JP2017094336A - 溶接方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品3を本体1に精度良く位置決めして溶接するとともに、部品3が予定の位置及び姿勢で溶接されているかを精度良く検出できるようにする。
【解決手段】部品3の位置座標を計測するための計測機6を本体1にセットし、計測機6による計測結果に基づいて本体1に対する部品3の位置決めを行ない、計測機6を本体1にセットした状態で、本体に対する部品3の溶接を行ない、溶接後の部品3の位置座標を当該計測機6によって計測する。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体に対して部品を位置決めして溶接する溶接方法及びその装置に関する。
一般に本体への部品の溶接においては部品を設計通りに本体に位置決めして溶接することが求められる。特許文献1には、スタッドボルトのアーク溶接において、被溶接部材に溶接されたスタッドボルトの高さを求めることが記載されている。それは、スタッドボルトを溶接ガンの保持具に保持して被溶接部材に位置決めし、サーボモータによってスタッドボルトを移動させて溶接を行ない、溶接後にサーボモータによるスタッドボルの移動量に基づいてスタッドボルトの高さを算出するというものである。
特開2003−326363号公報
ところで、部品を本体に対して予定の姿勢で予定の位置に精度良く溶接するためには、計測機を用いて部品の位置座標を計測しながら、部品を本体に対して位置決めし、その状態で溶接することが好ましい。しかし、その場合、計測誤差によって位置決め不良を生ずることがある。また、予め部品を本体に精度良く位置決めすることができたとしても、本体や部品が溶接熱によって歪み、或いは溶接時に部品の位置ずれを招き、部品が予定する通りに溶接されていないことがある。従って、部品が予定通りに溶接されているか否かを確認することが求められるが、その場合でも計測誤差の問題が残る。
そこで、本発明は、本体への部品の溶接において、部品を本体に対して精度良く位置決めするとともに、部品が予定の位置及び姿勢で溶接されているかを精度良く検出できるようにすることを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、計測機を本体にセットし、その状態で本体に対する部品の位置座標の計測、位置決め、部品の溶接、並びに溶接後の部品の位置座標の計測を行なうようにした。
ここに開示する本体に部品を位置決めして溶接する方法は、
上記部品の位置座標を計測するための計測機を上記本体にセットし、
上記計測機による計測結果に基づいて上記本体に対する上記部品の位置決めを行ない、
上記計測機を上記本体にセットした状態で、上記本体に対して上記位置決めがなされた上記部品の溶接を行ない、
上記溶接後、上記本体にセットされている上記計測機によって上記部品の位置座標を確認のために計測することを特徴とする。
また、ここに開示する本体に部品を位置決めして溶接する装置は、
上記部品を上記本体に保持するための保持手段と、
上記本体にセットされ、該本体に対する上記部品の位置座標を計測する計測機と、
上記計測機が上記本体にセットされた状態で、上記保持手段で保持された上記部品を上記本体に溶接する溶接機と、
上記保持手段による上記部品の保持において上記本体に対する上記部品の位置決めのために、上記計測機を作動させて上記部品の位置座標を取得し、上記溶接後の上記部品の位置確認のために、上記計測機を作動させて上記部品の位置座標を取得する計測機制御手段とを備えていることを特徴とする。
上記溶接の方法及び装置によれば、計測機を本体にセットした状態で部品の位置座標を計測するから、本体を基準として部品の位置座標を求めることができる。よって、部品を本体に対して精度良く位置決めすることが可能になる。また、計測機を本体にセットした状態で、部品を溶接し、溶接後の部品の位置座標の確認を行なうから、溶接された部品の位置及び姿勢を本体を基準として精度良く検出することができる。特に、溶接の前後で計測機の脱着をしないから、例えば、計測機を溶接後に再度セットする場合のような本体に対する計測機の位置の再調整の必要はなく、計測機の位置ずれの問題もない。すなわち、計測機を再度調整し直すことなく、上記位置決め時と同じ基準で、溶接後の部品の位置座標を検出することができ、その検出が簡便になるとともに、検出精度の確保の面でも有利になる。
また、上述の如く、溶接の前後で計測機の脱着をしないから、部品の位置座標計測・位置決め、部品の溶接、及び溶接後の部品の位置座標の確認計測という一連の作業を短時間に終了することができる。
上記方法及び装置の好ましい実施形態では、上記本体が被溶接部材を搭載した導電性の定盤であって、該被溶接部材に上記部品を電気溶接機によって溶接するものであり、上記計測機が電気的計測機であり、上記電気溶接機のアースを上記定盤にとり、上記定盤から上記電気的計測機への漏電を阻止するべく、上記電気的計測機を上記定盤に電気絶縁体を介してセットする。
このように電気溶接機と電気的計測機を用いるケースでは、電気溶接機のアースを定盤にとると、定盤から電気的計測機への漏電(分流)によって、電気的計測機の不調ひいては故障を招く。そこで、当該実施形態では、定盤から上記電気的計測機への漏電を阻止するべく、上記電気的計測機を上記定盤に電気絶縁体を介してセットするようにした。これにより、当該ケースにおいても、電気的計測機を本体にセットした状態で部品の溶接を行なうことができる。
上記ケースにおいて好ましい実施形態では、上記定盤に上記被溶接部材を複数搭載し、各被溶接部材に部品を溶接する。このような溶接点数が複数あるケースにおいても、電気的計測機の不調ひいては故障を招くことなく、部品の位置座標計測・位置決め、溶接、及び溶接後の位置座標の確認計測を簡便に且つ短時間にしかも精度良く行なうことができる。
上記ケースにおいて好ましい実施形態では、上記電気的計測機が三次元座標計測機である。これにより、部品の位置及び姿勢を精度良く検出することができる。
上記ケースにおいて好ましい実施形態では、上記部品は、上記定盤上にワークを受けるための治具である。例えば、製品の試作など治具の設定を繰り返して変更する必要がある場合において、上記方法及び装置は、治具の設定を短時間に精度良く変更することができ、有用である。
上記ケースにおいて好ましい実施形態では、上記電気絶縁体は、合成樹脂製であって、上記電気的計測機の基部と上記定盤又は該定盤に固定された台座との間に介設される。これにより、定盤から電気的計測機への漏電を確実に防ぐことができるとともに、ゴム等とは違って、電気絶縁体の寸法安定性の確保も容易になり、上記位置座標の計測精度の向上に有利になる。
本発明によれば、部品の位置座標を計測する計測機を本体にセットした状態で、該計測機による計測結果に基づく部品の位置決め、本体に対する部品の溶接、並びに溶接後の部品の位置座標の確認計測を行なうようにしたから、部品を本体に対して精度良く位置決めすることができるとともに、溶接後の部品の位置座標の確認計測を精度良く行なうことができ、また、計測機の脱着が不要になるから、部品の位置座標計測・位置決め、溶接、及び溶接後の位置座標の確認計測という一連の作業を簡便に短時間に終了することができる。
本発明の実施形態に係る定盤に計測機がセットされた状態を示す斜視図。 同実施形態に係る治具の位置座標を計測する様子を示す斜視図。 同実施形態に係る治具の位置の修正する様子を示す斜視図。 同実施形態に係る治具をブラケットに溶接する様子を示す斜視図。 同実施形態に係る電気絶縁体を上から見た斜視図。 同電気絶縁体を下から見た斜視図。 同実施形態の計測機を台座に電気絶縁体を介して設置した状態を示す正面図。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示すように、本実施形態は、導電性の溶接用定盤1上のイケール2に製品試作用のワーク(図示省略)を受けるための治具3を溶接によって設けるケースである。治具3の基本高さを決める高さ調節板4がイケール2に取り付けられ、高さ調節板4に設けられたブラケット5に治具3が溶接によって固定される。
この実施形態では、定盤1、イケール2、高さ調節板4及びブラケット5が本体を構成し、治具3が部品を構成する。また、イケール2、高さ調節板4及びブラケット5が、部品としての治具3を溶接する被溶接部材を構成する。ワークは、例えば自動車の車体パネルであり、これに溶接等の加工を施すために、治具3の受け面3aに受けられる。ワークを定盤1上に支持するために、定盤1には複数のイケール2が固定され、各イケール2のブラケット5に治具3が溶接される。
<溶接装置>
本実施形態に係る溶接装置は、治具3を定盤1上のブラケット5に位置決めして溶接するものであり、図1に示す定盤1の所定部位を基準とする治具3の位置座標を計測する計測機6と、計測機6の作動を制御する計測機制御手段(ディスプレイ付きコンピュータ)7と、治具3をブラケット5に保持する図2に示す保持手段8と、図4に示す溶接機9とを備えている。
計測機6は、治具3の位置座標を電気的に計測する三次元座標計測機(タッチプローブ11を用いた直交座標測定システム)であり、定盤1に固定した導電性の台座12に電気絶縁体13を介して設置されている。
図2に示すように、保持手段8としては、シャコ万力が採用され、治具3とブラケット5をシャコ万力で挟み込むことによって、治具3をブラケット5に保持する。この保持において、計測機制御手段7によって計測機6が作動され、プローブ11を治具3の複数の所定部位に当てることによって当該部位の位置座標が取得される。この計測機6による位置座標の計測によって治具3の位置及び姿勢がわかる。そこで、この計測結果に基づいて、図3に示すように治具3が所定の位置及び姿勢になるように調整手段14(ハンマー)によって調整される。
図4に示すように、溶接機9は、アーク溶接機(電気溶接機)であり、コンタクトチップを有する溶接トーチ15と、溶接ワイヤ16の前進及び引き戻しを行なうワイヤ駆動装置(図示省略)と、設定された溶接電流及び溶接電圧をコンタクトチップに供給する溶接電源17とを備え、溶接トーチ15に被覆ガスが供給される。この溶接機9は、定盤1にアース10が取られ、計測機6を定盤1にセットした状態で、ブラケット5に位置決め保持された治具3を該ブラケット5に溶接する。
定盤1にアース10が取られ、計測機6を定盤1にセットした状態で治具3の溶接が行なわれるため、定盤1から計測機6への漏電を阻止するべく、計測機6は定盤1に固定した台座12に電気絶縁体13を介して設置されている。計測機6を定盤1にセットした状態で治具3の溶接を行なうのは、溶接後、その治具3の位置及び姿勢を確認すべく、先にセットされた計測機6で治具3の位置座標を取得するためであり、計測機6の再セットをしないようにするものである。
すなわち、計測機制御手段7は、治具3の位置決めのために、計測機6を作動させて治具3の位置座標を取得し、溶接後の治具3の位置及び姿勢を確認するために、計測機6を作動させて治具3の位置座標を取得する。
図5及び図6に示すように、本実施形態の電気絶縁体13は、円盤状であって、その周辺部に、電気絶縁体13を台座12に結合するためのボルト挿入孔18と、電気絶縁体13を計測機6の基部に結合するためのボルト挿入孔19が、周方向に間隔をおいて交互に設けられている。電気絶縁体13の上面には、電気絶縁体13を台座12に結合するボルトの頭部を収める深座ぐり21が設けられ、電気絶縁体13の下面には、電気絶縁体13を計測機6の基部に結合するボルトの頭部を収める深座ぐり22が設けられている。
図7に示すように、電気絶縁体13の上面の深座ぐり21は、ボルト23の頭部頂面が計測機6の基部の下面に当たらない深さに形成されている。同じく、電気絶縁体13の下面の深座ぐり22は、ボルト23の頭部頂面が台座12の上面に当たらない深さに形成されている。
本実施形態の電気絶縁体13は、硬質合成樹脂製であり、例えば、主原料のナイロンモノマーを大気圧下で重合・成型することでナイロンの特性を向上させた硬質モノマー注型ナイロン(例えば、MCナイロン(登録商標))、ポリアセタール、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等を採用することができる。なかでも、電気絶縁性、寸法安定性及び加工性に優れたポリアセタールが好ましい。
<溶接方法>
図1に示すように、定盤1のワークの設置に適宜の箇所にイケール2を固定し、高さ調節板4でブラケット5の高さを調節する。また、定盤1に台座12を固定し、この台座12に電気絶縁体13を介して計測機6を設置する。
図2に示すように、治具3をブラケット5に保持手段8によって仮保持する。計測機制御手段7によって計測機6を作動させ、プローブ11を治具3の複数の所定部位に当て、定盤1の所定部位を基準とする当該治具3の各部位の位置座標を取得する。その位置座標に基づいて治具3の位置及び姿勢を計測機制御手段7のディスプレイで画像又は数値で確認する。
仮保持された治具3の位置又は姿勢が予定する位置及び姿勢からずれているときは、図3に示すように、治具3の位置及び/又は姿勢を調整手段14によって修正していく。すなわち、計測機6による座標位置の取得によって治具3の位置及び姿勢を確認しながら、その位置及び姿勢を予定する位置及び姿勢になるように調整手段14によって修正していく。これは治具3の位置決め作業である。しかる後、位置決めされた治具3をブラケット5に位置ずれしないように保持手段8によって保持する。
図4に示すように、定盤1に計測機6をセットしたままの状態で、溶接機1のアース10を定盤1にとり、上述の如く位置決めされ保持手段8によってブラケット5に保持された治具3をブラケット5に溶接する。溶接時には定盤1に電気が流れるが、計測機6は電気絶縁体13を介して定盤1にセットされているため、計測機6への漏電は電気絶縁体13によって阻止される。従って、計測機6が漏電によって不調を来すことは防止される。
治具3の溶接後、計測機制御手段7によって計測機6を作動させ、プローブ11を溶接後の治具3の複数の所定部位に当てることにより、各部位の位置座標を求める。この位置座標に基づいて治具3の位置及び姿勢を計測機制御手段7のディスプレイで画像又は数値で確認する。
以上のように、上記実施形態によれば、計測機6を定盤1にセットした状態で治具3の位置座標を計測するから、定盤1を基準として治具3の位置座標を求めることができる。よって、治具3を定盤1に対して精度良く位置決めすることができる。
また、計測機6を定盤1にセットした状態で、治具3を溶接し、溶接後の治具3の位置座標の確認を行なうから、溶接された当該治具3の姿勢や位置を定盤1を基準として精度良く検出することができる。特に、溶接の前後で計測機6の脱着をしないから、計測機6の位置ずれという問題はなく、計測機6の再調整は不要であり、上記位置決め時と同じ基準で、溶接後の治具3の位置及び姿勢を検出することができ、その検出が簡便になるとともに、検出精度の確保の面でも有利になる。
また、治具3の溶接の前後で計測機6の脱着をしないから、治具3の位置座標計測・位置決め、溶接、及び溶接後の位置座標の確認計測という一連の作業を短時間に終了することができる。特に、製品の試作の場合、治具3の設定を繰り返して変更する必要があるが、上記実施形態によれば、その治具3の設定を短時間に精度良く変更することができ、有用である。
また、計測機6を定盤1にセットした状態で、定盤1にアース10をとって治具3の溶接を行なうものの、定盤1から計測機6への漏電が電気絶縁体13によって阻止されるから、計測機6の不調ないしは故障を招くことが避けられる。特に、電気絶縁体13として、硬質合成樹脂製絶縁体を採用したから、定盤1から計測機6への漏電を確実に防ぐことができるとともに、ゴム等とは違って、電気絶縁体13の寸法安定性が高いため、治具3の位置座標の計測誤差を生ずることが避けられる。
なお、定盤1と台座12の間に電気絶縁体13を介設してもよい。また、計測機6を定盤1に直接設置するケースでは、計測機6の基部と定盤1の間に電気絶縁体13を介設する。
1 定盤(本体を構成)
2 イケール(本体を構成)
3 治具(部品)
5 ブラケット(被溶接部材)
6 計測機
7 計測機制御手段
8 保持手段
9 溶接機
10 アース
11 プローブ
12 台座
13 電気絶縁体

Claims (12)

  1. 本体に部品を位置決めして溶接する溶接方法であって、
    上記部品の位置座標を計測するための計測機を上記本体にセットし、
    上記計測機による計測結果に基づいて上記本体に対する上記部品の位置決めを行ない、
    上記計測機を上記本体にセットした状態で、上記本体に対して上記位置決めがなされた上記部品の溶接を行ない、
    上記溶接後、上記本体にセットされている上記計測機によって上記部品の位置座標を確認のために計測することを特徴とする溶接方法。
  2. 請求項1において、
    上記本体は被溶接部材を搭載した導電性の定盤であって、該被溶接部材に上記部品を電気溶接機によって溶接するものであり、
    上記計測機は電気的計測機であり、
    上記電気溶接機のアースを上記定盤にとり、
    上記定盤から上記電気的計測機への漏電を阻止するべく、上記電気的計測機を上記定盤に電気絶縁体を介してセットすることを特徴とする溶接方法。
  3. 請求項2において、
    上記定盤に上記被溶接部材を複数搭載し、各被溶接部材に部品を溶接することを特徴とする溶接方法。
  4. 請求項2又は請求項3において、
    上記電気的計測機は三次元座標計測機であることを特徴とする溶接方法。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれか一において、
    上記部品は、上記定盤上でワークを受けるための治具であることを特徴とする溶接方法。
  6. 請求項2乃至請求項5のいずれか一において、
    上記電気絶縁体は、合成樹脂製であって、上記電気的計測機の基部と上記定盤又は該定盤に固定された台座との間に介設されることを特徴とする溶接方法。
  7. 本体に部品を位置決めして溶接する溶接装置であって、
    上記部品を上記本体に保持するための保持手段と、
    上記本体にセットされ、該本体に対する上記部品の位置座標を計測する計測機と、
    上記計測機が上記本体にセットされた状態で、上記保持手段で保持された上記部品を上記本体に溶接する溶接機と、
    上記保持手段による上記部品の保持において上記本体に対する上記部品の位置決めのために、上記計測機を作動させて上記部品の位置座標を取得し、上記溶接後の上記部品の位置確認のために、上記計測機を作動させて上記部品の位置座標を取得する計測機制御手段とを備えていることを特徴とする溶接装置。
  8. 請求項7において、
    上記本体は被溶接部材を搭載した導電性の定盤であり、
    上記溶接機は、電気溶接機であって、上記被溶接部材に上記部品を溶接するものであり、
    上記計測機は電気的計測機であり、
    上記電気溶接機のアースが上記定盤にとられ、
    上記定盤から上記電気的計測機への漏電を阻止するよう、上記電気的計測機が上記定盤に電気絶縁体を介してセットされることを特徴とする溶接装置。
  9. 請求項8において、
    上記定盤に上記被溶接部材が複数搭載され、各被溶接部材に部品を溶接することを特徴とする溶接装置。
  10. 請求項8又は請求項9において、
    上記電気的計測機は三次元座標計測機であることを特徴とする溶接装置。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれか一において、
    上記部品は、上記定盤上でワークを受けるための治具であることを特徴とする溶接装置。
  12. 請求項8乃至請求項11のいずれか一において、
    上記電気絶縁体は、合成樹脂製であって、上記電気的計測機の基部と上記定盤又は該定盤に固定された台座との間に介設されることを特徴とする溶接装置。
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