JP2017083430A - 測距装置、移動システム及び測距方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】対象物までの距離を測距し、測距条件を満たす条件下で測距が行われている場合、測距した距離を示す第1の距離情報を出力し、測距条件を満たさない条件下で測距が行われている場合、所定の値を示す第1の距離情報を出力する第1の測距部200と、対象物までの距離を測距し、当該距離を示す第2の距離情報を出力する第2の測距部300と、第1の距離情報が所定の値を示し、かつ第2の距離情報が所定の条件を満たす場合に、測距条件を緩めるように変更する変更部453と、を備え、第1の測距部200は、測距条件が変更された場合、対象物までの距離を再測距する。
【選択図】図9
Description
なお本実施形態では、第2の測距部300(ステレオカメラ)による測距結果を用いて、第1の測距部200(レーザ測距装置)による測距可能な状況を拡大する場合を例に取り説明したが、これに限定されず、第1の測距部200(レーザ測距装置)による測距結果を用いて、第2の測距部300(ステレオカメラ)による測距可能な状況を拡大するようにしてもよい。
また上記実施形態では、移動体10が自律して移動する移動体であり、測距装置100は、移動体の周囲に存在する物体(対象物)との距離を測距することで、移動体10の自己位置を推定し、移動体10は、測距装置100の自己位置推定結果に基づいて自律移動を制御する例について説明したが、これに限定されるものでない。例えば、図13に示すように、移動体を自動車600とし、自動車600の移動方向に存在する物体(対象物)との距離を測距可能な位置に測距装置100を設けるようにしてもよい。この場合、測距装置100は、自動車600の移動方向に存在する物体(対象物)との距離を測距することで、自動車600の進路上に存在する障害物等を検出し、自動車は、当該自動車に設けられたディスプレイやスピーカなどを用いて、測距装置により検出された障害物等を運転者に報知することができる。なおこの場合、測距装置100の推定部455は、第1の距離情報及び第2の距離情報の少なくともいずれかを用いて自己位置推定を行う必要はなく、第1の距離情報及び第2の距離情報の少なくともいずれかを用いて、対象物までの距離を確定すればよい。
また上記実施形態では、レーザ測距装置がスキャン方式で測距を行う場合を例に取り説明したが、非スキャン方式で測距を行うようにしてもよい。また、スキャン方式では、レーザ光を射出する光学系とレーザ光の反射光を受光する光学系とを共通化してもよい。例えば、図14に示す例の測距装置700では、アタッチメント710に、スキャン方式で測距を行うレーザ測距装置が内蔵され、レーザ光を射出する光学系とレーザ光の反射光を受光する光学系が光学系711として共通化されている。
また上記実施形態では、第2の距離情報として距離を用いたが、第2の測距部300が撮像したカラー画像(対象物の色)を更に用いて、閾値を下げるか否か判定するようにしてもよい。この場合、第2の測距部300の出力部355は、撮像部351の撮像により得られた複数の撮像画像(カラー画像)に基づく所定のカラー画像を出力する。
変形例4において、変更部453は、所定のカラー画像上の対応領域の輝度値や、対象物の撮像に要した露光時間に応じて、第1の測距部200の閾値を下げるようにしてもよい。具体的には、第1の測距部200によるレーザ測距装置での測距は、明るい環境で行われるほど、余計な光を受光してしまいノイズが生じやすくなり、暗い環境で行われるほど、ノイズが生じにくい。従って、変更部453は、所定のカラー画像上の対応領域の輝度値が小さいほど閾値を下げる量を大きくしたり、第2の測距部300による撮像に要した露光時間が長いほど閾値を下げる量を大きくしたりしてもよい。このようにすれば、ノイズが少ないほど、測距可能な状況を拡大することができる。
上記実施形態及び各変形例において、変更判定部451が、第2の距離情報が示す値(距離)が0より大きいだけでなく、所定の距離以上であると判定した場合に、変更部453は、第1の測距部200の閾値を下げるようにしてもよい。これにより、近方の測距では、第2の測距部300の測距結果(第2の距離情報)を用い、遠方の測距では、高精度の測定が可能な第1の測距部200の再測距結果(第1の距離情報)を用いるようにすることができる。
上記実施形態及び各変形例において、変更部453は、第1の測距部200の閾値を下げるだけでなく、第1の測距部200の測距回数を増加させ、第1の測距部200は、増加された回数分、対象物の測距を行い、当該増加された回数分の測距結果に基づいて、第1の距離情報を決定するようにしてもよい。第1の測距部200の閾値を下げた場合、ノイズを反射波と誤認識してしまう可能性があるが、複数回(増加された回数分)測距を行えば、ノイズの排除が可能である。例えば、複数回の測距により得られた、複数の反射光(ノイズの場合もある)のうち、強度が閾値を超えていても、外れ値となる強度(他の強度との相違が大きい強度)の反射光を除去して、距離を算出するようにすれば、ノイズを排除でき、測距結果の精度低下を防止できる。また例えば、複数回の測距により得られた、複数の反射光(ノイズの場合もある)のうち、強度が閾値を超えていても、時間差(出射した時刻と受光した時刻との時間差)が外れ値となる(他の時間差との相違が大きい)反射光を除去して、距離を算出するようにすれば、ノイズを排除でき、測距結果の精度低下を防止できる。
10 移動体
100 測距装置
200 第1の測距部
251 射出部
253 受信部
255 強度判定部
257 計測部
259 算出部
261 出力部
300 第2の測距部
351 撮像部
353 視差演算部
355 出力部
400 制御部
451 変更判定部
453 変更部
455 推定部
457 出力部
551 移動制御部
Claims (11)
- 対象物までの距離を測距し、測距条件を満たす条件下で測距が行われている場合、測距した距離を示す第1の距離情報を出力し、前記測距条件を満たさない条件下で測距が行われている場合、所定の値を示す前記第1の距離情報を出力する第1の測距部と、
前記対象物までの距離を測距し、当該距離を示す第2の距離情報を出力する第2の測距部と、
前記第1の距離情報が前記所定の値を示し、かつ前記第2の距離情報が所定の条件を満たす場合に、前記測距条件を緩めるように変更する変更部と、を備え、
前記第1の測距部は、前記測距条件が変更された場合、前記対象物までの距離を再測距する測距装置。 - 前記第1の測距部は、電磁波に基づく測距を行い、
前記第2の測距部は、撮像に基づく測距を行う請求項1に記載の測距装置。 - 前記測距条件は、閾値であり、
前記第1の測距部は、前記対象物に対して電磁波を射出するとともに前記対象物から前記射出した電磁波の反射波を受信し、前記受信した反射波の強度が閾値を超える場合、前記射出した電磁波と前記受信した反射波との時間差に基づいて前記対象物までの距離を算出し、算出した距離を示す前記第1の距離情報を出力し、前記受信した反射波の強度が前記閾値以下の場合、前記所定の値を示す前記第1の距離情報を出力し、
前記第2の測距部は、複数の撮像位置それぞれから前記対象物を撮像し、撮像により得られた複数のカラー画像を用いた視差演算を行い、前記視差演算に成功した場合、前記視差演算により求められた前記対象物までの距離を示す前記第2の距離情報及び前記複数のカラー画像に基づく所定のカラー画像を出力し、
前記変更部は、前記第1の距離情報が前記所定の値を示す前記対象物上の領域に対し、前記第2の距離情報が前記視差演算により求められた距離を示し、かつ前記領域に対応する前記所定のカラー画像上の対応領域の色が所定の色を示す場合に、前記閾値を下げる請求項2に記載の測距装置。 - 前記対象物までの距離は、0より大きい値であり、
前記所定の値は、0であり、
前記所定の色は、黒色及び肌色の少なくともいずれかであり、
前記変更部は、前記第1の距離情報が0を示す前記対象物上の前記領域に対し、前記第2の距離情報が0より大きい値を示し、かつ前記対応領域の色が黒色及び肌色の少なくともいずれかを示す場合、前記閾値を下げる請求項3に記載の測距装置。 - 前記変更部は、前記第1の距離情報が前記所定の値を示す前記対象物上の前記領域に対する、前記第2の距離情報が示す前記視差演算により求められた距離が、所定の距離以上の場合に、前記閾値を下げる請求項3又は4に記載の測距装置。
- 前記変更部は、前記閾値を予め定められた値下げる請求項3〜5のいずれか1つに記載の測距装置。
- 前記変更部は、前記対応領域の輝度値に応じて、前記閾値を下げる請求項3〜5のいずれか1つに記載の測距装置。
- 前記変更部は、前記対象物の撮像に要した露光時間に応じて、前記閾値を下げる請求項3〜5のいずれか1つに記載の測距装置。
- 前記変更部は、更に、前記第1の測距部の測距回数を増加させ、
前記第1の測距部は、前記増加された回数分、前記対象物の測距を行い、当該増加された回数分の測距結果に基づいて、前記第1の距離情報を決定する請求項1〜8のいずれか1つに記載の測距装置。 - 請求項1〜9のいずれか1つに記載の測距装置と、
移動体と、
を備えた移動システム。 - 対象物までの距離を測距し、測距条件を満たす条件下で測距が行われている場合、測距した距離を示す第1の距離情報を出力し、前記測距条件を満たさない条件下で測距が行われている場合、所定の値を示す前記第1の距離情報を出力する第1の測距ステップと、
前記対象物までの距離を測距し、当該距離を示す第2の距離情報を出力する第2の測距ステップと、
前記第1の距離情報が前記所定の値を示し、かつ前記第2の距離情報が所定の条件を満たす場合に、前記測距条件を緩めるように変更する変更ステップと、を含み、
前記第1の測距ステップでは、前記測距条件が変更された場合、前記対象物までの距離を再測距する測距方法。
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