JP2017084207A - 情報処理装置及びその診断方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents

情報処理装置及びその診断方法、並びにコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】対象装置への電源投入後であってOSの稼働前に生じた障害によって診断対象が起動できない場合であっても、その障害の原因を特定可能な情報を提供する情報処理装置及びその診断方法並びにコンピュータ・プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置10は、対象装置のOSを動作可能なように、少なくともOSの起動処理を実行するシステム制御部3と、対象装置が含む1つ以上の構成部品Pに対して該構成部品Pが有する自己診断機能Tを用いて自己診断を実行するよう制御すると共に、起動処理を監視する診断制御部2とを備える。【選択図】図11

Description

本発明は、診断対象である対象物において生じる障害に関する情報を提供する技術分野に関する。
サーバ装置やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置は、常に安定して稼働することが求められている。特にサーバ装置は、24時間、365日安定して稼働することを要求される。このような状況において、サーバ装置を含む情報処理装置は、例えば、ハードウェアの異常や故障(以下、本願では、「異常や故障」を、「障害」と称する)を、より迅速に検出することが要求される。また、情報処理装置は、その障害を検出するだけでなく、検出した障害に関する情報を、保守作業者が容易に解析可能なように提供することが要求される。例えば、障害に関する情報を提供する技術としては、特許文献1乃至特許文献3がある。
特許文献1は、保守作業支援システム及びその方法に関する技術を開示する。保守作業支援システムにおいて、保守作業の対象である各構成部品には、IC(Integrated Circuits)タグが装着されている。このICタグには、構成部品において実行された自己診断の結果を示す故障フラグと、構成部品を識別可能な部品コードとがICタグライタによって書き込まれている。保守作業支援システムは、ICタグに書き込まれた情報を、通信ネットワークを介して遠隔地に位置する保守作業者に対して通知する。そして、保守作業支援システムは、当該書き込まれた情報に基づいて、本体装置を利用する顧客と、保守作業を担当する保守拠点とを特定する。また、保守作業支援システムは、顧客などを特定するだけでなく、故障した構成部品のバージョン情報、在庫数及び配送方法を特定する。これにより、保守作業者は、生じた障害の原因を特定することができるだけでなく、障害の原因である構成部品の手配などの保守作業にかかわる作業を効率的に行うことができる。
特許文献2は、診断システム及び診断方法に関する技術を開示する。診断システムは、診断対象である各部品ユニットに貼り付けられたICタグと、部品ユニットの診断を行う診断機能と、診断機能によって収集された診断結果を含むログ情報をICタグに書き込むICタグリーダ・ライタとを備える。また、ICタグリーダ・ライタは、診断コマンドを示す情報がICタグに書き込まれている場合には、その診断コマンドを診断機能に実行させる。
特許文献3は、テレビジョン受信機及び自己診断処理方法に関する技術を開示する。テレビジョン受信機は、外部記憶メディアとの接続を検知するインタフェース部、自己診断処理を実行する自己診断処理部、自己診断処理において検出された異常を表示する表示部及びその異常に関する異常情報が記憶される内蔵メモリを備える。
係る自己診断処理部は、テレビジョン受信機の電源が投入された際に、自己診断処理を実行する。また、自己診断処理部は、自己診断処理を開始するに際して、内蔵メモリに記憶されている異常情報に異常を表す情報が含まれているか否かを判定する。その結果、自己診断処理部は、異常を表す情報が含まれていると判定した場合には、改めて自己診断処理を実行する。自己診断処理部は、自己診断処理の結果を、外部記録メディアに書き込むようインタフェース部を制御する。このように、特許文献1乃至特許文献3に開示された技術は、情報処理装置において起動できない障害が発生した場合であっても、障害に関する情報を、ICタグまたは外部記憶メディアから取得することができる。その結果、保守作業者は、取得した障害に関する情報に基づいて、障害の原因を特定することができる。
特許第4911386号公報 特開2006−178803号公報 特開2004−349786号公報
ところで、障害に関する情報を保守作業者に提供する技術は、特許文献1乃至特許文献3に開示された技術だけでなく、次に示す手法も存在する。例えば、障害に関する情報を提供する手法としては、当該情報を、情報処理装置に設けられた表示装置に表示する技術が存在する。この表示装置は、例えば、数桁の情報が表示可能である。そのため、情報処理装置は、障害に関する情報として製品名や製造番号を、表示装置に表示することができる。しかしながら、表示装置に表示された情報だけでは、保守作業者は、障害の原因を特定できない可能性がある。また、オペレーティングシステム(以下、本願では、「OS(Operating System)」と称する)の起動を開始した直後などのOSが稼働前の状態では、表示装置は、当該情報を表示できない場合もある。以下の説明において、本願では、情報処理装置に電源が投入されてからOSが稼働を開始する前の状態を、OSの稼働前、或いは、単に、稼働前と称することとする。
特許文献1乃至特許文献3には、診断対象において生じた障害に関する情報を、ICタグまたは外部記憶メディアに書き込む技術が開示されている。ここで、特許文献1乃至特許文献3に開示された障害に関する情報とは、障害の内容を表すエラーコード、情報処理装置や情報処理装置が含む構成部品を識別可能な製品名や製造番号、障害の重要度及び障害の発生頻度等を示す情報などである。そのため、これら障害に関する情報だけでは、保守作業者は、障害の原因を、迅速に特定できない可能性がある。
より具体的に、例えば、係るエラーコードがICタグに書き込まれている場合に、保守作業者は、どの位置に設けられた構成部品において、どのような障害が発生したのかを容易に判断することができない。その結果、保守作業者は、障害の原因を特定するのに時間を要する虞がある。即ち、特許文献1乃至特許文献3に開示された技術は、障害の原因を解析するのに十分な情報を、保守作業者に対して提供できていない可能性がある。
また、特許文献1及び特許文献2には、OSが稼働中において診断処理を行うことが記載されているに留まる。即ち、特許文献1及び特許文献2は、情報処理装置に電源が投入されてからOSの稼働前に生じる障害を検出することについて、考慮されておらず何ら述べられていない。特許文献3は、テレビジョン受信機に電源が投入されるのに応じて、自己診断処理を行うことが記載されているに留まる。即ち、特許文献3には、自己診断処理が終了してからユーザーが利用可能な状態に至るまでの間に生じる障害を検出することについて、考慮されておらず何ら述べられていない。
特許文献1には、ICタグに書き込まれた情報を、通信ネットワークを介して遠隔地に位置する保守作業者に対して通知する技術が開示されている。しかしながら、例えば、障害が発生したことによって情報処理装置のOSが正常に起動できない場合には、特許文献1に開示された技術では、ICタグから当該情報を読み出すことができないだけでなく、当該情報を保守作業者に対して通知することができない可能性がある。この通知する技術は、特許文献2及び特許文献3には開示されていない。このように、情報処理装置に発生した障害の状況によっては場合により通信ネットワークを介して通知する技術をユーザーが利用できる機会は限定される虞がある。
本発明は、対象装置への電源投入後であってOSの稼働前に生じた障害によって診断対象が起動できない場合であっても、その障害の原因を特定可能な情報を提供する情報処理装置等を提供することを主たる目的とする。
上記の課題を達成すべく、本発明の一態様に係る情報処理装置は、以下の構成を備える。
即ち、本発明の一態様に係る情報処理装置は、
診断対象である対象装置のOSを動作可能なように、少なくともOSの起動処理を実行するシステム制御手段と、
前記対象装置に電源が投入されるのに応じて、前記対象装置が含む1つ以上の構成部品に対して該構成部品が有する自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御すると共に、前記起動処理を監視する診断制御手段とを、備え、
前記診断制御手段は、
前記構成部品によって実行された前記自己診断の結果、または前記起動処理の監視結果に基づいて、前記1つ以上の構成部品のうち、特定の構成部品において障害が発生したと判断した場合には、前記特定の構成部品の所在位置を示す情報を含む障害情報を記憶するよう記憶手段を制御する。
また、同目的を達成すべく、本発明の一態様に係る情報処理装置の診断方法は、以下の構成を備える。
即ち、本発明の一態様に係る診断方法は、
診断対象である対象装置のOSを動作可能なように、少なくともOSの起動処理を実行し、
前記対象装置に電源が投入されるのに応じて、前記対象装置が含む1つ以上の構成部品に対して該構成部品が有する自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御すると共に、前記起動処理を監視し、
前記構成部品によって実行された前記自己診断の結果、または前記起動処理の監視結果に基づいて、前記1つ以上の構成部品のうち、特定の構成部品において障害が発生したと判断した場合には、前記特定の構成部品の所在位置を示す情報を含む障害情報を記憶するよう記憶手段を制御する。
尚、同目的は、上記の各構成を有する情報処理装置及びその診断方法を、コンピュータによって実現するコンピュータ・プログラム、及びそのコンピュータ・プログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な記録媒体によっても達成される。
本発明によれば、対象装置への電源投入後であってOSの稼働前に生じた障害によって診断対象が起動できない場合であっても、その障害の原因を特定可能な情報を提供する情報処理装置等を提供することができる。
本発明の第1の実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における情報処理装置に電源が投入されてからOSが起動するまでに行われる動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における診断処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における診断処理が正常に終了した際にICタグに記憶された情報を具体的に例示する図である。 本発明の第1の実施形態における診断処理において障害が検出された際にICタグに記憶された情報を具体的に例示する図である。 本発明の第1の実施形態における監視処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における監視処理においてOSの起動処理が正常に終了した際にICタグに記憶された情報を具体的に例示する図である。 本発明の第1の実施形態における監視処理においてOSの起動処理が異常終了した際にICタグに記憶された情報を具体的に例示する図である。 本発明の模範的な実施形態に係る情報処理装置において、少なくとも診断制御部及びシステム制御部などの機能を実行可能な情報処理装置の構成を例示的に説明する図である。 ICタグに記憶された情報に基づき情報処理装置の保守作業を行う際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における情報処理装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置1の構成を示すブロック図である。
図1において、診断対象である情報処理装置1(対象装置)は、診断制御部2、システム制御部3、記憶手段としてICタグライタ4及びICタグ5、情報記憶部6、第1の格納部7、第2の格納部8及び構成部品101−1乃至構成部品101−n(nは自然数)を備える。
システム制御部3、情報記憶部6、第1の格納部7、第2の格納部8及び構成部品101一1乃至構成部品101−nは、情報処理装置1を構成するユニットである。
より具体的に、第1の格納部7は、後述するシステム制御部3によってロードされる(読み込まれる)ブートローダーが格納された記憶デバイスである。そして、第2の格納部8は、システム制御部3によってロードされるカーネルモジュール及び各種ドライバが格納された記憶デバイスである。
情報記憶部6は、システム制御部3によってロードされたブートローダー、カーネルモジュール及び各種ドライバを格納する記憶デバイスである。
構成部品101(構成部品101−1乃至構成部品101−n)は、一例として、CPU、メインメモリ及びNIC等の情報処理装置1において動作するハードウェアで構成された各種ユニットである。本実施形態において、CPUは、Central Processing Unitの略称である。NICは、Network Interface Cardの略称である。
また、構成部品101(構成部品101−1乃至構成部品101−n)は、正常に動作しているか否かを診断することが可能な自己診断機能102−1乃至自己診断機能102−nを有する。
同様に、システム制御部3は、自己診断機能3−1を有することとする。また、情報記憶部6は、自己診断機能6−1を有することとする。
本実施形態において、上述した自己診断機能(自己診断機能3−1、自己診断機能6−1及び自己診断機能102−1乃至自己診断機能102−n)については、現在では一般的な技術を採用することができる。そのため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
システム制御部3は、情報処理装置1のOSを起動可能なように、少なくともOSの起動処理を実行する。
以下の説明では、OSの起動処理について説明する。システム制御部3は、第1の格納部7に格納されたブートローダーを情報記憶部6にロードすると共に、ロードしたブートローダーを実行する。次に、システム制御部3は、第2の格納部8に格納されたカーネルモジュールを情報記憶部6にロードする。また、システム制御部3は、第2の格納部8に格納された各種ドライバを情報記憶部6にロードする。
以下の説明では、説明の便宜上、一例として、OSの起動処理のうち、ブートローダー、カーネルモジュール及びドライバのロードに関する処理に注目して説明することとする。
本実施形態では、ブートローダーのロード処理、カーネルモジュールのロード処理及びドライバのロード処理を含む一連の処理の流れ、或いは、それぞれのロード処理単位における処理の流れを、シークエンス(シーケンス)と称することとする。
また、システム制御部3がブートローダー、カーネルモジュール及び各種ドライバをロードする技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができる。そのため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
ICタグ5は、各種情報を読み書き可能な記憶デバイスである。
ICタグライタ4は、診断制御部2から制御されることによって各種情報を、ICタグ5に書き込む。例えば、ICタグライタ4は、無線通信を用いて出力した各種情報を、ICタグ5に書き込む構成を採用してもよい。
尚、ICタグライタ4が各種情報をICタグ5に書き込む技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができる。そのため、本実施形態における詳細な説明は省略する(以下、各実施形態においても同様)。
診断制御部2は、診断対象である情報処理装置1に電源が投入されるのに応じて、後述する診断処理と監視処理とを実行する。
以下の説明では、説明の便宜上、診断処理について説明する。
以下の説明では、情報処理装置1が含む「システム制御部3、情報記憶部6及び構成部品101−1乃至構成部品101−n」を総称して、単に、「構成部品P」と称することとする。また、「自己診断機能3一1、自己診断機能6一1及び自己診断機能102−1乃至自己診断機能102−n」については、総称して、単に、「自己診断機能T」と称することとする。
診断制御部2は、情報処理装置1が含む1つ以上の構成部品Pに対して、その構成部品Pが有する自己診断機能Tを用いて自己診断を実行するよう制御する。また、診断制御部2は、構成部品Pによって実行された自己診断の結果を収集する。
例えば、自己診断の結果を収集する手法として、診断制御部2は、自己診断の結果を要求するコマンドを、構成部品Pに対して出力し、そのコマンドのリプライとして自己診断の結果を取得する構成を採用してもよい。或いは、診断制御部2は、構成部品Pから外部装置に対して出力された自己診断の結果を取得する構成を採用してもよい。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない。
診断制御部2は、収集した自己診断の結果を含む診断情報と、診断処理を開始したことを示す情報(開始情報)と、診断処理が終了したことを示す情報(終了情報)とを、ICタグ5に書き込むよう(記憶するよう)ICタグライタ4を制御する。
また、診断制御部2は、収集した自己診断の結果に基づいて、情報処理装置1の起動に問題が生じたか否かを判別する。即ち、診断制御部2は、自己診断の結果に基づいて、情報処理装置1が含む1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したか否かを判別する。
診断制御部2は、情報処理装置1の起動に問題が生じたと判断した場合には、さらに、その問題の原因を特定可能な障害情報(第1の障害情報)を、ICタグ5に書き込むようICタグライタ4を制御する。即ち、診断制御部2は、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したと判断した場合には、開始情報、診断情報、終了情報だけでなく、障害情報を、ICタグ5に書き込むようICタグライタ4を制御する。
また、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したと判断した場合に、診断制御部2は、情報処理装置1の起動を中止する中止処理を実行してもよい。その場合に、例えば、診断制御部2は、シャットダウン処理を実行することによって実現してもよい。
本実施形態において、自己診断機能を用いて実行される自己診断には、例えば、所定の自己診断テストと、診断制御部2からの指示に基づいて行われる自己診断テストとが含まれることとする。また、自己診断には、上述した自己診断テストが1つ以上含まれていることとする。
また、診断制御部2は、例えば、予め決められた順に自己診断を行うように構成部品Pを制御してもよい。或いは、診断制御部2は、故障頻度の高い構成部品Pから順に自己診断を行うよう構成部品Pを制御してもよい。
次に、以下の説明では、監視処理について説明する。
診断制御部2は、システム制御部3によって実行されるOSの起動処理を監視する。即ち、診断制御部2は、当該起動処理のシークエンスを監視する。その結果、診断制御部2は、監視結果を含む監視情報と、OSの起動処理が開始されたことを示す情報(起動開始情報)と、OSの起動処理が終了したことを示す情報(起動終了情報)とを、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する。
また、診断制御部2は、監視結果に基づいて、OSの起動処理が正常に終了したか否かを判別する。即ち、診断制御部2は、監視結果に基づいて、情報処理装置1が含む1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したか否かを判別する。
診断制御部2は、OSの起動処理が正常に終了できなかった(異常終了した)と判断した場合には、さらに、その問題の原因を特定可能な障害情報(第2の障害情報)を、ICタグ5に書き込むようICタグライタ4を制御する。即ち、診断制御部2は、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したと判断した場合には、起動開始情報、監視情報及び起動終了情報だけでなく、障害情報を、ICタグ5に書き込むようICタグライタ4を制御する。
(情報処理装置1に電源が投入されてからOSが起動するまでの動作について)
以下の説明では、情報処理装置1に電源が投入されてからOSが起動するまでに行われる動作の流れについて、図2に示すフローチャートを参照して説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態における情報処理装置1に電源が投入されてからOSが起動するまでに行われる動作を示すフローチャートである。
診断制御部2は、情報処理装置1に電源が投入されるのに応じて、診断処理を実行する(ステップS1)。係る診断処理の詳細は、図3乃至図5を参照して後述する。
診断制御部2は、診断処理が終了するのに応じて、監視処理を開始する(ステップS2)。但し、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない。例えば、診断制御部2は、診断処理と共に、監視処理を開始してもよい。監視処理については、図6乃至図8を参照して後述する。
システム制御部3は、診断制御部2による診断処理が終了するのに応じて、OSの起動処理を開始する(ステップS3)。
システム制御部3は、第1の格納部7に格納されたブートローダーをロードする。また、システム制御部3は、ロードしたブートローダーを実行する(ステップS4)。
システム制御部3は、第2の格納部8に格納されたカーネルモジュールをロードする(ステップS5)。また、システム制御部3は、第2の格納部8に格納された各種ドライバをロードする(ステップS6)。これらの処理によって、システム制御部3は、情報処理装置1のOSを起動することができる(ステップS7)。
システム制御部3がOSの起動処理を終了するのに応じて、診断制御部2は、監視処理を終了する(ステップS8)。
以下の説明では、本実施形態における診断処理及び監視処理について、図3乃至図8を参照してより具体的に説明する。
(診断処理について)
以下の説明では、診断処理について、図3乃至図5を参照して説明する。図3は、本発明の第1の実施形態における診断処理の動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って情報処理装置1の動作手順を説明する。
以下の説明では、説明の便宜上、一例として、自己診断は、第1自己診断テスト、第2自己診断テスト、・・・、第n自己診断テストを含むこととする。また、診断制御部2は、構成部品Pに対して第D1自己診断テスト乃至第Dn自己診断テストを実行するよう指示することとする。
尚、説明の便宜上、上述した構成を例に説明するが、本実施形態を例に説明する本発明は、前述した構成には限定されない。
診断制御部2は、情報処理装置1に電源が投入されるのに応じて、診断処理を開始する。また、診断制御部2は、診断処理を開始したことを示す情報(開始情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS11)。
診断制御部2は、1つ以上の構成部品Pのうち、自己診断を実行すべき特定の構成部品Pを識別可能な識別コードを、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS12)。
診断制御部2は、特定の構成部品Pに対して自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御する。即ち、診断制御部2は、特定の構成部品Pに対して自己診断に含まれる自己診断テストを実行するよう制御する。また、診断制御部2は、自己診断テストを識別可能な情報(テスト番号)及び自己診断テストを開始したことを示す情報(テスト開始情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS13)。
診断制御部2は、特定の構成部品Pによって実行された自己診断の結果を収集する。診断制御部2は、収集した診断結果を含む診断情報を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS14)。
診断制御部2は、診断結果に基づいて、1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したか否かを判別する(ステップS15)。
判別した結果、診断制御部2は、特定の構成部品Pにおいて障害が発生していないと判断した場合に、処理をステップS16に進める(ステップS15において「NO」)。一方で、診断制御部2は、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したと判断した場合には、処理をステップS19に進める(ステップS15において「YES」)。
診断制御部2は、次に実行すべき自己診断テストの有無を判別する。即ち、診断制御部2は、特定の構成部品Pにおいて実行されるべき1つ以上の自己診断テストのうち、未実施の自己診断テストが有るか否かを判別する(ステップS16)。
判別した結果、診断制御部2は、実行すべき自己診断テストが無いと判断した場合に、処理をステップS17に進める(ステップS16において「NO」)。一方で、診断制御部2は、実行すべき自己診断テストが有ると判断した場合には、処理をステップS13に戻す(ステップS16において「YES」)。これにより、診断制御部2は、ステップS13において、実行すべき自己診断テストを実行するよう特定の構成部品Pを制御することができる。
診断制御部2は、1つ以上の構成部品Pのうち、自己診断を実施していない構成部品Pの有無を判別する(ステップS17)。
判別した結果、診断制御部2は、自己診断を実施していない構成部品Pが無いと判断した場合に、処理をステップS18に進める(ステップS17において「NO」)。一方で、診断制御部2は。自己診断を実施していない構成部品Pがあると判断した場合には、処理をステップS12に戻す(ステップS17において「YES」)。
これにより、診断制御部2は、情報処理装置1が含む全ての構成部品Pに対して自己診断を実行するよう制御することができる。
ステップS17において「NO」の場合に、診断制御部2は、診断処理が正常に終了したことを示す情報(終了情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS18)。
より具体的に、診断制御部2は、例えば、終了情報として、診断処理が終了した日時を示す情報と、診断処理が正常に終了したことを示す情報(診断正常終了フラグ)とを、ICタグ5に記憶することとする。
ステップS17において「YES」の場合に、診断制御部2は、終了情報として起動ができなかったことを示す情報を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する。診断制御部2は、処理をステップS20に進める(ステップS19)。
より具体的に、診断制御部2は、例えば、終了情報として、診断処理が終了した日時を示す情報と、障害が発生したことに起因して情報処理装置1が起動できなかったことを示す情報(起動不可フラグ)とを、ICタグ5に記憶することとする。
診断制御部2は、診断処理を中止する(ステップS20)。その場合に、例えば、診断制御部2は、情報処理装置1の起動を中止する中止処理を実行してもよい。
このように、診断制御部2は、情報処理装置1が含む全ての構成部品Pにおいて実行された自己診断に関する情報を、ICタグ5に記憶することができる。例えば、ICタグ5に記憶された情報は、少なくとも以下に説明する情報を含むこととする。
以下の説明では、診断処理によってICタグ5に記憶される情報について説明する。
診断制御部2は、診断結果を含む診断情報として、少なくとも次に示す情報をICタグ5に記憶することとする。
・構成部品Pを識別可能な識別コード、
・自己診断テストを識別可能なテスト番号、
・自己診断テストを開始したことを示すテスト開始情報、
・自己診断テスト内にチェックポイントが設けられている場合には、チェックポイントを識別可能なチェックポイント番号及びチェックポイントの通過情報及び
・診断結果。
自己診断において構成部品Pに障害が検出された場合には、診断制御部2は、障害情報(第1の障害情報)として、次に示す情報を、ICタグ5に記憶することとする。
・エラーメッセージ、
・構成部品Pの名称(デバイス名称)、
・構成部品Pの所在位置(デバイスの実装位置)及び
・テスト内容(診断内容)。
また、障害が検出された場合に、診断制御部2は、終了情報として、診断処理を終了した日時と、情報処理装置1が起動できなかったことを示す情報(起動不可フラグ)とを、ICタグ5に記憶することとする。
以下の説明では、診断処理においてICタグ5に記憶された情報の具体例について説明する。
図4は、本発明の第1の実施形態における診断処理が正常に終了した際にICタグ5に記憶された情報を具体的に例示する図である。図5は、本発明の第1の実施形態における診断処理において障害が検出された際にICタグ5に記憶された情報を具体的に例示する図である。
以下の説明では、説明の便宜上、構成部品Pであるシステム制御部3の診断結果に注目して説明することとする。
図4において、1行目は、開始情報として、診断処理を開始した日時と、開始フラグとを表す。2行目は、システム制御部3の識別コードを表す。3行目に示す「1開始」は、第1自己診断テストを識別可能なテスト番号「1」と、第1自己診断テストの開始を示すテスト開始情報「開始」とを表す。
4行目に示す「1第1チェックポイント通過」は、テスト番号「1」と、第1自己診断テストに設けられた第1チェックポイントのチェックポイント番号と第1チェックポイントを通過したことを示す通過情報「第1チェックポイント通過」とを表す。5行目は、同様に、第2チェックポイントのチェックポイント番号と第2チェックポイントの通過情報とを表す。
6行目に示す「1OK」は、テスト番号「1」と、第1自己診断テストが正常に終了したことを示す診断結果「OK」とを表す。このように、ICタグ5には、自己診断テスト毎に、第1自己診断テスト乃至第n自己診断テストに関する情報が記憶されている。
図4に示す診断情報111には、診断制御部2から得た指示に基づき行われた自己診断テストに関する情報を表す。診断制御部2は、システム制御部3における全ての自己診断テストが正常に終了した場合に、図4の診断結果112に示すように、診断結果を記憶する。即ち、図4に示す診断結果112には、システム制御部3において全ての自己診断テストが正常に終了したことを示す情報「OK」が記憶されている。
このように、診断制御部2は、情報処理装置1が有する全ての構成部品Pにおいて実行された自己診断に関する情報をICタグ5に記憶する。また、診断制御部2は、図4の終了情報113に示すように、終了情報として、診断処理を終了した日時と、全ての構成部品Pにおける自己診断が正常に終了したことを示す終了フラグ(診断正常終了フラグ)とをICタグ5に記憶する。
次に、以下の説明では、診断処理において障害が検出された際にICタグ5に記憶された情報について、図5を参照して説明する。但し、以下の説明では、図5に示す障害情報114に注目して説明することとする。
図5において、障害情報114−1に示す「1NG」は、第1自己診断テストのテスト番号「1」と、第1自己診断テストの診断結果として、第1自己診断テストにおいて障害を検出したことを示す情報「NG」とを表す。障害情報114−2は、診断結果として、情報処理装置1が正常に起動することができないことを示す情報「起動不可」と、診断した日付「2015/8/24」とを表す。障害情報114−3は、エラーメッセージを示す情報「レジスタリードエラー」を表す。障害情報114−4は、構成部品Pの名称を示す情報「情報記憶部6」を表す。障害情報114−5は、情報記憶部6の実装位置を示す情報「1D4」を表す。障害情報114−6乃至障害情報114−9は、障害を検出した際の自己診断テストの内容を示す情報(転送タイプ、転送アドレス、テストデータ及びリードデータ等)である。終了情報115には、終了情報として、診断処理を終了した日時と、情報処理装置1が起動できなかったことを示す終了フラグ(起動不可フラグ)とを表す。
(監視処理について)
以下の説明では、監視処理について、図6乃至図8を参照して説明する。図6は、本発明の第1の実施形態における監視処理の動作を示すフローチャートである。係るフローチャートに沿って情報処理装置1の動作手順を説明する。
以下の説明では、説明の便宜上、一例として、カーネルモジュールのロード処理(処理群とも記す)は、複数のカーネルモジュールのロード処理を含むこととする。また、ドライバのロード処理(処理群とも記す)は、複数のドライバのロード処理を含むこととする。
診断処理が正常に終了するのに応じて、システム制御部3は、OSの起動処理を開始する。また、診断制御部2は、当該起動処理の監視処理を開始する。但し、システム制御部3によって実行されるOSの起動処理は、図2を参照して説明した処理と同様である。そのため、重複する説明は省略する。
診断制御部2は、OSの起動処理が開始されたことを示す情報(起動開始情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS21)。
診断制御部2は、システム制御部3によって実行されるロード処理群毎に、ロードが開始されたことを示す情報(シークエンス開始情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS22)。
診断制御部2は、ロード処理群に含まれる複数のロード処理毎に、ロードが開始されたことを示す情報(ロード開始情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS23)。
より具体的に、例えば、診断制御部2は、ドライバのロード処理群に含まれる複数のドライバにおけるロード処理のうち、注目するロード処理が開始されたことを示すロード開始情報を、ICタグ5に記憶することとする。
診断制御部2は、システム制御部3によって実行されるOSの起動処理を監視する。即ち、診断制御部2は、システム制御部3によって実行されるロード処理を監視する。また、診断制御部2は、監視結果に基づいて、ロード処理が正常に終了したか否かを判別する。即ち、診断制御部2は、監視結果に基づいて、1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したか否かを判別する(ステップS24)。
判別した結果、診断制御部2は、システム制御部3によって実行されたロード処理が正常に終了したと判断した場合に、処理をステップS25に進める(ステップS24において「YES」)。一方で、診断制御部2は、ロード処理が正常に終了していないと判断した場合には、処理をステップS30に進める。即ち、診断制御部2は、1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pの障害が起因してロード処理の実行中においてロードに失敗したと判断した場合に、処理をステップS30に進める(ステップS24において「NO」)。
診断制御部2は、監視結果を含む監視情報と、ロード処理が終了したことを示す情報(ロード終了情報)とを、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS25)。
診断制御部2は、ロード処理群に含まれるロード処理のうち、全てのロード処理が終了したか否かを判別する(ステップS26)。
判別した結果、診断制御部2は、全てのロード処理が終了したと判断した場合に、処理をステップS27に進める(ステップS26において「YES」)。一方で、診断制御部2は、全てのロード処理が終了していないと判断した場合には、処理をステップS23に戻す。即ち、診断制御部2は、次に実行されるロード処理を監視する(ステップS26において「NO」)。
診断制御部2は、ロード処理群の終了を示す情報(シークエンス終了情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS27)。
診断制御部2は、全てのロード処理群における処理が終了したか否かを判別する(ステップS28)。判別した結果、診断制御部2は、全てのロード処理群における処理が終了したと判断した場合に、処理をステップS29に進める(ステップS28において「YES」)。一方で、診断制御部2は、全てのロード処理群における処理が終了していないと判断した場合に、処理をステップS22に戻す。即ち、診断制御部2は、次に実行されるロード処理群のシークエンスを監視する(ステップS28において「NO」)。
ステップS28において「YES」の場合に、診断制御部2は、OSの起動処理が終了したことを示す情報(起動終了情報)を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS29)。
より具体的に、診断制御部2は、例えば、起動終了情報として、OSの起動処理が終了した日時を示す情報と、OSの起動処理が正常に終了したことを示す情報(起動終了フラグ)とを、ICタグ5に記憶することとする。
ステップS28において「NO」の場合に、診断制御部2は、起動終了情報を、ICタグ5に記憶するようICタグライタ4を制御する(ステップS30)。
より具体的に、診断制御部2は、起動終了情報として、OSの起動処理が終了した日時を示す情報と、OSの起動処理が異常終了したことを示す情報(起動不可フラグ)とを、ICタグ5に記憶することとする。
このように、診断制御部2は、OSの起動処理が開始されてから終了するまでの間に亘って起動処理のシークエンスを監視する。また、診断制御部2は、その監視結果に関する情報を、ICタグ5に記憶することができる。例えば、ICタグ5に記憶された情報は、少なくとも以下に説明する情報を含むこととする。
以下の説明では、監視処理によってICタグ5に記憶される情報について説明する。
診断制御部2は、監視結果を含む監視情報として、少なくとも次に示す情報をICタグ5に記憶することとする。
・ロード処理群における処理が開始されたことを示す情報(シークエンス開始情報)、
・ロード処理が開始されたことを示す情報(ロード開始情報)、
・ロード処理内にチェックポイントが設けられている場合には、チェックポイントを識別可能なチェックポイント番号及びチェックポイントの通過情報、
・監視結果、
・ロード処理群が終了したことを示す情報(シークエンス終了情報)及び
・ロード処理が終了したことを示す情報(ロード終了情報)。
また、OSの起動処理が正常に終了できなかったと判断した場合に、診断制御部2は、第2の障害情報として、次に示す情報を、ICタグ5に記憶することとする。
・エラーメッセージ、
・構成部品Pの名称(即ち、被疑箇所のデバイス名称)、
・構成部品Pの所在位置(即ち、被疑箇所のデバイスにおける実装位置)及び
・ロード処理の実行内容及び
・ロード処理の対象である構成部品Pの名称(デバイス名称)。
ここで、ロード処理の対象である構成部品Pの名称とは、例えば、構成部品Pが動作可能なようにドライバのロード処理を実行中において障害が発生した場合に、ドライバの適用対象である構成部品Pの名称を表す。
また、OSの起動処理が正常に終了できなかったと判断した場合に、診断制御部2は、起動終了情報としては、OSの起動処理を中止した日時と、ロード処理において障害が発生したことを示す情報(障害発生フラグ)とを、ICタグ5に記憶することとする。
以下の説明では、監視処理においてICタグ5に記憶された情報の具体例について説明する。
図7は、本発明の第1の実施形態における監視処理においてOSの起動処理が正常に終了した際にICタグ5に記憶された情報を具体的に例示する図である。図8は、本発明の第1の実施形態における監視処理においてOSの起動処理が異常終了した際にICタグ5に記憶された情報を具体的に例示する図である。
図7において、1行目は、起動開始情報として、OSの起動処理が開始された日時を示す情報と、起動開始フラグとを表す。2行目は、ロード処理群が開始されたことを示すシークエンス開始情報を表す。3行目は、ロード処理群に含まれるロード処理の開始を示すロード開始情報を表す。より具体的に、3行目は、ブートローダーにおけるロード処理の開始を表す。
図7において、4行目は、ロード処理の監視結果を表す。即ち、4行目に示す「OK」は、ブートローダーのロード処理が正常に終了したことを表す。5行目は、ロード処理群に含まれるロード処理の終了を示すロード終了情報を表す。6行目は、ロード処理群の終了を示すシークエンス終了情報を表す。
図7において、起動終了情報116は、OSの起動処理が終了した日時と、全てのロード処理群及びそのロード処理群に含まれるロード処理が正常に終了したことを示すOS起動終了フラグとを表す。尚、ロード処理内にチェックポイントが設けられている場合には、診断制御部2は、図4において説明したように「チェックポイント番号」及び「チェックポイントの通過情報」をICタグ5に記憶することとする。
次に、以下の説明では、監視処理においてOSの起動処理が異常終了(例えば、ロードに失敗)した際にICタグ5に記憶された情報について、図8を参照して説明する。但し、以下の説明では、図8に示す障害情報117に注目して説明することとする。
図8において、障害情報117−1に示す「NG」は、「第1ドライバ」のロード処理に失敗したことを表す。障害情報117−2は、ロード処理の監視結果を表す。より具体的に、障害情報117−2は、監視結果として、OSを正常に起動することができないことを示す情報「起動不可」と、ロード処理を実行した日付「2015/8/28」とを表す。障害情報117−3は、エラーメッセージを示す情報「リードエラー」を表す。障害情報117−4は、第1ドライバの適用対象である構成部品Pの名称を示す情報「NIC」を表す。障害情報117−5は、障害の被疑箇所を示す構成部品Pの名称を表す情報「HDD(Hard Disk Drive)」を表す。障害情報117−6乃至障害情報117−8は、障害が発生した際のロード処理の実行内容(読み出し元アドレス、書き込みアドレス及び転送データ)を表す。
以下の説明では、上述した各部のうち、少なくとも診断制御部2及びシステム制御部3などの機能を実現するハードウェア資源について説明する。
図9は、本発明の模範的な実施形態に係る情報処理装置1において、少なくとも診断制御部2及びシステム制御部3などの機能を実行可能な情報処理装置(コンピュータ)300の構成を例示的に説明する図である。
図9に示した情報処理装置300は、以下の構成がバス(通信線)306を介して接続された一般的なコンピュータである。
・CPU301、
・ROM(Read Only Memory)302、
・RAM(Randam Access Memory)303、
・ハードディスク(記憶装置)304、
・外部装置(不図示)との通信インタフェース(図9において通信I/F(Interface)と示す)305。
上記の情報処理装置300のハードウェア構成において、例えば、通信I/F305は、構成部品Pの一例として捉えることができる。
診断制御部2及びシステム制御部3は、ソフトウェアプログラムの機能単位(処理単位、ソフトウェアモジュール)と捉えることができる。これらの各ソフトウェアモジュールは、専用のハードウェアによって実現してもよい。
情報処理装置300には、診断制御部2及びシステム制御部3の機能を実現可能なコンピュータ・プログラムが供給される。その後、そのコンピュータ・プログラムは、CPU301に読み出されて実行されることによって達成される。また、コンピュータ・プログラムは、読み書き可能な一時記憶メモリ(RAM303)またはハードディスク304等の不揮発性の記憶デバイスに格納される。
より具体的に、例えば、診断制御部2は、情報処理装置1に電源が投入されるのに応じて、ROM302に格納されたコンピュータ・プログラムを、CPU301によってRAM303にロードされる。そして、診断制御部2は、ロードされたコンピュータ・プログラムが、CPU301により実行されることによって、診断制御部2が有する機能を実現する構成を採用してもよい。また、例えば、システム制御部3は、ハードディスク304に格納されたコンピュータ・プログラムを、CPU301によってRAM303にロードされる。そして、システム制御部3は、ロードされたコンピュータ・プログラムが、CPU301により実行されることによって、システム制御部3が有する機能を実現する構成を採用してもよい。
また、前記の場合において、当該ハードウェア内へのコンピュータ・プログラムの供給方法は、現在では一般的な手順を採用することができる。例えば、供給方法は、CD−ROM等の各種記録媒体を介して当該装置内にインストールする方法や、インターネット等の通信回線を介して外部よりダウンロードする方法等である。そして、このような場合において、本発明は、係るコンピュータ・プログラムを構成するコード、或いはそのコードが格納された記録媒体によって構成されると捉えることができる。
以下の説明では、ICタグ5に記憶された情報に基づき保守作業を行う際の動作について図10を参照して説明する。
図10は、ICタグ5に記憶された情報に基づき情報処理装置1の保守作業を行う際の動作を示すフローチャートである。
以下の説明では、例えば、情報処理装置1において障害が発生した場合に、情報処理装置1を管理する管理者は、保守を行う作業部門に連絡することとする。作業部門の保守作業者は、管理者から連絡を受け付けると保守端末110を待ち、情報処理装置1が設置された場所へ向かう(ステップS41)。
ここで、保守端末110は、図1に示すように、ICタグリーダ120を有する。ICタグリーダ120は、無線通知によってICタグ5に記憶された情報を読み取ることができる。
本実施形態において、ICタグリーダ120がICタグ5に記憶された情報を読み取る技術自体は、現在では一般的な技術を採用することができる。そのため、本実施形態における詳細な説明は省略する。
保守作業者は、保守端末110が有するICタグリーダ120を用いてICタグ5に記憶された情報を読み取る(ステップS42)。
保守作業者は、読み取った情報に基づいて、障害の被疑箇所を特定する(ステップS43)。保守作業者は、特定した被疑箇所の構成部品Pを交換する(ステップS44)。
被疑箇所の構成部品Pを交換後、保守作業者は、情報処理装置1を起動する。即ち、保守作業者は、情報処理装置1に電源を投入する(ステップS45)。これにより、情報処理装置1の診断制御部2は、診断処理及び監視処理を実行することができる。
保守作業者は、情報処理装置1が起動したか否かを判別する(ステップS46)。保守作業者は、情報処理装置1が起動したと判断した場合に、処理を終了する(ステップS46において「YES」)。一方で、保守作業者は、情報処理装置1が起動できないと判断した場合には、処理をステップS42に戻す。即ち、保守作業者は、情報処理装置1が復旧していないと判断した場合には、処理をステップS42に戻す(ステップS46において「NO」)。
これにより、保守作業者は、ステップS45において情報処理装置1が起動した際に行われた診断処理及び監視処理によってICタグ5に新たに記憶された情報に基づいて、当該障害の被疑箇所を特定することができる。
本実施形態において説明した情報処理装置1は、電源が投入されてからOSが起動するまでの間に亘って診断処理及び監視処理を実行する構成を例に説明した。しかしながら、本実施形態を例に説明する本発明は前述した構成には限定されない。情報処理装置1は、OSが起動した後においても同様に監視処理を実行する構成を採用してもよい。これにより、情報処理装置1が起動できない場合であっても、保守作業者は、ICタグ5に記憶された情報に基づいて、OSが稼働中の障害状況を把握することができる。また、保守作業者は、当該情報に基づいて、障害の原因を迅速に特定することができる。
このように本実施の形態に係る情報処理装置1によれば、対象装置への電源投入後であってOSの稼働前に生じた障害によって診断対象が起動できない場合であっても、その障害の原因を特定可能な情報を提供することができる。その理由は、以下に述べる通りである。
即ち、診断制御部2は、情報処理装置1が含む1つ以上の構成部品Pに対して自己診断を実行するよう制御する。また、診断制御部2は、自己診断の結果を含む診断情報を、ICタグ5に記憶することができるからである。自己診断において障害が検出された場合には、診断制御部2は、エラーメッセージだけでなく、障害の原因である構成部品Pを特定可能な構成部品Pの名称や構成部品Pの実装位置などを示す情報をICタグ5に記憶することができるからである。また、診断制御部2は、障害を検出した自己診断テストのテスト番号、チェックポイント番号及びチェックポイントの通過情報などの各種情報を、ICタグ5に記憶することができるからである。その結果、情報処理装置1が起動できない場合であっても、ICタグ5に記憶された情報に基づいて、保守作業者は、障害の原因を迅速に特定することができるからである。
さらに、診断制御部2は、OSの起動処理におけるシークエンスを監視すると共に、その監視結果を含む監視情報を、ICタグ5に記憶することができる。そのため、保守作業者は、情報処理装置1に電源が投入されてからOSの稼働前までに発生した障害であっても、ロード処理においてロードに失敗した原因である構成部品Pを、容易に特定することができるからである。
<第2の実施形態>
次に、上述した本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置1を基本とする第2の実施形態について説明する。以下の説明においては、本実施形態に係る特徴的な部分を中心に説明する。その際、上述した実施形態と同様な構成については、同一の参照番号を付すことにより、重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施形態における情報処理装置10について、図11を参照して説明する。
図11は、本発明の第2の実施形態における情報処理装置10の構成を示すブロック図である。
図11において、診断対象である情報処理装置10は、診断制御部2、システム制御部3、記憶手段としてICタグライタ4及びICタグ5及び構成部品101−1乃至構成部品101−nを備える。
システム制御部3は、情報処理装置10のOSを動作可能なように少なくともOSの起動処理を実行する。
診断制御部2は、情報処理装置10に電源が投入されるのに応じて、情報処理装置10が含む1つ以上の構成部品Pに対して、その構成部品Pが有する自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御する。
また、診断制御部2は、システム制御部3によって実行されるOSの起動処理を監視する。
診断制御部2は、構成部品Pによって実行された自己診断の結果、または係る起動処理の監視結果に基づいて、1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したか否かを判別する。診断制御部2は、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したと判断した場合には、特定の構成部品Pの所在位置(実装位置)を示す情報を含む障害情報を記憶するよう記憶手段を制御する。
このように本実施の形態に係る情報処理装置10によれば、第1の実施形態において説明した効果を享受できる。
その理由は、診断制御部2は、1つ以上の構成部品Pのうち、特定の構成部品Pにおいて障害が発生したと判断した場合に、特定の構成部品Pの所在位置を示す情報を含む障害情報をICタグ5に記憶することができるからである。そのため、保守作業者は、ICタグ5に記憶された少なくとも、情報処理装置10に設けられた特定の構成部品Pの所在位置に基づいて、より迅速に障害の原因を特定することができる。また、保守作業者は、例えば、障害の原因である特定の構成部品Pが実装されている位置を、容易に特定することができるからである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
1 情報処理装置
2 診断制御部
3 システム制御部
4 ICタグライタ
5 ICタグ
6 情報記憶部
7 第1の格納部
8 第2の格納部
10 情報処理装置
110 保守端末
111 診断情報
112 診断結果
113 終了情報
114、114−1乃至114−10、117、117−1乃至117−8 障害情報
116 起動終了情報
120 ICタグリーダ
101−1乃至101−n 構成部品
3−1、6−1、102−1乃至102−n 自己診断機能
300 情報処理装置
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 ハードディスク
305 通信インタフェース
306 バス

Claims (9)

  1. 診断対象である対象装置のOSを動作可能なように、少なくともOSの起動処理を実行するシステム制御手段と、
    前記対象装置に電源が投入されるのに応じて、前記対象装置が含む1つ以上の構成部品に対して該構成部品が有する自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御すると共に、前記起動処理を監視する診断制御手段とを、備え、
    前記診断制御手段は、
    前記構成部品によって実行された前記自己診断の結果、または前記起動処理の監視結果に基づいて、前記1つ以上の構成部品のうち、特定の構成部品において障害が発生したと判断した場合には、前記特定の構成部品の所在位置を示す情報を含む障害情報を記憶するよう記憶手段を制御する
    情報処理装置。
  2. 前記診断制御手段は、
    前記自己診断の結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合に、前記自己診断の結果を含む診断情報を前記記憶手段に記憶するよう制御し、前記監視結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合には、前記監視結果を含む監視情報を、前記記憶手段に記憶するよう制御する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記診断制御手段は、前記障害情報に、さらに、
    前記自己診断の結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合に、少なくとも、前記特定の構成部品の名称及び前記自己診断において行われた診断内容を示す情報を含め、
    前記監視結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合には、少なくとも、前記特定の構成部品の名称及び前記起動処理において実行された処理の内容を示す情報を含める
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶手段は、
    ICタグとそのICタグに情報を記憶可能なICタグライタであり、
    前記診断制御手段は、
    前記障害情報、前記自己診断の結果を含む診断情報及び前記監視結果を含む監視情報を、前記ICタグに記憶するよう前記ICタグライタを制御する
    請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記起動処理は、
    少なくとも、ブートローダーのロード、カーネルモジュールのロード及びドライバのロードを含む
    請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の情報処理装置。
  6. 診断対象である対象装置のOSを動作可能なように、少なくともOSの起動処理を実行し、
    前記対象装置に電源が投入されるのに応じて、前記対象装置が含む1つ以上の構成部品に対して該構成部品が有する自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御すると共に、前記起動処理を監視し、
    前記構成部品によって実行された前記自己診断の結果、または前記起動処理の監視結果に基づいて、前記1つ以上の構成部品のうち、特定の構成部品において障害が発生したと判断した場合には、前記特定の構成部品の所在位置を示す情報を含む障害情報を記憶するよう記憶手段を制御する
    情報処理装置の診断方法。
  7. 前記自己診断の結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合に、前記自己診断の結果を含む診断情報を前記記憶手段に記憶するよう制御し、前記監視結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合には、前記監視結果を含む監視情報を、前記記憶手段に記憶するよう制御する
    請求項6に記載の情報処理装置の診断方法。
  8. 診断対象である対象装置のOSを動作可能なように、少なくともOSの起動処理を実行する機能と、
    前記対象装置に電源が投入されるのに応じて、前記対象装置が含む1つ以上の構成部品に対して該構成部品が有する自己診断機能を用いて自己診断を実行するよう制御すると共に、前記起動処理を監視する機能と、
    前記構成部品によって実行された前記自己診断の結果、または前記起動処理の監視結果に基づいて、前記1つ以上の構成部品のうち、特定の構成部品において障害が発生したと判断した場合には、前記特定の構成部品の所在位置を示す情報を含む障害情報を記憶するよう記憶手段を制御する機能とを
    コンピュータに実現させるコンピュータ・プログラム。
  9. 前記自己診断の結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合に、前記自己診断の結果を含む診断情報を前記記憶手段に記憶するよう制御し、前記監視結果に基づき前記特定の構成部品において障害が発生していないと判断した場合には、前記監視結果を含む監視情報を、前記記憶手段に記憶するよう制御する機能を
    コンピュータに実現させる請求項8に記載のコンピュータ・プログラム。
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