JP2017086290A - スタンド台 - Google Patents

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竹内 由文
Yoshifumi Takeuchi
由文 竹内
高志 青山
Takashi Aoyama
高志 青山
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Abstract

【課題】おもり部材を台座部の内部に配置することを可能としたスタンド台を提供する。【解決手段】支持体11と、支持体11を支持する台座部21とを備える。支持体11は、台座部21内に配置される環状部13と、環状部13に対して外方に導出される導出部14とを備える。台座部21は、おもり部材22と、下端部に開口部25を備え、内部におもり部材22および環状部13が配置されるカバー部材23と、開口部25を閉塞するベース部材24とを備える。カバー部材23は、おもり部材22が配置される配置部27aと、配置部27aの外周部に配置される外周壁23bと内周壁23cの間に構成される環状溝28であって、環状部13が配置される環状溝28と、外周壁23bに備えられ、環状溝28に環状部13が配置された状態において導出部14が配置される切欠部26とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、支持対象物を支持するスタンド台に関する。
キッチン用品のスタンド台には、例えば特許文献1に記載された台がある。特許文献1のスタンド台は、支持対象物であるキッチンペーパーロールのスタンド台であり、キッチンペーパーロールを支持する受け皿の中心に円柱を配置し、円柱に、キッチンペーパーロールの円筒芯を挿通し、キッチンペーパーロールを受け皿に回転可能に支持している。また、特許文献1のスタンド台では、受け皿を軽量なプラスチックなどで形成した場合に、受け皿の中央部の裏面に鉄製のおもり部材を配置し、キッチンペーパーを切断するときなどに倒れないようにしている。
実用新案登録第3173531号公報
ところで、キッチン用品のスタンド台には、キッチンペーパーロールのスタンド台の他にも、グラスなどのコップを支持するスタンド台、まな板を支持するスタンド台、杓子などのキッチンツールを支持するツールスタンド台などがある。何れのスタンド台にあっても、使用している最中に倒れてしまわないようにおもり部材を配置する必要がある。そこで、例えば、特許文献1では、受け皿の中央部の裏面におもり部材を配置しているが、このおもり部材は、外部に露出することになる。一般には、おもり部材は、接着剤、両面テープなどの接着手段で接着することになるが、接着手段の経年劣化などによっておもり部材が受け皿から外れてしまうおそれがある。そして、おもり部材が受け皿などの台座部から外れてしまう問題は、キッチン用品のスタンド装置に限ったことではなく、様々な支持対象物のスタンド装置にも当てはまる。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、おもり部材を台座部の内部に配置することを可能としたスタンド台を提供することにある。
上記課題を解決するスタンド台は、支持対象物を支持する支持体と、前記支持体を支持する台座部とを備える。前記支持体は、前記台座部内に配置される環状部と、前記環状部に対して外方に導出される導出部とを備える。前記台座部は、おもり部材と、下端部に開口部を備え内部に前記おもり部材および前記環状部が配置されるカバー部材と、前記開口部を閉塞するベース部材とを備える。前記カバー部材またはベース部材の何れか一方の部材は、前記おもり部材が配置される配置部と、前記配置部を内側に構成する内周壁と前記内周壁の外側に位置する外周壁との間に構成される環状溝であって、前記環状部が配置される前記環状溝と、前記外周壁に備えられ、前記環状溝に前記環状部が配置された状態において前記導出部が配置される切欠部とを備える。
このような構成によれば、おもり部材を配置部に配置することができることから、おもり部材が使用中に外れてしまうことを防止することができる。
上記スタンド台において、前記一方の部材は、前記カバー部材であり、前記カバー部材に対する他方の部材は、前記ベース部材であり、前記導出部は、前記カバー部材の前記切欠部の縁部に前記ベース部材によって押し上げる構成としてもよい。
このような構成によれば、切欠部と導出部の隙間が小さく又は無くなり、支持体の台座部に対するがたつきが抑えられる。
上記スタンド台において、前記環状部と前記導出部とは、線状部材であり、前記環状部の下端に前記導出部が固定されている構成としてもよい。
このような構成によれば、導出部が環状部の下端から突出するので、ベース部材によって環状体を切欠部の縁部に押し上げやすくなる。また、重心が低くなり、より安定させることができる。
上記スタンド台において、前記ベース部材は、前記開口部を閉塞する面に、前記開口部を閉塞した状態において、前記内周壁と重なる環状壁を備え、前記内周壁と前記環状壁の互いに相対するそれぞれの面には、ねじ部が構成され、前記ねじ部によって前記ベース部材と前記カバーとが結合される構成としてもよい。
このような構成によれば、ベース部材とカバー部材とをねじ作用によって結合することができる。
上記スタンド台において、前記カバー部材、および、前記ベース部材は、合成樹脂製としてもよい。
このような構成によれば、カバー部材、および、ベース部材を、合成樹脂の成形品とすることができ、生産性を向上できる。
本発明によれば、おもり部材を台座部の内部に配置することを可能としたスタンド台を提供することができる。
本発明を具体化したキッチンツールのスタンド台の斜視図。 本発明を具体化したスタンド台の分解斜視図。 本発明を具体化したスタンド台における台座部分の断面図。 本発明を具体化したまな板を支持するスタンド台の斜視図。 本発明を具体化したティッシュクロスを支持するスタンド台の斜視図。 本発明を具体化したコップを支持するスタンド台の斜視図。 本発明を具体化したキッチンペーパーを支持するスタンド台の斜視図。
以下、本発明を具体化したスタンド台について図面を参照して説明する。
図1に示すように、スタンド台は、支持対象物としての杓子などのキッチンツールを支持する支持体11と、支持体11を支持する台座部21とを備えている。支持体11は、ワイヤなどの線状部材を折り曲げて形成されており、ここでは、キッチンツールを支持する支持部12が構成されている。具体的に、支持部12は、内側にキッチンツールが挿通される環状体12aと、環状体12aの相対する位置に配置される支持脚部12bとを備えている。それぞれの支持脚部12bは、1本の線状部材をC字状に折曲し、先端部に位置する折曲部において、環状体12aと溶接などによって固定されている。また、台座部21は、薄型円筒形状を有している。それぞれの支持体11の基端部は、台座部21の側面部において相対する位置から導出されている。
次に、支持体11の台座部21への支持構造について図2を参照して説明する。それぞれの支持体11の基端部は、台座部21の内部に配置され台座部21に支持されている。具体的に、支持体11は、台座部21の内部に配置される環状部13と、環状部13の相対する位置から外側に導出される導出部14とを備えている。導出部14は、1本の線状部材をC字状に折曲して構成された支持脚部12bの2つの先端部に構成されている。各導出部14は、環状部13の下端において、溶接によって固定されており、環状部13に対して下側に突出して固定されている。ここでは、相対して配置される2つの支持脚部に、2つずつ導出部14が備えられている。なお、環状部13は、他のスタンド台の支持体の環状部と形状や大きさが同じであり、共通化されている。
台座部21は、おもり部材22と、カバー部材23と、カバー部材23の底面を閉塞するベース部材24とを備えている。カバー部材23とベース部材24とは、合成樹脂材料の成形品である合成樹脂体である。おもり部材22は、鉄や鉛などの金属材料であって、台座部21に対して小さい薄型円柱形状を有している。おもり部材22は、他の用途のスタンド台、例えばコップを支持するスタンド台、まな板を支持するスタンド台、杓子などを支持するスタンド台のおもり部材と共通化されている。
カバー部材23は、円形の上面部23aと、上面部23aの外周部に備える円筒形状の外周壁23bとを備えている。上面部23aと外周壁23bの外表面は、スタンド台の例えば装飾面を構成する。また、上面部23aは、装飾面を構成すると共にキッチンツールを支持する支持面となる。なお、カバー部材23の外表面は、装飾面でもよく、また、装飾が施されていない面であってもよい。そして、カバー部材23は、外周壁23bに囲まれた下端部において、円形の開口部25が構成されている。外周壁23bには、径方向における相対する位置に、開口部25と連続した複数の切欠部26が配置されている。各切欠部26は、例えばU字形状を有しており、U字の開口端部分が開口部25と連続するように外周壁23bに構成されている。切欠部26の数は、各導出部14の数に対応し、ここでは、外周壁23bにおける相対するそれぞれの部位に2つずつ配置されている。
カバー部材23は、外周壁23bの内側に、外周壁23bと離間して内周壁23cを備えている。すなわち、カバー部材23の内側は、外周壁23bと内周壁23cとで二重構造を構成している。内周壁23cは、ベース部材24の環状壁24cより若干大きい直径を有しており、内周壁23cの内側には、ベース部材24の環状壁24cが嵌合され、さらにおもり部材22が配置される配置部27aが構成されている。また、外周壁23bと内周壁23cとの間には、環状溝28が構成されており、環状溝28は、支持体11の環状部13が内周壁23cの外周に嵌合されるようにして配置される。環状部13が環状溝28に配置されるときには、導出部14が切欠部26に係合される。そして、導出部14は、環状溝28から外周壁23bの外側に導出される。さらに、内周壁23cの内周面には、周回方向にねじ部を構成するねじ溝29aが配置されている。内周壁23cは、上面部23aに対して外周壁23bより高く形成されており、また、周回方向に途切れなく連続した壁で構成されている。
ベース部材24は、カバー部材23の開口部25を閉塞する円形の底面部24aと、底面部24aの外周部に備える外周壁24bとを備える。外周壁24bの先端部は、カバー部材23の外周壁23bの先端部と突き合わされ、外周壁24bの外表面は、外周壁23bの外表面とともに例えば装飾面を構成する。外周壁24bは、底面部24aからの周回方向の高さが同じ高さである。そして、外周壁24bの先端部は、外周壁23bの先端部と突き合わされたとき、切欠部26に配置されている導出部14を切欠部26内に押し上げる。
ベース部材24は、外周壁24bの内側に、外周壁24bと離間して環状壁24cを備えている。すなわち、ベース部材24の内側もまた、二重筒構造を有している。環状壁24cは、おもり部材22の外径より若干大きい内径を有しており、内側に、おもり部材22が配置されるおもり配置部27bを構成している。環状壁24cは、カバー部材23の内周壁23cの内側に嵌合されるものであり、外周面には、ねじ溝29aと螺噛するねじ溝29bが配置されている。
次に、以上のように構成されたスタンド台の組み立て方法について説明する。先ず、ベース部材24のおもり配置部27bにおもり部材22を配置する。この際、両面テープなどの仮止め手段によって、おもり部材22は、おもり配置部27bに仮固定される。次いで、カバー部材23の環状溝28には、支持体11の環状部13が配置される。この際、導出部14は、切欠部26に配置される。この後、ベース部材24を開口部25a側が下向きとなるように配置し、ベース部材24より下側において、カバー部材23を開口部25が上側を向くように配置する。この際、おもり部材22は、おもり配置部27bに仮固定されているので、おもり配置部27bから落下することはない。そして、ベース部材24の環状壁24cをカバー部材23の内周壁23cに対して嵌合させるように位置合わせする。そして、カバー部材23とベース部材24とを互いに逆方向に回転することによって、または、片方だけを回転することによって、ねじ溝29aとねじ溝29bとを螺噛させる。
なお、組立方法としては、カバー部材23の内周壁23cにおもり部材22を配置すると共に、環状溝28に環状部13を配置し、その後、ベース部材24の環状壁24cと内周壁23cとをねじ作用で結合するようにしてもよい。
次に、以上のように構成されたスタンド台は次のような作用を有する。
図3に示すように、ベース部材24の外周壁24bは、カバー部材23の外周壁23bに突き合わされ、外周壁24bの先端部は、切欠部26に配置されている導出部14を切欠部26内に押し上げる。これにより、導出部14と切欠部26の隙間が小さくなり、支持体11は、台座部21に対するがたつきが抑制される。さらに、支持体11のがたつきは、環状溝28のリブ28aと環状部13が当接することで抑制される。なお、ベース部材24に環状溝28に対向した位置にリブを配置して、このリブだけで、または、リブ28aと協働して支持体11のがたつきを抑えるようにしてもよい。
使用時において、スタンド台には、支持体11の環状体12aの内側にキッチンツールを立て掛けることができる。おもり部材22が配置されるおもり配置部27bは、カバー部材23の内周壁23cの内側に構成された配置部27a内に位置し、内周壁23cと環状壁24cとの二重構造とされる。さらに、カバー部材23の内周壁23cの先端部は、ベース部材24の底面部24aに突き当てられる。これにより、おもり配置部27bは、液体が進入しにくい空間とされ、この空間内におもり部材22が配置される。なお、内周壁23cの先端部は、内周壁23cを低く形成して、ベース部材24の底面部24aに突き当たらなくてもよい。
以上のようなスタンド台によれば、以下に列記するような効果を得ることができる。
(1)カバー部材23とベース部材24とが結合されることで、おもり部材22が台座部21に収納され、台座部21から落下することが抑制される。
(2)おもり部材22とベース部材24とを他のスタンド台との共通部品とすることができる。すなわち、他の用途のスタンド台を構成するときには、用途に応じた支持体11と切欠部26の位置や数、上面部23aの形状などが異なるカバー部材23とを交換すればよい。
(3)カバー部材23は、用途に応じて、切欠部26の数、上面部23aの大きさや形状などが異なることになるが、色合い、質感などを統一することで、他の種類のスタンド台の間でデザインを統一することができる。
(4)切欠部26に配置されている導出部14を切欠部26に押し上げるので、切欠部26と導出部14の隙間が小さくなり、支持体11が台座部21に対してがたつくことなく支持される。
(5)スタンド台は、台座部21におもり部材22を内蔵し、重心を低くしているので、キッチンツールを安定して支持することができる。また、導出部14が環状部13の下端から突出するので、重心が低くなり、より安定させることができる。
(6)おもり配置部27bは、互いにねじ作用によって締め付けられる内周壁23cと環状壁24cとの二重構造によって液体が進入しにくい空間とされるので、おもり配置部27bに、例えば切欠部26から導出部14を伝った水滴等の水分が進入することが抑制され、おもり部材22に錆が発生することが抑制される。特に、内周壁23cの先端部がベース部材24の底面部24aに突き当てられるので、密閉性がさらに向上される。また、おもり部材22は、液体が進入しにくい空間に配置されることで、材料に安価な鉄を用いることができる。
(7)カバー部材23とベース部材24は、合成樹脂の成形品なので量産性に優れる。したがって、生産コストを低減することができる。
(8)カバー部材23とベース部材24とは、ねじ作用で結合されるだけであり、その構成が簡単である。したがって、使用者は、スタンド台を分解して容易に内部を掃除することができる。
(9)切欠部26は、開口部25と連続して設けられることで、カバー部材23の金型を簡素な形状とすることができ、金型代を安価にできる。すなわち、切欠部26は、カバー部材23の開口部25に形成されるので、金型にスライド機構を設ける必要がなく、凸部の雄金型と凹部の雌金型を組み合わせた簡単な金型構成とすることができる。
なお、以上のようなキッチンツール用のスタンド台は、おもり部材22とベース部材24とを他の種類のスタンド台に用いることができる。他の種類のスタンド台は、キッチンツール用のスタンド台と比較して、支持体11とカバー部材23が異なる構成となる。
〔他のスタンド台〕
・図4は、まな板などのまな板のスタンド台である。この場合、支持体11は、1本の線状部材によって3組有する。したがって、切欠部26は、カバー部材23の外周壁23bの相対する位置に3つずつ設けられ、それぞれの切欠部26に導出部14が配置される。
・図5は、布巾などのティッシュクロスが掛けられるスタンド台である。このスタンド台の支持体11は、それぞれが図4の支持体と形状が異なるものの、3組配置される点では共通である。したがって、図5のスタンド台においても、切欠部26は、カバー部材23の外周壁23bの相対する位置に3つずつ設けられる。したがって、上面部23aを構成する部品を交換するだけで、おもり部材22とベース部材24だけでなく、カバー部材23も、図4に示すスタンド台と図5に示すスタンド台で共通化することもできる。
・図6は、グラスなどのコップを支持するスタンド台である。このスタンド台では、4つのコップを支持できるように、支持体11が4組設けられている。それぞれの支持体は、線状部材をC字状に折曲し、2つの先端部を導出部14としている。これに対応して、カバー部材23の外周壁23bには、周回方向に等間隔に4カ所に切欠部26が配置される。このようなスタンド台にあっても、おもり部材22とベース部材24とを他の種類のスタンド台と共通化することができる。
・図7は、キッチンペーパーロールを支持するスタンド台である。このスタンド台では、カバー部材23の上面部23aの中央部には、キッチンペーパーロールの円筒芯に挿入される軸体12cが配置されている。軸体12cも、線状部材を2つ折りのように折曲し、2つの先端部を上面部23aに固定されている。なお、軸体12cは、上面部23aに固定され、環状部13と接続される部材ではない。環状部13の導出部14には、上面部23a上に軸体12cに回転可能に軸支されたキッチンペーパーロールから引き出されたキッチンペーパーを切断する支持対象物としてのカッター12dを支持する支持体を有し、支持体に支持されたカッター12dが軸体12cと平行に取り付けられる。カバー部材23には、導出部14を構成する線状部材の本数に応じて切欠部26が形成される。このようなスタンド台にあっても、おもり部材22とベース部材24とを他の種類のスタンド台と共通化することができる。
・図4〜図7に示したように、スタンド台は、種類に応じて、導出部14の本数が異なり、これら条件に応じて、切欠部26の数も異なる。切欠部26の数は、シリーズを構成するスタンド台において、導出部14の最大の本数分設けるようにする。このような構成にすれば、カバー部材23も多くの種類で共通化することができる。例えば、図1に示すスタンド台は、導出部14が1カ所につき2本であり、切欠部26も1カ所につき2つ設けられている。また、図4や図5に示すスタンド台は、導出部14が1カ所につき3本であり、切欠部26も1カ所につき3つ設けられている。したがって、切欠部26も1カ所につき3つ設けられているカバー部材23は、導出部14が1カ所につき2本である図1に示すスタンド台のカバー部材23にも用いることができる。
〔導出部と環状部の構成〕
・支持体11は、金属製の他、樹脂製や木製であってもよい。
・導出部14は、環状部13の下端ではなく、外側の側面に溶接などによって固定してもよい。
・導出部14と環状部13との固定方法は、溶接に限定されるものではなく、接着剤や両面テープなどで固定してもよい。
・環状部13は、支持部12の部分で支持脚部12bが連結されているのであれば、環状が途中で途切れた断続的な構成を有したものであってもよい。この場合、環状部13を構成する支持脚部12bに連結された各要素は、環状溝28に配置可能な円弧状形状を有する片によって構成される。
・環状部13は、円形以外の四角形状等の多角形でもよい。多角形の場合、環状溝28も、環状部13に合わせた形状となる。
〔カバー部材とベース部材の構成〕
・カバー部材23とベース部材24の材料は、木製、金属製であってもよい。
・カバー部材23の内周壁23cがベース部材24の環状壁24cの内側に位置してもよい。この場合、内周壁23cの外周面と環状壁24cの内周面にねじ溝が形成される。
・カバー部材23とベース部材24とは、ねじ作用以外で結合されていてもよい。例えば、カバー部材23とベース部材24の何れか一方の部材に設けられた係合片を、他方の部材に設けられた係止部に係合させることによって、カバー部材23とベース部材24とを結合する構造としてもよい。また、ねじやリベットなどの固定部材を用いて、カバー部材23とベース部材24とを結合してもよい。また、カバー部材23およびベース部材24の何れか一方の部材に係合孔を設け、他方の部材に係合孔と係合する突起を設ける。そして、突起と係合孔とを係合させて、カバー部材23およびベース部材24とを結合するスナップ式としてもよい。
・カバー部材23とベース部材24とは、ねじ作用以外で結合するときには、内周壁23cの形状や環状壁24cの形状は、円形以外の四角形状等の多角形でもよい。また、外周壁24bの形状も多角形であってもよい。おもり部材22の形状も多角形であってもよい。
・導出部14は、ベース部材24の外周壁24bの先端部によって切欠部26の縁部に押し付ける構成としてもよい。これにより、支持体11が台座部21に対してがたつくことが抑えられる。また、環状部13が環状溝28内において、接着剤、両面テープなどの固定手段によって固定されていてもよい。
・ベース部材24の外周壁24bは割愛してもよい。この場合、カバー部材23の外周壁23bの先端部がベース部材24の外周部に突き当てられる。
・内周壁23cや環状壁24cは、周回方向に非連続な構成、すなわち、壁の高さ方向にスリットや間隙部などが1つまたは複数個設けられたものであってもよい。この場合のスリットや間隙部の幅は、それぞれの壁がねじ部の機能を実現できる強度を有するのであれば、特に限定されるものではない。
・おもり部材22が配置される配置部と、配置部を内側に構成する内周壁と内周壁の外側に位置する外周壁との間に構成され支持体11の環状部13が配置される環状溝と、外周壁に備えられ、環状溝に環状部13が配置された状態において導出部14が配置される切欠部とは、カバー部材23だけに設けてもよい。また、ベース部材24だけに設けてもよいし、カバー部材23とベース部材24の両方に設けるようにしてもよい。配置部と環状溝と切欠部とをカバー部材23とベース部材24の両方に設ける場合には、それぞれの部材の内周壁の先端部と外周壁の先端部とが突き当てられる。なお、内周壁の先端部と外周壁の先端部以外の他の部分が突き当たっていてもよい。
・ねじ溝29aが形成された内周壁23cの高さやねじ溝29bが形成された環状壁24cの高さは、ねじ溝29aとねじ溝29bとが噛み合うのであれば、特に限定されるものではない。例えば、環状壁24cの高さは、締め付けられたときに、カバー部材23の上面部23aに突き当たる高さではなく、それより低くてもよく、例えば、台座部21の高さの半分程度であってもよい。
・おもり部材22をおもり配置部27bより直径の小さなものを使うときには、環状壁24cの内側に、さらにおもり部材22が遊動しないようにするさらなる内周壁を配置してもよい。
〔その他の変形例〕
・支持体11は、環状部13と導出部14とが線状部材であれば、支持部12は、線状部材以外の部材、例えば板材によって構成されていてもよい。また、線状部材としては、ワイヤ部材の他に、長尺な細板であってもよい。また、環状体12aは、円形以外の四角形状等の多角形でもよい。
・キッチン用品を支持するスタンド台に限定されるものではない。その他、様々な支持対象物を支持するスタンド台に適用することができる。
11…支持体、12…支持部、12a…環状体、12b…支持脚部、12c…軸体、13…環状部、14…導出部、21…台座部、22…おもり部材、23…カバー部材、23a…上面部、23b…外周壁、23c…内周壁、24…ベース部材、24a…底面部、24b…外周壁、24c…環状壁、25…開口部、25a…開口部、26…切欠部、27a…配置部、27b…おもり配置部、28…環状溝、28a…リブ、29a,29b…ねじ溝。

Claims (5)

  1. 支持対象物を支持する支持体と、
    前記支持体を支持する台座部とを備え、
    前記支持体は、前記台座部内に配置される環状部と、
    前記環状部に対して外方に導出される導出部とを備え、
    前記台座部は、おもり部材と、
    下端部に開口部を備え内部に前記おもり部材および前記環状部が配置されるカバー部材と、
    前記開口部を閉塞するベース部材とを備え、
    前記カバー部材およびベース部材の少なくとも何れか一方の部材は、
    前記おもり部材が配置される配置部と、
    前記配置部を内側に構成する内周壁と前記内周壁の外側に位置する外周壁との間に構成される環状溝であって、前記環状部が配置される前記環状溝と、
    前記外周壁に備えられ、前記環状溝に前記環状部が配置された状態において前記導出部が配置される切欠部と
    を備えるスタンド台。
  2. 前記一方の部材は、前記カバー部材であり、
    前記カバー部材に対する他方の部材は、前記ベース部材であり、
    前記導出部は、前記カバー部材に形成した前記切欠部に前記ベース部材によって押し上げられている
    請求項1に記載のスタンド台。
  3. 前記環状部と前記導出部とは、線状部材であり、
    前記環状部の下端に前記導出部が固定されている
    請求項2に記載のスタンド台。
  4. 前記ベース部材は、前記開口部を閉塞する面に、前記開口部を閉塞した状態において、前記内周壁と重なる環状壁を備え、
    前記内周壁と前記環状壁の互いに相対するそれぞれの面には、ねじ部が構成され、
    前記ねじ部によって前記ベース部材と前記カバーとが結合される
    請求項2又は3に記載のスタンド台。
  5. 前記カバー部材、および、前記ベース部材は、合成樹脂製である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のスタンド台。
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