さい薄紙では搬送圧が摩擦抵抗を上回り、薄紙にしわや座屈が生じ易くなる。そこで、本実施の形態では、紙種により搬送圧を調整する機構を設けることで、用紙滑りや用紙曲がりによる揺動不足や、用紙へのダメージを防止することを可能としている。
[When transport pressure of transport roller pair is controlled according to paper type]
When offset correction is performed in a state where thick paper having a large frictional resistance is sandwiched between a pair of conveyance rollers, a large conveyance force (conveyance pressure) is required. Generally, the transport pressure of the transport roller pair is set according to the paper type that requires the most transport pressure. However, with thin paper with low frictional resistance, the transport pressure exceeds the frictional resistance, and wrinkles and buckling are likely to occur on the thin paper. Become. Therefore, in this embodiment, by providing a mechanism for adjusting the conveyance pressure depending on the paper type, it is possible to prevent insufficient swing due to paper slipping or paper bending and damage to the paper.
搬送ローラー対の搬送圧を調整する調整機構としては、例えばレジストローラー圧着解除部230、ループローラー圧着解除部270およびADU搬送ローラー圧着解除部330を用いることができる。なお、調整機構は、公知の技術を採用できるため、詳細な説明については省略する。調整機構のモータの駆動によりカムの回転位置を調整することで、レジストローラー対200等の搬送ローラー対の搬送圧(ニップ圧)を調整できる。
As an adjustment mechanism for adjusting the conveyance pressure of the conveyance roller pair, for example, a registration roller
図7は、紙種と、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300の間における搬送圧の関係の一例を示している。図7に示すように、画像位置精度が求められるレジストローラー対200は、上流側のループローラー対240等よりも搬送圧が高く設定される。また、用紙Pの厚みが厚くなるほど、搬送圧が高くなるように設定される。さらに、上流側のループローラー対240およびADU搬送ローラー対300の搬送圧は、レジストローラー対200との距離が近い場合、寿命延命を目的として、レジストローラー対200の搬送圧よりも小さく設定することができる。また、このように上流側の搬送ローラー対の搬送圧を設定することで、用紙Pの揺動時におけるシワ等の発生を抑制できる。
FIG. 7 shows an example of the relationship between the paper type and the conveyance pressure among the
[片寄り量が揺動可動範囲を超える場合]
現在、給紙トレイの抜き差しやジャム処理時のADU架台の抜き差し等の作業により、用紙の中心が設計値に対してずれ易くなっており、搬送ローラー対の1回の揺動可動範囲を超える片寄り量が発生してしまう場合がある。この場合、1回の揺動だけでは片寄りを補正することができず、画像形成位置がずれるという問題が発生している。そこで、本実施の形態では、少なくとも2本以上の搬送ローラー対を用いて複数回の揺動を行うことにより、揺動可動範囲の上限値を超える片寄り補正を可能としている。
[When the offset amount exceeds the swinging movable range]
At present, the center of the paper is easily shifted from the design value due to operations such as inserting / removing the paper feed tray or ADU frame during jam processing, and it is a piece exceeding the range of single swing movement of the transport roller pair. There is a case where the amount of deviation occurs. In this case, there is a problem that the deviation cannot be corrected by only one swing and the image forming position is shifted. Therefore, in the present embodiment, the offset correction exceeding the upper limit value of the swing movable range is enabled by performing the swing a plurality of times using at least two pairs of transport rollers.
図8(A)〜図8(H)は、検知した片寄り量が揺動可動範囲を超える場合における片寄り補正を説明するための図である。なお、以下では、レジストローラー対200等の搬送ローラー対の揺動可動範囲の最大値を±5mmとする。また、実線で示す用紙Pを現在の用紙位置とし、破線で示す用紙Pを理想の用紙位置とする。また、紙面の上方を装置奥側とし、紙面の下方を装置手前側とする。
FIGS. 8A to 8H are diagrams for explaining the shift correction when the detected shift amount exceeds the swing movable range. Hereinafter, the maximum value of the swing movable range of the transport roller pair such as the
図8(A)に示すように、レジスト補正が終了とすると、圧着状態とされたレジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300により用紙Pの再搬送が開始される。用紙Pの再搬送に伴い、片寄り検知センサ280により用紙Pの片寄り量が検出される。本例では、片寄り量を10mmとする。したがって、揺動動作を2回行う必要がある。
As shown in FIG. 8A, when the registration correction is completed, the re-conveyance of the sheet P is started by the
図8(B)に示すように、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は、用紙Pを挟持した状態で、検出された片寄り量に基づいて同一揺動方向、同一タイミング、同一揺動量で揺動する。揺動方向は装置手前側(矢印方向)であり、揺動量は最大値の5mmである。
As shown in FIG. 8B, the
図8(C)に示すように、用紙Pの揺動が終了すると、ループローラー対240は圧着状態を維持して用紙Pを保持し、他の2本のレジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は圧着を解除して離間状態とされる。
As shown in FIG. 8C, when the swinging of the paper P is completed, the
図8(D)に示すように、離間状態としたレジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は、ホームポジションに戻るために、装置奥側(矢印方向)に揺動する。揺動量は、最大値の5mmである。
As shown in FIG. 8D, the
図8(E)に示すように、ホームポジションに戻ったレジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は再度圧着状態とされる。これにより、用紙Pの先端部および後端部(またはこれらの周辺部)が、レジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300によって保持される。また、図8(F)に示すように、ループローラー対240は離間状態とされる。
As shown in FIG. 8E, the
図8(G)に示すように、レジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は、用紙Pを挟持した状態で、同一揺動方向、同一タイミング、同一揺動量により装置手前側(矢印方向)に揺動する。揺動方向は装置手前側であり、揺動量は最大値の5mmである。この2回の揺動により、用紙Pは装置手前側に目的値の10mm揺動する。
As shown in FIG. 8 (G), the
図8(H)に示すように、揺動が終了すると、ループローラー対240は圧着状態とされる。このように、2段階の揺動を行うことにより、搬送ローラー対の揺動可動範囲を超える片寄り量に対しても対応することが可能になる。
As shown in FIG. 8 (H), when the swinging is finished, the
[画像形成装置100の動作例]
図9は、第1の実施の形態に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。画像形成装置100の制御部50(CPU52)は、ROM254から読み出したソフトウェアを実行することにより、以下に示すフローチャートに示す処理を実現する。
[Operation Example of Image Forming Apparatus 100]
FIG. 9 is a flowchart illustrating an example of the operation of the
ステップS100において、制御部50は、ジョブが送信されると、搬送ローラー対制御処理を実行する。本実施の形態において、搬送ローラー対制御処理とは、用紙サイズや紙種に応じて揺動対象とする搬送ローラー対を変更する処理である。図9は、搬送ローラー対選択処理のサブルーチンである。
In step S100, when the job is transmitted, the
図9に示すように、ステップS200において、制御部50は、ジョブに含まれる画像形成条件に基づいて、ジョブの紙種が普通紙であるか、または厚紙であるかを判断する。なお、紙種情報は、操作表示部70からの入力により取得することもできる。制御部50は、実行するジョブの紙種が普通紙であると判断した場合、ステップS210に進む。
As shown in FIG. 9, in step S200, the
ステップS210において、制御部50は、普通紙がA4サイズであるか、またはA3サイズであるかを判断する。制御部50は、普通紙がA4サイズであると判断した場合、揺動を行う搬送ローラー対としてレジストローラー対200のみを選択する。ステップS220が終了したら、サブルーチンを終了して図9に示すステップS110に進む。
In step S210, the
一方、制御部50は、普通紙がA3サイズであると判断した場合、ステップS230に進み、揺動を行う搬送ローラー対としてレジストローラー対200とその上流側の搬送ローラー対を選択する。例えば、上流側の搬送ローラー対としては、ADU搬送ローラー対300を選択できる。ステップS230が終了したら、サブルーチンを終了して図9に示すステップS110に進む。
On the other hand, when determining that the plain paper is A3 size, the
また、ステップS200において、制御部50は、実行するジョブの紙種が厚紙であると判断した場合、ステップS240に進む。
In step S200, when the
ステップS240において、制御部50は、厚紙がA4サイズであるか、またはA3サイズであるかを判断する。制御部50は、厚紙がA4サイズであると判断した場合、ステップS230に進み、揺動を行う搬送ローラー対としてレジストローラー対200とその上流側の搬送ローラー対を選択する。ステップS240が終了したら、サブルーチンを終了して図9に示すステップS110に進む。
In step S240, the
一方、制御部50は、厚紙がA3サイズであると判断した場合、ステップS250に進み、揺動を行う搬送ローラー対として3本のレジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300を選択する。ステップS250が終了したら、図9に示すステップS110に進む。
On the other hand, if the
図9に示すステップS110において、制御部50は、片寄り補正時に揺動させる搬送ローラー対を選択したら、用紙Pの搬送を開始させる。用紙Pの搬送の開始に伴い、給紙部20から取り出された用紙Pは、二次転写部34にて表面に画像が形成された後、ADU60を経由することで表裏反転された状態でレジスト部400に再給紙される。
In step S110 shown in FIG. 9, when the
ステップS120において、片寄り検知センサ280は、レジストローラー対200によるレジスト補正の終了後に再搬送される用紙Pの片寄り量を検出する。ステップS120が終了したら、ステップS130に進む。
In step S <b> 120, the
ステップS130において、制御部50は、片寄り検知センサ280により検出された用紙Pの片寄り量が予め設定された基準値を超える(片寄り量が絶大)か否かを判断する。制御部50は、用紙Pの片寄り量が基準値を超えない、基準値以下であると判断した場合、ステップS180に進む。ここで、片寄り量の基準値とは、各搬送ローラー対の揺動可動範囲の最大値を意味している。
In step S130, the
ステップS180において、制御部50は、検出された用紙Pの片寄り量に応じて、揺動対象として選択した搬送ローラー対により用紙Pを挟持した状態で用紙幅方向D2に揺動させる。例えば、揺動対象として選択した搬送ローラー対がレジストローラー対200およびループローラー対240である場合(S230)、レジストローラー対200およびループローラー対240を圧着状態とし、ADU搬送ローラー対300を離間状態とし、レジストローラー対200およびループローラー対240を同一タイミング、同一揺動方向、同一移動量にて揺動させる。
In step S180, the
一方、ステップS130において、制御部50は、片寄り検知センサ280により検出された用紙Pの片寄り量が基準値を超えると判断した場合、ステップS140に進む。
On the other hand, when the
ステップS140において、制御部50は、検出した片寄り量に応じた揺動実施回数Nを算出する。制御部50は、例えば、搬送ローラー対の揺動可動範囲の最大値が5mmであり、検出した片寄り量が12mmである場合、揺動実施回数として3回を算出する。ステップS140が終了したら、ステップS150に進む。
In step S <b> 140, the
ステップS150において、制御部50は、揺動対象として選択した搬送ローラー対により用紙Pを挟持した状態で、揺動可動範囲の最大値、例えば5mmだけ揺動させる。ステップS150が終了したら、ステップS160に進む。
In step S150, the
ステップS160において、制御部50は、搬送ローラー対の揺動をN−1回実施したか否かを判断する。制御部50は、搬送ローラー対の揺動をN−1回実施していないと判断した場合、ステップS150に戻り、搬送ローラー対を揺動可動範囲の最大値分、揺動させる。
In step S160, the
一方、制御部50は、搬送ローラー対の揺動をN−1回実施したと判断した場合、ステップS170に進み、残りの片寄り量分、搬送ローラー対を揺動させる。本例では、残りの片寄り量が2mmなので、3回目の揺動動作として搬送ローラー対を2mmだけ揺動させる。なお、検出される片寄り量が揺動可動範囲の最大値の倍数である場合には、このステップS170を省略することができる。本例では、このような処理を繰り返し実行する。
On the other hand, when it is determined that the swing of the transport roller pair has been performed N-1 times, the
以上説明したように、第1の実施の形態によれば、片寄り補正時に、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300を、同一タイミング、同一揺動方向、同一揺動量にて揺動させるので、用紙曲がりやシワの発生を抑制することができる。これにより、画像印刷時における画像位置のずれを防止でき、画像品質の低下を防止できる。
As described above, according to the first embodiment, at the time of deviation correction, the
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態では、用紙Pの搬送経路に応じて揺動を行う搬送ローラー対を変更する点において上記第1の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100の構成や動作は、上記第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
<Second Embodiment>
The second embodiment is different from the first embodiment in that the pair of conveyance rollers that swing is changed according to the conveyance path of the paper P. Since the other configurations and operations of the
[用紙Pの搬送経路に応じて揺動させる搬送ローラー対を選択する場合]
第2の実施の形態では、交互循環給紙による給紙方法を採用する場合、両面搬送時にループローラー対240を揺動しないように制御する。これにより、両面搬送時にループローラー対240を揺動する場合と比べて、ループローラー対240が揺動後にホームポジションへ戻る揺動時間だけ、次の片面搬送する用紙Pとの紙間を短縮することができる。
[When selecting a transport roller pair that swings according to the transport path of the paper P]
In the second embodiment, when a paper feeding method using alternating circulation paper feeding is adopted, control is performed so that the
(従来の場合)
図11(A)〜図11(F)は、従来における片寄り補正動作を説明するための図である。なお、図11では、用紙幅方向D2において、紙面の手前を装置手前側と呼び、紙面の奥側を装置奥側と呼ぶ。
(Conventional case)
FIG. 11A to FIG. 11F are diagrams for explaining a conventional deviation correction operation. In FIG. 11, in the paper width direction D2, the front side of the paper is called the front side of the apparatus, and the back side of the paper is called the back side of the apparatus.
図11(A)に示すように、両面印刷時において、片寄り検知センサ280(図2参照)により用紙P1の片寄り量が検出される。レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は、検出された片寄り量に基づいて、用紙P1を持挟した状態で例えば装置手前側に揺動する。このときの揺動時間をtyとする。
As shown in FIG. 11A, the deviation amount of the paper P1 is detected by the deviation detection sensor 280 (see FIG. 2) during duplex printing. The
図11(B)に示すように、用紙P1の先端部が二次転写部34に到達すると、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は離間状態とされる。このときの離間時間をtrとする。
As shown in FIG. 11B, when the leading edge of the paper P1 reaches the
図11(C)に示すように、レジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300は、離間状態となったら、ホームポジションに戻るために、装置奥側に揺動する。このときの揺動時間をtyとする。
As shown in FIG. 11C, when the
図11(D)に示すように、レジストローラー対200およびループローラー対240は、ホームポジションに戻ると、圧着状態とされる。このときの圧着時間をtrとする。
As shown in FIG. 11D, when the
図11(E)に示すように、レジストローラー対200およびループローラー対240を圧着状態としたら、これらの搬送ローラー対により片面印刷を行う次用紙P2の搬送を開始する。
As shown in FIG. 11E, when the
図11(F)に示すように、片面印刷時において、片寄り検知センサ280により用紙P2の片寄り量が検出される。レジストローラー対200およびループローラー対240は、検出された片寄り量に基づいて、用紙P2を持挟した状態で例えば装置手前側に揺動する。このとき、搬送ローラー対290は、離間状態とされる。このように、3本の搬送ローラー対を用いた場合には、揺動補正時の待ち時間Tcとして、(ty×2+tr×2)の時間がかかる。
As shown in FIG. 11F, the deviation amount of the paper P2 is detected by the
(本実施の形態の場合)
図12(A)〜図12(E)は、本実施の形態に係る片寄り補正動作を説明するための図である。なお、図12では、用紙幅方向D2において、紙面の手前を装置手前側と呼び、紙面の奥側を装置奥側と呼ぶ。
(In the case of this embodiment)
FIG. 12A to FIG. 12E are diagrams for explaining the shift correction operation according to the present embodiment. In FIG. 12, in the paper width direction D2, the front side of the paper is called the front side of the apparatus, and the back side of the paper is called the back side of the apparatus.
図12(A)に示すように、両面印刷時において、片寄り検知センサ280により用紙P1の片寄り量が検知される。レジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は、検出された片寄り量に基づいて、用紙P1を持挟した状態で例えば装置手前側に揺動する。ループローラー対240は、離間状態とされており揺動しない。このときの離間時間をtrとする。
As shown in FIG. 12A, the deviation amount of the paper P1 is detected by the
図12(B)に示すように、用紙Pの先端部が二次転写部34に到達すると共に用紙Pの後端部がループローラー対240を通過したら、レジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300が離間状態とされると共に、ループローラー対240が圧着状態とされる。このときの圧着時間をtrとする。
As shown in FIG. 12B, when the leading edge of the paper P reaches the
図12(C)に示すように、ループローラー対240により用紙P2の先端部が挟持された後、ループローラー対240および搬送ローラー対290により次用紙P2の搬送が開始される。また、片面印刷が開始されると、レジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は、ホームポジションに戻るために、装置奥側に移動する。
As shown in FIG. 12C, after the leading edge of the paper P2 is sandwiched by the
図12(D)に示すように、レジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300は、ホームポジションに戻ると、圧着状態とされる。また、レジストローラー対200は、ループローラー対240により搬送される用紙P2にループを作成することでレジスト補正を行う。
As shown in FIG. 12D, when the
図12(E)に示すように、片面印刷時において、片寄り検知センサ280により用紙P2の片寄り量が検知される。レジストローラー対200およびループローラー対240は、検出された片寄り量に基づいて、用紙P2を持挟した状態で例えば装置手前側に揺動する。搬送ローラー対290は、離間状態とされる。このように、2本の搬送ローラー対を用いた場合には、揺動補正時の待ち時間Tdとして、(tr×2)の時間がかかる。したがって、揺動補正の待ち時間としては、従来:Tc>本実施の形態:Tdとなり、本実施の形態の揺動補正の方が次用紙P2との紙間ピッチを狭くすることができ、生産性の向上を図ることができる。
As shown in FIG. 12E, the deviation amount of the paper P2 is detected by the
[画像形成装置100の動作例]
図13は、第2の実施の形態に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。画像形成装置100の制御部50(CPU52)は、ROM254から読み出したソフトウェアを実行することにより、以下に示すフローチャートに示す処理を実現する。なお、以下では、図9に示したフローチャートとはサブルーチンの内容が異なるのみで、その他の内容は共通しているため、サブルーチンについてのみ説明する。
[Operation Example of Image Forming Apparatus 100]
FIG. 13 is a flowchart illustrating an example of the operation of the
図9に示すステップS100において、制御部50は、ジョブが送信されると、搬送ローラー対制御処理を実行する。本実施の形態において、搬送ローラー対制御処理とは、搬送経路(給紙方法)に応じて揺動対象とする搬送ローラー対を変更する処理である。図13は、搬送ローラー対選択処理のサブルーチンである。
In step S100 illustrated in FIG. 9, when the job is transmitted, the
ステップS300において、制御部50は、用紙Pの給紙方法が交互循環給紙に設定されているか否かを判断する。制御部50は、用紙Pの給紙方法が交互循環給紙であると判断した場合、ステップS310に進む。
In step S300, the
ステップS310において、制御部50は、両面印刷時において揺動を行う搬送ローラー対として2本のレジストローラー対200およびADU搬送ローラー対300を選択する。ループローラー対240は、揺動対象とはしない。また、制御部50は、片面印刷時において揺動を行う搬送ローラー対としてレジストローラー対200およびループローラー対240を選択する。ステップS310が終了すると、サブルーチンを終了して図9に示したステップS110に進む。
In step S <b> 310, the
一方、制御部50は、用紙Pの給紙方法として交互循環給紙が設定されていないと判断した場合、ステップS320に進む。ステップS320において、制御部50は、両面印刷時において揺動を行う搬送ローラー対として3本のレジストローラー対200、ループローラー対240およびADU搬送ローラー対300を選択する。また、制御部50は、片面印刷時において揺動を行う搬送ローラー対としてレジストローラー対200およびループローラー対240を選択する。ステップS310が終了すると、サブルーチンを終了して図9に示したステップS110に進む。
On the other hand, when the
なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態で説明した用紙サイズや紙種に応じて搬送ローラー対を選択する機能を組み合わせることもできる。例えば、両面印刷時において、用紙Pが薄紙でかつA4サイズの場合には、ADU搬送ローラー対300を揺動させることなく、1本のレジストローラー対200のみで用紙Pを揺動するようにしても良い。
In the second embodiment, the function of selecting a pair of conveyance rollers according to the paper size and paper type described in the first embodiment can be combined. For example, when the paper P is thin and A4 size during duplex printing, the paper P is swung only by one
以上説明したように、第2の実施の形態によれば、交互循環給紙の場合において、両面搬送時にループローラー対240を揺動しないように制御するので、両面搬送時にループローラー対240を揺動する場合と比べて、ループローラー対240が揺動後にホームポジションへ戻る揺動時間だけ、次の片面搬送する用紙Pとの紙間を短縮することができる。
As described above, according to the second embodiment, in the case of alternating circulation feeding, control is performed so that the
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態では、用紙サイズに応じて搬送ローラー対を移動可能とした点において上記第1および第2の実施の形態と相違している。なお、その他の画像形成装置100の構成や動作は、上記第1の実施の形態と同様であるため、共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
<Third Embodiment>
The third embodiment is different from the first and second embodiments in that the conveyance roller pair can be moved according to the paper size. Since the other configurations and operations of the
[用紙サイズに応じて搬送ローラー対をスライド移動させる場合]
従来では、例えばループローラー対240等の位置は固定されているが、用紙サイズによっては最適な位置で用紙を挟持できない場合がある。この場合において片寄り補正をすると、用紙曲がりが発生してしまう場合がある。そこで、第3の実施の形態では、レジストローラー対200よりも用紙搬送方向D1の上流側に設けられた搬送ローラー対を用紙搬送方向D1またはその反対方向にスライド可能な構成とした。
[When sliding the transport roller pair according to the paper size]
Conventionally, for example, the position of the
図14(A)〜図14(C)は、用紙サイズに応じてループローラー対240を最適な位置に移動させる場合における片寄り補正を説明するための図である。なお、図14では、用紙幅方向D2において、紙面の手前を装置手前側と呼び、紙面の奥側を装置奥側と呼ぶ。また、以下では、スライド可能な搬送ローラー対として、ループローラー対240を挙げているが、これに限定されることはなく、レジストローラー対200よりも用紙搬送方向D1の上流側であれば、ADU搬送ローラー対300等の搬送ローラー対にも適用できる。
FIGS. 14A to 14C are diagrams for explaining the deviation correction in the case where the
図14(A)に示すように、レジストローラー対200の用紙搬送方向D1の上流側にループローラー対240が配置されている。本実施の形態では、図14(A)のループローラー対240が設置されている位置をホームポジションとする。ループローラー対240は、図示しないモータやギア等を含む移動機構(調整部)により用紙搬送方向D1またはその反対方向に移動が可能に構成されている。移動機構には公知の技術を採用することができるため、移動機構の詳細な説明は省略する。
As shown in FIG. 14A, the
用紙Pの後端部がループローラー対240の設置箇所に位置する場合、用紙Pの先端部がレジストローラー対200に挟持され、用紙Pの後端部がループローラー対240により挟持されるので、この場合、ループローラー対240を移動させる必要はない。そのため、ループローラー対240をスライド移動させることなく、片寄り補正が実施される。
When the rear end portion of the paper P is positioned at the installation position of the
図14(B)および図14(C)に示すように、用紙サイズが大きく(用紙搬送方向D1に長く)、ループローラー対240による用紙Pの挟持する位置が用紙Pの例えば後端部とならない場合、ループローラー対240を用紙搬送方向D1の上流側にスライド移動させる。これにより、用紙Pを最適な位置で挟持することができ、搬送時における用紙曲がりを防止することができる。
As shown in FIGS. 14B and 14C, the paper size is large (long in the paper transport direction D1), and the position where the paper P is sandwiched by the
[画像形成装置100の動作例]
図15は、第3の実施の形態に係る画像形成装置100の動作の一例を示すフローチャートである。画像形成装置100の制御部50(CPU52)は、ROM254から読み出したソフトウェアを実行することにより、以下に示すフローチャートに示す処理を実現する。なお、以下では、図9に示したフローチャートとはサブルーチンの内容が異なるのみで、その他の内容は共通しているため、サブルーチンについてのみ説明する。
[Operation Example of Image Forming Apparatus 100]
FIG. 15 is a flowchart illustrating an example of the operation of the
図15に示すステップS100において、制御部50は、ジョブが送信されると、搬送ローラー対制御処理を実行する。本実施の形態において、搬送ローラー対制御処理とは、用紙サイズに応じて揺動対象とする搬送ローラー対を最適な位置に移動する処理である。図15は、搬送ローラー対制御処理のサブルーチンである。
In step S100 illustrated in FIG. 15, when the job is transmitted, the
図15に示すように、ステップS400において、制御部50は、ジョブに含まれる画像形成条件の用紙サイズから、用紙Pの先端部をレジストローラー対200により挟持した際における用紙Pの後端部の位置を算出する。なお、用紙Pの後端部の位置は、用紙サイズと用紙Pの後端部の位置とを対応付けたテーブルを予め用意しておき、用紙サイズが入力された際にテーブルから用紙サイズに対応した用紙Pの後端部の位置を読み出すようにしても良い。ステップS400が終了したら、ステップS410に進む。
As shown in FIG. 15, in step S <b> 400, the
ステップS410において、制御部50は、用紙Pの後端部を挟持する上流側の搬送ローラー対が最適位置であるか否かを判断する。制御部50は、例えば、上流側の搬送ローラー対がループローラー対240である場合、予め取得しているループローラー対240の設置位置と算出した用紙Pの後端部の位置とを比較し、比較結果が予め設定された許容範囲を超えるか否かに基づいて判断する。また、制御部50は、上流側の搬送ローラー対が最適位置であると判断した場合、上流側の搬送ローラー対を移動させる必要はないので、サブルーチンを終了して図9に示したステップS110に進む。
In step S <b> 410, the
一方、制御部50は、上流側の搬送ローラー対が最適位置でないと判断した場合、ステップS420に進む。ステップS420において、制御部50は、移動機構を制御してループローラー対240を用紙Pの後端部に対応した位置まで用紙搬送方向D1またはその反対方向に沿って移動させる。ステップS420が終了したら、サブルーチンを終了して図9に示したステップS110に進む。
On the other hand, when the
片寄り補正を行う場合、レジストローラー対200と移動させた上流側の搬送ローラー対とにより用紙Pを挟持した状態で、レジストローラー対200および搬送ローラー対を同一タイミング、同一揺動方向、同一移動量にて揺動させる。また、上流側の搬送ローラー対を移動させない場合には、上述したような通常の片寄り補正が実施される。第3の実施の形態においても、第1の実施の形態で説明した用紙サイズや紙種に応じて搬送ローラー対を選択する機能を組み合わせることもできる。
When performing misalignment correction, the
以上説明したように、第3の実施の形態によれば、用紙サイズに応じてレジストローラー対200を用紙搬送方向D1またはその反対方向にスライド可能な構成としたので、用紙Pの最適な位置でループローラー対240等の搬送ローラー対により保持でき、揺動時の用紙曲がりやシワの発生を確実に防止することができる。
As described above, according to the third embodiment, the
なお、本発明の技術範囲は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。図1に示す画像形成装置100はカラー画像を形成するものであるが、本発明はカラー画像を形成する画像形成装置に限らず、モノクロ画像を形成する画像形成装置にも適用することができる。
It should be noted that the technical scope of the present invention is not limited to the above-described embodiments, and includes those in which various modifications are made to the above-described embodiments without departing from the spirit of the present invention. Although the
50 制御部
200 レジストローラー対(第1の搬送ローラー対)
220 レジストローラー揺動部(第1の移動部)
230 レジストローラー圧着解除部(第1の搬送圧調整部)
240 ループローラー対(第2の搬送ローラー対)
260 ループローラー揺動部(第2の移動部)
270 ループローラー圧着解除部(第2の搬送圧調整部)
280 片寄り検知センサ(検知部)
300 ADU搬送ローラー対(第2の搬送ローラー対)
320 ADU搬送ローラー揺動部(第2の移動部)
330 ADU搬送ローラー圧着解除部(第2の搬送圧調整部)
50
220 Registration roller swinging part (first moving part)
230 Registration roller pressure release part (first transport pressure adjustment part)
240 Loop roller pair (second transport roller pair)
260 Loop roller swinging part (second moving part)
270 Loop roller pressure release part (second transport pressure adjustment part)
280 Offset sensor (detector)
300 ADU transport roller pair (second transport roller pair)
320 ADU transport roller swinging part (second moving part)
330 ADU transport roller pressure release part (second transport pressure adjustment part)
Claims (8)
前記第1の搬送ローラー対により用紙を挟持した状態で用紙搬送方向の第1の方向とは直交する第2の方向に移動させる第1の移動部と、
前記第1の搬送ローラー対よりも前記用紙搬送方向の上流側に設けられた少なくとも1以上の第2の搬送ローラー対と、
前記第2の搬送ローラー対により用紙を挟持した状態で前記第2の方向に移動させる第2の移動部と、
前記第1の搬送ローラー対よりも前記用紙搬送方向の下流側に設けられ、用紙の片寄りを検知する検知部と、
前記検知部により検知された用紙の片寄り量に基づいて当該用紙の片寄り補正を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記片寄り補正時において、前記第1および第2の移動部を制御して前記第1および前記第2の搬送ローラー対を同一タイミング、同一方向および同一移動量にて移動させる
ことを特徴とする画像形成装置。 A first pair of transport rollers;
A first moving unit configured to move in a second direction perpendicular to the first direction of the paper conveyance direction in a state where the paper is sandwiched by the first conveyance roller pair;
At least one or more second transport roller pairs provided upstream of the first transport roller pair in the paper transport direction;
A second moving unit configured to move in the second direction in a state where the sheet is sandwiched between the second conveying roller pair;
A detection unit that is provided downstream of the first transport roller pair in the paper transport direction and detects a shift of the paper;
A control unit that corrects the deviation of the sheet based on the amount of deviation of the sheet detected by the detection unit,
The control unit controls the first and second moving units to move the first and second transport roller pairs at the same timing, in the same direction, and with the same movement amount during the deviation correction. An image forming apparatus.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 2. The image formation according to claim 1, wherein the control unit selects the second transport roller pair to be moved at the time of the deviation correction based on at least one condition of a paper type and a paper size. apparatus.
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 When the paper size is less than a predetermined size and the paper thickness is less than a predetermined value, the control unit selects only the first transport roller pair, and the paper size is equal to or larger than the predetermined size. The image forming apparatus according to claim 2, wherein when the thickness of the sheet is equal to or greater than the predetermined value, the first and second transport roller pairs are selected.
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 The image forming apparatus according to claim 1, wherein the control unit selects the second transport roller pair to be moved at the time of the deviation correction according to a transport path of the sheet.
前記制御部は、前記第2の搬送ローラー対により前記用紙を所定位置で挟持できない場合、前記調整部を制御して前記第2の搬送ローラー対を前記所定位置まで移動させる
ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の画像形成装置。 An adjustment unit capable of moving the second conveyance roller pair in a paper conveyance direction or in a direction opposite to the direction;
The control unit controls the adjustment unit to move the second transport roller pair to the predetermined position when the sheet cannot be clamped at the predetermined position by the second transport roller pair. Item 5. The image forming apparatus according to any one of Items 1 to 4.
前記第2の搬送ローラー対の搬送圧を調整する第2の搬送圧調整部と、を備え、
前記制御部は、紙種に応じて、前記第1および第2の搬送圧調整部の少なくとも一方を制御して前記第1の搬送ローラー対または第2の搬送ローラー対の圧力を調整する
ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の画像形成装置。 A first transport pressure adjusting unit for adjusting the transport pressure of the first transport roller pair;
A second transport pressure adjusting unit that adjusts the transport pressure of the second transport roller pair,
The control unit controls at least one of the first and second transport pressure adjusting units to adjust the pressure of the first transport roller pair or the second transport roller pair according to the paper type. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus is an image forming apparatus.
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 The controller adjusts the transport pressure of at least one of the first and second transport roller pairs according to the distance between the first transport roller pair and the second transport roller pair. The image forming apparatus according to claim 6.
ことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の画像形成装置。 When the deviation amount of the sheet detected by the detection unit exceeds the maximum movable range in at least one of the first and second moving units, the control unit includes a plurality of first and second transport roller pairs. The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus is moved in divided steps.
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