JP2017085636A - 通信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 MFP10は、CEモードのみが起動されている初期状態である間に、MFP(CE)−相手(R)の通信リンクが確立されることを監視する。MFP10は、MFP(CE)−相手(R)の通信リンクが確立される場合に、URLデータを携帯端末50に送信する。URLデータは、MFP用アプリケーションの起動を携帯端末50に実行させるためのコマンドを含む。その後、MFP10は、MFP10の状態を、上記の初期状態から、P2Pモードのみが起動されている状態に変更する。MFP10は、P2Pの通信リンクが確立される場合に、MFP用アプリケーションを起動している携帯端末50と対象データの双方向通信を実行する。
【選択図】図3
Description
通信装置の状態が、NFC規格のP2P(Peer to Peer)モードが起動されておらず、NFC規格の第1のモードが起動されている第1の状態である間に、通信装置と外部装置との間に第1種の通信リンクが確立されることを監視する監視ステップであって、第1種の通信リンクは、通信装置が第1のモードで動作すると共に外部装置がNFC規格の第2のモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、監視ステップと、
通信装置の状態が第1の状態である間に、第1種の通信リンクが確立される場合に、第1種の通信リンクを利用して、NFCインターフェースを介して、外部装置に第1のデータを送信する送信ステップであって、第1のデータは、対象データの双方向通信を実行するための特定のアプリケーションの起動を外部装置に実行させるためのコマンドを含む、送信ステップと、
第1のデータの送信後の予め決められたタイミングで、通信装置の状態を、第1の状態から、P2Pモードが起動されている第2の状態に変更する第1の変更ステップと、
通信装置の状態が第2の状態である間に、通信装置と外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、第2種の通信リンクを利用して、NFCインターフェースを介して、特定のアプリケーションを起動している外部装置と対象データの双方向通信を実行する通信ステップであって、第2種の通信リンクは、通信装置及び外部装置がP2Pモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、通信ステップと、
を実行する。
(通信システム2の構成)
図1に示すように、通信システム2は、AP(Access Pointの略)4と、PC(Personal Computerの略)6と、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)10と、携帯端末50,52と、認証カード54と、を備える。MFP10と携帯端末50,52と認証カード54とは、それぞれ、NFC規格の通信方式(即ちNFC方式)の通信を実行可能である。本実施例では、NFC規格は、ISO/IEC21481又はISO/IEC18092の国際標準規格である。NFC方式の通信は、13.56MHz帯の電波を利用した無線通信である。また、MFP10と携帯端末50,52とは、それぞれ、NFC方式の通信リンクとは異なる通信ネットワークを利用して、無線通信を実行可能である。
MFP10は、操作部12と、表示部14と、ネットワークインターフェース(以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する)16と、印刷実行部18と、スキャン実行部20と、NFC I/F22と、制御部30と、を備える。
例えば、第1のNFC機器と第2のNFC機器との両方において、P2Pモードが起動されている状況を想定する。この場合、第1のNFC機器と第2のNFC機器との間で、P2Pモードに対応する通信リンク(以下では「P2Pの通信リンク」と呼ぶ)が確立される。この場合、例えば、第1のNFC機器は、P2Pの通信リンクを利用して、第1のデータを第2のNFC機器に送信する。その後、第2のNFC機器は、同じP2Pの通信リンクを利用して、第2のデータを第1のNFC機器に送信する。これにより、双方向通信が実現される。NFCフォーラムによって定められるISO/IEC 1443のTypeAであるNFC機器、及び、ISO/IEC 18092のTypeFであるNFC機器は、P2Pモードを利用可能であるが、ISO/IEC 1443のTypeBであるNFC機器は、P2Pモードを利用不可能である。
携帯端末50,52は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末である。携帯端末50,52のそれぞれは、無線ネットワークに接続するためのネットワークI/Fと、NFC I/Fと、を備える。従って、携帯端末50,52のそれぞれは、ネットワークI/Fを介して、MFP10と無線通信を実行可能であると共に、NFC I/Fを利用して、MFP10と無線通信を実行可能である。
即ち、携帯端末52は、携帯端末52の電源がONされると、P2Pモード、Readerモード、及び、CEモードが起動されており、Writerモードが起動されていない初期状態に移行する。携帯端末52は、MFP用アプリケーションがインストールされていない場合には、上記の初期状態を維持する。携帯端末52は、MFP用アプリケーションがインストールされていても、MFP用アプリケーションが起動されていない場合には、上記の初期状態を維持する。携帯端末52は、MFP用アプリケーションが起動されると、上記の初期状態から、P2Pモード、Writerモード、及び、CEモードが起動されており、Readerモードが起動されていない状態に移行する。
続いて、NFC機器によって実行されるPoll動作及びListen動作について説明する。例えば、MFP10では、CPU32が、プログラム36に従ってPoll動作及びListen動作を実行するのではなく、NFC I/F22が、Poll動作及びListen動作を実行する。Poll動作は、ポーリング信号を送信して、ポーリング信号に対するレスポンス信号を受信する動作である。また、Listen動作は、ポーリング信号を受信して、ポーリング信号に対するレスポンス信号を送信する動作である。
次いで、図2を参照して、MFP10のCPU32がプログラム36に従って実行する処理の内容を説明する。CPU32は、MFP10の電源がONされると、S10において、MFP10の状態を、CEモードが起動されており、P2Pモード及びR/Wモードが起動されていない初期状態に移行させる。
続いて、図3を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースAを説明する。ケースAは、MFP10が図2の各処理を実行することによって、実現される。
仮に、MFP10が、P2Pモードが起動されている状態を維持する構成(以下では「比較例の構成」と呼ぶ)を採用すると、以下の事象が発生し得る。携帯端末50では、MFP用アプリケーションが起動されていなくても、P2Pモードが起動されている。従って、携帯端末50でMFP用アプリケーションが起動されていない状況でも、MFP10と携帯端末50との間に、P2Pの通信リンクが確立され得る。この場合、携帯端末50は、MFP用アプリケーションに従って動作しないために、印刷リクエストデータをMFP10に送信しない。即ち、比較例の構成によると、対象データ(即ち印刷リクエストデータ及びレスポンスデータ)の双方向通信が適切に実行されない可能性がある。
MFP10、携帯端末50,52が、それぞれ、「通信装置」、「外部装置」の一例である。MFP10の初期状態(即ち、CEモードのみが起動されており、P2Pモード及びR/Wモードが起動されていない状態)が、「第1の状態」の一例である。CEモード、Readerモードが、それぞれ、「第1のモード」、「第2のモード」の一例である。MFP(CE)−相手(R)の通信リンク、P2Pの通信リンク、MFP(CE)−相手(W)の通信リンクが、それぞれ、「第1種の通信リンク」、「第2種の通信リンク」、「第3種の通信リンク」の一例である。URLデータ、P2P起動コマンドが、それぞれ、「第1のデータ」、「第2のデータ」の一例である。また、P2P起動コマンドが受信されるタイミングが、「予め決められたタイミング」の一例である。
本実施例では、MFP10の初期状態が、第1実施例とは異なる。即ち、MFP10の初期状態では、Readerモード及びCEモードが起動されており、P2Pモード及びWriterモードが起動されていない。MFP10がReaderモードを起動しているために、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクが確立され得る。
次いで、図4を参照して、本実施例のMFP10の通信処理の内容を説明する。CPU32は、MFP10の電源がONされると、S110において、MFP10の状態を、Readerモード及びCEモードが起動されており、P2Pモード及びWriterモードが起動されていない初期状態に移行させる。
続いて、図5〜図8を参照して、本実施例によって実現される具体的なケースB1〜B4を説明する。ケースB1〜B4は、MFP10が図4の各処理を実行することによって、実現される。
一方において、ケースB2では、携帯端末50がMFP用アプリケーションを起動させた後に、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクが確立される(図4のS160でYES)。この場合、携帯端末50は、MFP用アプリケーションに従って、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクを利用して、P2P起動コマンドをMFP10に送信する。この結果、MFP10は、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクを利用して、携帯端末50からP2P起動コマンドを受信する(S162でYES)。その後の各処理は、図5のケースB1と同様である。
ケースB3は、MFP10と、第2のOSプログラムを備える携帯端末52と、の間で実行される通信を示す。MFP10の初期状態は、図5及び図6のケースB1及びB2と同様である。また、携帯端末52の初期状態(即ち、MFP用アプリケーションが起動されていない状態)では、P2Pモード、Readerモード、及び、CEモードが起動されており、Writerモードが起動されていない(即ち、P2P=ON、Reader=ON、Writer=OFF、CEモード=ON)。このような状況では、MFP10と携帯端末52との間に、MFP(CE)−相手(R)の通信リンク、又は、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクが確立され得る(図4のS120又はS160)。MFP(CE)−相手(R)の通信リンクが確立される場合(図4のS120でYESの場合)には、その後の各処理は、携帯端末52において、CEモードが起動されている状態が維持される点を除くと、図5及び図6のケースB1及びB2と同様である。
ケースB4は、MFP10と認証カード54との間で実行される通信を示す。MFP10の初期状態は、図5〜図7のケースB1〜B3と同様である。また、認証カード54では、CEモードのみが起動されている。このような状況では、MFP10と認証カード54との間に、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクのみが確立され得る(図4のS160)。MFP(R)−相手(CE)の通信リンクが確立される場合(S160でYESの場合)には、MFP10は、認証カード54から認証コマンドを受信する(S164でYES)。次いで、MFP10は、MFP(R)−相手(CE)の通信リンクを切断する(S166)。
第2実施例の対応関係は、基本的には、第1実施例の対応関係と同様である。相違点を以下に列挙する。携帯端末50,52及び認証カード54が、「外部装置」の一例である。MFP10の初期状態(即ち、CEモード及びReaderモードが起動されており、P2Pモード及びWriterモードが起動されていない状態)が、「第1の状態」の一例である。CEモードのみが起動されている状態(即ち、図4のS170が実行された後の状態)が、「第3の状態」の一例である。認証コマンドが、「第3のデータ」の一例である。
前記NFC方式の通信を実行するためのNFCインターフェースと、
プロセッサと、
プログラムを格納しているメモリと、を備え、
前記プロセッサは、前記メモリに格納されている前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置の状態が、前記NFC規格のP2P(Peer to Peer)モードが起動されておらず、前記NFC規格の第1のモードが起動されている第1の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第1種の通信リンクが確立されることを監視する監視ステップであって、前記第1種の通信リンクは、前記通信装置が前記第1のモードで動作すると共に前記外部装置が前記NFC規格の第2のモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記監視ステップと、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第1種の通信リンクが確立される場合に、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記P2Pモードが起動されている第2の状態に変更する第1の変更ステップと、
前記通信装置の状態が前記第2の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェースを介して、前記外部装置と前記対象データのP2P通信を実行する通信ステップであって、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置及び前記外部装置が前記P2Pモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクであり、前記P2P通信は、前記外部装置から前記対象データの送信の要求を受信することなく、前記対象データを前記外部装置に送信することを含む、前記通信ステップと、
を実行する。
本明細書によって開示される一つの技術は、NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、対象データの双方向通信を外部装置と実行する通信装置である。通信装置は、NFC方式の通信を実行するためのNFCインターフェースと、プロセッサと、プログラムを格納しているメモリと、を備える。プロセッサは、メモリに格納されているプログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
通信装置の状態が、NFC規格のP2P(Peer to Peer)モードが起動されておらず、NFC規格の第1のモードが起動されている第1の状態である間に、通信装置と外部装置との間に第1種の通信リンクが確立されることを監視する監視ステップであって、第1種の通信リンクは、通信装置が第1のモードで動作すると共に外部装置がNFC規格の第2のモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、監視ステップと、
通信装置の状態が第1の状態である間に、第1種の通信リンクが確立される場合に、第1種の通信リンクを利用して、NFCインターフェースを介して、外部装置に第1のデータを送信する送信ステップであって、第1のデータは、対象データの双方向通信を実行するための特定のアプリケーションの起動を外部装置に実行させるためのコマンドを含む、送信ステップと、
第1のデータの送信後の予め決められたタイミングで、通信装置の状態を、第1の状態から、P2Pモードが起動されている第2の状態に変更する第1の変更ステップと、
通信装置の状態が第2の状態である間に、通信装置と外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、第2種の通信リンクを利用して、NFCインターフェースを介して、特定のアプリケーションを起動している外部装置と対象データの双方向通信を実行する通信ステップであって、第2種の通信リンクは、通信装置及び外部装置がP2Pモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、通信ステップと、
を実行する。
Claims (12)
- NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、対象データの双方向通信を外部装置と実行するための通信装置であって、
前記NFC方式の通信を実行するためのNFCインターフェースと、
プロセッサと、
プログラムを格納しているメモリと、を備え、
前記プロセッサは、前記メモリに格納されている前記プログラムに従って、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置の状態が、前記NFC規格のP2P(Peer to Peer)モードが起動されておらず、前記NFC規格の第1のモードが起動されている第1の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第1種の通信リンクが確立されることを監視する監視ステップであって、前記第1種の通信リンクは、前記通信装置が前記第1のモードで動作すると共に前記外部装置が前記NFC規格の第2のモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記監視ステップと、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第1種の通信リンクが確立される場合に、前記第1種の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェースを介して、前記外部装置に第1のデータを送信する送信ステップであって、前記第1のデータは、前記対象データの双方向通信を実行するための特定のアプリケーションの起動を前記外部装置に実行させるためのコマンドを含む、前記送信ステップと、
前記第1のデータの送信後の予め決められたタイミングで、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記P2Pモードが起動されている第2の状態に変更する第1の変更ステップと、
前記通信装置の状態が前記第2の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェースを介して、前記特定のアプリケーションを起動している前記外部装置と前記対象データの双方向通信を実行する通信ステップであって、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置及び前記外部装置が前記P2Pモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記通信ステップと、
を実行する通信装置。 - 前記プロセッサは、さらに、
前記通信ステップが実行される場合に、前記通信装置の状態を、前記第2の状態から前記第1の状態に変更する第2の変更ステップを実行する、請求項1に記載の通信装置。 - 前記第1のモードは、前記NFC規格のCE(Card Emulation)モードであり、
前記第2のモードは、前記NFC規格のReaderモードである、請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記監視ステップは、さらに、前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第3種の通信リンクが確立されることを監視することを含み、
前記第3種の通信リンクは、前記通信装置が前記CEモードで動作すると共に前記外部装置が前記NFC規格のWriterモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクであり、
前記プロセッサは、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第3種の通信リンクが確立される場合に、前記第3種の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェースを介して、前記外部装置から第2のデータを受信する第1の受信ステップであって、前記第2のデータは、前記P2Pモードの起動を前記通信装置に実行させるためのコマンドを含む、前記第1の受信ステップを実行し、
前記予め決められたタイミングは、前記第2のデータが受信されるタイミングである、請求項3に記載の通信装置。 - 前記第1の状態は、前記P2Pモード、前記Readerモード、及び、前記NFC規格のWriterモードが起動されておらず、前記CEモードが起動されている状態である、請求項3又は4に記載の通信装置。
- 前記第1の状態は、前記P2Pモード、及び、前記NFC規格のWriterモードが起動されておらず、前記Readerモード、及び、前記CEモードが起動されている状態であり、
前記監視ステップは、さらに、前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第4種の通信リンクが確立されることを監視することを含み、
前記第4種の通信リンクは、前記通信装置が前記Readerモードで動作すると共に前記外部装置が前記CEモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクであり、
前記プロセッサは、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第4種の通信リンクが確立される場合に、前記第4種の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェースを介して、前記外部装置から第2のデータを受信する第2の受信ステップであって、前記第2のデータは、前記P2Pモードの起動を前記通信装置に実行させるためのコマンドを含む、前記第2の受信ステップを実行し、
前記予め決められたタイミングは、前記第2のデータが受信されるタイミングである、請求項3又は4に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第4種の通信リンクが確立されても、前記外部装置から前記第2のデータが受信されない場合に、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記P2Pモード、前記Readerモード、及び、前記Writerモードが起動されておらず、前記CEモードが起動されている第3の状態に変更する第3の変更ステップを実行し、
前記プロセッサは、前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第1種の通信リンクが確立される場合のみならず、前記通信装置の状態が前記第3の状態である間に、前記第1種の通信リンクが確立される場合にも、前記送信ステップを実行する、請求項6に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、さらに、
前記第3の変更ステップが実行された後に、前記送信ステップが実行される場合に、前記通信装置の状態を、前記第3の状態から前記第1の状態に変更する第4の変更ステップを実行する、請求項7に記載の通信装置。 - 前記プロセッサは、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第4種の通信リンクが確立される場合に、前記第4種の通信リンクを利用して、前記NFCインターフェースを介して、前記外部装置から、前記第2のデータとは異なる第3のデータを受信する第3の受信ステップを実行し、
前記プロセッサは、前記第3のデータが受信される場合に、前記第3の変更ステップを実行しない、請求項7又は8に記載の通信装置。 - 前記第2の状態は、前記NFC規格のCEモード、Readerモード、及び、Writerモードが起動されておらず、前記P2Pモードが起動されている状態である、請求項1から9のいずれか一項に記載の通信装置。
- NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、対象データの双方向通信を外部装置と実行するための通信装置であって、
前記通信装置の状態が、前記NFC規格のP2P(Peer to Peer)モードが起動されておらず、前記NFC規格の第1のモードが起動されている第1の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第1種の通信リンクが確立されることを監視する監視手段であって、前記第1種の通信リンクは、前記通信装置が前記第1のモードで動作すると共に前記外部装置が前記NFC規格の第2のモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記監視手段と、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第1種の通信リンクが確立される場合に、前記第1種の通信リンクを利用して、前記外部装置に第1のデータを送信する送信手段であって、前記第1のデータは、前記対象データの双方向通信を実行するための特定のアプリケーションの起動を前記外部装置に実行させるためのコマンドを含む、前記送信手段と、
前記第1のデータの送信後の予め決められたタイミングで、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記P2Pモードが起動されている第2の状態に変更する第1の変更手段と、
前記通信装置の状態が前記第2の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記特定のアプリケーションを起動している前記外部装置と前記対象データの双方向通信を実行する通信手段であって、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置及び前記外部装置が前記P2Pモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記通信手段と、
を備える通信装置。 - NFC(Near Field Communication)規格に従った通信方式であるNFC方式で、対象データの双方向通信を外部装置と実行するための通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置の状態が、前記NFC規格のP2P(Peer to Peer)モードが起動されておらず、前記NFC規格の第1のモードが起動されている第1の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第1種の通信リンクが確立されることを監視する監視ステップであって、前記第1種の通信リンクは、前記通信装置が前記第1のモードで動作すると共に前記外部装置が前記NFC規格の第2のモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記監視ステップと、
前記通信装置の状態が前記第1の状態である間に、前記第1種の通信リンクが確立される場合に、前記第1種の通信リンクを利用して、前記外部装置に第1のデータを送信する送信ステップであって、前記第1のデータは、前記対象データの双方向通信を実行するための特定のアプリケーションの起動を前記外部装置に実行させるためのコマンドを含む、前記送信ステップと、
前記第1のデータの送信後の予め決められたタイミングで、前記通信装置の状態を、前記第1の状態から、前記P2Pモードが起動されている第2の状態に変更する第1の変更ステップと、
前記通信装置の状態が前記第2の状態である間に、前記通信装置と前記外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記特定のアプリケーションを起動している前記外部装置と前記対象データの双方向通信を実行する通信ステップであって、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置及び前記外部装置が前記P2Pモードで動作して、データ通信が実行されるべき通信リンクである、前記通信ステップと、
を実行させるコンピュータプログラム。
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