JP2017097817A - 複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】患者単位で複数医療機関横断の診療情報(患者情報)を効率的に活用する仕組みを提供する。【解決手段】サービス提供機関サーバが、各医療機関に設置された、患者情報提供端末と相互に接続し、患者ID、患者プロフィール、保険機関コード、医療従業者ID、患者情報提供端末IPアドレスを記憶し、医療情報提示端末から、患者ID/患者プロフィールを受信すると、医療機関が保有する患者の電子カルテを検索して、医療情報提示端末に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステム、特に、緊急医療現場で有用なシステムに関する。
(各医療機関が保有する患者情報の問題点)
2013年度時点での日本における電子カルテシステムの普及率は、大規模病院(400床以上)で69.9%,中規模病院(100床〜399床)で34.0%,その他医療機関では約27%である(参照:非特許文献1)。大規模病院を中心とした地域医療連携では、「患者診療情報提供書及び電子診療データ提供書」(SS-MIX)仕様に基づいて各施設の診療情報は蓄積されている(参照:非特許文献2)。今後は、地域医療連携のさらなる拡大や地域包括ケアの推進に伴い、中規模病院やその他医療機関への電子カルテシステムの普及が進み、これら施設の診療情報も蓄積可能となる。
しかし、患者単位で複数医療機関横断の診療情報を効率的に活用する仕組みは未だ確立されていない(参照:非特許文献3)。特に、予測不可能な中で、迅速かつ正確な対応が求められる救急医療現場での効率的な活用への期待が大きくなっている(参照:非特許文献4)。
(電子カルテの現状)
近年、中大規模病院のほとんどの病院では、患者の医療記録(カルテ情報)は、電子化されており、情報の記録、閲覧のためのシステムとして電子カルテシステムが導入されている。大規模病院で使用されている電子カルテシステムは、大手ベンダーだけでも富士通、NEC、IBM等があり、その他、中小ベンダーを含めると複数が混在している。また、中小規模病院、診療所の電子カルテシステムまで含めると数十社を超える。電子カルテシステム自体は、病院の医事会計システムをベースとして、診療記録をメモとして追加することで作られてきているため、ベンダーごとに独自システムとなっており、データ保管フォーマット一つにしても汎用性が殆どない。また、複数の電子カルテルシステム間でデータ交換することを考えても、データフォーマットの違いから、単にネットワークを繋いだだけでは、データ交換すらできない。
このような現状を考慮して、厚生労働省及び日本医療情報学会が中心となって、医療情報のデータ交換フォーマットとしてSS-MIX(Standardized Structured Medical Information eXchange)、さらにはSS-MIX2を開発した。SS-MIX2は、標準フォーマットとして規定されているデータとそれ以外は拡張ストレージに格納することができるようになっており、汎用性が高い。
加えて、日本医師会及び地域経済活性化支援機構は共同出資会社を新設し、患者の診療記録を入力する電子システムを全国の診療所に普及する活動を開始している。
(各医療機関が保有する医療情報検索システム)
多数の医療機関に分散している診療情報を入手できる診療情報検索用コンピュータシステムが知られている。例えば、特許文献1では、「通信手段を介して複数のコンピュータに接続されている診療情報検索用コンピュータシステムであって、各診療場所に設けられて複数の前記コンピュータが接続され、各患者の問診情報、及び診療履歴情報を備えた診療情報と、各患者ごとにそれぞれ与えられた共通ID番号を、IPアドレスに関連付けてそれぞれ電子情報として記憶する複数の医療情報サーバと、全ての患者の共通ID番号と、各共通ID番号に関連付けられた患者認識情報及び前記医療情報サーバのIPアドレスとを、電子情報として記憶するインデックスサーバと、前記インデックスサーバを介して複数の前記医療情報サーバから特定の患者の医療情報の受け取りを要求する診療情報要求コンピュータとを備え、前記インデックスサーバには、前記診療情報要求コンピュータから送信された検索用の共通ID番号を検索して、これに関連付けられた患者認識情報及び前記医療情報サーバのIPアドレスを抽出する検索手段と、前記検索手段により抽出した全てのIPアドレスに、前記診療情報を前記インデックスサーバに送信させる命令信号を発信する第1の送信管理手段と、前記診療情報を、前記インデックスサーバから前記診療情報要求コンピュータに送信する第2の送信管理手段とを有することを特徴とする診療情報検索用コンピュータシステム。」を開示している。
しかし、特許文献1に記載のシステムでは、インデックスサーバ1は診療情報を記憶しているので、巨大なデータサーバが必要であり導入は困難である。さらに、各医療機関が保有する患者情報は、該病院特有のformatを使用して作成されているので、他の医療機関では該患者情報を利用しにくい欠点がある。
特開2003−108676号公報
株式会社シード・プランニング:電子カルテ/PACSの市場予測, 2014.[https://www.seedplanning.co.jp/press/2014/2014082001.html(cited 2015-1-21)] 木村通男:全国へ拡がる「静岡県版電子カルテ」医療の透明性向上と標準化基盤の整備,新医療68-73, 2006. 厚生労働省医薬食品局:電子化された医療情報データベースの活用による医薬品等の安全・安心に関する提言(日本のセンチネル・プロジェクト), 2010.[http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000mlub.html(cited 2015-1-21)] 井口竜太,佐藤元,中村謙介,他:米国の救急外来における電子カルテシステムと臨床診断意思決定支援システム,保健医療科学2013Vol.62No.1, 88−97,2013.
患者単位で複数医療機関横断の診療情報(患者情報)を効率的に活用する仕組みは未だ確立されていない。確立できない理由としては、(1)各医療機関が保有する医療情報を一元管理するには巨大なデータサーバが必要であり初期費用及び運営費用が膨大になる、(2)各医療機関が保有する患者情報は、該病院特有のformatを使用して作成されているので、他の病院では該患者情報を利用しにくい、(3)各医療機関の情報を相互に利用するために、互いの医療機関のサーバにアクセスすることはセキュリティ上のリスクが存在する。さらに、(4)緊急医療現場では患者単位で複数医療機関横断の診療情報を効率的に入手できるシステムの開発が望まれている。
本発明は、上記課題を解決すべく、医療機関が既存の設備を利用して導入できるシステムである「複数の医療機関が固有に保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステム」を開発し、さらに、該システムが、緊急医療現場では有用なシステムであることを確認して、本発明を完成した。
本発明は以下の通りである。
1.複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステムであって、
該システムは、医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバ及び医療情報提示端末を有し、
各医療機関に設置される患者情報提供端末と該医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバが相互に通信自在に接続されており、かつ、該医療情報提示端末と該医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバが相互に通信自在に接続されており、
該医療情報提示端末は、
(1)患者ID番号及び/又は患者プロフィールの入力を受ける患者ID・プロフィール入力手段と、
(2)該患者ID番号及び/又は患者プロフィールを該サービス提供機関のサーバに送信する患者特性情報送信手段と、
(3)上記(2)で送信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールに該当する複数の医療機関が保有する患者情報を、該サービス提供機関のサーバから受信する患者情報受信手段と、及び
(4)患者情報閲覧手段と、を備え、
並びに
該サービス提供機関のサーバは、
(1)患者ID番号、患者プロフィール、保険機関コード、医療従事者ID番号、及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスを有する患者医療機関特性情報データベースと、
(2)患者ID番号及び/又は患者プロフィールを医療情報提示端末から受信する患者特性情報受信手段と、
(3)患者ID番号及び/又は患者プロフィールを保険機関コード及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスと照合する照合手段と、
(4)上記(2)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールの患者情報を、上記(3)で照合した患者情報提供端末に要求する患者情報要求手段と、
(5)複数の医療機関の患者情報提供端末から受信した複数の患者情報を、患者ID番号及び/又は患者プロフィールに関連づけて、患者情報を作成する患者情報作成手段と、
(6)(5)で作成した複数の医療機関が保有する患者情報を、該患者ID番号及び/又は患者プロフィールを送信してきた医療情報提示端末に送信する患者情報送信手段と、を備える。
2.さらに、以下の複数の患者情報提供端末を有することを特徴とする前項1に記載のシステム、
(1)前記サービス提供機関のサーバが要求した患者ID番号及び/又は患者プロフィールを受信する患者特性情報受信手段と、及び
(2)上記(1)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールに該当する患者情報をサービス提供機関のサーバに送信する患者情報送信手段と、を備える。
3.前記照合手段は、前記患者ID番号及び/又は患者プロフィールを検索キーとして、前記患者医療機関特性情報データベースから、保険機関コード及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスを抽出することを特徴とする、前項1又は2に記載のシステム。
4.前記患者情報作成手段は、複数の医療機関が保有する患者情報をSS-MIX形式に変換することを特徴とする、前項1〜3のいずれか1に記載のシステム。
5.前記患者情報閲覧手段は、以下を提示することができることを特徴とする前項1〜4のいずれか1に記載のシステム。
(1)患者基本情報
(2)救急搬送履歴
(3)フリーワード検索可能な医療機関毎の患者情報
6.前記患者情報閲覧手段は、さらに、以下の機能を有することを特徴とする前項5に記載のシステム。
(1)検索結果のページ表示
(2)複数のキーワード検索
(3)検索キーワードのハイライト表示
(4)検索中に、「検索中」であることの表示
(5)検索結果表示の際に、検索で指定したキーワードを含むテキストの前後数行の表示
(6)検索結果表示画面から特定の検索結果に遷移する際に、別ウィンドウでの表示
(7)exChart参照用ビューア表示
本発明の複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステムは、巨大なデータサーバの導入が不要であり、各医療機関のセキュリティを維持しながら現在使用している患者情報提供端末を利用でき、さらに、緊急医療現場で有用なシステムである。
本発明の複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステムの概念図。「1」は、ネットワークを示す。 医療情報提示端末のモニター画面のイメージ図。「2」は、患者ID番号及び/又は患者プロフィール、「3」は、フリーワード検索、「4」は、フリーワード検索結果、「5」は、救急搬送履歴、及び「6」は、医療機関毎の患者情報、を示す。 フリーワード検索の対象としたSS-MIX2データ種別を記載した図。 医療情報提示端末のモニター画面において、検索結果表示のイメージ図。 医療情報提示端末のモニター画面において、複数のキーワード検索結果表示のイメージ図。 医療情報提示端末のモニター画面において、検索キーワードのハイライト表示のイメージ図。 医療情報提示端末のモニター画面において、検索中に「検索中」であることの表示のイメージ図。 医療情報提示端末のモニター画面において、検索結果表示の際に検索で指定したキーワードを含むテキストの前後数行の表示検索結果表示のイメージ図。 医療情報提示端末のモニター画面において、検索結果表示画面から特定の検索結果(医療機関毎の患者情報)に遷移する際に別ウィンドウでの表示のイメージ図。 医療情報提示端末のモニター画面において、eXChart参照用ビューア表示のイメージ図。
以下に、本発明の複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステム(以後、「本発明のシステム」と略する場合がある)を詳細に説明する。
(本発明の複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステム)
本発明のシステムとは、医療・健康情報管理システムのサービスを請け負う機関(以後、「医療・健康情報管理システムのサービス提供機関」又は「サービス提供機関」と称する場合がある)が、各医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示することを意味する。
本発明のシステムは、少なくとも以下で説明する医療情報提示端末及びサービス提供機関のサーバを含む、さらに必要に応じて患者情報提供端末を含む。
サービス提供機関のサーバは、各医療機関に設置される患者情報提供端末と相互に通信自在に接続されている。また、サービス提供機関のサーバは、医療情報提示端末と相互に通信自在に接続されている。しかし、各医療機関に設置される患者情報提供端末は、お互いに接続されておらず、さらに、医療情報提示端末にも接続されていない(参照:図1)。これにより、本発明のシステムは、各医療機関の患者情報の高いセキュリティを維持することができる。
(医療機関)
本発明での「医療機関」は、すべての形態の病院(大学病院、大規模、中規模、小規模病院、在宅や企業内クリニックを含む全ての形態のクリニック)、すべての形態の歯科医院、すべての形態の薬局、デイケア、老人ホーム、身体障害者施設、精神福祉施設などの全ての形態の介護・福祉施設、健康診断機関、消防署(救急隊も含む)、眼鏡店、鍼灸マッサージ、接骨院、臨床検査会社を含む。
(患者情報)
本発明での「患者情報」は、患者に由来するすべてのデータを意味する。例えば、本来患者に帰属する健康・医療データを意味するだけでなく、医師や医療従事者の判断に基づき、診察・治療時に通常カルテに記録される情報である「医療情報」も含む。
患者情報には、患者本人が提供することができる情報以外にも、一般には個々の医療施設に保存されているが、医師や医療従事者の判断を含まない客観的な情報、例えば、臨床検査データや、画像検査データ(X線、CTスキャン、MRI)、また、医療費の支払い情報なども含む。患者情報として、限定されないが、下記を列挙することができる。
患者の氏名、生年月日、性別、住所、健康保険情報、緊急連絡先等の個人情報、既往歴、家族歴、嗜好、血液型、アレルギー情報(禁忌薬情報を含む)、服薬状況、問診情報、救急時に必要な医療処置情報、処方歴、血液検査結果、放射線等の医療画像検査情報、健康管理情報等(体重、血圧、身長、視力等)、予防接種記録、自治体健康診断記録、職場健診記録、学校検診記録、人間ドック記録、母子手帳記録情報、救急搬送履歴。
なお、患者とは、現在、医療機関に受診している人だけでなく、今後受診予定の人、過去に受診歴がある人、妊婦検診のみを受けた経験のある人、健康診断のみを受けた経験のある人、人間ドックのみを受けた経験のある人、予防接種のみを受けた経験のある人(健常人も含む)等をすべて含み、特に限定されない。
(複数の医療機関が保有する患者情報)
本発明での「複数の医療機関が保有する患者情報」は、各医療機関が保有する患者情報の集合体を意味する。なお、各医療機関は、各ベンダーが提供する電子カルテのformatを利用している。これにより、医療機関によっては保有する電子カルテのformatが異なる場合が多い。
(患者情報作成手段)
本発明における「患者情報作成手段」では、好ましくは、formatが異なる各電子カルテに記載の患者情報を、厚生労働省電子的診療情報交換推進事業で規定されているSS-MIXシリーズ(SS-MIX、SS-MIX2)形式に展開・変換することである。なお、本発明における「SS-MIX」は、過去、現在及び将来のSS-MIXシリーズをすべて含む意味である。
患者情報作成手段では、以下の患者情報作成プログラムを使用することができる。
(1)複数の医療機関が保有する患者情報をSS-MIXシリーズ(SS-MIX2)形式に展開・変換する手段、及び
(2)患者情報であるSS-MIXストレージ(標準化ストレージ、拡張ストレージ)の全文又はインデックスを検索可能にするための検索手段{例えば、検索エンジン(例、Mroonga、Elastic Search)を本プログラムに搭載されている}。なお、検索をインデックスのみにすれば、検索速度を速めることができる。
さらに、検索方法として、シソーラス検索機能、複数の言語(特に、英語、日本語、中国語、スペイン語)検索機能、画像検索機能、ジェネリック・先発薬名検索機能を有していても良い。
(患者ID番号)
本発明における「患者ID番号」とは、各医療機関が保有する日本国内で他の患者と重複しないように定められた各患者に固有の番号である。すなわち、患者ID番号から、患者を特定することができる。
例えば、日本の総人口数を考慮して、9〜20桁の数字(又は、数字とアルファベットの組み合わせ)を患者ID番号とする。
なお、患者IDは、患者が通院している診察券、免許書、マイナンバーカード、保険証明書、パスポート等に格納できる。
また、患者ID番号は、複数の医療機関に共通する患者ID番号でも良い。
(患者プロフィール)
本発明における「患者プロフィール」は、患者IDを有さない患者を特定するための情報であり、例えば、氏名、生年月日、性別、医療等ID、住所、保険証番号等のいずれか1以上を意味する。
(保険機関コード(医療機関コード))
本発明における「医療機関の固有の保険機関コード」とは、日本国内で他の医療機関と重複しないように定められた各医療機関の固有の番号である。すなわち、医療機関コードから、医療機関を特定することができる。また、保険機関コードの全文又は一部を利用することができる。
(患者情報提供端末のIPアドレス)
患者情報提供端末のIPアドレスとは、患者情報提供端末(コンピュータ)に付与されている固有の番号である。サービス提供機関のサーバの患者医療機関特性情報データベースには、該IPアドレスが格納されており、必要な患者情報を患者情報提供端末に要求することができる。
(医療従事者ID番号)
本発明における「医療従事者の固有の医療従事者ID番号」とは、日本国内で他の医療従事者と重複しないように定められた各医療従事者の固有の番号である。すなわち、医療従事者ID番号から、医療従事者を特定することができる。
例えば、日本の医療従事者数を考慮して、6〜20桁の数字(又は、数字とアルファベットの組み合わせ)を医療従事者ID番号とする。または、各医療従事者の国家資格番号や該医療機関での従業員ID番号でもよい。
(医療情報提示端末)
本発明における「医療情報提示端末」とは、複数の医療機関が保有する患者情報を提示(好ましくは、同時に提示)することができる端末であれば、特に限定されない。例えば、スマートフォン、パソコン(携帯型パソコンも含む)、タブレット端末の形態を例示することができるが、特に限定されない。
医療情報提示端末は、少なくとも以下の手段を備え、又は、少なく以下の工程を実施すする。
(1)患者ID番号及び/又は患者プロフィールの入力を受ける患者ID・プロフィール入力手段、又は、工程。
医療従事者が入力した患者ID番号及び/又は患者プロフィールを認識する手段である。なお、セキュリティを考慮して、医療従事者が、医療情報提示端末を操作する前に、自身の医療従事者ID番号の入力を必須としても良い。
(2)患者ID番号及び/又は患者プロフィールをサービス提供機関のサーバに送信する患者特性情報送信手段、又は、工程。
上記(1)で入力された患者ID番号及び/又は患者プロフィールをサービス提供機関のサーバに送信する手段又は工程である。
(3)上記(2)で送信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールに該当する複数の医療機関が保有する患者情報を、該サービス提供機関のサーバから受信する患者情報受信手段、又は、工程。
(4)患者情報閲覧手段、又は、工程。
上記(3)で受信した複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末(例えば、モニター等)に提示する手段又は工程である。
(医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバ)
本発明における「医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバ」は、医療・健康情報管理システムのサービスを請け負う機関が所有する外部と通信可能でありかつ患者の患者ID番号、患者プロフィール、保険機関コード、医療従事者ID番号、患者情報提供端末のIPアドレス等を保存可能なホスト・コンピューターであれば、特に限定されない。例えば、クラウドストレージ(オンラインストレージ)、外部と通信可能大規模コンピュータ(スーパーコンピュータ)等である。
なお、サービス提供機関のサーバは、複数の医療機関が保有する患者情報を一時的に保存可能なデータベースを有してもよりが、恒常的にこれらの情報を保存しない。これにより、巨大なデータサーバの導入が不要であり、さらに、複数の医療機関が保有する患者情報のセキュリティを維持できる。
サービス提供機関のサーバは、少なくとも以下の手段、サーバを備え、又は、少なく以下の工程を実施する。
(1)患者ID番号、患者プロフィール、保険機関コード、医療従事者ID番号、及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスを有する患者医療機関特性情報データベース。
これらのデータは、患者情報提供端末から定期的に送信されてくる現在・過去の患者ID番号及び/又は患者プロフィールにより定期的に更新される。
本データベースでは、患者ID番号と保険機関コード、患者ID番号と患者プロフィール、患者ID番号と医療従事者ID番号、患者ID番号と患者情報提供端末のIPアドレス、患者プロフィールと保険機関コード、患者プロフィールと医療従事者ID番号、保険機関コードと医療従事者ID番号、保険機関コードと患者情報提供端末のIPアドレス、医療従事者ID番号と患者情報提供端末のIPが関連付けられている(紐付けられている)。これにより、例えば、患者ID番号(患者A)を検索キーとして、患者医療機関特性情報データベースから、保険機関コード(患者Aが通院している又は通院していた医療機関)、患者プロフィール(患者Aの患者プロフィール)、医療従事者ID番号(患者Aを診察した医師)、及び/又は、患者情報提供端末のIPアドレス(患者Aの患者情報を有する場所)を抽出することができる。また、患者Aの患者ID番号がない場合又は不明な場合には、患者プロフィールを検索キーとして、患者医療機関特性情報データベースから、保険機関コード(患者Aが通院している又は通院していた医療機関)、医療従事者ID番号(患者Aを診察した医師)、及び/又は、患者情報提供端末のIPアドレス(患者Aの患者情報を有する場所)を抽出することができる。
(2)患者ID番号及び/又は患者プロフィールを医療情報提示端末から受信する患者特性情報受信手段、又は、工程。
(3)患者ID番号及び/又は患者プロフィールを医療機関と照合する照合手段、又は、工程。
上記(2)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールを検索キーとして、上記(1)の患者医療機関特性情報データベースから、保険機関コード及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスを抽出する。これにより、患者ID番号及び/又は患者プロフィールと保険機関コード(さらには、患者情報提供端末のIPアドレス)が対応付けられており、患者がどこの医療機関で診療している又はしていたかを特定することができ、さらには該患者の患者情報がどの患者情報提供端末に格納されているかを特定することができる。
(4)上記(2)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールの患者情報を、上記(3)で照合した患者情報提供端末に要求する患者情報要求手段、又は、工程。
本手段又は工程は、医療機関の患者情報提供端末が保有する患者情報をサービス提供機関のサーバに送信することを要求する。
(5)複数の医療機関の患者情報提供端末から受信した複数の患者情報を、患者ID番号及び/又は患者プロフィールに関連づけて、患者情報を纏める患者情報作成手段、又は、工程。
(6)(5)で作成した患者情報を、該患者ID番号及び/又は患者プロフィールを送信してきた医療情報提示端末に送信する患者情報送信手段、又は、工程。
さらに、必要に応じて、患者情報を一時的に保存可能な患者情報データベースを有してもよい。
なお、サービス提供機関のサーバでは、各医療機関が有する患者情報を受け取って、患者情報を纏めるのみであり、各患者情報に入力、修正、削除等をすることがないので煩雑なシステムにはならない。
(各医療機関に設置される患者情報提供端末)
本発明における「各医療機関に設置される患者情報提供端末」は、外部と通信可能でありかつに患者情報を保存可能なハードウエア資源であれば、特に限定されない。モバイルパソコン、タブレット端末等でも良く、災害現場などに持ち込み使用もできる。
例えば、本システムを容易に導入するために、各医療機関が、現在所有している患者情報を格納したコンピュータが、各医療機関に設置される患者情報提供端末となりうることができる。すなわち、各医療機関は、別途、患者情報提供端末を購入する必要がない。
患者情報提供端末は、少なくとも以下の手段を備え、又は、少なく以下の工程を実施する。
(1)サービス提供機関のサーバが要求した患者ID番号及び/又は患者プロフィールを受信する患者特性情報受信手段、又は、工程。
(2)上記(1)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールに該当する患者情報をサービス提供機関のサーバに送信する患者情報送信手段、又は、工程。
さらに、患者情報提供端末は、現在・過去の患者ID番号及び/又は患者プロフィールをサービス提供機関のサーバに定期的に送信する手段を有していても良い。
(患者情報閲覧手段)
本発明のシステムは、単に患者情報を医療情報提示端末に提示するのではなく、下記の実施例で検証した結果に基づいて最適な患者情報を医療情報提示端末に提示することができる。
最適な提示方法としては、少なくとも以下を含む。
(1)患者基本情報
医療従事者がすぐに参照・参考にしたい医療機関横断の患者基本情報を最新順で常時表示することを意味する(参照:図2の「6」)。
患者基本情報には、必須として、現在及び過去の診断病名、投薬歴であり、必要に応じて、アレルギー情報、血液型等を含む。さらに、好ましくは、それらすべてである。
(2)救急搬送履歴
救急搬送履歴とは、過去の緊急搬送履歴を最新順で常時表示することを意味する(参照:図2の「5」)。
(3)フリーワード検索可能な医療機関毎の患者情報
患者の医療機関横断の患者情報は、医療機関毎の伝票種別単位(参照:図2の「6」)でまとめて表示し、それらの情報を、「投薬」、「日付」や「病名」などのフリーワード検索(参照:図2の「3」)して、絞込みすることができる(参照:図2の「4」)。例えば、図2では、糖尿病履歴のある患者であることを基本情報で確認した後、「インスリン」を検索ワードとして検索して、過去のインスリンに関する情報(投与歴、投与量、投与後の症状等、投与医療機関等)を時系列(最新順又は古順)、診療科グループで表示する。なお、患者ID番号及び/又は患者プロフィールは、モニター画面の上側に示す(参照:図2の「2」)。
患者情報閲覧手段は、さらに、以下の表示機能を追加しても良い。
・検索結果のページ表示(参照:図4)。
・複数のキーワード検索(AND検索、OR検索、NOT検索:参照:図5)
・検索キーワードのハイライト表示(参照:図6)。
・検索中に、「検索中」であることの表示(参照:図7)。
・検索結果表示の際に、検索で指定したキーワードを含むテキストの前後数行の表示(参照:図8)。
・検索結果表示画面から特定の検索結果(医療機関毎の患者情報)に遷移する際に、別ウィンドウでの表示(参照:図9)。
・exChart(項目辞書で意味が正確に定義された項目を基にカルテの書式をテンプレートとして作成することができる機能)参照用ビューア表示(参照:図10)。
(本システムによる最適な患者情報を医療情報提示端末に提示する方法の検討)
本実施例では、最適な患者情報を医療情報提示端末に提示する方法を検討した。具体的には、救急医療現場で効率よく患者情報を医療情報提示端末に提示する方法を検討した。検証データは、本システムで使用するSS-MIX2形式ストレージに蓄積された患者情報とした。さらに、救急医療現場での必要な要件として「緊急疾患の見逃し防止」、「薬品の重複投与防止」及び「標準的治療による医療の質の維持」につながることが出来るかも検討する。
(方法)
1.ユースケース(シナリオ)の策定
救急医療現場における、患者単位で他医療機関横断の診療情報(患者情報)活用のための要件を検討し、整理するために特定の患者(疾患)、診療科、シチュエーションを想定し、下記の観点でユースケースを策定した。
・本システムで使用するSS-MIX2形式ストレージに集約された患者情報を
・どのようなシーンで
・どのような切り口で見せたら
・医療サービス提供者である臨床医と
・医療サービスを受ける患者が
・革新的なメリットを受けられるか
ユースケース策定は、救急医療現場の臨床医をはじめ、他診療科の医師も含め、6名で行い、8件のユースケースを策定した。
2.機能要件の抽出
策定したユースケースから、救急医療現場での「緊急疾患の見逃し防止」、「薬品の重複投与防止」及び「標準的治療による医療の質の維持」という観点で、機能要件の抽出を行った。抽出結果として、全108件の機能要件を洗い出し、それらをカテゴリ分けし、整理した。その中で特に優先すべき要件を検討し、集計した機能要件が、下記の3点であることを確認した。
(1)患者の「診断病名」や「投薬歴」といった、すぐに参照したい医療機関横断の患者情報(患者基本情報)を最新順で常時表示させること。
(2)過去の救急搬送履歴を常時表示させること。
(3)患者の医療機関横断の患者情報(診療情報)は、医療機関毎の伝票種別単位でまとめて表示し、それらの情報を、「日付」や「病名」などのフリーワード検索にて、絞込み可能とすること。
さらに、抽出した機能要件を満たす医療情報提示端末のモニター画面のイメージ図を図2に示す。さらに、ユースケースに基づきフリーワード検索の対象としたSS-MIX2データ種別は、標準ストレージ35種別及び拡張ストレージ3種別とした(参照:図3)。さらに、拡張ストレージには、exChartを含んでも良い。
(検証)
上記抽出した機能要件を提示できる医療情報提示端末を使用して、医療従事者からの評価及びアンケートを行った。
1.検証1
評価の観点は、救急医療現場における「緊急疾患の見逃し防止」、「薬品の重複投与防止」及び「標準的治療による医療の質の維持」について、どれほど高い効果が得られるか、とした。
(検証結果1)
医療従事者32名からの評価は以下の通りであった。
・緊急疾患の見逃し防止について、約81%の医療従事者より高い評価を得た。
・薬品の重複投与防止について、約84%の医療従事者より高い評価を得た。
・標準的治療による医療の質の維持について、約72%の医療従事者より高い評価を得た。
以上により、本発明のシステムは、医療従事者から高い評価を得ることができた。
1.検証2
検証は、アンケートで評価した。アンケート内容は、以下の通りである。
全体評価:「期待以上、期待通り、普通、いまひとつ、残念」の5段階評価
質問1:マニュアルを必要とせず、操作できましたか?
質問2:必要とする診療情報にアクセスできましたか?
質問2':2で"はい"の場合、データの見え方で気になる点はありましたか?
質問3:初期表示画面について、このままでよいでしょうか?
質問4:タブの並び順について、気になる点はありましたか?
質問5:追加したいタブの種類はありましたか?
質問6:画面の切替え時間などで、気になる点はありましたか?
質問7:各タブの情報表示順について、気になる点はありましたか?
質問8:各タブの情報で「日付」、「病院名」、「診療科」の他に必要な情報はありましたか?
質問9:[診療録]タブで、SOAPの記載方法について、気になる点はありましたか?
質問10:現在、AND検索のみですが、追加したい検索条件はありましたか?
質問11:現在の状態で、外来診療に利用して効果があると感じましたか?
(検証結果2)
医療従事者からの評価は以下の表1の通りであった。すなわち、本発明のシステムは、当業者の予想を超える顕著な効果を有していることを確認した。
(総合検証結果)
上記抽出した機能要件を提示できる医療情報提示端末は、医療従事者からの高い評価を得ることができた。より詳しくは、時系列の検索軸とは異なる切り口をフリーワード検索により提供することで医療従事者から予想外の高評価を得ることができた。初期表示(検索条件を指定する前)に必要な情報をプレ表示する機能は、医療従事者の操作負担軽減し、思考を妨げない点が評価された。
本発明のシステムは、巨大なデータサーバの導入が不要であり、各医療機関のセキュリティを維持しながら現在使用している患者情報提供端末を利用できる。

Claims (6)

  1. 複数の医療機関が保有する患者情報を医療情報提示端末に提示するシステムであって、
    該システムは、医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバ及び医療情報提示端末を有し、
    各医療機関に設置される患者情報提供端末と該医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバが相互に通信自在に接続されており、かつ、該医療情報提示端末と該医療・健康情報管理システムのサービス提供機関のサーバが相互に通信自在に接続されており、
    該医療情報提示端末は、
    (1)患者ID番号及び/又は患者プロフィールの入力を受ける患者ID・プロフィール入力手段と、
    (2)該患者ID番号及び/又は患者プロフィールを該サービス提供機関のサーバに送信する患者特性情報送信手段と、
    (3)上記(2)で送信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールに該当する複数の医療機関が保有する患者情報を、該サービス提供機関のサーバから受信する患者情報受信手段と、及び
    (4)患者情報閲覧手段と、を備え、
    並びに
    該サービス提供機関のサーバは、
    (1)患者ID番号、患者プロフィール、保険機関コード、医療従事者ID番号、及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスを有する患者医療機関特性情報データベースと、
    (2)患者ID番号及び/又は患者プロフィールを医療情報提示端末から受信する患者特性情報受信手段と、
    (3)患者ID番号及び/又は患者プロフィールを保険機関コード及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスと照合する照合手段と、
    (4)上記(2)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールの患者情報を、上記(3)で照合した患者情報提供端末に要求する患者情報要求手段と、
    (5)複数の医療機関の患者情報提供端末から受信した複数の患者情報を、患者ID番号及び/又は患者プロフィールに関連づけて、患者情報を作成する患者情報作成手段と、
    (6)(5)で作成した複数の医療機関が保有する患者情報を、該患者ID番号及び/又は患者プロフィールを送信してきた医療情報提示端末に送信する患者情報送信手段と、を備える。
  2. さらに、以下の複数の患者情報提供端末を有することを特徴とする請求項1に記載のシステム、
    (1)前記サービス提供機関のサーバが要求した患者ID番号及び/又は患者プロフィールを受信する患者特性情報受信手段と、及び
    (2)上記(1)で受信した患者ID番号及び/又は患者プロフィールに該当する患者情報をサービス提供機関のサーバに送信する患者情報送信手段と、を備える。
  3. 前記照合手段は、前記患者ID番号及び/又は患者プロフィールを検索キーとして、前記患者医療機関特性情報データベースから、保険機関コード及び/又は患者情報提供端末のIPアドレスを抽出することを特徴とする、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記患者情報作成手段は、複数の医療機関が保有する患者情報をSS-MIX形式に変換することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1に記載のシステム。
  5. 前記患者情報閲覧手段は、以下を提示することができることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のシステム。
    (1)患者基本情報
    (2)救急搬送履歴
    (3)フリーワード検索可能な医療機関毎の患者情報
  6. 前記患者情報閲覧手段は、さらに、以下の機能を有することを特徴とする請求項5に記載のシステム。
    (1)検索結果のページ表示
    (2)複数のキーワード検索
    (3)検索キーワードのハイライト表示
    (4)検索中に、「検索中」であることの表示
    (5)検索結果表示の際に、検索で指定したキーワードを含むテキストの前後数行の表示
    (6)検索結果表示画面から特定の検索結果に遷移する際に、別ウィンドウでの表示
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