JP2017078746A - 倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材 - Google Patents

倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材 Download PDF

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Abstract

【課題】倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材を提供すること。【解決手段】倒立顕微鏡は、標本の収容部を有する容器が載置されるステージと、前記ステージの下方から落射照明光を照射する落射照明用光源と、前記容器の上方を覆い、上面に前記容器の前記収容部の輪郭形状を表示する表示部を有する遮光部材と、前記落射照明光の観察光軸と直交する面内において、前記表示部が下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう前記遮光部材を前記容器に対して位置決めする位置決め手段と、前記容器において前記落射照明光が照射される領域と上下方向で対応する前記表示部の領域を指示する光を照射する指示光照射手段と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材に関する。
従来、倒立顕微鏡を用いた落射蛍光観察において、標本の蛍光像のSN比を簡易的に向上させるために、倒立顕微鏡のステージ上面に簡易暗箱等の遮光部材を設置して落射蛍光観察を行う技術が知られている。簡易暗箱を用いる場合、暗室等の暗所で倒立顕微鏡を操作する場合と異なり、顕微鏡の操作部が暗くならないために操作が容易であるという利点がある。
特許文献1には、ステージ上を覆うように配置される遮光部材が開示されている。特許文献2には、ステージ、対物レンズ及びレボルバを含む部分を覆う遮光部材が開示されている。
特開2003−185932号公報 特開2002−207177号公報
しかしながら、上述した従来の顕微鏡では、遮光部材が容器の全体を覆ってしまうため、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握することができないという課題があった。特に、容器が多数のウェルを有するマルチウェルプレートである場合には、観察者がどのウェルを観察しているかを容易に把握できないという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、標本の収容部を有する容器が載置されるステージと、前記ステージの下方から落射照明光を照射する落射照明用光源と、前記容器の上方を覆い、上面に前記容器の前記収容部の輪郭形状を表示する表示部を有する遮光部材と、前記落射照明光の観察光軸と直交する面内において、前記表示部が下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう前記遮光部材を前記容器に対して位置決めする位置決め手段と、前記容器において前記落射照明光が照射される領域と上下方向で対応する前記表示部の領域を指示する光を照射する指示光照射手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、前記遮光部材は、前記表示部の外周から下方に延在する側壁部を有し、前記位置決め手段は、前記落射照明光の前記観察光軸と直交する面内において、前記容器の外周形状と前記遮光部材の前記側壁部の内周形状とが略一致し、前記遮光部材の前記表示部が下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう位置決めされる構成であることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、前記ステージは、該ステージに対して前記容器を位置決めする容器位置決め手段と、該ステージに対して前記遮光部材を位置決めする遮光部材位置決め手段と、を有し、前記位置決め手段は、前記容器位置決め手段と前記遮光部材位置決め手段とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、前記遮光部材は、前記表示部を着脱可能に保持する本体を有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、前記遮光部材は、前記本体が保持することが可能な前記表示部を複数備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、前記指示光照射手段は、前記ステージに載置された前記容器に前記ステージの上方から透過照明光を照射する透過照明用光源であることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡は、前記透過照明光が照射される領域を調整する視野絞りを有することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る倒立顕微鏡用遮光部材は、標本の収容部を有しステージに設置された容器に前記ステージの下方から落射照明光を照射する落射照明用光源と、前記ステージに載置された前記容器に前記ステージの上方から透過照明光を照射する透過照明用光源と、を備える倒立顕微鏡に取り付けられて、落射蛍光観察時に前記容器を遮光する倒立顕微鏡用遮光部材であって、前記容器の上方を覆い、上面に前記容器の輪郭形状を表示する表示部を有し、該表示部が、前記落射照明光の観察光軸と直交する面内において、下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう位置決め手段で位置決めされ、前記容器において前記落射照明光が照射される領域と上下方向で対応する前記表示部の領域に前記透過照明光を照射されることを特徴とする。
本発明によれば、倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材を実現することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る倒立顕微鏡の構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す遮光部材の斜視図である。 図3は、図2のA−A線に対応する断面図である。 図4は、実施の形態1の変形例1に係る遮光部材の断面図である。 図5は、実施の形態1の変形例2に係る遮光部材の断面図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る遮光部材の斜視図である。 図7は、図6の容器と上ステージとを上方から見た図である。 図8は、図7のB−B線に対応する断面図である。 図9は、図6のC−C線に対応する断面図である。 図10は、実施の形態2の変形例1に係る遮光部材の表示部の模式図である。 図11は、実施の形態2の変形例2に係る遮光部材の表示部の模式図である。 図12は、容器をアダプタに載置した状態を表す図である。 図13は、実施の形態2の変形例3に係る遮光部材の表示部の模式図である。 図14は、本発明の実施の形態3に係る遮光部材の斜視図である。 図15は、実施の形態3の変形例1に係る遮光部材の表示部の模式図である。 図16は、実施の形態3の変形例2に係る遮光部材の表示部の模式図である。 図17は、本発明の実施の形態4に係る遮光部材の斜視図である。 図18は、指示光源を備える変形例の模式図である。
以下に、図面を参照して本発明に係る倒立顕微鏡及び倒立顕微鏡用遮光部材の実施の形態を説明する。なお、これらの実施の形態により本発明が限定されるものではない。本発明は、落射照明用光源を有し、蛍光観察を行う倒立顕微鏡一般に適用することができる。
また、図面の記載において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る倒立顕微鏡の構成を示す模式図である。図1に示すように、実施の形態1に係る倒立顕微鏡である顕微鏡100は、顕微鏡100の土台をなす顕微鏡本体101と、標本を収容する容器2が載置されるステージ102と、ステージ102に載置された容器2にステージ102の下方から落射照明光を照射する落射照明用光源103aを有する第1光源ユニット103と、ステージ102に載置された容器2にステージ102の上方から透過照明光を照射する透過照明用光源104aを有する第2光源ユニット104と、透過照明光を標本に集光するコンデンサレンズ105と、第2光源ユニット104及びコンデンサレンズ105を保持するアーム106と、ステージ102の下方に配置され、標本からの光を集光する倍率の異なる複数の対物レンズ107と、複数の対物レンズ107を標本に対して交換可能に保持するレボルバ108と、対物レンズ107及びレボルバ108を上下動させる焦準ハンドル109と、落射照明光、及び標本が反射もしくは標本を透過した光の光路を切り替えるミラーユニット110と、ミラーユニット110からの光を所定の方向に反射するミラー111と、標本を目視で観察するための接眼部112と、を備える。顕微鏡100のステージ102上には、標本を収容する容器2が載置され、落射蛍光観察時には容器2の側面及び上面は、遮光部材1に覆われている。顕微鏡100の各光学素子は、落射照明光による観察光軸O1及び透過照明光による観察光軸O2に沿って、標本の観察を行うための適切な位置に配置されている。なお、観察光軸O1と観察光軸O2とは遮光部材1を介して同一直線上にある。
ステージ102は、1枚板のプレーンステージである。容器2はステージ102に固定されておらず、観察者は容器2を手で動かして観察する領域を調整することができる。
第1光源ユニット103の落射照明用光源103aは、例えば水銀ランプ、又はLED(Light Emitting Diode)である。落射照明用光源103aから照射される落射照明光は、落射蛍光観察に用いられる。
第2光源ユニット104は、透過照明用光源104aと、透過照明用光源104aからの光を標本の方向に反射するミラー104bと、透過照明光が照射される範囲を調整する視野絞り104cと、を含む。透過照明用光源104aは、例えばハロゲンランプ、又は白色LEDである。透過照明用光源104aから照射される透過照明光は、透過照明観察に用いられるとともに、後述するように容器2の所定の領域を指示する指示光照射手段として用いられる。
ミラーユニット110は、例えば、励起フィルタ110aと、ダイクロイックミラー110bと、バリアフィルタ110cと、を含む蛍光ミラーユニットであり、必要に応じて他のミラーユニットと交換することができる。励起フィルタ110aは、落射照明用光源103aから出射された出射光から励起波長に対応した光を抽出する。ダイクロイックミラー110bは、落射照明用光源103aから出射され励起フィルタ110aを透過した光のうち、所定波長の光を反射するとともに、標本からの光のうち、上記所定波長以外の長波長側の光を透過する。バリアフィルタ110cは、ダイクロイックミラー110bを透過した光から、標本が発する蛍光成分の光を抽出する。
次に、本実施の形態1に係る倒立顕微鏡用遮光部材である遮光部材1について詳細に説明する。図2は、図1に示す遮光部材の斜視図である。図3は、図2のA−A線に対応する断面図である。
遮光部材1は、容器2の高さより僅かに高く底面が開口した箱形形状をなし、容器2の上面及び側面の全体を覆う。遮光部材1は、後述する容器2のウェル2aの輪郭形状を表示する表示部としての凹部1aと、下方に延在する側壁部1bとを有する。遮光部材1は、例えば遮光性を有する樹脂成形部品であり、容器2への光を遮光する。なお、遮光部材1は、凹部1aも含めて、室内の照明等の外光だけでなく上方から照射される透過照明光も十分に遮光することが可能な厚みを有する。
容器2は、ガラス、プラスチック等の透明な部材からなるマルチウェルプレートであり、標本を収容する収容部としての複数のウェル2aを有する。容器2は、ステージ102の開口部102a上に載置され、開口部102aを介して照射された落射照明光を透過する。容器2を透過した落射照明光は、容器2内の標本に照射される。
ここで、この顕微鏡100は、位置決め手段として、観察光軸O1と直交する面内において、容器2の外周形状と遮光部材1の側壁部1bの内周形状とが略一致し、遮光部材1の凹部1aが下方に位置する容器2のウェル2aと対応する位置に配置されるよう遮光部材1を容器2に対して位置決めする構成である。この位置決めされた状態において、観察光軸O1に沿った上下方向で、各凹部1aの位置と、各ウェル2aの位置とが一致する。
次に、顕微鏡100を用いて、落射蛍光観察を行う動作について説明する。はじめに、ステージ102上に容器2を載置し、透過照明観察で標本の所望の領域を観察できるように位置合わせを行う。あわせて、視野絞り104cで透過照明光が照射される領域の大きさを調整する。続いて、容器2の位置がずれないように容器2に遮光部材1を被せる。このとき、図2に示すように、透過照明光の光束LFが視野絞り104cにより調整されて遮光部材1に照射される。ここで、透過照明光は、遮光部材1により遮光されるため、標本に届くことはない。そして、観察光軸O1と観察光軸O2とは、遮光部材1を介して略同一の直線上に配置されているため、観察光軸O1及び観察光軸O2に沿った上下方向で、遮光部材1の透過照明光が照射された領域と、容器2の落射照明光が照射された領域(すなわち落射蛍光観察している領域)とが略一致する。そのため、観察者は、遮光部材1の透過照明光が照射された領域を目視することで、どのウェル2aを落射蛍光観察しているかを確認することができる。
その後、観察者は、遮光部材1及び容器2を一体としてステージ102上を移動させる操作を行い、落射蛍光観察で観察するウェル2aを変更する。この操作を行う際においても、観察光軸O1及び観察光軸O2に沿った上下方向で、遮光部材1の透過照明光が照射される領域と、容器2の落射照明光が照射される領域とが一致したままである。そのため、観察者は、どのウェル2aを観察しているかを確認しながら観察するウェル2aを変更することができる。従って、遮光部材1を備える顕微鏡100は、倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡である。
なお、遮光部材1の側壁部の内周と容器2の外周との間には、観察光軸O1に直交する面内で凹部1aの位置とウェル2aの位置とが大きくずれない範囲で僅かに隙間を設けてもよい。この隙間により、容器2に遮光部材1を被せるのが容易になる。
また、遮光部材1を容器2に被せた状態において、遮光部材1とステージ102との間に僅かに隙間を設けてもよい。この隙間により、遮光部材1と容器2とを一体として移動させる場合に、遮光部材1により移動が阻害されることが防止される。
(実施の形態1の変形例1)
図4は、実施の形態1の変形例1に係る遮光部材の断面図である。図4に示すように、遮光部材1Aは、蓋状をなし、容器2Aの上面全体と側面の一部を覆う。遮光部材1Aは、上面に容器2Aのウェル2Aaの輪郭形状を表示する表示部としての凹部1Aaと、下方に延在し容器2Aの側面の一部を覆う側壁部1Abとを有する。容器2Aは、側面が遮光性を有する樹脂からなるマルチウェルプレートであり、収容部としての複数のウェル2Aaを有する。
ここで、この顕微鏡は、位置決め手段として、観察光軸O1と直交する面内において、容器2Aの外周形状と遮光部材1Aの側壁部1Abの内周形状とが略一致し、遮光部材1Aの凹部1Aaが下方に位置する容器2Aのウェル2Aaと対応する位置に配置されるよう位置決めされる構成である。この位置決めされた状態において、観察光軸O1に沿った上下方向で、各凹部1Aaの位置と、各ウェル2Aaの位置とが一致する。そのため、この遮光部材1Aによれば、観察者は、遮光部材1Aの透過照明光が照射された領域を目視することで、どのウェル2Aaを落射蛍光観察しているかを確認することができる。
(実施の形態1の変形例2)
図5は、実施の形態1の変形例2に係る遮光部材の断面図である。図5に示すように、遮光部材1Bは、上面に容器2Bの輪郭形状を表示する表示部としての凹部1Baと、下方に延在する側壁部1Bbとを有する。容器2Bは、観察光軸O1に直交する面内では円形形状をなすディッシュであり、内側に標本を収容する収容部2Baが形成されている。
ここで、この顕微鏡は、位置決め手段として、観察光軸O1と直交する面内において、容器2Bの外周形状と遮光部材1Bの側壁部1Bbの内周形状とが略一致し、遮光部材1Bの凹部1Baが下方に位置する容器2Bの収容部2Baと対応する位置に配置されるよう位置決めされる構成である。この位置決めされた状態において、観察光軸O1に沿った上下方向で、遮光部材1Bの凹部1Baの位置と、容器2Bの収容部2Baの位置とが一致する。そのため、この遮光部材1Bによれば、観察者は、遮光部材1Bの凹部1Baの透過照明光が照射された領域を目視することで、容器2Bの収容部2Baのどの領域を落射蛍光観察しているかを確認することができる。
なお、容器2Bが蓋付きのディッシュである場合、観察光軸O1と直交する面内において、蓋の外周形状と遮光部材1Bの側壁部の内周形状とを一致させる構成としてもよい。この場合、蓋を取り外すことなく容器2Bを遮光することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る遮光部材の斜視図である。実施の形態2に係る顕微鏡は、ステージ202、遮光部材11と、容器12と、容器12をステージ202に対して位置決めするクレンメル213と、を備える。これら以外の構成は、実施の形態1に係る顕微鏡100と同様であるので、適宜説明を省略する。
ステージ202は、重ねて配置された3枚のステージからなり、載置された容器12を観察光軸O1に直交する面内で、直交する2方向に移動させることができる。ステージ202の最上層に位置する上ステージ202aには、嵌合穴202b及び長穴202cが形成されている。また、ステージ202は、観察光軸O1の方向に沿って上方に突出し、容器12の側面と当接する当て付け部202dを有する。なお、ステージ202は、載置された容器12を観察光軸O1に直交する面内で移動可能なメカニカルステージであってもよい。
図7は、図6の容器と上ステージとを上方から見た図である。図8は、図7のB−B線に対応する断面図である。クレンメル213は、図7に示すように容器12に当接する押さえ213aと、押さえ213aを回転可能に支持する軸213bとを有する。さらに、押さえ213aは、不図示のねじりコイルバネにより軸213bを中心に図7の反時計回りの方向に付勢されている。図8に示すように、軸213bの先端にはネジ213baが形成されており、ステージ202に固定される。
図9は、図6のC−C線に対応する断面図である。遮光部材11は、底面及び上面が開口した本体11aと、本体11aの上面の開口部を覆う表示部11bとからなる箱形形状をなす。
本体11aは、側壁の底面から下方に延伸する円柱形状の突起部11aa及び突起部11abを有する。さらに、本体11aの内壁面11acには、内側に向かって突出する突出部11adが形成されており、突出部11adに載置された表示部11bを着脱可能に保持する。
表示部11bは、各ウェル12aに対応するように配置された複数の凹部11baを有し、容器12のウェル12aの輪郭形状を表示する。表示部11bの外周形状は、本体11aの内壁面11acの形状と略一致する形状をなす。また、表示部11bの凹部11baが形成された面には、外側に突出し、表示部11bを操作する際に持ち手となる取手部11bbが形成されている。
本体11a及び表示部11bは、遮光性を有する樹脂成形部品であり、内部に収容した容器12への光を遮光する。
容器12は、ガラス、プラスチック等の透明な部材からなるマルチウェルプレートであり、標本を収容する収容部として複数のウェル12aを有する。
ここで、クレンメル213及びステージ202の当て付け部202dは、容器12をステージ202に対して位置決めする容器位置決め手段を構成する。具体的には、まずステージ202に載置された容器12が、図7の反時計回りの方向に付勢されたクレンメル213に当接する。容器12は、クレンメル213から加えられた力により、当て付け部202dの直交する2方向に延伸する壁面に押し当てられる。その結果、容器12は、上ステージ202aの主面と平行な面内においてステージ202に対して位置決めされる。
さらに、遮光部材11の本体11aの突起部11aa及び突起部11abと、ステージ202の嵌合穴202b及び長穴202cとは、遮光部材11をステージ202に対して位置決めする遮光部材位置決め手段を構成する。具体的には、本体11aの突起部11aa及び突起部11abが、それぞれ嵌合穴202b及び長穴202cに嵌合することにより、遮光部材11がステージ202に対して位置決めされる。なお、長穴202cは、上ステージ202aの主面と平行な方向に延伸することにより、製造時の誤差で突起部と穴との嵌合が困難になることを防止する。
この容器位置決め手段と遮光部材位置決め手段とを含む位置決め手段により、観察光軸O1と直交する面内において、表示部11bがステージ202を介して下方に位置する容器12のウェル12aと対応する位置に配置されるように遮光部材11を容器12に対して位置決めする。この位置決めされた状態において、観察光軸O1に沿った上下方向で、各凹部11baの位置と、各ウェル12aの位置とが一致する。そのため、この遮光部材11によれば、観察者は、遮光部材11の透過照明光が照射された領域を目視することで、どのウェル12aを落射蛍光観察しているかを確認することができる。従って、遮光部材11は、倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡用遮光部材である。
なお、遮光部材11によれば、本体11aから表示部11bを取り外すことで、容易に落射蛍光観察から透過照明観察への切り替えを行うことができる。
(実施の形態2の変形例1)
図10は、実施の形態2の変形例1に係る遮光部材の表示部の模式図である。図10に示すように、表示部11Abは、実施の形態2に係る表示部11bの凹部11baとは個数や配置、大きさ等が異なる凹部11Abaを有する。この凹部11Abaは、凹部11Abaと対応する輪郭形状のウェルを有するマルチウェルプレートに対して用いることができる。表示部11Abの凹部11Abaが形成された面には、外側に突出し、表示部11Abを操作する際に持ち手となる取手部11Abbが形成されている。
実施の形態2の表示部11bや、実施の形態2の変形例1の表示部11Abのように、顕微鏡は、本体が保持することが可能な表示部を複数備えていてもよい。複数の表示部を備える顕微鏡では、容器の収容部の輪郭形状に対応する表示部を選択して本体に設置することにより、汎用性のある顕微鏡を実現することができる。
(実施の形態2の変形例2)
図11は、実施の形態2の変形例2に係る遮光部材の表示部の模式図である。図11に示すように、表示部11Bbは、円形のディッシュの輪郭形状に対応する円形の凹部11Bbaを有する。また、表示部11Bbには、凹部11Bbaの中央位置を示す直線であるガイド11Bbcがプリントされていてもよい。表示部11Bbの凹部11Bbaが形成された面には、外側に突出し、表示部11Bbを操作する際に持ち手となる取手部11Bbbが形成されている。
図12は、容器をアダプタに載置した状態を表す図である。容器12Bは、内側に標本を収容する収容部12Baが形成された円形のディッシュである。アダプタ13は、クレンメル213と当て付け部202dによりステージ202に対して位置決めされる。アダプタ13は、中央に容器12Bの外形と一致する形状の窪みを有する。この窪みに嵌まるように容器12Bがアダプタ13に載置されると、容器12Bがアダプタ13を介してステージ202に対して位置決めされる。その結果、ステージ202を介して表示部11Bbの凹部11Bbaと容器12Bの収容部12Baとが位置決めされる。
(実施の形態2の変形例3)
図13は、実施の形態2の変形例3に係る遮光部材の表示部の模式図である。図13に示すように、表示部11Cbには、表示部11Cbの中央位置を示す直線であるガイド11Cbbがプリントされており、観察者が表示部11Cbに使用する容器の標本を収容する収容部の輪郭形状をペン等で描くことができる。表示部11Cbのガイド11Cbbがプリントされた面には、外側に突出し、表示部11Cbを操作する際に持ち手となる取手部11Cbaが形成されている。
表示部11Cbによれば、表示部に任意の形状を描ける構成とすることで、より汎用性の高い遮光部材を実現することができる。
(実施の形態3)
図14は、本発明の実施の形態3に係る遮光部材の斜視図である。実施の形態3に係る顕微鏡は、本体21a及び表示部21bの形状を除いて、実施の形態2に係る遮光部材11と同様の構成を備えるので、適宜説明を省略する。
遮光部材21は、底面が開口するとともに上面から1つの側面にかけて開口している本体21aと、本体21aの上面から側面にかけて形成された開口部を覆う表示部21bとからなり、内部に容器を収容する箱形形状をなす。
表示部21bは、上面に例えばマルチウェルプレートである容器の収容部としてのウェルの輪郭形状を表示する表示部である。表示部21bは、各ウェルに対応するように配置された複数の凹部21baを有する。表示部21bの外周形状は、本体21aの開口部の形状と略一致するようにL字形状をなす。また、表示部21bの凹部21baが形成された面には、外側に突出し、表示部21bを操作する際に持ち手となる取手部21bbが形成されている。
本体21a及び表示部21bは、例えば遮光性を有する樹脂成形部品であり、内部に収容した容器への光を遮光する。
ここで、実施の形態2と同様に、観察光軸O1と直交する面内において、表示部21bがステージを介して下方に位置する容器のウェルと対応する位置に配置されるように遮光部材21を容器に対して位置決めする。この位置決めされた状態において、観察光軸O1に沿った上下方向で、各凹部21baの位置と、各ウェルの位置とが一致する。そのため、この遮光部材21によれば、観察者は、遮光部材21の透過照明光が照射された領域を目視することで、どのウェルを落射蛍光観察しているかを確認することができる。従って、遮光部材21は、倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡用遮光部材である。
この遮光部材21のように、遮光部材21の本体21aに形成された開口部及び表示部21bの形状は特に限定されない。この遮光部材21では、本体21aの観察者側の側面が開口していることにより、遮光部材21をステージから取り外すことなく容器の交換やマニピュレータを用いた操作等を行うことができる。
(実施の形態3の変形例1)
図15は、実施の形態3の変形例1に係る遮光部材の表示部の模式図である。図15に示すように、表示部21Abは、上面に例えばマルチウェルプレートである容器のウェルの輪郭形状を表示する表示部であり、各ウェルに対応するように配置された複数の凹部21Abaを有する。さらに、表示部21Abは、両側に2つの取手部21Abbを有する。その結果、表示部21Abの操作が容易になる。
実施の形態3においては、取手部の取り付け位置や数は特に限定されない。
(実施の形態3の変形例2)
図16は、実施の形態3の変形例2に係る遮光部材の表示部の模式図である。図16に示すように、表示部21Bbは、上面に例えばマルチウェルプレートである容器のウェルの輪郭形状を表示する表示部であり、各ウェルに対応するように配置された複数の凹部21Bbaを有する。さらに、表示部21Bbは、両側に2つのつまみ部21Bbbを有する。その結果、表示部21Bbの操作が容易になる。
実施の形態3においては、持ち手の形状は特に限定されない。
(実施の形態4)
図17は、本発明の実施の形態4に係る遮光部材の斜視図である。実施の形態4に係る顕微鏡では、実施の形態2に係る遮光部材11の本体11aと表示部11bとが遮光部材31として一体に形成されている。
遮光部材31は、上面に例えばマルチウェルプレートである容器の収容部としてのウェルの輪郭形状を表示する表示部であり、各ウェルに対応するように配置された複数の凹部31aを有する。
ここで、実施の形態2と同様に、観察光軸O1と直交する面内において、凹部31aがステージを介して下方に位置する容器のウェルと対応する位置に配置されるように位置決めされる。この位置決めされた状態において、観察光軸O1に沿った上下方向で、各凹部31aの位置と、各ウェルの位置とが一致する。そのため、この遮光部材31によれば、観察者は、遮光部材31の透過照明光が照射された領域を目視することで、どのウェルを落射蛍光観察しているかを確認することができる。従って、遮光部材31は、倒立顕微鏡の落射蛍光観察を行う場合に、観察者が容器のどの領域を観察しているかを容易に把握できる倒立顕微鏡用遮光部材である。
遮光部材31のように遮光部材は一部材で形成されていてもよく、この構成では、部材数を減らすことで製造コストを削減することができる。
なお、上記実施の形態では、透過照明光を指示光照射手段として用いる構成について説明したが、これに限られない。図18は、指示光源を備える変形例の模式図である。図18に示すように、顕微鏡100Aは、ステージ102の上方に取り付けられた保持部113と、保持部113に保持された指示光源114と、を備える。指示光源114は、例えば円筒形状のLEDポインターである指示光用光源114aを有する。指示光用光源114aから出射された光は、指示光軸OA1に沿って容器2が落射照明光を照射される領域に対応する遮光部材1の上面の所定の領域に照射される。この構成によれば、観察者は、遮光部材の指示光源114が照射された領域を目視することで、容器のどの領域を落射蛍光観察しているかを確認することができる。
また、上記実施の形態では、表示部として凹部を有する構成について説明したが、これに限られない。表示部は、容器の収容部の輪郭形状を表示する機能があればよく、例えば容器の収容部の輪郭形状に対応する凸部やペイントであってよい。また、表示部が2色の互いに異なる色の樹脂からなり、その2色の樹脂の配置が容器の収容部の輪郭形状に対応する構成であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、以上のように表わしかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付のクレーム及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、1A、1B、11、21、31 遮光部材
1a、1Aa、1Ba、11ba、11Aba、11Bba、21ba、21Aba、21Bba、31a 凹部
1b、1Ab、1Bb 側壁部
2、2A、2B、12、12B 容器
2a、2Aa、12a ウェル
2Ba、12Ba 収容部
11a、21a 本体
11aa、11ab 突起部
11ac 内壁面
11ad 突出部
11b、11Ab、11Bb、11Cb、21b、21Ab、21Bb 表示部
11bb、11Abb、11Bbb、11Cba、21bb、21Abb 取手部
11Bbc、11Cbb ガイド
102a 開口部
13 アダプタ
21Bbb つまみ部
100、100A 顕微鏡
101 顕微鏡本体
102、202 ステージ
103 第1光源ユニット
103a 落射照明用光源
104 第2光源ユニット
104a 透過照明用光源
104b、111 ミラー
104c 視野絞り
105 コンデンサレンズ
106 アーム
107 対物レンズ
108 レボルバ
109 焦準ハンドル
110 ミラーユニット
110a 励起フィルタ
110b ダイクロイックミラー
110c バリアフィルタ
112 接眼部
113 保持部
114 指示光源
114a 指示光用光源
202a 上ステージ
202b 嵌合穴
202c 長穴
202d 当て付け部
213 クレンメル
213a 押さえ
213b 軸
213ba ネジ
O1、O2 観察光軸
OA1 指示光軸
LF 光束

Claims (8)

  1. 標本の収容部を有する容器が載置されるステージと、
    前記ステージの下方から落射照明光を照射する落射照明用光源と、
    前記容器の上方を覆い、上面に前記容器の前記収容部の輪郭形状を表示する表示部を有する遮光部材と、
    前記落射照明光の観察光軸と直交する面内において、前記表示部が下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう前記遮光部材を前記容器に対して位置決めする位置決め手段と、
    前記容器において前記落射照明光が照射される領域と上下方向で対応する前記表示部の領域を指示する光を照射する指示光照射手段と、
    を備えることを特徴とする倒立顕微鏡。
  2. 前記遮光部材は、前記表示部の外周から下方に延在する側壁部を有し、
    前記位置決め手段は、前記落射照明光の前記観察光軸と直交する面内において、前記容器の外周形状と前記遮光部材の前記側壁部の内周形状とが略一致し、前記遮光部材の前記表示部が下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう位置決めされる構成であることを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡。
  3. 前記ステージは、
    該ステージに対して前記容器を位置決めする容器位置決め手段と、
    該ステージに対して前記遮光部材を位置決めする遮光部材位置決め手段と、
    を有し、
    前記位置決め手段は、前記容器位置決め手段と前記遮光部材位置決め手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の倒立顕微鏡。
  4. 前記遮光部材は、前記表示部を着脱可能に保持する本体を有することを特徴とする請求項3に記載の倒立顕微鏡。
  5. 前記遮光部材は、前記本体が保持することが可能な前記表示部を複数備えることを特徴とする請求項4に記載の倒立顕微鏡。
  6. 前記指示光照射手段は、前記ステージに載置された前記容器に前記ステージの上方から透過照明光を照射する透過照明用光源であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の倒立顕微鏡。
  7. 前記透過照明光が照射される領域を調整する視野絞りを有することを特徴とする請求項6に記載の倒立顕微鏡。
  8. 標本の収容部を有しステージに設置された容器に前記ステージの下方から落射照明光を照射する落射照明用光源と、
    前記ステージに載置された前記容器に前記ステージの上方から透過照明光を照射する透過照明用光源と、
    を備える倒立顕微鏡に取り付けられて、落射蛍光観察時に前記容器を遮光する倒立顕微鏡用遮光部材であって、
    前記容器の上方を覆い、上面に前記容器の輪郭形状を表示する表示部を有し、
    該表示部が、前記落射照明光の観察光軸と直交する面内において、下方に位置する前記容器の前記収容部と対応する位置に配置されるよう位置決め手段で位置決めされ、
    前記容器において前記落射照明光が照射される領域と上下方向で対応する前記表示部の領域に前記透過照明光を照射されることを特徴とする倒立顕微鏡用遮光部材。
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