JP2017104947A - 本人確認システム、及び、ロボット - Google Patents

本人確認システム、及び、ロボット Download PDF

Info

Publication number
JP2017104947A
JP2017104947A JP2015241354A JP2015241354A JP2017104947A JP 2017104947 A JP2017104947 A JP 2017104947A JP 2015241354 A JP2015241354 A JP 2015241354A JP 2015241354 A JP2015241354 A JP 2015241354A JP 2017104947 A JP2017104947 A JP 2017104947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
unit
information medium
owner
medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015241354A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6664948B2 (ja
Inventor
塚 崇 明 大
Takaaki Otsuka
塚 崇 明 大
口 奈津美 坂
Natsumi Sakaguchi
口 奈津美 坂
直 樹 岡
Naoki Oka
直 樹 岡
寺 信 博 小
Nobuhiro Kodera
寺 信 博 小
井 悠 葵 永
Yuki Nagai
井 悠 葵 永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2015241354A priority Critical patent/JP6664948B2/ja
Publication of JP2017104947A publication Critical patent/JP2017104947A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6664948B2 publication Critical patent/JP6664948B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】個人情報を記録した情報媒体の所有者の本人確認のための作業を削減しつつ、当該所持者が当該個人情報により特定される本人であるか否かをより適切に確認することが可能なロボットを提供する。【解決手段】ロボットは、情報媒体の所持者から情報媒体を受取り、受け取った情報媒体に記録されている記録顔画像の情報を含む個人情報を、取得する個人情報取得部と、少なくとも所持者の顔を撮像する撮像部と、個人情報取得部により取得した記録顔画像の情報と、撮像部により所持者の顔を直接撮像した基準顔画像の情報と、に基づいて、情報媒体の所持者が個人情報により特定される本人であるか否かの照合を行う照合部と、照合部による照合結果の情報を出力する出力部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、個人情報を記録した情報媒体の所持者が当該個人情報により特定される本人であるか否かを、コミュニケーションロボットを用いて確認する本人確認システム、及び、ロボットに関する。
従来、例えば、銀行等の金融機関では、所定金額以上の預貯金を引き出す際には本人確認を行うことになっている(例えば、特許文献1参照)。
この本人確認の作業としては、窓口担当者が、顧客(所有者)から提出された運転免許証等の写真付きの身分証明書と、当該身分証明書の所有者の顔と、を見比べて同一人物であるか否かを確認している。
このような本人確認の作業には、時間を要し、繁忙時には窓口が込み合う原因となっていた。また、本人確認のために、窓口担当者が所有者の顔を凝視しなければならず所有者にとっては気分のよいものではなかった。また、身分証明書の写真を張替えて偽造されていた場合、目視確認だけでは気付かないという場合があった。
ここで、本人確認をするための従来技術には、身分証明書の所有者の本人であるか確認する自動取引装置(例えば、特許文献2参照)や、カードに記憶された顔画像のデータを読み出し、入力された顔画像と照合する本人確認方法(例えば、特許文献3参照)等がある。
特開昭56−17465号公報 特開2005−284565号公報 特開2000−215295号公報
上述の従来技術においては、身分証明書の所有者の本人が、例えば、本人確認の作業のための設定や顔画像の撮像のために装置を操作する必要があり、当該本人確認の作業が煩雑になる問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、個人情報を記録した情報媒体の所有者の本人確認のための作業を削減しつつ、当該所持者が個人情報により特定される本人であるか否かをより適切に確認することを可能とするロボットを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るロボットは、
個人情報を記録した情報媒体の所持者が前記個人情報により特定される本人であるか否かを確認するロボットであって、
前記情報媒体の所持者から前記情報媒体を受取り、受け取った前記情報媒体に記録されている記録顔画像の情報を含む個人情報を、取得する個人情報取得部と、
少なくとも前記所持者の顔を撮像する撮像部と、
前記個人情報取得部により取得した前記記録顔画像の情報と、前記撮像部により前記所持者の顔を直接撮像した基準顔画像の情報と、に基づいて、前記情報媒体の前記所持者が前記個人情報により特定される本人であるか否かの照合を行う照合部と、
前記照合部による照合結果の情報を出力する出力部と、を備えることを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記撮像部は、前記情報媒体の表面に表示されている顔写真を撮像し、
前記個人情報取得部は、前記撮像部により撮像された前記顔写真の情報を、前記記録顔画像の情報として取得することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記個人情報取得部は、
前記所持者から前記情報媒体を受取り、受け取った前記情報媒体を、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像するための位置に、移動させる腕部を備えることを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記個人情報取得部は、
前記情報媒体に記録された前記記録顔画像の情報を非接触で読取るリーダ部と、
前記所持者から前記情報媒体を受取り、前記記録顔画像の情報を読取るために、受け取った前記情報媒体を、前記リーダ部に近接させる腕部と、をさらに備え、
前記個人情報取得部は、前記リーダ部により読み取られた前記記録顔画像の情報を取得することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記個人情報取得部は、
前記情報媒体が挿入され又は前記情報媒体が接触した状態で、前記情報媒体の表面に表示されている顔写真をスキャンして、前記記録顔画像の情報を取得するスキャン部と、
前記所持者から前記情報媒体を受取り、前記記録顔画像の情報を読取るために、受け取った前記情報媒体を、前記スキャン部に挿入又は接触させる腕部と、を含み、
前記個人情報取得部は、前記スキャン部により取得された前記記録顔画像の情報を取得することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記個人情報取得部が前記情報媒体に記録されている前記記録顔画像の情報を含む前記個人情報を取得するために必要なパスワードを、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
前記個人情報取得部は、前記入力部を介して入力されたパスワードを用いて、前記情報媒体に記録されている前記記録顔画像の情報を含む前記個人情報を取得することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記個人情報取得部は、前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像するための前記撮像部に対する相対的な前記情報媒体の位置を決定することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記個人情報取得部は、前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像する前記情報媒体の領域を決定することを特徴とする。
前記ロボットは、
前記情報媒体の種類を特定するための情報を、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
前記個人情報取得部は、前記入力部から入力された情報により特定された前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像するための前記撮像部に対する相対的な前記情報媒体の位置を決定することを特徴とする。
前記ロボットは、
前記情報媒体の種類を特定するための情報を、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
前記個人情報取得部は、前記入力部から入力された情報により特定された前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像する前記情報媒体の領域を決定することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記出力部は、前記照合結果の情報を音声で出力する音声出力部、又は、前記照合結果の情報を表示して出力する表示部の少なくとも何れかを含むことを特徴とする。
前記ロボットは、
所有者の音声を認識する音声認識部を有し、
前記音声認識部で認識した前記所有者の音声が示す内容に応じて、前記出力部の音声出力部から前記照合結果の情報を音声で出力させることを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記情報媒体は、運転免許証、パスポート、又は身分証明書の何れかであることを特徴とする。
前記ロボットは、
前記撮像部による撮像を開始するための指令を、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
前記撮像部は、前記入力部を介して入力された指令に応じて、前記所持者の顔を撮像することを特徴とする。
前記ロボットにおいて、
前記所持者に近接するように、周辺環境を自律して移動するための移動部を、さらに備えることを特徴とする。
前記ロボットは、
前記照合部による照合結果の情報を外部に送信する無線通信部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の他の態様に係るロボットは、
情報媒体に記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、前記情報媒体の所持者の顔を撮像した顔画像の情報とを用いて、本人確認カードの申請を行うためのロボットであって、
前記情報媒体を受取るとともに、前記情報媒体に記録され個人情報を特定可能なコード情報を取得する個人情報取得部と、
前記情報媒体の所持者の顔を撮像する撮像部と、
前記個人情報取得部により取得した前記コード情報と、前記撮像部により撮像した前記所有者の顔の顔画像の情報とを関連付けた申請用データを外部に送信する無線通信部と、を備えることを特徴とする。
本発明に係るロボットによれば、個人情報を記録した情報媒体の所有者の本人確認のための作業を削減しつつ、当該所持者が当該個人情報により特定される本人であるか否かをより適切に確認することができる。
図1は、本発明の一態様である実施形態に係る本人確認システム1000の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示すロボット100の外観の一例を示す図である。 図3は、図1、図2に示すロボット100が個人情報を記録した情報媒体Kの所持者Zが個人情報により特定される本人であるか否かを確認する動作フローの例を示す図である。 図4は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図5は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図6は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図7は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図8は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図9は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図10は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図11は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。 図12は、本発明の一態様である実施形態に係る申請システム2000の構成の一例を示す図である。 図13は、情報媒体Kがマイナンバーカードの交付の申請のための通知カードである場合の一例を示す概略図である。 図14は、図12に示すロボット100が情報媒体Kに記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaを撮像した顔画像の情報と、を用いて、本人確認カードの申請をする動作フローの例を示す図である。
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
図1は、本発明の一態様である実施形態に係る本人確認システム1000の構成の一例を示す図である。また、図2は、図1に示すロボット100の外観の一例を示す図である。
本人確認システム1000は、例えば、図1に示すように、ロボット100と、印刷装置Pと、無線通信装置(無線LAN(Local Area Network))Lと、サーバSと、を備えている。
サーバSは、無線通信装置Lを介して、ロボット100と無線通信して、各種のデータを送受信するようになっている。
このサーバSは、例えば、ロボット100から無線通信装置Lを介して受信した所定の情報を、印刷装置Pに印刷させた印刷物Xを出力させるようになっている。
また、ロボット100は、個人情報を記録した情報媒体Kの所持者Zが個人情報により特定される本人であるか否かを確認するようになっている。
ここで、上記情報媒体Kは、例えば、運転免許証、パスポート、又は身分証明書(社員証、学生証等)等である。この情報媒体Kには、既述のように、記録顔画像Kaの情報を含む個人情報(氏名、性別、生年月日、住所、電話番号等の個人情報)が記録されている。この場合、情報媒体Kは、これらの個人情報を記憶するための不揮発性メモリ等の記憶媒体を備える。
なお、上記記録顔画像Kaは、例えば、顔写真として情報媒体Kの表面(紙面、表紙等)に表示(印刷、貼付等)されることで、当該情報媒体Kに記録されている。若しくは、記録顔画像Kaは、当該顔写真の情報(画像データ)が情報媒体Kに備えられた記憶媒体に記憶されることで、当該当該情報媒体Kに記録されている場合もある。なお、この場合、情報媒体Kから当該顔写真の情報(画像データ)を含む個人情報を取得する(読み出する)場合には、パスワード等のデータが必要になることがある。
そして、例えば、情報媒体Kが、既述の運転免許証、パスポート、身分証明書である場合には、記録顔画像Kaは顔写真として情報媒体Kの表面(紙面、表紙等)に表示(印刷、貼付等)されるとともに、当該顔写真の情報(画像データ)が情報媒体Kに備えられた既述の記憶媒体に記憶されている。
ここで、本実施形態においては、既述のロボット100は、例えば、図1、図2に示すように、CPU10と、記憶部20と、無線通信部COと、撮像部(RGBカメラCA1、深度カメラCA2)CAと、音声入力部MAと、出力部(音声出力部SP、表示部DI)50と、関節駆動部ADと、移動部MOと、LED発光部EMと、リーダ部NFと、スキャン部CRと、腕部ARと、頭部Hと、胴部Wと、を備える。
例えば、図1に示すように、撮像部CAは、所有者Z(顔Za)の画像(所有者Zの顔Zaの顔画像)を取得(撮像)するようになっている。この撮像部CAは、例えば、図1に示すように、画像を取得するためのRGBカメラCA1と、深度を計測するための深度カメラCA2と、を含む。なお、この撮像部CAを用いて、所有者Zとロボット100との距離を測定するようにしてもよい。
また、撮像部CAは、必要に応じて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真(記録顔画像Ka)を撮像するようになっている。さらに、撮像部CAは、入力部(表示部DIのタッチパネルや、音声入力部MAのマイク等)を介して入力された指令に応じて、所持者Zの顔を撮像するようになっている。
また、リーダ部NFは、情報媒体Kに記録された顔写真(記録顔画像Ka)の情報を非接触で読取るようになっている。
また、スキャン部CRは、情報媒体Kが挿入され又は情報媒体Kが接触した状態で、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真をスキャンして、記録顔画像Kaの情報を取得するようになっている。
また、移動部MOは、周辺環境(例えば、金融機関のロビー等)を自律して移動するための車輪や足等の移動手段を含む。この移動部MOは、周辺環境の障害物を認識するセンサーも備えている。
また、記憶部20は、ロボット100の所定の動作を制御するためのプログラムや、各種のデータを記憶するようになっている。
また、LED発光部EMは、発光可能なLEDランプである。
また、関節駆動部ADは、腕部AR及び頭部Hを駆動させるようになっている。
例えば、腕部ARは、関節駆動部ADにより駆動して、所持者Zから情報媒体Kを受取り、受け取った情報媒体Kを、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像するための位置に、移動させるようになっている。また、腕部ARは、関節駆動部ADにより駆動して、所持者Zから情報媒体Kを受取り、記録顔画像Kaの情報を読取るために、受け取った情報媒体Kを、リーダ部NFに近接させるようになっている。また、腕部ARは、関節駆動部ADにより駆動して、所持者Zから情報媒体Kを受取り、記録顔画像Kaの情報を読取るために、受け取った情報媒体Kを、スキャン部CRに挿入又は接触させるようになっている。なお、この腕部ARの端部(手部)は、情報媒体Kを保持可能になっている。
また、頭部Hには、RGBカメラCA1、深度カメラCA2、LED発光部EM、及び音声出力部SPが配置されている(図2)。
ここで、既述のCPU10は、例えば、図1に示すように、音声認識部10aと、表情判定部10b1と、動作判定部10b2と、年齢・性別判定部10b3と、照合部10cと、制御部10dと、を含む。
表情判定部10b1は、撮像部CAにより撮像された所有者Zの画像(顔画像を含む)に基づいて、所有者Zの表情を判定するようになっている。
例えば、表情判定部10b1は、撮像部CA1で撮像された所有者Zの顔画像の特徴に基づいて、所有者Zの表情を認定し、認定した表情が予め設定された状態の表情に対応するか否かを判定する。言い換えれば、表情判定部10b1は、撮像された所有者Zの顔画像のデータと、記憶部20に記憶されている顔画像データと、に基づいて(比較することにより)、所有者Zの表情を認定し、認定した表情が予め設定された状態の表情に対応するか否かを判定する。この表情判定部10b1は、所有者Zの顔画像データと、記憶部20に記憶されている顔画像データと人間の感情とを関連付けた感情データと、に基づいて、所有者Zの感情を推定して認識するようにいてもよい。
また、動作判定部10b2は、撮像部CAにより撮像された所有者Zの画像に基づいて、所有者Zの動作を判定するようになっている。この動作判定部10b2は、認識した所有者Zの動画像のデータと、記憶部20に記憶されている動作データと人間の動作とを関連付けた動作データと、に基づいて(比較することにより)、所有者Zの動作の内容を判定可能になっている。
また、年齢・性別判定部10b3は、撮像部CAにより撮像された所有者Zの画像に基づいて、所有者Zの年齢・性別を判定するようになっている。
例えば、年齢・性別判定部10b3は、撮像された所有者Zの顔画像の画像データと、記憶部20に記憶されている顔画像データと年齢・性別とを関連付けた年齢・性別データと、に基づいて(比較することにより)、所有者Zの年齢・性別を推定して認識する。
また、音声入力部MAは、所有者Zの音声が入力されるマイクである。この音声入力部MAは、所有者Zが所定の情報や指令を音声入力することが可能な既述の入力部としても機能する。
また、音声認識部10aは、音声入力部(マイク)MAを介して入力された所有者Zの音声(音声が示す内容を含む)を認識するようになっている。
この音声認識部10aは、認識した所有者Zの音声のデータと、記憶部20に記憶されている音声データと人間の感情とを関連付けた感情データと、に基づいて、所有者Zの感情(音声が示す内容を含む)を推定して認識するようになっている。
また、制御部10dは、無線通信部COと、撮像部CAと、音声入力部MAと、出力部50と、関節駆動部ADと、移動部MOと、LED発光部EMと、腕部ARと、頭部ARと、リーダ部NFと、スキャン部CRと、を制御するようになっている。
ここで、既述のリーダ部NFと、スキャン部CRと、関節駆動部ADと、腕部ARと、CPU10の制御部10dと、により個人情報取得部30が構成される(図1)。
この個人情報取得部30は、情報媒体Kの所持者Zから情報媒体Kを受取り、受け取った情報媒体Kに記録されている記録顔画像Kaの情報を含む個人情報を、取得するようになっている。なお、取得された記録顔画像Kaの情報は、例えば、記憶部20に記憶される。
例えば、個人情報取得部30は、スキャン部CRにより取得された記録顔画像Kaの情報を取得するようにしてもよい。さらに、個人情報取得部30は、リーダ部NFにより読み取られた記録顔画像Kaの情報を取得するようにしてもよい。さらに、個人情報取得部30は、撮像部CAにより撮像した、情報媒体Kの表面に表示されていた顔写真の情報を、記録顔画像Kaの情報として取得するようにしてもよい。
また、個人情報取得部30は、情報媒体Kの種類に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像するための撮像部CAに対する相対的な情報媒体Kの位置を決定するようになっている。より詳しくは、個人情報取得部30は、入力部(既述の表示部DIのタッチパネル等)から入力された情報により特定された情報媒体Kの種類に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像するための撮像部CAに対する相対的な情報媒体Kの位置を決定するようになっている。
さらに、個人情報取得部30は、情報媒体Kの種類に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像する情報媒体Kの領域を決定するようになっている。より詳しくは、個人情報取得部30は、既述の入力部(既述の表示部DIのタッチパネル等)から入力された情報により特定された情報媒体Kの種類に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像する情報媒体Kの領域を決定するようになっている。
ここで、例えば、情報媒体Kが運転免許証である場合と情報媒体Kがパスポートである場合とでは、表示されている顔写真の大きさ、形状、領域や位置が異なる。すなわち、情報媒体Kの種類に応じて、当該情報媒体Kに表示されている顔写真の大きさ、形状、領域や位置が異なる。
そこで、個人情報取得部30は、情報媒体Kの種類に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像するための撮像部CAに対する相対的な情報媒体Kの位置(距離)や、撮像部CAにより撮像する情報媒体Kの領域、撮像部CAの解像度等を決定することにより、当該顔画像Kaを精度良く撮像することができる。
また、照合部10cは、個人情報取得部30により取得した記録顔画像Kaの情報と、撮像部CAにより所持者Zの顔を直接撮像した基準顔画像(認証時の顔画像)Paの情報と、に基づいて、情報媒体Kの所持者Zが個人情報により特定される本人であるか否かの照合を行うようになっている。
この照合部10cは、例えば、記録顔画像Kaの情報のうち規定のサンプル点の特徴(データ)を検出するとともに、基準顔画像(認証時の顔画像)Paの情報のうち規定のサンプル点の特徴(データ)を検出し、これらの検出した特徴の類似度を計算し、得られた類似度に基づいて、記録顔画像Kaの顔と基準顔画像(認証時の顔画像)Paの顔とが同一人の顔であるか否かの顔認証する顔認証エンジンである。
なお、本実施形態においては、この照合部10cは、ロボット100のCPU10に備えられているが、必要に応じて、例えば、サーバSに備えられていてもよい。この場合、ロボット100は、記録顔画像Kaの情報と基準顔画像Paの情報をサーバSに送信し、記録顔画像Kaの情報と基準顔画像Paの情報に基づいてサーバSの顔認証エンジンが実行した顔認証の結果(照合結果)の情報を、サーバSから受信することとなる。
なお、無線通信部COは、この照合部10cによる照合結果の情報を外部(サーバS)に送信するようにしてもよい。この場合、サーバSは、ロボット100から無線通信装置Lを介して受信した照合結果の情報を、印刷装置Pに印刷させた印刷物Xを出力させる。この印刷物Xは、例えば、所有者Zが情報媒体Kに記録され個人情報により特定される本人であることを証明する書類として用いられる。
また、出力部50は、例えば、本人確認の案内や、本人確認の結果(照合部10cの照合結果)の情報等を出力するようになっている。この出力部50は、例えば、図1に示すように、音声出力部SPと、表示部DIと、を含む。
音声出力部SPは、例えば、本人確認の案内や、本人確認の結果(照合部10cの照合結果)の情報を音声で出力するようになっている。この音声出力部SPは、例えば、スピーカーである。既述のように、この音声出力部SPは、頭部Hに配置されている(図2)。
また、表示部DIは、例えば、液晶画面(タッチパネル)等で構成され、既述の本人確認の案内や、照合結果の情報を表示して出力するようになっている。この表示部DIは、ロボット100の胴部Wに配置されている(図2)。この表示部DIは、タッチパネルである場合、所有者Zが所定の情報や指令を入力するための操作入力可能な入力部としても機能する。
特に、表示部DIは、例えば、個人情報取得部30が情報媒体Kに記録されている記録顔画像Kaの情報を含む個人情報を取得するために必要なパスワードを、所持者Zが入力するため入力部(タッチパネル等)を含む。この場合、個人情報取得部30は、当該入力部を介して入力されたパスワードを用いて、情報媒体Kに記録されている記録顔画像Kaの情報を含む個人情報を取得する。
さらに、当該入力部(既述の表示部DIのタッチパネル等)は、情報媒体Kの種類を特定するための情報を、所持者Zが入力可能になっている。さらに、当該入力部(既述の表示部DIのタッチパネル等)は、撮像部CAによる撮像を開始するための指令を、所持者Zが入力可能になっている。
このような図1、図2に示すロボット100は、例えば、ソフトバンク社のコミュニケーションロボット「Pepper」(登録商標)である。
次に、以上のような構成及び機能を有する本人確認システム1000のロボット100の動作の例について、説明する。
ここで、図3は、図1、図2に示すロボット100が個人情報を記録した情報媒体Kの所持者Zが個人情報により特定される本人であるか否かを確認する動作フローの例を示す図である。また、図4ないし図11は、図3に示す動作フローにおける、ロボット100の外観の動作の一例を示す図である。
図3に示すように、先ず、ロボット100の個人情報取得部30の制御部10dは、出力部50の表示部DI(タッチパネル等)に、本人確認のための動作を開始させるための、開始ボタンを表示させる(ステップS1)。このとき、例えば、図4に示すように、ロボット100は、音声出力部SPから、ロボット100に近接する所有者(来客者)Zに対して、本人確認を実行する旨A1の音声を出力するようにしてもよい。
そして、所有者Zが表示部DIに表示された当該開始ボタンを押し下げる(操作する)ことにより、制御部10dは、出力部50の表示部DI(タッチパネル等)に、本人確認するための情報媒体Kの種類を選択(特定)するためのボタン(既述の入力部)を表示させる(ステップS2)。
そして、制御部10dは、当該ボタン(入力部)の操作に基づいて、所有者Zが所持している情報媒体Kの種類を特定する(ステップS3)。
そして、制御部10dは、情報媒体Kが運転免許証であることを選択するための表示部DIのパスポート選択ボタンが押し下げ(操作)された場合には、情報媒体Kが運転免許証であると判断するとともに、当該運転免許証を受け取る(ステップS4)。
ここで、例えば、図5に示すように、制御部10dが関節駆動部ADにより腕部ARを駆動して、所持者Zから運転免許証(情報媒体K)を受け取る。なお、所有者Zが運転免許証をロボット100の所定の位置(腕部ARの端部(手部))に配置するようにして受け取るようにしてもよい。このとき、例えば、図5に示すように、制御部10dは、音声出力部SPから、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像する旨A2を音声出力させるようにしてもよい。
一方、制御部10dは、情報媒体Kがパスポートであることを選択するための表示部DIのパスポート選択ボタンが押し下げ(操作)された場合には、情報媒体Kがパスポートであると判断するとともに、当該パスポートを受け取る(ステップS5)。
ここで、制御部10dが関節駆動部ADにより腕部ARを駆動して、所持者Zからパスポート(情報媒体K)を受け取る。なお、所有者Zがパスポートをロボット100の所定の位置(腕部ARの端部(手部))に配置するようにして受け取るようにしてもよい。
このようして、制御部10dは、入力部(既述の表示部DIのタッチパネル等)から入力された情報により、情報媒体Kの種類(ここでは、運転免許証又はパスポート)を特定する。
なお、制御部10dは、例えば、撮像部CAにより情報媒体Kを撮像して、当該情報媒体Kの種類を特定するようにしてもよい。
このステップS4、S5の後、制御部10dは、既述の入力部から入力された情報により特定された情報媒体Kの種類(ここでは、運転免許証又はパスポート)に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像するための撮像部CAに対する相対的な情報媒体Kの位置を決定する。さらに、制御部10dは、既述の入力部から入力された情報により特定された情報媒体Kの種類に基づいて、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像する情報媒体Kの領域を決定する。
そして、制御部10dは、情報媒体Kに記録された記録顔画像Kaの情報を取得する(ステップS6)。
ここで、例えば、図6に示すように、制御部10dは、撮像部CA(RGBカメラCA1)により、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像させる。そして、制御部10dは、撮像部CAにより撮像された顔写真の情報を、記録顔画像Kaの情報として取得する。なお、制御部10dは、取得した記録顔画像Kaの情報を、例えば、記憶部20に記憶する。
すなわち、ロボット100の個人情報取得部30は、撮像部CAにより撮像した、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真の情報を、記録顔画像Kaの情報として取得する。
また、例えば、図7に示すように、制御部10dは、リーダ部NFにより情報媒体Kに記録された記録顔画像Kaの情報を非接触で読取るようにしてもよい。この場合、制御部10dは、腕部ARにより所持者Zから情報媒体Kを受取り、記録顔画像Kaの情報を読取るために、受け取った情報媒体Kを、リーダ部NFに近接させる。そして、制御部10dは、リーダ部NFにより読み取られた記録顔画像Kaの情報を取得する。なお、制御部10dは、取得した記録顔画像Kaの情報を、例えば、記憶部20に記憶する。
なお、制御部10dは、個人情報取得部30が情報媒体Kに記録されている記録顔画像Kaの情報を含む個人情報を取得するために必要なパスワードが必要な場合は、当該パスワードを所持者Zが入力するため入力部(タッチパネル等)を表示部DIに表示させるようにしてもよい。この場合、所持者Zが、個人情報取得部30が情報媒体Kに記録されている記録顔画像Kaの情報を含む個人情報を取得するために必要なパスワードを、当該入力部に入力する。そして、制御部10dは、当該入力部を介して入力されたパスワードを用いて、情報媒体Kに記録されている記録顔画像Kaの情報を含む個人情報を取得する。
すなわち、ロボット100の個人情報取得部30は、リーダ部NFにより読み取られた記録顔画像Kaの情報を取得する。
また、例えば、図8に示すように、制御部10dは、スキャン部CRにより情報媒体Kが挿入され又は情報媒体Kが接触した状態で、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真をスキャンして、記録顔画像Kaの情報を取得するようにしてもよい。この場合、制御部10dは、腕部ARにより所持者Zから情報媒体Kを受取り、記録顔画像Kaの情報を読取るために、受け取った情報媒体Kを、スキャン部CRに挿入又は接触させる。そして、制御部10dは、スキャン部CRによりスキャンされた記録顔画像Kaの情報を取得する。なお、制御部10dは、取得した記録顔画像Kaの情報を、例えば、記憶部20に記憶する。
すなわち、ロボット100の個人情報取得部30は、スキャン部CRによりスキャンされた記録顔画像Kaの情報を取得する。
上述のように、制御部10dは、関節駆動部ADにより腕部ARを駆動させることで、所持者Zから情報媒体Kを受取り、受け取った情報媒体Kを、情報媒体Kの表面に表示されている顔写真を撮像部CAにより撮像するための位置に移動させた後、当該情報媒体Kに記録された記録顔画像Kaの情報を取得する。
これにより、情報媒体Kの所有者Zの本人確認のための、情報媒体Kに記録された記録顔画像Kaの情報を取得する所有者Zによる作業を削減することができる。
そして、制御部10dは、ステップS6で情報媒体Kに記憶された記録顔画像Kaの情報を取得した後、例えば、腕部ARを駆動して、当該情報媒体Kを所有者Zに返却する(ステップS7)。
その後、例えば、図9に示すように、制御部10dは、撮像部CA(例えば、深度カメラCA2)により、所有者Zの顔Zaを撮像して、顔Zaの画像(基準顔画像Pa)を取得する(ステップS8)。このとき、例えば、制御部10dは、音声出力部SPから、所有者Zの顔写真を撮像する旨A3を音声出力させるようにしてもよい。
ここで、例えば、制御部10dは、撮像部CAを用いて所有者Zの顔Zaの位置を検出し、必要に応じて、移動部MOによりロボット100を移動させ、又、関節駆動部ADにより頭部Hを駆動(撮像部CAを移動)させることで、所持者Zの顔Zaを自動追従するようにしてもよい。
これにより、より確実に、撮像部CAにより、所有者Zの顔Zaの顔画像を撮像することができる。
その後、照合部10cは、個人情報取得部30により取得した記録顔画像Kaの情報と、撮像部CAにより所持者Zの顔を直接撮像した基準顔画像(認証時の顔画像)Paの情報と、に基づいて、情報媒体Kの所持者Zが個人情報により特定される本人であるか否かの照合を実行する(ステップS9)。このとき、例えば、制御部10dは、音声出力部SPから、照合中である旨A4を音声出力させるようにしてもよい(図10)。
この照合部10cは、既述のように、記録顔画像Kaの情報のうち規定のサンプル点の特徴(データ)を検出するとともに、基準顔画像(認証時の顔画像)Paの情報のうち規定のサンプル点の特徴(データ)を検出し、これらの検出した特徴の類似度を計算し、得られた類似度に基づいて、記録顔画像Kaの顔と基準顔画像(認証時の顔画像)Paの顔とが同一人の顔であるか否かの判断を実行する。
なお、図10に示すように、制御部10dは、記録顔画像Kaの情報と基準顔画像Paの情報をサーバSに送信し、記録顔画像Kaの情報と基準顔画像Paの情報に基づいてサーバSの顔認証エンジンが実行した顔認証の結果(照合結果)の情報を、サーバSから受信するようにしてもよい。
その後、制御部10dは、出力部50により照合部10cによる照合結果の情報を出力(本人確認ができた旨A5(図11)又は本人確認ができない旨の音声出力や表示出力)させる(ステップS10)。なお、例えば、制御部10dは、音声認識部10aで認識した所有者Zの音声が示す内容に応じて、出力部50の音声出力部SPから照合結果の情報を音声で出力させるようにしてもよい。
さらに、既述のように、制御部10dは、無線通信部COにより、この照合部10cによる照合結果Rの情報を外部(サーバS)に送信するようにしてもよい。この場合、サーバSは、ロボット100から無線通信装置Lを介して受信した照合結果Rの情報を、印刷装置Pに印刷させた印刷物Xを出力させる(図11)。この印刷物Xは、例えば、所有者Zが情報媒体Kに記録され個人情報により特定される本人であることを証明する書類として用いられる。なお、制御部10dは、出力部50により、照合結果Rの情報を印刷した印刷物(証明書)Xを確認する旨A6を音声出力させるようにしてもよい。
そして、制御部10dは、例えば、表示部DI(タッチパネル等)に完了ボタンを表示させ、当該完了ボタンが所有者Zにより押された場合には、動作フローを終了する(若しくはステップS1に戻る)。
なお、上記動作フローでは、記録顔画像Kaの情報の取得の後、基準顔画像Paの情報を取得する例を示しているが、基準顔画像Paの情報の取得の後、記録顔画像Kaの情報を取得するようにしてもよい。
これらのステップS1〜ステップS10の動作フローにより、個人情報を記録した情報媒体Kの所持者Zが個人情報により特定される本人であるか否かの確認をすることができる。
以上のように、本実施形態に係る本人確認システムによれば、ロボット(コミュニケーションロボット)が、個人情報を記録した情報媒体の所有者の本人確認のための作業を削減しつつ、当該所持者が当該個人情報により特定される本人であるか否かをより適切に確認することができる。
特に、コミュニケーションロボットの「情報媒体を保持する」、「撮像部を所有者の顔に向ける」、「所有者の近傍に移動する」機能により、情報媒体の形式/所有者の居場所に関係なく、情報媒体の画像と本人撮影画像との照合が可能となる。
また、コミュニケーションロボットには、壁面設置のように限定された設置条件がないため、コミュニケーションロボットが稼動できる場所であれば設置場所が限定されない。
また、情報媒体の画像と所有者の顔撮影画像をCPUによる自動照合を行うため、人による目視確認と比べ、照合結果を証拠データとして記録することができる。
さらに、本実施形態に係る本人確認システムを、VIP(Very Important Person)の認証と役職者への連絡に使用することで、スムーズな対応が可能になる。
第2の実施形態
この第2の実施形態では、既述のようなロボット100を用いたシステムの他の例について、説明する。図12は、本発明の一態様である実施形態に係る申請システム2000の構成の一例を示す図である。また、図13は、情報媒体Kがマイナンバーカードの交付の申請のための通知カードである場合の一例を示す概略図である。
申請システム2000は、例えば、図12に示すように、既述のロボット100と、印刷装置Pと、無線通信装置Lと、サーバSと、無線通信網INと、受付システムMSと、を備えている。
本実施形態においては、ロボット100は、情報媒体Kに記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaを撮像した顔画像の情報と、を用いて、本人確認カード(例えば、マイナンバーカード)の申請をするようになっている。なお、本実施形態においては、情報媒体Kは、例えば、図13に示すように、マイナンバーカードの交付の申請のためのコード情報(QRコード(登録商標)により定義される情報)Qが記録(表記)されている通知カードACである。なお、このコード情報Qは、例えば、23桁の数字であり、上記QRコード(登録商標)はこの23桁の数字を定義している。
また、サーバSは、無線通信装置Lを介して、ロボット100と無線通信して、各種のデータを送受信するようになっている。
このサーバSは、ロボット100から無線通信装置Lを介して受信した所定の情報を、印刷装置Pに印刷させた印刷物Xを出力させるようになっている。
そして、受付システムMSは、無線通信網INを介して、サーバSと無線通信するようになっている。この受付システムMSは、サーバSから送信された情報に基づいて、所定の処理を実行するようになっている。例えば、受付システムMSは、マイナンバーカードの申請番号(コード情報)と、所有者Zの顔Zaの顔画像の情報とを関連付けた申請用データをサーバSから受信すると、当該マイナンバーカードの作成の申請を受付けるようになっている。この受付システムMSは、例えば、情報媒体Kに記憶されたコード情報と、所有者Zの個人情報とを紐付けたデータベースを、有する。これにより、受付システムMSは、当該コード情報に基づいて、上記データベースを検索することで、所有者Zの個人情報を特定可能になっている。
ここで、ロボット100は、既述の図1、図2に示すように、CPU10と、記憶部20と、無線通信部COと、撮像部(RGBカメラCA1、深度カメラCA2)CAと、音声入力部MAと、出力部(音声出力部SP、表示部DI)50と、関節駆動部ADと、移動部MOと、LED発光部EMと、リーダ部NFと、スキャン部CRと、腕部ARと、頭部Hと、胴部Wと、を備える。
そして、既述のリーダ部NFと、スキャン部CRと、関節駆動部ADと、腕部ARと、CPU10の制御部10dと、により個人情報取得部30が構成される(図1)。
本実施形態においては、特に、この個人情報取得部30は、情報媒体Kを受取るとともに、情報媒体Kに記録され個人情報を特定可能なコード情報を取得する(QRコード(登録商標)を読み取る)ようになっている。
また、撮像部CAは、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaを撮像するようになっている。
さらに、無線通信部COは、上記個人情報取得部30により取得した当該コード情報と、撮像部CAにより撮像した所有者Zの顔Zaの顔画像の情報とを関連付けた申請用データを外部に送信(図12の例では、無線通信装置L、サーバS、及び無線通信網INを介して、受付システムMSに送信)するようになっている。
次に、以上のような構成及び機能を有する申請システム2000のロボット100の動作の例について、説明する。
ここで、図14は、図12に示すロボット100が情報媒体Kに記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaを撮像した顔画像の情報と、を用いて、本人確認カードの申請をする動作フローの例を示す図である。
図14に示すように、先ず、ロボット100の個人情報取得部30の制御部10dは、出力部50の表示部DI(タッチパネル等)に、本人確認カードの申請のための動作を開始させるための、開始ボタンを表示させる(ステップS1a)。このとき、例えば、ロボット100は、音声出力部SPから、ロボット100に近接する所有者(来客者)Zに対して、本人確認カードの申請を実行する旨の音声を出力するようにしてもよい。
そして、所有者Zが表示部DIに表示された当該開始ボタンを押し下げる(操作する)ことにより、制御部10dは、出力部50の表示部DI(タッチパネル等)に、本人確認本人確認カードの申請のための概要説明を表示させる(ステップS2a)。
そして、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作に基づいて、所有者Zに対する概要説明を終了するか否かを判断する(ステップS3a)。例えば、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作が概要説明を終了しない旨を示す場合(すなわち、再度の概要説明を必要とする場合等)には、ステップS2aに戻る。一方、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作が概要説明を終了してよい旨を示す場合(説明完了の場合)には、関節駆動部ADにより腕部ARを駆動して、所持者Zから情報媒体K(通知カードAC)を受け取る。
なお、所有者Zが情報媒体Kをロボット100の所定の位置(腕部ARの端部(手部))に配置するようにして受け取るようにしてもよい。
そして、制御部10dは、情報媒体Kの表面に表示されているコード情報(QRコード(登録商標))Qを撮像部CAにより撮像するための撮像部CAに対する相対的な情報媒体Kの位置を決定する。さらに、制御部10dは、情報媒体Kの表面に表示されているコード情報(QRコード(登録商標))Qを撮像部CAにより撮像する情報媒体Kの領域を決定する。
その後、制御部10dは、情報媒体Kに記録されたコード情報Qを取得(QRコード(登録商標)により定義される情報を取得)する(ステップS4a)。ここで、例えば、制御部10dは、撮像部CA(RGBカメラCA1)により、情報媒体Kの表面に表示されているコード情報Qを撮像させる。そして、制御部10dは、撮像部CAにより撮像されたコード情報Qの情報を取得する。なお、制御部10dは、取得したコード情報Qを、例えば、記憶部20に記憶する。
このように、ロボット100の個人情報取得部30は、撮像部CAによりコード情報Qを撮像することで、情報媒体Kに記録されたコード情報Qを取得する。なお、このとき、制御部10dは、撮像部CAにより、情報媒体Kの表面に表示されているコード情報以外の申請内容を撮像させて、当該申請内容の情報も取得するようにしてもよい。
上述のように、制御部10dは、関節駆動部ADにより腕部ARを駆動させることで、所持者Zから情報媒体Kを受取り、受け取った情報媒体Kを、情報媒体Kの表面に表示されているコード情報Qを撮像部CAにより撮像するための位置に移動させた後、当該情報媒体Kに記録されたコード情報Qを撮像して取得する。
これにより、情報媒体Kの所有者Zの本人確認のための、情報媒体Kに記録されたコード情報Qを取得する所有者Zによる作業を削減することができる。
その後、制御部10dは、撮像部CA(例えば、深度カメラCA2)により、所有者Zの顔Zaを撮像して、顔Zaの顔画像を取得する(ステップS5a)。このとき、例えば、図12に示すように、制御部10dは、音声出力部SPから、所有者Zの顔写真を撮像する旨A7を音声出力させるようにしてもよい。
ここで、例えば、制御部10dは、撮像部CAを用いて所有者Zの顔Zaの位置を検出し、必要に応じて、移動部MOによりロボット100を移動させ、又、関節駆動部ADにより頭部Hを駆動(撮像部CAを移動)させることで、所持者Zの顔Zaを自動追従するようにしてもよい。
これにより、より確実に、撮像部CAにより、所有者Zの顔Zaの顔画像を撮像することができる。すなわち、ロボット100が所有者Zの顔Zaを検知し、自動で顔写真データの申請条件を満たすように動作して、所有者Zの顔Zaを撮影することができる。なお、撮像部CA(例えば、深度カメラCA2)の深度測定機能を用いて所有者Zの背景を自動で単色に変更することも可能である。
その後、制御部10dは、出力部50の表示部DIに、所有者Zの顔Zaを撮像した顔画像(撮影結果)を表示させる(ステップS6a)。
そして、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作に基づいて、所有者Zにより、顔画像(撮影結果)が承認されたか否かを判断する(ステップS7a)。
例えば、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作が承認しない旨を示す場合(すなわち、再度の顔画像の撮像を必要とする場合等)には、ステップS5aに戻る。
一方、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作が承認する旨を示す場合には、出力部50の表示部DIに、情報媒体Kによる申請内容(取得したコード情報と、撮像部CAにより撮像した所有者Zの顔Zaの顔画像の情報とを関連付けた申請用データ)の情報を、表示させる(ステップS8a)。
そして、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作に基づいて、所有者Zにより、当該申請内容が承認されたか否かを判断する(ステップS9a)。
例えば、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作が当該申請内容を承認しない旨を示す場合には、ステップS5aに戻る。
一方、制御部10dは、所有者Zのボタン(入力部)の操作が当該申請内容を承認する旨を示す場合には、無線通信部COから、上述の申請用データを、外部(無線通信装置L、サーバS、及び無線通信網INを介して、受付システムMS)に送信する(ステップS10a)。なお、サーバSは、ロボット100から無線通信装置Lを介して受信した当該申請内容の情報を、印刷装置Pに印刷させた印刷物Xを出力させるようにしてもよい(図12)。この印刷物Xは、例えば、当該申請内容を確認するための書類として用いられる。
そして、制御部10dは、ステップS11aにおいて、表示部DI(タッチパネル等)にボタンを表示させ、当該完了ボタンが所有者Zにより押された場合には、動作フローを終了する(若しくはステップS1aに戻る)。
なお、上記動作フローでは、コード情報Qの取得の後、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaの顔画像の情報を取得する例を示しているが、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaの顔画像の情報の取得の後、コード情報Qを取得するようにしてもよい。
これらのステップS1a〜ステップS11aの動作フローにより、情報媒体Kに記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、情報媒体Kの所持者Zの顔Zaを撮像した顔画像の情報と、を用いて、本人確認カードの申請をすることができる。
以上のように、本実施形態に係る申請システムによれば、ロボット(コミュニケーションロボット)が、情報媒体Kに記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、情報媒体Kの所持者Zの顔画像の情報と、の取得のための作業を削減しつつ、当該コード情報と都外顔画像の情報とを用いて、より適切に本人確認カードの申請をすることができる。
特に、本実施形態に係る申請システムによれば、コミュニケーションロボットの発話(音声出力)機能/音声認識機能/撮影機能により、申請方法のガイダンスと共に撮影と申請を同時に実行できるため、申請方法の分からない所有者への助力になる。
さらに、本実施形態に係る申請システムによれば、簡単かつ必要な作業をロボットが実行するため、所有者のわずらわしさが低減され、金融機関等の営業店への来店時に当該申請処理を済ませることができる。
また、本実施形態に係る申請システムは、マイナンバーカードの交付申請だけでなく、パスポート申請の受付等にも適用してもよく、この場合、印刷装置が印刷する印刷物を振込用紙にする等の応用が考えられる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1000 本人確認システム
2000 申請システム
100 ロボット
10 CPU
20 記憶部
CO 無線通信部
CA 撮像部
CA1 RGBカメラ
CA2 深度カメラ
MA 音声入力部
50 出力部
SP 音声出力部
DI 表示部
AD 関節駆動部
MO 移動部
EM LED発光部
AR 腕部
H 頭部
W 胴部
10a 音声認識部
10b1 表情判定部
10b2 動作判定部
10b3 年齢・性別判定部
10c 照合部
10d 制御部

Claims (17)

  1. 個人情報を記録した情報媒体の所持者が前記個人情報により特定される本人であるか否かを確認するロボットであって、
    前記情報媒体の所持者から前記情報媒体を受取り、受け取った前記情報媒体に記録されている記録顔画像の情報を含む個人情報を、取得する個人情報取得部と、
    少なくとも前記所持者の顔を撮像する撮像部と、
    前記個人情報取得部により取得した前記記録顔画像の情報と、前記撮像部により前記所持者の顔を直接撮像した基準顔画像の情報と、に基づいて、前記情報媒体の前記所持者が前記個人情報により特定される本人であるか否かの照合を行う照合部と、
    前記照合部による照合結果の情報を出力する出力部と、を備える
    ことを特徴とするロボット。
  2. 前記撮像部は、前記情報媒体の表面に表示されている顔写真を撮像し、
    前記個人情報取得部は、前記撮像部により撮像された前記顔写真の情報を、前記記録顔画像の情報として取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  3. 前記個人情報取得部は、
    前記所持者から前記情報媒体を受取り、受け取った前記情報媒体を、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像するための位置に、移動させる腕部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のロボット。
  4. 前記個人情報取得部は、
    前記情報媒体に記録された前記記録顔画像の情報を非接触で読取るリーダ部と、
    前記所持者から前記情報媒体を受取り、前記記録顔画像の情報を読取るために、受け取った前記情報媒体を、前記リーダ部に近接させる腕部と、をさらに備え、
    前記個人情報取得部は、前記リーダ部により読み取られた前記記録顔画像の情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  5. 前記個人情報取得部は、
    前記情報媒体が挿入され又は前記情報媒体が接触した状態で、前記情報媒体の表面に表示されている顔写真をスキャンして、前記記録顔画像の情報を取得するスキャン部と、
    前記所持者から前記情報媒体を受取り、前記記録顔画像の情報を読取るために、受け取った前記情報媒体を、前記スキャン部に挿入又は接触させる腕部と、を含み、
    前記個人情報取得部は、前記スキャン部により取得された前記記録顔画像の情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  6. 前記個人情報取得部が前記情報媒体に記録されている前記記録顔画像の情報を含む前記個人情報を取得するために必要なパスワードを、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
    前記個人情報取得部は、前記入力部を介して入力されたパスワードを用いて、前記情報媒体に記録されている前記記録顔画像の情報を含む前記個人情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  7. 前記個人情報取得部は、前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像するための前記撮像部に対する相対的な前記情報媒体の位置を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のロボット。
  8. 前記個人情報取得部は、前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像する前記情報媒体の領域を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のロボット。
  9. 前記ロボットは、
    前記情報媒体の種類を特定するための情報を、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
    前記個人情報取得部は、前記入力部から入力された情報により特定された前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像するための前記撮像部に対する相対的な前記情報媒体の位置を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のロボット。
  10. 前記ロボットは、
    前記情報媒体の種類を特定するための情報を、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
    前記個人情報取得部は、前記入力部から入力された情報により特定された前記情報媒体の種類に基づいて、前記情報媒体の表面に表示されている前記顔写真を前記撮像部により撮像する前記情報媒体の領域を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のロボット。
  11. 前記出力部は、前記照合結果の情報を音声で出力する音声出力部、又は、前記照合結果の情報を表示して出力する表示部の少なくとも何れかを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  12. 前記ロボットは、
    所有者の音声を認識する音声認識部を有し、
    前記音声認識部で認識した前記所有者の音声が示す内容に応じて、前記出力部の音声出力部から前記照合結果の情報を音声で出力させる
    ことを特徴とする請求項11に記載のロボット。
  13. 前記情報媒体は、運転免許証、パスポート、又は身分証明書の何れかであることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか一項に記載のロボット。
  14. 前記ロボットは、
    前記撮像部による撮像を開始するための指令を、前記所持者が入力するための入力部を、さらに備え、
    前記撮像部は、前記入力部を介して入力された指令に応じて、前記所持者の顔を撮像することを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  15. 前記所持者に近接するように、周辺環境を自律して移動するための移動部を、さらに備えることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  16. 前記ロボットは、
    前記照合部による照合結果の情報を外部に送信する無線通信部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のロボット。
  17. 情報媒体に記憶され個人情報を特定可能なコード情報と、前記情報媒体の所持者の顔を撮像した顔画像の情報とを用いて、本人確認カードの申請を行うためのロボットであって、
    前記情報媒体を受取るとともに、前記情報媒体に記録され個人情報を特定可能なコード情報を取得する個人情報取得部と、
    前記情報媒体の所持者の顔を撮像する撮像部と、
    前記個人情報取得部により取得した前記コード情報と、前記撮像部により撮像した前記所有者の顔の顔画像の情報とを関連付けた申請用データを外部に送信する無線通信部と、を備える
    ことを特徴とするロボット。
JP2015241354A 2015-12-10 2015-12-10 本人確認システム、及び、ロボット Active JP6664948B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015241354A JP6664948B2 (ja) 2015-12-10 2015-12-10 本人確認システム、及び、ロボット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015241354A JP6664948B2 (ja) 2015-12-10 2015-12-10 本人確認システム、及び、ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017104947A true JP2017104947A (ja) 2017-06-15
JP6664948B2 JP6664948B2 (ja) 2020-03-13

Family

ID=59058373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015241354A Active JP6664948B2 (ja) 2015-12-10 2015-12-10 本人確認システム、及び、ロボット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6664948B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6393377B1 (ja) * 2017-07-24 2018-09-19 ユニティガードシステム株式会社 ロボット、情報提供方法及び情報提供システム
JP2019091394A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 株式会社ナブアシスト 運転者点呼システム
JP2020095700A (ja) * 2018-12-03 2020-06-18 英明 牧田 点呼システム
KR20220024031A (ko) 2019-06-18 2022-03-03 니폰 세이카 가부시키가이샤 수지 기재의 하드 코트 형성용 조성물 및 그것을 이용한 적층체

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06160066A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Sekisui Chem Co Ltd 外観検査装置
JP2005040882A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Toshiba Corp 自動制御システムおよびロボット
JP2005284565A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Glory Ltd 自動取引装置
JP2011150101A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Ai & Di Co Ltd 顔写真撮影装置及びidカード発行装置
JP2012113467A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Japan Research Institute Ltd 電子カードを複数所持できるシステムおよび方法
WO2015120473A1 (en) * 2014-02-10 2015-08-13 Savioke Inc. Entryway based authentication system

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06160066A (ja) * 1992-11-24 1994-06-07 Sekisui Chem Co Ltd 外観検査装置
JP2005040882A (ja) * 2003-07-25 2005-02-17 Toshiba Corp 自動制御システムおよびロボット
JP2005284565A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Glory Ltd 自動取引装置
JP2011150101A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Ai & Di Co Ltd 顔写真撮影装置及びidカード発行装置
JP2012113467A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Japan Research Institute Ltd 電子カードを複数所持できるシステムおよび方法
WO2015120473A1 (en) * 2014-02-10 2015-08-13 Savioke Inc. Entryway based authentication system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6393377B1 (ja) * 2017-07-24 2018-09-19 ユニティガードシステム株式会社 ロボット、情報提供方法及び情報提供システム
JP2019023815A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 ユニティガードシステム株式会社 ロボット、情報提供方法及び情報提供システム
JP2019091394A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 株式会社ナブアシスト 運転者点呼システム
JP2020095700A (ja) * 2018-12-03 2020-06-18 英明 牧田 点呼システム
JP7295784B2 (ja) 2018-12-03 2023-06-21 英明 牧田 点呼システム
KR20220024031A (ko) 2019-06-18 2022-03-03 니폰 세이카 가부시키가이샤 수지 기재의 하드 코트 형성용 조성물 및 그것을 이용한 적층체

Also Published As

Publication number Publication date
JP6664948B2 (ja) 2020-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10642555B2 (en) Image processing system, method, and non-transitory computer readable medium
JP6664948B2 (ja) 本人確認システム、及び、ロボット
JP2017167685A (ja) 画像処理装置及びプログラム
US20120030103A1 (en) Image-Based Submission and Verification of Redemption Codes
CN105190710A (zh) 用于读取文件并在其上打印标记的装置和方法
JP2009527804A (ja) 複数の顔認識システム(frs)に適合する分散スタンドオフid照合
JP2008310481A (ja) 販売システム、販売店舗および販売方法
CN108875495B (zh) 人证核验装置及人证核验方法
WO2012042631A1 (ja) 登録プログラム、登録装置、および登録方法
KR20160123644A (ko) 스마트 미러 장치 및 사용자 맞춤형 영상 제공 방법
CN108629705A (zh) 一种酒店入住机、自动入住方法和自动退房方法
JP2006309562A (ja) 生体情報登録装置
CN108154567A (zh) 一种基于生物识别技术的考勤系统
CN109286757A (zh) 图像处理装置和图像处理方法
JP4883987B2 (ja) 顔画像照合装置及び照合用顔画像登録方法
CN110574031B (zh) 用于电子设备的登记方案
JP2002042204A (ja) 媒体画像読取装置とこれを用いた媒体画像確認システム
KR101183621B1 (ko) 지문 입력 및 행정 절차 자동화 시스템
KR20170023672A (ko) 휴대와 이동 가능한 신분확인용 장치
JP2005122395A (ja) 証明用媒体、証明用媒体発行装置および顔照合装置
JP2010079643A (ja) 情報端末装置
KR20200080848A (ko) 스캔 기능을 갖는 스마트 도장
CN112037102A (zh) 遗失物招领方法及遗失物招领装置
JP2005202732A (ja) 生体照合装置、生体照合方法および通行制御装置
KR102506799B1 (ko) 독순술을 이용한 도어락 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180529

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6664948

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150