JP2017096684A - 粗石コンクリートの強度評価方法及び粗石コンクリートの強度評価プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図8に示すのは、粗石コンクリート製の練石積砂防堰堤の施工過程を表した模式図である。この図8に示すように、粗石コンクリート構造の練石積砂防堰堤は、堤体の表面に積石を一段積み、大粒径の粗石を配置してから、コンクリートを充填する打設方法が採用されていた。特に昭和20年頃までは作業員が突き棒でコンクリートを充填していたとされ、粗石の下部等に多数の空隙が形成されているという特徴がある。
同様に、割裂引張強度試験用供試体は、粗骨材の最大寸法の4倍以上かつ100mm以上の直径で、長さは直径から直径の2倍までの範囲とする必要があるため、直径10cmの粗石の場合には、供試体の寸法としてφ40cm×80cmが必要となる。
粗石コンクリートを構成する材料としてのコンクリート、粗石その他の材料の材料特性、及び、その他の必要なパラメータ情報を入力するパラメータ情報入力手順と、
コンクリート、粗石、空隙その他の粗石コンクリートを構成する要素の構成比率を入力する構成比率入力手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たコンクリート単体についての材料特性に基づいて解析モデルを作成して有限要素解析を行ってコンクリート単体の初期剛性を求めるコンクリート単体についての有限要素解析手順と、
前記構成比率入力手順において得た構成比率の情報に基づいて、有限要素解析を行うための解析モデルの各構成要素の配置をランダムに変更した異なるパターンの解析モデルを複数作成する解析モデル作成手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たパラメータ情報に基づいて前記解析モデル作成手順で作成した複数の解析モデルのそれぞれについて有限要素解析を行って強度評価を行って各解析モデルにおける粗石コンクリートの初期剛性と耐力を求め、かつ、複数の解析モデルについての平均をとることで粗石コンクリートの初期剛性と耐力の平均値を求める有限要素解析手順と、
を順次実行するようにしたことを特徴とする粗石コンクリートの強度評価方法である。
初期剛性比=粗石コンクリートの初期剛性/コンクリート単体の初期剛性
等価静弾性係数=初期剛性比×コンクリート単体の静弾性係数
等価引張強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の引張強度
等価圧縮強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の圧縮強度
を演算することで、粗石コンクリートと等価な一様材料としての等価静弾性係数、等価引張強度及び等価圧縮強度を得る等価一様物性値演算手順を実行するようにしたことを特徴とする粗石コンクリートの強度評価方法である。
前記コンピュータに、
粗石コンクリートを構成する材料としてのコンクリート、粗石その他の材料の材料特性、及び、その他の必要なパラメータ情報を入力するパラメータ情報入力手順と、
コンクリート、粗石、空隙その他の粗石コンクリートを構成する要素の構成比率を入力する構成比率入力手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たコンクリート単体についての材料特性に基づいて解析モデルを作成して有限要素解析を行ってコンクリート単体の初期剛性を求めるコンクリート単体についての有限要素解析手順と、
前記構成比率入力手順において得た構成比率の情報に基づいて、有限要素解析を行うための解析モデルの各構成要素の配置をランダムに変更した異なるパターンの解析モデルを複数作成する解析モデル作成手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たパラメータ情報に基づいて前記解析モデル作成手順で作成した複数の解析モデルのそれぞれについて有限要素解析を行って強度評価を行って各解析モデルにおける粗石コンクリートの初期剛性と耐力を求め、かつ、複数の解析モデルについての平均をとることで粗石コンクリートの初期剛性と耐力の平均値を求める有限要素解析手順と、
を順次実行させるようにしたことを特徴とする粗石コンクリートの強度評価プログラムである。
初期剛性比=粗石コンクリートの初期剛性/コンクリート単体の初期剛性
等価静弾性係数=初期剛性比×コンクリート単体の静弾性係数
等価引張強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の引張強度
等価圧縮強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の圧縮強度
を演算することで、粗石コンクリートと等価な一様材料としての等価静弾性係数、等価引張強度及び等価圧縮強度を得る等価一様物性値演算手順を実行させるようにしたことを特徴とする粗石コンクリートの強度評価プログラムである。
粗石コンクリートの強度評価を行う場合には、実際の評価対象となる粗石コンクリートを構成する材料としてのコンクリート、粗石その他の材料の材料特性、及び、その他の必要なパラメータ情報を取得する必要がある。具体的には、実際の強度評価対象の堰堤に対してボーリング調査を行い、その際に得られた堰堤内部のコンクリート部分と粗石部分からそれぞれ供試体を取得して、圧縮強度試験、引張強度試験など様々な試験を行って、コンクリート単体と粗石単体の材料特性(圧縮強度、静弾性係数、引張強度、単位体積重量など)を取得する。また、これ以外にも、有限要素解析を行うために必要なパラメータ情報があれば、この段階で取得しておく。取得した各種パラメータ情報は、有限要素解析を行う際に入力して使用する。
粗石コンクリートの強度評価を行うには、粗石コンクリートを構成するコンクリート、粗石及び空隙の構成比率を事前に把握する必要がある。粗石コンクリート内部を詳細に把握することは困難なため、例えば、実際の強度評価対象の堰堤に対してボーリング調査を行い、ボーリングコアについての体積比率から構成比率を求めて、これを堰堤全体の構成比率として取得する方法が考えられる。この他にも、ボーリング孔内から密度検層を行い周辺の密度分布からコンクリート、粗石及び空隙の構成比率を求める方法や、弾性波探査によって構成比率を推測する方法など、様々な調査方法が考えられるが、調査精度が確保できる方法であればどのような方法であってもよい。ここで、粗石コンクリートを構成するコンクリート、粗石及び空隙の構成比率が、6:3:1だったものとする。
次に、コンクリート単体について有限要素解析によってコンクリート単体の初期剛性を求める。分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析を行うが、この際の解析モデルとしては、図4(a)に示すような解析モデルが用いられる。この図4(a)に示すような解析モデルは、実際の評価対象の堰堤の断面を小さな要素に分割したものとなっている。構成要素がコンクリートのみでない場合には、各要素に対して構成要素を割り当てて解析モデルを構築するが、ここではコンクリート単体なので、全ての要素にコンクリートが割り当てられる。また、荷重の掛かる方向及び位置の決定など、分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析を行うために必要な各種設定をこの段階で行う。例えば、図4(a)に示す堰堤の解析モデルにおいては、最初に水位を決めることで堰堤に加わる静水圧を設定し、この静水圧の加わる方向と同じ方向から静水圧に比例して分布させた荷重を加えていくように設定している。土砂が堆積しているような状況で評価したい場合には土圧を荷重として設定するなど、荷重については評価条件によって異なるので、その都度最適な条件となるように設定する。この解析モデルを用いて、パラメータ情報の取得段階において取得したコンクリート単体の材料特性に基づいて、分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析により、破壊に至るまでの荷重(静水圧に対する荷重の大きさを表す荷重比率)、変位、ひび割れの進行状況を解析する。ある荷重が加わった段階でひび割れが生じるので、このひび割れ直前の荷重値をその時の変位量で除算した値を、コンクリート単体の初期剛性値として得る。図3(a)に示すのは、解析結果としてのコンクリート単体の初期剛性を表した資料であり、このときのコンクリート単体の初期剛性値は、678kN/cmとなっている。
前記コンクリート単体の場合と同様に、粗石コンクリートについても解析モデルを作成する必要がある。この際の解析モデルとしては、図4(b)に示すような解析モデルが用いられる。この図4(b)に示すような解析モデルは、実際の評価対象の堰堤の断面を小さな要素に分割したものとなっており、構成要素であるコンクリート、粗石及び空隙の構成比率である6:3:1の割合で各要素に対して割り当てて構成する。また、特定の配置の場合に生じる結果の偏りを防止するために、複数パターンの解析モデルを作成する。この実施例においては、図4(b)に示すように、パターンa〜パターンeまでの5パターンの解析モデルを作成するが、このとき、コンクリート、粗石及び空隙の構成比率である6:3:1の割合は維持したまま、乱数を用いて粗石及び空隙の配置をランダムに変化させて入れ替える処理を行って、複数パターンの解析モデルを作成する。なお、初期段階で全解析モデルを作成する必要はなく、必要に応じて後から追加的に作成可能であることはいうまでもない。また、コンクリート単体の場合の解析と同様に、荷重の掛かる方向及び位置の決定など、分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析を行うために必要な各種設定をこの段階で行う。
作成した複数パターンの粗石コンクリートの解析モデルについて、分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析を行って、各解析モデルごとの初期剛性と耐力を求める。パラメータ情報の取得段階において取得した図2(a)に示すような材料特性に基づいて、分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析により、破壊に至るまでの荷重、変位、ひび割れの進行状況を解析する。ある荷重が加わった段階でひび割れが生じるので、このひび割れ直前の荷重値をその時の変位量で除算した値を初期剛性値として得る。これを全ての解析モデルについて行う。図3(b)に示すのは、解析結果としての粗石コンクリートの初期剛性を表した資料であり、このときのパターンa〜パターンeまでの5パターンについての粗石コンクリートの初期剛性値は、712〜776kN/cmの間で得られ、その平均値は743kN/cmとなっている。これらのパターンa〜パターンeの各初期剛性値とこれらの初期剛性の平均値を記憶させる。
このように、評価対象の粗石コンクリート構造の堰堤の初期剛性及び耐力の平均値を得られるので、粗石コンクリート構造の堰堤について構成要素のばらつきの影響を考慮した強度評価が可能となる。
上記手法により粗石コンクリート構造の堰堤の初期剛性及び耐力の平均値を得られ、これのみでも一定の価値があるが、さらに、等価一様物性値を算出することができれば、粗石コンクリートの特性を反映した強度評価に基づく設計作業等をより簡易に行うことが可能となる。そこで、粗石コンクリートの初期剛性の平均値と図2(a)に示すような材料特性に基づいて、以下の演算を行う。
初期剛性比=粗石コンクリートの初期剛性/コンクリート単体の初期剛性
等価静弾性係数=初期剛性比×コンクリート単体の静弾性係数
等価引張強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の引張強度
等価圧縮強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の圧縮強度
以上の演算により、等価一様物性値としての等価静弾性係数と等価引張強度と等価圧縮強度が得られる。等価静弾性係数は、初期剛性(ひび割れが発生する直前までの変形のしにくさ)と関連付けられることを考慮して演算式を決定し、等価引張強度と等価圧縮強度は、粗石コンクリートが破壊に至るまでのエネルギー量は、コンクリート部のエネルギー総量であり、そのエネルギー量は強度と相関があることを考慮して演算式を決定している。
以上の解析によって得られた等価一様物性値を用いて解析モデルを作成して2次元非線形有限要素解析を行うと、耐力は、7.49となった。この数値は、解析モデルの平均値である8.49と大きく違わないものであるといえる。
[粗石コンクリートを模した供試体による実験]
上記の実施例1における粗石コンクリートの強度評価方法が正しいことを実証するための前提として、粗石及び空隙の存在が粗石コンクリートの強度に影響を及ぼす原因であることを実証すべく、粗石コンクリートに模した供試体を作成して、曲げ強度試験を行った。コンクリートの曲げ強度試験の方法については、「JIS A 1106」の規格が制定されており、また、コンクリート強度試験用供試体の作り方については、「JIS A 1132」の規格が制定されており、これらの規格に基づいて実験を行った。
ここで、上記供試体による試験結果について、本発明による粗石コンクリートの強度評価が適用できるかを検証する解析を行うこととした。図5(a)に示すように、図7(a)の曲げ強度試験の供試体の場合と供試体の大きさなどの実験条件が同一となるように解析モデルを作成する。また、配置条件による偏りがないように、複数パターンの解析モデルを作成する。例えば、図5(b)に示すように、パターンa〜パターンeまでの5パターンの解析モデルを作成する。この時の構成要素の配置は、粗石及び空隙の構成比率である6:3:1の割合は維持したまま、乱数を用いて配置をランダムに変化させて入れ替える。この5パターンについて分布ひび割れモデルを用いた2次元非線形有限要素解析を行って、それぞれの解析モデルの初期剛性と耐力を求めた。この時のコンクリート単体の初期剛性については事前に解析で求めて、図6(a)に示す値を用いた。
図6(b)に示すのは、パターンa〜パターンeまでの5パターンについて、ひび割れ発生直前の荷重値、その時の変位量、これらから求められる初期剛性値をそれぞれ表示した資料である。この図6(b)の通り、初期剛性値は620〜680kN/cmとなり、その平均値は660kN/cmとなった。
また、図5(c)に示すように、5つの解析パターンの耐力は38〜50kNであり、その平均は41.6kNであった。この値は、図7の供試体を用いた実際の試験の結果である平均耐力=38.1kNとほぼ同じ結果になったといえ、実際の粗石コンクリートの強度を解析モデルを用いて評価可能であるといえる。
具体的には、要素の一つ一つに構成要素を割り振るのではなく粗石は4つ一纏まりにするなど所定個数を纏めて割り振るようにする条件や、要素の一つ一つに構成要素を割り振るが粗石については所定個数以上が連続して隣接しなければならないものとして満たさない箇所を割り振りし直すという条件などが考えられる。
Claims (6)
- コンクリートの強度評価のための有限要素解析が可能なソフトウェアを用いた粗石コンクリートの強度評価方法であって、
粗石コンクリートを構成する材料としてのコンクリート、粗石その他の材料の材料特性、及び、その他の必要なパラメータ情報を入力するパラメータ情報入力手順と、
コンクリート、粗石、空隙その他の粗石コンクリートを構成する要素の構成比率を入力する構成比率入力手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たコンクリート単体についての材料特性に基づいて解析モデルを作成して有限要素解析を行ってコンクリート単体の初期剛性を求めるコンクリート単体についての有限要素解析手順と、
前記構成比率入力手順において得た構成比率の情報に基づいて、有限要素解析を行うための解析モデルの各構成要素の配置をランダムに変更した異なるパターンの解析モデルを複数作成する解析モデル作成手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たパラメータ情報に基づいて前記解析モデル作成手順で作成した複数の解析モデルのそれぞれについて有限要素解析を行って強度評価を行って各解析モデルにおける粗石コンクリートの初期剛性と耐力を求め、かつ、複数の解析モデルについての平均をとることで粗石コンクリートの初期剛性と耐力の平均値を求める有限要素解析手順と、
を順次実行するようにしたことを特徴とする粗石コンクリートの強度評価方法。 - 前記有限要素解析手順の後に、前記有限要素解析手順で得た粗石コンクリートの初期剛性の平均値と、前記パラメータ情報入力手順で入力したパラメータ情報のうち必要な情報及び前記構成比率入力手順で入力した構成比率の情報とを用いることにより、
初期剛性比=粗石コンクリートの初期剛性/コンクリート単体の初期剛性
等価静弾性係数=初期剛性比×コンクリート単体の静弾性係数
等価引張強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の引張強度
等価圧縮強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の圧縮強度
を演算することで、粗石コンクリートと等価な一様材料としての等価静弾性係数、等価引張強度及び等価圧縮強度を得る等価一様物性値演算手順を実行するようにしたことを特徴とする請求項1記載の粗石コンクリートの強度評価方法。 - 構成要素の配置条件について入力を行う配置条件入力手順を設け、さらに、前記解析モデル作成手順において解析モデルを作成する際に、配置条件に従って各解析モデルの構成要素の配置を決定するようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の粗石コンクリートの強度評価方法。
- コンピュータで実行するためのコンクリートの強度評価のための有限要素解析を用いた粗石コンクリートの強度評価プログラムであって、
前記コンピュータに、
粗石コンクリートを構成する材料としてのコンクリート、粗石その他の材料の材料特性、及び、その他の必要なパラメータ情報を入力するパラメータ情報入力手順と、
コンクリート、粗石、空隙その他の粗石コンクリートを構成する要素の構成比率を入力する構成比率入力手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たコンクリート単体についての材料特性に基づいて解析モデルを作成して有限要素解析を行ってコンクリート単体の初期剛性を求めるコンクリート単体についての有限要素解析手順と、
前記構成比率入力手順において得た構成比率の情報に基づいて、有限要素解析を行うための解析モデルの各構成要素の配置をランダムに変更した異なるパターンの解析モデルを複数作成する解析モデル作成手順と、
前記パラメータ情報入力手順で得たパラメータ情報に基づいて前記解析モデル作成手順で作成した複数の解析モデルのそれぞれについて有限要素解析を行って強度評価を行って各解析モデルにおける粗石コンクリートの初期剛性と耐力を求め、かつ、複数の解析モデルについての平均をとることで粗石コンクリートの初期剛性と耐力の平均値を求める有限要素解析手順と、
を順次実行させるようにしたことを特徴とする粗石コンクリートの強度評価プログラム。 - 前記有限要素解析手順の後に、前記有限要素解析手順で得た粗石コンクリートの初期剛性の平均値と、前記パラメータ情報入力手順で入力したパラメータ情報のうち必要な情報及び前記構成比率入力手順で入力した構成比率の情報とを用いることにより、
初期剛性比=粗石コンクリートの初期剛性/コンクリート単体の初期剛性
等価静弾性係数=初期剛性比×コンクリート単体の静弾性係数
等価引張強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の引張強度
等価圧縮強度=コンクリートの構成比率×コンクリート単体の圧縮強度
を演算することで、粗石コンクリートと等価な一様材料としての等価静弾性係数、等価引張強度及び等価圧縮強度を得る等価一様物性値演算手順を実行させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の粗石コンクリートの強度評価プログラム。 - 構成要素の配置条件について入力を行う配置条件入力手順を設け、さらに、前記解析モデル作成手順において解析モデルを作成する際に、配置条件に従って各解析モデルの構成要素の配置を決定するようにしたことを特徴とする請求項4又は5記載の粗石コンクリートの強度評価プログラム。
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