JP2017091067A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】部品のリストの順序に応じて、3次元部品の組み立てを簡易に実現可能な仕組みを提供すること【解決するための手段】参照平面を含む3次元モデルを記憶し、モデルのリストの順序を取得し、取得したモデルの順序に基づいて、前記リストのモデルに対応する3次元モデルを3次元空間に配置すべく制御し、配置された第1の3次元モデルの参照平面であって、当該配置された3次元モデルの後ろの順序のモデルの参照平面を合わせる第1の面を特定し、後ろの順序のモデルにおいて前記第1の面に合わせる参照平面である第2の面を特定し、第1の面と第2の面とが合わさる位置を当該後ろの順序のモデルに対応する第2の3次元モデルを配置する位置として決定し、決定した位置に当該後ろの順序のモデルを配置するよう制御する【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
近年、3次元CAD(Computer Aided Design Software)ソフトを使用した部品の設計検討が行われている。また、2次元CADから3次元CADへの移行に際し、2次元CADで作成した図面のデータを、3次元CADのモデルに置き換えることが行われている。
例えば特許文献1においては、2次元図面(組み立て図)上の部品の線分上の点を指定し、その点の2次元座標の値を組み合わせて3次元の座標値を生成し、2次元図面の情報に基づいて生成した3次元モデルを当該位置に配置して組み立てることが記載されている。
特開平8−314999号公報
特許文献1の技術では、2次元CADの図面上の点を基準に3次元CADにおける部品の配置座標を決定するため、2次元CADにおける図面の情報に正確さが求められる。3次元CADを使えば直感的にモデルを作成・組み立てできるが、3次元CADを導入しても、従来使用していた2次元CADと3次元CADの操作性の違い等から3次元CADを自由に操作できるようになるまでに時間がかかってしまうことがある。よって、3次元CADの操作技術が熟練するまでの間は、2次元CADよりも簡易な操作で、新たに導入された3次元CADの機能を使ったデータ作成・組み立てができる仕組みが求められる。
本発明は、部品のリストの順序に応じて、3次元部品の組み立てを簡易に実現できる仕組みを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、参照平面を含む3次元モデルを記憶する情報処理装置であって、モデルのリストの順序を取得する取得手段と、前記取得したモデルの順序に基づいて、前記リストのモデルに対応する3次元モデルを3次元空間に配置すべく制御する配置制御手段と、前記配置制御手段により配置された第1の3次元モデルの参照平面であって、当該配置された3次元モデルの後ろの順序のモデルの参照平面を合わせる第1の面を特定する第1の特定手段と、当該後ろの順序のモデルにおいて前記第1の面に合わせる参照平面である第2の面を特定する第2の特定手段と、前記第1の特定手段で特定した第1の面と、前記第2の特定手段で特定された第2の面とが合わさる位置を、前記後ろの順序のモデルに対応する第2の3次元モデルを配置する位置として決定する決定手段と、を備え、前記配置制御手段は、前記後ろの順序のモデルを前記決定手段で決定した位置に配置するよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、部品のリストの順序に応じて、3次元部品の組み立てを簡易に実現できる。
本発明の実施形態における、PC100とソフトウェアの関係の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、PC100のハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、PC100の機能構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、処理の概要を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、モデルの組立て処理の流れを示すフローチャートある。 本発明の実施形態における、モデルの寸法変更及び確認処理の流れを示すフローチャートある。 本発明の実施形態における、各種データの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、各種データの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、組立情報入力画面の構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、モデル作成画面の構成及びモデル作成の様子の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、モデル作成画面の構成及びモデル作成の様子の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、モデル作成画面の構成及びモデル作成の様子の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、3次元モデルの構成の一例を示す図である。 本発明の実施形態における、3次元モデルの配置の位置関係の説明図である。 本発明の実施形態における、3次元モデルの配置の位置関係の説明図である。 本発明の実施形態における、部品の径チェックの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態における、径不一致の通知画面の構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態の一例について説明する。
図1を参照して、本発明のPC100とソフトウェアの関係の一例について説明する。
本発明における情報処理装置であるPC100には、CADソフトウェア101(以下、CADソフト101)と、部品組立ツール102、表計算ソフト103、寸法チェックツール104、寸法一括変更ツール105が記憶・インストールされている。
CADソフト101は、PC100の外部メモリや、不図示のサーバ装置の外部メモリに記憶されているCADファイルを読み込んで、メモリ上に展開し、表示画面に読み込んだCADファイルのイメージを展開することが可能である。当該サーバ装置とは例えばLAN(ローカルエリアネットワーク)で通信可能に接続されているものとする。以下、実施形態の説明においては、CADファイルはPC100内の所定の記憶領域に記憶されているものとする。
部品組立ツール102は、表計算ソフト103において入力され、記憶されている部品の識別情報及び寸法の値に応じて、当該寸法の部品をCADソフト101に生成させ、3DCAD(3次元CAD)のモデル(部品)を表示する表示部に生成した部品を配置・表示させるツールである。
寸法チェックツール104は、表計算ソフト103の寸法変更前のファイルと変更後のファイルを比較・チェックするツールである。寸法一括変更ツール105は、表計算ソフト103の寸法変更前のファイルと変更後のファイルを比較し、寸法の値が異なる部品の寸法を一括で変更するツールである。以上が図1の説明である。
以下、図2を用いて、図1に示したPC100に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な後述する各種プログラム等が記憶されている。
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM202あるいは外部メモリ211からRAM203にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、キーボード(KB)209や不図示のマウス等のポインティングデバイス等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。なお、図2では、CRT210と記載しているが、表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイ等の他の表示器であってもよい。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワークを介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するための後述する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、上記プログラムの実行時に用いられる定義ファイル及び各種情報テーブル等も、外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明も後述する。以上が図2の説明である。
次に図3を参照して、本発明の実施形態におけるPC100の機能構成の一例について説明する。
CADファイル読込部311は、PC100の記憶部に記憶されているCADファイルを読み込んでメモリ上に展開する処理部である。
寸法情報取得部321は、表計算ソフト103において入力・記憶された部品の識別情報と、当該部品の寸法を取得する取得部である。表計算ソフト103において入力・記憶された情報とは、例えば図7の表計算ファイル720に示す情報であり、PC100の外部メモリに記憶されている。
No721は、表計算ファイル720における各レコードのレコードNo(識別情報)である。タイプ723は、後述する表計算ソフト103の寸法入力画面においてユーザから選択・入力されたモデルタイプである。ファイル名702は、当該タイプ723のタイプのテンプレートモデル(モデルのテンプレートファイル)が、CADソフト101の管理下の所定のアセンブリ直下のフォルダにコピーされリネームされたファイルのファイル名である。当該コピー処理・リネーム処理は、テンプレートモデルそのものを編集させないために実行する処理である。テンプレートモデルの詳細については後述する。
モデル位置、寸法A726、寸法B727は、後述する図9の寸法入力画面において入力されたモデル位置の値、モデルの寸法値である。モデル同士の距離728は、新たに配置する部品Model01Aと既に配置されている部品Model01との間の距離を示す。詳細は図9の説明で後述する。以上が図7の表計算ファイル720の説明である。
図3の説明に戻る。配置位置決定部323は、当該寸法のモデルを配置する位置を決定する決定部である。最初に配置する部品の配置位置は、CADソフトの管理する3D空間上(3Dモデルを表示する空間)の所定の座標であるものとする。2つ目以降の部品の場合は、合致対象面決定部322で決定された面の位置、又は、既に配置されているモデルの位置からモデル同士の距離728分離れた位置を、モデルを配置する位置として決定する。
合致対象面決定部322は、寸法情報取得部321で取得した寸法の部品を、直前に配置されている部品のどの面と合致させるか(直前に配置されている部品のどの面と合致させる位置に当該部品を配置するか)を決定するための、合致させる対象の面(これから配置する部品の面)を決定する決定部である。具体的には、部品の面に対して参照平面を作成しておき、当該参照平面を合致対象の面としてユーザに選択させ、決定する。
テンプレートモデル取得部324は、テンプレートモデル記憶部328において記憶されているモデルのテンプレートを取得する。そして、当該取得したモデルをCADソフト管理化のフォルダにコピーする。本実施形態においてテンプレートモデルは配管の3次元モデルであるものとする。
モデル配置指示部325は、配置位置決定部323で決定した位置に、テンプレートモデル取得部で取得したモデル(実際にはCADソフト管理化のフォルダにコピーされたファイル)を寸法変更して配置するようCADソフト101に指示する指示部である。CADソフト101のモデル配置指示受付部312が当該指示を受け付け、モデル配置処理313は受け付けた指示に従って対象のモデルをCADソフト101の管理する3次元空間上に配置する。
合致指示部326は、新たに配置した部品と直前に配置した部品を合致させるようCADソフト101に指示する指示部である。合致処理部314は、当該合致の指示に従って部品の参照平面同士を合致させて組み立てる処理を行う。
モデル自体の面ではなく参照平面を用いる理由を以下に記載する。一般のCADソフトにおいて参照平面は、例えば図10で後述するCADソフト101のアセンブリ表示部1012等に、図8の810に示すようなツリー構造上に表示可能な、モデル自体の面とは異なる独自の面として管理されている(当該ツリーにおいて参照平面はモデルの下位階層にモデルとは別の単位で表示することができる)。CADソフト101にとっての外部のツールである部品組立ツール102等のツールにとっても、実際の3次元モデル上の面を3次元空間上の座標を細かに指定して特定・選択するよりも、例えば参照平面の名称等を使って、モデルから独立して管理されている参照平面を合致させたい面として選択・特定した方が処理が容易である。また、3次元モデルを回転、移動、変形すれば変化してしまう3次元モデル自体の面の座標を使うよりも、基本的に変化しない参照平面の識別情報を使って面を特定する方が、面の特定が容易であり、確実である。例えば、雛形のモデルごとに参照平面を作成しておき、当該参照平面の識別情報を部品組立ツールで記憶・管理しておけば、当該参照平面の識別情報を使って、CADソフト101上で展開されている3次元モデルの参照平面を選択可能である。あとは選択した参照平面同士を合致させるよう合致指示部326でCADソフト101に指示すればよい。以上説明したように、本実施形態においては、部品の組立に用いる面の特定を容易にするために参照平面を用いる。
径チェック部327は、前後の部品上の合致している面(具体的には、合致している参照平面と同じ位置にある部品の面)の寸法(径)が合っているか判定し、合っていない場合にはその事実をユーザに通知する制御を行う処理部である。例えば、表計算ソフト103上で当該合っていない径を示す寸法をハイライト表示するよう表計算ソフトに103に指示する。または/及び、径が合っていない面を識別表示(例えば色を赤色に変更する)するようCADソフト101に指示する処理を行う。以上が図3の説明である。
テンプレートモデル記憶部328は、3次元モデル(部品)のテンプレート(雛形)を記憶している。当該テンプレートモデルの情報の一例を図7のテンプレートモデル情報700に示す(テンプレート記憶手段に該当)。
テンプレートモデル情報700におけるモデルIDは、テンプレートモデル情報700上でのモデルの識別情報である。ファイル名702は、テンプレートモデルのファイル名である。タイプ703は、テンプレートモデルのモデルタイプを示す。
なお、本実施形態においては、ファイル名とモデルタイプは1対1で対応付けて記憶されているものとする。例えば、モデルタイプ703=「直線」のモデルは、Model01.partのみである。また、モデルタイプ703=「曲線」のモデルは、Model02.partのみであるものとする。図13の1300にモデルタイプ703=「直線」のテンプレートモデルの一例を示す。また、モデルタイプ703=「曲線」のテンプレートモデルの一例を示す。1301、1302、1311、1312において点線で示す面は、各モデルのファイルに記憶されている参照平面である。
フォルダパス704は、当該テンプレートモデルが記憶されているPC100の外部メモリ上の保存場所を示す。
テンプレートモデルの所定の面には予め参照平面が作成・設定されているものとする。参照平面は、当該参照平面が参照しているモデル上の面と同じ位置・方向で作成・設定されている所定の大きさの面である。テンプレートモデル上に作成された参照平面の情報を参照平面情報710に示す。
参照平面情報710は、テンプレートモデルごとに、テンプレートモデル情報700と対応付けてPC100の外部メモリに記憶されている。参照平面ID711は、参照平面情報710のテーブルにおける各参照平面の識別情報である。参照先712は、当該参照平面が参照している、当該参照平面の位置の基準となる位置/X,Y,Z、向き/X,Y,Zが記憶されている。
寸法713は、参照平面の寸法である。本実施形態においては、全てのテンプレートモデルの参照平面の寸法は同じであるものとする。位置714、向き715は、参照平面の(CADにおける3次元空間上の)位置と向きを示す。当該位置と向きは、参照先712の位置、向きと同じ位置・同じ向きが設定されているものとする。以上が図7のテンプレートモデル情報及び参照平面情報の説明である。
なお、CADソフト101において配置された後のモデルの情報は配置済みモデル情報730に示すテーブル(PC100のメモリに記憶する)で記憶・管理する。モデルID731、ファイル名732、タイプ733、フォルダパス734については表計算ファイル720の説明で前述したとおりである。フォルダパス734は対象レコードのファイル名のモデルが記憶されている場所を示す。位置735、向き736は、CADにおける3次元空間上の配置後のモデルの位置・向きを示す。以上が図7の配置済みモデル情報730の説明である。
<第1の実施形態>
次に、本発明の実施例におけるPC100によって行われる処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。尚、図4の各ステップはPC100におけるCPU201が、PC100にインストールされたCADソフト101、部品組立ツール102、表計算ソフト103等の機能を用いて実行するものとする。
表計算ソフト103は、図9に示す寸法入力画面900を表示する。そして、レコードが空の表計算ファイル720をメモリ上に生成して記憶する。当該寸法入力画面に表示するファイル(表計算ファイル720)を開く操作をユーザから受け付けた場合には当該操作に従って指定された表計算ファイル720の情報を読み出してメモリ上空の表計算ファイル720に上書きして記憶し、寸法入力画面900に当該読み出した表計算ファイル720の値を表示する。
なお、本実施形態においては、表計算ソフト103は、自身が起動したタイミングで不図示のツールを起動させ、当該ツールが表計算ソフト103のファイルの読込み、展開の状態を監視し、ユーザから特に表計算ファイル720を開く指示を受け付けなかった場合には空の表計算ファイル720を、ユーザから表計算ファイル720を開く指示を受け付けた場合には当該指示に応じて開いた表計算ファイル720を(開いた時点での表計算ファイルの値を)、後に編集後の値と変更前の値とを比較するために用いる比較基準情報としてメモリに記憶する処理を行う。
表計算ソフト103は、当該寸法入力画面900において部品の識別情報と、当該識別情報の示す部品の寸法の入力を受け付ける(ステップS401)。ここでは部品の識別情報の1つであるタイプの入力(選択)を、モデルタイプ入力受付部905において受け付けるものとする。入力を受け付けた情報はメモリ上に記憶する。なお、本実施形態においては、当該寸法入力画面900における各行のレコードの入力操作が、モデルの組立順序の指定操作にあたる。組立順序は、行Noが若い順(上から順)であるものとする。2行目のレコードの入力を受け付ける=当該レコードに入力した情報の示すモデルを2番目に組み立てる(CADソフト101において配置・表示する)部品とする組立順序の指定を受け付けたと判断する。ここで図9の寸法入力画面900について説明する。
図9は、表計算ソフト103の表示する画面であり、部品(モデル)の選択(指定)、寸法の入力を受け付ける寸法入力画面900、寸法入力画面920の一例を示す図である。寸法入力画面900と寸法入力画面920の構成は同じだが、入力されている情報が異なる。具体的には、寸法入力画面920にはJointXX(接続部/ロフト)の行のレコードがない。
つまり、寸法入力画面900に入力されている情報によれば、2つのモデルの間に接続部が作成され(例:図12の1200)、寸法入力画面920に入力されている情報によれば、2つのモデルが直接接触する(接続部を挟まない)配置、組立が行われる(例:図15)。
寸法入力画面において選択・指定されるモデルの情報は予めPC100の外部メモリに記憶されている(図7のテンプレートモデル情報)。寸法入力画面900において入力を受け付けた情報はメモリ上に記憶する。また、所定のユーザ操作がされた場合、寸法入力画面900において入力を受け付けた情報を別途表計算ファイル720としてメモリ上に記憶する。
図5の説明で後述する部品の組立処理において、部品組立ツール102は寸法入力画面900において入力された情報を上の行から順に参照して、上の行の部品から順に配置・組み立てる処理を行う。
モデルタイプ入力受付部905は、外部メモリに記憶されている3Dモデルのテンプレート(図7のテンプレートモデル情報/テンプレートモデル)のタイプ(図7の703)の選択(指定)・入力を受け付ける受付部である。モデルタイプ入力受付部905の列のセルがクリックされると、テンプレートモデル情報700のタイプ703を選択可能に表示する。
ファイル名表示部904は、モデルタイプ入力受付部905で入力を受け付けたモデルの、3D空間への配置後のファイル名を表示する表示部である。具体的には、テンプレートモデルを、当該モデルを配置する対象のアセンブリ(アセンブリ名入力受付部912で入力を受け付けたアセンブリ)の直下のフォルダにコピーした後の、当該アセンブリに挿入したファイルのファイル名である。詳細については図5の説明で後述する。
また、モデルタイプ入力受付部905では、テンプレートモデルのタイプ(図7の703)以外に、「接続部」というタイプを選択可能に表示する。タイプ=接続部とは、直前の順番(順序)のモデル(例えば900におけるModel01)と、当該接続部の直後のモデル(例えば900におけるModel01A)とを接続する仮想の部品のタイプを示す。当該接続部の一例を図12に示す。
モデルイメージ表示部906はモデルタイプ入力受付部905で入力された3Dモデルを示す画像を表示する表示部である。具体的には、タイプ703と当該タイプ703のモデルのイメージ(画像)のファイル名及び保存パスを対応付けたテーブルを外部メモリに記憶しておき、モデルタイプ入力受付部905でモデルタイプの選択を受け付けたことを検知した表計算ソフト103が当該テーブルを参照して、モデルタイプ入力受付部905で入力されたタイプに対応する対応する画像を読み出して表示する。
寸法A入力受付部908、寸法B入力受付部909は、モデル上の所定の面の寸法をどの値に変更するかの入力(変更後の寸法の入力)を受け付ける受付部である。例えば配管のモデル場合、入口または出口になりうる開口部の寸法の入力を受け付ける。なお、本実施形態においては、モデルのタイプ=「直線」の場合は、寸法AのY,Z(幅、高さ)=寸法BのY,Zであり、Xは直線の奥行きを示すため、寸法Bは入力不可とする。具体的には、部品組立ツール102が、モデルのタイプ=「直線」が選択された場合は、寸法Bは入力できないように寸法B入力受付部909をグレーアウトし、寸法A入力受付部908に対して値を入力可能に表示する。寸法とモデルとの関係は図13に示す。
モデル位置入力受付部907は、「接続部」に対して入力される値である。モデル位置入力受付部907に入力された値は、図14の1400〜1420に示すように、寸法入力画面900における「接続部」前後のモデル同士の距離(例:図9におけるModel01とModel01Aとの間の距離)を指定する値である。なお、部品同士のX軸方向の距離は、寸法A入力受付部908において入力を受け付けたX軸の値の分だけ離すものとする(つまり、寸法A入力受付部908において入力を受け付けたX軸の値は、接続部の長さの値である)。当該X,Y,Zの値が入力されると、当該X,Y,Zの値をメモリ上の表計算ファイル720に記憶・更新する。
「モデル作成」ボタン901は、寸法入力画面900において入力を受け付けた寸法のモデルをCADソフト101上で生成するためのモデル作成画面を表示するためのボタンである。「寸法チェック」ボタン902は、寸法入力画面900において表示されている情報を、別途保存されていた表計算ファイルを読み出すことで表示していた場合に、当該ファイルを読み出した(開いた)当初からどのセルの値が変更されたかをチェックする寸法チェックツール104を起動するためのボタンである。
「寸法変更」ボタン903は、CADソフト101において生成・配置(組立)済みのモデルの寸法を、寸法入力画面900において入力されている寸法に一括で変更する寸法一括変更ツール105を起動するためのボタンである。以上が図9の説明である。
図4の説明に戻る。ステップS402では、表計算ソフト103はユーザからの操作指示を受け付け(ステップS402)、当該受け付けた指示が「モデル作成」ボタン901の押下か、「寸法チェック」ボタン902又は「寸法変更」ボタン903の押下か判定する(ステップS403)。
受け付けた操作指示が「寸法チェック」ボタン902又は「寸法変更」ボタン903の押下の場合には処理をステップS416に移行する。ステップS416の寸法チェック及び寸法一括変更の処理については図6の説明で後述する。
受け付けた操作指示が「モデル作成」ボタン901の押下であると判定された場合、部品組立ツール102を起動する。具体的には、PC100の所定の記憶領域に記憶されている「部品組立ツール.exe」のファイルを指定してツールを起動する(ステップS404/ステップS405)。
部品組立ツール102は、表計算ソフト103がメモリ上に保持している、表計算ソフト103が開いているファイルの情報を読み込む。つまり、図9に示す寸法入力画面で入力され表示されているモデルタイプの情報とモデル位置、寸法A、寸法Bの情報を取得して、寸法入力画面における行Noが若い順に(上の行から順に)並べたリストを生成して、メモリ上に記憶する(ステップS406)。例えば図7の表計算ファイル720のようなリストを生成・記憶する。
部品組立ツール102は、当該リストに記憶された情報の最上位のレコードを処理対象のモデルの情報として取得して(ステップS407)、当該情報のモデルタイプ=接続部か判定する(ステップS408/タイプ判定手段に該当)。接続部である場合は処理をステップS410に移行し、モデルタイプが接続部でない場合は処理をステップS409に移行する。例えば、図9の900において表示しているファイルを読み込んだ場合は、Model01のタイプは接続部ではないため、処理をステップS409に移行する。
ステップS409では、部品組立ツール102は、図5に示す部品組立処理を実行する。
ここで図5を参照して、本発明の実施形態における部品組立処理の流れについて説明する。図5の各処理は、PC100のCPU201が、部品組立ツール102及びCADソフト101の機能を用いて実行するものとする。
部品組立ツール102は、図10に示すモデル作成画面を表示する(ステップS501)。当該画面においては、ステップS407で取得したレコードのレコードNoをレコードNo表示部1005に表示し、当該レコードのモデルタイプをモデルタイプ表示部1006に表示する(ステップS501)。
ここで図10に示すモデル作成画面について説明する。図10によれば、モデル作成画面は、「部品挿入」ボタン1001、「部品確定」ボタン1002、「次へ」ボタン1003、「終了」ボタン1004、レコードNo表示部1005、モデルタイプ表示部1006、ファイル名表示部1007、ルート方向変更指示受付部1008、入口面選択受付部1009、出口面選択受付部1010、部品方向変更指示受付部1011などから構成されている。また、CADソフト101は、アセンブリ表示部1012、モデル表示部1013を備えるモデル表示画面を表示している。
「部品挿入」ボタン1001は、モデルをCADソフト101においてモデル表示部に仮配置(仮組立)するためのボタンである。仮配置とは、CADソフト101のモデル表示部1013にモデルが配置されるものの、まだモデルの位置・角度が固定(確定)されていない状態である。固定(確定)がされる前に、例えばモデル作成画面が閉じられた場合、未確定の(仮配置中の)モデルは、モデル表示部1013から削除する。
「部品挿入」ボタン1001の押下を受け付けることで部品組立ツール102は、モデルタイプ表示部1006に表示されている、処理中のモデルのモデルタイプに対応するモデル(テンプレートモデル情報700におけるファイル名702のモデル)をメモリ上にコピーしてファイル名を変更し、図9のアセンブリ名入力受付部912において入力されているアセンブリ直下の所定のフォルダに当該モデルのファイルを保存する。そしてCADソフト101に、当該保存したモデルのファイルを読み込む(所定のアセンブリにおいて参照させる)よう指示し、読み込ませることで当該モデルをCADソフトのモデル表示部1013に配置(仮配置)する。
「部品確定」ボタン1002は、仮配置したモデルの配置の確定(組立の確定)をするためのボタンである。「部品確定」ボタン1002が押下された場合、部品組立ツール102は、部品の配置を確定すべく、CADソフト101に対して配置しているモデルの情報を固定(合致)させるよう指示する。「次へ」ボタン1003は、配置確定した、処理中のモデルの次のモデルを読み込んでモデル作成画面に表示するためのボタンである(例えば図9の920におけるModel01を配置確定した後、Model02を読み込む)。
「終了」ボタン1004は、当該モデル作成画面を閉じてモデル作成を終了するためのボタンである。レコードNo表示部1005、モデルタイプ表示部1006は、S407で取得したモデル作成画面で作成するモデル(後述するルート方向変更指示受付部1008、入口面選択受付部1009、出口面選択受付部1010、部品方向変更指示受付部1011で、入口・出口の面、ルートの方向、部品自体の配置の方向を変更・決定するモデル)のレコードNo、モデルタイプを表示する表示部である。
ルート方向変更指示受付部1008は、所定の軸方向に対してモデルを180度回転させる操作を受け付ける受付部である。どの軸方向を用いてモデルの回転を行うかは、ルート方向の記載の横に配置している矢印ボタンでX軸、Y軸、Z軸を順次選択する。回転する方向はプラス、マイナスのラジオボタンにチェックを入れることで指定し、方向変更を行う。
入口面選択受付部1009・出口面選択受付部1010は、モデルにおける参照平面の内どの面を入口面(直前の部品の出口面と繋げる/合致させる面)にし、モデルにおける参照平面の内どの面を出口面(直後の部品の入口面と繋げる/合致させる面)にするかを特定する選択操作を受け付ける。具体的には、入口面の記載の横に配置されている矢印のボタンの押下を受け付けることで、仮配置したモデルの参照平面の内1つを選択し、選択中の面を入口面として当該参照平面の識別情報をメモリに記憶する。また、出口面の記載の横に配置されている矢印のボタンの押下を受け付けることで、仮配置したモデルの参照平面の内1つを選択し、選択中の面を出口面として当該参照平面の識別情報をメモリに記憶する。
部品方向変更指示受付部1011は、部品の配置方向を特定するための入力受付部である。具体的には、部品方向の記載の横に配置されている矢印のボタンの押下を受け付けることで、仮配置されている部品の方向を変更する。
アセンブリ表示部1012は、モデル表示部1013に表示するモデルの構成を表示する表示部である。以上が図10の説明である
図5の説明に戻る。部品組立ツール102は、ユーザからの操作指示を受け付け(ステップS502)、受け付けた操作が「部品挿入」ボタン1001の押下か判定する(ステップS503)。「部品挿入」ボタン1001の押下を受け付けた場合は処理をステップS504に移行する。受け付けた操作が、「部品挿入」ボタン1001の押下でない場合は処理をステップS513に移行する。
ステップS504において、部品組立ツール102は、ステップS407で取得した処理対象のモデルのレコードの寸法A、寸法Bを取得し、取得した寸法をCADソフトに作成依頼する寸法として決定する(ステップS504)。そして、読込み中のレコードのモデルタイプに対応するファイル名を取得して、当該ファイル名のファイルを、アセンブリ名入力受付部912に入力されているアセンブリ直下の所定のフォルダにコピーし、所定のルールに基づいてファイル名を変更する(ステップS505)。
部品組立ツール102は、当該モデルのCADソフト101におけるモデル表示部1013上の配置位置を決定する(ステップS506)。処理対象のモデルが、最初に配置するモデルである場合は、所定の位置(例えばX,Y,Z=0,0,0)を配置位置として決定する。2番目以降に配置するモデルの場合には、直前のモデルの出口面の位置に、処理対象のモデルの入口面が合わさる位置を処理対象のモデルの配置位置として決定する。なお、後述する出口面、入口面の選択はモデルの配置後(仮配置後)に可能となる。処理対象のモデルを最初に配置する際は、当該モデルにおいてデフォルトで設定されている入口面を、配置済みのモデルの出口面に合わせるように配置するものとする。
部品組立ツール102は、決定した配置位置に当該コピーしたファイル(モデル)を配置(仮配置)するよう指示し(ステップS507/配置制御手段に該当)、当該指示を受け付けたCADソフト101が指示された位置に指示されたファイルのモデルを配置する(ステップS508、S509)。具体的には、部品組立ツール102は、アセンブリ名入力受付部912に入力されている名称のアセンブリを、コピーしたモデルを参照するよう更新する指示をCADソフト101に送信し、当該指示を受けたCADソフト101が、対象のアセンブリを開いて、当該コピーしたファイルを当該アセンブリの参照ファイルとしてメモリ上に記憶する(例えば図8の構成情報800をメモリに記憶する)。そしてCADソフト101が当該アセンブリを最新の状態で読み込んで、モデル配置後の画面である図10の1020を表示する。また、配置済みモデル情報730をメモリ上に生成し、配置したモデルの各情報を配置済みモデル情報730に追加して記憶する。
ここで図8を参照して本発明の実施形態における構成情報800(アセンブリ)の構成の一例について説明する。
No801は、アセンブリのレコードNoである。レベル802は、アセンブリの構成の階層レベルである。トップアセンブリ(例:TopAssy)がレベル1、その直下の情報とし参照されている部品、サブアセンブリ(例:DuctAssy)がレベル2、当該サブアセンブリが参照している部品(例:Model01)がレベル3というように、当該階層レベルは部品、アセンブリごとに記憶されている。フォルダパス803は、ファイル名804に示す、TopAssyまたはDuctAssy等のサブアセンブリが参照している参照先のファイルの保存パスである。親子関係805は、該当レコードのファイルの親(直上)にある、当該ファイルを参照しているアセンブリのファイル名を格納する。種類806は、各レコードのファイルの種類が、アセンブリなのか、部品(モデル)なのか、仮想部品(部品(仮想)/仮想モデル)なのかを示す。
ここでいう仮想部品(仮想モデル)とは、Model01.partのようにモデル単体でファイル化されているモデルではなく、アセンブリの中にその位置、形状の情報が格納された、CADソフト101の接続部作成のコマンドで作成された部品であることを示す。アセンブリでは、当該仮想部品は800に示す通り1つの部品として記憶管理される。構成情報800のアセンブリ構成をツリー状にした図をアセンブリ構成810に示す。CADソフト101は当該アセンブリ構成810を、アセンブリ表示部1012に表示する。以上が図8の説明である。
図5の説明に戻る。部品組立ツール102は、仮配置したモデルの寸法を、ステップS504で決定した寸法に変更するようCADソフト101に指示し(ステップS510/寸法変更制御手段に該当)、当該指示を受け付けたCADソフト101が、指示された寸法にモデルの寸法を変更する(ステップS511、S512)。部品組立ツール102は、ステップS510の後、処理をステップS501に戻して次の操作を受け付けるまで待機する。以上がモデルの仮配置の処理である。
一方、ステップS513では、部品組立ツール102は、受け付けた操作指示がモデルの回転操作(部品方向変更指示受付部1011(矢印ボタン)の押下、又は、ルート方向変更指示受付部1008におけるラジオボタンの押下)を受け付けたか判定する(ステップS513)。回転操作を受け付けた場合、押下を受け付けた矢印のボタン、またはラジオボタンに対応する方向に仮配置済みのモデルを回転させるようCADソフト101に指示する(ステップS514)。CADソフト101は当該指示を受け付け(ステップS515)、指示された方向にモデルを回転する(ステップS516)。
受け付けた操作が回転操作でない場合には、受け付けた操作が出口面の選択操作か判定する(ステップS517)。具体的には、出口面の記載の横に配置されている矢印ボタンの押下を検知した場合に出口面の選択操作を受け付けたと判定する。矢印ボタンの押下を受け付けた場合、受け付けた矢印ボタンの方向に応じたモデル上の参照平面を特定し、特定した参照平面の識別情報を出口面としてメモリに記憶する(ステップS518)。例えば図7の入口面・出口面情報740中の、選択された参照平面の出口面744の値を1に更新する。当該入口面・出口面情報740は予めPC100の外部メモリに、部品組立ツール102が参照可能に記憶されている。部品ID741は部品の識別情報であり、参照平面IDは部品ID741の部品における参照平面の識別情報である。入口面743、出口面744はそれぞれ、いずれの参照平面が入口面、出口面として選択されたかを示す。値が1の場合に、入口面、出口面として選択されたことを示し、値が0の場合は入口面、出口面として選択されていないことを示す。
部品組立ツール102は、当該出口面として特定した参照平面を仮配置済みのモデル上で選択状態にすべく、当該参照平面の選択指示をCADソフト101に送信する。CADソフト101は当該指示を受け付けて、指示された参照平面を選択状態にして出口面として選択・設定中である旨を識別表示する(ステップS519)。例えば選択された参照平面の線分を青色に変更する処理を行う。出口面の選択をした画面の例を図11の1100に示す。
受け付けた操作が出口面の選択操作でない場合には、受け付けた操作が入口面の選択操作か判定する(ステップS520)。具体的には、入口面の記載の横に配置されている矢印ボタンの押下を検知した場合に入口面の選択操作を受け付けたと判定する。矢印ボタンの押下を受け付けた場合、受け付けた矢印ボタンの方向に応じたモデル上の参照平面を特定し、特定した参照平面の識別情報を入口面としてメモリに記憶する(ステップS521)。例えば入口面・出口面情報740中の、選択された参照平面の入口面743の値を1に更新する。そして、当該特定した参照平面を仮配置済みのモデル上で選択状態にすべく、当該参照平面の選択指示をCADソフト101に送信する。CADソフト101は当該指示を受け付けて、指示された参照平面を選択状態にして入口面として選択・設定中である旨を識別表示する(ステップS522)。例えば選択された参照平面の線分の色を赤色に変更する処理を行う。入口面の選択をした画面の例を図11の1100に示す。また、入口面が選択された場合、部品組立ツール102は、当該新たに選択された入口面の位置・向きを、表計算ファイル720における直前のモデルの出口面の位置、向きに合わせるようにモデルの位置・向きを変更する処理を行う。具体的には、新たに入口面として選択された参照平面の位置・向きを、直前のモデルの出口面の参照平面の位置・向きに合わせるようにCADソフト101に指示する。CADソフト101が当該指示を受け付けて、受け付けた指示に応じてモデルの位置・向きを変更し、新たに選択された入口面を当該出口面に合わせて表示する。
受け付けた操作が入口面の選択操作でない場合には、受け付けた操作がモデルの配置確定の操作(配置を完了させる操作)か判定する(ステップS523)。当該モデルの配置の確定処理とは、仮配置中のモデルの入口面をメモリ上のリスト(表計算ファイル720の情報)における当該モデルの直前のレコードのモデルの出口面と合致させる指示をする操作である。具体的には、図10の「部品確定」ボタン1002の押下を受け付けた場合に、モデルの配置確定の操作を受け付けたと判定する。
モデルの配置確定の操作を受け付けた場合、部品組立ツール102は、仮配置中のモデルの入口面と、既に配置確定されている、メモリ上のリスト(表計算ファイル720の情報)の直前のレコードのモデルの出口面と合致させるようCADソフト101に指示する(ステップS524/合致制御手段に該当)。
CADソフト101は当該指示を受け付け(ステップS525)、受け付けた指示に応じて2つの面を合致させる(ステップS526)。結果、入口面と出口面それぞれと同じ位置にある部品の面同士が合わさる(組み立てられる)。モデルタイプ=「直線」のモデルと、モデルタイプ=「曲線」のモデルの参照平面を合致させて組み立てた例を図15に示す。図15における1501が、それぞれのモデルの入口面・出口面に指定され、合致させた参照平面である。
受け付けた操作がモデルの配置確定の操作でない場合、受け付けた操作が次のモデルの読込み操作か判定する(ステップS527)。具体的には、「次へ」ボタン1003の押下を受け付けた場合に、次のモデルの読込み操作を受け付けたと判定する。次のモデルの読込み操作を受け付けた場合、処理を図4のステップS407に移行して、未処理のレコードの内、最上位のレコードを取得する。
受け付けた操作が次のモデルの読込み操作でない場合、受け付けた操作がモデル作成画面の終了操作か判定する(ステップS528)。具体的には、「終了」ボタン1004の押下を受け付けた場合に、モデル作成画面の終了操作を受け付けたと判定する。受け付けた操作がモデル作成画面の終了操作でない場合、処理をステップS501に戻して次の操作があるまで待機する。受け付けた操作がモデル作成画面の終了操作である場合、未確定の、仮配置中のモデルを削除するようCADソフト101に指示する(ステップS529)。
CADソフト101は当該指示を受け付け(ステップS530)、仮配置中のモデルを削除する(ステップS531)。以上が図5の説明である。
図4の説明に戻る。部品組立ツール102は、ステップS409の処理実行後、図4の処理を終了する。一方、ステップS408において、ステップS407で取得したレコードのモデルタイプが接続部である場合、ステップS407で取得したレコードの次のレコードの情報(モデルタイプ、寸法等)を取得し(ステップS410)、取得したレコードのタイプのモデルを取得した寸法でCADソフト101において配置する処理を行う(ステップS411)。当該モデルの配置処理は、ステップS409で説明した図5の処理とほぼ同一である。一部処理が異なるため、以下、異なる処理について説明する。
ステップS411では、ステップS501〜S505の処理実行後、ステップS506において、メモリ上のリスト(表計算ファイル720に相当)の処理中のレコード(例:Model01A)の直前のレコード(タイプ=接続部のレコード/JointXX)のモデル位置のY,Z値、処理中のレコードの寸法A726のX値を取得し、取得したX,Y,Zの値を、2つ前のレコード(Model01)との間の距離として特定し、Model01から当該X,Y,Zの距離分離れた位置をModel01Aの配置位置として決定・記憶し、部品の配置処理を行う。部品組立ツール102は、ステップS507〜S526を実行する。配置後の部品、例えばModel01Aの配置の様子を図11の1120に示す。
部品組立ツール102は、図5のステップS527で次のモデルの読込み操作を受け付けたと判定した場合に、部品組立ツール102は、処理を図4のステップS412に移行する。また、ステップS411では、図5のステップS529で未確定のモデルの削除指示を行った後、図5及び図4の処理を終了するものとする。以上がステップS411における部品配置処理の説明である。
部品組立ツール102は、ステップS412で接続部の作成する基準となる面の寸法・位置を特定する(ステップS412)。具体的には、ステップS411で配置が確定したモデルの入口面と、当該モデルの直前のレコードのモデルの出口面の位置、寸法を特定して、接続部中の2面を、当該入口面・出口面とそれぞれ位置にある同じ寸法の面(例えば図12における1201の面と1202の面)に決定する。
部品組立ツール102は、当該特定した面と同じ寸法の面を、特定した入口面・出口面の位置に備える接続部の仮想モデルを生成するようCADソフト101に指示する(ステップS413/接続部作成制御)。
CADソフト101は、当該指示を受け付け(ステップS414)、受け付けた指示に応じて接続部のモデル(JointXX)を生成してモデル表示部1013に配置する(ステップS415)。接続部のモデル(JointXX)の配置の様子を図12の1200に示す。以上が図4の説明である。
次に図6を参照して、図4のステップS416で実行する、寸法チェック及び寸法一括変更の処理の流れについて説明する。
表計算ソフト103は、ステップS402で受け付けた操作指示が「寸法チェック」ボタン902の押下か、「寸法変更」ボタン903の押下かを判定する(ステップS601)。「寸法チェック」ボタン902の押下の操作である場合、処理をステップS602に移行する。「寸法変更」ボタン903の押下操作である場合、処理をステップS608に移行する。
表計算ソフト103は、ステップS602で、寸法チェックツール104を起動する処理をする(ステップS601)。具体的には、PC100の所定の記憶領域に記憶されている「寸法チェックツール.exe」のファイルを指定してツールを起動する(ステップS602)。当該起動処理の対象となった寸法チェックツール104が起動し(ステップS603)、メモリ上記に記憶されている現在の表計算ファイル720の情報(つまり、現在寸法入力画面900に入力・表示されている値)と、ステップS401で記憶した比較基準情報とを取得して各項目の値を比較し、値が異なる項目(表計算ソフト103において表示されている寸法入力画面900において現在の値と比較基準情報の値が異なるセル)を特定する(ステップS604)。どの項目がどのセルに対応するか特定するための情報は、別途メモリに記憶されているものとする。
寸法チェックツール104は、当該値が異なるセルの値を識別可能に表示するよう表計算ソフト103に指示する(ステップS605)。具体的には、当該値が異なるセルの識別番号と当該識別番号の示すセルの背景色を変更する指示を表計算ソフト103に対して送信する。
表計算ソフト103は当該識別表示の指示を受け付け(ステップS606)、指示されたセルの色を所定の色(例えば赤色)に変更することで、表計算ファイル720が開かれてから値が変更された項目、その値を識別表示する(ステップS607)。
また、表計算ソフト103は、ステップS402で受け付けた操作指示が「寸法変更」ボタン903の押下であると判定した場合、ステップS608で、寸法一括変更ツール105の起動処理を実行する(ステップS608)。具体的には、PC100の所定の記憶領域に記憶されている「寸法一括変更ツール.exe」のファイルを指定してツールを起動する。
当該起動処理の対象となった寸法一括変更ツール105が起動し(ステップS609)、メモリ上記に記憶されている現在の表計算ファイル720の各モデルの寸法A、寸法Bの値(つまり、現在寸法入力画面900に入力・表示されている寸法の値)と、配置済みモデル情報730の値の各モデルの寸法の値を比較して、寸法の値が異なるモデルのファイル名、及び現在の表計算ファイル720における寸法の値を特定する(ステップS610)。
寸法一括変更ツール105は、ステップS610で特定したファイル名の全てのモデルの寸法を、ステップS610で特定した各モデルに対応する現在の寸法入力画面900における寸法に変更する指示をCADソフト101に送信する(ステップS611)。
CADソフト101は当該指示を受信し(ステップS612)、指示されたモデルの寸法を指示された寸法に変更・更新する処理を行う(ステップS613)。以上が図6の説明である。
以上説明したように、本実施形態によれば、部品のリストの順序に応じて、3次元部品の組み立てを簡易に実現できる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態においては、組み立てるモデルの径(出口面と入口面の寸法)が一致しているか容易に確認可能することができる。
具体的には、図5のステップS504の直後、又は/及び、図6のステップS605の処理の直後に図16の処理を実行することで、当該モデルの径のチェック及びチェック結果のユーザへの通知を行う。
以下、図16、図17を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態においては、第1の実施形態と共通の処理については説明を省略する。
ステップS504の直後に図16の処理を実行する場合、ステップS1601において部品組立ツール102は、寸法入力画面900に入力・表示されている値を記憶したメモリ上のリスト(表計算ファイル720)を取得して、処理中レコードの直前のレコードを特定し(ステップS1601)、特定した直前のレコードのモデルの出口面である参照平面と一致する面(出口面である参照平面と同じ位置にあり、同じ向きである直前のレコードの部品上の面)と、処理中のレコードのモデル(ステップS504で寸法を決定したモデル)の入口面である参照平面に一致する面(入口面である参照平面と同じ位置にあり、同じ向きである処理中のレコードの部品上の面)の寸法をそれぞれ取得する(ステップS1602)。
具体的には、部品組立ツール102がCADソフト101に対して、前記直前のレコードのモデルの識別情報、当該モデルにおける出口面である参照平面の識別情報を通知することで、当該出口面と同じ位置、向きにある当該モデルの面の寸法を要求する。CADソフト101が当該要求に応じて対象の面の寸法をモデルのファイルの内部情報から読み出して、部品組立ツール102に返信する。部品組立ツール102はこれを受信することで、前記直前のレコードの部品上の出口面(参照平面)に一致する面の寸法を取得する。また、部品組立ツール102がCADソフト101に対して、処理中のレコードのモデルの識別情報、当該モデルにおける入口面である参照平面の識別情報を通知することで、当該入口面と同じ位置、向きにある当該モデルの面の寸法を要求する。CADソフト101が当該要求に応じて対象の面の寸法をモデルのファイルの内部情報から読み出して、部品組立ツール102に返信する。部品組立ツール102はこれを受信することで、処理中のレコードの部品上の入口面(参照平面)に一致する面の寸法を取得する。
部品組立ツール102は取得したそれぞれの面の径(寸法)が適切か判定し(ステップS1603/寸法判定手段に該当)、適切な場合は図16の処理を終了して、処理を図5のステップS505に進める。径が適切な場合とは、例えば、2つの面の径(寸法)が一致している場合である。
例えばステップS1603で、それぞれの面の径(寸法)が一致していないと判定された場合は、当該径が一致していないモデルの寸法値を識別表示するよう表計算ソフト103に指示する(当該寸法の入力されているセルの識別番号と識別表示の指示を送信する表示制御に該当/ステップS1604)。
当該指示を受け付けた表計算ソフト103は(ステップS1606)、当該指示に応じて対象のセルの値を識別表示する。例えば、対象のセルの背景色を赤色に変更する。セルの背景色変更の例を図17の1700の1701、1702に示す。その後処理を終了する。
また、部品組立ツール102は、例えばステップS1603で、それぞれの面の径(寸法)が一致していないと判定した場合、当該径が一致していないモデルの寸法値を識別表示するようCADソフト101に指示する、識別表示の制御を行う(ステップS1605)。つまり、当該径が一致していない面と同じ位置にある参照平面(ステップS1602でCADソフト101に問合せを行った参照平面)の識別情報をCADソフト101に通知し、且つ、当該参照平面の線分の色を所定の色に変更するようCADソフト101に指示する。当該指示を受け付けたCADソフト101は(ステップS1606)、当該指示に応じて対象の参照平面の線分の色を所定の色(例えば赤色)に変更する処理を行う(ステップS1607)。参照平面の色変更の表示例を図17の1710の1711に示す。また、部品組立ツール102は、図17の1712に示すような、2つのモデルの径が不一致である旨を通知する通知画面を表示画面に表示する。以上が図5のステップS504の直後に図16の処理を実行する場合の説明である。
図6のステップS605の直後に図16の処理を実行する実施例について説明する。ステップS605の直後に図16の処理を実行する場合、上述した図16の説明において部品組立ツール102が実行していた処理と同じ処理(ステップS1601〜S1605)を寸法チェックツール104が実行する。ステップS1602による面の寸法の取得は、寸法チェックツール104とCADソフト101の間で実行する。また、ステップS1603で径が一致していると判定された場合には、図16の処理を終了するものとする。
なお、通知画面1712の表示は、1700に示す表計算ソフトにおけるセルの背景色変更と共に行うようにしてもよい。以上が図16の説明である。なお、
本発明の第2の実施形態によれば、組み立てるモデルの径(出口面と入口面の寸法)が一致しているか容易に確認可能することができる。
以上説明したように、本発明によれば、部品のリストの順序に応じて、3次元部品の組み立てを簡易に実現できる。
また、図4のステップS410で次のモデルのレコードが未記載の場合は、部品組立ツールは、接続部を接続する先がないため、不図示のエラー画面を表示して次のレコードを入力するようユーザに促すようにしてもよい。
尚、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
例えば、部品組立ツール102、表計算ソフト103、寸法チェックツール104、寸法一括変更ツール105が1つのツールとして記憶され、当該1つのツールが、各ツールが実行するものとして上述した各図の処理を実行するように構成してもよい。また、これらのツールのうち任意のツールが1つのツールとして記憶され、当該1つのツールが、当該任意のツールが実行するものとして上述した各図の処理を実行するように構成してもよい。
例えば、不図示のサーバ装置にCADファイルを記憶させ、PC100に記憶されているCADソフト101がネットワークを介して当該CADファイルをサーバから取得・読込、展開するようにしてもよい。また、CADソフト101と部品組立ツール102が一体であってもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム或いは装置に直接、或いは遠隔から供給するものを含む。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合も本発明に含まれる。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100 PC
101 CADソフト
102 部品組立ツール
103 表計算ソフト
104 寸法チェックツール
105 寸法一括変更ツール

Claims (8)

  1. 参照平面を含む3次元モデルを記憶する情報処理装置であって、
    モデルのリストの順序を取得する取得手段と、
    前記取得したモデルの順序に基づいて、前記リストのモデルに対応する3次元モデルを3次元空間に配置すべく制御する配置制御手段と、
    前記配置制御手段により配置された第1の3次元モデルの参照平面であって、当該配置された3次元モデルの後ろの順序のモデルの参照平面を合わせる第1の面を特定する第1の特定手段と、
    当該後ろの順序のモデルにおいて前記第1の面に合わせる参照平面である第2の面を特定する第2の特定手段と、
    前記第1の特定手段で特定した第1の面と、前記第2の特定手段で特定された第2の面とが合わさる位置を、前記後ろの順序のモデルに対応する第2の3次元モデルを配置する位置として決定する決定手段と、
    を備え、
    前記配置制御手段は、前記後ろの順序のモデルを前記決定手段で決定した位置に配置するよう制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記リストにおけるモデルに対応する3次元モデルのテンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記テンプレート記憶手段で記憶される3次元モデルのテンプレートをコピーして記憶するコピー手段と、
    を備え、
    前記配置制御手段は、前記コピー手段でコピーした3次元モデルを、前記リストにおけるモデルに対応する3次元モデルとして配置すべく制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記リストはモデルごとの寸法の情報を含み、
    前記リストに含まれるモデルごとの寸法の値に基づいて、前記コピー手段でコピーした3次元モデルの寸法を変更する制御を行う寸法変更制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 部品の配置を完了すべく前記第1の面と前記第2の面とを合致させて固定すべく制御する合致制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記リストで指定を受け付けているモデルのモデルタイプが接続部を示すか判定するタイプ判定手段と、
    前記タイプ判定手段でモデルタイプが接続部を示すと判定された場合に、当該モデルの直前の順序のモデルに対応する3次元モデルの面と、後ろの順序のモデルに対応する3次元モデルの面とを接続する接続部を示すモデルを作成すべく制御する接続部作成制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記配置制御手段により配置された前記第1の3次元モデルと前記第2の3次元モデルの径が適切か判定する寸法判定手段と、
    前記寸法判定手段で、径が適切でないと判定された場合に、前記適切でないと判定された面を識別可能に表示する制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 参照平面を含む3次元モデルを記憶する情報処理装置の制御方法であって、
    モデルのリストの順序を取得する取得工程と、
    前記取得したモデルの順序に基づいて、前記リストのモデルに対応する3次元モデルを3次元空間に配置すべく制御する配置制御工程と、
    前記配置制御工程により配置された第1の3次元モデルの参照平面であって、当該配置された3次元モデルの後ろの順序のモデルの参照平面を合わせる第1の面を特定する第1の特定工程と、
    当該後ろの順序のモデルにおいて前記第1の面に合わせる参照平面である第2の面を特定する第2の特定工程と、
    前記第1の特定工程で特定した第1の面と、前記第2の特定工程で特定された第2の面とが合わさる位置を、前記後ろの順序のモデルに対応する第2の3次元モデルを配置する位置として決定する決定工程と、
    を含み、
    前記配置制御工程は、前記後ろの順序のモデルを前記決定工程で決定した位置に配置するよう制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 参照平面を含む3次元モデルを記憶する情報処理装置で実行が可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    モデルのリストの順序を取得する取得手段と、
    前記取得したモデルの順序に基づいて、前記リストのモデルに対応する3次元モデルを3次元空間に配置すべく制御する配置制御手段と、
    前記配置制御手段により配置された第1の3次元モデルの参照平面であって、当該配置された3次元モデルの後ろの順序のモデルの参照平面を合わせる第1の面を特定する第1の特定手段と、
    当該後ろの順序のモデルにおいて前記第1の面に合わせる参照平面である第2の面を特定する第2の特定手段と、
    前記第1の特定手段で特定した第1の面と、前記第2の特定手段で特定された第2の面とが合わさる位置を、前記後ろの順序のモデルに対応する第2の3次元モデルを配置する位置として決定する決定手段として機能させ、
    前記配置制御手段は、前記後ろの順序のモデルを前記決定手段で決定した位置に配置するよう制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
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