JP2017079807A - 生体センサ、生体データ収集端末、生体データ収集システム、及び生体データ収集方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】システム内で送受信されるデータ量を低減することができる生体センサ、生体データ収集端末、生体データ収集システム、及び生体データ収集方法を提供する。【解決手段】実施形態に係る生体データ収集端末は、通信部と、制御信号生成部とを備える。通信部は、少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、生体センサから生体データを受信する。制御信号生成部は、生体データの計測部位に応じた優先度に基づいて、生体センサによる生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する信号を生成する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、生体センサ、生体データ収集端末、生体データ収集システム、及び生体データ収集方法に関する。
近年、人体に装着した生体センサにより各種の生体データを計測し、計測した生体データをスマートフォンなどのホスト端末に無線又は有線で収集するシステムが利用されている。
今後、収集する生体データの種類や生体センサによる計測部位を増やすと、システム内で送受信されるデータ量が増大し、通信速度の低下や、生体センサの消費電力の増大を招くという問題があった。システム内で送受信されるデータ量を低減することができる生体センサ、生体データ収集端末、生体データ収集システム、及び生体データ収集方法を提供する。
実施形態に係る生体データ収集端末は、通信部と、制御信号生成部とを備える。通信部は、少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、生体センサから生体データを受信する。制御信号生成部は、生体データの計測部位に応じた優先度に基づいて、生体センサによる生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する信号を生成する。
以下、本発明の実施形態に係る生体センサ、生体データ収集端末、生体データ収集システム、及び生体データ収集方法について図面を参照して説明する。ここで、図1は、生体センサ及び生体データ収集端末を含む生体データ収集システム(以下、単に「システム」という)を示す概略構成図である。図1のシステムは、生体センサ1と、センサハブ2と、ホスト端末3と、サーバ4とを備える。
生体センサ1は、人体や動物の体に装着して使用され、各種の生体データを計測する。生体センサ1により計測される生体データには、1次生体データと2次生体データとが含まれる。1次生体データは、生体センサ1により直接的に計測される生体データであり、体温、加速度、脈波、筋電図、音、及び心電図などが含まれる。2次生体データは、生体データの用途に応じて1次生体データから算出される生体データであり、計測部位の加速度から算出される体動量、脈波から算出される脈拍数、及び心電図から算出される心拍数などが含まれる。
生体センサ1により計測される生体データは、生体センサ1の種類によって異なる。例えば、耳内に装着されるイヤホン型の生体センサ1aは、脈波や頬の筋電図などを計測する。手首に装着されるリストバンド型の生体センサ1bは、腕の加速度や筋電図などを計測する。指先に装着される指輪型の生体センサ1cは、指先の脈波や加速度などを計測する。任意の部位の皮膚表面に装着される絆創膏型の生体センサ1dは、心電図、加速度、脈波、及び体温などを計測する。なお、各種の生体センサ1が計測する生体データはこれに限られない。
システムには、図1に示すように、複数種類の生体センサ1が含まれてもよいし、1種類の生体センサ1が含まれてもよい。また、各生体センサ1は、1種類の生体データを計測してもよいし、複数種類の生体データを計測してもよい。各生体センサ1は、センサID、装着部位、及び生体センサにより計測される生体データの種類などを含むセンサ基本情報と、計測した生体データと、を所定の時間間隔でセンサハブ2に送信する。
センサハブ2は、生体センサ1が計測した生体データを収集する生体データ収集端末(以下、単に「収集端末」という)であり、各生体センサ1と有線又は無線で接続されている。センサハブ2は、例えば、携帯電話やスマートフォンであってもよいし、専用の収集端末であってもよい。また、複数の生体センサ1のうちのいずれかが収集端末として機能してもよい。センサハブ2は、収集した生体データをホスト端末3に送信する。
ホスト端末3は、センサハブ2から受信した生体データをユーザに提示するための端末であり、センサハブ2と有線又は無線で接続されている。ホスト端末3は、例えば、携帯電話、スマートフォン、PC、タブレット端末であってもよいし、専用の収集端末であってもよい。また、ホスト端末3が収集端末であってもよい。この場合、図1のセンサハブ2とホスト端末3とは同一の端末となる。
ホスト端末3は、センサハブ2から受信した生体データや、生体データの分析結果を所定の形式で表示するためのアプリケーションソフトをインストールされているのが好ましい。当該アプリケーションソフトは、例えば、インターネットを介してサーバ4から取得される。ホスト端末3は、インターネットを介して生体データをサーバ4に送信する。
サーバ4は、ホスト端末3とインターネットを介して接続されており、ホスト端末3から受信した生体データを記憶する。また、サーバ4は、生体データに所定の分析を加え、分析結果をホスト端末3に送信する。
次に、各実施形態に係るシステムについて説明する。以下の説明において、システムは、センサハブ2とホスト端末3とをそれぞれ備え、センサハブ2が収集端末として機能するものとする。しかしながら、システムの構成はこれに限られず、センサハブ2とホスト端末3とが同一の端末であり、当該端末が収集端末として機能する構成も可能である。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るシステムの構成について、図2〜図7を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るシステムにおける生体センサ1及びセンサハブ2の構成を示すブロック図である。図2において、生体センサ1は、一つしか示されていないが、システムには複数の生体センサ1が含まれてもよい。図2に示すように、生体センサ1は、センシング部11と、記憶部15と、通信部16と、制御信号生成部17とを備える。
まず、第1実施形態に係るシステムの構成について、図2〜図7を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るシステムにおける生体センサ1及びセンサハブ2の構成を示すブロック図である。図2において、生体センサ1は、一つしか示されていないが、システムには複数の生体センサ1が含まれてもよい。図2に示すように、生体センサ1は、センシング部11と、記憶部15と、通信部16と、制御信号生成部17とを備える。
センシング部11は、1次生体データ計測部12と、信号処理部13と、2次生体データ算出部14とを備える。
1次生体データ計測部12(以下、「計測部12」という)は、一つ又は複数の1次生体データを計測する。計測部12により計測された1次生体データは、信号処理部13に入力される。
信号処理部13は、計測部12から入力された1次生体データに所定の信号処理を施す。信号処理には、1次生体データに含まれるノイズを除去するノイズ処理が含まれる。信号処理部13は、信号処理を施した1次生体データを、2次生体データ算出部14に入力する。
2次生体データ算出部14(以下、「算出部14」という)は、信号処理部13から入力された生体データに基づいて、2次生体データを算出する。例えば、算出部14は、1次生体データが加速度の場合には体動量を算出し、1次生体データが脈波の場合には脈拍数を算出する。計測部12が複数の1次生体データを計測する場合には、算出部14は、それぞれの1次生体データに応じた2次生体データを算出する。また、生体センサ1の用途が1次生体データを計測することである場合には、算出部14は、2次生体データを算出しなくてもよい。さらに、算出部14は、複数の1次生体データから一つの2次生体データを算出することも可能である。
センシング部11は、計測部12により計測された1次生体データ及び算出部14により算出された2次生体データを、記憶部15に入力する。1次生体データとして、信号処理部13により処理された1次生体データが記憶部15に入力されてもよい。
記憶部15は、センシング部11から入力された生体データを記憶する。記憶部15は、例えば、揮発性メモリや不揮発性メモリにより構成される。また、記憶部15は、センサID、装着部位、及び生体センサ1により計測される生体データの種類などを含むセンサ基本情報を記憶している。
ここで、図3は、センサ基本情報の一例を示す図である。図3のセンサ基本情報には、生体センサ1のセンサID、デバイスの種類、装着部位、生体センサ1により計測される生体データの種類が含まれているが、センサ基本情報はこれに限られない。
通信部16は、センサハブ2が備える通信部21と通信する。通信部16と通信部21とは有線又は無線により接続されている。通信部16は、記憶部15に記憶された生体データ及びセンサ基本情報を、所定の時間間隔でセンサハブ2に送信する。また、通信部16は、センサハブ2の通信部21から制御信号を受信し、制御信号生成部17に入力する。
制御信号生成部17は、センサハブ2から受信した制御信号に基づいて、センシング部11による生体データの計測や、通信部16を介した生体データの送信を制御する。センサハブ2による生体センサ1の制御については後述する。
センサハブ2は、本実施形態における収集端末であって、通信部21と、記憶部22と、制御信号生成部23とを備える。
通信部21は、センサ1が備える通信部16及びホスト端末3と通信する。通信部21と通信部16とは有線又は無線により接続されている。通信部21は、センサ1から受信した生体データ及びセンサ基本情報を制御信号生成部23に入力する。また、通信部21は、制御信号生成部23から入力された制御信号を生体センサ1に送信する。
記憶部22は、生体センサ1から受信した生体データを記憶する。記憶部22に記憶された生体データは、通信部21を介してホスト端末3に送信される。記憶部22は、例えば、揮発性メモリや不揮発性メモリにより構成される。記憶部22は、優先度テーブルと、センサ基本情報テーブルとを記憶している。
優先度テーブルとは、生体データの種類と、生体データの計測部位と、設定された優先度とを備えるテーブルである。ここでいう優先度とは、各計測部位における各生体データの計測精度の相対的な高さを示す尺度である。
ここで、図4は、優先度テーブルの一例を示す図である。図4の優先度テーブルでは、深部体温、皮膚表面温度、脈拍数(脈波)、及び体動量(加速度)の各計測部位に対して、それぞれ優先度が設定されている。例えば、脈拍数(脈波)の生体データの場合、指先の優先度は3であり、胸の優先度は1である。図4において、優先度の高さは優先度の値の大きさにより示されているため、指先の優先度は胸の優先度より高い。これは、指先の方が胸よりも脈拍数(脈波)の計測精度が高いためである。
また、計測精度が同等の計測部位には、同じ優先度が設定されてもよい。例えば、図4によれば、深部体温の場合、耳内の優先度は3であり、脇の下の優先度も3である。これは、耳内と脇の下との計測精度が同等なためである。
さらに、同一の計測部位に対して、生体データの種類ごとに異なった優先度が設定されてもよい。例えば、計測部位が手首の場合、深部体温の優先度は1であり、脈拍数(脈波)の優先度は2である。
センサ基本情報テーブルは、システムに登録された、すなわち、センサハブ2とペアリングされた生体センサ1のセンサ基本情報からなるテーブルである。ここで、図5は、センサ基本情報テーブルの一例を示す図である。図5のセンサ基本情報テーブルには、システムに登録された各生体センサ1のセンサID、デバイスの種類、装着部位、各生体センサ1により計測される生体データの種類が含まれるがこれに限られない。
制御信号生成部23は、記憶部22に記憶された優先度テーブルとセンサ基本情報テーブルとに基づいて、生体センサ1の動作を制御する制御信号を生成する。制御信号生成部23により生成された制御信号は、通信部21を介して生体センサ1に送信される。センサハブ2は、当該制御信号により、生体センサ1による生体データの計測や生体センサ1からセンサハブ2への生体データの送信を制御する。センサハブ2による生体センサ1の制御については後述する。
次に、本実施形態に係るシステムの動作について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、本実施形態に係るセンサハブ2の動作を示すフローチャートである。
システムが動作を開始すると、センサハブ2は、所定の時間間隔でシステムに登録された各生体センサ1から、通信部21を介して生体データ及びセンサ基本情報を受信する(ステップS10)。受信した生体データ及びセンサ基本情報は、記憶部22に記憶される。制御信号生成部23は、受信したセンサ基本情報と、事前に記憶されたセンサ基本情報テーブルとを比較し、システムに登録された生体センサ1に変更がないか否か判定する(ステップS11)。
登録された生体センサ1に変更があった場合(ステップS11のYES)、制御信号生成部23は、センサ基本情報テーブルを更新する(ステップS12)。例えば、生体センサ1の故障やバッテリ切れ、ユーザによる取り外しなどにより、システムに登録された生体センサ1の一部が削除された場合、制御信号生成部23は、削除された生体センサ1のセンサ基本情報をセンサ基本情報テーブルから削除する。また、新たな生体センサ1の装着により、システムに生体センサ1が追加された場合、制御信号生成部23は、追加された生体センサ1をペアリングし、追加された生体センサ1のセンサ基本情報をセンサ基本情報テーブルに追加する。
生体センサ1に変更がない場合(ステップS11のNO)又はセンサ基本情報テーブルを更新後、制御信号生成部23は、優先度テーブルとセンサ基本情報テーブルとを比較して、システムに登録された生体センサ1から取得される各生体データの優先度を決定する(ステップS13)。より詳細には、制御信号生成部23は、センサ基本情報テーブルに記憶された生体データの中から優先度を決定する生体データを選択する。そして、制御信号生成部23は、優先度テーブルを参照し、選択した生体データの計測部位(装着部位)に設定された優先度を、当該生体データの優先度として決定する。
例えば、図4の優先度テーブルと図5のセンサ基本情報テーブルとに基づいて、ID003の生体センサにより計測される脈拍数(脈波)の優先度は3に決定される。図7は、このようにして決定された各生体データの優先度を示す図である。図7に示すように、センサ情報基本テーブルに記憶された生体データに対応する優先度が優先度テーブルに設定されていない場合、当該生体データに対して優先度が決定されなくてもよい。
各生体データに優先度を決定した後、制御信号生成部23は、各生体データの優先度を比較し、比較結果に基づいて制御信号を生成し、生成した制御信号により生体センサ1を制御する(ステップS14)。例えば、制御信号生成部23は、同一種類の生体データの中で最も優先度が高い生体データ以外の生体データの送信を停止するように、各生体センサ1を制御する。図7の場合、深部体温(体温)は、ID001,002,004の生体センサによりそれぞれ計測されており、ID001のセンサにより計測される深部体温(体温)の優先度が最も高い。このため、ID002,004のセンサにより計測される深部体温(体温)の計測値は、制御信号により送信を停止される。図7において、Enableは送信の実行を示し、Disableは送信の停止を示す。制御信号生成部23は、生体センサ1に、計測値の送信を停止させるだけでなく、生体データの計測自体を停止させてもよい。
また、制御信号生成部23は、同一種類の生体データの中で、優先度が閾値以下の生体センサ1や、優先度の順位が所定番目以下の生体センサ1に対して、生体データの計測や送信を停止させてもよい。さらに、システムから生体センサが削除されたことにより、それまで動作を停止していた生体センサの優先度が高くなった場合には、制御信号生成部23は、当該生体センサの動作を再開させてもよい。
センサハブ2は、システムの動作中、ステップS10〜ステップS14の動作を所定の時間間隔で繰り返し、生体データを収集する。
以上説明した通り、本実施形態に係るシステムによれば、生体センサ1による生体データの計測や送信は、センサハブ2によって各生体データの優先度に基づいて制御される。センサハブ2により、優先度の低い生体データの送受信を抑制することにより、システム内で送受信されるデータ量を低減することができる。したがって、システム内の通信速度の低下を抑制することができる。
また、センサハブ2によって、生体センサ1における優先度の低い生体データの計測や送信を停止させることができるため、生体センサ1の消費電力を抑制し、生体センサ1のバッテリを長持ちさせることができる。
さらに、優先度の低い生体データの計測及び送信を選択的に停止できるため、生体センサ1の消費電力を抑制しつつ、生体データの計測精度の低下を抑制することができる。
なお、ステップS11において、システムに登録された生体センサ1に変更がなかった場合(ステップS11のNO)、優先度が変化しないため、ステップS13に進まず、処理を終了する構成も可能である。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るシステムについて、図8〜図14を参照して説明する。本実施形態では、対応する器官系が同じ複数の生体データをまとめて圧縮する。以下では、まず、本実施形態の第1実施例として、生体データが生体センサ1により圧縮されるシステムについて説明する。
次に、第2実施形態に係るシステムについて、図8〜図14を参照して説明する。本実施形態では、対応する器官系が同じ複数の生体データをまとめて圧縮する。以下では、まず、本実施形態の第1実施例として、生体データが生体センサ1により圧縮されるシステムについて説明する。
図8は、本実施例に係るシステムの構成の一例を示すブロック図である。図8に示すように、センサ1は、圧縮部18を備える。また、記憶部15に記憶されたセンサ基本情報には、各生体データと対応する器官系が含まれる。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
ここで、図9は、記憶部15に記憶されたセンサ基本情報の一例を示す図である。図9に示すように、センサ基本情報には、各生体データと対応する器官系が含まれる。ここでいう器官系とは、全体として一連の機能を担う複数の器官からなるグループのことであり、例えば、循環器系、消化器系、呼吸器系、代謝系、及び運動器系が含まれる。生体データと器官系が対応するとは、器官系の動作に起因して生体データが計測されることをいう。例えば、図9に示すように、脈拍数(脈波)や心電図は、心臓(循環器系)の動作に起因して計測される。したがって、脈拍数(脈波)や心電図は、循環器系と対応する。
圧縮部18は、記憶部15に記憶された生体データを、器官系ごとに圧縮する。すなわち、圧縮部18は、同一の器官系と対応する二以上の生体データをまとめて圧縮する。例えば、図9に示したセンサ基本情報の場合、いずれも循環器系と対応する脈拍数(脈波)及び心電図の生体データがまとめて圧縮される。
図10は、心電図(上側)及び脈波(下側)の一例を示す図である。上述の通り、心電図及び脈波はいずれも循環器系と対応する生体データである。図10に示すように、同一の器官系に対応する生体データは、一般的に相関が高い。したがって、圧縮部18が、器官系ごとに複数の生体データを圧縮することにより、生体データの圧縮率を高め、生体センサ1からセンサハブ2へ送信するデータ量を低減することができる。
圧縮部18による生体データの圧縮方法として、例えば、チャネル間相関を用いた多チャネル信号の可逆圧縮符号化を利用することができる。当該圧縮方法によれば、まず、圧縮部18は、まとめて圧縮する複数の生体データを同期させる。すなわち、各生体データのピークのタイミングが一致するように時間調整する。次に、各生体データからチャネル間相関を除去し、エントロピー符号化を行う。これにより、相関の高い複数の生体データを効率的に圧縮することができる。なお、圧縮部18による圧縮は、可逆圧縮でもよいし、非可逆圧縮でもよい。また、圧縮方法として、ウェイブレット変換、高速フーリエ変換、及び線形予測法などを用いた既存の圧縮方法が用いられてもよい。
次に、本実施例に係るシステムの動作について、図11を参照して説明する。図11は、本実施例に係る生体センサ1の動作を示すフローチャートである。
まず、生体センサ1のセンシング部11が複数の生体データを計測し(ステップS20)、各生体データが記憶部15に記憶される(ステップS21)。次に、圧縮部18は、記憶部15に記憶された複数の生体データと、センサ基本情報とを取得する(ステップS22)。
圧縮部18は、センサ基本情報を参照し、同一の器官系と対応する複数の生体データを選択し、選択された複数の生体データからなる圧縮対象グループを生成する(ステップS23)。例えば、図9のセンサ基本情報の場合、脈拍数(脈波)及び心電図からなる圧縮対象グループが生成される。この際、循環器系に対応する生体データの圧縮対象グループ及び消化器系に対応する圧縮対象グループというように、圧縮対象グループが複数生成されてもよい。また、圧縮対象グループには、1次生体データだけ又は2次生体データだけが含まれてもよいし、1次生体データ及び2次生体データの両方が含まれてもよい。
圧縮部18は、同一の器官系と対応する生体データごとに、すなわち、生成した圧縮対象グループごとに、生体データをまとめて圧縮する(ステップS24)。圧縮部18により圧縮された生体データ、圧縮部18により圧縮されなかった生体データ、及びセンサ基本情報は、通信部16を介してセンサハブ2に送信される(ステップS25)。
生体センサ1は、システムの動作中、ステップS20〜ステップS25の動作を所定の時間間隔で繰り返し、生体データを計測する。
以上説明した通り、本実施例に係るシステムによれば、生体センサ1から送信される生体データは、生体データと対応する器官系ごとに圧縮される。これにより、生体データの圧縮率を高め、システム内で送受信されるデータ量を低減することができる。したがって、システム内の通信速度の低下を抑制することができる。
また、生体センサ1から送信されるデータ量が減少することにより、生体センサ1の消費電力を抑制し、生体センサ1のバッテリを長持ちさせることができる。
次に、本実施形態の第2実施例として、生体データがセンサハブ2により圧縮されるシステムについて説明する。
図12は、本実施例に係るシステムの構成の他の例を示すブロック図である。図12に示すように、センサハブ2は、圧縮部24を備える。また、記憶部15に記憶されたセンサ基本情報及び記憶部22に記憶されたセンサ基本情報テーブルには、各生体データと対応する器官系が含まれる。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
ここで、図13は、記憶部22に記憶されたセンサ基本情報テーブルの一例を示す図である。図13に示すように、センサ基本情報テーブルには、各生体データと対応する器官系が含まれる。
圧縮部24は、記憶部22に記憶された各生体データを、器官系ごとに圧縮する。すなわち、圧縮部24は、同一の器官系と対応する複数の生体データをまとめて圧縮する。まとめて圧縮される生体データは、単一の生体センサにより計測された複数の生体データであってもよいし、複数の生体センサにより計測された複数の生体データであってもよい。例えば、図13に示したセンサ基本情報テーブルの場合、ID001,002,004の生体センサにより計測された深部体温(体温)がまとめて圧縮される。これらの生体データは、いずれも代謝系と対応する。圧縮部24による生体データの圧縮方法は、圧縮部18と同様である。
次に、本実施例に係るシステムの動作について、図14を参照して説明する。図14は、本実施例に係るセンサハブの動作を示すフローチャートである。
まず、センサハブ2は、システムに登録された生体センサ1から、通信部21を介して生体データ及び各生体センサ1のセンサ基本情報を受信し、記憶部22に記憶する(ステップS26)。次に、圧縮部24は、センサ基本情報テーブルを参照し、同一の器官系と対応する複数の生体データを選択し、選択された複数の生体データからなる圧縮対象グループを生成する(ステップS27)。この際、循環器系に対応する生体データの圧縮対象グループ及び消化器系に対応する圧縮対象グループというように、圧縮対象グループが複数生成されてもよい。また、圧縮対象グループには、1次生体データだけ又は2次生体データだけが含まれてもよいし、1次生体データ及び2次生体データの両方が含まれてもよい。さらに、圧縮対象グループには、複数の異なる生体センサ1が計測した生体データが含まれてもよい。
圧縮部24は、同一の器官系と対応する生体データごとに、すなわち、生成した圧縮対象グループごとに、生体データをまとめて圧縮する(ステップS28)。その後、圧縮部24により圧縮された生体データは記憶部22に記憶され、通信部21を介してホスト端末3に送信される。
センサハブ2は、システムの動作中、ステップS26〜ステップS28の動作を所定の時間間隔で繰り返し、生体データを収集する。
以上説明した通り、本実施例に係るシステムによれば、センサハブ2が受信した生体データは、生体データと対応する器官系ごとに圧縮される。これにより、生体データの圧縮率を高め、システム内で送受信されるデータ量を低減することができる。したがって、システム内の通信速度の低下を抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るシステムについて、図15〜図17を参照して説明する。本実施形態では、生体センサ1が計測した体動量に応じて、生体センサ1による体動量以外の生体データの計測や送信が制御される。以下では、まず、本実施形態の第1実施例として、体動量に応じた制御を生体センサ1が行うシステムについて説明する。
次に、第3実施形態に係るシステムについて、図15〜図17を参照して説明する。本実施形態では、生体センサ1が計測した体動量に応じて、生体センサ1による体動量以外の生体データの計測や送信が制御される。以下では、まず、本実施形態の第1実施例として、体動量に応じた制御を生体センサ1が行うシステムについて説明する。
本実施例において、生体センサ1のセンシング部11は、体動量及び体動量以外の少なくとも一つの生体データを計測し、記憶部15には閾値が記憶され、制御信号生成部17は計測した体動量と閾値とを比較して生体データの計測や送信を制御する。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。ここで、図15は、本実施例に係る生体センサ1の動作を示すフローチャートである。
システムが動作を開始すると、生体センサ1のセンシング部11は、所定の時間間隔で体動量及び体動量以外の生体データを計測し、計測された生体データは記憶部15に記憶される(ステップS30)。
次に、制御信号生成部17は、記憶部15に記憶された体動量と閾値とを比較する(ステップS31)。ここで、閾値とは、生体データの計測対象者の状態が、体動量以外の生体データを計測するのに適しているか否か判定するために予め定められた所定値である。体動量が大きい場合、計測対象者に装着された生体センサ1の位置がずれたり、血流の向きが変化したりするため、心電図や脈拍などの、体動量以外の生体データを精度よく計測することが困難になる。そこで、体動量以外の生体データを精度よく計測できる体動量の上限値として、閾値が設定される。
体動量による計測精度への影響は、生体データによって異なるため、閾値は生体データごとに設定されてもよい。例えば、体動量による計測精度への影響が大きい脈拍などの生体データには小さな閾値を設定し、体動量による計測精度への影響が小さい深部体温などの生体データには大きな閾値を設定することが考えられる。また、体動量による計測精度への影響が小さい生体データには、閾値を設定せず、体動量に応じた計測や送信の制御を行わなくてもよい。さらに、体動量による計測精度への影響は、生体センサ1の計測部位によっても異なるため、閾値は生体センサ1の計測部位ごとに設定されてもよい。
制御信号生成部17は、体動量が閾値より大きい場合(ステップS31のYES)、生体データの計測を抑制する(ステップS32)。すなわち、制御信号生成部17は、図16に示すように、体動量以外の生体データの計測間隔を広くする、あるいは体動量以外の生体データの計測を停止させる。また、制御信号生成部17は、体動量以外の生体データの送信間隔を広くする、あるいは体動量以外の生体データの送信を停止させてもよい。いずれの場合であっても、制御信号生成部17は、体動量の計測間隔や送信間隔を抑制しないのが好ましい。
また、制御信号生成部17は、図16に示すように、計測した体動量から体動量以外の生体データの信頼度を算出し、当該信頼度に応じて体動量以外の生体データの計測や送信を抑制してもよい。この場合、記憶部15には、信頼度の閾値が予め記憶される。
一方、体動量が閾値以下の場合(ステップS31のNO)、制御信号生成部17は、生体データの計測や送信が抑制されているか否か判定する(ステップS33)。生体データの計測や送信が抑制されている場合(ステップS33のYES)、制御信号生成部17は、生体データの計測や送信を元に戻す(ステップS34)。すなわち、生体データの計測間隔や、生体データの送信間隔を元に戻す。
生体センサ1は、システムの動作中、ステップS30〜ステップS34の動作を所定の時間間隔で繰り返し、生体データを計測する。
以上説明した通り、本実施例に係るシステムによれば、生体センサ1による体動量以外の生体データの計測や送信は、生体センサ1により計測された体動量に基づいて制御される。計測された体動量より小さい閾値を有する体動量以外の生体データの計測や送信を抑制することにより、システム内で送受信されるデータ量を低減することができる。したがって、システム内の通信速度の低下を抑制することができる。
また、体動量以外の生体データの計測や送信を抑制ことにより、生体センサ1の消費電力を抑制し、生体センサ1のバッテリを長持ちさせることができる。
さらに、計測された体動量より小さい閾値を有する生体データ、すなわち、計測精度が低下している生体データの計測や送信を選択的に抑制できるため、生体センサ1の消費電力を抑制しつつ、生体データの計測精度の低下を抑制することができる。
次に、本実施形態の第2実施例として、体動量に応じた制御をセンサハブ2が行うシステムについて説明する。本実施例において、システムに登録された生体センサ1の少なくとも一つは体動量を計測する。また、センサハブ2の記憶部22には、体動量の閾値が記憶され、制御信号生成部23は計測された体動量と閾値とを比較して生体データの計測や送信を制御する。他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。ここで、図17は、本実施形態に係るシステムの動作を示すフローチャートである。
システムが動作を開始すると、センサハブ2は、通信部21を介して、システムに登録された生体センサ1から所定の時間間隔で生体データを受信する。受信した生体データは、記憶部22に記憶される(ステップS35)。本実施例において、センサハブ2が収集する生体データには、体動量と体動量以外の生体データとが含まれる。すなわち、システムに登録された生体センサ1の少なくとも一つは体動量を計測する。
次に、制御信号生成部23は、記憶部21に記憶された体動量と予め設定された閾値とを比較する(ステップS36)。ここで、閾値は、上述の第1実施例における閾値と同様である。閾値は、生体データごとに設定されてもよいし、生体センサ1の計測部位ごとに設定されてもよい。体動量による計測精度への影響が小さい生体データには、閾値が設定されなくてもよい。
制御信号生成部23は、体動量と閾値との比較結果に基づいて、生体センサ1を制御するための制御信号を生成し、通信部21を介して生体センサ1に送信する。制御信号生成部23は、体動量が閾値より大きい場合(ステップS36のYES)、制御信号により、生体センサ1による体動量以外の生体データの計測及び送信の少なくとも一方を抑制する(ステップS37)。
また、制御信号生成部23は、受信した体動量から体動量以外の生体データの信頼度を算出し、当該信頼度に応じて体動量以外の生体データの計測や送信を抑制してもよい。この場合、記憶部22には、信頼度の閾値が予め記憶される。
一方、体動量が閾値以下の場合(ステップS36のNO)、制御信号生成部23は、各生体センサ1による生体データの計測や送信が抑制されているか否か判定する(ステップS38)。生体データの計測や送信が抑制されている場合(ステップS38のYES)、制御信号生成部23は、制御信号により、生体データの計測や送信を元に戻す(ステップS39)。すなわち、生体データの計測間隔や、生体データの送信間隔を元に戻す。
システムに複数の生体センサ1が登録されている場合、制御信号生成部23は、いずれか一つの生体センサ1が計測した体動量に基づいて、他の生体センサ1による生体データの計測や送信を、上述のように制御してもよい。
センサハブ2は、システムの動作中、ステップS35〜ステップS39の動作を所定の時間間隔で繰り返し、生体データを収集する。
以上説明した通り、本実施例に係るシステムによれば、システムに登録された各生体センサ1による体動量以外の生体データの計測や送信は、システムに登録された少なくとも一つの生体センサ1により計測された体動量に基づいて制御される。計測された体動量より小さい閾値を有する体動量以外の生体データの計測や送信を抑制することにより、システム内で送受信されるデータ量を低減することができる。したがって、システム内の通信速度の低下を抑制することができる。
また、体動量以外の生体データの計測や送信を抑制することにより、生体センサ1の消費電力を抑制し、生体センサ1のバッテリを長持ちさせることができる。
さらに、計測された体動量より小さい閾値を有する生体データ、すなわち、計測精度が低下している生体データの計測や送信を選択的に抑制できるため、生体センサ1の消費電力を抑制しつつ、生体データの計測精度の低下を抑制することができる。
なお、生体センサ1及びセンサハブ2は、例えば、CPU、入力部、表示部、通信部、主記憶部、及び外部記憶部などを備える汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることでも実現可能である。すなわち、コンピュータ装置に搭載されたCPUにプログラムを実行させることにより実現出来る。このとき、生体センサ1及びセンサハブ2は、上記のプログラムをコンピュータ装置にあらかじめインストールすることで実現することができる。あるいは、各種の記憶媒体に記憶されたプログラムや、ネットワークを介して配布されたプログラムを、コンピュータ装置に適宜インストールすることで実現することも出来る。また、生体センサ1及びセンサハブ2の記憶部は、上記のコンピュータ装置に内蔵又は外付けされたメモリ、ハードディスクもしくはCD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−Rなどの記憶媒体などを適宜利用して実現することができる。
なお、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、各実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1:生体センサ、11:センシング部、12:1次生体データ計測部、13:信号処理部、14:2次生体データ算出部、15:記憶部、16:通信部、17:制御信号生成部、18:圧縮部、2:センサハブ、21:通信部、22:記憶部、23:制御信号生成部、24:圧縮部、3:ホスト端末、4:サーバ
Claims (21)
- 少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、前記生体センサから前記生体データを受信する通信部と、
前記生体データの計測部位に応じた優先度に基づいて、前記生体センサによる前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する信号を生成する制御信号生成部と、
を備える生体データ収集端末。 - 前記制御信号生成部は、前記優先度と前記通信部で受信した前記生体データの計測部位に係る情報とに基づいて、前記通信部で受信した前記生体データの優先度を決定し、決定された前記生体データの優先度に基づいて、前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する信号を生成する
請求項1に記載の生体データ収集端末。 - 前記制御信号生成部は、前記決定された生体データの優先度を、同じ種類の生体データごとに比較し、優先度が閾値以下の前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を停止させる信号を生成する
請求項2に記載の生体データ収集端末。 - 前記少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ収集端末とを備え、前記生体センサは、前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する信号を受信する通信部を備える生体データ収集システム。
- 少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、前記生体センサから前記生体データを受信する工程と、
前記生体データの計測部位に応じた優先度に基づいて、前記生体センサによる前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する信号を生成する工程と、
を備える生体データ収集方法。 - 複数の生体データを計測するセンシング部と、
前記センシング部が計測する前記生体データと対応する器官系を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された器官系に基づいて、前記センシング部が計測した複数の前記生体データから二以上の生体データを選択し、選択した生体データをまとめて圧縮する圧縮部と、
を備える生体センサ。 - 前記圧縮部は、前記センシング部が計測した複数の前記生体データのうち、同一の前記器官系と対応する前記生体データを選択してまとめて圧縮する
請求項6に記載の生体センサ。 - 前記圧縮部により圧縮された前記生体データを生体データ収集端末に送信する通信部を備える
請求項6又は請求項7に記載の生体センサ。 - 請求項8に記載の生体センサと前記生体データ収集端末とを備え、前記生体データ収集端末は前記圧縮された生体データを受信する通信部を備える
生体データ収集システム。 - 複数の生体データを計測する工程と、
計測した前記生体データと対応する器官系に基づいて、計測した前記複数の前記生体データから二以上の生体データを選択し、選択した生体データをまとめて圧縮する工程と、
を備える生体センシング方法。 - 少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、前記生体センサから複数の前記生体データを受信する通信部と、
前記生体データと対応する器官系を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された器官系に基づいて、前記通信部で受信した複数の前記生体データから二以上の生体データを選択し、選択した生体データをまとめて圧縮する圧縮部と、
を備える生体データ収集端末。 - 前記圧縮部は、前記通信部で受信した複数の前記生体データのうち、同一の器官系と対応する前記生体データを選択してまとめて圧縮する
請求項11に記載の生体データ収集端末。 - 前記少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと、請求項11又は請求項12に記載の生体データ収集端末とを備える
生体データ収集システム。 - 少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、前記生体センサから複数の前記生体データを受信する工程と、
前記生体データと対応する器官系に基づいて、受信した複数の前記生体データから二以上の生体データを選択し、選択した生体データをまとめて圧縮する工程と、
を備える生体データ収集方法。 - 体動量と、体動量以外の少なくとも一つの生体データとを計測するセンシング部と、
前記センシング部が計測した前記体動量と前記体動量以外の生体データとを生体データ収集端末に送信する通信部と、
予め設定された前記体動量の閾値と前記センシング部が計測した体動量とに基づいて、前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する制御信号生成部と、
を備える生体センサ。 - 前記制御信号生成部は、前記計測した体動量が前記閾値より大きい場合、前記生体データの計測及び送信を抑制する
請求項15に記載の生体センサ。 - 体動量と、体動量以外の少なくとも一つの生体データとを計測する工程と、
計測した前記体動量と前記体動量以外の生体データとを生体データ収集端末に送信する工程と、
予め設定された前記体動量の閾値と前記センシング部が計測した体動量とに基づいて、前記生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する工程と、
を備える生体センサ。 - 少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、体動量と前記体動量以外の少なくとも一つの生体データを受信する通信部と、
予め設定された前記体動量の閾値と前記通信部で受信した前記体動量とに基づいて、前記生体センサによる前記体動量以外の生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する制御信号生成部と、
を備える生体データ収集端末。 - 前記制御信号生成部は、前記体動量が前記閾値より大きい場合、前記生体センサによる前記生体データの計測及び送信を抑制する
請求項18に記載の生体データ収集端末。 - 前記少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと、請求項18又は請求項19に記載の生体データ収集端末とを備える
生体データ収集システム。 - 少なくとも一つの生体データを計測する複数の生体センサと通信して、体動量と前記体動量以外の少なくとも一つの生体データを受信する工程と、
設定された前記体動量の閾値と前記通信部で受信した前記体動量とに基づいて、前記生体センサによる前記体動量以外の生体データの計測及び送信の少なくとも一方を制御する工程と、
を備える生体データ収集方法。
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