JP2017084278A - 携帯端末、制御方法およびプログラム - Google Patents

携帯端末、制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザのフリックやドラッグなどによる高速スクロールにおいても、操作性を損なうことなく重要度の高いキーワードを認識させることを容易にする携帯端末を提供する。【解決手段】携帯端末は、オブジェクトを表示する表示手段と、ユーザのフリック操作の速度を検出し、表示手段の表示をスクロールさせるタッチパネル手段と、表示手段に表示するオブジェクトの中にあるターゲットとなるオブジェクトを識別可能に表示するターゲット識別表示手段と、タッチパネル手段により検出されたフリック操作の速度に基づいて、表示手段の表示をスクロールさせる速度を決定するスクロール速度決定手段と、スクロール速度決定手段により取得されたスクロール速度に応じて、ターゲット表示手段により識別可能に表示されるターゲットとなるオブジェクトを強調して表示するターゲット強調手段と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、携帯端末、制御方法およびプログラムの技術に関する。
近年、コンパクトデジタルカメラやスマートフォン、複合機等の、小さい画面でのタッチパネル操作が一般的になってきている。
タッチパネルの機器にて長い文章を読む場合、ドラッグやフリックなどでページ送りの操作を行う。フリックを行うと、素早くページをスクロールすることができるが、文章の重要な部分まで読み飛ばしてしまう危険性がある。
特許文献1では、文書内のページや章ごとにユーザが閲覧した時間や回数を記憶して重要度を決定し、重要度に合わせてスクロールのスピードを変化させる制御について記載されている。
特開2015−49663号公報
しかし、特許文献1のシステムでは、文書内に重要度が高い箇所が多く点在していたり、開発者が多くの重要なキーワードや補足図を入れた文書を作成している場合、重要度の高い部分で都度スクロールスピードが遅くなってしまい、フリックの本来の操作性が失われてしまう。
本発明の目的は、上記課題を解決するためになされたものであり、ユーザのフリックやドラッグなどによる高速スクロールにおいても、操作性を損なうことなく重要度の高いキーワードを認識させることを容易にすることである。
上記課題を解決するために、本発明は、オブジェクトを表示する表示手段と、ユーザのフリック操作の速度を検出し、前記表示手段の表示をスクロールさせるタッチパネル手段とを有する携帯端末であって、前記表示手段に表示するオブジェクトの中にあるターゲットとなるオブジェクトを識別可能に表示するターゲット識別表示手段と、前記タッチパネル手段により検出されたフリック操作の速度の結果、前記表示手段の表示をスクロールさせる速度を決定するスクロール速度決定手段とを有し、前記スクロール速度決定手段により取得されたスクロール速度に応じて、前記ターゲット表示手段により識別可能に表示されるターゲットとなるオブジェクトを強調して表示するターゲット強調手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザのフリックやドラッグなどによる高速スクロールにおいても、操作性を損なうことなく重要度の高いキーワードを認識させることを容易にするという効果を有する。
本実施形態における携帯端末100の外観図である。 本実施形態における携帯端末100の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の携帯端末100の文書表示動作を説明するフローチャートである。 本実施形態の携帯端末100のCPU201が受取るオブジェクト(文字情報)とターゲット(キーワード情報)の例である。 本実施形態の携帯端末100のタッチパネル210上に表示されている画面イメージの例である。 本実施形態の携帯端末100におけるユーザの操作イメージを説明する模式図である。 本実施形態の携帯端末100におけるユーザの操作イメージを説明する模式図である。 本実施形態の携帯端末100におけるユーザの操作イメージを説明する模式図である。 本実施形態の携帯端末100のROM202あるいはフラッシュメモリ214(記憶手段)に記憶されているフリック速度及びスクロール速度、キーワード拡大率の関係を示す模式図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
[携帯端末の構成について]
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る携帯端末の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末100もしくは撮像装置110(以下、携帯端末)の外観の一例を示す外観図である。本発明の携帯端末100は、例えば、携帯情報端末(PDA)や、スマートフォン、撮像装置110のように、タッチパネル機能を持つ表示部101と、ボタン102を備えている。表示部101は、液晶パネルのような表示制御部と、タッチパッドのような位置入力制御部とを組み合わせた電子部品であり、タッチパネルとも呼ばれる。
表示部101のタッチパネルは、指先と電導膜との間での静電容量の変化をとらえて位置を検出する静電容量方式の投影型であり、指によるスライド操作(フリック操作)を検出が可能な機能を備えているタッチスクリーンである。なお、フリック操作の検出ができるタッチスクリーン機能は、既知の技術であるため詳細な説明は省略する。
ボタン102は、携帯端末で実行されているプログラムを開始させるためのボタンであり、アプリケーションプログラム(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)の起動は、表示部101のタッチパネル機能を用いて、画面に表示されるアプリケーションのアイコンをクリックことにより実行することができる。また、撮像装置110の場合は、電源ONボタン112の押下後、同じく表示部101のタッチパネル機能を用いることによりアプリケーションを実行する事ができる。なお、アプリケーション起動中にボタン102を押下すると、起動されているアプリケーションを終了できる。
携帯端末は、他にも通信機能等を備えていてもよいが、本発明とは直接関係がないため説明は省略する。
図2を参照して図1に示すスマートデバイス等の容易に持ち運び可能な携帯端末100のハードウェア構成について説明する。CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。
また、ROM202あるいはフラッシュメモリ214(記憶手段)には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input/OutputSystem)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、当該携帯端末100が実行する機能を実現するために必要な、後述する各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。また、携帯端末100には、GPS衛星からの信号を受信して現在位置情報を取得可能なGPS受信手段215(位置情報取得手段)が設けられており、CPU201は、GPS受信手段215からのGPS座標情報(位置情報)の取得制御を行う。
また、入力コントローラ205は、タッチパネル210、マイク211、カメラ212からの入力を制御する。タッチパネル210からはユーザのタッチ操作に関する入力を制御し、マイク211からは音声の入力を制御し、更にカメラ212(撮像手段)からは撮像された静止画、動画の入力を制御する。出力コントローラ206は、タッチパネル210への画像出力、スピーカー213への音声出力を制御する。
タッチパネル210は、ユーザからのタッチ操作を検知すると共に、前述した出力コントローラ206から送られた映像(画像)を表示する。タッチパネル210は、表示器と位置入力装置とが一体となった部品である。複数の箇所に対するタッチ操作(以下、マルチタッチ)も検知可能である。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するフラッシュメモリ214へのアクセスを制御する。本実施形態においては、フラッシュメモリとして説明を行うが、ハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるカード型メモリ等の記憶媒体であってもよい。
通信I/Fコントローラ209は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。そして、このようなネットワークを介して、携帯端末100は、GPS受信手段で受信した座標情報等をWeb会議サーバ103に送信することができる。
尚、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、タッチパネル210上での表示を可能としている。
本実施形態の携帯端末100が後述する各種処理を実行するために用いられる各種プログラム等はフラッシュメモリ214に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行可能である。さらに、本実施形態に係わるプログラムが用いる定義ファイルや各種情報テーブルもフラッシュメモリ214に格納しておくことができる。
[携帯端末の撮像動作について]
次に、本発明に係る携帯端末100の文書閲覧の処理の流れを図3を参照して説明する。
図3は、本実施形態の携帯端末100の文書表示動作を説明するフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、CPU201がフラッシュメモリ214等に格納されたプログラムをRAM203に展開して実行することにより実現される。
まず、携帯端末100において、表示部101のタッチパネル機能を用いて、画面に表示される撮像アプリケーションの図示しないアイコンをクリックすることなどにより、閲覧アプリケーションが起動し、図3のフローチャートが開始される。
閲覧アプリケーションが起動されると、ステップS301において、携帯端末100のCPU201は、これから表示するオブジェクト(マニュアル情報などの文字情報)と、オブジェクトを表示する際のターゲット(重要情報やキーワード情報)をデータベース320から取得する。取得するオブジェクト(文字情報)とターゲット(キーワード情報)の例を、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態の携帯端末100のCPU201が受取るオブジェクト(文字情報)とターゲット(キーワード情報)の例である。
図4の400は、携帯端末100のタッチパネル210に表示するオブジェクト(文字情報)のデータの例である。400内に記載されている文字情報をタッチパネル210に表示できるように加工し、最終的に図5の501のような画面イメージを表示させるためデータである。
また、図4の410は、携帯端末100のタッチパネル210にオブジェクト(文字情報)を表示する際に、ターゲット(キーワード情報)として識別可能に表示させるキーワードや、補足図を入れた部分を指定するための情報の例である。410のデータには、識別可能に表示する「キーワード」欄411とキーワードの場所を指定した「強調文字の場所」欄413、キーワードに紐づく補足図があればその補足図を示す「添付ファイル名」欄412が登録されている。それらのキーワードの場所とオブジェクト(文字情報)400との関係を示したものを400内のアンダーラインで示している。例えば、410の先頭行に登録されている「キーワード」欄411が「keyword1」であるキーワードは、400の401の位置の情報であり、同様に、「キーワード」欄411が「keyword2」であるキーワードは、402の位置の情報、「キーワード」欄411が「keyword3」であるキーワードは、400の403の位置の情報というように登録されている。
なお、データベース320は、携帯端末100のフラッシュメモリ214(記憶手段)に記憶しているものを利用しても良いし、外部のデータベースを利用して図4のような情報を取得してもよい。図3のフローチャートの説明に戻る。
ステップS301でオブジェクト(文字情報)とターゲット(キーワード情報)を取得すると、次のステップS302において、携帯端末100のCPU201は、データベース320から読み込んだ画面情報をタッチパネル210に表示する。タッチパネルに表示した例を、図5を参照して説明する。
図5は、本実施形態の携帯端末100のタッチパネル210上に表示されている画面イメージの例である。
図5の501は、ステップS302においてタッチパネル210上に表示されたオブジェクト(文字情報)とターゲット(キーワード情報)のイメージ図である。ターゲットとなるオブジェクトは511のように色を変えるもしくは太字にするなどで強調表示しておくのが望ましい。図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップS303において、携帯端末100のCPU201は、タッチパネル210に縦方向(文書の続きがあるスクロール方向)にフリックされたかどうかを判断する。縦方向にフリックされた場合は、タッチパネルの画面表示を縦方向にスクロール表示させるため、ステップS304へと処理を移行する。
一方、ステップS303において、ユーザのフリック操作がない、もしくは縦方向(文書の続きがあるスクロール方向)ではないフリック操作の場合は、ステップS310の処理へと遷移する。
次に、ステップS304において、携帯端末100のCPU201は、ステップS303で検出されたユーザのフリックから、携帯端末100のBIOSが取得したフリック速度を検出し、スクロール速度を算出する。スクロール速度は、フリック速度から計算式を用いて算出してもよいし、図9のような対応表から算出してもよい。図9を参照して、フリック速度からスクロール速度を算出する例を説明する。
図9は、本実施形態の携帯端末100のROM202あるいはフラッシュメモリ214(記憶手段)に記憶されているフリック速度及びスクロール速度、キーワード拡大率の関係を示す模式図である。
図9の900は、フリック速度及びスクロール速度、ターゲット(キーワード情報)の拡大率のデータの例である。900にはフリック速度901(例えばピクセル/ミリ秒)と、そのフリック速度に対応するスクロール速度902(例えば行/秒)が登録されている。例えば、フリック速度が0.5の場合は、スクロール速度は1と算出する。図3のフローチャートの説明に戻る。
図3のステップS304において、スクロール速度を算出すると、次のステップS305において、携帯端末100のCPU201は、ステップS304で算出されたスクロール速度により、ターゲットとなるオブジェクト(キーワード情報)を拡大する拡大率を決定する。キーワードの拡大率は、スクロール速度やフリック速度から計算式を用いて決定してもよいし、図9のような対応表から決定してもよい。図9を参照して、フリック速度もしくはスクロール速度からキーワードの拡大率を算出する例を説明する。
図9の900に登録されているフリック速度901およびスクロール速度902から、対応するキーワードの拡大率903を決定する。例えば、フリック速度が0.5(すなわちスクロール速度が1)の場合は、キーワードの拡大率を1(すなわち等倍率)とする。また、フリック速度が2.0(すなわちスクロール速度が2)の場合は、キーワードの拡大率を2(すなわち2倍に拡大)とし、フリック速度が5.0(すなわちスクロール速度が10)の場合は、キーワードの拡大率を4(すなわち4倍に拡大)とする。図3のフローチャートの説明に戻る。
図3のステップS305において、キーワードの拡大率を決定すると、ステップS306において、携帯端末100のCPU201は、ステップS305で決定された拡大率でタッチパネル210に表示する。ステップS305で決定されたキーワードの拡大率で表示されたタッチパネル上の画面イメージを図5を参照して説明する。
図5の501〜503は、フリック速度が変わった場合のタッチパネル上の画面イメージであり、501から503のイメージ図が上下にスクロールすることになる。501のイメージは、フリック速度が遅い場合、もしくはスクロールしていない場合のイメージであり、例えば図9のフリック速度901が0.5の場合、すなわちキーワード拡大率が等倍率の場合のイメージである。また、502のイメージは図9のフリック速度901が2.0の場合、すなわちキーワード拡大率が2倍の場合のイメージである。拡大倍率が2倍のため、502では、キーワードが512のように2倍の大きさで表示されてスクロール表示される。同様に、503のイメージは図9のフリック速度901が5.0の場合、すなわちキーワード拡大率が4倍の場合のイメージである。拡大倍率が4倍のため、503では、キーワードが513のように4倍の大きさで表示されてスクロール表示される。これらの画面イメージをスクロール速度に従って上下にスクロールさせている。
これらの処理により、ユーザがスクロールする場合であっても、重要なキーワード(ターゲットとなるオブジェクト)は拡大して表示されるので、特に高速にスクロールさせている場合でも、ユーザに重要なキーワードを容易に気付かせることができるという効果を有する。図3のフローチャートの説明に戻る。
次に、図3のステップS307において、携帯端末100のCPU201は、フリック操作で表示されたターゲット(キーワード情報)の個数をカウントする。
次に、ステップS308において、携帯端末100のCPU201は、表示したターゲット(キーワード情報)の個数が所定の数に達した場合、一旦フリック操作によるスクロールを停止させるために、ステップS307でカウントしたキーワードの個数が所定数以上になったかどうかを判断する。キーワードの個数が所定数以内であれば、ステップS306へと処理を遷移し、継続してキーワードを拡大して画面表示を行う。表示されたキーワードの個数が所定数以上になると、ステップS309へと処理を遷移する。所定数は、全体のキーワードの個数によって設定(例えば、全体のキーワードの個数の1/5など)してもよいし、固定の値(例えば、5個)を指定してもよい。また、キーワードに以下の補足図が紐付けられている場合にステップS309へと遷移させても良い。
ステップS309に遷移すると、携帯端末100のCPU201は、タッチパネル210でスクロール表示していた画面を一旦停止する。この処理により、続けてスクロールをし続けているユーザにも、所定数以上キーワードが表示されると、一旦スクロールを止めて注意を促すことができる。また、以下に説明する補足図が存在するキーワードの場合にも、一旦スクロールを止めて注意を促すことができる。なお、スクロールの停止処理は、スクロール速度を減速させる処理でも構わない。
次に、ステップS310へと処理を移行し、ステップS310において、携帯端末100のCPU201は、今表示しているターゲット(キーワード情報)に補足図があるかどうかの判断をする。補足図があるかどうかは、図4の410の現在表示しているキーワードに添付ファイル412の登録があるかどうかで判断する。例えば、410の2行目414のキーワード「keyword2」をタッチパネル210に表示している場合は、添付ファイル412欄に「file02.png」が存在するので、補足図ありと判断する。補足図ありと判断されると、ステップS311へと処理を移行し、補足図がないと判断されると、ステップS302の処理まで戻る。
ステップS311へと処理を進めると、携帯端末100のCPU201は、タッチパネル210の補足図があるターゲット(キーワード情報)の近くに横フリックを促す三角アイコンを表示する。
次に、ステップS312において、携帯端末100のCPU201は、タッチパネル210に横方向(文書の続きがあるスクロール方向とは異なる方向)にフリックされたかどうかを判断する。横方向にフリックされた場合は、ステップS313へと処理を遷移し、一方横方向のフリック操作以外の操作であれば、ステップS302の処理まで戻る。
ステップS313へと処理を進めると、携帯端末100のCPU201は、現在表示しているキーワードに紐付けられている添付ファイルを補足図としてタッチパネル210に表示する。
次に、ステップS314において、携帯端末100のCPU201は、補足図表示終了操作がされたかどうかを判断する。補足図表示終了操作がされたと判断された場合は、ステップS315へと処理を移行し、ステップS313で表示した補足図を非表示化する。一方、補足図表示終了操作がされていないと判断された場合は、ステップS313へと処理を戻し、引き続き補足図を表示し続ける。以下の例の説明では、補足図表示終了操作として、ステップS312で横フリックさせた反対方向のフリック操作を表示終了操作として説明する。
ここで、ステップS310以降の処理の画面イメージを図6〜図8を参照して説明する。
図6は、本実施形態の携帯端末100におけるユーザの操作イメージを説明する模式図である。
図6の600は、携帯端末100がタッチパネル210にオブジェクト(文字情報)を表示している際に、ユーザのフリック操作によりターゲット(キーワード情報)が拡大されて表示されているイメージ図である。ユーザは指を601から602へとフリックすることにより、キーワードである603を表示させる。
次に、ユーザがフリックを止めてキーワード603についての補足図を確認したい場合の説明を610と図7を参照して説明する。
図6の610において、携帯端末100は、色を変えて表示させているキーワード603の右に補足図がある旨を示す三角アイコン611を表示する。図3のフローチャートのステップS311の処理に該当する。
図7は、本実施形態の携帯端末100におけるユーザの操作イメージを説明する模式図である。
図7の610において、ユーザが701から702へと指をフリックさせると、携帯端末100は、710のように補足図を表示する。710の711が補足図の例であり、具体的には713の矢印等が補足図による説明となる。図3のフローチャートのステップS312およびステップS313の処理に該当する。
次に、ユーザが補足図表示を終了する処理の説明を図8を参照して説明する。
図8は、本実施形態の携帯端末100におけるユーザの操作イメージを説明する模式図である。
図8の710において、ユーザがタッチパネル210上の指示712の通りにフリック(例えば、801から802へと指を移動)させると、810のように元のオブジェクト(文字情報)を表示する。図3のフローチャートのステップS314およびステップS315の処理に該当する。
以上の処理により、ユーザが補足図のあるキーワードを見つけると三角アイコンを表示させることにより、ユーザが補足図を容易に参照することができるという効果を有する。
以上の処理により、ユーザのフリックやドラッグなどによる高速スクロールにおいても、操作性を損なうことなく重要度の高いキーワードを認識させることを容易にすることができる。
以上、携帯端末により本発明を説明したが、本発明の適用はこれに限られるものではなく、タッチパネルを有する機器であれば、撮像装置や情報処理装置でも適用が可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、或いは、記録媒体としては以下に示すものが考えられる。例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVDROM、DVD−R、DVD−RW等である。また、光/光磁気記録媒体不揮発性の半導体メモリでもよい。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、次のような方法が考えられる。すなわち、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくはプログラムデータファイルを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードするような方法である。
ここで、プログラムデータファイルとしては、圧縮され、本発明を形成するコンピュータプログラムと自動インストール機能を含むファイル等も含まれる。
この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
また、上述の実施形態の機能を実現するプログラムを暗号化し記録媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、ネットワークを介してダウンロードさせることによって供給するような方法も考えられる。その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて本発明を実現することも可能である。
コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれる。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納される場合にも本発明に含まれる。また、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
100 携帯端末
101 表示部
102 ボタン
110 撮像装置
112 電源ONボタン

Claims (8)

  1. オブジェクトを表示する表示手段と、
    ユーザのフリック操作の速度を検出し、前記表示手段の表示をスクロールさせるタッチパネル手段とを有する携帯端末であって、
    前記表示手段に表示するオブジェクトの中にあるターゲットとなるオブジェクトを識別可能に表示するターゲット識別表示手段と、
    前記タッチパネル手段により検出されたフリック操作の速度の結果、前記表示手段の表示をスクロールさせる速度を決定するスクロール速度決定手段とを有し、
    前記スクロール速度決定手段により取得されたスクロール速度に応じて、前記ターゲット表示手段により識別可能に表示されるターゲットとなるオブジェクトを強調して表示するターゲット強調手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記ターゲット強調手段は、強調して表示されるターゲットとなるオブジェクトのサイズを拡大して表示することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記ターゲット強調手段は、前記スクロール速度決定手段により決定されたスクロール速度に応じて、前記ターゲットとなるオブジェクトの拡大率を変更することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. オブジェクトを表示する表示手段と、
    ユーザのフリック操作を検出し、前記表示手段の表示をスクロールさせるタッチパネル手段とを有する携帯端末であって、
    前記表示手段に表示するオブジェクトの中にあるターゲットとなるオブジェクトを識別可能に表示するターゲット識別表示手段と、
    前記ターゲット識別表示手段により表示されるターゲットとなるオブジェクトを計数するターゲット表示計数手段と、
    前記ターゲット表示計数手段により計数されたターゲットとなるオブジェクトが所定数になった場合は、前記タッチパネル手段による表示のスクロールの速度を減速するスクロール速度減速手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  5. 前記タッチパネル手段は、前記ユーザのフリック操作の速度を検出し、
    前記タッチパネル手段により検出されたフリック操作の速度の結果、前記表示手段の表示をスクロールさせる速度を決定するスクロール速度決定手段を有し、
    前記スクロール速度減速手段は、前記スクロール速度決定手段により取得されたスクロール速度が所定の速度以上の場合に、前記タッチパネル手段による表示のスクロールの速度を減速すること
    を特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. オブジェクトを表示する表示ステップと、
    ユーザのフリック操作の速度を検出し、前記表示ステップの表示をスクロールさせるタッチパネルステップとを有する携帯端末における制御方法であって、
    前記表示ステップに表示するオブジェクトの中にあるターゲットとなるオブジェクトを識別可能に表示するターゲット識別表示ステップと、
    前記タッチパネルステップにより検出されたフリック操作の速度の結果、前記表示ステップの表示をスクロールさせる速度を決定するスクロール速度決定ステップとを有し、
    前記スクロール速度決定ステップにより取得されたスクロール速度に応じて、前記ターゲット表示ステップにより識別可能に表示されるターゲットとなるオブジェクトを強調して表示するターゲット強調ステップと、
    を有することを特徴とする携帯端末における制御方法。
  7. オブジェクトを表示する表示ステップと、
    ユーザのフリック操作を検出し、前記表示ステップの表示をスクロールさせるタッチパネルステップとを有する携帯端末における制御方法であって、
    前記表示ステップに表示するオブジェクトの中にあるターゲットとなるオブジェクトを識別可能に表示するターゲット識別表示ステップと、
    前記ターゲット識別表示ステップにより表示されるターゲットとなるオブジェクトを計数するターゲット表示計数ステップと、
    前記ターゲット表示計数ステップにより計数されたターゲットとなるオブジェクトが所定数になった場合は、前記タッチパネルステップによる表示のスクロールの速度を減速するスクロール速度減速ステップと、
    を有することを特徴とする携帯端末における制御方法。
  8. 請求項6又は7に記載された制御方法を携帯端末に実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019101651A (ja) * 2017-11-30 2019-06-24 ヤフー株式会社 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

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