JP2017097820A - 作業支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】人が行う作業の物の管理情報と人の管理情報の夫々の最適マッチングを行うことにより、大幅な手順の省略と管理データの簡略化と設備コスト、人的コストの削減が望まれていた。【解決手段】作業支援対象業務として、農業、製造業、加工業、建設業、サービス業、IT産業、漁業、介護業、幼児保育業、警備清掃業等の人が行う各種業務に対し、作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うことを特徴とする作業の支援管理システムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、農業、製造業、建設業、サービス業等の作業の支援システムに関する。
従来、農業、製造業、建設業、サービス業等の作業の支援システムは、作業の管理システムと人材を育成し、配置する総合支援システムが、確立されておらず、又、国内外の人材を、採用、育成するシステムが、存在していないため、その確立が望まれていた。
それらの総合管理を、電子回線であるコンピュータや、インターネット回線を通じて総合管理できるシステムが望まれてきた。
これら従来のシステムの例としては、建物の作業の管理システムとして、[特開2005−228025](以下、「引例」という)が提案されている。
しかしこの引例においても、夫々の管理ビル、拠点ビル毎に現場コンピュータ端末機を設置し、ISDN回線を介してオンラインセンターと通信している。そのため、管理ビル毎に、現場コンピュータ端末機の設備と、それを操作できる一定レベルの技術者を配備する必要があり、そのシステムが、多重層に複雑となり、管理データの複雑化と設備コストの増大、人的コストの高い欠点を有していた。
加えて、見積業務、請求業務、支払業務に関しては、すべて別途の書類郵送、ファックス、電話等の従来手段により、相互のやり取りがされるためきわめて非能率的業務となっていた。
又、器具、設備等の物の管理情報Aでの最適技能者・管理者等の人の管理情報Bとのマッチングは、その都度、人為的に人選されるため、その結果に偏りが生じたり、後継者育成プログラムやオンザジョブトレーニングが効果的にでき難くなっていた。そのため物の管理情報Aと人の管理情報Bとの最適マッチング処理を、効率的に行える総合管理システムが強く望まれていた。
特開2005−228025
本発明は、農業、製造業、建設業、サービス業等の作業の支援システムは、作業の管理システムと人材を育成し、配置する総合支援システムが、確立されておらず、
その総合管理を、電子回線であるインターネット回線・インターネットクラウド回線、及び/又はWI−FI回線、及び/又はブルートゥース回線、及び/又は赤外線回線、及び/又はGPS回線(以下、インターネット回線等という)を通じて総合管理できる合理的な支援システムが望まれていた。
本発明は、それらに係る人材の確保、及び人材の育成、設備費の削減、時間の削減と管理コストの削減を図った合理的システムを提供するものである。
従って、器具、設備等の管理を行う技術者、管理者等は、その能力、経験に適合した業務配置を行えると共に、後継者育成プログラムを加味した配置を行うことにより、それらに係る画期的システムを提供するものである。
又、最近著しく発達してきている映像記録送受信技術により、デジタルカメラ、ビデオカメラ、360度カメラ、赤外線カメラ等の先進技術を用いた映像情報により器具、設備等の物の管理情報を総合管理する管理システムを活用した画期的管理システムを提供するものである。
又、各種灯具による可視光通信機能を利用した情報を活用した管理システムも望まれていた。
作業支援対象業務として、農業、製造業、加工業、建設業、サービス業、IT産業、漁業、介護業、幼児保育業、警備清掃業等の人が行う各種業務に対し、
作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、
最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うことを特徴とする作業の支援管理システムを提供する。
作業支援対象業務として、農業、製造業、加工業、建設業、サービス業、IT産業、漁業、介護業、幼児保育業、警備清掃業等の人が行う各種業務に対し、
作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、
派遣元希望者Eと、作業現場会社Gとを人材斡旋会社Fを介して、最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うことを特徴とする作業の支援管理システムを提供する。
作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、派遣元希望者Eと、作業現場会社Gとを人材斡旋会社Fを介して、最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うと共に、
教育支援機関Hによる人材の育成は、通常の座学学習、及び/又はフライトシュミレータ等のバーチャル3D眼鏡によるホログラム学習、及び/又はタッチセンサーユニットによる3D体感学習を行うこと、及び/又は特に、海外の就業希望者に対しては、語学力の育成プログラムとして、映像音声による対話学習システム、及び/又は自動同時通訳、及び/又は又PDAを介しての会話に同時翻訳テロップを入れることにより、現場と教育機関、と作業現場会社G、と管理会社KKとの相互対話による作業指示、及び質疑応答が出来るように構成されており、及び/又はデモンストレーション学習を行うことを特徴とする請求項1記載、又は請求項2記載の作業の支援管理システムを提供する。
前記タッチセンサーユニットによる3D体感学習を行うもので、タッチセンサーユノットは、例えば、手袋型、靴底型、マット型により、触感変化を体感し、作業感覚を養うことを特徴とする請求項1記載、又は請求項2、又は請求項3記載の作業の支援管理システムを提供する。
本発明の総合管理システムは、次の多くの効果を有するものである。
1. 人材斡旋会社Fの働きに関しては、派遣元希望者Eの人の管理情報Bに基づ いて、海外・国内派遣機関F1を介して、海外・国内派遣受け入れ期間F2 との間を斡旋し、最適な作業現場会社Gへの派遣を選定し、Kとの連携をイ ンターネット回線・インターネットクラウド回線を介して最適な人材活用を 行うことが出来る。
2. 教育支援機関Hによる人材の育成を、通常の座学学習のほか、フライトシュ ミレータ等のバーチャル3D眼鏡によるホログラム学習や、タッチセンサー ユニットによる3D体感学習を行うことが出来る。
3. タッチセンサーユノットは、例えば、手袋型、靴底型、マット型等により、 触感変化を体感し作業感覚を養うことが出来る。
4. この教育支援機関Hによる人材の育成は、最近の人材不足という重要な課題 に対して行うものであり、特に、海外の就業希望者に対しては、語学力の育 成プログラムとして、映像音声による対話学習システムや、自動同時通訳、 又PDAを介しての会話に自動翻訳テロップを入れ現場と教育機関、作業現 場会社G等の対話による作業指示及び質疑応答が出来るように構成されてい る。
5. そのことにより、早期育成が図られ、それらの有能な能力を、リーズナブル な費用で雇用、労働力の確保を達成することが出来る。
6. 360度カメラ等21の映像信号記録発信装置20よりの情報が、物の管理 情報AであるICタグ信号、二次元バーコード信号、可視光通信信号、屋外 ・屋内GPS信号、WI‐FI信号、ブルートゥース信号等が発信され、そ れをPDA3により受信することにより、管理対象の情報を、現場にて、書 換送信できるため、電話局舎等の管理ビル毎のコンピュータ端末を必要とし ない。
7. 受信は、PDA3のほか、ウェアラブルセンサ−ユニットである腕時計型セ ンサ−ユニット、又は首に掛けるペンダント型センサ−ユニット、又は眼鏡 型センサーユニット等が、近づくとその信号を感知することが出来る。
8. 従来のように、コンピュータを操作できるレベルの技術者を管理ビル毎に配 置しなくて良い。
作業者は、PDA3を操作するだけでよく、携帯電話や、電卓を操作できる 程度のコンピュータの操作に詳しくない一般レベルの作業者で良い。
すなわち、各メニューのボタンを押すだけで、器具、設備カルテや、見積書 、請求書が表示でき、それを電卓式に書き換えるだけで、送信すれば可能で ある。このことは、人件費の高くない一般者を採用でき、しかも管理ビルに 拘束されず、いずれの場所にも移動でき、管理対象物の情報を送信できるた め、人員の削減も図られ、大幅な人件費の削減が図れる。
9. 管理ビルすべてを巡回管理とすることができる。
10.中央コンピュータへの送信は、インターネットを通じてでも良いし、またP DA3の可搬式のハードディスク、又は接続ケーブルを、中央コンピュータ まで、持参して来ればよいので、どんな一般レベルの作業者でもデータの搬 送が可能である。
11.前記ICタグ情報を、データベース機能に、カルテ化し記録するため、一元 管理ができる。
12.物の管理情報Aでの管理会社Kの指令を、顧客会社(電話会社等)と、作業 委託会社とに、連結することにより、作業指示情報、見積請求情報の確認、 書換、決済等の業務を、直接中央コンピュータの送受信を通じて、すべてペ ーパーレスで行える。
13.標準作業単価、部品単価を、顧客会社(電話会社等)毎に事前決定できるの で、管理会社K、顧客会社、作業委託会社ともに、見積・請求作業が単純化 され、経費の節減となる。
14.支払段階をコンピュータによる請求書発送により、口座引落、クレジット決 済により、単純化できる。
15.支払段階に預託金口座による自動引落を連結すれば、きわめて単純化、省力 化できる。
16.各PDA3より、管理会社Kと、顧客会社と、作業委託会社とに、連結する ことにより、PDA3を起点として、作業指示情報、見積請求情報の確認、 書換、決済等の業務を、行うことができる。
17.PDA3での受信機能を活用するメリットとして、図面を持参する必要がな くなり、セキュリティの向上が図れ、又、屋内で的確に、目的場所に到達で きるため、時間短縮となり、又遠隔地での指示者は、数現場を掛け持ちする ことが出来る。
18.中央コンピュータの最適マッチング処理プログラムにより技術者の作業部署 の選定、及び/又はオンザジョブトレーニングによる教育実習、又は作業担 当者としての業務遂行等の最適組合せを極めて短時間で、的確に行うことが できる。
19.又、本発明における人の管理情報Bの対象者は、育成プログラムを受けなが ら現場作業が可能となるため、従来のように、専門的経験を積んだ技術者だ けが、現場作業を担当できるのと異なり、ほとんど未経験者を教育して、力 量のある現場技術者へと育て上げる社会教育上の効果のあるシステムである 。
本発明による総合管理システムの全体構成の一例である。 本発明による制御範囲管理システムを示す斜視図の一例である。 360度カメラのヘルメットへの応用例を示す概略斜視図である。 360度カメラの眼鏡への応用例を示す概略斜視図である。 360度カメラの無人飛行機への応用例を示す概略斜視図である。 360度カメラの作業ロボットへの応用例を示す概略斜視図である。 360度カメラの災害用等作業ロボットへの応用例を示す概略斜視図である。 360度カメラ等の発信機とPDA、センサーユニット等の受信機を示す概略斜視図である。 物の情報管理Aの処理手順を示すブロック図である。 管理対象の画面S1と、工事内容メニュー画面S2の一例である。 器具、設備カルテ画面S3の一例である。 選択メニュー画面S4の一例である。 見積書画面S5の一例である。 請求書画面S6の一例である。 支払段階の手順を示すブロック図である。 請求書画面S7の一例である。 支払段階の手順を示すブロック図である。 請求書画面S8の一例である。 作業・部品単価表画面S9の一例である。 図面・位置マーカーの情報画面S10の一例である。 図面・位置マーカーの情報画面と、カメラによる映像を重ねた一例である。 キャリアシートB1の一例である。 担当者マッチング検索画面の一例である。 不動産希望情報C1の一例である。 不動産情報C2の一例である。
本発明における農業、製造業、建設業、サービス業等の作業の支援システムは、作業の管理システムと人材を育成し、配置する総合支援システムを確立し、その総合管理を、電子回線であるインターネット回線・インターネットクラウド回線、及び/又はWI−FI回線、及び/又はブルートゥース回線、及び/又は赤外線回線、及び/又はGPS回線(以下、インターネット回線等という)を通じて総合管理できる合理的な支援システムを提供するものである。
又、本発明は、それらに係る人材の確保、及び人材の育成、設備費の削減、時間の削減と管理コストの削減を図った合理的システムを提供するものである。
従って、器具、設備等の管理を行う技術者、管理者等は、その能力、経験に適合した業務配置を行えると共に、後継者育成プログラムを加味した配置を行うことにより、それらに係る画期的システムを提供するものである。
前述した如く、最近著しく発達してきている映像信号記録送信技術により、デジタルカメラ、ビデオカメラ、360度カメラ、赤外線カメラ等の先進技術を用いた映像情報や、各種灯具による可視光通信機能を利用した情報を活用した管理システムを提供する。
特に発達してきた映像記録発受信技術を利用した設備、器具の物の管理情報、例えば、電話局舎等の器具、設備等の物の管理情報と、技能者・管理者等の人の管理情報との最適マッチング処理を、管理会社Kとのインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うことにより、大幅な段階縮小で単純化し、最小のシステム構成で、最適選択を行うことより、設備費と物・人の管理コスト、処理時間を大幅に削減できることに気づいた画期的な総合管理による作業システムを提供するものである。
なお、本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。以下図面に基づいて詳細を説明する。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
この実施例は、図1に示すように、例えば、作業支援対象業務として、農業、製造業、加工業、建設業、サービス業、IT産業、漁業、介護業、幼児保育業、警備清掃業等の人が行う各種業務があげられる。
それに対し、作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、派遣元希望者Eと、作業現場会社Gとを人材斡旋会社Fを介して、最適マッチング処理を行うものである。
人材斡旋会社Fの働きについて述べると、
派遣元希望者Eの人の管理情報Bに基づいて、海外・国内派遣機関F1を介して、海外・国内派遣受け入れ期間F2との間を斡旋し、最適な作業現場会社Gへの派遣を選定し、管理会社Kとの連携をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うものである。
又、教育支援機関Hによる人材の育成を、通常の座学学習、及び/又はフライトシュミレータ等のバーチャル3D眼鏡によるホログラム学習、及び/又はタッチセンサーユニットによる3D体感学習を行うものである。
タッチセンサーユノットは、例えば、手袋型、靴底型、マット型等の各種の体感センサーより、触感変化を体感し作業感覚を養うものである。
又、実体験によるデモンストレーション学習を行うものである。
この教育支援機関Hによる人材の育成は、最近の人材不足という重要な課題に対して行うものである。
特に、海外の就業希望者に対しては、語学力の育成プログラムとして、映像音声による対話学習システム、及び/又はPDAを介しての会話の自動同時通訳、及び/又は会話に自動同時翻訳テロップを入れ現場と教育機関、作業現場会社、管理会社K等の対話による作業指示及び質疑応答が出来るように構成されている。
そのことにより、早期育成が図られ、それらの有能な能力を、リーズナブルな費用で雇用、労働力の確保を達成することが出来る。
それらで得られた能力を受験機関による取得資格としてキャリアアップし、職務キャリヤとして職務遂行能力B4に登録される。
又、連携他社情報Dも活用し、それらを、インターネット回線・インターネットクラウド回線を介して相互の情報を、全体を総合管理できる合理的な支援システムを提供するものである。
又、活用機器Cとその働きについて述べると、
図1、図2に示すように、映像信号記録発信装置20としての、360度カメラ等21のよりの情報、人工衛星SによるGPS信号、ドローンZに取り付けられたカメラ映像、管理対象物1aのIDタグ2aや、二次元バーコードQから発信信号が送られる。
それをPDA3、及び/又は各種ウェアラブルセンサーユニット、及び/又は管理会社Kの中央コンピュータ5に連結され、中央コンピュータ5に内蔵されている映像解析機能により、受信され、サーバー・クラウドサーバ・クラウドサーバ6に記録保管される。
また、ここでいうPDA3とは、PDA(Personal Digital Assistants)のことで、掌で、持てるくらいの大きさの携帯式情報端末をいう。
PDA3は、パソコン、スマートフォン、携帯電話、タブレット、I‐PAD(登録商標)等である(以下PDA3という)。
PDA3は、ICタグ2a、2b、2Cに対しては、電波、その他の媒体を通じて送受信が
可能であり、可搬式であれば良い。
又、GPSからの位置情報も同様に、PDA3、及び/又は各種センサーユニット、及び/又は管理会社Kの中央コンピュータ5に連結され、PDA3、及び/又は各種ウェアラブルセンサーユニット、及び/又は管理会社Kの中央コンピュータ5に内蔵されている受発信機能により、収集されている。
又、同様に、図8の灯具13よりの可視光通信機能による情報も受信されている。
[可視光通信]とは、人の目に見える可視光線帯域の電磁波を用いた無線通信の一種である。将来的に、全ての照明が、高速変調可能なCCFL灯具、又はLED灯具や有機EL、又は無機ELに置き換わることで「照明が通信インフラになる」、という社会応用面からの点で注目され実用化がなされている。(このように照明を使う可視光通信は、特に照明光通信とも呼ばれる)
可視光通信機能付き灯具13は、通常天井や、壁に取付けられ部屋ごとに設けられるので、360度の監視が可能となる。
可視光通信機能付冷陰極管灯具、又は、別途に設けられた可視光通信機能付監視センサ灯具、及びその他の灯具には、夫々にID番号が設定されており、可視光通信機能等により、受信装置であるPDA3、又はウェアラブルセンサ−ユニットである首に掛けるペンダント型センサ−ユニット14、又は腕時計型センサ−ユニット15、又は眼鏡型センサーユニット16、パソコン・タブレット17等が、近づくと発信装置の信号を感知する。
図1に示すように、これらへの電源供給は、接触式と、非接触式により供給される。
又タッチセンサーユノットは、前述の例えば、手袋型、靴底型、マット型等により、触感での変化を体感し、作業感覚を養うものである。又後述のウェアラブルセンサユニットも送受信の重要な手段である。
図3に示すのは、映像信号記録発信装置20である360度カメラ等21を、ヘルメットに取付けた応用例である。
図4に示すのは、映像信号記録発信装置20である360度カメラ等21を、眼鏡に取付けた応用例である。
図5は、無人飛行機であるドローン25に取付けた例であり、屋外や、広い室内で対象物の映像を撮影し、PDA3、及び/又は各種ウェアラブルセンサユニット、及び/又は中央コンピュータ5に、表示することが出来る。
図6は、最近発達してきた作業ロボット26で、例えば、2本のアームを利用し、倉庫内の対象物を荷台26aに取り、配送部門に移送することが出来る。走行は、図7に例示する無限軌道を使っても良い。
図7は、災害救助や、人の入れない放射能汚染設備等の内部に入り、監視し、整備、回収作業や、人の救助、又は農業、又は製造業、又は建設業、又は介護事業等に、役立てる作業ロボット27として用いることが出来る。また作業ロボット26、27等は、撮影の高さや角度を変更することが可能であり、又照度計機能を持たせ、照度コントロールをすることも可能である。
又、図8に示す如く、360度カメラの外、映像信号記録発信装置として、人工衛星SからのGPS信号、対象物の2次元バーコードQ、ICタグ、可視光通信機能付き灯具13である冷陰極管(CCFL)13より可視光通信信号を発信し、その情報を受信装置として、ウェアラブルセンサユニットであるペンダント型センサーユニット14、又は腕時計型センサーユニット15、又は眼鏡型センサーユニット16、又はPDA3、及び/又はノートパソコン・タブレット17、及び/又はコンピュータ5に内蔵した受信機能により、入手することもできる。
又、眼鏡型センサーユニット16は、受信した信号を、表示装置を介して、眼鏡の内面に映し出し、行動しながら受信データを確認することも可能である。
屋内では、360度カメラ等、及び/又は屋内GPS信号、又は人感センサ、又は温度センサ、又は加速度センサ、マットセンサからの信号を、有線、又は無線又はPLC回線により、画面上に、図面、及び/又は位置マーカー、及び/又は位置ラインマーカーや人間を表示し、対象物の位置情報の場所に人間や、ドローンや、作業ロボット等を誘導し、及び/又は前記対象物を発見し、監視し、整備したり、運搬することが出来ることを特徴とする管理システムを提供する。
ここでいうPLC回線とは、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)回路(以下PLC回路という)。
PLC回路と、マイクロコンピュータ(CPU:中央演算処理装置)とメモリ(記憶素子)を内蔵したFA用の制御装置である。
装置や操作盤に設置したさまざまな入力機器(センサやスイッチなど)からの入力信号を入力回路で取り込み、あらかじめプログラムされた条件で出力回路をON/OFFすることでさまざまな出力機器(電磁弁やモータ、表示灯など)を自由に制卸できる。
PLC回路は、マイクロコンピュータ(CPU:中央演算処理装置)とメモリ(記憶素子)を内蔵したFA用の制御装置であって装置や操作盤に設置したさまざまな入力機器(センサやスイッチなど)からの入力信号を入力回路で取り込み、あらかじめプログラムされた条件で出力回路をON/OFFすることでさまざまな出力機器(電磁弁やモータ、表示灯など)を自由に制御できる。
屋内では、図20で示す図面、及び/又は位置マーカー28や、位置ラインマーカー29により、対象物の場所に人間や、ドローンや、作業ロボット等が、誘導され、前記対象物を発見し、監視し、整備したり、運搬することが出来る画期的な応用が可能となる。
又、図20で指定した場所をクリックすると、その場所での360度カメラ等の映像を表示することが出来る。
図21は、コンピュータ、PDA等の画面10を示す例で、図20での図面、及び/又は位置マーカー28や、位置ラインマーカー29の画像と、360度カメラ等21の撮影画像を重ねて表示し、対象物の位置と映像によりICタグ又は、2次元バーコード、または灯具等の可視光通信機能、又は室内GPS信号、又は人工衛星からのGPS信号を、読み取りができ、そのデータを、確認、書き換えすることが出来る。
物の管理情報Aは図10に示す如く、例えば電話局舎の器具、設備等に関する工事種別情報A1と、施工種別情報A2とに対して、個別の情報がある。
工事種別情報A1は、新設工事、改造工事、保守・点検、清掃、移転工事等の工事種別を選択するように構成されている。
又、施工種別情報A2は、設置工事、電気工事、照明工事、空調工事、電話工事、コピー機等のOA機器設置工事、コンピュータ・LAN工事、什器設置工事等の工事より構成され、単独又は複数の工事が選択される。
人の管理情報Bは、図1に示す如く、IDコード、パスワード等による個人情報管理システムを備え、技能者、管理者等の例えば、レベルアップを図る教育支援機関Hで、教育を履修した記録の資格情報B2と、工事経験履歴B3と、職務遂行能力B4と、性格・気質等のデータB5とを記載、変更しキャリアシートB1として、人ICタグ、及び/又は中央コンピュータに記録される。
それらの個人のキャリアシートB1内に記載された情報に基づき最適実務派遣や、育成プログラムの最適マッチング処理が行われる。以上が全体構成である。
次に、物の管理情報Aの詳細について述べる。
図1、図2に示す如く、電話局舎等の器具、設備の管理対象物1a、1b、1c、・・・・・に対し、その近傍、または外面、または内部に、夫々に対応したICタグ2a、2b、2c、・・・・・を設置する。又、2次元バーコードQは、管理対象物に設置されている。
ここでいうICタグは、RFID(Radio frequency Identification)とも呼ばれるICチップを搭載した数センチ大のもので、例えば読取機である携帯端末(PDA3)からの電波を、搭載したアンテナを通じてICタグ内の情報を読み、書換できるものをいう。それらは接触式、又は、0〜3メートルの非接触式でも情報の発受信ができるものである。
図1に示す如く、技能者・管理者等は、それらのICタグ2a、2b、2c、・・・・・に対し、手元のPDA3を、例えば、接触させるか、もしくは0〜10メートルの近傍から遠隔操作により、例えば管理対象物1aのICタグ2aに向けて、電源をONすると、図8の管理対象画面S1内のICタグ2aのID番号等を読取り、「OK」ボタンをクリックすると、インターネット回線・インターネットクラウド回線を介して、中央コンピュータ5にアクセスすることができる。
次に、携帯端末であるPDA3で指定した、たとえば管理対象物1aのICタグ2a内のICタグ情報は、PDA3より、インターネット回線・インターネットクラウド回線4を介し、中央コンピュータ5内の画面に表示され、その情報は、データベースサーバ・クラウドサーバ6に連結され、又、管理対象物1aの情報を、インターネット回線・インターネットクラウド回線4を介し、PDA3の画面10中に表示することができる。
又、管理対象物には、夫々、二次元バーコードQが、設置されており、PDA3の画像によりその対象物の情報が読取り機能により、読取られるように構成されている。
又、PDA3での受信機能は、WI−FI機能、又はブルートゥース機能、又はジャイロセンサー、又は屋内GPS機能等を介してもよい。
このように、PDA3での送受信機能を活用するメリットとして、図面を持参する必要がなくなり、セキュリティの向上が図れ、又、屋内で的確に、目的場所に到達できるため、時間短縮となり、又遠隔地での指示者は、数現場を掛け持ちすることが出来る。もちろんPDA3所持者のみデータを確認し、その後インターネット回線・インターネットクラウド回線4に配信してもよい。
また、中央コンピュータ5は、インターネット回線・インターネットクラウド回線4を介し中央コンピュータ5と、顧客会社コンピュータ8a、8b、8c、・・・・・と、作業委託会社コンピュータ9a、9b、9c、・・・・・に連結されている。
図2は、本発明による制御範囲管理システムを示す斜視図の一例である。
制御管理範囲7には、作業ロボット27、位置マーカー28、位置ラインマーカー29が、設置されている。
又、単管を組合せたレールR上を360度カメラ21が走行することにより管理範囲の情報を把握することができる。
人工衛星SからのGPS信号や、ドローンZによる撮影情報も用いることが出来る。
これらのシステムにより、作業計画策定や、作業状況確認、作業報告作成等が行われる。
またウェアラブルセンサユニットにより送受信されるのである。
また、夜間には、警備、事故管理システムとして機能するものである。
今、これらを保守・点検作業を例として、図9に示す手順に沿って詳細に説明する。
図9の中で、人間により操作される動作は、実線枠で示し、コンピュータより、自動操作される動作は、破線枠で示している。
保守・点検作業での一連の手順は、点検段階と、受注段階と、作業段階と、支払段階とに大別される。
点検段階では、管理対象物1aを例にすると、その近傍に設置されたICタグ2aは、電波等により読取機であるPDA3により送受信でき、管理対象物1a、の点検、補修に向かった技能者・管理者等が、PDA3をICタグ2aに対し、例えば、接触させるか、もしくは0〜3メートルの近傍から遠隔操作により、管理対象物1aのICタグ2aに向けて、電源をONすると、図10の管理対象画面S1内のICタグ2aのID番号等を読取り、「OK」ボタンをクリックすると、インターネット回線・インターネットクラウド回線4を介して中央コンピュータ5にアクセスすることができる。
更に中央コンピュータ5内のデータベースサーバ・クラウドサーバ6にアクセスされ、該当するID番号の管理対象物1aの各種データをPDA3上の画面10に表示することができる。
PDA3、コンピュータ等の画面10上で、図10の管理対象画面S1内の情報を確認し、中央コンピュータ5のデータベースサーバ・クラウドサーバ6にあるデータを呼出し、例えば、管理対象物1aの工事内容メニューS2を表示する。
図12の工事内容メニューの画面S2には、前記の工事種別情報A1は、新設工事、改造工事、保守・点検、清掃、移設工事等の工事種別を選択するように構成されている。
又、施工種別情報A2は、設置工事、電気工事、照明工事、空調工事、電話工事、コピー機等のOA機器設置工事、コンピュータ・LAN工事、什器設置工事、セキュリティ工事等より選択される。
例えば、管理対象物1aの工事種別情報A1の「保守・点検工事」のボタンにカーソルを近づけると、そのボタンの色が変わる。次に、施工種別情報A2のボタンにカーソルを近づける、そのボタンの色が変わり、例えば、「設置工事」のボタンをクリックし、「OK」ボタンを押すと、例えば、図11の器具、設備カルテの画面S3が呼出される。
これは、例として移動点検台車を示したもので、画面S3内の機器の使用状況、部品交換の要否、保守予定日等、データの書換を行う。
図12の選択メニューの画面S4は、それらのいずれかのボタン上にカーソルを乗せると、例えば色が変わったりして、選択することができる。
例として、「器具・設備カルテ」ボタンを選択し「開く」をクリックすると、図11の器具、設備カルテの画面S3が呼出される。
また、「見積書・請求書」ボタンを押すと、後述する図13、図14、図16、図18の画面を呼出すことができる。
また、「工事・部品単価表」ボタンを押すと、図19の画面を呼出すことができ、それを使って保守点検者は、現場にて容易に、見積書、請求書等を作成することができる。
また「図面・位置マーカーのボタン」を選択すると、図20に示すような管理対象物1aの天井伏せ図面と、位置マーカーS10等を表示することができる。
次に、技能者・管理者等が、PDA3より書換えた器具、設備カルテS3を「点検結果表」として、決済欄に、「上記の内容で了承」、または「修正して了承」の欄をクリック記載し、「OK」ボタンをクリックすると、その内容がインターネット回線・インターネットクラウド回線4により中央コンピュータ5に発信される。
この場合に、インターネットを用いず、携帯式ハードディスク11や接続コード12等のいずれかの接続方法を用いることもできる。
そして情報は、自動的にデータベースサーバ・クラウドサーバ6に蓄積される。それと同時に、同一のデータが、中央コンピュータ5、および作業委託会社コンピュータ9aに自動的に発信される。
また、図12の「見積書・請求書」のボタンを選択し、図13に示す「見積書」の画面S5等を発信する。以上が、点検段階である。
次の受注段階では、それを受取った管理会社Kの中央コンピュータ5は、顧客会社コンピュータ8aに発信し、例えば、図11の器具、設備カルテの画面S3内の機器の点検結果、保守予定日時等のデータを「点検結果表」として、および図12の「見積書・請求書」のボタンを選択し、図13に示す見積書の画面S5を呼出し、同様に決済欄に「上記内容で了承」、または「修正して了承」の欄をクリック記載し、「送信」ボタンをクリックして発信する。
それを受けた顧客会社(電話会社等)は、図11の画面S3の「点検結果表」、および図13に示す見積書の画面S5等を確認し、同様に、数個のクリックにより了承、または修正し、顧客会社コンピュータ8aより管理会社Kの中央コンピュータ5に返信する。
その返信を受取った管理会社Kは、中央コンピュータ5より、作業委託会社コンピュータ9aに発信し、例えば、図11の器具、設備カルテの画面S3の機器の点検結果、保守予定日時等の内容を「作業指示書」とし、および図12の「見積書・請求書」のボタンを選択し、内容を確認、修正し、および図13に示す見積書の画面S5等を「指値見積書」として確認、または数個のクリックにより、修正し発信する。
それを受取った作業委託会社は、図11の機器の点検結果、保守予定日時等の画面S3を「作業受託書」とし、および「見積書」の画面S5等を「受託見積書」として確認または、数個のクリックにより修正し作業委託会社コンピュータ9aより発信する。
以上が受注段階である。
次の作業段階は、作業委託会社は、保守点検者に、PDA3を持たせ現場に派遣し、保守点検者は、保守作業を実行する。
保守点検者は、PDA3により、図11の画面S3内の機器の保守点検結果、保守実施日時等のデータを「保守作業完了届」とし、および図14に示す請求書の画面S6を「請求書」として確認、または数個のクリックにより修正し、中央コンピュータ5および作業委託会社コンピュータ9aに発信する。以上が作業段階である。
そして、次は、支払い段階となる。
前記「保守作業完了届」と「請求書」を受止めた管理会社Kは、中央コンピュータ5より、顧客会社コンピュータ8aに発信し、例えば、図11の画面S3内のデータを「保守作業完了届」とし、および図14に示す画面S6を「請求書」とし、合わせて「納品書」(図示せず)を発信する。
それを受けた顧客会社は、内容を確認し、了解であれば、管理会社Kに確認結果を送信し、納金する。
更にそれを受けた管理会社Kは、内容を確認し、作業委託会社に支払う。
以上により、一連の点検保守作業が完了するのである。
本発明の特徴は前述のごとく、これらの決済事項が、数クリックで、完結するという名づけて「数クリック決済」を採用し、きわめて能率的な段階縮小を図っているところにある。
すなわち、従来は、業務の種々の段階において、決済が必要な項目は、すべて、郵便、ファックス、電話等の従来の手段により実施されていたため、そのやり取りに、多くの時間と人の介在を必要としていた。特に、日本独特の押印書類による決済は、これらの段階を非能率とする原因の一つとなっていた。
これらを電子的に決済することにより、保守点検作業内容に関する決済事項と、見積請求事項に関する決済事項が、管理会社Kと、顧客会社と、作業委託会社との間の極めて煩雑な決済処理が大幅に簡略化され、業務効率向上と人件費削減を図ることができる。
次に支払システムを加味したコンピュータシステムの実施例を示す。
前述の支払段階において、管理会社Kは、請求会社として、中央コンピュータ5より、顧客会社コンピュータ8aに発信し、例えば、図11の画面S3内の機器の保守点検結果、保守予定日時等のデータを「保守作業完了届」とし、および図16に示す「請求書」の画面S7、合わせて納品書(図示せず)を発信する。
画面S7には、請求金額と、支払方法として例えばクレジットカードを選択する場合は、顧客会社のクレジットカード番号の記載欄を設けてある。
また、口座振込とする場合は、請求会社である管理会社Kの銀行、または郵便局の振込口座が示されている。インターネットバンキングの選択も可能である。
それを受けた支払会社である顧客会社は、顧客会社コンピュータ8aより画面S3内のデータを「保守作業完了届」とし、および図16に示す「請求書」の画面S7にクレジットカード番号を記入して請求を受けるか、または管理会社Kの銀行、郵便局の振込口座に、インターネット送金して請求額を振込むか、銀行または郵便局の窓口で振込むかを決定し、数クリックで管理会社Kに返信する。
管理会社Kは、入金を確認し、領収済みの報告を顧客会社コンピュータ8aにインターネットを介して返信する。
また管理会社Kは支払会社として、前記と同様の手段により、請求会社である作業委託会社に返信し、送金することができる。
以上により、一連の点検保守作業が完結するのである。
本システムは、更に望ましい方法で、支払段階での自動化、段階縮小を進めた方法を示す。
管理会社Kと、顧客会社(電話会社等)は、通常、年間保守点検契約を結んでいる。
したがって、特定された顧客会社(電話会社等)に対して、その年度内に実施する保守点検作業を、ある程度の範囲で予見することができる。その予見に基づき、その顧客会社(電話会社等)の例えば、3ケ月分の予想保守金額を、預託することができる。
顧客会社(電話会社等)は、支払会社として、請求会社である管理会社との間で、ある特定した銀行口座を設け、その口座内に預託金を入金しておくことができる。
そうすると、「保守作業完了届」の画面S3等で、作業結果の内容を確認し、図18の「請求書」の画面S8に記載されているデータの決済欄を記入し送信すれば、前記請求書に記載された金額を、自動引落により管理会社Kの銀行口座に、連結される。
この時に、預託金に残金がある場合は、納金となる。
そして自動的に中央コンピュータ5からデータベース6に結果を転送し、完了となる。
もし、預託金の残高が不足した場合は、預託金の追加請求を中央コンピュータ5より自動的に発信し、顧客会社コンピュータ8aに送信される。
顧客会社から、預託金の追加納金があり、残高ありとなると、同様の流れとなるのである。
次に支払会社である管理会社Kは、前記と同様の手段により、請求会社である作業委託会社に送金することができる。
以上により、一連の点検保守作業が完結する。
次に、人の管理情報Bの詳細を述べると、図22に示すように、キャリアシートB1内に、各人の取得した資格と、教育支援機関Hの技能士養成学校等における学習段階情報と、選択講座情報の「資格情報」B2と、「工事経験履歴」B3等に加え、人的特性情報である「職務遂行能力」B4と、「性格・気質」等のデータB5等が、記録されている。
教育支援機関Hでの学習段階情報は、希望講座の受講情報により、講座修了、オンザジョブトレーニング実習、実務派遣等の段階が記入される。
選択講座情報は、技能士養成学校等における講座として、例えば、建築施工技術者、設備施工技術者、クレーン等の免許取得講座、足場組立、鉄骨組立等の技能講習資格取得、アーク溶接、高所作業車等の特別教育資格取得に加え、更に現場作業上、必要な一級又は二級技能士講座等の各種講座が設けられている。例えば、配管工、ガラス施工、塗装、木工、内装仕上げ施工、建具施工、電気工事技術者等の現場技能講座であり、これらは、実務におけるオンザジョブトレーニング実習と組合せて行われる。
更に、ビル管理者、不動産営業マン等の宅地建物取引主任者の資格取得等の、多種の必要とされる講座を選択し、受講できるようになっている。
それらの資格情報B2は、個人キャリアシートB1内に記載され、最適実務派遣や、育成プログラムに反映される。
人の管理情報Bは、IDコード、パスワード等による個人情報管理システムを備え、技能者、管理者等のそのレベルアップを図る教育支援機関Hの能力育成学校等で、教育を履修した記録の「資格情報」B2と、「工事経験履歴」B3と、「職務遂行能力」B4と、「性格・気質」等のデータB5を記載、変更し、キャリアシートとして、人ICタグ、及び/又は中央コンピュータに記録される。
又、図22に示すように、キャリアシートB1の下段には、一実施例として、「該当現場検索」の画面S11があり、キャリアシートB1の各人の情報に適合する物の管理情報Aの情報が、「該当現場検索」のボタンをクリックすることにより、この画面に表示され、管理対象物の「派遣現場名」とその「現場ICコード」、「業務内容」とその「業務内容コード」、担当する「職責」とその「職責コード」等の該当現場情報が、中央コンピュータの最適マッチング処理プログラムにより検索され、作業部署の選定、及び/又はオンザジョブトレーニングによる教育実習、又は作業担当者としての業務遂行等の最適組合せを短時間に、行うことができる。又、「次候補を検索」で、希望現場が見つかるまで検索することができる。
又、図23に示される担当者マッチング検索画面S12により、物の管理情報Aの情報に加えて、「必要資格」B2、「工事経験履歴」B3、「職務遂行能力」B4、「性格・気質」B5等の必要特性を記載し、「上記内容で検索」、又は「次候補を検索」にチェックを入れ、「マッチング検索」ボタンをクリックすることにより、適合する図22のキャリアシートB1の画面が呼び出され、「担当者」が極めて短時間で、検索できるよう構成されている。
これらの最適マッチングプログラムは、キャリアシートB1の「資格情報」B2と、「工事経験履歴」B3と、「職務遂行能力」B4と、「性格・気質」データB5の各情報に対し、物の管理情報Aにおける「必要適性情報」とに対しマッチング優先度をつけて検索プログラムにより自動選出するのである。
その優先度は、例えば、(1)「資格情報」B2、(2)「工事経験履歴」B3、(3)「職務遂行能力」B4、(4)「性格・気質」データ」B5の優先順位にて、「必要適性情報」との適合を検索し、全ての条件を満たす順に表示される。又、この優先順位は、変更しても良い。
又、本発明における人の管理情報Bの対象者は、育成プログラムを受けながら現場作業が可能となるため、従来のように、専門的経験を積んだ技術者だけが、現場作業を担当できるのと異なり、ほとんど未経験者を教育して、力量のある現場技術者へと育て上げる社会教育上の効果のあるシステムである。
次に、器具、設備等の物の管理情報Aと、技能者・管理者等の人の管理情報Bとの総合管理システムの詳細を説明すると、
図1に示す如く、管理会社Kには、物の管理情報Aと、人の管理情報Bの2つの管理情報を制御する中央コンピュータ5と、情報を貯蔵するデータベースサーバ・クラウドサーバ6が設けられ、
器具、設備等の物の管理情報Aは、例えば図10の新設工事、改造工事、保守・点検、清掃、移設工事等の工事種別情報A1と、設置工事、電気工事、照明工事、空調工事、電話工事、コピー機等のOA機器設置工事、コンピュータ・LAN工事、什器設置工事、セキュリティ工事等の施工種別情報A2とがある。
該工事種別情報A1と施工種別情報A2とに関し、図2に示す如く器具の部位、設置機器等の管理対象物の近傍または、外面、または内部に、それぞれの管理対象物に対応したICタグを配置し、前記ICタグに対し、PDA3を接触、または非接触により入出力可能に構成し、前記PDA3より前記管理対象物の情報を記載または変更し、前記PDA3より管理対象物の情報を、インターネット通信網を介して中央コンピュータに送信するか、または携帯式ハードディスク11、又は接続ケーブル12等により、中央コンピュータ5に伝達し、前記中央コンピュータ5は、顧客会社コンピュータ8a、8b、・・・と、作業委託会社コンピュータ9a、9b、・・・とを連結しており、中央コンピュータ5と、顧客会社コンピュータと、作業委託会社コンピュータとは、相互に、器具、設備等の物の管理情報Aを、インターネット回線・インターネットクラウド回線を通じて送受信することを特徴とする器具、設備等の物の管理システムとなっている。
以上の前記の説明は、ICタグに関し説明したが、その他2次元バーコード、GPS情報、カメラによる映像情報、灯具等による可視光通信機能に関しても、同様である。
次に、人の管理情報Bの詳細を述べると、図22に示すように、キャリアシートB1内に、各人の取得した資格と、技能士養成学校における学習段階情報と、選択講座情報の「資格情報」B2と、「工事経験履歴」B3等に加え、人的特性情報である「職務遂行能力」B4と、「性格・気質」等のデータB5等が、記録されている。
B2の「資格情報」には、教育支援機関Hでの学習段階情報と選択講座情報等があり、学習段階情報は、希望講座の受講情報により、講座修了、オンザジョブトレーニング実習、実務派遣等の段階が記入される。
選択講座情報は、技能士養成学校における講座として、例えば、建築施工管理者、設備施工管理者、クレーン等の免許取得講座、足場組立、鉄骨組立等の技能講習資格取得、アーク溶接、高所作業車等の特別教育資格取得等に加え、更に現場作業上、必要な一級又は二級技能士講座等の各種講座が設けられている。例えば、配管工、ガラス施工、塗装、木工、内装仕上げ施工、建具施工、電気工事技術者等の現場技能講座であり、これらは、実務におけるオンザジョブトレーニング実習と組合せて行われる。
又、老人ホーム等の介護施設での介護者等の講座、保育園等の幼児保育の講座も含まれる。
更に、ビル管理者、不動産営業マン等の宅地建物取引主任者の資格取得等の、多種の必要とされる講座を選択し、受講できるようになっている。
それらの資格情報B2は、図22の個人キャリアシートB1内に記載され、最適実務派遣や、育成プログラムに反映される。
又、人の管理情報Bは、IDコード、パスワード等による個人情報管理システムを備え、技能者、管理者等のそのレベルアップを図る能力育成学校等で、教育を履修した記録の「資格情報」B2と、「工事経験履歴」B3と、「職務遂行能力」B4と、「性格・気質」等のデータB5を記載、変更し、キャリアシートB1として、人ICタグ、及び/又は中央コンピュータに記録される。
又、前述のように、図22のキャリアシートB1の下段には、一実施例として、「該当現場検索」の画面S11があり、中央コンピュータの最適マッチング処理プログラムにより検索され、作業部署の選定、及び/又はオンザジョブトレーニングによる教育実習、又は作業担当者としての業務遂行等の最適組合せを短時間に、行うことができる。
同様に、前述のように図23に示される担当者マッチング検索画面S12により、適合する「担当者」が極めて短時間で、検索できるよう構成されている。
本実施例は、本システムの応用例として、図24に示すように、不動産の希望情報C1を入力し、検索することが出来る。
希望した不動産の情報を、映像信号記録発信装置20である360度カメラ等21より受信した不動産の部屋の内部の詳細画面を閲覧することにより、その結果、図25に示すような不動産情報C2を入手し、申し込みをすることが出来る。
また、前述の一連の機能は、360度カメラ等21の映像、及び/又はICタグ、及び/又は2次元バーコードQ、及び/又は灯具13の可視光通信、及び/又はGPS情報、及び/又はPDA3からの映像情報に関しても同様に機能するものである。
[変形実施例]
この発明は次のように変形して実施することを含むものである。
(1)360度カメラ等は、通常カメラでのコンピュータによるマッチング合成画像等 を含むものである。
(2)ICタグは、アンテナを有しておれば、基板は、合成樹脂、紙、布製、金属製等 の材料でよい、又ICタグのアンテナは、金属片、または金属印刷、合成樹脂等 の導電性のいずれの材質でも良い。
(3)PDA3は、ミニコンピュータ形式のものから通常の携帯電話、スマートホーン 、ゲーム機端末、ウェアラブルセンサーユニット等でも良い。
(4)物の管理情報Aは、図1に示すように、連携・他社情報Dを、利用しても良い。
以上説明したように、カメラからの映像情報を活用し、物の管理情報と、人の管理情報に関し、中央コンピュータ内の自動マッチング検索プログラムにより、最適な技能者配置が可能となることより、大幅な段階縮小が図れること、設備構成の単純化による時間短縮と、設備コストと人件費コストを画期的に削減できると共に、人材斡旋会社Fを介しての技能者の国際的な人材育成に寄与する画期的システムであり農業、その他の日本産業の中核である建設業または、製造業、商業施設、介護施設、不動産業等の活性化に大幅に寄与することができる。
1a、1b、1c、・・・管理対象物
2a、2b、2c、・・・ICタグ
3、3a、3b、3c・・PDA
4 インターネット回線・インターネットクラウド回線
5 中央コンピュータ
6 データベースサーバ・クラウドサーバ
7 制御管理範囲
8a、8b、8c、・・・顧客会社コンピュータ
9a、9b、9c、・・・作業委託会社コンピュータ
10 画面
11 携帯式ハードディスク
12 接続ケーブル
13 可視光通信機能付き灯具
14 ペンダント型センサーユニット
15 腕時計型センサーユニット
16 眼鏡型センサーユニット
17 ノートパソコン・タブレット
20 映像信号記録発信装置
21 360度カメラ等
25 ドローン
26 作業ロボット
26a 荷台
27 作業ロボット
28 位置マーカー
29 位置ラインマーカー
A1 工事種別情報
A2 施工種別情報
B1 キャリアシート
B2 取得資格情報
B3 工事経験履歴情報
B4 職務遂行能力情報
B5 性格・気質情報
C 活用機器
D 連携・他社情報
F 人材斡旋会社
F1 海外・国内派遣機関
F2 海外・国内派遣受入れ期間
G 作業現場会社
H 教育支援機関
K 管理会社K
Q 2次元バーコード
S 人工衛星
S1 管理対象画面
S2 工事内容メニュー画面
S3 器具、設備カルテ画面
S4 選択メニュー画面
S5 見積書画面
S6、S7、S8 請求書画面
S9 工事・部品単価表画面
S10 図面情報画面
S11 該当現場検索画面
S12 担当者マッチング検索画面
Z ドローン

Claims (4)

  1. 作業支援対象業務として、農業、製造業、加工業、建設業、サービス業、IT産業、漁業、介護業、幼児保育業、警備清掃業等の人が行う各種業務に対し、
    作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、
    最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うことを特徴とする作業の支援管理システム。
  2. 作業支援対象業務として、農業、製造業、加工業、建設業、サービス業、IT産業、漁業、介護業、幼児保育業、警備清掃業等の人が行う各種業務に対し、
    作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、
    派遣元希望者Eと、作業現場会社Gとを人材斡旋会社Fを介して、最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うことを特徴とする作業の支援管理システム。
  3. 作業の支援管理情報Aと、人の管理情報Bとを、活用機器Cを用いて、派遣元希望者Eと、作業現場会社Gとを人材斡旋会社Fを介して、最適マッチング処理をインターネット回線・インターネットクラウド回線を介して行うと共に、
    教育支援機関Hによる人材の育成は、通常の座学学習、及び/又はフライトシュミレータ等のバーチャル3D眼鏡によるホログラム学習、及び/又はタッチセンサーユニットによる3D体感学習を行うこと、及び/又は特に、海外の就業希望者に対しては、語学力の育成プログラムとして、映像音声による対話学習システム、及び/又は自動同時通訳、及び/又は又PDAを介しての会話に同時翻訳テロップを入れることにより、現場と教育機関、と作業現場会社G、と管理会社KKとの相互対話による作業指示、及び質疑応答が出来るように構成されており、及び/又はデモンストレーション学習を行うことを特徴とする請求項1記載、又は請求項2記載の作業の支援管理システム。
  4. 前記タッチセンサーユニットによる3D体感学習を行うもので、タッチセンサーユノットは、例えば、手袋型、靴底型、マット型により、触感変化を体感し、作業感覚を養うことを特徴とする請求項1記載、又は請求項2、又は請求項3記載の作業の支援管理システム。
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