JP2017098038A - バスバモジュール及び電池パック - Google Patents

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裕太郎 岡▲崎▼
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Abstract

【課題】過電流を遮断させること。【解決手段】複数の電池セル11から成る電池モジュール10の一列に並べられた電極端子群14の電極端子13の配列方向に沿って配列され、該当する電極端子13に対して電気的に接続される複数のバスバ30と、複数のバスバ30に対して電気的に接続されるバスバ30毎の線状導体41、線状導体41を覆う絶縁性の被覆体42、及び、線状導体41と外部機器の相手方コネクタとに対して電気的に接続されるコネクタ50を有するフラットケーブル40と、を備え、バスバ30と線状導体41の内の少なくとも一方には、溶断条件の成立時に溶断して、電池セル11とコネクタ50との間の通電を遮断させる可溶部33を設けること。【選択図】図3

Description

本発明は、バスバモジュール及び電池パックに関する。
従来、電気自動車やハイブリッド車では、出力や航続距離等の観点から、多数の電池セルを並べて直列又は並列に接続した電池モジュールが搭載されている。その電池モジュールにおいては、それぞれの電池セルの何れか一方の電極端子を一列に並べ、かつ、他方の電極端子も一列に並べた状態で、それぞれの電池セルを連ねて配列している。この電池モジュールは、電池セル毎の収容室を備えた筐体に収容され、バスバモジュール等と共に電池パックとして構成されている。バスバモジュールは、例えば、一列に並べられた電極端子群毎に設けられるものであり、隣り合う電池セルの電極端子間を電気的に接続させる複数のバスバと、バスバに対して電気的に接続された複数本のバスバ毎の線状導体と、を少なくとも備えている。バスバには、電極端子が挿入される貫通孔が形成されている。それぞれの線状導体は、それぞれの軸線方向を合わせ且つ当該軸線方向に対する直交方向に並べて配置され、柔軟性のある被覆部で覆われて一体化されたフラットケーブルとして構成されている。それぞれのバスバは、その被覆部に一体化されている。この種のバスバモジュールや電池パックは、例えば下記の特許文献1に開示されている。
特開2011−210710号公報
ところで、バスバモジュールは、例えば、線状導体を介して電池監視ユニット等の外部機器に接続される。そして、その外部機器においては、電池モジュール側で発生した過電流の流入が予め抑えられていることが望ましい。
そこで、本発明は、過電流の遮断が可能なバスバモジュール及び電池パックを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係るバスバモジュールは、複数の電池セルから成る電池モジュールの一列に並べられた電極端子群の電極端子の配列方向に沿って配列され、該当する前記電極端子に対して電気的に接続される複数のバスバと、複数の前記バスバに対して電気的に接続される前記バスバ毎の導体、及び、前記導体を覆う絶縁性の被覆体を有し、前記導体を外部機器に対して電気的に接続させるフラットケーブルと、を備え、前記バスバと前記導体の内の少なくとも一方には、溶断条件の成立時に溶断して、前記電池セルと前記外部機器との間の通電を遮断させる可溶部を設けることを特徴としている。
ここで、前記バスバの前記可溶部は、前記バスバ及び前記電極端子の電気接続部と前記バスバ及び前記導体の電気接続部との間の通電経路上に設けることが望ましい。
また、前記バスバは、前記通電経路に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい狭小部を有し、前記狭小部を前記可溶部として利用することが望ましい。
また、前記導体の前記可溶部は、前記導体における前記バスバとの電気接続部と前記外部機器との電気接続部との間に設けることが望ましい。
また、前記導体は、前記バスバとの前記電気接続部と前記外部機器との前記電気接続部との間の通電経路に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい狭小部を有し、前記狭小部を前記可溶体として利用することが望ましい。
また、絶縁性材料から成り、少なくとも前記可溶部と前記バスバ及び前記導体の電気接続部とを覆う絶縁保護部を設けることが望ましい。
また、上記目的を達成する為、本発明に係る電池パックは、複数の電池セルから成る電池モジュールと、複数の前記電池セルを直列又は並列に電気的に接続させるバスバモジュールと、を備え、前記バスバモジュールは、前記電池モジュールの一列に並べられた電極端子群の電極端子の配列方向に沿って配列され、該当する前記電極端子に対して電気的に接続される複数のバスバと、複数の前記バスバに対して電気的に接続される前記バスバ毎の導体、及び、前記導体を覆う絶縁性の被覆体を有し、前記導体を外部機器に対して電気的に接続させるフラットケーブルと、を備え、前記バスバと前記導体の内の少なくとも一方には、溶断条件の成立時に溶断して、前記電池セルと前記外部機器との間の通電を遮断させる可溶部を設けることを特徴としている。
本発明に係るバスバモジュールは、バスバとフラットケーブルの導体の内の少なくとも一方に可溶部を設けているので、溶断条件の成立時に電池セルと外部機器との間の通電を遮断させることができる。このため、本発明に係るバスバモジュール及び電池パックにおいては、電池モジュールから外部機器への過電流の流入を抑制することができる。また、本発明に係るバスバモジュールは、可溶部がバスバとフラットケーブルの導体の内の少なくとも一方に一体成形されたものであり、別部品としての可溶体を設けずとも、ヒューズとしての機能を持つことができる。このため、本発明に係るバスバモジュール及び電池パックは、従来のものに対して構成部品を増加させる必要がないので、原価の増大を抑えることができる。
図1は、実施形態の電池パックを示す斜視図である。 図2は、実施形態の電池パックの分解斜視図である。 図3は、実施形態のバスバモジュールを示す正面図である。 図4は、実施形態のバスバモジュールを部分的に示す斜視図である。 図5は、実施形態の絶縁保護部の一例を示す正面図である。 図6は、変形例1のバスバモジュールを部分的に示す正面図である。 図7は、変形例1のバスバモジュールを部分的に示す斜視図である。 図8は、変形例1の絶縁保護部の一例を示す正面図である。 図9は、変形例2のバスバモジュールを部分的に示す正面図である。 図10は、変形例2のバスバモジュールを部分的に示す斜視図である。 図11は、変形例2のバスバモジュールを部分的に示す背面図である。 図12は、変形例2の絶縁保護部の一例を示す正面図である。 図13は、変形例3のバスバモジュールを部分的に示す正面図である。 図14は、変形例3のバスバモジュールを部分的に示す斜視図である。 図15は、変形例3のバスバモジュールを部分的に示す背面図である。 図16は、変形例3の絶縁保護部の一例を示す正面図である。
以下に、本発明に係るバスバモジュール及び電池パックの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るバスバモジュール及び電池パックの実施形態の1つを図1から図5に基づいて説明する。
図1及び図2の符号1は、本実施形態の電池パックを示す。符号10は、その電池パック1の電池モジュールを示す。符号20は、その電池パック1のバスバモジュールを示す。
電池パック1は、電気自動車やハイブリッド車等の車両に搭載されるものであり、電池モジュール10とバスバモジュール20とを備える。電池モジュール10とは、複数の電池セル11の集合体である。バスバモジュール20とは、複数のバスバ30とフラットケーブル40とコネクタ50との集合体であり、電池モジュール10の複数の電池セル11を直列又は並列に電気的に接続させるものである。この電池パック1においては、電池セル11毎の収容室を備えた筐体に電池モジュール10が収容される。本実施形態では、便宜上、その筐体の図示を省略している。
電池セル11は、セル本体12の一端に2つの電極端子13を備える。例えば、この例示の電池セル11は、セル本体12が方体を成しており、その内の1つの面にそれぞれの電極端子13を設けている。この例示では、その電極端子13が設けられている面を車両の上方に向けている。この電池セル11においては、その面における長手方向の両端に2本のスタッドボルトを垂設しており、そのそれぞれのスタッドボルトを各々電極端子13として利用する。よって、それぞれの電極端子13は、その面に対する直交方向に延在している。それぞれの電極端子13は、一方が正極となり、他方が負極となる。
電池モジュール10においては、それぞれの電池セル11の何れか一方の電極端子13を一列に並べ、かつ、他方の電極端子13も一列に並べた状態で、それぞれの電池セル11を連ねて配列している。つまり、電池モジュール10は、それぞれの電池セル11によって仮想的に方体を成し、その一面に、一列に並べられた電極端子13から成る電極端子群14として第1及び第2の電極端子群14A,14Bを備えている(図1及び図2)。電池モジュール10としては、それぞれの電極端子群14において、正極と負極の電極端子13を交互に配置したものもあれば、同極のものを並べて配置したものもある。この例示では、前者を例示している。尚、各図の電池モジュール10は、配列された複数の電池セル11の内の一部を抜粋したものである。
バスバモジュール20は、先に示したように、複数のバスバ30とフラットケーブル40とコネクタ50とを備える。本実施形態の電池パック1は、電極端子群14毎にバスバモジュール20を備えている。
バスバ30は、導電性材料から成る平板状のバスバ本体31を備える(図3及び図4)。このバスバ30は、バスバ本体31を介して電極端子13に対して電気的に接続される。バスバ本体31と電極端子13の電気的な接続には、溶接やネジ止め等が用いられる。本実施形態では、電極端子13がスタッドボルトを兼ねているので、図1及び図2に示すナット60を電極端子13に締め込んでいくことによって、バスバ本体31を電極端子13に対して物理的且つ電気的に接続させる。このため、バスバ本体31には、電極端子13を挿通するための貫通孔31aが形成されている。バスバ30は、電極端子群14におけるそれぞれの電極端子13の配列方向に沿って、複数配列される。また、バスバ30は、フラットケーブル40に固定される。このため、バスバ30には、フラットケーブル40に取り付けるための保持体32が設けられている。
具体的に、本実施形態のバスバ30は、矩形のバスバ本体31と、このバスバ本体31の一端に設けた保持体32と、バスバ本体31と保持体32を連結させる第1及び第2の連結体33,34と、を備える。バスバ30においては、第1連結体33がバスバ本体31側に配置され、第2連結体34が保持体32側に配置される。第1連結体33は、バスバ本体31と第2連結体34とを連結させる。第2連結体34は、第1連結体33と保持体32とを連結させる。例えば、このバスバ30は、母材となる金属板に対する打ち抜き加工や折り曲げ加工等のプレス加工を施して成形される。
本実施形態のバスバ30は、電極端子群14における隣り合う2つの電極端子13を電気的に接続させるものである。このため、バスバ本体31には、2つの貫通孔31aを並べて形成している。その2つの貫通孔31aのピッチの設計値は、その隣り合う2つの電極端子13のピッチの設計値に一致させる。また、その2つの貫通孔31aの電極端子13に対する大きさや形状については、隣り合う2つの電池セル11におけるそれぞれの電極端子13の間隔が公差の範囲内で最大限ずれたとしても、バスバ30の電池セル11への組付けが行えるように設定する。本実施形態のバスバモジュール20は、電池セル11の総数の半分の個数のバスバ30を備えている。
保持体32は、バスバ本体31において、2つの貫通孔31aの配列方向(つまり電極端子群14における各電極端子13の配列方向)に対する直交方向に位置している両端部の内の一方の端部側に設ける。本実施形態のバスバ30には、その配列方向と同一の直線上に2つの保持体32を設けている。保持体32は、その直線上で根元から延出させた第1加締め部32aと、第1加締め部32aの延出側の端部から当該第1加締め部32aに対して直交方向に延出させた第2加締め部32bと、から成る(図1)。それぞれの保持体32は、第1加締め部32aの延出方向が互いに逆向きになっており、かつ、第1加締め部32aの互いの根元を連結させている。第2連結体34は、その連結部分と第1連結体33とを繋ぐ。本実施形態のバスバ30では、第1加締め部32aと第1及び第2の連結体33,34をバスバ本体31と同一平面上に配置している。
それぞれの保持体32は、第2加締め部32bをフラットケーブル40の後述する保持孔43に各々挿入し、第2加締め部32bを根元(第1加締め部32aとの連結部分)から折り曲げることによって、フラットケーブル40への固定を行う。その折り曲げ方向は、どの様な向きでもよい。この例示では、第1加締め部32a側へと折り返すように折り曲げ、第1加締め部32aと第2加締め部32bとでフラットケーブル40を挟み込むように加締めている。
フラットケーブル40は、導体部40aと保持部40bとに大別されるものであり(図3)、バスバ30の個数と同数の導体(この例示では線状導体41)と、それぞれの線状導体41を互いに間隔を空けて一体化させる被覆体42と、を備える。このフラットケーブル40は、その導体(線状導体41)を電池監視ユニット等の外部機器(例えば基板等)に対して電気的に接続させる。このため、バスバモジュール20は、その導体に対して電気的に接続されたコネクタ50を備える。導体部40aは、それぞれのバスバ30とコネクタ50とを電気的に接続させる部分であり、それぞれの線状導体41と絶縁性の被覆体42の一部(後述する被覆部42a)とによって構成される。そのコネクタ50は、導体部40aの一端に設けられたものであり、外部機器の相手方コネクタ(図示略)に嵌合させることで、それぞれの線状導体41を一括して相手方コネクタの導電体に対して各々接続させる。保持部40bは、それぞれのバスバ30を保持する部分であり、被覆体42の残りの部分(後述するリブ42b)によって構成される。尚、導体(線状導体41)と外部機器(例えば基板等)との間は、コネクタ50と相手方コネクタとを用いずに、溶接や半田付け等で電気的に直接接続してもよい。
線状導体41は、例えば、電池セル11の電圧を検出するための電圧検出線として利用される。この例示の線状導体41は、金属(例えば銅)等の導電性材料から成る線状の円柱体であり、折り曲げ加工し得る程度の柔軟性を有する。線状導体41は、バスバ30毎に1本ずつ用意している。それぞれの線状導体41は、それぞれの軸線方向を合わせ且つ当該軸線方向に対する直交方向に間隔を空けて並べることによって、同一平面上に配置する。これらの線状導体41は、バスバ30の配列方向(つまり電極端子群14における各電極端子13の配列方向)に軸線方向を一致させ、かつ、バスバ30の保持体32側に間隔を空けて並べて配置する。更に、それぞれの線状導体41は、これらから成る仮想平面がバスバ本体31の平面と略平行になるように配置する。尚、そのような同一平面上での配置が可能な線状導体41の本数に限りがある場合、全ての線状導体41は、同一平面上に配置された複数本の線状導体41の組み合わせを複数用意し、これらを層状に重ねて配置してもよい。
被覆体42は、絶縁性と柔軟性とを有する合成樹脂等の材料を用いて、外観形状が平板状の如くなるように成形する。この被覆体42は、それぞれの線状導体41を上記の配置のまま被覆する被覆部42aと、それぞれの線状導体41の軸線方向に対する直交方向で且つバスバ30側に被覆部42aから突出させたリブ42bと、を有する。被覆部42aは、それぞれの線状導体41を個別に被覆する円柱状の部分と、隣り合う円柱状の部分同士を連結させる平板状で且つ矩形状の部分と、を有している。リブ42bは、平板状で且つ矩形状に成形されている。このリブ42bには、それぞれのバスバ30を保持するための貫通孔(以下、「保持孔」という。)43がバスバ30毎に形成されている。それぞれの保持孔43は、フラットケーブル40の長手方向(つまり電極端子群14における各電極端子13の配列方向)に沿って配置されている。保持孔43は、バスバ30毎に2箇所ずつ設けられており、そのバスバ30の第2加締め部32bを挿入できるように当該第2加締め部32bの配置に合わせて形成する。
このバスバモジュール20は、保持孔43に取り付けられたバスバ30に対して、該当する線状導体41を電気的に接続させる。その電気的な接続は、別途用意した導電部材(図示略)でバスバ30と線状導体41とを繋げるものであってもよく、バスバ30と線状導体41とを直接繋げるものであってもよい。ここでは、バスバ30と線状導体41とを物理的に直接繋げるものを例示する。この例示では、フラットケーブル40における導体部40aの先端部40aを対となるバスバ30側へと線状導体41毎に折り曲げ、その先端部40aにおける先端の被覆部42aを剥ぎ取って、剥き出しになった線状導体41を対となるバスバ30の接続部34aに対して溶接や鑞付け等で直接的に接続することで、これらの間を電気的に接続させる。その接続部34aは、第2連結体34の平面部分から膨出させた部分であり、例えば線状導体41を覆う被覆部42aの厚さに相当する高さを有している。
このバスバモジュール20においては、ナット60によるネジ止めによってバスバ30と電極端子13との間の電気接続部が形成され、かつ、溶接等によってバスバ30と線状導体41との間の電気接続部が形成されることで、そのバスバ30及び電極端子13の電気接続部とバスバ30及び線状導体41の電気接続部との間に通電経路が形成される。電流は、バスバ本体31から第1連結体33に流れ、第1連結体33から第2連結体34を介して線状導体41に流れる。
このバスバモジュール20には、バスバ30と線状導体41の内の少なくとも一方に、溶断条件の成立時(電流値が設定電流値を超えて過電流になったとき)に溶断して、電池セル11とコネクタ50との間(換言するならば電池セル11と外部機器との間)の通電を遮断させる可溶部を設ける。本実施形態では、バスバ30に設けた可溶部についての説明を行う。本実施形態の可溶部は、上記の通電経路上に設ける。この例示では、第1連結体33を可溶部として利用する。このため、この例示の第1連結体33は、その通電経路に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい(つまりバスバ本体31や第2連結体34よりも小さい)狭小部として形成する。その狭小部(第1連結体33)は、可溶部として利用し得るように、その電流の流路における上流側と下流側の部材(バスバ本体31と第2連結体34)に対する単位長さ当たりの体積差を設ける。
以上示したように、本実施形態のバスバモジュール20は、バスバ30に可溶部(第1連結体33)を設けているので、溶断条件の成立時に電池セル11とコネクタ50との間(換言するならば電池セル11と外部機器との間)の通電を遮断させることができる。このため、本実施形態のバスバモジュール20及び電池パック1は、電池モジュール10から外部機器への過電流の流入を抑制することができる。また、本実施形態のバスバモジュール20は、可溶部(第1連結体33)がバスバ30と一体成形されたものであり、別部品としての可溶体を設けずとも、ヒューズとしての機能を持つことができる。このため、本実施形態のバスバモジュール20及び電池パック1は、従来のものに対して構成部品を増加させる必要がなく、バスバモジュール20の製造に係る工数も変わらないので、原価の増大を抑えることができる。
ここで、このバスバモジュール20においては、可溶部(第1連結体33)やバスバ30及び線状導体41の電気接続部を外部に露出させていた場合、例えば結露や外力によって耐久性が低下してしまう虞がある。そこで、このバスバモジュール20には、絶縁性材料から成り、保護対象部位を覆う絶縁保護部65を設けることが望ましい(図5)。この例示では、少なくとも可溶部(第1連結体33)とバスバ30及び線状導体41の電気接続部とが保護対象部位になる。例えば、絶縁保護部65は、成形型の内方に保護対象部位を配置し、この成形型に絶縁性の合成樹脂を充填させることによって形成する。このバスバモジュール20においては、絶縁保護部65によって保護対象部位の防水性が向上する。更に、このバスバモジュール20においては、絶縁保護部65によって外力が吸収又は分散され、例えば、可溶部(第1連結体33)のような低強度の部位やバスバ30及び線状導体41の電気接続部(つまり溶接部)への外力の入力が抑制されるので、保護対象部位における部品そのものの強度や溶接部の接続強度を向上させることができる。よって、本実施形態のバスバモジュール20及び電池パック1は、耐久性を向上させることができる。
[変形例1]
本変形例では、図6から図8に基づいて、線状導体141(実施形態の線状導体41に相当するもの)に設けた可溶部についての説明を行う。
本変形例のバスバモジュール120は、実施形態の電池パック1において、バスバモジュール20と置き換えられるものである。このバスバモジュール120は、実施形態のバスバモジュール20において、バスバ30とフラットケーブル40を下記のバスバ130とフラットケーブル140に置き換えたものに相当する。
バスバ130は、バスバ本体131と保持体132と連結体133とを備える。バスバ本体131は、実施形態のバスバ本体31と同様に、平板状に形成され、かつ、2つの貫通孔131aを有する。保持体132は、実施形態の保持体32と同様のものであり、第1加締め部132aと第2加締め部(図示略)とを有する。連結体133は、バスバ本体131と保持体132とを繋ぐ部位である。
フラットケーブル140は、実施形態のフラットケーブル40と同様に形成されたものであり、導体部140aと保持部140bとに大別され、バスバ30毎の導体(線状導体141)と、被覆部142a及びリブ142bを有する被覆体142と、を備える。リブ142bには、保持孔143が形成されており保持体132の第2加締め部が挿通される。
このバスバモジュール120においても、バスバ130と線状導体141との間においては、フラットケーブル140における導体部140aの先端部140aを対となるバスバ130側へと線状導体141毎に折り曲げ、その先端部140aにおける先端の被覆部142aを剥ぎ取って、剥き出しになった線状導体141を対となるバスバ130の接続部131bに対して溶接や鑞付け等で電気的に接続させる。その接続部131bは、バスバ本体131の平面部分から膨出させた部分であり、例えば線状導体141を覆う被覆部142aの厚さに相当する高さを有している。
バスバモジュール120においては、ナット60によるネジ止めによってバスバ130と電極端子13との間の電気接続部が形成され、かつ、溶接等によってバスバ130と線状導体141との間の電気接続部が形成される。これにより、その線状導体141は、バスバ130(接続部131b)との電気接続部とコネクタ50との電気接続部(換言するならば外部機器との電気接続部)とを繋ぐ通電経路となる。本変形例の可溶部は、その線状導体141(通電経路)におけるバスバ130(接続部131b)との電気接続部とコネクタ50との電気接続部(換言するならば外部機器との電気接続部)との間に設ける。
本変形例の線状導体141には、先端部140aにおける被覆部142aが剥ぎ取られた部分に、その通電経路(線状導体141)に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい狭小部141aを形成する。その狭小部141aは、可溶部として利用し得るように、その電流の流路における上流側と下流側に対する単位長さ当たりの体積差を設ける。例えば、この狭小部141aは、線状導体141の一部分を径方向から押し潰したりすることによって形成する。
以上示したように、本変形例のバスバモジュール120は、線状導体141に可溶部(狭小部141a)を設けているので、溶断条件の成立時に電池セル11とコネクタ50との間(換言するならば電池セル11と外部機器との間)の通電を遮断させることができる。このため、本変形例のバスバモジュール120及び電池パック1は、実施形態で説明したものと同じように、電池モジュール10から外部機器への過電流の流入を抑制することができる。また、本変形例のバスバモジュール120は、可溶部(狭小部141a)が線状導体141に形成されたものであり、別部品としての可溶体を設けずとも、ヒューズとしての機能を持つことができる。このため、本変形例のバスバモジュール120及び電池パック1は、従来のものに対して構成部品を増加させる必要がないので、原価の増大を抑えることができる。
このバスバモジュール120には、実施形態のバスバモジュール20と同じように、絶縁性材料から成り、保護対象部位を覆う絶縁保護部165を設けてもよい(図8)。その絶縁保護部165は、例えば、実施形態の絶縁保護部65と同様のものであり、少なくとも可溶部(狭小部141a)とバスバ130及び線状導体141の電気接続部とを保護対象部位として覆っている。従って、本変形例のバスバモジュール120及び電池パック1は、その絶縁保護部165によって、実施形態で説明したものと同じように、耐久性を向上させることができる。
[変形例2]
前述した実施形態及び変形例1では、溶接によってバスバ30,130と線状導体41,141とを直接的に接続している。ここで、これらの間の直接的な接続形態としては、線状導体41,141を覆う被覆をバスバ30,130における圧接刃部で切り裂き、その圧接刃部を線状導体41,141に食い込ませることによって、バスバ30,130と線状導体41,141とを物理的且つ電気的に接続させる所謂圧接接続が知られている。本変形例では、その圧接接続を用いた形態について、図9から図12に基づき説明する。
本変形例のバスバモジュール220は、実施形態の電池パック1において、バスバモジュール20と置き換えられるものである。このバスバモジュール220は、実施形態のバスバモジュール20において、バスバ30とフラットケーブル40を下記のバスバ230とフラットケーブル240に置き換えたものに相当する。
バスバ230は、バスバ本体231を備える。バスバ本体231は、実施形態のバスバ本体31と同様に、平板状に形成され、かつ、2つの貫通孔231aを有する。
更に、このバスバ230は、保持体232を備える。保持体232は、実施形態の保持体32と同じようにバスバ230とフラットケーブル240とを互いに保持させるものであるが、その保持体32とは形態が異なる。ここで、フラットケーブル240は、下記の構成を有するものであれば、その他の構成が例えば実施形態のフラットケーブル40と同様のものであってもよい。このフラットケーブル240の導体部は、実施形態の導体部40aと同様にバスバ230毎の導体(線状導体241)と、これを覆う被覆体(図示略)と、を備えている。この導体部は、実施形態の先端部40aのようにバスバ230側に折り曲げずに、バスバ230の配列方向(電極端子群14における各電極端子13の配列方向)に沿って延在させたバスバ230毎の先端部240aを有する。このフラットケーブル240では、その先端部240aが保持部となり、この先端部240aにおいてバスバ230の保持体232と接続される。例えば、この例示の保持体232は、主部232aと2つの保持部232bとから成るコの字状に形成され、そのコの字状の内方に挿入された先端部240aを周方向から包み込むように自由端部としての2つの保持部232bを織り込んでいく(図10→図11)。保持体232は、先端部240aの軸線方向に沿って互いに間隔を空けた2箇所に設けている。一方の保持体232は、第1連結体233を介してバスバ本体231に繋がっている。他方の保持体232は、第2連結体234を介してバスバ本体231に繋がっている。
更に、このバスバ230は、電気接続体235を備える。電気接続体235は、2つの保持体232の間に配置し、第2連結体234を介してバスバ本体231に繋げている。この電気接続体235は、該当する先端部240aの線状導体241に対して電気的に接続させる2つの圧接刃部235aを有する。その圧接刃部235aは、その線状導体241を覆う被覆体を切り裂いて、線状導体241に食い込ませる圧接刃を有している。その圧接刃は、圧接刃部235aに設けたU字状やV字状の切欠きの壁面に沿って形成されたものである。この電気接続体235は、該当する先端部240aが圧接刃部235aの切欠きに進入するよう先端部240aに向けて圧入することによって、圧接刃が先端部240aの被覆体を切り裂き、これに伴い露出した線状導体241に圧接刃を食い込ませる。本変形例では、このようにしてバスバ230と線状導体241の電気的な接続が行われる。
このバスバモジュール220においては、ナット60によるネジ止めによってバスバ230と電極端子13との間の電気接続部が形成され、かつ、圧接接続によってバスバ230と線状導体241との間の電気接続部が形成されることで、そのバスバ230及び電極端子13の電気接続部とバスバ230及び線状導体241の電気接続部との間に通電経路が形成される。電流は、バスバ本体231から第2連結体234を介して電気接続体235に流れ、この電気接続体235を介して線状導体241に流れる。
本変形例のバスバモジュール220においては、その通電経路上に可溶部を設ける。本変形例の第2連結体234は、その通電経路に沿って幅が略一定の主部を有している。このため、本変形例では、この第2連結体234の主部に可溶部236を設ける。その可溶部236は、通電経路に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい(例えば第2連結体234の主部よりも幅の狭い)狭小部として形成する。その狭小部は、可溶部236として利用し得るように、第2連結体234の主部の電流の流路における上流側と下流側に対する単位長さ当たりの体積差を設ける。
以上示したように、本変形例のバスバモジュール220は、バスバ230に可溶部236を設けているので、溶断条件の成立時に電池セル11とコネクタ50との間(換言するならば電池セル11と外部機器との間)の通電を遮断させることができる。このため、本変形例のバスバモジュール220及び電池パック1は、実施形態や変形例1で説明したものと同じように、電池モジュール10から外部機器への過電流の流入を抑制することができる。また、本変形例のバスバモジュール220は、可溶部236がバスバ230に形成されたものであり、別部品としての可溶体を設けずとも、ヒューズとしての機能を持つことができる。このため、本変形例のバスバモジュール220及び電池パック1は、従来のものに対して構成部品を増加させる必要がなく、バスバモジュール220の製造に係る工数も変わらないので、原価の増大を抑えることができる。
このバスバモジュール220には、実施形態や変形例1のバスバモジュール20,120と同じように、絶縁性材料から成り、保護対象部位を覆う絶縁保護部265を設けてもよい(図12)。その絶縁保護部265は、例えば、実施形態や変形例1の絶縁保護部65,165と同様のものであり、少なくとも可溶部236とバスバ230及び線状導体241の電気接続部とを保護対象部位として覆っている。従って、本変形例のバスバモジュール220及び電池パック1は、その絶縁保護部265によって、実施形態等で説明したものと同じように、耐久性を向上させることができる。また、その絶縁保護部265は、フラットケーブル240の先端部240aと共に保持体232も覆っている。従って、本変形例のバスバモジュール220及び電池パック1は、その絶縁保護部265によって、保持体232と先端部240aとの間の保持状態を強固なものにすることができる。
[変形例3]
本変形例では、図13から図16に基づいて、線状導体341(変形例2の線状導体241に相当するもの)に設けた可溶部についての説明を行う。
本変形例のバスバモジュール320は、変形例2の電池パック1において、バスバモジュール220と置き換えられるものである。このバスバモジュール320は、変形例2のバスバモジュール220において、バスバ230とフラットケーブル240を下記のバスバ330とフラットケーブル340に置き換えたものに相当する。
バスバ330は、バスバ本体331と2つの保持体332と第1及び第2の連結体333,334と電気接続体335とを備える。バスバ本体331は、変形例2のバスバ本体231と同様に、平板状に形成され、かつ、2つの貫通孔331aを有する。保持体332は、変形例2の保持体232と同様のものであり、主部332aと2つの保持部332bとから成るコの字状に形成されている。第1連結体333は、一方の保持体332とバスバ本体331とを繋げるものである。第2連結体334は、他方の保持体332とバスバ本体331とを繋げるものである。但し、この第2連結体334には、変形例2のように可溶部を設けていない。電気接続体335は、変形例2の電気接続体235と同様のものであり、フラットケーブル340(変形例2のフラットケーブル240と同様に形成されたもの)の先端部340aの線状導体341に食い込ませる2つの圧接刃部335aを有する。
この電気接続体335は、該当する先端部340aが圧接刃部335aの切欠きに進入するよう先端部340aに向けて圧入することによって、圧接刃が先端部340aの被覆体を切り裂き、これに伴い露出した線状導体341に圧接刃を食い込ませる。これにより、その線状導体341は、バスバ330との電気接続部とコネクタ50との電気接続部(換言するならば外部機器との電気接続部)とを繋ぐ通電経路となる。本変形例の可溶部は、その線状導体341(通電経路)におけるバスバ330との電気接続部とコネクタ50との電気接続部(換言するならば外部機器との電気接続部)との間に設ける。
本変形例の線状導体341には、その電気接続部の間に、その通電経路(線状導体341)に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい狭小部341aを形成する。その狭小部341aは、被覆体を剥ぎ取って外部に露出させる。この狭小部341aは、可溶部として利用し得るように、その電流の流路における上流側と下流側に対する単位長さ当たりの体積差を設ける。例えば、この狭小部341aは、被覆体を剥ぎ取って線状導体341の一部分を露出させ、その露出部分を径方向から押し潰したりすることによって形成する。
以上示したように、本変形例のバスバモジュール320は、線状導体341に可溶部(狭小部341a)を設けているので、溶断条件の成立時に電池セル11とコネクタ50との間(換言するならば電池セル11と外部機器との間)の通電を遮断させることができる。このため、本変形例のバスバモジュール320及び電池パック1は、変形例2で説明したものと同じように、電池モジュール10から外部機器への過電流の流入を抑制することができる。また、本変形例のバスバモジュール320は、可溶部(狭小部341a)が線状導体341に形成されたものであり、別部品としての可溶体を設けずとも、ヒューズとしての機能を持つことができる。このため、本変形例のバスバモジュール320及び電池パック1は、従来のものに対して構成部品を増加させる必要がないので、原価の増大を抑えることができる。
このバスバモジュール320には、実施形態のバスバモジュール20等と同じように、絶縁性材料から成り、保護対象部位を覆う絶縁保護部365を設けてもよい(図16)。その絶縁保護部365は、例えば、実施形態の絶縁保護部65等と同様のものであり、少なくとも可溶部(狭小部341a)とバスバ330及び線状導体341の電気接続部とを保護対象部位として覆っている。従って、本変形例のバスバモジュール320及び電池パック1は、その絶縁保護部365によって、実施形態等で説明したものと同じように、耐久性を向上させることができる。また、その絶縁保護部365は、フラットケーブル340の先端部340aと共に保持体332も覆っている。従って、本変形例のバスバモジュール320及び電池パック1は、その絶縁保護部365によって、変形例2で説明したものと同じように、保持体332と先端部340aとの間の保持状態を強固なものにすることができる。
1 電池パック
10 電池モジュール
11 電池セル
13 電極端子
14 電極端子群
20,120,220,320 バスバモジュール
30,130,230,330 バスバ
31a,131a,231a,331a 貫通孔
33 第1連結体(可溶部)
40,140,240,340 フラットケーブル
41,141,241,341 線状導体(導体)
42,142 被覆体
50 コネクタ
65,165,265,365 絶縁保護部
141a,341a 狭小部(可溶部)
236 可溶部

Claims (7)

  1. 複数の電池セルから成る電池モジュールの一列に並べられた電極端子群の電極端子の配列方向に沿って配列され、該当する前記電極端子に対して電気的に接続される複数のバスバと、
    複数の前記バスバに対して電気的に接続される前記バスバ毎の導体、及び、前記導体を覆う絶縁性の被覆体を有し、前記導体を外部機器に対して電気的に接続させるフラットケーブルと、
    を備え、
    前記バスバと前記導体の内の少なくとも一方には、溶断条件の成立時に溶断して、前記電池セルと前記外部機器との間の通電を遮断させる可溶部を設けることを特徴としたバスバモジュール。
  2. 前記バスバの前記可溶部は、前記バスバ及び前記電極端子の電気接続部と前記バスバ及び前記導体の電気接続部との間の通電経路上に設けることを特徴とした請求項1に記載のバスバモジュール。
  3. 前記バスバは、前記通電経路に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい狭小部を有し、前記狭小部を前記可溶部として利用することを特徴とした請求項2に記載のバスバモジュール。
  4. 前記導体の前記可溶部は、前記導体における前記バスバとの電気接続部と前記外部機器との電気接続部との間に設けることを特徴とした請求項1,2又は3に記載のバスバモジュール。
  5. 前記導体は、前記バスバとの前記電気接続部と前記外部機器との前記電気接続部との間の通電経路に沿う単位長さ当たりの体積が周囲よりも小さい狭小部を有し、前記狭小部を前記可溶体として利用することを特徴とした請求項4に記載のバスバモジュール。
  6. 絶縁性材料から成り、少なくとも前記可溶部と前記バスバ及び前記導体の電気接続部とを覆う絶縁保護部を設けることを特徴とした請求項1から5の内の何れか1つに記載のバスバモジュール。
  7. 複数の電池セルから成る電池モジュールと、
    複数の前記電池セルを直列又は並列に電気的に接続させるバスバモジュールと、
    を備え、
    前記バスバモジュールは、前記電池モジュールの一列に並べられた電極端子群の電極端子の配列方向に沿って配列され、該当する前記電極端子に対して電気的に接続される複数のバスバと、複数の前記バスバに対して電気的に接続される前記バスバ毎の導体、及び、前記導体を覆う絶縁性の被覆体を有し、前記導体を外部機器に対して電気的に接続させるフラットケーブルと、
    を備え、
    前記バスバと前記導体の内の少なくとも一方には、溶断条件の成立時に溶断して、前記電池セルと前記外部機器との間の通電を遮断させる可溶部を設けることを特徴とした電池パック。
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