JP2017080824A - ロボットおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性の高いロボットを提供する。【解決手段】携帯情報端末と通信可能なロボットが提供される。このロボットは、携帯情報端末と通信する通信部と、ロボットを制御するロボット制御部と、ロボットを仮想空間上に構成する仮想ロボットデータと、仮想空間上のロボットの自律動作に反映されるプロファイルデータと、仮想空間上のロボットの自律動作を制御するための制御エンジンデータとを格納するための記憶部とを備える。ロボット制御部は、携帯情報端末とペアリングを行なって、通信部を介して少なくとも仮想ロボットデータとプロファイルデータとを携帯情報端末に送信する。【選択図】図5

Description

この開示は、ロボットに関し、より特定的には、携帯情報端末と通信するロボットの制御に関する。
近年、ペットロボットなど状況に応じて様々な行動をするロボットが登場している。しかし、ロボットは、多くの場合ユーザの自宅に設置され、外に持ち出すのは利便性に欠けるという問題があった。
そこで、特開2006−26761号公報(特許文献1)は、分体部がロボット本体と分離したときにディスプレイにロボット本体のイメージ画像を表示し、ユーザが入力手段で情報を入力することにより記憶手段の記憶内容が改変され、分体部単体で性格が変化したり、成長したりすることで、あたかも分体部がロボット本体のアバタ(分身)のような感覚をユーザに与える技術を開示している。
特開2006−26761号公報
しかしながら、特許文献1に示される技術では、分体部は、ディスプレイにロボット本体を表示するためのデータを予めインターネットまたは可搬型メモリを通じて取得する必要があり、ユーザの利便性を損なうという問題がある。また、同技術では、分体部をロボット本体から分離すると、ロボット本体は自律動作を停止してしまう。したがって、分体部のユーザ以外は、ロボット本体とコミュニケーションを行なうことが難しいという問題がある。
本開示は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、ユーザの利便性の高いロボットを提供することである。他の局面における目的は、ユーザの利便性の高いロボットを制御するプログラムを提供することである。
一実施の形態に従うと、携帯情報端末と通信可能なロボットが提供される。このロボットは、携帯情報端末と通信する通信部と、ロボットを制御するロボット制御部と、ロボットを仮想空間上に構成する仮想ロボットデータと、仮想空間上のロボットの自律動作に反映されるプロファイルデータと、仮想空間上のロボットの自律動作を制御するための制御エンジンデータとを格納するための記憶部とを備える。ロボット制御部は、携帯情報端末とペアリングを行なって、通信部を介して仮想ロボットデータとプロファイルデータと制御エンジンデータとを携帯情報端末に送信する。
一実施形態に従うロボットによれば、従来よりもユーザの利便性を高めることができる。
実施形態に従うロボットの構成例を説明するブロック図である。 実施形態に従うプロファイルデータの構成例を説明する図である。 実施形態に従う仮想ロボットデータの構成例を説明する図である。 実施形態に従う携帯情報端末の構成例について説明する図である。 実施形態に従うロボット1と携帯情報端末2とのペアリングに伴うデータのやりとりを説明するフローチャート図である。 実施形態に従うプロファイルデータの更新処理を説明するフローチャート図である。 実施形態に従うプロファイルデータの更新処理を説明するフローチャート図である。 実施形態に従う仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。 実施形態に従う仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。 実施形態に従うロボットが人を検知したときの制御を説明するフローチャート図である。 実施形態に従う仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。 実施形態に従う仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。 実施形態に従う仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。 実施形態に従う活性切替部による仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替え制御について説明する図である。 実施形態に従うロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。 実施形態に従う仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替え制御について説明する図である。 実施形態に従う活性優先順位と携帯情報端末とを結びつけるテーブルを説明する図である。
以下、この発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、その説明は繰り返さない。
(A.ロボット1の構成)
図1は、実施形態に従うロボットの構成例を説明するブロック図である。図1に示されるように、ロボット1は、通信制御部50と、近距離無線通信部60と、人検知部70と、マイク80と、表層タッチセンサ90と、ロボット制御部100と、スピーカ110と、カメラ120と、記憶部130と、関節駆動サーボ160とを備える。ロボット1は、実空間上に存在するロボットである。
通信制御部50は、WiFi(Wireless Fidelity)の通信方式に従って、アンテナを介してアクセスポイント3と通信する。アクセスポイント3は、インターネット網4と携帯情報端末との通信を中継する。近距離無線通信部60は、NFC(Near Field Communication)およびBluetooth(登録商標)の通信方式に従って、アンテナを介して後述する携帯情報端末2と通信する。
人検知部70は、ロボット1の近辺に人が存在していることを検知し、その旨をCPU(Central Processing Unit)10に送信する。人検知部70は、たとえば、赤外線センサ、超音波センサ等によって実現される。また、人検知部70は、ロボット1に搭載しているカメラ120で人を検知してもよいし、マイク80を用いて物音、人の声等を検知してもよい。
マイク80は、音声入力部として、ロボット1のユーザの声の入力を受け付ける。表層タッチセンサ90は、ロボット1の表層に人が触れたことを検知する。表層タッチセンサ90は、たとえば、静電容量式タッチセンサ、感圧センサ等によって実現される。
スピーカ110は、音声出力部として、ロボット1がユーザとコミュニケーションを行なう際に音声を出力する。カメラ120は、人を検知および認識するために使用され、さらに静止画・動画を撮影することができる。
記憶部130は、プロファイルデータ140と、仮想ロボットデータ150とを格納する。記憶部130は、たとえば、フラッシュメモリ、着脱可能なデータ記録媒体として実現される。
プロファイルデータ140は、ロボット1および後述する仮想ロボットの自律動作に反映されるデータである。
図2は、プロファイルデータ140の構成例を説明する図である。図2に示されるように、プロファイルデータ140は、性格データ141と、学習データ142と、履歴データ143と、インターネット取得データ144とを含む。
性格データ141は、ロボット1の自律的な動きや、ユーザとの会話時の性格を調整するためのデータである。学習データ142は、ロボット1の各種センサ(たとえば、マイク80)から入力されたデータに基づいて、後述する制御エンジン部14によって生成される。履歴データ143は、ロボット1の自律動作の行動履歴を表すデータである。インターネット取得データ144は、インターネット網4の各種WebAPI(Web Application Programming Interface)サービス等により取得されるデータである。
仮想ロボットデータ150は、仮想空間上にロボット1を構成して仮想空間上のロボット(以下、「仮想ロボット」とも称する。)をロボット1と同様の自律動作をさせるデータである。
ここで、図3を参照して、本実施の形態に従う仮想ロボットデータ150について説明する。図3は、仮想ロボットデータ150の構成例を説明する図である。
図3に示されるように、仮想ロボットデータ150は、3Dポリゴンデータ151と、マテリアルデータ152と、ボーンデータ153と、音声データ154と、アニメーション制御データ155とを含む。
3Dポリゴンデータ151は、ロボット1を仮想空間上に構成するための3Dポリゴンデータである。マテリアルデータ152は、ロボット1の外観と同じ質感を仮想空間上に構成するためのテクスチャ等の素材データである。ボーンデータ153は、ロボット1の自律動作を可能にするための関節駆動サーボ160と同じ動きを仮想ロボットで実現するためのボーン(関節)データである。音声データ154は、ロボット1がユーザと自律会話を行なうために使用される音声データと同一のデータである。アニメーション制御データ155は、関節駆動サーボ160と同じ動きを3Dアニメーション表示として実現するためのデータである。
再び図1を参照して、ロボット制御部100は、CPU10と、インターフェイス(I/F)20と、RAM(Random Access Memory)30と、ROM(Read Only Memory)40とを備える。
ROM40は、オペレーティングシステム、ロボット1で実行される制御プログラム等を格納する。RAM30は、ワーキングメモリとして機能し、プログラムの実行に必要な各種データを一時的に格納する。
CPU10は、インターフェイス20を介して各種デバイスとデータのやりとりを行なう。また、CPU10は、ROM40に格納された各種プログラムを実行することで、ペアリング初期設定部12、制御エンジン部14、プロファイル同期部16、および活性制御部18として機能する。
ペアリング初期設定部12は、携帯情報端末2とペアリングを行なうための処理を行なう。制御エンジン部14は、プロファイルデータ140に基づいてロボット1の自律動作を行ない、プロファイルデータ140の更新などを行なう。プロファイル同期部16は、プロファイルデータ140と、携帯情報端末2が備えるプロファイルデータ260との同期をとる。活性制御部18は、ロボット1の自律動作の有効化(活性状態)および無効化(非活性状態)を制御する。
(B.携帯情報端末2の構成)
次に、図4を参照して、ロボット1と通信を行なう携帯情報端末2の構成について説明する。図4は、携帯情報端末2の構成を表すブロック図である。図4に示されるように、携帯情報端末2は、端末制御部200と、通信制御部230と、近距離無線通信部232と、表示部234と、マイク236と、把持検知部238と、スピーカ240と、キー/タッチパネル制御部242と、記憶部250とを備える。
携帯情報端末2は、ロボット1からプロファイルデータ140と、仮想ロボットデータ150と、これらのデータに基づいてCPU220を後述する制御エンジン部204として機能させるための制御エンジンデータとを受信し、表示部234上に表示される仮想空間上に仮想ロボットを構成して自律動作を行なわせる。
通信制御部230は、WiFiの通信方式に従って、アンテナを介してアクセスポイント3と通信する。通信制御部230は、たとえば、3Gの通信方式に従って、アンテナを介してインターネット網4にアクセスする。その他の通信方式が用いられてもよい。アクセスポイント3は、インターネット網4と携帯情報端末2との通信の中継、およびロボット1と携帯情報端末2との通信の中継を行なう。
近距離無線通信部232は、NFCおよびBluetooth(登録商標)の通信方式に従って、アンテナを介してロボット1と通信する。
表示部234は、携帯情報端末2の各種情報を表示したり、仮想ロボットを表示したりする。マイク236は、音声入力部として、携帯情報端末2のユーザの声の入力を受け付ける。把持検知部238は、ユーザが携帯情報端末2を把持したことを検知する。たとえば、携帯情報端末2の両側面に配置される感圧センサの少なくとも1つのセンサが予め定められた抵抗値を上回った場合に、ユーザが携帯情報端末2を把持したことが検知される。また、感圧センサの代わりに静電センサを用いて把持を検出してもよい。
キー/タッチパネル制御部242は、ユーザが携帯情報端末2の操作を行なうための物理キーおよび表示部234の表面に実装されたタッチパネルの制御を行なう。記憶部250は、プロファイルデータ260と仮想ロボットデータ270とを有する。記憶部250は、たとえば、フラッシュメモリ、着脱可能なデータ記録媒体として実現される。プロファイルデータ260と、仮想ロボットデータ270とは、それぞれロボット1が有するプロファイルデータ140と、仮想ロボットデータ150と同じであるため、プロファイルデータ260および仮想ロボットデータ270の詳細な説明は繰り返さない。
端末制御部200は、CPU220と、インターフェイス(I/F)222と、RAM224と、ROM226とを有する。ROM226は、オペレーティングシステム、携帯情報端末2で実行される制御プログラム等を格納する。RAM224は、ワーキングメモリとして機能し、プログラムの実行に必要な各種データを一時的に格納する。
CPU220は、インターフェイス222を介して各種デバイスとデータのやりとりを行なう。また、CPU220は、ROM226に格納された各種プログラムを実行することで、ペアリング初期設定部202、制御エンジン部204、プロファイル同期部206、活性制御部208、レンダリング表示部210、近接判断部212、放置検出部214、活性切替部216、および活性優先順位設定部218として機能する。
ペアリング初期設定部202は、ロボット1とペアリングを行なうための設定を行なう。制御エンジン部204は、プロファイルデータ260に基づいてロボットの自律動作を行ない、プロファイルデータ260の更新などを行なう。プロファイル同期部206は、プロファイルデータ260と、ロボット1が備えるプロファイルデータ140との同期をとる。活性制御部208は、表示部234に表示する仮想ロボットの自律動作の有効化(活性状態)および無効化(非活性状態)を制御する。
レンダリング表示部210は、仮想ロボットデータ270に基づいて表示部234に表示する仮想ロボットの3Dデータを生成する。近接判断部212は、近距離無線通信部232が受信した、Bluetooth(登録商標)の方式によるロボット1から受信した電波の電界強度が予め定められた強度以上になると、近くにロボット1が存在すると判断する。
放置検出部214は、ユーザが指定したアクセスポイント3から受信する電波の電界強度を測定し、当該電波の強度が予め定められた電波強度未満になると、アクセスポイント3からユーザが離れたと判断する。
活性切替部216は、仮想ロボットおよびロボット1の活性状態/非活性状態を切り替える指示を受け付ける画像を仮想ロボットが存在する仮想空間上に表示する。活性優先順位設定部218は、ロボット1によって活性状態とされる携帯情報端末の優先順位を設定する。
(C.ペアリングに伴うデータ送信)
ロボット1のユーザは、ユーザが所有する携帯情報端末2にロボット1の仮想ロボットを構成(表示)したい場合、ロボット1と携帯情報端末2との間でペアリングを行なう。
図5は、ロボット1と携帯情報端末2とのペアリングに伴うデータのやりとりを説明するフローチャート図である。まず、ユーザが携帯情報端末2およびロボット1に対してペアリング初期設定処理を行なう(ステップS10およびステップS20)。ペアリング初期設定の一例を以下に述べる。まず、ペアリング初期設定部12は、ロボット1を探索可能状態に設定する。続いて、ペアリング初期設定部202は、探索可能状態にある周囲のBluetooth(登録商標)対応機器を表示する。ユーザは、ロボット1を選択し、必要があればロボット1の暗証番号を入力する。この一連の操作によってロボット1と携帯情報端末2との間でペアリングが行なわれる。
ロボット1は、携帯情報端末2とのペアリング処理が完了すると、プロファイルデータ140と仮想ロボットデータ150と、仮想ロボットの自律動作を制御するための制御エンジンデータとを携帯情報端末2に送信する(ステップS22)。携帯情報端末2は、ロボット1から上記のデータを受信し、受信したデータを記憶部250に保存する(ステップS12)。なお、当該制御エンジンデータはロボット1の記憶部130に記憶されているものとする。
上記によれば、ユーザは、仮想ロボットを自身の携帯情報端末上に構成するにあたって、仮想ロボットとペアリングを行なうだけで必要なデータを受信することができる。すなわち、本制御方法は、従来のインターネット等を通じて必要なデータをダウンロードする作業が不必要となるため、ユーザの利便性を高めることができる。
別の局面において、上記データのうち少なくともいずれかのデータが予め携帯情報端末2にインストールされている場合、携帯情報端末2は、保有していないデータのみをロボット1から受信する構成にしてもよい。たとえば、ユーザが予めインターネット等を介して制御エンジンデータを含むアプリケーションを携帯情報端末2にダウンロードし、インストールしている場合や、当該制御エンジンデータを含むアプリケーションが携帯情報端末2にプリインストールされている場合もある。係る場合、ロボット1は、仮想ロボットデータとプロファイルデータとを携帯情報端末2に送信する構成であってもよい。
(D.プロファイルデータの更新処理)
ロボット1および仮想ロボットの自律動作に反映されるプロファイルデータは、ユーザとのコミュニケーション等を行なうことによって更新される。したがって、ロボット1のプロファイルデータ140と、携帯情報端末2のプロファイルデータ260とは、同期している必要がある。そのため、ロボット1および仮想ロボットのいずれか一方が活性状態である場合に、他方は非活性状態であることが望ましい。その理由は、各々が同時に活性状態になると、プロファイルデータがそれぞれで更新されてしまい、同期をとることが難しくなるためである。
図6は、プロファイルデータの更新処理を説明するフローチャート図である。図6では、前提条件として、ロボット1は活性状態で、仮想ロボットは非活性状態である。
ステップS30において、ロボット制御部100は、ロボット1に搭載する各種センサ(例えば、マイク80)を監視し、各種センサに何らかの入力があった場合に、これを検出する。ロボット制御部100は、各種センサに入力がないと判断した場合(ステップS30においてNO)、当該制御を再びステップS30に戻す。一方、ロボット制御部100は、各種センサに入力があると判断した場合(ステップS30においてYES)、当該制御をステップS32に進める。
ステップS32において、ロボット制御部100は、各種センサに入力された情報に基づいて学習処理を行なう。本実施形態における学習処理の一例を説明する。たとえば、ユーザは、ロボット1が見たことのない「りんご」をロボット1(のカメラ120)に見せるとする。さらに、ユーザはロボット1が見ている物体が「りんご」であることをロボット1に教える。すると、ロボット1は、制御エンジン部204での学習ロジックに従い、ロボット1のカメラ120に映す物体が「りんご」であると学習する。また、ロボット1は、アクセスポイント3を介してインターネットにアクセスし、「りんご」がどんな意味の単語かを調べる。そして、ロボット1は、「りんご」は果物の一種で、果実は赤く円形、味は甘酸っぱい、といった情報を得る。なお、制御エンジン部204での学習ロジックは任意のものであり、特定のものを示すものではない。
ステップS34において、ロボット制御部100は、学習処理の結果に基づいてプロファイルデータ140を更新する。
ステップS36において、ロボット制御部100は、更新したプロファイルデータ140を携帯情報端末2に送信する。ステップS46において、携帯情報端末2は、プロファイルデータ140を受信する。ステップS48において、携帯情報端末2は、受信したプロファイルデータ140をプロファイルデータ260に上書きしてプロファイルデータ260を更新する。なお、データの送受信は、Bluetooth(登録商標)の通信方式を用いてもよいし、アクセスポイント3を中継してWiFiの通信方式を用いて行なってもよい。
一方、仮想ロボットのプロファイルデータ260が更新される場合もある。この場合について、図7を参照して説明する。図7では、前提条件として、ロボット1は非活性状態で、仮想ロボットは活性状態である。
ステップS50において、端末制御部200は、携帯情報端末2に搭載する各種センサを監視し、各種センサに何らかの入力があった場合に、これを検出する。各種センサに入力がないと判断した場合(ステップS50においてNO)、端末制御部200は、当該制御をステップS50に戻す。一方、各種センサに入力があると判断した場合(ステップS50においてYES)、端末制御部200は、当該制御をステップS52に進める。
ステップS52において、端末制御部200は、各種センサに入力された情報に基づいて学習処理を行なう。ステップS54において、端末制御部200は、学習処理の結果に基づいてプロファイルデータ260を更新する。ステップS56において、端末制御部200は、更新したプロファイルデータ260をロボット1に送信する。
ステップS66において、ロボット1は、プロファイルデータ260を受信する。ステップS68において、ロボット1は、受信したプロファイルデータ260をプロファイルデータ140に上書きしてプロファイルデータ140を更新する。
なお、図6および図7において、ロボット1および携帯情報端末2のプロファイルデータは、プロファイルデータを更新する度に送信されるように構成されているが、送信タイミングはこれに限られない。仮想ロボットが活性化状態にあるときは、ユーザの近辺にロボット1が存在しないことが想定される。したがって、別の局面において、ステップS56におけるプロファイルデータ260は、ロボット1と携帯情報端末2との通信を確立したときにまとめて送信されるように構成されてもよい。さらに別の局面において、ロボット1は、仮想ロボットが非活性状態から活性状態に切り替わるタイミングでプロファイルデータ140を携帯情報端末2に送信してもよい。同様に、携帯情報端末2は、ロボット1が非活性状態から活性状態に切り替わるタイミングでプロファイルデータ260をロボット1に送信してもよい。
上記によれば、非活性状態から活性状態に切り替わった一方のデバイスに記憶されたプロファイルデータと、他方が活性状態だったときに更新されたプロファイルデータとの同期をとることができる。よって、ユーザは違和感を覚えることなくロボット1および仮想ロボットとコミュニケーションを行なうことができる。
(E.活性状態/非活性状態の切り替え)
<e1.外出(その1)>
携帯情報端末2における仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する。多くの場合、ユーザはロボット1を自宅に置くことが考えられる。かかる場合、ユーザが自宅から外出するときには、仮想ロボットを活性状態とし、ロボット1を非活性状態とすることが望ましい。
図8は、仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。図8を参照して、まずステップS70において、端末制御部200は、仮想ロボットが非活性化状態であるか否か(仮想ロボットの自律動作が無効化されているか否か)を判断する。仮想ロボットが非活性状態であると判断した場合(ステップS70においてYES)、端末制御部200は、当該制御をステップS72に進める。一方、仮想ロボットが活性状態であると判断した場合(ステップS70においてNO)、端末制御部200は、当該制御を後述する図9のステップS90に進める。
次に、端末制御部200は、ユーザが自宅から外出したかを監視する。具体的には、端末制御部200は、ユーザの指定する自宅(ロボット1が存在する空間)に設置してあるアクセスポイント3を記憶部250に記憶する。その上で、端末制御部200は、放置検出部214によって、アクセスポイント3から受信する電波の電界強度をモニタし、当該電界強度が予め定められた強度を下回ると、ユーザが自宅から外出したと判断する。
別の局面において、端末制御部200は、GPS信号を受信されるように構成され、ユーザは、GPS信号に基づいて自宅の位置情報を記憶部250に記憶することができる。さらに、端末制御部200は、GPS衛星から受信されるGPS信号を監視して、自宅を示す位置から予め定められた距離だけ離れた場合に、ユーザが自宅から外出したと判断してもよい。
端末制御部200は、ユーザが自宅から外出したと判断した場合(ステップS72においてYES)、当該制御をステップS74に進める。一方、端末制御部200は、ユーザが自宅から外出していないと判断した場合(ステップS72においてNO)、当該制御をステップS72に戻す。
ステップS74において、端末制御部200は、活性制御部208によって仮想ロボットの活性化処理を行なう。ステップS76において、端末制御部200は、制御エンジン部204によって仮想ロボットの自律動作を有効化させる。ステップS78において、端末制御部200は、ロボット1の自律動作を無効化させる非活性制御信号をロボット1に送信する。
ステップS80において、ロボット1は、非活性化制御信号を携帯情報端末2から受信し、活性制御部18によって、ロボット1の非活性化処理を行なう。ステップS82において、ロボット制御部100は、ロボット1の自律動作を無効化する。
上記によれば、仮想ロボットの自律動作が無効化された状態において、ユーザが自宅(ロボット1が存在する空間)から外出すると、自動的に仮想ロボットは活性状態になる。そのため、ユーザが自分で実空間上のロボットの自律動作を無効化させ、仮想ロボットの自律動作を有効化させるといった手間が省ける。さらに、外出とともに自動的に仮想ロボットが活性状態となるため、ユーザは、ロボットがユーザとともに外出に付き添ってくれているように感じることができる。また、ユーザの外出に伴い実空間上のロボットが非活性状態となるため、不要な消費電力を削減することができる。
<e2.帰宅(その1)>
上記では、ユーザが自宅から外出する場合の制御について説明した。次に、自宅へ帰宅する場合の制御について説明する。ユーザが外出先から自宅(ロボット1が存在する空間)付近に戻ると、仮想ロボットを非活性化状態とし、ロボット1を活性状態とすることが望ましい。
図9は、仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。図9を参照して、ステップS70において仮想ロボットが活性状態であると判断した場合(ステップS70においてNO)からスタートしている。ステップS90において、ユーザが自宅付近に帰ってきたかを監視する。具体的には、放置検出部214は、記憶部250に記憶されたアクセスポイント3から受信する電波の電界強度をモニタし、当該電界強度が予め定められた強度以上になると、ユーザが自宅付近に帰ってきたと判断する。
別の局面において、端末制御部200は、GPS信号を受信されるように構成され、ユーザは、GPS信号に基づいて自宅の位置情報を記憶部250に記憶することができる。さらに、端末制御部200は、GPS衛星から送信されるGPS信号を監視して、自宅を示す位置から予め定められた距離以内になった場合にユーザが自宅付近に帰ってきたと判断してもよい。
端末制御部200は、ユーザが自宅付近に帰ってきたと判断した場合(ステップS90においてYES)、制御をステップS91に進める。一方、端末制御部200は、ユーザが自宅付近に帰ってきていないと判断した場合(ステップS90においてNO)、制御をステップS90に戻す。
ステップS91において、端末制御部200は、活性制御部208として、仮想ロボットの非活性化処理を行なう。ステップS92において、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を無効化する。ステップS93において、端末制御部200は、ロボット1の自律動作を有効化させる活性制御信号をロボット1に送信する。
ステップS94において、ロボット1は、活性制御信号を携帯情報端末2から受信し、活性制御部18は、ロボット1の活性化処理を行なう。ステップS95において、ロボット制御部100は、ロボット1の自律動作を有効化する。
上記によれば、仮想ロボットの自律動作が有効化された状態において、ユーザが自宅付近に帰ってくると、自動で実空間上のロボットは活性状態になる。そのため、ユーザが自分で実空間上のロボットの自律動作を有効化させ、仮想ロボットの自律動作を無効化させる、といった手間が省ける。さらに、ロボット1は、ユーザが自宅付近に帰ってくることを検知して、ユーザを玄関まで出迎えたりすることができる。さらに、ロボット1が接続するアクセスポイント3に、他のエアコン等の家電が接続されていた場合、ロボット1は、ユーザの帰宅前に、これらの家電を制御(たとえば、エアコンを起動)することができる。
<e3.外出(その2)>
外出(その1)では、ユーザが外出したと判断されると、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を有効化した。しかし、ロボット1とともに外出することも考えられる。そこで、本例では、上記のニーズを満たすことができる仮想ロボットの活性状態/非活性状態の制御について説明する。
図10は、ロボット1が人を検知したときの制御を説明するフローチャートである。図10を参照して、ステップS100において、ロボット1は、人を検知したか否かを判断する。具体的には、ロボット1は、人検知部70からの出力に基づいて、ロボット1の周囲に人がいるか否かを判断する。別の局面において、人検知部70としてカメラを用いる。ロボット1は、予めユーザの顔画像を記憶部130に記憶しておき、カメラでユーザを認識することができたときのみ、人を検知したと判断してもよい。
ロボット制御部100は、人を検知した場合(ステップS100においてYES)、ステップS102において人検知信号を携帯情報端末2に送信する。なお、ロボット制御部100は、人を検知し続けている間は、予め定められた時間間隔ごとに人検知信号を携帯情報端末2に送信する。一例として、予め定められた時間間隔は、3秒とする。
一方、人を検知しない場合(ステップS100においてNO)、ロボット制御部100は、当該制御をステップS100に戻す。なお、ステップS100およびステップS102に示される各制御は、ロボット1が非活性状態/活性状態に関わらず行なわれるものとする。ステップS110において、携帯情報端末2は、人検知信号を人検知部70から受信する。
上記によれば、携帯情報端末2は、ロボット1の周囲に人が存在するか否かを判断することができる。
図11は、仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。なお、図8と同一の符号を付している部分の説明は、繰り返さない。
図11を参照して、ステップS120(S72でユーザが外出したと判断した場合)において、端末制御部200は、ロボット1が近くに存在するか否かを判断する。具体的には、端末制御部200は、近接判断部212の出力によって、ロボット1が近くに存在するか否かを判断する。端末制御部200は、ロボット1が近くに存在すると判断した場合(ステップS120においてYES)、仮想ロボットの非活性状態を維持したまま当該制御を終了する。これは、ユーザがロボット1とともに外出していると想定されるためである。一方、端末制御部200は、ロボット1が近くに存在しないと判断した場合(ステップS120においてNO)、当該制御をステップS74に進める。
ステップS122(S72でユーザが外出していないと判断した場合)において、端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいるか否かを判断する。具体的には、予め定められた時間内に、ロボット1から人検知信号を受信していない場合、端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいないと判断する。一方、ロボット1から予め定められた時間内に人検知信号を受信した場合、端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいると判断する。本例において、一例として、予め定められた時間間隔は3秒とする。
端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいると判断した場合(ステップS122においてYES)、仮想ロボットの非活性状態を維持したまま制御を終了する。これは、ロボット1が自宅にいる人とコミュニケーションを行なっていることが想定されるためである。一方、端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいないと判断した場合(ステップS122においてNO)、当該制御をステップS124に進める。
ステップS124において、端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末2を手に持っているか否かを判断する。具体的には、端末制御部200は、把持検知部238の出力に基づいて、ユーザが携帯情報端末2を把持しているか否かを判断する。端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末2を手に持っていると判断した場合(ステップS124においてYES)、当該制御をステップS74に進める。これにより、ユーザは、家にいて携帯情報端末2を把持しているときであって、かつロボット1の周りに人がいないときに、自動で仮想ロボットの自律動作が有効化される。その結果、ユーザとロボット1および仮想ロボットの、より円滑なコミュニケーションを促進することができる。
一方、端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末2を手に持っていないと判断した場合(ステップS124においてNO)、仮想ロボットの非活性状態を維持したまま制御を終了する。
上記によれば、本制御方法は、外出(その1)の制御方法よりも、ユーザの利便性をさらに高めることができる。
<e4.帰宅(その2)>
帰宅(その1)では、ユーザが自宅付近に帰ってきたと判断されると、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を無効化した。しかし、ユーザが自宅に帰ってきても、ロボットの近くにいない場合であって、かつ、ユーザが携帯情報端末2を操作しているときは、仮想ロボットの自律動作を有効化(活性状態を維持)することが望ましい。以下、その制御について説明する。
図12は、仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。なお、図9と同一の符号を付している部分については、その説明は繰り返さない。
図12を参照して、ステップS130において、端末制御部200は、ロボットの近くに人がいるか否かを判断する。端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいると判断した場合(ステップS130においてYES)、当該制御をステップS91に進める。一方、端末制御部200は、ロボット1の近くに人がいないと判断した場合(ステップS130においてNO)、当該制御をステップS132に進める。
ステップS132において、端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末2を手に持っているか否かを判断する。端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末2を手に持っていると判断した場合(ステップS132においてYES)、仮想ロボットの活性状態を維持したまま当該制御を終了する。その理由は、ユーザが自宅を含む自宅付近にいるものの、ロボット1の近くにおらず、かつ、ユーザが携帯情報端末2を操作していることが想定されるためである。一方、端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末2を手に持っていないと判断した場合(ステップS132においてNO)、当該制御をステップS91に進める。
上記によれば、ユーザが自宅に帰ってきたとしても、ロボット1の近くにおらず、かつ、携帯情報端末2を操作していると想定される場合に、仮想ロボットの自律動作を有効化(活性状態を維持)することができる。その結果、ユーザとロボット1および仮想ロボットのより円滑なコミュニケーションを促進することができる。
<e5.手動での切り替え>
上記は、ユーザが外出/帰宅するにあたって自動で仮想ロボット/ロボット1の活性化状態/非活性化状態が切り替わる制御について説明した。本例では、仮想ロボット/ロボット1の活性状態/非活性状態を手動で切り替える制御について説明する。
図13は、仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。図13を参照して、端末制御部200は、活性切替部216によって、表示部234の仮想空間上に状態切替スイッチ235を配置する。状態(a)に示されるように、ユーザが状態切替スイッチ235をONに設定した場合に、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を有効化させる。一方、状態(b)に示されるように、ユーザが状態切替スイッチ235をOFFに設定した場合に、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を無効化させる。なお、状態(b)では状態切替スイッチ235をOFFに設定された場合に仮想ロボットを表示していないが、これに限定されない。たとえば、状態切替スイッチ235をOFFに設定された場合において、端末制御部200は、仮想ロボットに予め定められたアニメーション動作を行なわせるようにしてもよい。
図14は、活性切替部216による仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替え制御について説明する図である。なお、図9と同一符号を付している部分については、その説明は繰り返さない。
ステップS200において、仮想ロボットが活性状態において、ユーザが状態切替スイッチ235をOFFに設定する。これに伴い、ステップS91〜S95の制御を経て仮想ロボットは自律動作を無効化され、ロボット1は自律動作を有効化される。
ステップS210において、ロボット制御部100は、ロボット1が搭載する各種センサ(たとえば、人検知部70、マイク80、表層タッチセンサ90、カメラ120等)に予め定められた時間何らの入力もなかったか否かを判断する。本例において、一例として、当該予め定められた時間は、3分とする。各種センサに予め定められた時間何らの入力もなかった場合(ステップS210においてYES)、ロボット制御部100は、当該制御をステップS212に進める。一方、各種センサに予め定められた時間内に何らかの入力があった場合(ステップS210においてNO)、ロボット制御部100は、当該制御をステップS210に戻す。
ステップS212において、ロボット制御部100は、活性制御部18として、ロボット1を非活性化する。ステップS214において、ロボット制御部100は、ロボット1の自律動作を無効化する。ステップS216において、ロボット制御部100は、仮想ロボットの自律動作を有効化させる活性制御信号を携帯情報端末2に送信する。
ステップS218において、端末制御部200は、ロボット1から活性制御信号を受信し、活性制御部208として仮想ロボットを活性化する。ステップS220において、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を有効化させる。
上記によれば、ユーザは仮想空間上の状態切替スイッチを操作することで、任意のタイミングで仮想ロボットおよびロボット1の活性状態/非活性状態の切り替えを制御することができる。さらに、ロボット1を活性状態にした場合に、予め定められた時間ロボットの各種センサに何らの入力もなかった場合、自動でロボット1を非活性状態とすることで、不要な消費電力を削減することができる。
なお、上記の例ではロボット1が各種センサに所定時間何らの入力もない場合に、携帯情報端末2に対して仮想ロボットの活性制御信号を送信する構成であるが、これに限られない。別の局面において、携帯情報端末2は、予め定められた時間(たとえば、3分)ロボット1から人検知信号の入力がない場合に、ロボット1の自律動作を無効化させる非活性制御信号をロボット1に送信し、活性制御部208によって仮想ロボットの活性化処理を行ってもよい。
<e6.ロボット1の割り込み処理>
搭載するセンサによっては、ロボット1の方が携帯情報端末2よりも学習に有利な場合がある。たとえば、ロボット1が感圧センサを搭載している場合、ロボット1は、物の触覚についても学習することができる。かかる場合、仮想ロボットとユーザ(人)とのコミュニケーションよりも、ロボット1とユーザ(人)のコミュニケーションを重視することが望ましい。したがって、ロボット1が非活性状態において、搭載する各種センサに何らかの入力があった場合、ロボット制御部100は、ロボット1を活性状態とし、自律動作を有効化することが望ましい。以下、その制御について説明する。
図15は、ロボット1の活性状態/非活性状態の切り替えについて説明する図である。図15を参照して、ステップS230において、ロボット1が非活性状態にある場合に、ロボット制御部100は、各種センサへ何らかの入力があったか否かを判断する。ロボット制御部100は、各種センサに何らかの入力があったと判断した場合(ステップS230においてYES)、当該制御をステップS232に進める。一方、ロボット制御部100は、各種センサに何らかの入力がないと判断した場合(ステップS230においてNO)、当該制御をステップS230に戻す。
ステップS232において、ロボット制御部100は、活性制御部18としてロボット1を活性化する。ステップS234において、ロボット制御部100は、ロボット1の自律動作を有効化する。ステップS236において、ロボット制御部100は、仮想ロボットの自律動作を無効化させる非活性制御信号を携帯情報端末2に送信する。
ステップS240において、端末制御部200は、ロボット1から非活性制御信号を受信し、活性制御部208として仮想ロボットを非活性化する。ステップS242において、端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を無効化させる。
上記によれば、ロボット1は、搭載する各種センサに何らかの入力があった場合に、ロボット1の自律動作を有効化することができる。そのため、ロボット1の方が携帯情報端末2よりも学習に有利な場合において、ロボット1および仮想ロボットの学習効率を向上させることができる。
<e7.複数の携帯情報端末を登録している場合の優先順位>
ロボット1に対して複数の携帯情報端末がペアリングされている場合、仮想ロボットはいずれか1台の携帯情報端末のみ自律動作を有効化されていることが望ましい。その理由は、ロボット1と複数の携帯情報端末間との間で、プロファイルデータを同期することが難しくなるためである。以下、ロボット1に対して複数の携帯情報端末がペアリングされている場合における仮想ロボットの活性状態/非活性状態の切り替え制御について説明する。
図16を参照して、ロボット1に対して、携帯情報端末1a、2a・・・、naのn台の携帯情報端末がペアリングされているとする(nは整数)。ステップS300において、各携帯情報端末の端末制御部200は、自身の端末上の仮想ロボットが非活性状態であるか否かを判断する。各携帯情報端末の端末制御部200は、自身の端末上の仮想ロボットが非活性状態であると判断した場合(ステップS300においてYES)、当該制御をステップS302に進める。一方、各携帯情報端末の端末制御部200は、自身の端末上の仮想ロボットが非活性状態でないと判断した場合(ステップS300においてNO)、当該制御をステップS300に戻す。
ステップS302において、各携帯情報端末の端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末を手に持っているか否かを判断する。各携帯情報端末の端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末を手に持っていると判断した場合(ステップS302においてYES)、ステップS304においてロボット1の自律動作を無効化させる非活性制御信号とともに、自身の端末IDをロボット1に送信する。一方、各携帯情報端末の端末制御部200は、ユーザが携帯情報端末を手に持っていないと判断した場合(ステップS302においてNO)、当該制御を再びステップS302に戻す。
ステップS306において、ロボット制御部100は、ロボット1が非活性状態であるか否かを判断する。ロボット制御部100は、ロボット1が非活性状態である場合(ステップS306においてYES)、当該制御をステップS320に進める。一方、ロボット制御部100は、ロボット1が活性状態である場合(ステップS306においてNO)、当該制御をステップS308に進める。
[既に仮想ロボットが活性状態の携帯情報端末が存在しない場合]
ステップS308において、ロボット制御部100は、活性制御部18として、ロボット1を非活性化する。ステップS310において、ロボット制御部100は、非活性化制御信号を送信してきた携帯情報端末のIDを、記憶部130に格納する。ステップS312において、ロボット制御部100は、ロボット1の自律動作を無効化する。ステップS314において、ロボット制御部100は、非活性化制御信号を送信してきた携帯情報端末に対して、仮想ロボットの自律動作を有効化させる活性制御信号を送信する。
ステップS316において、活性化制御信号を受信した携帯情報端末ma(1≦m≦n、mは整数)の端末制御部200は、活性制御部208として、自身の端末上の仮想ロボットを活性化する。
[既に仮想ロボットが活性状態の携帯情報端末が存在する場合]
ステップS320において、ロボット制御部100は、ステップS304において非活性制御信号を送信してきた携帯情報端末の活性優先順位が、現在仮想ロボットが活性状態である携帯情報端末の活性優先順位よりも高いか否かを判断する。具体的には、ロボット制御部100は、活性優先順位の判断を行なうにあたって、図17に示されるテーブルTaを参照する。
なお、テーブルTaは記憶部130に格納されているものとする。端末IDの活性優先順位は、ロボット1とのペアリングを行なった順番が早いほど高く登録される。さらに、ユーザは、携帯情報端末に搭載された活性優先順位設定部218によって、テーブルTaに登録されている活性優先順位を任意に変更することができる。
また、現在仮想ロボットが活性状態である携帯情報端末の特定は、ステップS304で非活性制御信号を送信した携帯情報端末を除く、直近に非活性制御信号を送信した携帯情報端末の端末IDを記憶部130から読み出すことで実現できる。
ロボット制御部100は、非活性制御信号を送信してきた携帯情報端末の活性優先順位が、現在仮想ロボットが活性状態である携帯情報端末の活性優先順位よりも高い場合(ステップS320においてYES)、当該制御をステップS322に進める。一方、ロボット制御部100は、非活性制御信号を送信してきた携帯情報端末の活性優先順位が、現在仮想ロボットが活性状態である携帯情報端末の活性優先順位よりも低い場合(ステップS320においてNO)、非活性制御信号を送信してきた携帯情報端末の仮想ロボットの自律動作を有効化させることなく、当該制御を終了する。
本例において、たとえば、携帯情報端末1aがステップS304において非活性制御信号を送信し、携帯情報端末2aの仮想ロボットが活性状態であるとする。ロボット制御部100は、テーブルTaを参照して、非活性制御信号を送信した携帯情報端末1aの活性優先順位は「1」であると判断する。また、ロボット制御部100は、現在仮想ロボットが活性状態である携帯情報端末2aの優先順位は「3」であると判断する。したがって、この場合、ロボット制御部100は、携帯情報端末1aの活性優先順位が携帯情報端末2aの活性優先順位よりも高いと判断し、ステップS322に進める。
ステップS322において、ロボット制御部100は、現在活性状態である携帯情報端末2aに対して仮想ロボットの自律動作を無効化させる非活性制御信号を送信する。ステップS324において、携帯情報端末2aの端末制御部200は、ロボット1から非活性制御信号を受信し、活性制御部208として仮想ロボットを非活性化する。ステップS326において、携帯情報端末2aの端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を無効化する。
ステップS328において、ロボット制御部100は、これから活性状態にする携帯情報端末の端末ID(1a)を記憶部130に格納する。ステップS330において、ロボット制御部100は、非活性制御信号を送信してきた携帯情報端末1aに、仮想ロボットの自律動作を有効化させる活性制御信号を送信する。
ステップS332において、携帯情報端末1aの端末制御部200は、ロボット1から活性制御信号を受信し、活性制御部208として仮想ロボットを活性化する。ステップS334において、携帯情報端末1aの端末制御部200は、仮想ロボットの自律動作を有効化する。
上記によれば、ロボット1とペアリングしている携帯情報端末が複数存在している場合でも、ユーザはシームレスに仮想ロボットとコミュニケーションすることができる。さらに、ユーザが持っている携帯情報端末の仮想ロボットが活性状態にされるため、ユーザは、対話等の入力操作の対象(携帯情報端末)を明確に把握することができる。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にプログラムを記録させて、提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 ロボット、2 携帯情報端末、3 アクセスポイント、4 インターネット網、50,230 通信制御部、60,232 近距離無線通信部、70 人検知部、90 表層タッチセンサ、100 ロボット制御部、140,260 プロファイルデータ、200 端末制御部、234 表示部、238 把持検知部。

Claims (7)

  1. 携帯情報端末と通信可能なロボットであって、
    前記携帯情報端末と通信する通信部と、
    前記ロボットを制御するロボット制御部と、
    前記ロボットを仮想空間上に構成する仮想ロボットデータと、前記仮想空間上のロボットの自律動作に反映されるプロファイルデータと、前記仮想空間上のロボットの自律動作を制御するための制御エンジンデータとを格納するための記憶部とを備え、
    前記ロボット制御部は、前記携帯情報端末とペアリングを行って、前記通信部を介して少なくとも前記仮想ロボットデータと前記プロファイルデータとを前記携帯情報端末に送信する、ロボット。
  2. 前記ロボット制御部は、前記プロファイルデータが更新された場合に、前記ペアリングを行った携帯情報端末に前記更新されたプロファイルデータを送信する、請求項1に記載のロボット。
  3. 実空間上のロボットと通信可能な携帯情報端末に、前記ロボットの自律動作を制御する信号を前記ロボットに出力する処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記携帯情報端末に、
    前記携帯情報端末の表示部に前記実空間上のロボットを仮想的に構成するステップと、
    ユーザの指定したアクセスポイントから受信した電波の電界強度を測定するステップと、
    前記仮想的なロボットの自律動作が有効化されているか無効化されているかを判断するステップと、
    前記仮想的なロボットの自律動作が有効化されていると判断された状態において、前記電波の電界強度が予め定められた電界強度を上回ると、前記実空間上のロボットの自律動作を有効化させる制御信号を前記実空間上のロボットに送信し、前記仮想的なロボットの自律動作を無効化するステップとを実行させる、プログラム。
  4. 実空間上のロボットと通信可能な携帯情報端末に、前記ロボットの自律動作を制御する信号を前記ロボットに出力する処理を実行させるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記携帯情報端末に、
    前記携帯情報端末の表示部に前記実空間上のロボットを仮想的に構成するステップと、
    前記携帯情報端末の把持を検知するステップと、
    前記仮想的なロボットの自律動作が有効化されているか無効化されているかを判断するステップと、
    前記仮想的なロボットの自律動作が無効化されていると判断された状態において、前記把持を検知すると、前記実空間上のロボットの自律動作を無効化させる制御信号を前記実空間上のロボットに送信し、前記仮想的なロボットの自律動作を有効化するステップとを実行させる、プログラム。
  5. 前記プログラムは、前記携帯情報端末に、
    前記仮想的なロボットの自律動作の有効化/無効化を切り替える指示を受け付ける画像を前記表示部上に表示するステップと、
    前記指示により無効化が選択された場合に前記実空間上のロボットの自律動作を有効化させる制御信号を前記実空間上のロボットに送信し、前記仮想的なロボットの自律動作を無効化するステップと、
    前記指示により有効化が選択された場合に前記実空間上のロボットの自律動作を無効化させる制御信号を前記実空間上のロボットに送信し、前記仮想的なロボットの自律動作を有効化するステップをさらに実行させる請求項3または4に記載のプログラム。
  6. 前記プログラムは、前記携帯情報端末に、
    予め定められた期間、前記実空間上のロボットから所定信号の入力がない場合に、前記実空間上のロボットの自律動作を無効化させる制御信号を前記実空間上のロボットに送信し、前記仮想的なロボットの自律動作を有効化するステップをさらに実行させる、請求項5に記載のプログラム。
  7. 複数の携帯情報端末と通信可能な実空間上のロボットに、前記携帯情報端末の表示部に構成される前記実空間上のロボットに対応する仮想的なロボットの自律動作を制御する信号を前記携帯情報端末に出力する処理を実行させるプログラムであって、
    前記複数の携帯情報端末のうちの1の携帯情報端末から、前記1の携帯情報端末上における前記仮想的なロボットの自律動作の有効化を要求する信号の入力を受けると、前記実空間上のロボットの自律動作が有効化されているか無効化されているかを判断するステップと、
    前記実空間上のロボットの自律動作が無効化されていると判断した場合に、前記複数の携帯情報端末のうち前記仮想的なロボットの自律動作が有効化されている携帯情報端末を特定するステップと、
    前記1の携帯情報端末の前記仮想的なロボットの自律動作に関する優先順位が、前記特定された携帯情報端末の前記仮想的なロボットの自律動作に関する優先順位よりも高いか否かを記憶部に格納されたテーブルに基づいて判断するステップと、
    前記1の携帯情報端末の前記仮想的なロボットの自律動作に関する優先順位が、前記特定された携帯情報端末の前記仮想的なロボットの自律動作に関する優先順位よりも高いと判断した場合に、前記特定された携帯情報端末に前記仮想的なロボットの自律動作を無効化させる制御信号を送信し、前記1の携帯情報端末に前記仮想的なロボットの自律動作を有効化させる制御信号を送信するステップとを実行させる、プログラム。
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