JP2017094223A - 洗浄用ブラシロール - Google Patents

洗浄用ブラシロール Download PDF

Info

Publication number
JP2017094223A
JP2017094223A JP2015225646A JP2015225646A JP2017094223A JP 2017094223 A JP2017094223 A JP 2017094223A JP 2015225646 A JP2015225646 A JP 2015225646A JP 2015225646 A JP2015225646 A JP 2015225646A JP 2017094223 A JP2017094223 A JP 2017094223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
brush
shaft
roll shaft
cleaning liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015225646A
Other languages
English (en)
Inventor
嘉 福重
Yoshi Fukushige
嘉 福重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHO YOGYO KK
Toho Yogyo Co Ltd
Original Assignee
TOHO YOGYO KK
Toho Yogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOHO YOGYO KK, Toho Yogyo Co Ltd filed Critical TOHO YOGYO KK
Priority to JP2015225646A priority Critical patent/JP2017094223A/ja
Publication of JP2017094223A publication Critical patent/JP2017094223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

【課題】 ロール軸の内部から洗浄液を均一に板状物に供給しうるブラシロールを提供する。【解決手段】 このブラシロールは、円筒状のロール軸1と、ロール軸1表面に設けられたブラシ3と、ロール軸1両端に嵌合された円柱状のシャフト2とからなる。ロール軸1は、内部が空洞4となっている。この空洞4と連数する複数の貫通孔5がロール軸1の周壁に設けられている。貫通孔5は、ロール軸1の周壁表面に設けられた溝7内に設けられている。シャフト2には、その端からロール軸1に向けて、洗浄液を供給するための流路6が形成されている。この流路6は、ロール軸1に向かうにしたがって漏斗状に拡がっている。ブラシ3は、チャンネルブラシ8をロール軸1表面に螺旋状に巻回して形成されている。【選択図】 図2

Description

本発明は、鋼板やアルミニウム圧延材の金属板又はその切り板、合成樹脂板や合成樹脂フィルム等(以下、まとめて「板状物」という。)の表面を洗浄するためのブラシロールに関するものである。
従来より、板状物の表面を洗浄するのにブラシロールが用いられている。ブラシロールは、ロール軸表面に毛材等で構成されたブラシを形成したものである。ブラシロールの使用方法は、板状物表面に洗浄液を供給しながら、回転するブラシロールを板状物表面に当接して擦るというものである。洗浄液の供給方法は、板状物がブラシロールに当接する前に洗浄液を板状物に吹き付けるか、又はブラシロールに直接洗浄液を吹き付けるのが一般的である(特許文献1、請求項1)。
洗浄液をロール軸の内部から供給する方法も考えられる。すなわち、円筒状のロール軸の表面に貫通孔を設け、この貫通孔から洗浄液を板状物を供給する方法が考えられる。しかしながら、かかるブラシロールは一般的ではない。ブラシロールは、ロール軸表面に毛材を直立させて設けてあるため、毛材相互間に空間が形成されており、洗浄液が均一に板状物に供給されない傾向があるからである。一方、塗布用不織布ロールにあっては、ロール軸表面に不織布層が設けられており、不織布層の平面方向全体に塗布液が拡散するために、塗布を内部から供給することが行われている(特許文献2)。
特開2004−137573号(請求項1) 特開2009−192092号(請求項1及び段落0012)
本発明の課題は、ロール軸の内部から洗浄液を均一に噴出し、均一に板状物を洗浄するブラシロールを提供することにある。
本発明は、洗浄液を供給する流路の形状を工夫することにより、上記課題を解決したものである。すなわち、本発明は、内部が空洞となっており、該空洞と連通する複数の貫通孔が周壁に設けられている円筒状のロール軸と、前記ロール軸表面に設けられたブラシと、前記ロール軸両端に嵌合された円柱状のシャフトとからなり、前記シャフトには、前記シャフトの端から前記ロール軸に向けて、洗浄液を供給するための流路が形成されており、該流路は前記ロール軸に向かうにしたがって漏斗状に拡がっていることを特徴とするブラシロールに関するものである。また、このロール軸の周壁の表面に溝を設け、この溝内に貫通孔を設けたブラシロールに関するものである。
本発明に係るブラシロールは、洗浄液を供給するためにシャフトに設けられた流路が、ロール軸に向かうにしたがって漏斗状に拡がっている。洗浄時において、ブラシロールは回転しているため、洗浄液の供給圧力又は落下圧力と遠心力によって、洗浄液は漏斗状の内面に沿って、その移動速度を速めながらロール軸に向かい、ロール軸の周壁内面に洗浄液の膜が急速に形成される。そして、この膜から貫通孔を通って洗浄液が逐次外部に供給されるため、洗浄液を均一に板状物に供給しうるという効果を奏する。また、貫通孔をロール軸の周壁表面に設けた溝内に設けておくと、貫通孔から外部に出た洗浄液は、溝中を移動し、より均一に板状物に供給することが可能となる効果を奏する。
本発明の一例に係るブラシロールの縦断面模式図である。 本発明の他の例に係るブラシロールの縦断面模式図である。 実施例で用いたロール軸周壁の展開図である。
1 ロール軸
2 シャフト
3 ブラシ
4 ロール軸の空洞
5 貫通孔
6 流路
7 溝
8 チャンネルブラシ
本発明に用いるロール軸1は、円筒状であり内部が空洞4となっている。ロール軸1の周壁には、空洞4と連通する複数の貫通孔5が設けられている。貫通孔5の形状は任意であるが一般的に円形である。また、貫通孔5の大きさも任意であるが、小さいほど好ましく、特に円形の場合、直径3〜4mm程度が好ましい。貫通孔5の数も任意であるが、なるべく多く設けるのが好ましく、50cm2当たり1〜2個程度が好ましい。貫通孔5の周囲には、溝7が設けられているのが好ましい。すなわち、溝7内に貫通孔5を設けるのが好ましい。溝7の深さは任意であるが、1〜7mm程度でよい。
ロール軸1の表面には、ブラシ3が設けられている。ブラシ3は公知の方法で形成することができる。一般的には、チャンネルブラシ8をロール軸1表面に螺旋状に巻回してブラシ3を形成する。なお、チャンネルブラシ8とは、毛材が帯材に植設されてなるものである。
ロール軸1の両端には、円柱状のシャフト2が嵌合されている。シャフト2からの動力によって、ロール軸1は回転する。このシャフト2の少なくとも一つには、洗浄液をロール軸1の空洞4に供給するための流路6が設けられている。この流路6は、ロール軸に向かうにしたがって漏斗状に拡がっている。具体的には、図1に示したように、シャフト2の端部から一定の距離は洗浄液が直進し、その後、ロール軸1に向かうにしたがって漏斗状となっている。そして、漏斗状に拡がった面に洗浄液が至ると、ここで加速されて、ロール軸1の内壁面に急速に洗浄液の膜が形成されるのである。なお、漏斗状の傾斜角は、30〜60°程度で十分である。
本発明に係るブラシロールは、回転させながら板状物に当接させて用いられる。洗浄液は、ポンプでシャフト2の流路6に供給される。また、ブラシロールよりも高い位置に洗浄液の槽を設置し、自然落下によって洗浄液を流路6に供給してもよい。洗浄液は、流路6を通り、シャフト2及びロール軸1が回転しているため、漏斗状の流路6の内面に沿って、ロール軸1の内壁面に膜状となって供給される。そして、貫通孔5を通って、外部に排出され、板状物又はブラシ3に供給され、板状物表面に付着しているゴミや油が除去されるのである。シャフト2の流路6を大きな径として、洗浄液を多量に供給しうるときには、流路6は一方のシャフト2のみに設けられていてもよい。特に、ブラシ3のロール軸1方向長さが1500mm以下のときには、一方のシャフト2のみに流路6を設けても、ロール軸1の内壁面に急速に洗浄液の膜を形成することができ、板状物を良好に洗浄することができる。
外径100mmφの円筒状のロール軸を準備した。このロール軸に、図3で示したように複数の貫通孔及び溝を形成した。貫通孔は円形で直径を4mmφとした。貫通孔は、図3に示す如く、周方向に八等分すると共に、軸方向に80mmピッチで設けた。また、図3に示すように、軸方向に深さ3mmで幅7mm長さ450mmの溝を設け、この溝内に軸方向の貫通孔が全て収まるようにした。そして、高さ約50mmのチャンネルブラシを、ロール軸表面に螺旋状に巻回して、軸方向長さ500mmのブラシを形成した。次に、図2に示す如きシャフトをロール軸の両端に嵌合した。このシャフトは、流路の直進部の径が17.5mmφで、約45°の傾斜角で漏斗状に拡がり、ロール軸の周壁内面に至っている。以上のようにしてブラシロールを得た。
[使用例1]
鋼板の洗浄に、上記したブラシロールを用いた。ブラシロールの流路にポンプで洗浄液を25L/分の量で供給すると共に、ブラシロールを450rpmで回転させて、鋼板を擦った。洗浄液がブラシロール表面から均一に噴出し、鋼板に付着しているゴミが均一に除去されたのを確認した。洗浄液を供給量を30L/分に増やした場合、及びブラシロールの回転数を550rpmにした場合のいずれにおいても、鋼板に付着しているゴミが均一に除去されたのを確認した。
[使用例2]
洗浄液が満たされた槽を、ブラシロールより1m高い位置に設置し、この槽から流路に自然落下で洗浄液を流路に供給した。そして、ブラシロールの回転数を450rpmにすると、洗浄液の供給量が約22L/分となり、洗浄液がブラシロール表面から均一に噴出し、鋼板に付着しているゴミが均一に除去されたのを確認した。また、ブラシロールの回転数を500rpmにすると洗浄液の供給量が約26L/分となり、ブラシロールの回転数を550rpmにすると洗浄液の供給量が約27L/分となったが、いずれの場合も、洗浄液がブラシロール表面から均一に噴出し、鋼板に付着しているゴミが均一に除去されたのを確認した。
以上の結果より、実施例に係るブラシロールを用いて鋼板を洗浄すれば、鋼板表面全体が均一に洗浄されることが分かる。

Claims (3)

  1. 内部が空洞となっており、該空洞と連通する複数の貫通孔が周壁に設けられている円筒状のロール軸と、
    前記ロール軸表面に設けられたブラシと、
    前記ロール軸両端に嵌合された円柱状のシャフトとからなり、
    前記シャフトには、前記シャフトの端から前記ロール軸に向けて、洗浄液を供給するための流路が形成されており、該流路は前記ロール軸に向かうにしたがって漏斗状に拡がっていることを特徴とするブラシロール。
  2. ロール軸の周壁の表面に溝が設けられており、該溝内に貫通孔が設けられている請求項1記載のブラシロール。
  3. 毛材が帯材に植設されてなるチャンネルブラシを、ロール軸表面に螺旋状に巻回された状態でブラシが形成されている請求項1記載のブラシロール。
JP2015225646A 2015-11-18 2015-11-18 洗浄用ブラシロール Pending JP2017094223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015225646A JP2017094223A (ja) 2015-11-18 2015-11-18 洗浄用ブラシロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015225646A JP2017094223A (ja) 2015-11-18 2015-11-18 洗浄用ブラシロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017094223A true JP2017094223A (ja) 2017-06-01

Family

ID=58804633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015225646A Pending JP2017094223A (ja) 2015-11-18 2015-11-18 洗浄用ブラシロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017094223A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107440609A (zh) * 2017-08-31 2017-12-08 宁波富佳实业有限公司 扫地机器人用的滚刷及滚刷驱动装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107440609A (zh) * 2017-08-31 2017-12-08 宁波富佳实业有限公司 扫地机器人用的滚刷及滚刷驱动装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010099579A (ja) ブラシロール及び洗浄装置
JP6441480B2 (ja) 塗装方法及びその装置
TW201711621A (zh) 具有清潔滾筒的清潔裝置
WO2016147440A1 (ja) ノズルおよび液体供給装置
JP2017094223A (ja) 洗浄用ブラシロール
CA2824254A1 (en) Spindle for winding up coreless rolls of a plastic film
JP2018511360A (ja) 回転軸の周りで回転可能な掃除ローラを有する掃除機
CA2700121A1 (en) Device for cleaning chilled rolls
KR20180113902A (ko) 방사형 격벽 구조의 점적 호스
MX2011006896A (es) Metodo y maquina para recubrimiento continuo de nucleos de productos, en particular, productos de confiteria.
JP5588768B2 (ja) 緩衝器の洗浄装置、洗浄方法および製造方法
JP6012142B2 (ja) ホース洗浄ノズル
JP6894799B2 (ja) 未加硫ゴムベルト形成装置、及び未加硫ゴムベルト形成方法
JP2013086405A5 (ja)
CN203872948U (zh) 一种辣椒去籽机
CN208081988U (zh) 一种喷水式格栅清污装置
JP5058329B2 (ja) 糸条物の搬送方法及び製造方法
JP2012250190A (ja) 塗工装置
JP2007050120A5 (ja)
JP6374724B2 (ja) 空洞管の研磨装置
JP6876213B2 (ja) 塗装用ローラ及び塗装具
EP1657357A4 (en) WASHING DEVICE FOR TAPE-SHAPED ELEMENT
CN104611875B (zh) 一种刮板式洗衣机
CN209753152U (zh) 一种易清洁的出水装置和具有其的喷淋器
CN103938304A (zh) 纺纱用罗拉