JP2017079962A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】各部位からの水漏れを検知し、安全性に優れたドラム式洗濯機を提供すること。【解決手段】洗い行程において、給水後の攪拌動作開始直後と行程終了直前に設けたそれぞれの漏水検知区間において、所定時間だけ循環手段14を動作させた後に、水位検知手段11にて水受け槽2内の水位を検知し、洗い行程終了直前の漏水検知区間の水位が洗い行程開始直後の漏水検知区間の水位より所定値以上低下した場合に、漏水と判定して攪拌動作を停止し、排水手段9を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、入力設定・表示手段13にて異常報知を行なう構成とすることにより、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。【選択図】図1

Description

本発明は,回転ドラム内に収容した洗濯物を洗濯するドラム式洗濯機に関するものである。
従来,この種のドラム式洗濯機は、運転中に槽から水漏れした時、その水漏れを検知し対応する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は,特許文献1に記載された従来のドラム式洗濯機の縦断面図である。
図6において、回転ドラム101は、有底円筒形に形成し外周部に多数の通水孔102を設け、水槽103内に回転自在に配設している。回転ドラム101の回転中心に略傾斜方向に回転軸(回転中心軸)104を設け、回転ドラム101の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。この回転軸104に、水槽103の背部に取り付けたモータ105を連結し、回転ドラム101を正転、逆転方向に回転駆動する。回転ドラム101の内壁面に数個の突起板106を設けている。
水槽103の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体107により開閉自在に覆い、この蓋体107を開くことにより衣類出入口108を通して回転ドラム101内に洗濯物を出し入れできるようになっている。
水槽103は、洗濯機筺体109より防振ダンパ(図示せず)で揺動自在に弾性支持されており、水槽103の下部に排水手段110の一端を接続し、排水手段110の他端を排水弁111に接続して水槽103内の洗濯水を排水するようにしている。給水弁112は、給水経路113と連結して給水手段となり、水槽103内に給水するようになっている。
水槽103や給水経路113や排水弁111の破損で洗濯液や水が漏れた場合、漏水を受ける為に、製品の底部に樹脂製の漏水槽115が設けてある。
アース接続部158を有する洗濯機筐体109の背面は金属製であり、さらには洗濯機筐体109の台枠170も金属性であり、金属製のセンサー取付板137と台枠170とが接触している。さらに台枠170と洗濯機筐体109の背面も接触している。
電極センサー154は、樹脂で絶縁されたセンサー保持板171により保持されており、樹脂製のセンサー保持板171はセンサー取付板137にネジ止めされて取り付けられ、漏水槽115内に溜まった水が漏水槽115内で上昇し電極154に抵触するようになっている。
上記構成により、水槽103の継ぎ目の劣化や給水経路113や排水経路などの破損により漏れ出てきた水や洗濯水が検知できるようになっている。
特開2012−170681号公報
しかしながら、前記従来の構成では、漏水検知の為の電極センサーや電極センサーの検知回路を構成し組み立てする必要があり、製造原価もかかるうえ、各部位の破損が小さい場合には、漏水槽内に水が溜まり上昇し電極センサーに接触して漏水を検知するまでに時間が掛かるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、運転中の水位を検知し、あるいは、補給水の回数を検知することにより、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができる、安価で安全性に優れたドラム式洗濯機を提供することを目的としている。
前記従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、衣類を収容する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水受け槽内に水道水を給水する給水手段と、前記水受け槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽内の洗濯水の排水をする排水手段と、前記水受け槽の底部と前部に設けた吐出口とを連通する循環経路の途中に設けられ、前記水受け槽内の洗濯水を循環させる循環手段と、前記洗濯機本体の上方前面部に配設された運転コース等のモードや各種機能の選択、設定および設定内容などの表示を行なう入力設定・表示手段と、前記モータ、給水手段、排水手段、循環手段等を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の各行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、給水後の攪拌動作開始直後と行程終了直前に設けたそれぞれの漏水検知区間において、所定時間だけ前記循環手段を動作させた後に、前記水位検知手段にて前記水受け槽内の水位を検知し、洗い行程終了直前の漏水検知区間の水位が洗い行程開始直後の漏水検知区間の水位より所定値以上低下した場合に、漏水と判定して攪拌動作を停止し、前記排水手段を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、前記入力設定・表示手段にて異常報知を行なう構成としたものである。
これによって、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。
本発明のドラム式洗濯機は、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の縦断面図 同ドラム式洗濯機のブロック回路図 同ドラム式洗濯機の制御チャート図 本発明の実施の形態2におけるドラム式洗濯機のブロック回路図 同ドラム式洗濯機の制御チャート図 従来のドラム式洗濯機の縦断面図
第1の発明は、衣類を収容する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水受け槽内に水道水を給水する給水手段と、前記水受け槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽内の洗濯水の排水をする排水手段と、前記水受け槽の底部と前部に設けた吐出口とを連通する循環経路の途中に設けられ、前記水受け槽内の洗濯水を循環させ
る循環手段と、前記洗濯機本体の上方前面部に配設された運転コース等のモードや各種機能の選択、設定および設定内容などの表示を行なう入力設定・表示手段と、前記モータ、給水手段、排水手段、循環手段等を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の各行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、給水後の攪拌動作開始直後と行程終了直前に設けたそれぞれの漏水検知区間において、所定時間だけ前記循環手段を動作させた後に、前記水位検知手段にて前記水受け槽内の水位を検知し、洗い行程終了直前の漏水検知区間の水位が洗い行程開始直後の漏水検知区間の水位より所定値以上低下した場合に、漏水と判定して攪拌動作を停止し、前記排水手段を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、前記入力設定・表示手段にて異常報知を行なう構成とすることにより、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段は、洗い行程において、循環手段を動作させる区間を複数回設け、設定水位にて攪拌動作中に、それぞれの区間にて所定時間だけ前記循環手段を動作させた後に、水位検知手段にて水受け槽内の水位を検知して、所定値以上水位が低下している時に給水手段にて設定水位まで補給水し、その補給水回数が所定回数を越えた時に漏水と判定して攪拌動作を停止し、前記排水手段を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、前記入力設定・表示手段にて異常報知を行なう構成とすることにより、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の縦断面図、図2は、同ドラム式洗濯機のブロック回路図である。
図1において、回転ドラム1は、水受け槽2内に回転自在に配設されており、回転ドラム1の回転中心に傾斜方向に回転軸(回転中心軸)3を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設している。この回転軸3に、水受け槽2の背面に取り付けたモータ4を連結し、回転ドラム1を正転、逆転方向に回転駆動する。
水受け槽2の正面側の上向き傾斜面に設けた開口部を蓋体5により開閉自在に覆い、この蓋体5を開くことにより回転ドラム1内に洗濯物を出し入れできるようにしている。蓋体5を上向き傾斜面に設けているため、洗濯物を出し入れする際、腰を屈めることなく行なうことができる。
水受け槽2は、洗濯機本体6よりばね体7とダンパー8により揺動可能に吊り下げて防振支持しており、水受け槽2底部には、排水手段9を配設して水受け槽2内の洗濯水を外部へ排水するようにしている。
また、水受け槽2底部から外側を経由して循環経路14a、14bを設け、循環経路途中に循環ポンプ(循環手段)14を配設している。循環ポンプ(循環手段)14は、循環経路14aより洗濯水を吸引し、送水し、循環経路14bを介して水受け槽2前部の回転ドラム1内を臨む吐出口21から回転ドラム1内に洗濯水を戻すことを繰り返す。このようにして、水受け槽2内の水を利用して洗濯物に水をかける循環シャワーが行われる。な
お、循環ポンプ(循環手段)14は、回転速度が可変であり、循環シャワーの量を変えることができる。
給水手段10は、水受け槽2内に水道水を給水するものである。水位検知手段11は水受け槽2内の水位を検知するものである。
なお、本実施の形態では、回転ドラム1の回転中心に略傾斜方向に回転軸3を設け、回転ドラム1の軸心方向を正面側から背面側に向けて下向きに傾斜させて配設しているが、回転ドラム1の回転中心に略水平方向に回転軸3を設け、回転ドラム1の軸心方向を略水平方向に配設してもよい。
なお、本実施の形態では、回転軸3を介して水受け槽2の背面にモータ4を連結しているが、モータ4を水受け槽2の下部に配設し、回転部3を介して取り付けたプーリ等とモータ4をベルトで連結するベルト駆動の方式をとってもよい。
洗濯機本体6下方内部には制御手段12を内蔵する制御装置15を配設しており、上方前面部には運転コース等のモードや各種機能の選択、設定および設定内容などの表示を行なう入力設定・表示手段13を配設している。
制御手段12は、入力設定・表示手段13からの情報をもとに、運転が開始されると、モータ4、排水手段9、給水手段10、循環手段14などの動作を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の各行程を制御する。
排水手段9には、例えば、排水弁などがあげられるが、排水ポンプを使用してもよい。また、両方とも使用しても構わない。洗濯機の使用される環境に合わせた組み合わせとすればよい。
図2において、制御装置15は、マイクロコンピュータにより構成した制御手段12と、入力回路16と、モータ駆動回路17と、スイッチング手段駆動回路18などから成るもので、制御手段12は、入力設定・表示手段13へ各種表示信号を出力すると共に、モータ駆動回路17を介して、モータ4の回転制御を行っている。また、スイッチング手段駆動回路18を介して、スイッチング手段19を制御して、給水手段10、排水手段9、循環手段14、蓋ロック装置20などの動作を制御している。
蓋ロック装置20は、水受け槽2に設けた衣類投入口としての開口部を覆う蓋体5の開閉を運転中に禁止するものであり、ソレノイド(図示せず)とレバー(図示せず)より構成している。
また、制御手段12には、入力設定・表示手段13からの各種操作信号が入力されると共に、入力回路16を介して、水位検知手段11からの検知信号が入力される。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
蓋体5を開け、洗濯物を回転ドラム1に投入し、蓋体5を閉めた後、入力設定・表示手段13により行程内容を設定し、運転を開始する。
制御手段12は、洗濯物の量に応じて、最適な水位を設定し、給水手段10を制御して、回転ドラム1内および水受け槽2内に給水を行なう。そして、水位検知手段11によって水位を検知し、設定された水位に達したら、給水を終了し、モータ4を制御し、回転ドラム1を回転させ、洗い行程を行なう。更に洗い行程中に、循環手段14を制御し、循環
シャワー動作を行なう。
洗い行程終了後、排水手段9を制御して洗濯水を排水し、脱水した後、再び給水手段10を制御して、回転ドラム1内および水受け槽2内に給水を行なう。そして、水位検知手段11によって水位を検知し、設定された水位に達したら、給水を終了し、モータ4を制御し、回転ドラム1を回転させ、すすぎ行程を行う。すすぎ行程終了後、排水手段9を制御してすすぎ後の水を排水し、最終脱水行程を行って運転を終了する。
図3は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の制御チャート図である。
図3において、使用者が入力設定・表示手段13により行程内容を設定し運転を開始すると、制御手段12は、洗い行程にて、給水後に衣類攪拌動作を開始して直後の漏水検知区間Aにおいて、スイッチング手段駆動回路18、スイッチング手段19を介して、循環手段14を所定時間(例えば、1分間、この時間は事前に試験的に測定し、定めておけばよい)動作させて洗濯水を循環し、動作後の水位を水位検知手段11によって検知する。その後、洗い行程終了直前の漏水検知区間Bにおいて、洗い行程開始時と同様に循環手段14を所定時間動作させて洗濯水を循環し、動作後の水位を水位検知手段11によって検知する。
そして、制御手段12は、漏水検知区間Aでの水位と漏水検知区間Bでの水位とを比較し、所定値以上の水位低下(例えば、5mm以上の水位低下が見られた場合、これについては、漏水を検出したい損傷の度合いに合わせて、試験的に測定し、定めておけばよい)があった場合、洗濯機内部のどこかが損傷し漏水しているものと判断し、漏水検知する。
漏水を検知した後は、攪拌動作を停止し、排水手段9を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、入力設定・表示手段13にて異常報知を行なう。
なお、漏水検知区間を更に複数回設け、都度、水位の比較をきめ細かく行なうなど、洗濯機の使用される環境に合わせた組み合わせとすればよい。
以上のように、本実施の形態1においては、洗い行程において、給水後の攪拌動作開始直後と行程終了直前に設けたそれぞれの漏水検知区間において、所定時間だけ循環手段14を動作させた後に、水位検知手段11にて水受け槽2内の水位を検知し、洗い行程終了直前の漏水検知区間の水位が洗い行程開始直後の漏水検知区間の水位より所定値以上低下した場合に、漏水と判定して攪拌動作を停止し、排水手段9を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、入力設定・表示手段13にて異常報知を行なう構成とすることにより、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態におけるドラム式洗濯機のブロック回路図、図5は、同ドラム式洗濯機の制御チャート図である。制御装置、制御手段および制御チャート図以外については、第1の実施の形態と同じであり、説明を省略する。
図4において、制御装置25は、マイクロコンピュータにより構成した制御手段22と、入力回路16と、モータ駆動回路17と、スイッチング手段駆動回路18などから成るもので、制御手段22は、入力設定・表示手段13へ各種表示信号を出力すると共に、モータ駆動回路17を介して、モータ4の回転制御を行っている。また、スイッチング手段駆動回路18を介して、スイッチング手段19を制御して、給水手段10、排水手段9、
循環手段14、蓋ロック装置20などの動作を制御している。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、以下、その動作、作用を説明する。
図5において、洗い行程においては、スイッチング手段駆動回路18、スイッチング手段19を介して、循環手段14を所定時間(例えば、1分間、この時間は事前に試験的に測定し、定めておけばよい)だけ動作させる区間を複数回設けており、使用者が入力設定・表示手段13により行程内容を設定し運転を開始すると、制御手段22は、各区間にて循環手段14を動作させる。そして、各区間とも循環手段14を動作させた後、水位検知手段11によって、水受け槽2内の水位を検知する。
洗い行程中に意図的に循環手段14を動作させることで経路内の水圧が高まり、もし経路の途中に微少でも損傷があれば、そこから若干水が漏れ出す。それにより、洗い行程中に本来必要な水位が下がる為、制御手段22は、本来の水位に戻そうと補給水動作を行なう。
通常であれば、乾いた衣類に吸収された水量分を補う為、ある程度の回数の補給水が行なわれれば水位は安定し、補給水動作は止まる。したがって、制御手段22は、所定回数以上の補給水が行なわれるような場合、洗濯機内部のどこかが損傷し漏水しているものと判断し、漏水検知する。この回数は、通常時の補給水の回数と比較し、漏水時の補給水の回数を試験的に測定し、定めておけばよい。例えば、通常補給水は2回程度であるのに対し、6回以上行なわれた場合は、漏水と判断するなどである。
漏水を検知した後は、攪拌動作を停止し、排水手段9を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、入力設定・表示手段13にて異常報知を行なう。
なお、洗い行程中に循環手段14を動作させる回数などは、洗濯機の使用される環境に合わせた回数や動作時間にすればよい。
以上のように、本実施の形態2においては、洗い行程において、循環手段14を動作させる区間を複数回設け、設定水位にて攪拌動作中に、それぞれの区間にて所定時間だけ循環手段14を動作させた後に、水位検知手段11にて水受け槽2内の水位を検知して、所定値以上水位が低下している時に給水手段10にて設定水位まで補給水し、その補給水回数が所定回数を越えた時に漏水と判定して攪拌動作を停止し、排水手段9を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、入力設定・表示手段13にて異常報知を行なう構成とすることにより、確実に漏水を検知し、漏水による被害拡大を防止することができるとともに、漏水検知の為のセンサーやセンサーの検知回路を構成する必要が無いために、安価で優れた安全性を発揮することができる。
以上のように,本発明にかかるドラム式洗濯機は、各部位からの水漏れを確実に検知して、運転停止して対応をすることにより、それ以上の水漏れの被害拡大を防ぐことができるので、縦型タイプなど他の洗濯機の用途に適用できる。
1 回転ドラム
2 水受け槽
4 モータ
6 洗濯機本体
9 排水手段
10 給水手段
11 水位検知手段
12 制御手段
13 入力設定・表示手段
14 循環ポンプ(循環手段)
14a、14b 循環経路
21 吐出口
22 制御手段

Claims (2)

  1. 衣類を収容する回転ドラムと、洗濯機本体に弾性的に支持され前記回転ドラムを回転自在に内包する水受け槽と、前記回転ドラムを回転駆動するモータと、前記水受け槽内に水道水を給水する給水手段と、前記水受け槽内の水位を検知する水位検知手段と、前記水受け槽内の洗濯水の排水をする排水手段と、前記水受け槽の底部と前部に設けた吐出口とを連通する循環経路の途中に設けられ、前記水受け槽内の洗濯水を循環させる循環手段と、前記洗濯機本体の上方前面部に配設された運転コース等のモードや各種機能の選択、設定および設定内容などの表示を行なう入力設定・表示手段と、前記モータ、給水手段、排水手段、循環手段等を制御し、洗い、すすぎ、脱水等の一連の各行程を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗い行程において、給水後の攪拌動作開始直後と行程終了直前に設けたそれぞれの漏水検知区間において、所定時間だけ前記循環手段を動作させた後に、前記水位検知手段にて前記水受け槽内の水位を検知し、洗い行程終了直前の漏水検知区間の水位が洗い行程開始直後の漏水検知区間の水位より所定値以上低下した場合に、漏水と判定して攪拌動作を停止し、前記排水手段を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、前記入力設定・表示手段にて異常報知を行なうドラム式洗濯機。
  2. 制御手段は、洗い行程において、循環手段を動作させる区間を複数回設け、設定水位にて攪拌動作中に、それぞれの区間にて所定時間だけ前記循環手段を動作させた後に、水位検知手段にて水受け槽内の水位を検知して、所定値以上水位が低下している時に給水手段にて設定水位まで補給水し、その補給水回数が所定回数を越えた時に漏水と判定して攪拌動作を停止し、前記排水手段を駆動して排水を行なった後、運転を終了して、前記入力設定・表示手段にて異常報知を行なう請求項1に記載のドラム式洗濯機。
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