JP2017096404A - Control device of power transmission device for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無段変速機、および有段変速機を備える車両用動力伝達装置の制御装置に係り、無段変速機のスプライン部、および有段変速機の歯車部等におけるガタ打ち音を抑制する技術に関するものである。 The present invention relates to a continuously variable transmission and a control device for a vehicle power transmission device including a stepped transmission, and suppresses rattling noise in a spline portion of the continuously variable transmission and a gear portion of the stepped transmission. It is related to the technology.
エンジンから伝達されるトルクが小さくなる軽負荷運転時においてエンジントルク変動が入力されると、動力伝達経路にある、無段変速機におけるスプライン部、および有段変速機における減速機構のような歯車部等において、歯面の衝突による、いわゆるガタ打ちが発生し、これによってガタ打ち音を生じている。 When engine torque fluctuations are input during light load operation where the torque transmitted from the engine is small, the spline part in the continuously variable transmission and the gear part such as the speed reduction mechanism in the stepped transmission are in the power transmission path. In other words, so-called rattling occurs due to the collision of the tooth surface, thereby generating rattling noise.
これに対して、Vベルト式無段変速機においてガタ打ち音を抑制する技術が、特許文献1に開示されている。特許文献1においては、無負荷運転時にベルトの弛みを防止できる必要最低限の油圧より油圧の設定値を高めることによりVベルト式無段変速機に摺動抵抗成分を与えることによって、Vベルト式無段変速機の下流側に配置された歯車部のガタ打ち音が抑制される。
On the other hand,
特許文献1においては、無段変速部におけるベルトとの摺動抵抗が小さい無段変速機においては、ガタ打ち音が充分には抑制できないという不都合があった。
In
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、無段変速部とベルトとの摺動抵抗が小さい場合にもガタ打ち音を効果的に抑制できる車両用自動変速機の制御装置を提供することにある。 The present invention has been made against the background of the above circumstances, and its object is to provide a vehicle that can effectively suppress rattling noise even when the sliding resistance between the continuously variable transmission and the belt is small. It is to provide a control device for an automatic transmission.
第1発明の要旨とするところは、エンジンの動力を無段変速部を介して車輪へ伝達する第1動力伝達経路と、前記エンジンの動力をクラッチ、および断接機構を有する歯車装置を介して前記車輪へ伝達する第2動力伝達経路とを並列に備え、前記第1動力伝達経路と前記第2動力伝達経路とが択一的に用いられる車両用動力伝達装置において、前記第1動力伝達経路を用いて前記エンジンの動力が前記車輪へ伝達されるとき、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクの絶対値が所定値を下回る場合には、前記クラッチを係合し、且つ前記断接装置を解放とすることにある。 The gist of the first invention is that the first power transmission path for transmitting the engine power to the wheels via the continuously variable transmission, and the gear for the engine power via a clutch and a connection / disconnection mechanism. A vehicle power transmission device including a second power transmission path for transmitting to the wheels in parallel, wherein the first power transmission path and the second power transmission path are alternatively used. When the power of the engine is transmitted to the wheels using the engine, if the absolute value of the torque transmitted from the engine to the wheels is below a predetermined value, the clutch is engaged and the connection / disconnection device Is to release.
第2発明の要旨とするところは、第1発明に係る前記車両用自動変速機の制御装置において、前記第1動力伝達経路を用いて前記エンジンの動力が前記車輪へ伝達されるとき、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクの絶対値が所定値を下回る場合には、前記エンジンを動力源としている複数の補機のトルクを増加することによって、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクを増減し、前記前記エンジンのトルクの絶対値を所定値以上とすることにある。 The gist of the second invention is that in the control device for an automatic transmission for a vehicle according to the first invention, when the power of the engine is transmitted to the wheels using the first power transmission path, the engine When the absolute value of the torque transmitted from the engine to the wheel is below a predetermined value, the torque transmitted from the engine to the wheel is increased by increasing the torque of a plurality of auxiliary machines that are powered by the engine. The absolute value of the torque of the engine is set to a predetermined value or more.
第1発明によれば、前記エンジンの動力が前記無段変速機を介して前記車輪に伝達されており、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクの絶対値が前記所定値を下回る場合には、前記第2動力伝達経路の前記クラッチを係合し、前記第1動力伝達経路のイナーシャを増加させることにより、前記エンジンのトルク変動によって発生されるガタ打ち音が効果的に抑制される。 According to the first invention, when the power of the engine is transmitted to the wheel via the continuously variable transmission, and the absolute value of the torque transmitted from the engine to the wheel is below the predetermined value By engaging the clutch of the second power transmission path and increasing the inertia of the first power transmission path, the rattling noise generated by the torque fluctuation of the engine is effectively suppressed.
第2発明によれば、前記エンジンの動力が前記無段変速機を介して前記車輪に伝達されており、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクの絶対値が前記所定値を下回る場合には、前記第2動力伝達経路の前記クラッチを係合し、前記第1動力伝達経路のイナーシャを増加させ、前記エンジンのトルク変動によって発生されるガタ打ち音を抑制することに加えて、前記エンジンを動力源としている複数の補機のエンジンへの負荷トルクを増減することによって、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクを増減し、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクの絶対値を、予め定められた所定値以上とすることによって、ガタ打ち音が更に効果的に抑制される。 According to the second invention, when the power of the engine is transmitted to the wheels via the continuously variable transmission, and the absolute value of the torque transmitted from the engine to the wheels is below the predetermined value Engaging the clutch of the second power transmission path, increasing inertia of the first power transmission path, and suppressing rattling noise generated by torque fluctuations of the engine. The torque transmitted from the engine to the wheel is increased or decreased by increasing or decreasing the load torque to the engine of a plurality of auxiliary machines as power sources, and the absolute value of the torque transmitted from the engine to the wheel is determined in advance. By setting it to a predetermined value or more, the rattling sound is more effectively suppressed.
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明の一実施例である車両10に備えられる駆動装置12の概略構成を説明するための骨子図である。駆動装置12は、例えば走行用の駆動力源として用いられるエンジン14と、流体式伝動装置としてのトルクコンバータ16と、前後進切換装置18と、ベルト式無段変速機20(以下、無段変速機20)と、ギヤ機構22と、図示しない駆動輪に動力伝達可能な出力ギヤ24が形成されている出力軸25とを、含んで構成されている。駆動装置12にあっては、エンジン14から出力されるトルク(駆動力)がトルクコンバータ16を経由して入力軸26に入力され、このトルクが入力軸26から無段変速機20を経由して出力軸25に伝達される第1の動力伝達経路と前記入力軸26に入力されたトルクがギヤ機構22等を経由して出力軸25に伝達される第2の動力伝達経路とを並列に備えており、車両10の走行状態に応じて動力伝達経路が切り換えられるように構成されている。
FIG. 1 is a skeleton diagram for explaining a schematic configuration of a
エンジン14は、例えばガソリンエンジンやディーゼルエンジン等の内燃機関にて構成されている。トルクコンバータ16は、エンジン14のクランク軸に連結されたポンプ翼車16p、およびトルクコンバータ16の出力側部材に相当する入力軸26を介して前後進切換装置18に連結されたタービン翼車16tを備えており、流体を介して動力伝達を行うようになっている。また、それポンプ翼車16pおよびタービン翼車16tの間にはロックアップクラッチ28が設けられており、このロックアップクラッチ28が完全係合させられることによってポンプ翼車16pおよびタービン翼車16tは一体回転させられる。さらに、エンジン14には、エンジン14によって駆動される複数の補機、たとえばエアコン用コンプレッサ62(以下、コンプレッサ)、油圧を発生するためのオイルポンプ64、オルタネータ66等が接続されている
The
前後進切換装置18は、前進用クラッチC1および後進用ブレーキB1とダブルピニオン型の遊星歯車装置30とを主体として構成されており、キャリヤ30cがトルクコンバータ16の入力軸26および無段変速機20の入力側回転軸32に一体的に連結され、リングギヤ30rが後進用ブレーキB1を介して非回転部材としてのハウジング34に選択的に連結され、サンギヤ30sが小径ギヤ36に接続されている。また、サンギヤ30sとキャリヤ30cとが、前進用クラッチC1を介して選択的に連結される。前進用クラッチC1および後進用ブレーキB1は断接装置に相当するもので、何れも油圧アクチュエータによって摩擦係合させられる油圧式摩擦係合装置である。
The forward /
また、遊星歯車装置30のサンギヤ30sは、ギヤ機構22を構成する小径ギヤ36に連結されている。ギヤ機構22は、前記小径ギヤ36と、カウンタ軸38に相対回転不能に設けられている大径ギヤ40とを、含んで構成されている。カウンタ軸38と同じ回転軸心まわりには、アイドラギヤ42がカウンタ軸38に対して相対回転可能に設けられている。また、カウンタ軸38とアイドラギヤ42との間には、これらを選択的に断接する噛合クラッチD1が設けられている。噛合クラッチD1は、カウンタ軸38に形成されている第1ギヤ48と、アイドラギヤ42に形成されている第2ギヤ50と、これら第1ギヤ48および第2ギヤ50と嵌合可能(係合可能、噛合可能)な図示されていないスプライン歯が形成されている図示されていないハブスリーブとを含んで構成されており、ハブスリーブがこれら第1ギヤ48および第2ギヤ50と嵌合することで、カウンタ軸38とアイドラギヤ42とが接続される。また、噛合クラッチD1は、第1ギヤ48と第2ギヤ50とを嵌合する際に回転を同期させる同期機構としてのシンクロメッシュ機構S1をさらに備えている。
Further, the
アイドラギヤ42は、そのアイドラギヤ42よりも大径の入力ギヤ52と噛み合っている。入力ギヤ52は、無段変速機20の後述するセカンダリプーリの回転軸心と共通の回転軸心に配置されている出力軸25に対して相対回転不能に設けられている。出力軸25は、前記回転軸心まわりに回転可能に配置されており、前記入力ギヤ52および出力ギヤ24が相対回転不能に設けられている。これより、エンジン14のトルクが入力軸26からギヤ機構22を経由して出力軸25に伝達される第2の動力伝達経路上には、前進用クラッチC1、後進用ブレーキB1、および噛合クラッチD1が介挿されている。
The idler gear 42 meshes with an
また、無段変速機20と出力軸25との間には、これらの間を選択的に断接するベルト走行用のクラッチC2が介挿されており、このクラッチC2が係合されることで、エンジン14のトルクが入力軸36および無段変速機20を経由して出力軸25に伝達される第1の動力伝達経路が形成される。また、クラッチC2が解放されると、第1の動力伝達経路が遮断され、無段変速機20から出力軸25にトルクが伝達されない。
Further, between the continuously
無段変速機20は、入力軸26に連結された入力側回転軸32と出力軸25との間の動力伝達経路上に設けられ、入力側回転軸32に設けられた有効径が可変の可変プーリであるプライマリプーリ54と、入力側回転軸32に並行な出力側回転軸33に設けられた有効径が可変の可変プーリであるセカンダリプーリ56と、その一対の可変プーリ54、56の間に巻き掛けられた伝動ベルト58とを備えており、一対の可変プーリ54、56と伝動ベルト58との間の摩擦力を介して動力伝達が行われる。
The continuously
プライマリプーリ54は、入力側回転軸32に固定された固定シーブ54aと、入力側回転軸32に対して軸まわりの相対回転不能かつ軸方向の移動可能に設けられた可動シーブ54bと、それらの間のV溝幅を変更する為に可動シーブ54bを移動させるための推力を発生させるプライマリ側油圧アクチュエータ54cとを、備えて構成されている。また、セカンダリプーリ56は、出力側回転軸33に固定された固定シーブ56aと、出力側回転軸33に対して軸まわりの相対回転不能かつ軸方向の移動可能に設けられた可動シーブ56bと、それらの間のV溝幅を変更する為に可動シーブ56bを移動させるための推力を発生させるセカンダリ側油圧アクチュエータ56cとを備えて構成されている。
The
前記一対の可変プーリ54,56のV溝幅が変化して伝動ベルト58の掛かり径、すなわち有効径が変更されることで、変速比γ(=入力軸回転速度Nin/出力軸回転速度Nout)が連続的に変更させられる。例えば、プライマリプーリ54のV溝幅が狭くされると、変速比γが小さくされる。すなわち、無段変速機20がアップシフトされる。また、プライマリプーリ54のV溝幅が広くされると、変速比γが大きくされる。すなわち、無段変速機20がダウンシフトされる。
The gear ratio of the
以下、上記のように構成される駆動装置12の作動について、図2に示す各走行パターン毎の係合要素の係合表を用いて説明する。図2において、C1が前進用クラッチC1の作動状態に対応し、C2がベルト走行用クラッチC2の作動状態に対応し、B1が後進用ブレーキB1の作動状態に対応し、D1が噛合クラッチD1の作動状態に対応し、「○」が係合、すなわち接続を示し、「×」が解放、すなわち遮断を示している。なお、噛合クラッチD1は、シンクロ機構S1を備えており、噛合クラッチD1が係合する際にはシンクロ機構S1が作動することとなる。
Hereinafter, the operation of the
先ず、無段変速機20を経由してエンジン14のトルクが出力ギヤ24に伝達される走行パターンについて説明する。この走行パターンが図2のベルト走行(高車速)に対応し、図2のベルト走行に示すように、ベルト走行用クラッチC2が接続される一方、前進用クラッチC1、後進用ブレーキB1、および噛合クラッチD1が遮断される。ベルト走行用クラッチC2が接続されることで、セカンダリプーリ56と出力軸25とが接続されるので、セカンダリプーリ56と出力軸25および出力ギヤ24とが一体回転させられる。従って、ベルト走行用クラッチC2が接続されると、前記第1の動力伝達経路が形成され、エンジン14のトルクが、トルクコンバータ16、入力軸26、入力側回転軸軸32、無段変速機20、および出力軸25を経由して出力ギヤ24に伝達される。このとき、この第1の動力伝達経路を経由してエンジン14のトルクが伝達されるベルト走行中に噛合クラッチD1が解放されるのは、ベルト走行中におけるギヤ機構22等の引き摺りをなくすとともに、高車速においてギヤ機構22等が高回転化するのを防止するためである。
First, a traveling pattern in which the torque of the
次いで、ギヤ機構22を経由してエンジン14のトルクが出力ギヤ24に伝達される走行パターン、すなわち第2の動力伝達経路を通ってトルクが伝達される走行パターンについて説明する。この走行パターンが図2のギヤ走行に対応し、図2に示すように、前進用クラッチC1および噛合クラッチD1が係合される一方、ベルト走行用クラッチC2および後進用ブレーキB1が解放される。
Next, a traveling pattern in which the torque of the
前進用クラッチC1が係合されることで、前後進切換装置18を構成する遊星歯車装置30が一体回転させられるので、小径ギヤ36が入力軸26と同回転速度で回転させられる。また、小径ギヤ36は、カウンタ軸38に設けられている大径ギヤ40と噛み合わされているので、カウンタ軸38も同様に回転させられる。さらに、噛合クラッチD1が係合されているので、カウンタ軸38とアイドラギヤ42とが接続され、このアイドラギヤ42が入力ギヤ52と噛み合わされているので、入力ギヤ52と一体的に設けられている出力軸25および出力ギヤ24が回転させられる。このように、前記第2の動力伝達経路に介挿されている前進用クラッチC1および噛合クラッチD1が係合されると、エンジン14のトルクが、トルクコンバータ16、入力軸26、前後進切換装置18、ギヤ機構22、およびアイドラギヤ42等を経由して出力軸25および出力ギヤ24に伝達される。
Engaging the forward clutch C1 causes the planetary gear device 30 constituting the forward /
前記ギヤ走行は、低車速領域において選択される。この第2の動力伝達経路に基づく変速比γ(入力軸回転速度Nin/出力軸回転速度Nout)は、無段変速機20の最大の変速比γよりも大きな値に設定されている。すなわち、第2の動力伝達経路における変速比γは、無段変速機20では設定されていない値に設定されている。そして、例えば車速Vが上昇するなどしてベルト走行に切り換える判定が為されると、前記ベルト走行に切り換えられる。ここで、ギヤ走行からベルト走行(高車速)、ないしはベルト走行(高車速)からギヤ走行へ切り換える際には、図2のベルト走行(中車速)を過渡的に経由して切り換えられる。
The gear traveling is selected in the low vehicle speed region. The speed ratio γ (input shaft rotational speed Nin / output shaft rotational speed Nout) based on the second power transmission path is set to a value larger than the maximum speed ratio γ of the continuously
例えばベルト走行(高車速)からギヤ走行に切り換えられる場合、ベルト走行用クラッチC2が係合された状態から、ギヤ走行への切換準備として噛合クラッチD1が係合される状態に過渡的に切り換えられる。このとき、ギヤ機構22を経由して遊星歯車装置30のサンギヤ30sにも回転が伝達された状態となり、この状態から前進用クラッチC1およびベルト走行用クラッチC2の掛け替え、すなわち前進用クラッチC1の係合、ベルト走行用クラッチC2の遮断が実行されることで、動力伝達経路が第1の動力伝達経路から第2の動力伝達経路に切り換えられる。このとき、駆動装置12にあっては実質的にダウンシフトさせられる。
For example, when switching from belt travel (high vehicle speed) to gear travel, the state is switched transiently from the state in which the belt travel clutch C2 is engaged to the state in which the meshing clutch D1 is engaged in preparation for switching to gear travel. . At this time, the rotation is also transmitted to the
また、ギヤ走行からベルト走行(高車速)に切り換えられる場合、ギヤ走行に対応する前進用クラッチC1および噛合クラッチD1が係合された状態から、ベルト走行用クラッチC2および噛合クラッチD1が係合された状態に過渡的に切り換えられる。すなわち、前進用クラッチC1およびベルト走行用クラッチC2の掛け替えが開始される。このとき、動力伝達経路が第2の動力伝達経路から第1の動力伝達経路に変更され、駆動装置12においては実質的にアップシフトさせられる。そして、動力力伝達経路が切り換えられた後、不要な引き摺りやギヤ機構22等の高回転化を防止するために噛合クラッチD1が解放される。
Further, when switching from gear traveling to belt traveling (high vehicle speed), the belt traveling clutch C2 and the meshing clutch D1 are engaged from the state in which the forward clutch C1 and the meshing clutch D1 corresponding to the gear traveling are engaged. It is switched to the transition state transiently. That is, the switching of the forward clutch C1 and the belt traveling clutch C2 is started. At this time, the power transmission path is changed from the second power transmission path to the first power transmission path, and the driving
図3は、エンジン14や無段変速機20などを制御する為に車両10に設けられた電子制御装置80の入出力系統を説明するとともに、電子制御装置80による制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。電子制御装置80は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェース等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより車両10の各種制御を実行する。例えば、電子制御装置80は、エンジン14の出力制御、無段変速機20の変速制御やベルト挟圧力制御、走行パターンをギヤ機構22によるギヤ走行および無段変速機20によるベルト走行の何れかに適宜切り換える制御等を実行するようになっており、必要に応じてエンジン制御用、無段変速機制御用、走行パターン切換用等に分けて構成される。
FIG. 3 illustrates an input / output system of an
電子制御装置80には、エンジン回転速度センサ82により検出されたエンジン14の回転速度、すなわちエンジン回転速度Neを表す信号、タービン回転速度センサ84により検出された入力軸26の回転速度(入力軸回転速度)Ninを表す信号、入力軸回転速度センサ86により検出された無段変速機20の入力側回転軸32、すなわちプライマリプーリ54の回転速度である入力側回転軸回転速度を表す信号、出力軸回転速度センサ88により検出された車速Vに対応する無段変速機20のセカンダリプーリ56の回転速度である出力軸回転速度Noutを表す信号、スロットルセンサ90により検出された電子スロットル弁のスロットル開度θthを表す信号、アクセル開度センサ92により検出された運転者の加速要求量としてのアクセルペダルの操作量であるアクセル開度Accを表す信号、フットブレーキスイッチ94により検出された常用ブレーキであるフットブレーキが操作された状態を示すブレーキオンBonを表す信号、レバーポジションセンサ96により検出されたシフトレバーのレバーポジション(操作位置)Pshを表す信号等が、それぞれ供給される。また、電子制御装置80は、例えば出力軸回転速度Noutと入力軸回転速度Ninとに基づいて無段変速機20の変速比γ(=Nin/Nout)を逐次算出する。
The
また、電子制御装置80からは、エンジン14の出力制御の為のエンジン出力制御指令信号Se、無段変速機20の変速に関する油圧制御の為の油圧制御指令信号Scvt、駆動装置12の走行パターンの切換に関連する前後進切換装置18(前進用クラッチC1、後進用ブレーキB1)、ベルト走行用クラッチC2、および噛合クラッチD1を制御するための油圧制御指令信号Sswt、ロックアップクラッチ28を制御するための油圧制御指令信号Slu、オイルポンプ64の油圧Poの制御の為の油圧制御指令信号So等が、それぞれ出力される。具体的には、上記エンジン出力制御指令信号Seとして、スロットルアクチュエータを駆動して電子スロットル弁の開閉を制御する為のスロットル信号や燃料噴射装置から噴射される燃料の量を制御する為の噴射信号や点火装置によるエンジン14の点火時期を制御する為の点火時期信号などが出力される。また、上記油圧制御指令信号Scvtとして、プライマリ側油圧アクチュエータ54cに供給されるプライマリ圧Pinを調圧する図示しないリニアソレノイド弁を駆動する為の指令信号、セカンダリ側油圧アクチュエータ56cに供給されるセカンダリ圧Poutを調圧する図示しないリニアソレノイド弁を駆動する為の指令信号などが油圧制御回路98へ出力される。さらに、油圧制御指令信号Sswtとして、前進用クラッチC1、後進用ブレーキB1、ベルト走行用クラッチC2、シンクロ機構S1に供給される油圧を制御する各リニアソレノイド弁を駆動する為の指令信号などが油圧制御回路98へ出力される。さらに、エンジン14によって駆動される複数の補機、たとえばコンプレッサ62の回転速度Ncを制御するためのコンプレッサ62への制御指令信号Sc、オイルポンプ64の作動油圧Poを制御するための制御指令信号Sc,オルタネータ66の出力電流Iaを制御するための制御指令信号Saが電子制御装置80から出力される。
The
次に、電子制御装置80の制御機能について説明する。図3に示すシフトレンジ判定部100は、シフトレンジを判定し、Dレンジにある場合に、ロックアップクラッチ28がON状態にあるか否かを判定させる指令信号をロックアップクラッチ判定部102に出力する。ロックアップクラッチ判定部102は、ロックアップクラッチ28がON状態にあるか否かを判定し、ON状態にある場合には、トルク演算部104に、トルクの算出指令信号を出力する。トルク演算部104は、たとえば車速Vおよびアクセル開度Accに基づいて入力軸26のトルクTinを算出するとともに、エンジン14に駆動される補機、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66等のトルクを算出する。入力軸トルクTinは、たとえば車速Vおよびアクセル開度Accから予め定められた関係(マップ)に基づいて算出される。また、補機については、たとえば図4に示すコンプレッサ62のトルクTcについては、コンプレッサ回転速度Ncを変数としてとして予め定められた関係(マップ)に基づいて、コンプレッサトルクTc1が算出され、オイルポンプ64の作動油圧Poについては、図5に示すオイルポンプ作動油圧Poを変数としてとして予め定められた関係(マップ)に基づいて、オイルポンプトルクTo1が算出され、同様にオルタネータ66のトルクTaについては、図6で示すオルタネータ66の出力電流Iaを変数としてとして予め定められた関係(マップ)に基づいて、オルタネータトルクTa1が算出される。トルク判定部106は、算出された入力軸トルクTinの絶対値が、予め設定された所定値、すなわちトルク判定値Tdを下回るか否かを判定し、入力軸Tinの絶対値がトルク判定値Tdを下回る場合には、伝達経路判定部108に指令信号を出力する。なお、トルク判定値Tdは、エンジントルクTeの変動にともなって生じるガタ打ち音の発生を好適に抑制する、入力軸トルクTinとして予め実験的に設定された値である。伝達経路判定部108は、エンジン14のトルクが車輪に伝えられる伝達経路が、無段変速機を経由する第1の伝達経路であるのか、もしくはギヤ機構22等を経由する第2の伝達経路であるのかを判定する。必要トルク演算部110は、エンジン14から車輪へのトルクの伝達経路が無段変速機を経由する第1の伝達経路である場合には、クラッチC1を係合することによって伝達経路のイナーシャを増加し、エンジン14のトルク変動による伝達経路の振動を減少し、無段変速機20のスプライン部、ギヤ機構22における、ガタ打ち音の発生を減少させる。なお、クラッチC1を係合した場合、入力軸遊星歯車装置30、小径ギヤ36等のイナーシャの一部が無段変速機20を経由する第1の伝達経路に付加される。また、必要トルク演算部110は、エンジン14によって駆動される複数の補機のトルク、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66の稼動状態を変化させることによって、コンプレッサトルクTc、オイルポンプトルクTo、オルタネータトルクTaの増減を行い、それによって入力軸トルクTinの絶対値がトルク判定値Tdを上回る値となる、補機の負荷トルク、トルクコンプレッサトルクTc2、オイルポンプトルクTo2、オルタネータトルクTa2を設定する。トルクを増減する補機とその増減値は、予め定められた条件(マップ)に基づいて設定される。C1クラッチ制御部114は、油圧制御回路98へ油圧制御指令信号Sswtを出力することによってクラッチC1の係合を行い、補機負荷制御部112は、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66等の補機に、コンプレッサ出力制御信号Sc、オイルポンプ油圧制御信号So、オルタネータ出力制御信号Sa等を出力することによって補機のトルクの増減を行う。
Next, the control function of the
図7は、電子制御装置の制御動作の要部、すなわちエンジン14から車輪へ伝達されるトルクの絶対値が判定値Tdを下回るか否かを判定し、判定値Tdを下回る場合には、クラッチC1を係合させるとともに、エンジン14を動力源としている複数の補機の稼動状態を変化させることで補機の負荷トルクを変化させ、それによって、入力軸トルクTinを増減させる際の作動の要部を説明するフローチャートであり、繰り返し実行される。
FIG. 7 shows the main part of the control operation of the electronic control unit, that is, whether or not the absolute value of the torque transmitted from the
図7において、シフトレンジ判定部100の作動に対応するステップ(以下ステップを省略する)S1において、シフトレンジがDレンジか否かが判定される。このS1判定が否定される場合は、再度S1の判定が繰り返される。一方で、このS1判定が肯定される場合は、ロックアップクラッチ判定部102の作動に対応するS2において、ロックアップクラッチ28がONであるか否かが判定される。このS2判定が否定される場合は、再度S1の判定が繰り返される。一方で、このS2判定が肯定された場合は、トルク演算部104が対応するS3において、たとえば車速Vおよびアクセル開度Accに基づいて入力軸トルクTinが算出されるとともに、補機、たとえばエンジン14によって駆動されるコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66等のエンジン14への負荷トルクが算出される。トルク判定部106が対応するS4において、入力軸トルクTinの絶対値が判定値Tdを下回るか否かが判定される。このS4判定が否定される場合は、再度S1の判定が繰り返される。一方で、このS4判定が肯定される場合は、伝動経路判定部108の作動に対応するS5において、エンジン14のトルクが車輪に伝えられる伝達経路が、無段変速を経由する第1の伝達経路、すなわち無段変速機20の駆動によるものか否かが判定される。このS5判定が否定される場合は、必要トルク演算部110に対応するS7において、入力軸トルクTinの絶対値が判定値Td以上となるために必要な補機の負荷トルク、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66の稼動状態を変化させることによって、コンプレッサトルクTc、オイルポンプトルクTo、オルタネータトルクTaの増減を行い、それによって入力軸トルクTinの絶対値がトルク判定値Tdを上回る値となるコンプレッサトルクTc2、オイルポンプトルクTo2、オルタネータトルクTa2が算出される。また、補機負荷制御部112の作動に対応するS9において、算出されたトルクに基づいて、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66等の補機に、コンプレッサ出力制御信号Sc、オイルポンプ油圧制御信号So、オルタネータ出力制御信号Sa等が出力されることによって、補機の負荷トルクの増減が行われ、それによって入力軸トルクTinの絶対値はトルク判定値Tdを上回る値に設定される。一方で、このS5判定が肯定される場合、すなわちエンジン14のトルクが車輪に伝えられる伝達経路が、無段変速を経由する第1の伝達経路、すなわち無段変速機20の駆動による場合は、必要トルク演算部110の作動に対応するS6においてクラッチC1を係合することによってイナーシャを増加する。また、必要トルク演算部110に対応するS6において、入力軸トルクTinの絶対値が判定値Td以上となるために必要な補機の負荷トルク、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66の稼動状態を変化させることによって、コンプレッサトルクTc、オイルポンプトルクTo、オルタネータトルクTaの増減を行い、それによって入力軸トルクTinの絶対値がトルク判定値Tdを上回る値となるコンプレッサトルクTc2、オイルポンプトルクTo2、オルタネータトルクTa2が算出される。また、補機負荷制御部112の作動に対応するS9において、算出されたトルクに基づいて、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66等の補機に、コンプレッサ出力制御信号Sc、オイルポンプ油圧制御信号So、オルタネータ出力制御信号Sa等が出力されることによって、補機の負荷トルクの増減が行われ、それによって入力軸トルクTinの絶対値はトルク判定値Tdを上回る値に設定される。
In FIG. 7, it is determined whether or not the shift range is the D range in step S <b> 1 (hereinafter, step is omitted) corresponding to the operation of the shift
本実施例によれば、駆動力源から伝達されるトルクが小さくなる軽負荷運転時においてエンジントルクTeの変動にともなって生じる、無段変速機20のスプライン部、ギヤ機構22における、ガタ打ち音の発生を、クラッチC1を係合し、第1動力伝達経路のイナーシャを増加させることにより効果的に抑制することができる。
According to the present embodiment, the rattling noise in the spline portion of the continuously
また、クラッチC1の係合とともに、エンジンを動力源としている複数の補機、たとえばコンプレッサ62、オイルポンプ64、オルタネータ66等のエンジンへの負荷トルクを増減し、エンジン14から車輪に伝達されるトルクの絶対値を、予め定められた所定値以上とすることによって、ガタ打ち音の発生をさらに効果的に抑制することができる。
In addition to the engagement of the clutch C1, the torque transmitted to the wheels from the
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の様態においても適用される。 As mentioned above, although the Example of this invention was described in detail based on drawing, this invention is applied also in another aspect.
本実施例によれば、入力軸トルクTinを測定し、入力軸トルクTinを所定の設定値以上とすることでガタ打ち音を抑制することとしたが、特に入力軸トルクTinに限定されることは無い。たとえば、エンジンの入力から、図示されていない車輪の回転軸までのいずれかの各回転軸、具体的には入力側回転軸32、出力側回転軸33等のトルクを測定し、所定の設定値に収めることとしても良い。
According to the present embodiment, the input shaft torque Tin is measured, and the rattling sound is suppressed by setting the input shaft torque Tin to a predetermined value or more. However, the present invention is limited to the input shaft torque Tin. There is no. For example, the torque of any one of the rotating shafts from the input of the engine to the rotating shaft of the wheel (not shown), specifically, the input-side rotating shaft 32, the output-side
さらに、ギヤ走行からベルト走行(高車速)、ないしはベルト走行(高車速)からギヤ走行へ切り換える際には、図2のベルト走行(中車速)を過渡的に経由して切り換えられるとしたが、特に過渡的なベルト走行を経由せずに、ギヤ走行からベルト走行(高車速)、ないしはベルト走行(高車速)からギヤ走行へ直接切り換えることとしても良い。 Furthermore, when switching from gear travel to belt travel (high vehicle speed) or from belt travel (high vehicle speed) to gear travel, the belt travel (medium vehicle speed) in FIG. In particular, it is possible to directly switch from gear running to belt running (high vehicle speed) or from belt running (high vehicle speed) to gear running without going through a transitional belt running.
前述の実施例において、ギヤ機構22は1段の変速比を有する機構であったが、2段以上の変速比を有し適宜変速可能な機構を有するものであっても構わない。
In the above-described embodiment, the
また、前述の実施例において、無段変速機20は、ベルト式無段変速機で構成されているが、例えばトロイダル式の無段変速機など適宜変更されても構わない。
In the above-described embodiment, the continuously
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられても実施されるものである。 In addition, although not illustrated one by one, the present invention can be implemented even if various changes are made without departing from the spirit of the present invention.
14:エンジン
15:車両用動力伝達装置
20:ベルト式無段変速機(無段変速部)
30:遊星歯車装置(歯車装置)
C1:前進用クラッチ(クラッチ)
D1:噛合クラッチ(断接機構)
14: Engine 15: Vehicle power transmission device 20: Belt type continuously variable transmission (continuously variable transmission)
30: Planetary gear device (gear device)
C1: Forward clutch (clutch)
D1: meshing clutch (connection / disconnection mechanism)
Claims (1)
前記第1動力伝達経路を用いて前記エンジンの動力が前記車輪へ伝達されるとき、前記エンジンから前記車輪へ伝達されるトルクの絶対値が所定値を下回る場合には、前記クラッチを係合し、且つ前記断接装置を解放とすることを特徴とする車両用動力伝達装置。 A first power transmission path for transmitting engine power to the wheels via the continuously variable transmission, and a second power transmission path for transmitting the engine power to the wheels via a clutch and a gear device having a connection / disconnection mechanism In a vehicle power transmission device in which the first power transmission path and the second power transmission path are alternatively used,
When the power of the engine is transmitted to the wheels using the first power transmission path, if the absolute value of torque transmitted from the engine to the wheels is below a predetermined value, the clutch is engaged. And the power transmission device for vehicles characterized by making the said connection / disconnection apparatus open | release.
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