JP2017104844A - 安全圧力逃し装置および安全圧力逃しキット - Google Patents

安全圧力逃し装置および安全圧力逃しキット Download PDF

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Abstract

【課題】使用者が容器を炭酸水製造機から取り外す前に圧力逃しが可能な安全メカニズムを備えた炭酸水製造機の安全圧力逃し装置の提供。
【解決手段】瓶口外側に位置規制環状縁部11を備える耐圧容器10を取り付けるために用いられる炭酸水製造機の安全圧力逃し装置であって、耐圧容器10の瓶口を固定収容する取り付けポートを備えた支持ベース110と、支持ベース110に設けられ、耐圧容器10の圧力を逃がす圧力逃しユニット120と、支持ベース110に操作可能に取り付けられ、耐圧容器10の瓶口から支持ベース110の取り外しを阻止するロック位置では圧力逃しユニット120による圧力の逃がしを阻止し、耐圧容器10の瓶口から支持ベース110の取り外しを許容するロック解除位置130と、を備えている炭酸水製造装置の安全圧力逃し装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭酸水製造機のための安全圧力逃し装置および安全圧力逃しキットに関する。
炭酸水製造機は、液体にガスを注入して、液体を飲用に供する際にサイダー(ソーダ水)の口当たりを持たせるための機械であり、いくつかの家庭用タイプの炭酸水製造機は、二酸化炭素ボンベをガス供給源とし、液体を受け入れる容器が炭酸水製造機のガス注入アセンブリに取り付けられ、加圧する方式により二酸化炭素ガスを液体に注入するように構成されている。このため、炭酸水製造機のガス注入操作の後、液体の入った容器は高圧状態になり、使用者は以下の事項を銘記しておかなければならない。即ち、容器を取り外す前に、まず圧力逃しを行なう必要があるということで、さもなければ、容器を取り外す過程で液体が飛び散って容器と共に噴出する状況が生じて、人身の安全に危険が及ぶことがあるという点である。
しかしながら、従来の炭酸水製造機には、強制的に圧力を逃した後でなければ容器を取り外すことができない機構設計がなく、使用者自らが使用手順に注意することに完全に依存しているため、操作ミスを防止し使用者の安全を保障することができない。
また、従来の炭酸水製造機は大部分が飲用水にのみ適用可能であり、果汁や市販飲料等に直接適用することはできなかった。その主な原因は、糖分を含む水とガスが空気抜き弁の詰まりをもたらすためである。果汁等に炭酸ガスを注入すると、飲用水に炭酸ガスを注入するときに比べて発泡の程度が上昇する傾向があり、空気抜き弁から空気やガスを開放する際に果汁が流入することが多々あった。そのため、従来の空気抜き弁が機械本体の内部に配置された炭酸水製造機では、使用者が機械本体を分解して洗浄するのが難しく、長期間の使用で空気抜き弁がふさがることが原因で破損することになり、炭酸水製造機が正常に機能できなくなることが、使用者がメンテナンスや購入の費用を負担しなければならなくなることにつながる。
特開2015−139715
本発明の目的は、発泡しやすい果汁等の飲料にも対応可能で、使用者が圧力逃し操作を行なわなければ容器を炭酸水製造機から取り外すことができない安全メカニズムを備えた炭酸水製造機の安全圧力逃し装置を提供する点にある。
上記目的および他の目的を達成するため、本発明による炭酸水製造機の安全圧力逃し装置は、瓶口外側に位置規制環状縁部を備える耐圧容器を取り付けるために用いられる炭酸水製造機の安全圧力逃し装置であって、該耐圧容器の瓶口を固定収容する取り付けポートを備えた支持ベースと、該支持ベースに設けられ、該耐圧容器の圧力を逃がす圧力逃しユニットと、該支持ベースに操作可能に取り付けられ、該耐圧容器の瓶口から該支持ベースの取り外しを阻止するロック位置では該圧力逃しユニットによる圧力の逃がしを阻止し、該耐圧容器の瓶口から該支持ベースの取り外しを許容するロック解除位置に操作されると該圧力逃しユニットによる圧力の逃がしを許容するロック解除ユニットと、を備えている。
耐圧容器内の余剰ガスが圧力逃しユニットによって開放される状態で耐圧容器の瓶口から該支持ベースの取り外しが可能になるので、飲料の吹き零れ等の不慮の事故の発生を未然に防止できる。
該ロック解除ユニットは、該ロック位置で該位置規制環状縁部に係合し、該ロック解除位置で該位置規制環状縁部から離脱する干渉部と、該ロック位置で該圧力逃しユニットの圧力解放操作部から離脱し、該ロック解除位置で該圧力逃しユニットの圧力解放操作部を逃がし操作するトリガ部を備えていることが好ましい。
該圧力逃しユニットは第1の圧力逃し弁および第2の圧力逃し弁を備えて構成され、該トリガ部はそれぞれの圧力逃し弁に対応して設けられ、該ロック解除ユニットの操作の程度によって圧力の逃がし状態が異なるように構成されていることが好ましい。
該支持ベースは、炭酸水製造機に着脱自在に結合させる連結部材を備えていることが好ましい。
圧力容器内の高圧の空気やガスが、先ず安全圧力逃し装置に備えた圧力逃しユニットにより開放されるので、発泡した飲料が炭酸水製造機側にまで逆流することがなくなり、仮に本体側に別途の安全弁を備えた構造であっても、長期の使用によって本体側の安全弁が閉塞するようなことが回避できるようになる。
本発明による炭酸水製造機の安全圧力逃しキットは、上述の安全圧力逃し装置および耐圧容器を備えている。
炭酸水製造機に安全圧力逃し装置を介して耐圧容器を接続することにより、安全な環境で飲料に炭酸ガスを注入でき、また安全圧力逃し装置に対して洗浄等のメンテナンスを容易に行なえるようになる。
該耐圧容器は液体流阻止制御弁を備え、該安全圧力逃し装置を装着した状態で内部の液体を流出可能に構成されていることが好ましい。
本発明によれば、発泡しやすい果汁等の飲料にも対応可能で、使用者が圧力逃し操作を行なわなければ容器を炭酸水製造機から取り外すことができない安全メカニズムを備えた炭酸水製造機の安全圧力逃し装置を提供することができるようになった。
本発明の第1の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する分解図である。 本発明の第1の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する組み合わせ図である。 本発明の第1の実施例における干渉部が耐圧容器の位置規制環状縁部に係合する概略図である。 本発明の第1の実施例におけるロック解除ユニットがロック位置に位置する概略図である。 本発明の第1の実施例におけるロック解除ユニットが圧力逃し位置に位置する概略図である。 本発明の第1の実施例における圧力逃しユニットの概略図である。 本発明の第1の実施例におけるロック解除ユニットの概略図である。 本発明の第2の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する分解図である。 本発明の第2の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する組み合わせ図である。 本発明の第2の実施例におけるロック解除ユニットがロック位置に位置する概略図である。 本発明の第2の実施例におけるロック解除ユニットが圧力逃し位置に位置する概略図である。 本発明の第3の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する分解図である。 本発明の第3の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する組み合わせ図である。 本発明の第3の実施例において、ロック解除ユニットがロック位置に位置するときの、トリガ部と圧力逃しトリガボタンとの相対的位置を示す概略図である。 本発明の第3の実施例において、ロック解除ユニットが圧力逃し位置に位置するときの、トリガ部と圧力逃しトリガボタンとの相対的位置を示す概略図である。 本発明の第3の実施例において、ロック解除ユニットがロック位置に位置するときの、干渉部と位置規制環状縁部との相対的位置を示す概略図である。 本発明の第3の実施例において、ロック解除ユニットが圧力逃し位置に位置するときの、干渉部と位置規制環状縁部との相対的位置を示す概略図である。 本発明の安全圧力逃しキットを例示する概略図である。
本発明の目的、特徴および効果を十分に理解するため、ここに、下記の具体的な実施例によるとともに、添付の図面を参照しながら、本発明について次の通り詳しく説明する。
本発明の実施例は、炭酸水製造機に取り付けるための安全圧力逃し装置に関するものであり、前記炭酸水製造機は、液体にガスを注入して、液体を飲用に供する際にサイダー(ソーダ水)の口当たりを持たせるために用いられ、いくつかの家庭用タイプの炭酸水製造機は、二酸化炭素ボンベをガス供給源とし、液体を受け入れる容器が炭酸水製造機のガス注入アセンブリに取り付けられ、加圧する方式により二酸化炭素ガスを液体に注入するように構成されている。このため、炭酸水製造機のガス注入操作の後、液体の入った容器は高圧状態になる。本発明の実施例の安全圧力逃し装置では、ガス注入を完了した後まず圧力逃しを行なわなければ、容器の取り外しが許容されないメカニズムを提供する。これにより、容器を取り外す過程で、液体が飛び散って容器と共に噴出する状況が生じるのを回避することができる。
図1〜3には、本発明の第1の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する分解図および組み合わせ図が示されている。
該安全圧力逃し装置は、支持ベース110、圧力逃しユニット120、およびロック解除ユニット130を含み、該安全圧力逃し装置は、瓶口外側に位置規制環状縁部11を備える耐圧容器10を取り付けるために用いられる。
該支持ベース110は、該耐圧容器10の瓶口に固定収容される取り付けポート111を備えている。例えば、該取り付けポート111は雌ねじを有しかつ該耐圧容器10の瓶口は雄ねじを有し、これにより、該耐圧容器10は瓶口上の雄ねじで該取り付けポート111の雌ねじに結合固定され、該取り付けポート111を該耐圧容器10の内部空間に連通させる。
そのうち、該支持ベース110は、炭酸水製造機の二酸化炭素ボンベ(図示せず)に連結されるガス注入アセンブリを受載するために用いられ、該耐圧容器10の瓶口が該取り付けポート111に固定収容されるとき、該ガス注入アセンブリは該耐圧容器10に延入してガス注入を行うことができる。
該圧力逃しユニット120は該支持ベース110に設けられ、該圧力逃しユニット120は圧力逃しトリガボタン121を備え、該圧力逃しユニット120は管路(図示せず)を経由して該耐圧容器10の内部空間に連通し、該圧力逃しトリガボタン121が押圧されたとき、該耐圧容器10内のガスを排出させることができる。
該ロック解除ユニット130は、該支持ベース110上に可動に設けられることを含み、該ロック解除ユニット130は該支持ベース110に対して相対的にロック位置と圧力逃し位置との間で移動可能であり、該ロック解除ユニット130はトリガ部131および干渉部132を有し、該トリガ部131は該圧力逃しトリガボタン121に対応し、該干渉部132は該位置規制環状縁部11に対応する。
本発明の第1の実施例において、該ロック解除ユニット130は、枢軸部133、押し下げ部134、および突き上げ部135を備え、該枢軸部133は該支持ベース110に枢接され、例えば、該支持ベース110は枢接孔113を有し、該枢軸部133は該枢接孔113内の短い円柱体に対応して収容される。該押し下げ部134と該突き上げ部135は、該枢軸部133に対して反対向きの両側に位置するため、該押し下げ部134が押し下げられたとき、該ロック解除ユニット130は該枢軸部133を中心に回転すると同時に、該突き上げ部135が上向きに移動し、該トリガ部131と該干渉部132は該突き上げ部135に設けられる。該トリガ部131は、該圧力逃しトリガボタン121に対して突出する突起であり、図3に示すように、該位置規制環状縁部11は切り欠き11Aを有し、該干渉部132は、該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aに向かって突出するストッパである。
図4に示すように、該ロック解除ユニット130が該ロック位置に位置するときには、該トリガ部131は該圧力逃しトリガボタン121に当接されておらず、該干渉部132は該位置規制環状縁部11に干渉し、本実施例においては、該干渉部132は該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aに係合して該耐圧容器10が固定されるようにし、すなわち、該耐圧容器10は回転して開けることはできず、取り外せなくする。
図5に示すように、該ロック解除ユニット130が該圧力逃し位置に位置するときには、該干渉部132は該位置規制環状縁部11と分離し、かつ、該トリガ部131が該圧力逃しトリガボタン121を押圧し、例を挙げれば、該押し下げ部134が押し下げられかつ該突き上げ部135が上向きに移動する。該ロック解除ユニット130を、該ロック位置から該圧力逃し位置に変更するとき、該トリガ部131が該圧力逃しトリガボタン121を押圧し、トリガ圧力逃しユニット120が空気を行い、かつ、該干渉部132は、該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aから外れ、該耐圧容器10を自由に取り外し可能にする。
本実施例においては、該支持ベース110は、該圧力逃しユニット120およびガス注入アセンブリを収容するように収容空間を画成する上蓋112およびシャーシ114を有していてよい。
好ましくは、該支持ベース110は、炭酸水製造機に結合させるための雄ねじを有する取り外し式連結部材115をさらに備え、これにより、該安全圧力逃し装置は、該取り外し式連結部材115によって炭酸水製造機に手軽に着脱することができ、モジュール化の、容易に着脱できる長所を有しており、仮に耐圧容器10の内部で発泡した飲料が該圧力逃しユニット120から吹き零れることがあっても、炭酸水製造機側に逆流することが回避できる。さらには、該安全圧力逃し装置を容易に取り外してクリーニングすることができ、これにより、糖分を含む液体にガスを注入して糖分の付着や詰まりがもたらされた場合には、手軽かつ容易に着脱と洗浄を行うことができる。
これによって、本実施例の安全圧力逃しモジュールは、白湯以外の果汁や市販飲料等の液体に対するガス注入にも適用することができるようになり、また、該安全圧力逃し装置のモジュール化は、圧力逃しユニット120またはガス注入アセンブリが破損したとき、新しい安全圧力逃し装置に交換しさえすればよく、炭酸水製造機全体を廃棄する必要はなくなる。
図6に示すように、該圧力逃しユニット120は、好ましくは、第1の圧力逃し弁120Aおよび第2の圧力逃し弁120Bを備え、単一の空気抜き弁のみを設ける場合に比べ、複数の空気抜き弁の配置は、ガス圧が過度に高まり空気抜きが間に合わないまたは単一の空気抜き弁故障のリスクを回避することができる。
図7に示すように、該第1の圧力逃し弁120Aの圧力逃しトリガボタン121および第2の圧力逃し弁120Bの圧力逃しトリガボタン121’の位置、押しボタンの突出高さ、および押圧行程に対応するように、該ロック解除ユニット130の突き上げ部135はトリガ部131およびトリガ部131’を有する。
高圧用と低圧用の圧力逃し弁を備えていることが好ましく、該トリガ部131,131’がそれぞれの圧力逃し弁に対応して設けられ、該ロック解除ユニット130の操作の程度によって圧力の逃がし状態が異なるように構成されていることが好ましい。例えば、該ロック解除ユニット130の操作の程度が浅い場合には主に一方の圧力逃し弁から空気抜きが行なわれ、該ロック解除ユニット130の操作の程度が深い場合には双方の圧力逃し弁から空気抜きが行なわれるようにすれば、ガス圧が高い時でも急激なガス抜きを回避して緩やかなガス抜きが可能になる。
このように構成すれば、該ロック解除ユニット130の操作の程度を加減することにより、飲料が吹き零れることが無いように耐圧容器10内の飲料の発泡の程度を抑制することができ、耐圧容器10内の圧力が異常に高まったような場合には、該ロック解除ユニット130を大きく操作して安全に圧力を開放することができる。
図8および図9には、本発明の第2の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する分解図および組み合わせ図が示されている。
本発明の第2の実施例において、該ロック解除ユニット230は、平行移動部233、押動部234、および連動部235を備え、該平行移動部233は、該支持ベース210と線的に摺動可能に結合し、例を挙げれば、該支持ベース210はスライド溝213を有することができ、該平行移動部233は、該スライド溝213に対応して嵌合可能なスライダであり、該トリガ部231と該干渉部232は該連動部235に設けられる。
本実施例の支持ベース210は、該圧力逃しユニット120を収容するように収容空間を画成する上蓋212およびシャーシ214を有することができ、かつ、本実施例においては、該スライド溝213は該上蓋212両側の側壁に形成される。
図10に示すように、該トリガ部231は、該圧力逃しトリガボタン121の方を向いた傾斜面231Aが形成されており、該位置規制環状縁部11は切り欠き11Aを有し、該干渉部232は、該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aに向かって突出するストッパである。
該ロック解除ユニット230が該ロック位置に位置するときには、該トリガ部231は該圧力逃しトリガボタン121に当接されておらず、該干渉部232は該位置規制環状縁部11に干渉し、本実施例においては、該干渉部232は該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aに係合して該耐圧容器10が固定されるようにし、すなわち、該耐圧容器10は回転して開けることはできず、取り外せなくする。
図11に示すように、該ロック解除ユニット230が該圧力逃し位置に位置するときには、該トリガ部231が該圧力逃しトリガボタン121を押圧し、かつ、該干渉部232と該位置規制環状縁部11が分離し、本実施例においては、該押動部234が押動されかつ該連動部235が連動されて平行移動し、図中に示すように右向きに移動する。該ロック解除ユニット230を、該ロック位置から該圧力逃し位置に変更するとき、該トリガ部231が該圧力逃しトリガボタン121を押圧し、該圧力逃しトリガボタン121は、該傾斜面231Aが右向きに移動するので圧入され、このとき該干渉部232は、該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aから外れ、該耐圧容器10を自由に取り外し可能にする。
また、上記第1の実施例における他の追加的特徴(例えば、取り外し式連結部材115等)は、いずれも第2の実施例に応用することができる。
図12および図13には、本発明の第3の実施例の安全圧力逃し装置と耐圧容器とを例示する分解図および組み合わせ図が示されている。
本発明の第3の実施例において、該ロック解除ユニット330は、スリーブ部334、回転軌道部333、および駆動部335を備え、該回転軌道部333は、該支持ベース310と回転して動けるように結合し、例を挙げれば、該回転軌道部333は摺動レールであり、該支持ベース310は、該摺動レールに対応するスライダを有し、該トリガ部331は該スリーブ部334に設けられ、かつ、該圧力逃しトリガボタン121の方を向いた傾斜面331Aが形成されており、該干渉部332は該駆動部335に設けられ、かつ、該駆動部335に駆動されて揺動可能である。
本実施例の支持ベース310は、該圧力逃しユニット120およびガス注入アセンブリを収容するように収容空間を画成する上蓋312およびシャーシ314を有することができ、かつ、本実施例においては、該回転軌道部333と回転して動けるように結合するためのスライダが該シャーシ314に設けられ得る。
本実施例において、該干渉部332は、回転軸によって該支持ベース310に回転連結し、該回転軸は該支持ベース310のシャーシ314に枢接可能であり、該駆動部335は、該スリーブ部334の内壁に形成されたラチェット溝であってよい。
図14〜17は、本実施例における該ロック解除ユニット330の、ロック位置と圧力逃し位置とにおける構造の連動関係を説明するための概略図であり、図14および図15は、該トリガ部331の該圧力逃しトリガボタン121に対する作動を示しており、図16および図17は、該干渉部332の該位置規制環状縁部11Aに対する作動を示している。
図14に示すように、該ロック解除ユニット330はロック位置に位置し、該トリガ部331の傾斜面331Aは該圧力逃しトリガボタン121を押圧しておらず、図15に示すように、該スリーブ部334が回転されて該ロック解除ユニット330を圧力逃し位置に位置させたとき、該トリガ部331が該圧力逃しトリガボタン121を押圧する。
そのうち、該圧力逃しユニット120が複数個の圧力逃し弁を備え、複数個の圧力逃しトリガボタン121、121’を有するとき、該圧力逃しトリガボタン121および圧力逃しトリガボタン121’の位置、押しボタンの突出高さおよび押圧行程に対応し、該ロック解除ユニット330のスリーブ部334にトリガ部331およびトリガ部331’が形成されており、該トリガ部331と該トリガ部331’は傾斜面331Aと331’Aをそれぞれ有する。
図16に示すように、該ロック解除ユニット330はロック位置に位置し、該干渉部332の一端が該駆動部335に収容され、かつ、他端は、該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aに係合し、該耐圧容器10は位置規制され固定され、図17に示すように、該スリーブ部334が回転されて該ロック解除ユニット330を圧力逃し位置に位置させたとき、該駆動部335が該干渉部332を駆動し、該干渉部332を揺動させて該位置規制環状縁部11の切り欠き11Aから外れ、この状態で、該耐圧容器10は該支持ベース310から取り外すことができる。
また、上記第1の実施例における他の追加的特徴(例えば、取り外し式連結部材115等)は、いずれも第3の実施例に応用することができる。
上記第1〜第3の実施例の安全圧力逃し装置は、図18に示すように該耐圧容器と組み合わせて安全圧力逃しキットとすることができ、図中、第1の実施例の安全圧力逃し装置を例示的な説明としている。
さらに、該耐圧容器10は、液体を操作制御するために液体流阻止制御弁12をさらに有することができ、該耐圧容器10を該安全圧力逃し装置から分離しなくても、その内部の液体を得ることができる。
つまり、本発明の第1〜第3の実施例の安全圧力逃し装置は、炭酸水製造機がガス注入を完了した後かつ耐圧容器を取り外す前に、まず圧力逃しを行う機能を果たすことができ、ひいては、炭酸水製造機の使用上の安全性を高めることができる。
本発明は、上記において、好ましい実施例により開示されているが、当業者が理解すべきなのは、該実施例は本発明の一例の記述に過ぎず、該記述により本発明の技術的範囲が制限されるものではなく、該実施例と同等の変更および置換はすべて、本発明の技術的範囲に含まれるというという点である。
1,10:耐圧容器
11:位置規制環状縁部
11A:切り欠き
12:液体流阻止制御弁
110:支持ベース
111:取り付けポート
112:上蓋
113:枢接孔
114:シャーシ
115:取り外し式連結部材
120:圧力逃しユニット
120A:第1の圧力逃し弁
120B:第2の圧力逃し弁
121,121’:圧力逃しトリガボタン
130:ロック解除ユニット
131、131’:トリガ部
132:干渉部
133:枢軸部
134:押し下げ部
135:突き上げ部
210:支持ベース
212:上蓋
213:スライド溝
214:シャーシ
230:ロック解除ユニット
231:トリガ部
231A:傾斜面
232:干渉部
233:平行移動部
234:押動部
235:連動部
310:支持ベース
312:上蓋
314:シャーシ
330:ロック解除ユニット
331,331’:トリガ部
331A、331A’:傾斜面
332:干渉部
333:回転軌道部
334:スリーブ部
335:駆動部

Claims (6)

  1. 瓶口外側に位置規制環状縁部を備える耐圧容器を取り付けるために用いられる炭酸水製造機の安全圧力逃し装置であって、
    該耐圧容器の瓶口を固定収容する取り付けポートを備えた支持ベースと、
    該支持ベースに設けられ、該耐圧容器の圧力を逃がす圧力逃しユニットと、
    該支持ベースに操作可能に取り付けられ、該耐圧容器の瓶口から該支持ベースの取り外しを阻止するロック位置では該圧力逃しユニットによる圧力の逃がしを阻止し、該耐圧容器の瓶口から該支持ベースの取り外しを許容するロック解除位置に操作されると該圧力逃しユニットによる圧力の逃がしを許容するロック解除ユニットと、
    を備えている炭酸水製造機の安全圧力逃し装置。
  2. 該ロック解除ユニットは、該ロック位置で該位置規制環状縁部に係合し、該ロック解除位置で該位置規制環状縁部から離脱する干渉部と、該ロック位置で該圧力逃しユニットの圧力解放操作部から離脱し、該ロック解除位置で該圧力逃しユニットの圧力解放操作部を逃がし操作するトリガ部を備えている請求項1記載の炭酸水製造機の安全圧力逃し装置。
  3. 該圧力逃しユニットは第1の圧力逃し弁および第2の圧力逃し弁を備えて構成され、該トリガ部はそれぞれの圧力逃し弁に対応して設けられ、該ロック解除ユニットの操作の程度によって圧力の逃がし状態が異なるように構成されている請求項2記載の炭酸水製造機の安全圧力逃し装置。
  4. 該支持ベースは、炭酸水製造機に着脱自在に結合させる連結部材を備えている請求項1または2記載の安全圧力逃し装置。
  5. 請求項1から4の何れかに記載の安全圧力逃し装置および耐圧容器を備えている炭酸水製造機の安全圧力逃しキット。
  6. 該耐圧容器は液体流阻止制御弁を備え、該安全圧力逃し装置を装着した状態で内部の液体を流出可能に構成されている請求項5記載の安全圧力逃しキット。
JP2016112571A 2015-12-08 2016-06-06 安全圧力逃がし装置および安全圧力逃がしキット Active JP6212600B2 (ja)

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