JP2017091725A - エッジライト方式の表示装置用の導光板 - Google Patents

エッジライト方式の表示装置用の導光板 Download PDF

Info

Publication number
JP2017091725A
JP2017091725A JP2015218432A JP2015218432A JP2017091725A JP 2017091725 A JP2017091725 A JP 2017091725A JP 2015218432 A JP2015218432 A JP 2015218432A JP 2015218432 A JP2015218432 A JP 2015218432A JP 2017091725 A JP2017091725 A JP 2017091725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
light guide
glass substrate
resin layer
main surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015218432A
Other languages
English (en)
Inventor
齋藤 勲
Isao Saito
勲 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2015218432A priority Critical patent/JP2017091725A/ja
Publication of JP2017091725A publication Critical patent/JP2017091725A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)

Abstract

【課題】従来に比べて、エッジライトの入射光量の損失を少なくすることが可能な導光板。
【解決手段】相互に対向する第1の主面と第2の主面、および前記第1の主面と前記第2の主面をつなぐ第1の端面を備えたガラス基板と、樹脂層とを有し、前記第1の端面から光を導光するエッジライト方式の表示装置用の導光板であって、前記樹脂層は、前記第1の端面、前記第1の主面、前記第2の主面の少なくとも一部に形成されており、前記ガラス基板の屈折率をnとし、前記樹脂層の屈折率をnとしたとき、
Δn=n−n (1)式
で表される屈折率の差Δnは、0〜0.5の範囲であることを特徴とする導光板。
【選択図】図2

Description

本発明は、エッジライト方式の表示装置用の導光板に関する。
従来より、LEDなどの低消費電力光源を使用したエッジライト方式の表示装置が知られている。エッジライト方式の表示装置では、相互に対向する2つの主面を有する導光板と、該導光板の一つの端面に対向して配置された光源とが使用される。ここで、導光板の「端面」とは、導光板の2つの主面を相互に接続する側面を意味する。また、光源と面する端面を、特に、「入射端面」と称する。
エッジライト方式では、光源からの光は、導光板の入射端面に入射される。その後、導光板に入射した光は、導光板の内部を伝播し、導光板の一つの主面(「出射面」という)から出射される。
一般に、このようなエッジライト方式の表示装置の導光板として、樹脂系の基板やガラス基板等の透明基板が用いられているが、剛性が高く劣化が少ないガラス基板の方が望ましい。
例えば、ガラス基板の上に、凹凸を有する樹脂層を設置することにより形成された導光板などが提案されている(特許文献1)。
特開2001−235746号公報
前述のように、エッジライト方式の表示装置用の導光板としては、これまでに様々な形態のものが開発、提案されている。しかし、導光板に用いる際には入射光量の損失を少なくするためには、入射端面を鏡面仕上げにして散乱損失を少なくする必要がある。さらに、導光板がエッジライトの厚さより薄くなると入射する光量が低下するため、入射端面の厚さを主面に対して厚くして、入射光量を増やす事が望ましい。しかしながら、このような導光板をガラス基板単体で実現するにはプロセスが複雑になり、製造が困難であった。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、従来のガラス基板を使用した導光板に比べて、エッジライトの入射光量の損失を少なくすることが可能な導光板を提供することを目的とする。また、本発明では、そのような導光板の製造方法を提供することを目的とする。
本発明では、相互に対向する第1の主面と第2の主面、および前記第1の主面と前記第2の主面をつなぐ第1の端面を備えたガラス基板と、
樹脂層とを有し、
前記第1の端面から光を導光するエッジライト方式の表示装置用の導光板であって、
前記樹脂層は、前記第1の端面、前記第1の主面、前記第2の主面の少なくとも一部に形成されており、
前記ガラス基板の屈折率をnとし、前記樹脂層の屈折率をnとしたとき、

Δn=n−n (1)式

で表される屈折率の差Δnは、0〜0.5の範囲であることを特徴とする導光板が提供される。
また、本発明では、エッジライト方式の表示装置用の導光板の製造方法であって、
(1)穴部を有する型を準備するステップであって、前記型は、前記穴部の少なくとも一部に、樹脂を保持する保持部を有するステップと、
(2)前記型の前記保持部に、樹脂を設置するステップと、
(3)前記型の前記穴部に、相互に対向する第1の主面および第2の主面、ならびに前記第1の主面と前記第2の主面をつなぐ第1の端面を有するガラス基板を設置するステップであって、前記ガラス基板は、少なくとも一部が、前記型の前記保持部に設置された前記樹脂と接触するように配置されるステップと、
前記ガラス基板の一方の主面の側から、紫外線を照射して、前記樹脂を硬化させるステップと、
を有し、
前記ガラス基板の屈折率をnとし、前記樹脂の屈折率をnとしたとき、

Δn=n−n (1)式

で表される屈折率の差Δnは、0〜0.5の範囲であることを特徴とする導光板の製造方法が提供される。
本発明では、ガラス基板の入射端面に樹脂層が形成されているため、ガラス基板の入射端面が鏡面でなくても散乱損失を少なくすることができる。あるいは、ガラス基板の入射端面に接する主面に樹脂層が形成されているため、ガラス基板への入射光量を増やすことができる。ここで、ガラス基板と樹脂層の屈折率差Δnを0以上とすることで、樹脂層からガラス基板に入射する光の全反射が発生しないので、入射光量を増やすことができる。さらに望ましくはΔnを0〜0.5の範囲とすることで、ガラス基板と樹脂層の境界面での屈折角を小さくでき、入射光をスムーズにガラス基板に導入できる。この様に従来に比べて、エッジライトの入射光量の損失を少なくすることが可能なカラス基板を使用した導光板を提供することができる。また、本発明では、そのような導光板の製造方法を提供することができる。
従来のエッジライト方式の表示装置用の導光板の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板の別の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板のさらに別の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板のさらに別の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板のさらに別の一例を模式的に示した断面図である。 本発明の一実施形態による導光板の製造方法の一例のフローを概略的に示した図である。 図7に示した導光板の製造方法における一工程を概略的に示した図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(従来のエッジライト方式の表示装置用の導光板)
まず、本発明の構成および特徴をより良く理解するため、図1を参照して、従来のエッジライト方式の表示装置用の導光板(以下、「従来の導光板」という)の一例について簡単に説明する。
図1には、従来の導光板1の断面を模式的に示す。
図1に示すように、従来の導光板1は、ガラス基板10と、樹脂層20とを有する。ガラス基板10は、第1の主面12および第2の主面14を有し、樹脂層20は、ガラス基板10の第1の主面12の側に設置される。
樹脂層20は、ガラス基板10とは反対の表面22に、微細な凹凸を有し、この微細な凹凸は、樹脂層20の表面22に反射機能を発現するために設けられる。
従来の導光板1は、端面2、表側4、および裏側6を有する。このうち、端面2は、従来の導光板1をエッジライト方式の表示装置に適用した場合、光源と対向する面、すなわち入射端面として使用される。また、従来の導光板1において、表側4は、光が出射される側となり、裏側6は、表側4と対向する側となる。
導光板1をこのような構成とした場合、微細な凹凸を有する樹脂層20の表面22が反射層として機能するため、導光板1の端面2から入射した光が、裏側6から系外に出射されることを抑制することができる。
しかしながら、導光板1のこのような構成では、樹脂層20内での光の全反射が問題となる場合がある。
すなわち、従来の導光板1では、端面2に照射された光は、一部(第1の光)が樹脂層20の端面から樹脂層20に入射され、一部(第2の光)がガラス基板10の端面からガラス基板10の内部に入射される。このうち、第1の光の少なくとも一部は、樹脂層20とガラス基板10の間の界面、すなわち第1の主面12において反射されてしまい、ガラス基板10の側に伝播することができなくなる可能性がある。そして、そのような挙動が生じると、導光板1の表側4から出射される光の量が低下し、所望の特性が得られなくなってしまう。
このように、従来の導光板1においても、未だ十分な特性が得られるとは言い難く、良好な特性を有する導光板に関しては、今もなお大きなニーズがある。
(本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板)
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板の一例について説明する。
図2には、本発明の一実施形態による、エッジライト方式の表示装置用の導光板(以下、「第1の導光板」と称する)の断面を模式的に示す。
図2に示すように、第1の導光板100は、端面102と、第1の面104と、第2の面106とを有する。このうち、端面102は、光源からの光が入射される面であり、以下「入射端面」とも称する。また、第1の面104は、第1の導光板100の内部を伝播する光が出射される面であり、以下「出射面」とも称する。これに対して、第2の面106は、第1の導光板100の内部を伝播する光が反射される面であり、以下「背面」とも称する。
再度図2を参照すると、第1の導光板100は、ガラス基板110と、樹脂層120と、反射層130と、反射防止層140とを備える。
ガラス基板110は、第1の主面112および第2の主面114を有する。樹脂層120は、ガラス基板110の第1の主面112の側に設置され、反射防止層140は、ガラス基板110の第2の主面114の側に設置される。反射層130は、樹脂層120のガラス基板110とは反対の側に配置される。
反射層130は、第1の導光板100の内部を伝播する光が、背面106から外部に出射されてしまうことを抑制する役割を有する。一方、反射防止層140は、第1の導光板100の内部を伝播する光が、出射面104において、再度内部に向かって反射されてしまうことを抑制する役割を有する。
なお、反射層130および反射防止層140は、任意に設置される層であって、必ずしも設置する必要はない。また、反射層130および反射防止層140は、同様の効果が得られる限り、別の形態で提供されてもよい。例えば、樹脂層120の表面に、反射機能を有する微細な凹凸を形成することにより、第1の導光板100の入射端面102から入射された光が、背面106から外部に出射されることを抑制することもできる。
第1の導光板100は、ガラス基板110と樹脂層120とを有する。このため、第1の導光板100では、該導光板の厚さの制御を容易に行うことが可能となる。例えば、ガラス基板が薄い場合、導光板に十分な広さの入射端面を確保できない可能性がある。しかしながら、ガラス基板110と樹脂層120とを組み合わせることにより、十分な広さの入射端面102を得ることができる。
第1の導光板100が実際にエッジライト方式の表示装置に使用される場合、入射端面102に対向するようにして、光源(図示されていない)が配置される。光源は、例えば、LEDのような、指向性の光源であることが好ましい。
そのような光源から出射された光は、まず、入射端面102から、第1の導光板100の内部に導入される。第1の導光板100の内部に入射した光は、反射層130により、第1の導光板100の背面106側での反射を繰り返しながら、第1の導光板100の内部に伝播する。そして、この光は、反射防止層140を介して、第1の導光板100の出射面104から外部に出射される。
ここで、第1の導光板100では、波長589.3nmの光に対するガラス基板110の屈折率をnとし、樹脂層120の屈折率をnとしたとき、

Δn=n−n (1)式

で表される屈折率の差Δnが、0〜0.5の範囲であるという特徴を有する。
この場合、前述のような従来の導光板1において問題となる、樹脂層120内での光の全反射を有意に抑制することができる。すなわち、樹脂層120の内部に伝播する光が、樹脂層120/ガラス基板110の界面において、繰り返し反射され、ガラス基板110の側に入射されないという問題を、有意に抑制することができる。
その結果、第1の導光板100では、出射面104から出射される光の量を有意に高めることが可能となり、良好な特性を有する導光板を提供することが可能となる。
(本発明の一実施形態による導光板の構成部材)
次に、本発明の一実施形態による導光板を構成する各構成部材について、より詳しく説明する。なお、ここでは、一例として、図2に示した第1の導光板100を例に、その構成部材について説明する。従って、各部材を参照する際には、図2に示された参照符号を使用する。
(ガラス基板110)
ガラス基板110は、いかなる組成のガラスで構成されても良い。例えば、ガラス基板110は、ソーダライムガラス、アルミノシリケートガラス、または無アルカリガラス等であっても良い。
なお、前述のように、波長589.3nmの光において、ガラス基板110の屈折率nと樹脂層120の屈折率nの差Δnは、0〜0.5の範囲である。差Δnは、0〜0.3の範囲であることが好ましい。また、ガラス基板110の屈折率nは、1.4〜1.6の範囲であることが好ましい。
ガラス基板110の厚さは、特に限られないが、例えば、0.1mm〜0.5mmの範囲であってもよい。
(樹脂層120)
樹脂層120の種類は、特に限られないが、例えば、製造性の観点からは、樹脂層120は、紫外線(UV)硬化樹脂または熱硬化樹脂であることが好ましい。
UV硬化樹脂としては、例えば、DYMAX社製「Light Weld 425」が挙げられる。
一方、熱硬化樹脂としては、例えば、新日鉄住金化学社製「ESDRIMER−L」が挙げられる。
樹脂層120の屈折率nは、1.3〜1.6の範囲であることが好ましい。
樹脂層120の厚さは、特に限られないが、樹脂層120は、ガラス基板110以下の厚さを有することが好ましい。樹脂層120の厚さは、例えば、0.01mm〜0.2mmの範囲であってもよい。
なお、反射層130が省略される場合、樹脂層120の表面には、微細な凹凸が形成されてもよい。この場合、樹脂層120の表面の微細な凹凸が反射機能を発揮するため、反射層130が存在しなくても、第1の導光板100の背面106から光が出射されることを有意に抑制することができる。
(反射層130)
反射層130は、前述の機能が発現される限り、いかなる層で構成されてもよい。
反射層130は、例えば、1または2以上の銀層のような金属層で構成されてもよい。あるいは、反射層130は、誘電体多層膜で構成されてもよい。
ただし、前述のように、反射層130は、省略されてもよい。
(反射防止層140)
反射防止層140は、前述の機能が発現される限り、いかなる層で構成されてもよい。
反射防止層140は、例えば、SiO、TiO、またはMgFのような金属化合物(特に金属酸化物、金属ハロゲン化物など)で構成されてもよい。あるいは、反射防止層140は、フッ素樹脂等の有機材料で構成されてもよい。
ただし、前述のように、反射防止層140は、省略されてもよい。
(第1の導光板100)
第1の導光板100において、入射端面102は、ガラス基板110の端面118および樹脂層120の端面125によって構成される(図2参照)。
第1の導光板100の入射端面102は、段差を有しない、単一の面を形成することが好ましい。
そのような入射端面102は、平坦な平面であっても、曲面であってもよい。入射端面102が曲面である場合、入射端面102は、第1の導光板100の内方に向かって突出する、略凹状の形態を有することが好ましい。この場合、入射端面102に照射された光の集光効果により、光をより確実に第1の導光板100の内部に導入することが可能になる。
また、入射端面102は、平滑な状態、例えば鏡面状態であることが好ましい。この場合、入射端面102に照射された光が散乱されることを有意に抑制することができる。
以上説明したような第1の導光板100は、特に、エッジライト方式の表示装置等に、好適に適用することができる。そのような表示装置は、例えば、携帯電話およびスマートフォンなどの小型の液晶表示装置であってもよい。あるいは、表示装置は、大型のスクリーンパネルを有するテレビジョン受信器のような、大型の液晶表示装置であっても良い。
以上、図2を参照して、本発明の一実施形態による導光板の構成例について説明した。しかしながら、これは単なる一例であって、本発明の一実施形態による導光板は、別の構成を有してもよいことに留意する必要がある。
例えば、図2に示した第1の導光板100では、ガラス基板110の第1の主面112の全面に、樹脂層120が設置される。しかしながら、これとは異なり、樹脂層120は、ガラス基板110の第1の主面112の一部、例えば「端部」のみに設置されてもよい。あるいは、樹脂層120は、ガラス基板110の端面118に配置されてもよい。
以下、図3〜図6を参照して、第1の導光板100とは異なる樹脂層120の設置形態を有する、別の導光板の一構成例について、説明する。
図3には、第1の導光板100とは構成の異なる、本発明の一実施形態による導光板(以下、「第2の導光板」と称する)の断面を模式的に示す。
図3に示すように、第2の導光板200は、第1の主面212および第2の主面214を有するガラス基板210と、樹脂層220とを有する。
ただし、この第2の導光板200では、第1の導光板100とは異なり、樹脂層220は、ガラス基板210の第1の主面212の「端部」250のみに設置されている。その結果、樹脂層220は、上面222、外端面225および内端面229を有する。
ここで、本願において、ガラス基板の主面の「端部」とは、ガラス基板の一方の主面において、導光板の入射端面に対応するガラス基板の端面の近傍の部分、例えば、ガラス基板の端面から、その内方約1mm〜20mmまでの領域を意味する。
例えば、図3に示した例では、ガラス基板210の第1の主面212の「端部」250は、ガラス基板210の第1の主面212のうち、第2の導光板200の入射端面202に対応するガラス基板210の端面218の近傍の部分を表す。
なお、図3からは、ガラス基板210の第1の主面212において、その他の端部における樹脂層220の形態は不明である。しかしながら、樹脂層220は、ガラス基板210の第1の主面212の一つの端部(すなわち端部250)のみに配置され、その他の端部には、設置されていなくてもよい。また、樹脂層220は、ガラス基板210の第1の主面212の対向する2つの端部のみに配置され、その他の端部には、設置されていなくてもよい。あるいは、樹脂層220は、ガラス基板210の第1の主面212の全ての端部に、枠状に配置されてもよい。
また、図3には、第1の導光板100のような反射層130および反射防止層140は、示されていない。しかしながら、前述のように、第2の導光板200においても、反射層および/または反射防止層が設置されてもよい。
この場合、反射層は、第2の導光板200の背面206側、すなわち、ガラス基板210の第1の主面212の露出部分、ならびに樹脂層220の上面222および内端面229を覆うように配置されてもよい。
あるいは、反射層は、樹脂層220の上面222および内端面229のみに設置されてもよい。この場合、ガラス基板210の第1の主面212の露出部分には、微細な凹凸が形成され、これらの凹凸により、第2の導光板200の内部を伝播する光に対する反射機能が発揮されてもよい。
また、図3の例では、樹脂層220の内端面229は、略平面状の形態を有する。しかしながら、これは単なる一例であって、樹脂層220の内端面229は、曲面状であっても、平面と曲面の組み合わせで構成されてもよい。さらに、ガラス基板210の第1の主面212と、樹脂層220の内端面229のなす角は、特に限られない。
また、図3の例では、第2の導光板200の入射端面202は、略直線状の輪郭を有する。しかしながら、この入射端面202は、内側に向かって湾曲した略凹状の輪郭を有してもよい。
また、前述のように、第2の導光板200の入射端面202は、段差を有さず、平滑な状態、例えば鏡面状態であることが好ましい。
図4には、本発明の一実施形態によるさらに別の導光板(以下、「第3の導光板」と称する)の断面を模式的に示す。
図4に示すように、第3の導光板300は、第2の導光板200と同様、第1の主面312および第2の主面314を有するガラス基板310と、樹脂層320とを有する。
ただし、この第3の導光板300では、第2の導光板200とは異なり、樹脂層320は、ガラス基板310の第1の主面312の端部350に加えて、ガラス基板310の端面318上にも設置されている。
その結果、第3の導光板300では、入射端面302において、ガラス基板310の端面318は露出されておらず、入射端面302は、樹脂層320のみで構成される。
なお、第3の導光板300においても、樹脂層320の内端面329の形態は、特に限られない。樹脂層320の内端面329は、図4に示したような略平面状の形態の他、曲面状の形態、または平面と曲面の組み合わせで構成されてもよい。
また、図4の例では、第3の導光板300の入射端面302(すなわち、樹脂層320の光源と対面する側)は、略直線状の輪郭を有する。しかしながら、この入射端面302は、内側(ガラス基板310の端面318側)に向かって湾曲した略凹状の輪郭を有してもよい。
また、前述のように、第3の導光板300の入射端面302は、平滑な状態、例えば鏡面状態であってもよい。
図5には、本発明の一実施形態によるさらに別の導光板(以下、「第4の導光板」と称する)の断面を模式的に示す。
図5に示すように、第4の導光板400は、第3の導光板300と同様、第1の主面412および第2の主面414を有するガラス基板410と、樹脂層420とを有する。
ただし、この第4の導光板400では、第3の導光板300とは異なり、樹脂層420は、ガラス基板410の第1の主面412の端部450、およびガラス基板410の端面418に加えて、第2の主面414の端部452上にも設置されている。すなわち、樹脂層420は、ガラス基板410の端面418に、略「C」字型に配置されている。
その結果、第4の導光板400では、入射端面402は、樹脂層420により構成される。
なお、第4の導光板400においても、樹脂層420の内端面429a、429bの形態は、特に限られない。樹脂層420の内端面429a、429bは、図5に示したような略平面状の形態の他、曲面状の形態、または平面と曲面の組み合わせで構成されてもよい。
また、図5の例では、第4の導光板400の入射端面402(すなわち、樹脂層420の光源と対面する側)は、略直線状の輪郭を有する。しかしながら、この入射端面402は、内側に向かって湾曲した略凹状の輪郭を有してもよい。
また、前述のように、第4の導光板400の入射端面402は、平滑な状態、例えば鏡面状態であってもよい。
図6には、本発明の一実施形態によるさらに別の導光板(以下、「第5の導光板」と称する)の断面を模式的に示す。
図6に示すように、第5の導光板500は、第1の導光板100と同様、第1の主面512、第2の主面514、および端面518を有するガラス基板510と、樹脂層520とを有する。
ただし、この第5の導光板500では、第1の導光板100とは異なり、樹脂層520は、ガラス基板510の端面518上にのみ設置されている。その結果、第5の導光板500では、入射端面502は、樹脂層520により構成される。
なお、図6に示した例では、樹脂層520は、ガラス基板510の第1の主面512の側に、上端部529cを有し、ガラス基板510の第2の主面514の側に、下端部529dを有する。また、樹脂層520の上端部529cは、外端に向かって厚さが増加するようなテーパ形状を有する。さらに、樹脂層520の下端部529dは、外端に向かって厚さが増加するようなテーパ形状を有する。
しかしながら、これは単なる一例であって、第5の導光板500において、樹脂層520の上端部529cおよび下端部529dの形状は、特に限られない。例えば、樹脂層520の上端部529cは、ガラス基板510の第1の主面512と実質的に同じ高さレベルで、外端に向かって延伸してもよい。同様に、樹脂層520の下端部529dは、ガラス基板510の第2の主面514と実質的に同じ高さレベルで、外端に向かって延伸してもよい。
また、樹脂層520の上端部529cおよび下端部529dの表面は、図5に示したような略平面状の表面の他、曲面状の形態、または平面と曲面の組み合わせで構成されてもよい。
また、図6の例では、第5の導光板500の入射端面502(すなわち、樹脂層520の光源と対面する側)は、略直線状の輪郭を有する。しかしながら、この入射端面502は、内側に向かって湾曲した略凹状の輪郭を有してもよい。
また、前述のように、第5の導光板500の入射端面502は、平滑な状態、例えば鏡面状態であってもよい。
これらの他にも、本発明の一実施形態による導光板として、各種構成が想定されることは当業者には明らかである。
(本発明の一実施形態による導光板の製造方法)
次に、図7および図8を参照して、本発明の一実施形態による導光板の製造方法の一例について説明する。なお、ここでは、一例として、図3に示した第2の導光板200を例に、その製造方法について説明する。
図7には、本発明の一実施形態による導光板の製造方法の一例のフローを概略的に示す。また、図8には、図7に示した導光板の製造方法における一工程を概略的に示す。
図7に示すように、本発明の一実施形態による導光板の製造方法(以下、「第1の製造方法」という)は、
(1)樹脂用の保持部を有する穴部を備える型を準備するステップ(S110)と、
(2)前記型の前記保持部に樹脂を設置するステップ(S120)と、
(3)前記型の前記穴部にガラス基板を設置するステップ(S130)と、
(4)前記ガラス基板の側から紫外線を照射して、前記樹脂を硬化させるステップ(S140)と、
を有する。
以下、図8を参照して、各ステップについて説明する。
(ステップS110)
まず、図8(a)に示すような型750が準備される。
型750の材質は特に限られず、型750は、金属、セラミック、または樹脂等で構成されてもよい。
型750は、側壁752および内底部754を有し、これらにより、型750の内部に穴部756が区画される。内底部754は、側壁752と隣接する周部の少なくとも一部に、樹脂を保持するための樹脂保持部759を有する。
例えば、図8(a)に示した例では、型750の内底部754は、中央部分758が隆起されており、これにより、中央部分758の周囲に樹脂保持部759が形成される。
なお、図8(a)に示した例では、樹脂保持部759の断面は、略三角形状になっている。しかしながら、これは単なる一例であって、樹脂保持部759の形状は、最終的に得られる樹脂層の形状に基づいて定められる。
また、樹脂保持部759は、必ずしも中央部分758を取り囲むように配置される必要はない。例えば、中央部分758が上面視、略矩形形状を有する場合、樹脂保持部759は、中央部分758の一つの辺に対応する部分のみに形成されてもよい。あるいは、樹脂保持部759は、中央部分758の対向する2つの辺に対応する部分に形成されてもよい。
(ステップS120)
次に、図8(b)に示すように、型750の穴部756の樹脂保持部759に、硬化前の樹脂760が設置される。硬化前の樹脂760は、液体状態であってもよい。なお、第1の製造方法では、樹脂760は紫外線(UV)硬化樹脂である。
(ステップS130)
次に、図8(c)に示すように、型750の穴部756に、ガラス基板770が設置される。ガラス基板770は、第1の主面772および第2の主面774を有する。また、ガラス基板770は、第1の主面772が型750の内底部754の側となるようにして、型750の穴部756に配置される。
これにより、ガラス基板770の第1の主面772の端部に、樹脂760が接触される。
(ステップS140)
次に、型750の上部にUV光源(図示されていない)が配置され、このUV光源から、型750に向かって紫外線が照射される。紫外線は、ガラス基板770を通り、樹脂760に照射される。
これにより、樹脂760が硬化されて樹脂層761となる。また、樹脂層761がガラス基板770の第1の主面772に接合される。
その後、図8(d)に示すように、型750からガラス基板770を取り出すことにより、第1の主面772の対向する端部に樹脂層761を有する導光板780を製造することができる。
以上、第2の導光板200を例に、その製造方法について簡単に説明した。ただし、この第1の製造方法は、第2の導光板200以外の導光板の製造にも適用可能であることは、当業者には明らかであろう。
例えば、図4に示したような第3の導光板300を製造する場合には、前述のステップS130において、ガラス基板770を、型750の側壁752から離して配置し、その後、型750の側壁752とガラス基板770の端面との間の隙間に、追加の樹脂760を充填すればよい。
また、本発明の一実施形態による導光板は、上記第1の製造方法以外の製造方法により製造されても良いことは、当業者には明らかであろう。例えば、3Dプリンタを用いて、ガラス基板の第1の主面(の所望の位置。例えば端部)に樹脂層を形成することにより、導光板を製造してもよい。この他にも、各種製造方法が想定され得る。
1 従来の導光板
2 端面(入射端面)
4 表側
6 裏側
10 ガラス基板
12 第1の主面
14 第2の主面
20 樹脂層
22 樹脂層の表面
100 第1の導光板
102 端面(入射端面)
104 第1の面(出射面)
106 第2の面(背面)
110 ガラス基板
112 第1の主面
114 第2の主面
118 ガラス基板の端面
120 樹脂層
125 樹脂層の端面
130 反射層
140 反射防止層
200 第2の導光板
202 入射端面
204 出射面
206 背面
210 ガラス基板
212 第1の主面
214 第2の主面
218 ガラス基板の端面
220 樹脂層
222 上面
225 外端面
229 内端面
250 第1の主面の端部
300 第3の導光板
302 入射端面
304 出射面
306 背面
310 ガラス基板
312 第1の主面
314 第2の主面
318 ガラス基板の端面
320 樹脂層
329 内端面
350 第1の主面の端部
400 第4の導光板
402 入射端面
404 出射面
406 背面
410 ガラス基板
412 第1の主面
414 第2の主面
418 ガラス基板の端面
420 樹脂層
429a、429b 内端面
450 第1の主面の端部
452 第2の主面の端部
500 第5の導光板
502 入射端面
504 出射面
506 背面
510 ガラス基板
512 第1の主面
514 第2の主面
518 ガラス基板の端面
520 樹脂層
529c 上端部
529d 下端部
750 型
752 側壁
754 内底部
756 穴部
758 中央部分
759 樹脂保持部
760 樹脂
761 樹脂層
770 ガラス基板
772 第1の主面
774 第2の主面
780 導光板

Claims (16)

  1. 相互に対向する第1の主面と第2の主面、および前記第1の主面と前記第2の主面をつなぐ第1の端面を備えたガラス基板と、
    樹脂層とを有し、
    前記第1の端面から光を導光するエッジライト方式の表示装置用の導光板であって、
    前記樹脂層は、前記第1の端面、前記第1の主面、前記第2の主面の少なくとも一部に形成されており、
    前記ガラス基板の屈折率をnとし、前記樹脂層の屈折率をnとしたとき、

    Δn=n−n (1)式

    で表される屈折率の差Δnは、0〜0.5の範囲であることを特徴とする導光板。
  2. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の前記第1の主面に設置されている、請求項1に記載の導光板。
  3. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の前記第1の端面と隣接する前記第1の主面の端部に設置される、請求項2に記載の導光板。
  4. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の前記第1の主面上に、内側の端部を有する、請求項3に記載の導光板。
  5. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の前記第1の主面の前記端部から前記第1の端面にわたって設置される、請求項3または4に記載の導光板。
  6. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の前記第1の主面の前記端部および前記第1の端面から、前記ガラス基板の前記第1の端面と隣接する前記第2の主面の端部にわたって設置される、請求項5に記載の導光板。
  7. 前記ガラス基板の前記第1の端面と、前記樹脂層の端面は、単一の連続面を形成する、請求項3または4に記載の導光板。
  8. 前記ガラス基板の前記第1の端面に設置された前記樹脂層の表面は、平滑な面として構成される、請求項5または6に記載の導光板。
  9. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の厚さ以下の厚さを有する、請求項1乃至8のいずれか一つに記載の導光板。
  10. 前記樹脂層は、前記ガラス基板の前記第1の端面に設置されている、請求項1に記載の導光板。
  11. 前記樹脂層は、UV硬化樹脂である、請求項1乃至10のいずれか一つに記載の導光板。
  12. 前記ガラス基板は、ソーダライムガラス、アルミノシリケートガラスまたは無アルカリガラスで構成される、請求項1乃至11のいずれか一つに記載の導光板。
  13. 前記ガラス基板は、0.1mm〜0.5mmの厚さを有する、請求項1乃至12のいずれか一つに記載の導光板。
  14. エッジライト方式の表示装置用の導光板の製造方法であって、
    (1)穴部を有する型を準備するステップであって、前記型は、前記穴部の少なくとも一部に、樹脂を保持する保持部を有するステップと、
    (2)前記型の前記保持部に、樹脂を設置するステップと、
    (3)前記型の前記穴部に、相互に対向する第1の主面および第2の主面、ならびに前記第1の主面と前記第2の主面をつなぐ第1の端面を有するガラス基板を設置するステップであって、前記ガラス基板は、少なくとも一部が、前記型の前記保持部に設置された前記樹脂と接触するように配置されるステップと、
    前記ガラス基板の一方の主面の側から、紫外線を照射して、前記樹脂を硬化させるステップと、
    を有し、
    前記ガラス基板の屈折率をnとし、前記樹脂の屈折率をnとしたとき、

    Δn=n−n (1)式

    で表される屈折率の差Δnは、0〜0.5の範囲であることを特徴とする導光板の製造方法。
  15. 前記(3)のステップでは、前記ガラス基板は、少なくとも前記第1の主面の一部が、前記保持部に設置された前記樹脂と接触するように配置される、請求項14に記載の製造方法。
  16. 前記(3)のステップでは、前記ガラス基板は、少なくとも前記第1の端面が、前記保持部に設置された前記樹脂と接触するように配置される、請求項14に記載の製造方法。
JP2015218432A 2015-11-06 2015-11-06 エッジライト方式の表示装置用の導光板 Pending JP2017091725A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015218432A JP2017091725A (ja) 2015-11-06 2015-11-06 エッジライト方式の表示装置用の導光板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015218432A JP2017091725A (ja) 2015-11-06 2015-11-06 エッジライト方式の表示装置用の導光板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017091725A true JP2017091725A (ja) 2017-05-25

Family

ID=58768063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015218432A Pending JP2017091725A (ja) 2015-11-06 2015-11-06 エッジライト方式の表示装置用の導光板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017091725A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115151856A (zh) * 2020-02-26 2022-10-04 Agc株式会社 导光板和映像显示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115151856A (zh) * 2020-02-26 2022-10-04 Agc株式会社 导光板和映像显示装置
CN115151856B (zh) * 2020-02-26 2024-03-29 Agc株式会社 导光板和映像显示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7973880B2 (en) Illumination device and liquid crystal display device
US10739504B2 (en) Light guide plate comprising a cavity having a flat bottom surface and a plurality of quantum dots confined within the cavity by sidewalls and a cover film
TWI526721B (zh) 具支撐肋之導光板與使用其之顯示模組
KR101512917B1 (ko) 광학 복합 시트
CN104110650B (zh) 一种导光板及其制备方法、背光模组
US20060055850A1 (en) Liquid crystal display device, mobile electronic device incorporating the same, and substrate for liquid crystal display device
JP6290683B2 (ja) バックライトユニット及びそれを含む表示装置
JP7320080B2 (ja) スクリーン指紋コンポーネント及び端末機器
WO2014000373A1 (zh) 彩膜基板和显示装置
WO2015165410A1 (zh) 一种显示装置及其制造方法
KR101740194B1 (ko) 표시 패널 유닛 및 표시 장치
JP6600952B2 (ja) 半透過型反射シート、表示装置
JP2019530162A (ja) エッジライト式導光板、および、それを備えた装置
JP2007165289A (ja) バックライトモジュール
CN106054469B (zh) 超薄型液晶显示器
KR101070686B1 (ko) 액정디스플레이용 복합시트 및 이를 이용한 백라이트 유닛
JP2017091725A (ja) エッジライト方式の表示装置用の導光板
JP2009080193A5 (ja)
JP5327746B2 (ja) 液晶表示装置
WO2011033808A1 (ja) 液晶表示装置
WO2017133129A1 (zh) 背光模组及显示装置
JP2006323084A (ja) 液晶表示装置
JP5669946B2 (ja) 光学複合シート
KR101581851B1 (ko) 도광판
JP2011002621A (ja) 液晶表示装置