JP2017103488A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板上の発光素子や配線を樹脂封止しながらも、基板の放熱効率の低下を抑制することができ、封止樹脂にひび割れや亀裂が発生し難い発光装置を提供する。【解決手段】発光装置は、基板11と、基板11に実装された複数の発光素子12と、電圧が印加されるランド部と、発光素子12を覆う帯状封止樹脂とを備えている。発光素子12は、複数が接続された発光素子12の列を形成している。帯状封止樹脂は、発光素子12の列に沿って帯状に形成されている。発光素子12の列のうち、先頭および最後尾の発光素子12は、それぞれランド部に接続されている。【選択図】図7

Description

本発明は、COB(Chip On Board)タイプの発光装置に関する。
近年、光源としてLED(Light Emitting Diode)を用いた種々の発光装置が開発されている。また、複数のLEDチップを基板上に直接実装して、各LEDチップを基板上の配線を通じて回路に接続し、各LEDチップを樹脂封止したCOB(Chip On Board)タイプのものが広く知られている。
例えば、特許文献1〜4では、基板上に矩形又は円形の枠状反射部材を形成し、枠状反射部材の内側に複数の発光素子を配置し、枠状反射部材の内側に封止樹脂を充填して、封止樹脂により各発光素子を覆っている。
また、特許文献5では、基板上に発光素子の素子列を複数並べて、はしご状の封止部材により各素子列を覆っている。
特開2011−228369号公報 特開2011−238902号公報 特開2012−15176号公報 特開2012−142429号公報 特許第4932064号公報
しかしながら、特許文献1〜4のように枠状反射部材の内側に封止樹脂を充填して、その内側に配置された各発光素子を樹脂封止する構成では、封止樹脂により各発光素子だけではなく基板の広い範囲が覆われる。このため、基板に対しては封止樹脂が断熱材となり、基板の放熱効率が低下した。
また、封止樹脂により基板の概ね全体が覆われることから、封止樹脂のサイズが縦横のいずれにも大きくなり、熱膨張等により生じる封止樹脂の歪みが大きくなって、封止樹脂にひび割れや亀裂が発生し易くなった。
また、特許文献5では、封止部材がはしご状に成形されているので、封止部材により覆われない基板の空きスペースが生じて、この空きスペースで放熱が効率的になされると考えられるものの、この空きスペースを拡大して、放熱効率の向上を図るまでには至っていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、基板上の発光素子や配線を樹脂封止しながらも、基板の放熱効率の低下を抑制することができ、封止樹脂にひび割れや亀裂が発生し難い発光装置を提供することを目的とする。
本発明に係る発光装置は、基板と、前記基板に実装された複数の発光素子と、電圧が印加されるランド部と、前記発光素子を覆う帯状封止樹脂とを備えた発光装置であって、前記発光素子は、複数が接続された発光素子の列を形成し、前記帯状封止樹脂は、前記発光素子の列に沿って帯状に形成されて、前記発光素子の列のうち、先頭および最後尾の発光素子は、それぞれ前記ランド部に接続されていることを特徴とする。
本発明に係る発光装置では、前記帯状封止樹脂の幅は、前記発光素子の部位で広くされ、前記発光素子間の配線の部位で狭くされている構成としてもよい。
本発明に係る発光装置では、前記帯状封止樹脂は、前記発光素子の列に沿って連続的に形成されている構成としてもよい。
本発明に係る発光装置では、前記各発光素子の列は、隣接する発光素子の列が互いに並行に配置され、端部の発光素子同士を接続し、直列に接続された1つの発光素子の列を形成している構成としてもよい。
本発明に係る発光装置では、前記ランド部は、2つ設けられ、それぞれ前記基板の同じ側の端部に沿って配置されている構成としてもよい。
本発明では、帯状封止樹脂により各発光素子の列及び配線が覆われて保護されている。また、帯状封止樹脂が並行する箇所では、並行する帯状封止樹脂の間に基板が露出する空きスペースが設けられている。この空きスペースが封止樹脂で覆われていないことから、この空きスペースで基板の放熱が良好になされる。また、この空きスペースの幅を変化させているので、空きスペースの幅を基板上の位置に応じて拡大して、放熱効率の向上を図ることができる。更に、帯状封止樹脂のサイズは、該帯状封止樹脂の長手方向で長くなるだけであるため、熱膨張等により生じる帯状封止樹脂の歪みが小さく、帯状封止樹脂にひび割れや亀裂が発生し難い。
本発明の発光装置の第1実施形態を示す平面図である。 図1の発光装置の第1変形例を示す平面図である。 図1の発光装置の第2変形例を示す平面図である。 図1の発光装置の第3変形例を示す平面図である。 本発明の発光装置の第2実施形態を示す平面図である。 本発明の発光装置の第3実施形態を示す平面図である。 本発明の発光装置の第4実施形態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の発光装置の第1実施形態を示す平面図である。第1実施形態の発光装置1は、COBタイプの発光装置であり、基板11と、基板11に実装された複数の発光素子12と、基板11上で各発光素子12を接続する配線13と、配線13に接続された2つのランド部14と、基板11上で各発光素子12の列及び配線13に沿って帯状に形成されて、各発光素子12の列及び配線13を覆う帯状封止樹脂15とを備えている。
基板11は、例えばセラミックス、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等からなる。各発光素子12は、例え可視光を出射する発光ダイオード(LED)であり、基板11上で第1列J1〜第7列J7に振り分けて配列されており、第1列J1〜第7列J7毎に、4つの発光素子12が配列されている。各発光素子12は、例えば単色(例えば青色)で発光してもよいし、複数種の色(青、緑、赤など)のいずれかでそれぞれ発光してもよい。第1列J1〜第7列J7は、互いに並行に配されている。
配線13は、基板11上に予め形成された2つの配線パターン13aと、各発光素子12を互いに結線して各配線パターン13aへと接続する複数のワイヤ(例えばボンディングワイヤ)13bとからなる。各配線パターン13aは、基板11上で概ね対称に配置されて円弧を描いており、各配線パターン13aの内側に円形領域が形成され、この円形領域に各発光素子12が配されている。
2つのランド部14は、各配線パターン13aと同様に、基板11上に予め形成されたものであり、各配線パターン13aにそれぞれ接続され、各配線パターン13a及び各ワイヤ13bを通じて各発光素子12に接続されている。各ランド部14の間に所定の電圧が印加されると、所定の電圧が各配線パターン13a及び各ワイヤ13bを通じて各発光素子12に印加され、各発光素子12が発光する。
帯状封止樹脂15は、透光性を有するシリコーン樹脂、フッソ樹脂、ユリア樹脂等を帯状に成形したものであり、第1列J1〜第7列J7及び各配線パターン13aを覆って樹脂封止している。第1列J1〜第7列J7には各発光素子12及び各ワイヤ13bが含まれているので、第1列J1〜第7列J7別に、帯状封止樹脂15により各発光素子12及び各ワイヤ13bが樹脂封止されている。
この帯状封止樹脂15は、例えば、硬化前のシリコーン樹脂、フッソ樹脂、ユリア樹脂等をシリンジに充填し、樹脂を吐出しながらシリンジを第1列J1〜第7列J7及び各配線パターン13aに沿って移動させて、樹脂を帯状に形成し、帯状の樹脂により第1列J1〜第7列J7及び各配線パターン13aを覆い、この後に帯状の樹脂を硬化させて形成される。
また、帯状封止樹脂15に、YAG蛍光体、珪酸塩蛍光体、窒化物蛍光体、酸窒化物蛍光体等を含有させて、各発光素子12の出射光の色を他の色に変換してもよい。例えば、各発光素子12として青色で発光するものを適用し、青色の出射光の一部を蛍光体により黄色の光に変換すれば、青色と黄色との混色により白色光を得ることができる。
ここで、第1列J1〜第7列J7の離間距離及び帯状封止樹脂15の幅を適宜に設定していることから、第1列J1〜第7列J7をそれぞれ封止する帯状封止樹脂15の各列部分が互いに離間して、各列部分の間にそれぞれの空きスペースSが形成されている。すなわち、帯状封止樹脂15が並行する箇所では、並行する帯状封止樹脂15の間に空きスペースSが形成されている。
また、第1列J1と第2列J2を外側に湾曲させ、第3列J3〜第5列J5を直線状に成形し、第6列J6と第7列J7を外側に湾曲させて、第2列J2と第3列J3との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大し、第5列J5と第6列J6との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大している。
このような第1実施形態の発光装置1では、帯状封止樹脂15により各発光素子12、各ワイヤ13b、及び各配線パターン13aが覆われて保護されている。また、帯状封止樹脂15が並行する箇所では、並行する帯状封止樹脂15の間に空きスペースSが形成されている。この空きスペースSが封止樹脂で覆われていないことから、この空きスペースSで基板11の放熱が良好になされる。更に、第2列J2と第3列J3との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大し、第5列J5と第6列J6との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大しているので、熱がこもり易い基板11の中央部分の放熱効率が向上する。例えば、基板表面の略全体を樹脂封止した構成と比較すると、外気に直接接触する基板11の表面積が広がり、基板11全体の放熱効率が向上する。
また、仮に封止樹脂により基板11の概ね全体を覆った場合は、封止樹脂のサイズが縦横のいずれにも大きくなり、熱膨張等により生じる封止樹脂の歪みが大きくなって、封止樹脂にひび割れや亀裂が発生し易くなる。
これに対して帯状封止樹脂15は、該帯状封止樹脂15の長手方向で長くなるだけであるため、熱膨張等により生じる帯状封止樹脂15の歪みが小さく、帯状封止樹脂15にひび割れや亀裂が発生し難い。
図2は、図1の発光装置の第1変形例を示す平面図である。尚、図2において、図1の発光装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付している。
第1変形例の発光装置1Aでは、図1の帯状封止樹脂15の他に、第1帯状封止樹脂21及び第2帯状封止樹脂22を適用している。帯状封止樹脂15は、各配線パターン13aだけを樹脂封止している。また、第1帯状封止樹脂21は、第1列J1、第3列J3、第5列J5、第7列J7(奇数列)をそれぞれ樹脂封止し、第2帯状封止樹脂22は、第2列J2、第4列J4、及び第6列J6(偶数列)をそれぞれ樹脂封止し、第1帯状封止樹脂21と第2帯状封止樹脂22との間に空きスペースSが形成されている。また、第2列J2と第3列J3との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大し、第5列J5と第6列J6との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大している。
ここで、各配線パターン13aを樹脂封止する帯状封止樹脂15には、蛍光体が含有されていない。また、第1帯状封止樹脂21及び第2帯状封止樹脂22には、互いに異なる種類の蛍光体が含有されている。例えば、各発光素子12として青色で発光するものを適用し、青色の出射光の一部を赤色の光に変換する蛍光体を第1帯状封止樹脂21に含有させ、青色の出射光の一部を緑色の光に変換する蛍光体を第2帯状封止樹脂22に含有させている。この場合は、青色、赤色、及び緑色の混色により白色光を得ることができる。また、奇数列の第1帯状封止樹脂21と偶数列の第2帯状封止樹脂22とが交互に配置されているので、青色、赤色、及び緑色の混色が良好になされる。
図3は、図1の発光装置の第2変形例を示す平面図である。尚、図3において、図1の発光装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付している。
第2変形例の発光装置1Bでは、図1の帯状封止樹脂15の他に、第1帯状封止樹脂23及び第2帯状封止樹脂24を適用している。帯状封止樹脂15は、各配線パターン13aだけを樹脂封止している。また、第1帯状封止樹脂23は、第1列J1〜第7列J7の片側半分をそれぞれ樹脂封止し、第2帯状封止樹脂24は、第1列J1〜第7列J7の他の片側半分をそれぞれ樹脂封止し、第1列J1〜第7列J7のいずれにおいても、第1帯状封止樹脂23と第2帯状封止樹脂24とが連続的して形成されている。更に、互いに隣り合う第1帯状封止樹脂23の間には空きスペースSが形成され、互いに隣り合う第2帯状封止樹脂22の間にも空きスペースSが形成されている。また、第2列J2と第3列J3との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大し、第5列J5と第6列J6との間の空きスペースSの幅をその中央部分で拡大している。
この発光装置1Bにおいては、各配線パターン13aを樹脂封止する帯状封止樹脂15に蛍光体を含有させていない。また、各発光素子12として青色で発光するものを適用し、青色の出射光の一部を赤色の光に変換する蛍光体を第1帯状封止樹脂23に含有させ、青色の出射光の一部を緑色の光に変換する蛍光体を第2帯状封止樹脂24に含有させて、青色、赤色、及び緑色の混色により白色光を得ている。更に、第1列J1〜第7列J7のいずれにおいても、第1帯状封止樹脂23と第2帯状封止樹脂24とを半分ずつ形成しているので、青色、赤色、及び緑色の混色が良好になされる。
図4は、図1の発光装置の第3変形例を示す平面図である。尚、図4において、図3の発光装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付している。
第3変形例の発光装置1Cでは、図3の第2変形例の発光装置1Bと比較して、第1帯状封止樹脂23及び第2帯状封止樹脂24の配置位置が異なる。第1帯状封止樹脂23は、第1列J1、第3列J3、第5列J5、第7列J7の右側半分と第2列J2、第4列J4、第6列J6の左側半分とをそれぞれ樹脂封止している。また、第2帯状封止樹脂24は、第1列J1、第3列J3、第5列J5、第7列J7の左側半分と第2列J2、第4列J4、第6列J6の右側半分とをそれぞれ樹脂封止している。
このような発光装置1Cでは、第1列J1〜第7列J7のいずれにおいても第1帯状封止樹脂23と第2帯状封止樹脂24とを半分ずつ形成し、かつ上下で互いに隣り合う列同士においては第1帯状封止樹脂23と第2帯状封止樹脂24とを隣り合わせにして、第1帯状封止樹脂23と第2帯状封止樹脂24とを交互に配置しているので、第1帯状封止樹脂23に含有される蛍光体の光の色と第2帯状封止樹脂24に含有される蛍光体の光の色との混色がより良好になされる。勿論、上下で互いに隣り合う第1帯状封止樹脂23と第2帯状封止樹脂24との間に空きスペースSを形成しているので、外気に直接接触する基板11の表面積が広がり、基板11全体の放熱効率が向上する。
図5は、本発明の発光装置の第2実施形態を示す平面図である。尚、図5において、図1の発光装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付している。
第2実施形態の発光装置1Dにおいては、基板11上で、各発光素子12を第1列J1〜第6列J6に振り分けて配列し、第1列J1〜第6列J6毎に、4つの発光素子12を配列している。そして、第3列J3の中央部と第4列J4の中央部とを互いに離間するように湾曲させて、第3列J3の中央部と第4列J4の中央部との間で空きスペースSを円形状に広げ(空きスペースSの幅を拡大し)、この円形状の空きスペースSにおいて基板11に孔11aを形成している。更に、この孔11aにネジ31を挿入して、このネジ31を発光装置1Dのフレームやシャーシ等の土台(図示せず)にねじ込んで、基板11を固定している。
配線13は、一組の第1配線パターン13dと、一組の第2配線パターン13eと、各ワイヤ13bと、孔11aの周縁に沿って円弧状に形成された第3列J3及び第4列J4の中継配線パターン13cとからなる。第3列J3及び第4列J4のいずれにおいても、孔11aの両側に配置された2つ発光素子12を円弧状の中継配線パターン13cを通じて接続している。これは、直線状に延びるワイヤ13bを孔11aの周縁に沿わせることが困難であるためである。
また、一組の第1ランド部32aと一組の第2ランド部32bとを設けている。各第1ランド部32aは、各第1配線パターン13dを通じて第1列J1〜第3列J3のワイヤ13bに接続され、更に第1列J1〜第3列J3のワイヤ13bや中継配線パターン13cを通じて各発光素子12に接続されている。各第1ランド部32a間に所定の電圧が印加されると、所定の電圧が第1列J1〜第3列J3の各発光素子12に印加され、第1列J1〜第3列J3の各発光素子12が発光する。また、各第2ランド部32bは、各第2配線パターン13eを通じて第4列J4〜第6列J6のワイヤ13bに接続され、更に第4列J4〜第6列J6のワイヤ13bや中継配線パターン13cを通じて各発光素子12に接続されている。各第2ランド部32b間に所定の電圧が印加されると、所定の電圧が第4列J4〜第6列J6の各発光素子12に印加され、第4列J4〜第6列J6の各発光素子12が発光する。従って、各第1ランド部32a間に電圧を印加したり、各第2ランド部32b間に電圧を印加したりすることにより、第1列J1〜第3列J3の各発光素子12を発光させたり、第4列J4〜第6列J6の各発光素子12を発光させたりすることができる。
帯状封止樹脂15は、各第1配線パターン13d及び各第2配線パターン13eをそれぞれ樹脂封止している。また、第1帯状封止樹脂33は、第1列J1、第2列J2、及び第3列J3をそれぞれ樹脂封止し、第2帯状封止樹脂34は、第4列J4、第5列J5、及び第6列J6をそれぞれ樹脂封止している。
各第1配線パターン13d及び各第2配線パターン13eを樹脂封止する帯状封止樹脂15には、蛍光体を含有させていない。また、各発光素子12として青色で発光するものを適用し、青色の出射光の一部を赤色の光に変換する蛍光体を第1帯状封止樹脂33に含有させ、青色の出射光の一部を緑色の光に変換する蛍光体を第2帯状封止樹脂34に含有させている。このため、第1及び第2帯状封止樹脂33,34により封止されている第1列J1〜第6列J6の全ての発光素子12を発光させれば、青色、赤色、及び緑色の混色により白色光を得ることができる。また、各第1ランド部32a間に電圧を印加したり、各第2ランド部32b間に電圧を印加したりすることにより、第1列J1〜第3列J3の各発光素子12だけを発光させたり、第4列J4〜第6列J6の各発光素子12だけを発光させたりして、光の色を変化させることができる。
このような第2実施形態の発光装置1Dでは、帯状封止樹脂15により各配線パターン13aが覆われて保護されている。また、第1帯状封止樹脂33により第1列J1、第2列J2、及び第3列J3(各発光素子12の列、各ワイヤ13b、及び中継配線パターン13c)が覆われて保護され、第2帯状封止樹脂34により第4列J4、第5列J5、及び第6列J6(各発光素子12の列、各ワイヤ13b、及び中継配線パターン13c)が覆われて保護されている。更に、互いに並行する第1帯状封止樹脂33と第2帯状封止樹脂34との間には、空きスペースSが形成されている。この空きスペースSが封止樹脂で覆われていないことから、この空きスペースSで基板11の放熱が良好になされる。
また、第3列J3の中央部と第4列J4の中央部と間の円形状の空きスペースSにおいて基板11に孔11aを形成し、この孔11aにネジ31を挿入して、このネジ31を発光装置1Dのフレームやシャーシ等の土台(図示せず)にねじ込んで、基板11を固定している。このため、基板11の熱がその中央からネジ31を通じて外部へと伝導され、基板11の放熱効率が高くなる。特に、フレームやシャーシ等の土台として熱伝導性の良い金属製のものを選択すれば、基板11の放熱効率がより高くなる。尚、孔11aの箇所を基板11の中央に形成しなくても良いが、基板11全体の熱を効率的に放熱するには、孔11aを基板11の中央に形成するのが好ましい。
また、帯状封止樹脂15、第1帯状封止樹脂33、及び第2帯状封止樹脂34のいずれも、それらの長手方向で長くなっているだけであるから、熱膨張等により生じる歪みが小さく、ひび割れや亀裂が発生し難い。
図6は、本発明の発光装置の第3実施形態を示す平面図である。尚、図6において、図1の発光装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付している。
第3実施形態の発光装置1Eにおいては、基板11上で、各発光素子12を第1列J1〜第6列J6に振り分けて配列し、第1列J1〜第6列J6毎に、4つの発光素子12を配列している。そして、第3列J3の中央部と第4列J4の中央部と間で空きスペースSを円形状に広げ(空きスペースSの幅を拡大し)、この円形状の空きスペースSにおいて基板11に孔11aを形成し、ネジ31をその孔11aを通じて発光装置1Eのフレームやシャーシ等の土台(図示せず)にねじ込んで、基板11を固定している。
配線13は、各ワイヤ13bと、孔11aの周縁に沿って円弧状に形成された第3列J3及び第4列J4の中継配線パターン13cとからなる。第3列J3及び第4列J4のいずれにおいても、孔11aの両側に配置された2つ発光素子12を円弧状の中継配線パターン13cを通じて接続している。
また、第1列J1の先頭の発光素子12をワイヤ13bを通じてランド部41に接続し、第1列J1の最後尾の発光素子12をワイヤ13bを通じて第2列J2の最後尾の発光素子12に接続し、第2列J2の先頭の発光素子12をワイヤ13bを通じて第3列J3の先頭の発光素子12に接続し、以降同様に、第3列J3の最後尾の発光素子12と第4列J4の最後尾の発光素子12とを、第4列J4の先頭の発光素子12と第5列J5の先頭の発光素子12とを、第5列J5の最後尾の発光素子12と第6列J6の最後尾の発光素子12とを、それぞれのワイヤ13bを通じて接続し、第6列の先頭の発光素子12をワイヤ13bを通じてランド部42に接続して、各ランド部41、42の間で第1列J1〜第6列J6の全ての発光素子12を接続している。
各ランド部41、42との間に所定の電圧が印加されると、所定の電圧が各ワイヤ13b、及び各中継配線パターン13cを通じて各発光素子12に印加され、各発光素子12が発光する。
帯状封止樹脂43は、1本の連続したものであって、第1列J1の先端から後端まで延在し、第1列J1の後端と第2列J2の後端とを接続し、第2列J2の後端から先端まで延在し、第2列J2の先端と第3列J3の先端とを接続し、以降同様に、第3列J3、第4列J4、第5列J5、及び第6列J6に沿って引き回されて形成され、第1列J1〜第6列J6を樹脂封止している。
この帯状封止樹脂43に、種々の蛍光体を含有させて、各発光素子12の出射光の色を他の色に変換してもよい。
このような第3実施形態の発光装置1Eにおいては、帯状封止樹脂43により各発光素子12及び各ワイヤ13bが覆われて保護されている。また、第1列J1〜第6列J6の間の箇所、つまり帯状封止樹脂43が並行する箇所では、並行する帯状封止樹脂43の間に空きスペースSが形成されている。また、1本の連続した帯状封止樹脂43により第1列J1〜第6列J6を樹脂封止しているので、基板11の表面積に対する帯状封止樹脂43の占有面積が抑えられて、空きスペースSが広くなっている。このため、基板11の放熱効率がより向上している。
また、第3列J3の中央部と第4列J4の中央部と間の円形状の空きスペースSにおいて基板11に孔11aを形成し、この孔11aにネジ31を挿入して、このネジ31を発光装置1Eのフレームやシャーシ等の土台(図示せず)にねじ込んで、基板11を固定しているので、基板11の熱がその中央からネジ31を通じて外部へと伝導され、基板11の放熱効率が高くなる。
また、帯状封止樹脂43は、その長手方向で長くなっているだけであるから、熱膨張等により生じる歪みが小さく、ひび割れや亀裂が発生し難い。
図7は、本発明の発光装置の第4実施形態を示す平面図である。尚、図7において、図6の発光装置と同様の作用を果たす部位には同じ符号を付している。
第3実施形態の発光装置1Fにおいては、基板11上で、各発光素子12を第1列J1〜第4列J4に振り分けて配列し、第1列J1〜第4列J4毎に、4つの発光素子12を配列している。
第1列J1の先頭の発光素子12をワイヤ13bを通じてランド部41に接続し、また第1列J1の最後尾の発光素子12と第2列J2の最後尾の発光素子12とを、第2列J2の先頭の発光素子12と第3列J3の先頭の発光素子12とを、第3列J3の最後尾の発光素子12と第4列J4の最後尾の発光素子12とをそれぞれのワイヤ13bを通じて接続し、更に第4列の先頭の発光素子12をワイヤ13bを通じてランド部42に接続して、各ランド部41、42の間で第1列J1〜第4列J4の全ての発光素子12を接続している。
各ランド部41、42との間に所定の電圧が印加されると、所定の電圧が各ワイヤ13bを通じて各発光素子12に印加され、各発光素子12が発光する。
帯状封止樹脂43は、1本の連続したものであって、第1列J1〜第4列J4に沿って連続的に形成され、第1列J1〜第4列J4を樹脂封止している。また、帯状封止樹脂43は、その幅が各発光素子12の部位で広くされ、その幅が各ワイヤ13bの部位で狭くされている。
この帯状封止樹脂43に、種々の蛍光体を含有させて、各発光素子12の出射光の色を他の色に変換してもよい。
このような第4実施形態の発光装置1Fにおいては、帯状封止樹脂43により各発光素子12及び各ワイヤ13bが覆われて保護されている。また、第1列J1〜第4列J4の間の箇所、つまり帯状封止樹脂43が並行する箇所では、並行する帯状封止樹脂43の間に空きスペースSが形成されている。更に、帯状封止樹脂43の幅が各発光素子12の部位で広くされているので、各発光素子12を確実に樹脂封止することができ、また帯状封止樹脂43の幅が各ワイヤ13bの部位で狭くされているので、各ワイヤ13bの部位では空きスペースSが広くなって、基板11の放熱効率が向上する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと解される。
1、1A、1B、1C、1D 発光装置
11 基板
11a 孔
12 発光素子
13 配線
13a 配線パターン
13b ワイヤ
13c 中継配線パターン
14、32、41、42 ランド部
15、43 帯状封止樹脂
21、23、33 第1帯状封止樹脂
22、24、34 第2帯状封止樹脂
31 ネジ
S 空きスペース

Claims (5)

  1. 基板と、前記基板に実装された複数の発光素子と、電圧が印加されるランド部と、前記発光素子を覆う帯状封止樹脂とを備えた発光装置であって、
    前記発光素子は、複数が接続された発光素子の列を形成し、
    前記帯状封止樹脂は、前記発光素子の列に沿って帯状に形成されて、
    前記発光素子の列のうち、先頭および最後尾の発光素子は、それぞれ前記ランド部に接続されていること
    を特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置であって、
    前記帯状封止樹脂の幅は、前記発光素子の部位で広くされ、前記発光素子間の配線の部位で狭くされていること
    を特徴とする発光装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の発光装置であって、
    前記帯状封止樹脂は、前記発光素子の列に沿って連続的に形成されていること
    を特徴とする発光装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1つに記載の発光装置であって、
    前記各発光素子の列は、隣接する発光素子の列が互いに並行に配置され、端部の発光素子同士を接続し、直列に接続された1つの発光素子の列を形成していること
    を特徴とする発光装置。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか1つに記載の発光装置であって、
    前記ランド部は、2つ設けられ、それぞれ前記基板の同じ側の端部に沿って配置されていること
    を特徴とする発光装置。
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