JP2017086413A - X線画像診断装置、画像処理装置、画像処理プログラム、x線画像の処理方法、およびステント治療支援システム - Google Patents

X線画像診断装置、画像処理装置、画像処理プログラム、x線画像の処理方法、およびステント治療支援システム Download PDF

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宏一郎 鈴木
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Abstract

【課題】透視画像上でステント径の拡張度合を容易に判別できるX線画像診断装置を提供する。
【解決手段】X線画像診断装置1は、ステントが挿入された被写体100にX線を照射するX線照射部104と、被写体100を透過したX線を検出するX線検出部112と、X線検出部112から出力された信号を取り込み画像処理してX線画像を作成する画像処理部114を備え、画像処理部114が、X線画像内のステントの画像を用いてステントの径の拡張度合を算出し、拡張度合に応じて階調を変化させた画像を生成する階調画像処理部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステント治療に用いるX線画像診断装置に関する。
血管狭窄治療方法の一つに、金属製の網目状の筒で構成され、血管の径方向に拡張できるステントを、バルーンカテーテルと呼ばれる術具を用いて血管の狭窄部位まで運び、バルーンを膨らませてステントを拡張させ、狭窄部位を広げながらステントを留置し、狭窄を改善する方法がある。この治療方法はX線透視下で行われ、ステントの挿入位置決定や留置をするかどうかの決定は、造影剤注入により映し出された血流を術者が確認することで判断される。
X線透視下の手術中に、操作者の確認を補助する技術として特許文献1から特許文献6の技術が提案されている。特許文献1から特許文献3は、画像内のステント位置が同一位置に表示されるように補正することにより、冠状動脈に対するステント治療など、動きの激しい部位においても、正確にステントの状況を捉える技術を開示している。特許文献4は、事前にCTなどで3次元画像を取得し、3次元画像上でステント留置領域を定め、術中透視像へステント留置領域を重ね合わせて表示する技術を開示している。特許文献5は、透視像上の血管像に仮想マーカーを付け、ステント固定位置の強調表示を行う技術を開示している。特許文献6は、使用するステントのマーカー情報(配置・数・大きさ・形状など)を事前に装置に入力し、術中におけるX線透視画像上のステントを識別・強調表示する技術を開示している。また、特許文献6は、ステント直径方向に平行な横断面を1周するように配置された少なくとも3つのマーカーを備えたステントを用いて、少なくとも二つのマーカーを結ぶ最長の直線の長さをX線画像の倍率で割ることにより、ステントの直径を判断する技術を開示している。
特開2014−237041号公報 特開2014−050747号公報 特開2013−212355号公報 特開2010−240253号公報 特表2005−528946号公報 特開2012−81136号公報
手術中、ステントの留置をするかどうかを決定するために、操作者はステント径の開き度合を確認する必要がある。このステントの開き度合の確認は造影剤を投与して行うため、ステント留置をするかどうかを決定するまで複数回の造影剤投与が必要となる場合がある。そのため、複数回の造影剤の投与をせずに、操作者が透視画像を見ながらステント径の拡張度合を容易に判別できる技術が望まれている。特許文献6の技術は、ステントを一周するように配置された3つ以上のマーカーのうちの二つのマーカーを結ぶ最長の直線の長さをもとにステントの直径を判断するだけにとどまり、ステントの拡張度合は、操作者が判断する必要がある。
本発明は、透視画像上でステント径の拡張度合を容易に判別できるX線画像診断装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のX線画像診断装置は、ステントが挿入された被写体にX線を照射するX線照射部と、被写体を透過したX線を検出するX線検出部と、X線検出部から出力された信号を取り込み画像処理してX線画像を作成する画像処理部を備え、画像処理部が、X線画像内のステントの画像を用いてステントの径の拡張度合を算出し、拡張度合に応じて階調を変化させた画像を生成する階調画像処理部を備える。
本発明によれば、ステント径の拡張度合に応じてステントのX線画像を階調変化させて表示することにより、透視画像上でステント径の拡張度合を容易に判別できる。これにより、ステント径の広がりを確認するための造影剤注入回数が低減されるため、操作者の操作の負担が低減し、患者の造影剤投与による負担および被曝が低減される。
第一および第四実施形態のX線画像診断装置の全体概要図 第一実施形態の画像処理部の機能ブロック図 第一実施形態の階調画像処理部の機能ブロック図 第一から第四実施形態のステント手術の一例を示すフローチャート (a)は拡張前のステント直径を説明する図、(b)は目標径に達したステントを説明する図 第一実施形態の階調画像表示の処理手順の概要を示すフローチャート (a)はステントを狭窄部位に配置した時の透視画像(元画像)、(b)は図(a)のステント部分のみの階調画像、(c)は図(a)と図(b)とを重ね合わせた画像 第一から第三実施形態のステント目標径収束強調表示の処理手順を示すフローチャート (a)は計算領域Aを説明する図、(b)はカテーテル輪郭算出を説明する図、(c)はステント輪郭算出を説明する図、(d)はステント階調表示を説明する図 (a)はステントの画像の輪郭の長辺に沿った軸と直交し両端が該長辺に接する線分AB(n、t)を説明する図、(b)は距離c(n、t)を算出する計算式を説明する図 従来のステント手術の処理手順を示すフローチャート 第二実施形態のX線画像診断装置の全体概要図 (a)は血管狭窄部位のX線画像を説明する図、(b)は図(a)の点線内に示した狭窄部位の拡大図、(c)から(e)は、血管内超音波装置の測定結果であって、(c)は図(b)のA−A´断面図、(d)は図(b)のB−B´断面図、(e)は図(b)のC−C´断面図 第二実施形態の血管内超音波画像受付部の機能ブロック図 第二実施形態の階調画像表示の処理手順の概要を示すフローチャート 第三実施形態のX線画像診断装置の全体概要図 第三実施形態の目標径算出部の機能ブロック図 第三実施形態の階調画像表示の処理手順の概要を示すフローチャート 第四実施形態の階調画像表示の処理手順の概要を示すフローチャート 第四実施形態のステント最大径収束強調表示の処理手順を示すフローチャート 最大径に達したステントを説明する図
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。以下、本発明の実施形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態のX線画像診断装置1の装置構成の概略を示す。
本実施形態のX線画像診断装置1は、主たる構成として、被写体100を搭載するテーブル102と、被写体100にX線を照射するX線照射部104と、X線絞り106と、高電圧発生部110と、X線検出部112と、画像処理部114と、画像記憶部116と、表示部118と、制御部120と、操作部122と、を備えている。
高電圧発生部110は、X線照射部104に電力供給を行なう。X線照射部104は、高電圧発生部110から電力供給を受けてX線を発生させるX線管を有する。X線照射部104は、特定のエネルギーのX線を選択的に透過させるX線フィルタなどを有していてもよい。X線絞り106は、複数の絞り羽根を有し、被写体100に対するX線照射領域を設定する。
X線検出部112は、X線照射部104に対向する位置に配置され、被写体100を透過したX線を検出する。X線検出部112は、例えば、X線を検出する複数の検出素子が2次元アレイ状に配置されて構成されており、X線照射部104から照射され、被写体100を透過したX線の入射量に応じたX線信号を出力する機器である。X線検出部112で検出されたX線は、電荷として画素毎に蓄積コンデンサ(図示しない。)に蓄積される。そして、画素毎に蓄積された電荷に基づくX線信号が画像処理部114に出力される。
画像処理部114は、X線検出部112から出力されたX線信号を取り込んで画像処理し、画像処理されたX線画像を出力する。画像処理は、ガンマ変換、階調変換処理、X線画像の拡大・縮小等や、後述するステントの階調処理である。画像記憶部116は、画像処理部114から出力されたX線画像を記憶する。表示部118は、画像処理部114から出力されたX線画像を表示する。表示部118は、X線画像診断装置1の一部であってもよいし、X線画像診断装置1とは別の表示装置であってもよい。制御部120は、各構成要素等を制御し、ステント手術に用いるステント(後述)の目標径(後述)などを制御部120に内蔵するメモリ128に記憶する。操作部122は、制御部120に対して各種指令を出力する。
制御部120および画像処理部114はCPUとメモリで構成することができる。メモリには、各部の機能を実行するための画像処理プログラムが予め格納されており、CPUはメモリのプログラムを読み込んで実行する。これにより、これらの各部の機能をソフトウェアにより実現する。本実施形態は、制御部120および画像処理部114は、ソフトウェアによって実現されるものに限られるものではなく、各部の一部または全部の処理をASIC(application specific integrated circuit)やFPGA(field−programmable gate array)等のハードウェアによって実現することも可能である。
被検体の血管内に挿入されているステントのX線画像をステントの径の拡張度合に応じて階調を変化させてカラー表示する機能を有する画像処理部114の機能ブロック図を図2に示す。
画像処理部114は、透視画像処理部211と、階調画像処理部212と、を備える。透視画像処理部211は、X線検出部112の出力信号から透視画像(すなわちX線画像、以下、元画像と呼ぶ)を作成する。階調画像処理部212は、ステントのX線画像をステントの径の拡張度合に応じて階調画像(カラー表示画像)を作成し、透視画像処理部211から出力された透視画像上に階調画像を重ね合わせた画像を出力する。
この階調画像処理部212について、さらに詳細な機能ブロック図を図3に示す。階調画像処理部212は、検出部401と、計算部402と、階調画像生成部403と、を備える。検出部401は、透視画像処理部211が作成した元画像から、ステントの輪郭や、後述するマーカー座標およびカテーテルの輪郭を抽出する。計算部402は、検出部401が検出したステント輪郭などの情報を用いてステントの目標径への収束率を算出する。目標径は、ステント治療において血管の狭窄部位や閉塞部位を拡張するために必要なステント径である。階調画像生成部403は、計算部402が算出した収束率に対応じてステントの階調画像を作成し、元画像と重ね合わせ、表示部118に表示させる。
次に、図4を参照して、ステント手術の手順の一例を説明する。
ステント手術に用いるステント302は、ステント治療における血管の狭窄部位や閉塞部位を拡張し、血管の管腔サイズを維持する機能を有する円筒形の網状器具である。図5に示すように、ステント302は縮小した状態で血管内に挿入され(図5(a))、血管内で径方向に拡張することにより血管の狭窄部位を押し広げる(図5(b))。ステント302は、例えば、金属素材で形成されている。ステントは拡張方式によりいくつかの型に区別される。一つはバルーンの膨張により拡張するバルーン拡張型ステントであり、もう一つはステントの外側に備えられたチューブなど、拡張を抑制する部材を取り除くことにより、自己拡張する自己拡張型ステントである。本実施形態では、バルーン拡張型ステントを用いる場合を説明するが、自己拡張型ステントを用いてもよい。
<ステップS1701>
操作者は、テーブル102に被写体100を搭載し、カテーテル挿入部位の麻酔、カテーテル装置準備など、手術の準備を行う。
<ステップS1702>
操作者は、造影剤を被写体100に注入し、狭窄部位の確認を行う。また、後述する血管内超音波(intravascular ultrasound:以下IVUS)装置2を用いて狭窄部位の血管内部を測定する。IVUS装置2の測定結果をもとに、操作者は、形状、サイズなどステントの選定を行う。また、この時、操作者は、IVUS装置の測定結果からステント302の目標径を決定する(図5(b))。
<ステップS1703>
操作者は、バルーンカテーテルを狭窄部位まで挿入し、カテーテルを通じてバルーンを膨張させて狭窄部位の拡張を行う。バルーンカテーテルは、先端付近に収縮した状態のバルーンがついたカテーテルの一種であり、カテーテルを通じてこの収縮したバルーンを膨らませることにより、狭窄部位を拡げることができる。操作者は、バルーンを膨らませて狭窄部位を拡張させた後、バルーンを収縮させてバルーンカテーテルを被写体100から抜く。
<ステップS1704>
操作者はステント302を備えたバルーンカテーテル306を用意する。ステント302を備えたバルーンカテーテル306は、図5(a)に示すように、筒状のステント302の内側にバルーンカテーテル306のバルーン304が挿入された構造である。バルーン304はカテーテル305の先端付近に配置されている。バルーン304の両端付近のカテーテルには、マーカー303aおよび303bがそれぞれ配置されている。ステント302は二つのマーカー303a、303bの間に位置する。マーカー303は、X線不透過性の材料で形成されている。これにより、X線画像においてマーカー303を認識可能である。そのため、術中において、X線透視画像でマーカー303を認識することによりバルーン304およびステント302の位置が認識可能となる。
このようなステント302を備えたバルーンカテーテル306を操作者は血管内に挿入し、ステント302を狭窄部位に配置する(図5(a))。このとき、操作者が透視画像上のマーカー303を確認することによりステント302の位置は確認される。そののち、操作者がカテーテル305を通じてバルーン304へ液体を注入することにより、バルーン304を膨張させる。これにより、ステント302の径が径方向に拡張する(図5(a)から(b)参照)。そして、ステント302の径が目標径に到達した時(図5(b))、バルーン304内の液体を吸引することで、バルーン304を収縮させる。操作者は、収縮したバルーンカテーテル6を体外に抜き取る。このとき、いったん目標径まで拡張したステント302は、収縮したバルーンカテーテル6を体外に抜き去っても、狭窄部位に留置される。
<ステップS1705>
最後に、操作者は、被写体に造影剤を注入して手術後の血流・血管径の透視画像をチェックして目標径までステント302が拡張していることを確認する。これにより、手術が終了する。
上述したステント手術の手順において、狭窄部位の確認(ステップS1702)、狭窄部位の拡張(ステップS1703)、ステント留置(ステップS1704)、および手術結果確認(ステップS1705)の処理はX線画像診断装置1による透視撮影の下で行われる。
以上説明した構成、手順を踏まえ、図6を用いてX線画像診断装置1の動作の説明をする。
<ステップS600、ステップS601>
操作者が狭窄部位の確認処理(ステップS1702)を行うためにX線画像診断装置の電源を入れる(ON)と、制御部120の制御により、X線照射部104は被写体100にX線を照射し、X線検出部112がX線信号を出力する。その信号を画像処理部114が取り込んで画像処理を行い、透視画像が作成される。透視画像は表示部118に表示される。操作者は透視画像を見ながら、狭窄部位の確認処理(ステップS1702)や狭窄部位の拡張処理(ステップS1703)を行う。
<ステップS602>
次いで、ステント留置処理(ステップS1704)を行うために、操作者は、操作部122から制御部120に初期条件を入力する。初期条件は、ステントの拡張前の直径(φinit)(図5(a)参照)、ステントの目標径(φref)(図5(b)参照)、およびN値である。初期条件は、制御部120内のメモリ128に記憶される。
ステントの拡張前の直径はメーカーが発行する添付文書の情報から、あるいは血管に挿入する前に拡張前のステントの直径を実際に測定することにより取得できる。なお、図5(a)では拡張前のステント302の直径がカテーテル305の幅よりも大きく示しているが、実際はステント302の拡張前の直径はカテーテル305の幅にほぼ等しい。
ステント302の目標径は、IVUS装置2で取得した血管径測定情報から操作者がステップS1702で決定した値である。
N値は、収束率に応じてカラー表示させるステント径(言い換えると、後述する線分ABの長さ)の測定位置n(n=0、1、2、・・・、N−1)の総数である。このようなN値は、ステント302のサイズなどをもとに操作者が任意に決定する整数値であり、特に限定されないが、例えば、10である。
<ステップS603>
制御部120は、変数を初期化して、t=0、n=0とする。tは、透視画像の取り込みのタイミングを示す。
<ステップS604、ステップS605>
操作者は、バルーン304を膨張させてステント302を拡張させる前に、操作部122を介して階調処理スイッチを操作する。制御部120はこの操作を受け付け、操作部122の階調処理スイッチがONの場合、次のステップS606に進む。ONではない場合(階調処理スイッチがOFFの場合)は、後述するステップS609へ進む。
<ステップS606>
制御部120の制御下で、画像処理部114の透視画像処理部211は、X線検出部112から時刻tに出力されたX線信号を取り込み、画像処理して透視画像(元画像)(図7(a))を生成する。なお、t=0の時はステント302の拡張が開始される前の画像である。
<ステップS607>
画像処理部114の階調画像処理部212は、透視画像処理部211が作成した元画像を取得し、それをもとに、ステント302の階調画像を作成し(図7(b))、元画像へ重畳し(図7(c))、それを表示部118に出力する。階調画像処理部212が行う階調画像処理の詳細は、後述する。
<ステップS608>
表示部118は、階調画像処理部212から出力された画像を表示する。
<ステップS609>
制御部120は、階調処理スイッチがONされたままであるか判断し、ONされたままの場合はステップS604へ戻り、ステップS604からステップS608を繰り返す。これにより、操作者は階調表示されたステント302の透視画像を見ながらステント302が目標径まで達成したことを確認し、ステント留置処理を行うことができる(図4のステップS1704)。
操作者が手術結果確認(ステップS1705)後、手術を終えるため、操作者は階調処理スイッチをOFFにすると、制御部120は、X線画像診断装置1の電源を切る(OFF)。これにより透視撮影は終了する(S610)。
次に、図8を用いて、上述の階調画像処理(ステップS607)の詳細を説明する。
<ステップS701、ステップS702>
操作者は操作部122を介してステント目標径収束強調表示開始スイッチ124を操作すると制御部120はこれを受け付ける。制御部120は、ステント目標径収束強調表示開始スイッチ124がONの場合、次のステップS703に進む。
<ステップS703>
階調画像処理部212の検出部401は、透視画像処理部211が作成した透視画像(元画像)(ステップS606参照)をもとに、予め定めた第一ウインドウを用いて階調処理を行うことにより、カテーテル305に備えられたマーカー303の画像を抽出し、マーカー303の位置座標を検出する。
元画像においては、X線吸収度合の違いからマーカー303の階調が最も濃く(暗く)、次にカテーテル305、その次にステント302、その次に人体の血管などの順に濃い。よって、階調の濃い順に、所定の階調幅をそれぞれ有する、第一ウインドウ、第二ウインドウ、第三ウインドウ、および第四ウインドウを予め設定しておき、それぞれマーカー303、カテーテル305、ステント302、血管の画像を抽出するための階調のウインドウとして用いて階調処理することによりマーカー等の画像を抽出できる。
<ステップS704>
検出部401は、ステップS703で検出したマーカー303aとマーカー303bとの位置座標から両者の中点を計算により求める。求めた中点を中心にあらかじめ定めておいた大きさの計算領域Aを設定し、計算領域Aの画像を抽出する(図9(a)参照)。抽出は検出部401が自動で行う。
<ステップS705>
検出部401は抽出した計算領域Aの画像を画像処理してカテーテル305の画像の輪郭を抽出する。具体的には、マーカー303の画像抽出に用いた第一のウインドウの次に階調の濃い第二ウインドウ(ステップS703参照)を用いて階調処理を行い、計算領域Aの画像からカテーテル305の画像を抽出した後、例えば動的輪郭処理により、カテーテル305の画像の輪郭を抽出する(図9(b))。ここで、動的輪郭処理は一般的な方法を使用すればよく、例えば、階調差が所定値よりも大きいところを輪郭線として抽出する方法を用いる。
<ステップS706>
次に検出部401はステント302の画像の輪郭を抽出する。具体的には、カテーテル305の画像抽出に用いた第二ウインドウの次に階調の濃い第三ウインドウ(ステップS703参照)を用いて、検出部401は、計算領域Aの画像からステント302の画像を抽出し、動的輪郭処理により、ステント302の輪郭を抽出する(図9(c))。
<ステップS707>
検出部401は、図10(a)に示すように、ステップ706で抽出したステント302の画像の輪郭の長辺に沿った軸と直交しその両端が該長辺に接する線分ABを設定する。そして、検出部401は、線分ABの長さを求めることにより、ステント302の画像の径を求める。具体的には、例えば、検出部401は、N値(ステップS602参照)を制御部120のメモリ128から取得し、マーカー303aとマーカー303bとの間のカテーテル305の画像を、その輪郭(長辺)に沿った軸方向についてN+1等分し、等分した位置からステント302の長辺に沿った軸と直交する線をそれぞれ引き、ステント302の輪郭の2本の長辺との交点a(n、t)およびb(n、t)を線ごとにそれぞれ検出する(ただしn=0、1、2、・・・、N−1、tは元画像の取り込みのタイミングを示す)。これによりステント302の画像の輪郭の長辺に沿った軸と直交し、その両端a(n、t)およびb(n、t)が、ステント302の画像の長辺に接する線分AB(n、t)を等間隔にN本設定することができる。なお、上記構成では、ステント302の長辺に沿った軸と直交する線分ABを設定しているが、カテーテル305の輪郭(長辺)に沿った軸と直交する線分を設定することも可能である。カテーテル305とステント302の軸は、ほぼ平行または同軸であるので、カテーテル305の輪郭(長辺)に沿った軸と直交する線分を設定することにより、ステント302の長辺に沿った軸と直交する線分を設定することができる。
<ステップS708>
計算部402は検出部401が設定した線分ABの両端の点a(n、t)および点b(n、t)の位置に基づいて、点a(n,t)と点b(n,t)との間の距離c(n,t)を算出することにより、線分ABの長さ、すなわち、元画像上のステント302の画像の径を算出する。全部の位置nについて距離cを求めそれぞれの位置のステント径を算出する。具体的には、図10(b)に示すように、画像上にxy座標系を考え、点a(n,t)の座標(xa(n,t) ,ya(n,t))および点b(n,t)の座標(xb(n,t),yb(n,t))間の距離c(n,t)を次の式にて算出する。
Figure 2017086413
<ステップS709>
計算部402は次の比例式を用いて、ステント目標径(φref)に対応する画像上の目標径(cref(n))を算出する。
c(n,0):cref(n)=φinit:φref (式2)
c(n,0)は、t=0における点a(n,t)、点b(n,t)の位置座標から式(1)により求めた拡張前のステント302の画像上の直径である。φinitは操作者がステップS602で入力した拡張前のステント302の直径であり、φrefはステント302の目標径である。計算部402は、φinitの値およびφrefの値を制御部120のメモリ128から取得し、式(2)より、cref(n)を算出する。計算部402はすべてのnについてc(n,0)およびcref(n)を算出し、これらを記憶してステップS710およびt=1以降のステップに用いる。
<ステップS710>
計算部402は、次の式(3)を用いて、目標径への収束率pref(n,t)をnごとに算出する。
ref(n,t)=(c(n,t)−c(n,0))/(cref(n)−c(n,0))×100[%] (式3)
式3で求められた収束率はその値が大きいほどステント302の径が目標径に近づいていることを示す。
<ステップS711>
階調画像生成部403は、収束率pref(n,t)に応じて線分AB(n,t)をカラー表示した画像、すなわちカラー階調画像を図7(b)および図9(d)のように生成する。点a(n、t)と点b(n、t)とを結ぶ線分AB(n,t)の画像をnごとに生成し、この線分AB(n,t)の画像の色を所定の色に割り当てることによりカラー階調画像を生成する。例えば、線分AB(n,t)を、収束率pref(n,t)が100〜90%の場合に青色、90〜60%の場合に黄色、60〜0%の場合に赤色に線分を表示する。
なお、線分AB(n,t)のかわりに、点a(n,t)と点b(n,t)のみをカラー表示してもよい(不図示)。
<ステップS712、ステップS713>
階調画像生成部403は、生成したカラー階調画像を透視画像処理部211が作成した元画像(ステップS606参照)に重畳し(図7(c))、ステント収束強調表示画像を生成する。制御部120はtをt+1として、図6のステップS608へ進み、ステント収束強調画像を表示する。
<ステップS714>
一方、ステップS702において、ステント目標径収束強調表示開始スイッチ124がONでない場合、制御部120の制御の下、透視画像処理部211部は、階調画像を作成せずに、透視画像処理部211が作成した透視画像を表示部に表示させる。
本実施形態によれば、ステント302の拡張度合に対応してステント302の画像(線分AB)を段階的に階調(色相)変化させたカラー階調画像を表示する。よって、操作者はステント拡張径が目標径に達したかどうかをステント収束強調画像により確認できる。
一方、図11に示したように、比較例である従来の手順では、ステップS1706において、手術結果(ステップS1705参照)をもとにステント302の拡張径が目標径に達しているかを操作者が判断し、目標径に達していなければ、ステントの留置処理のステップS1704および造影剤注入による術後確認処理のステップS1705を繰り返す必要がある。すなわち、操作者は画像造影剤を投与しなければステント302の拡張度合を確認できず、目標径に達成するまでに複数回の造影剤投与が余儀なくされる。
したがって、本実施形態と比較例の従来技術とを比較すると、本実施形態のX線画像診断装置を用いることにより、ステント拡張度合を確認するために操作者はバルーンカテーテルを抜いて造影剤投与を複数回繰り返す必要がなく、患者および操作者の負担が軽減され、患者への被ばくが低減される。
本実施形態によれば、ステント302の軸方向について複数(N個)の点において収束率が算出できるため、ステント302が均等に拡張していない場合もステント収束強調画像により色の差で容易に確認できる。
本実施形態によれば、ステント手術で一般的に使用されるステントを用いてステント拡張度合がカラー表示できる。
本実施形態では、画像上の目標径(cref(n))を算出するステップS709において、t=0における点a(n,t)および点b(b,t)の位置座標から式(1)により拡張前のステント径c(n,0)を求める説明をしたが、c(n,0)を求める方法はこの方法に限定されない。例えば、拡張前のステント輪郭がカテーテル輪郭の幅とほぼ等しい場合があるが、この場合、第三ウインドウを用いた階調処理(ステップS706)を行ってもステント輪郭が抽出するのが困難になる。そのような場合、計算部402は、カテーテル305の軸方向に沿った二本のカテーテル輪郭線の間隔を画像から算出することにより、カテーテル輪郭の幅(すなわちカテーテル径)を求め、その値を拡張前のステント径c(n,0)として用いてよい。これにより、汎用性の高いカテーテル305の幅をもとにステント302の拡張度合が算出できる利点がある。
本実施形態では、IVUS装置2で取得した血管径測定情報から操作者が決定したステント302の目標径の入力を受け付ける構成であったが(ステップS602参照)、IVUS装置に限らず、血管径を測定できるその他の装置から取得した血管径測定情報から決定したステント目標径であってもかまわない。
本実施形態では、ステップS707において、マーカー303aとマーカー303bとの間のカテーテルを長手方向についてN+1等分し、等分した位置から線分AB(n、t)を引く場合を説明した。しかし、等分した位置がステント305の上にない場合(例えば、マーカー303a、303bとステント302の両端との間にある場合)は、その位置から両端がステント302の輪郭の長辺に接する線分AB(n、t)を引くことができない。その場合、ステントの上にある位置についてのみ線分ABを引き距離cを算出し、収束率を求め階調画像の生成(ステップS711)をすればよい。
本実施形態では、階調変化を色相変化で実現したが、色相に限らず、明度変化または彩度変化で表すことも可能である。
<第二実施形態>
第一実施形態では、操作者が血管内超音波(intravascular ultrasound:以下IVUS)装置2の画像などをもとにステント302の目標径(φref)を決定し、X線画像診断装置1に入力する場合を説明したが、本実施形態では、X線画像診断装置1がIVUS装置2からの画像を取得してステント302の目標径を算出する機能を有する。
まず、本実施形態のIVUS装置2の構成について説明する。図12に示すように、IVUS装置2は、被写体100の血管内部に直接挿入される超音波プローブ(以下、「IVUSプローブ」)210と、IVUSプローブ210が受信した信号に対して画像処理を行なうIVUS画像処理部204と、IVUS画像処理部204から出力された画像を記憶するIVUS画像記憶部206と、IVUS画像を表示するIVUS画像表示部200と、IVUS装置の各構成要素を制御するIVUS制御部208と、IVUS制御部208に対して各種指令を行なうIVUS操作部202と、を備えている。
次に、図12を用いて、本実施形態のX線画像診断装置1の構成について、第一実施形態の装置の構成と異なる点を説明する。本実施形態のX線画像診断装置1は、第一実施形態のX線画像診断装置1の構成部に加えて、IVUS画像受付部1201を備える。IVUS画像受付部1201は、IVUS装置2の撮影(ステップS1702)により取得した画像(例えば、図13(c)から図13(e))のうち、目標径の計算対象として操作者が選択した画像(例えば、図13(c)あるいは図13(e))をIVUS装置2から取得し、取得した画像からステント302の目標径を算出し、それを制御部120へ通知する。IVUS装置2からの画像取得は有線あるいは無線で取得してよい。
IVUS画像受付部1201の構成について具体的に説明する。
図14に、ステント302の目標径を算出する機能を有するIVUS画像受付部1201の機能ブロック図を示す。
IVUS画像受付部1201は、IVUS画像取得部1301と、長軸・短軸検出部1302と、目標径計算部1303と、を備える。IVUS画像取得部1301は、目標径の計算対象として操作者により選択された画像をIVUS装置2から取得し、一時的に記憶する。長軸・短軸検出部1302は、IVUS画像取得部1301が取得した血管画像から血管の長軸方向の径lおよび短軸方向の径sを検出する。目標径計算部1303は、検出した長軸方向の径lおよび短軸方向の径sをもとにステント302の目標径を算出し、制御部120へ通知する。
IVUS画像受付部1201はCPUとメモリで構成することができる。メモリには、IVUS画像受付部1201の機能を実行するためのプログラムが予め格納されており、CPUはメモリのプログラムを読み込んで実行する。これにより、IVUS画像受付部1201の機能をソフトウェアにより実現する。本実施形態は、IVUS画像受付部1201は、ソフトウェアによって実現されるものに限られるものではなく、IVUS画像受付部1201の一部または全部の処理をASICやFPGA等のハードウェアによって実現することも可能である。
図15を参照して、本実施形態のX線画像診断装置1による階調画像処理を説明する。なお、図15の処理において第一実施形態と同様の処理が重複している部分については、詳細な説明を省略し、異なる部分のみ以下説明する。
<ステップS601>
X線画像診断装置1は透視画像を撮影する。操作者は透視画像を見ながらIVUS装置2のIVUSプローブ210を血管310に直接挿入し、血管内に超音波を送信し、受信することによりステントを留置すべき狭窄部位の病変長にわたって血管画像を取得する(図13(a)および図13(b)参照)。図13(c)、図13(d)、および図13(e)に、血管の軸方向に垂直な断面のIVUSの測定結果であって、それぞれ、近位部の断面図、病変部中心の断面図、および遠位部の断面図を示す。ステント302の目標径としては、病変300に対して、近位或いは遠位部の正常部位の血管径を使用するため、操作者は、IVUS装置2が取得した断面図のうち、近位部の断面図(図13(c))或いは遠位部の断面図(図13(e))を選択する。
<ステップS1401>
作成された透視画像(ステップS601)を操作者が見ながら、ステント手術(図4)の狭窄部位の確認を行う処理において(ステップS1702)、IVUS画像取得部1301は、目標径の計算対象として、ステップS601において操作者が選択したIVUS画像を操作者の操作によりIVUS装置2から取得し、格納する。例えば、図13(c)に示す、近位部のIVUS測定画像を取得し、格納する。
<ステップS1402>
長軸・短軸検出部1302は、IVUS画像取得部1301が取得した血管画像から血管の長軸方向の径lおよび短軸方向の径sを予め定めた画像処理により検出する。
<ステップS1403>
目標径計算部1303は、検出した長軸方向の径lおよび短軸方向の径sをもとにステント302の目標径を算出し、制御部120へ通知する。例えば、目標径は長軸方向の径lおよび短軸方向の径sの平均値を用いることができる。具体的には、例えば、DES(Drug Eluting Stent、薬物溶出性ステント)を使用する場合は、血管内腔の長軸方向の径lと短軸方向の径s(図13(c)参照)との平均値を目標値として用いる。なお、ステントの種類により、径の算出基準となる血管画像が変わるが、同様の手法により目標値は計算される。また、長軸方向の径lと短軸方向の径sとの平均値は目標径の一例であり、これに限定されない。
<ステップS1404>
操作者は、操作部122から制御部120に初期条件として、ステントの拡張前の直径(φinit)およびN値(ステップS602参照)を入力する。これらの条件は制御部120内のメモリ128に記憶される。
ステップS1404以後の処理手順は第一実施形態と同様である。ただし、ステント目標径収束強調表示処理(図8)において、計算部402がCref(n)を算出する処理(ステップS709)のために、計算部402が制御部120のメモリ128から取得するステント302の目標径(φref)は、目標径計算部1303が制御部120へ通知した目標径である(ステップS1403)。
本実施形態によれば、第一実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、ステント302の拡張度合に対応してステント302の画像が段階的に階調(色相)変化してカラー表示する。よって、ステント拡張径が目標径に達したかどうか確認できる。これにより、バルーンカテーテルを抜く等の作業や造影剤投与が低減され、操作者の負担が軽減し、患者への負担および被ばくが低減される。また、ステント302の画像の複数の点において収束率が算出できるため、ステント302が均等に拡張していない場合も画像より確認できる。また、ステント手術で一般的に使用されるステントを用いてステント拡張度合がカラー表示できる。
さらに、本実施形態によれば、ステントの選定等のためにIVUS装置により狭窄部位の血管撮影が実施される(ステップS1702参照)際に取得した血管画像を有効に利用することもできる。IVUSプローブ210を直接血管内に挿入して血管画像を取得するため、IVUS装置2の画像から決定された血管径は、被写体の外側から身体内部の血管画像を取得するX線画像よりも精度が高い。そのため適切な目標径が決定できる。
<第三実施形態>
第三実施形態について説明する。
本実施形態は、被写体を撮影してX線画像を取得するX線画像診断装置と、被写体の血管内の病変部位を撮影する血管内超音波装置とを備えるステント治療支援システムについて説明する。第二実施形態では、X線画像診断装置1がステント目標径を算出するIVUS画像受付部1201を備えていたが、本実施形態では、図16のようにIVUS装置2が、IVUS画像受付部1201と同様の機能および構成を有する目標径算出部1401を備える点が第二実施形態とは異なる。すなわち、本実施形態では、IVUS装置2の目標径算出部1401が目標径を算出し、その算出した目標径の情報をX線画像診断装置1へ受け渡す。
目標径算出部1401は、目標径の計算対象として操作者がIVUS操作部202の操作を介して選択したIVUS画像をIVUS画像記憶部206から取得する。
図17に示すように目標径算出部1401は、第二実施形態のIVUS画像受付部1201と同様にIVUS画像取得部1301、長軸・短軸検出部1302、および目標径計算部1303を備えている。IVUS画像取得部1301は上述したIVUS画像記憶部206からの操作者が選択した画像を取得し記憶する。長軸・短軸検出部1302は第二実施形態と同様にIVUS画像取得部1301からの画像をもとに血管径の長軸方向の径lおよび短軸方向の径s(図13(c)参照)を検出する。目標径計算部1303は第二実施形態と同様に算出した目標径をX線画像診断装置1の制御部120に受け渡す。IVUS装置2から制御部120への受け渡しは無線或いは有線で行うことができる。
図18を参照して、本実施形態のIVUS装置2およびX線画像診断装置1による階調画像処理を説明する。なお、図18の処理において第二実施形態と同様の処理が重複している部分については、詳細な説明を省略し、異なる部分のみ以下説明する。
<ステップS1601>
作成された透視画像(ステップS601)を操作者が見ながら、ステント手術(図4)の狭窄部位の確認を行う処理(ステップS1702)において、IVUS装置2のIVUS画像取得部1301は、目標径の計算対象として操作者により選択されたIVUS画像をIVUS画像記憶部206から取得し、格納する。IVUS画像取得部1301が取得し、格納する画像は、例えば、図13(c)に示す、近位部のIVUS測定画像である。
<ステップS1602からステップS1604>
IVUS装置2の長軸・短軸検出部1302は、IVUS画像取得部1301が取得した血管画像から血管径の長軸方向の径lおよび短軸方向の径s(図13(c))を検出する。IVUS装置2の目標径計算部1303は、検出した長軸方向の径lおよび短軸方向の径sをもとにステント302の目標径を算出し、算出した目標径をX線画像診断装置1の制御部120へ受け渡す。例えば、目標径は長軸方向の径lおよび短軸方向の径sの平均値を用いることができる。X線画像診断装置1の制御部120は、IVUS装置2の目標径計算部1303から、ステント302の目標径(φref)を取得し、メモリ128に記憶する。
なお、操作者による初期条件入力(ステップS1404)以降は第二実施形態と同様の処理である。ただし、ステント目標径収束強調表示処理(図8)において、Cref(n)を算出する処理(ステップS709)に用いるために、計算部402が制御部120のメモリ128から取得するステント302の目標径(φref)は、IVUS装置2の目標径計算部1303が制御部120へ通知した目標径である(ステップS1603)。
本実施形態によれば、第二実施形態と同様の効果が得られる。
第一実施形態から第三実施形態のX線画像診断装置の上述した構成のうち2以上を組み合わせて用いてもよい。この場合、操作者の操作を受けて制御部120がX線画像診断装置1に目標径を手入力するのか、X線画像診断装置1が目標径を算出するのか、あるいはX線画像診断装置1がIVUS装置2が算出した目標径をIVUS装置2から受け取るのかを制御してよい。
<第四実施形態>
第四実施形態のX線画像診断装置1について説明する。
ステントの破壊を防止するなどの理由から、ステントは、ステントの限界拡張径(最大径)が予め定められている。そこで、本実施形態のX線画像診断装置1は、ステント302の拡張径が最大径に近づいたことを階調変化により表示する機能を有することを特徴とする。この点が、第一から第三実施形態の目標径に近づいたことを階調変化表示する機能とは異なる。
まず、図19を参照して本実施形態のX線画像診断装置1による階調画像処理を説明する。なお、図19の処理において、第一実施形態と同様の処理が重複している部分については詳細な説明を省略し、異なる部分を説明する。
<ステップS1802>
作成された透視画像(ステップS601)を操作者が見ながら、ステント手術(図4)の狭窄部位の確認処理(ステップS1702)や狭窄部位の拡張処理(ステップS1703)を行った後、本実施形態では、ステント留置処理(ステップS1704)を行うために初期条件として、ステントの拡張前の直径(φinit)(図5(a)参照)およびN値とともに、ステント302の最大径(φmax)(図21参照)を操作部122が操作者から受け付ける。ステント302の最大径はメーカーが発行する添付文書などの書類に記載されている情報から取得できる。次のステップS603へ進み、ステップS603からステップS609を第一実施形態と同様に行う。
次に、階調画像処理部212が行う階調画像処理(ステップS607)において、第一実施形態と異なる点を図20を用いて説明する。なお、図20の処理において、第一実施形態と同様の処理が重複している部分について詳細な説明を省略する。
<ステップS1901、ステップS1902>
階調画像処理(ステップS607)において、操作者は、操作部122を介してステント最大径収束強調表示開始スイッチ126(図1参照)を操作する。制御部120は、ステント最大径収束強調表示開始スイッチ126がONの場合、次のステップS703に進み、ステップS703からステップS708を第一実施形態と同様に行う。本実施形態では、ステップS708の後ステップS1909へ進む。
<ステップS1909>
距離cを算出処理(ステップS708)後、計算部402は制御部120のメモリ128からステント最大径の値を取得して、次の比例式を用いて、ステント最大径(φmax)に対応する画像上の最大径(cmax(n))を算出する。計算部402はすべてのnについてc(n,0)およびcmax(n)を算出し、これらを記憶して次のステップS1910およびt=1以降のステップに用いる。
c(n,0):cmax(n)=φinit:φmax (式4)
c(n,0)は第一実施形態と同様の拡張前のステント302の画像上の直径であり、φinitは、第一実施形態と同様の拡張前のステント302の直径であり、φmaxはステント302の最大径である。
<ステップS1910>
計算部402は、次の式を用いて、最大径への収束率pmax(n,t)を算出する。すべてのnについて収束率pmaxを算出する。
max(n,t)=(c(n,t)−c(n,0))/(cmax(n)−c(n,0))×100[%] (式5)
式5から算出される収束率pmaxは値が大きくなると、最大径へ近づいていることを示す。
<ステップS1911>
階調画像生成部403は、ステント302の画像上に収束率pmax(n,t)に応じたカラー階調画像を生成する。本実施形態では、例えば、線分AB(n,t)を、収束率pmax(n,t)が100〜90%の場合に赤色、90〜60%の場合に黄色、60〜0%の場合に青色に線分を表示する。
次のステップS712およびステップS713は第一実施形態と同様に行う。
本実施形態によれば、ステント302の最大径までステントの拡張度合を階調変化させてカラー表示する。よって、ステントが最大径に近づいていることをステント収束強調画像により確認できる。これにより、ステント留置処置において、操作者は、拡張しすぎによるステントの破壊を防ぐことができる。
上述した本実施形態に係る最大径までステントの拡張度合を階調変化させてカラー表示する構成は目標径をカラー表示する第一から第三実施形態のX線画像診断装置1と組み合わせることができる。この場合、ステント目標径収束強調表示開始スイッチ124およびステント最大径収束強調表示開始スイッチ126の操作に対応して、制御部120が表示部118の表示モードを切り替えることができる。
第一実施形態および第四実施形態では、X線画像診断装置1が階調画像処理部212を備える場合を説明したが、階調画像処理部212の一部または全部を含む画像処理装置(不図示)をX線画像診断装置とは別体として構成することも可能である。画像処理装置はX線画像診断装置1から透視画像を直接または通信回線を介して受け取り、第一および第四実施形態で説明したように、カラー階調画像を生成し、それを重畳したステント収束強調画像を生成する。画像処理装置は生成されたステント収束強調画像をX線画像診断装置1の表示部118あるいは画像処理装置に備えられた表示部(不図示)に直接または通信回線を介して受け渡し表示させることができる。
また、第二実施形態では、X線画像診断装置1がIVUS画像受付部をさらに備える場合を説明したが、上述の画像処理診断装置が、IVUS画像受付部1201の一部または全部をさらに含んでもよい。
1・・・X線画像診断装置、2・・・血管内超音波装置、100・・・被写体、102・・・テーブル、104・・・X線照射部、106・・・X線絞り、110・・・高電圧発生部、112・・・X線検出部、114・・・画像処理部、116・・・画像記憶部、118・・・表示部、120・・・制御部、122・・・操作部、124・・・ステント目標径収束強調表示開始スイッチ、126・・・ステント最大径収束強調表示開始スイッチ、128・・・メモリ、200・・・IVUS画像表示部、202・・・IVUS操作部、204・・・IVUS画像処理部、206・・・IVUS画像記憶部、208・・・IVUS制御部、210・・・IVUSプローブ、211・・・透視画像処理部、212・・・階調画像処理部、302・・・ステント、303(303a、303b)・・・マーカー、304・・・バルーン、305・・・カテーテル、306・・・バルーンカテーテル、310・・・血管、300・・・病変、401・・・検出部、402・・・計算部、403・・・階調画像生成部、1201・・・IVUS画像受付部(画像受付部)、1301・・・IVUS画像取得部、1302・・・長軸・短軸検出部、1303・・・目標径計算部、1401・・・目標径算出部

Claims (18)

  1. ステントが挿入された被写体にX線を照射するX線照射部と、前記被写体を透過した前記X線を検出するX線検出部と、前記X線検出部から出力された信号を取り込み画像処理してX線画像を作成する画像処理部を備えたX線画像診断装置であって、
    前記画像処理部が、前記X線画像内の前記ステントの画像を用いて前記ステントの径の拡張度合を算出し、前記拡張度合に応じて階調を変化させた画像を生成する階調画像処理部を備えることを特徴とするX線画像診断装置。
  2. 請求項1に記載のX線画像診断装置であって、
    前記拡張度合が、前記ステントの径の所定の径に対する収束率であることを特徴とするX線画像診断装置。
  3. 請求項2に記載のX線画像診断装置であって、
    前記所定の径が前記ステントの目標径または最大径であることを特徴とするX線画像診断装置。
  4. 請求項2に記載のX線画像診断装置であって、
    前記所定の径の入力を操作者から受け付ける操作部をさらに備えることを特徴とするX線画像診断装置。
  5. 請求項1に記載のX線画像診断装置であって、
    前記階調画像処理部が、前記階調を変化させた画像を前記ステントの画像に重畳させた画像を生成することを特徴とするX線画像診断装置。
  6. 請求項2に記載のX線画像診断装置であって、
    前記階調画像処理部は、前記X線画像内の前記ステントの画像の輪郭の長辺に沿った軸と直交しその両端が該長辺に接する線分を設定し、前記線分の長さを求めることにより、前記X線画像内の前記ステントの画像の径を求めることを特徴とするX線画像診断装置。
  7. 請求項6に記載のX線画像診断装置であって、
    前記階調画像処理部は、前記所定の径の前記X線画像上の値を求め、前記X線画像内の前記ステントの画像の径と、前記所定の径の前記X線画像上の値との比を算出することにより前記収束率を求めることを特徴とするX線画像診断装置。
  8. 請求項2に記載のX線画像診断装置であって、
    前記階調画像処理部が前記ステントの長手方向の複数の箇所についてそれぞれ前記収束率を求めることを特徴とするX線画像診断装置。
  9. 請求項6に記載のX線画像診断装置であって、
    前記階調画像処理部は、前記線分に前記収束率に応じて所定の色を割り当てた画像を生成することを特徴とするX線画像診断装置。
  10. 請求項1に記載のX線画像診断装置であって、
    前記被写体の血管内の病変部位を撮影した血管画像を取り込み、前記血管画像をもとに前記ステントの目標径を算出する画像受付部をさらに備えることを特徴とするX線画像診断装置。
  11. 請求項10に記載のX線画像診断装置であって、
    前記画像受付部は、前記血管画像から血管の長軸方向の径および短軸方向の径を検出する長軸・短軸検出部と、検出した長軸方向の径および短軸方向の径をもとに目標径を算出する目標径計算部を備えることを特徴とするX線画像診断装置。
  12. 請求項5に記載のX線画像診断装置であって、
    前記重畳させた画像を表示する表示部をさらに備えることを特徴とするX線画像診断装置。
  13. ステントが挿入された被写体を撮影するX線画像診断装置により取得したX線画像を処理する画像処理装置であって、
    前記X線画像内の前記ステントの画像を用いて前記ステントの径の拡張度合を算出し、前記拡張度合に応じて階調を変化させた画像を生成する階調画像処理部を備えることを特徴とする画像処理装置。
  14. 請求項13に記載の画像処理装置であって、
    前記階調画像処理部が、前記階調を変化させた画像を前記ステントの画像に重畳させた画像を生成し、前記重畳させた画像を前記X線画像診断装置に受け渡すことを特徴とする画像処理装置。
  15. ステントが挿入された被写体を撮影するX線画像診断装置により取得したX線画像を画像処理する画像処理プログラムであって、
    前記X線画像内の前記ステントの画像を用いて前記ステントの径の拡張度合を算出するステップと、
    前記拡張度合に応じて階調を変化させた画像を生成するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  16. ステントが挿入された被写体をX線画像診断装置で撮影したX線画像の処理方法であって、
    前記X線画像内の前記ステントの画像を用いて前記ステントの径の拡張度合を算出するステップと、
    前記拡張度合に応じて階調を変化させた画像を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  17. ステントおよびマーカーを備えたカテーテルが挿入された被写体をX線画像診断装置で撮影したX線画像の処理方法であって、
    前記マーカーの画像を検出するステップと、
    前記ステントおよびカテーテルの画像を抽出するステップと、
    検出された前記マーカーの画像と抽出された前記ステントおよびカテーテルの画像とをもとに前記ステントの所定の径に対する収束率を算出するステップと、
    算出された前記収束率に応じて階調を変化させた画像を生成するステップと、
    生成された前記階調を変化させた画像を前記X線画像に重畳させるステップと、
    重畳された該X線画像を前記X線画像診断装置が備えた表示部に表示させるステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  18. ステントが挿入された被写体を撮影してX線画像を取得するX線画像診断装置と、
    前記被写体の血管内の病変部位を撮影する血管内超音波装置と、を備えたステント治療支援システムであって、
    前記血管内超音波装置は、該装置が撮影した血管画像をもとに前記ステントの目標径を算出する目標径算出部を備え、
    前記X線画像診断装置は、前記目標径を取得する制御部と、前記X線画像内の前記ステントの画像を用いて前記ステントの径の前記目標径への収束率を算出し、前記収束率に応じて階調を変化させた画像を生成する階調画像処理部と、を備えることを特徴とするステント治療支援システム。
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