JP2017078495A - チェン - Google Patents

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JP2017078495A
JP2017078495A JP2015207725A JP2015207725A JP2017078495A JP 2017078495 A JP2017078495 A JP 2017078495A JP 2015207725 A JP2015207725 A JP 2015207725A JP 2015207725 A JP2015207725 A JP 2015207725A JP 2017078495 A JP2017078495 A JP 2017078495A
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斉藤 亮一
Ryoichi Saito
亮一 斉藤
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Abstract

【課題】ブロックチェンのチェン張力を小さくし、より小さい動力でチェンを駆動することを可能とすること。また、ピンとリンクプレート間の摩耗の進行を抑える。【解決手段】板状で両端にピン挿通孔が設けられるセンターリンクプレート10と、センターリンクプレート10を挟み両端にピン挿通孔が設けられる一対のサイドリンクプレート12を、ピン14でつなぎ合わせることによって一条のチェンが構成されるチェン2において、センターリンクプレート10の接地面にコロ16を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、チェンに関するものである。
図30はチェンの構成の一種を示す図である。
チェン30は肉厚の板状のセンターリンクプレート40を有し、そのセンターリンクプレート40を挟んで対向してサイドリンクプレート42が設けられる。センターリンクプレート40とサイドリンクプレート42の両端にそれぞれ設けられるピン挿通孔に、ピン44を挿通し係止することにより、センターリンクプレート40とサイドリンクプレート42は互いに連結される。
相当数のリンクプレートを交互に連結することにより、チェンが構成される。
このようなブロックチェンは、鉄鋼搬送などで用いられるものであるが、リンクとその接地面が接触するすべり構造であるため、チェン張力が大きくなってしまい、駆動に大きな動力が必要となってしまうこと、また、チェン張力が大きいためピンとリンクプレートの間で生ずる摩耗の進行が早い、という問題があった。
本発明は、より小さい動力で駆動することができ、また、摩耗の進行を抑えたブロックチェンを提供することを課題とするものである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、
板状で両端にピン挿通孔が設けられるセンターリンクプレートと、
センターリンクプレートを挟み両端にピン挿通孔が設けられる一対のサイドリンクプレートを、
ピンでつなぎ合わせることによって一条のチェンが構成されるチェンにおいて、
センターリンクプレートの接地面にコロを設けたことを特徴とするものである。
また、本発明は、センターリンクプレートの接地面に、円柱状のコロを嵌めることのできる切り欠きを設け、
当該切り欠きに円柱状であるコロを設けたことを特徴とするものである。
また、センターリンクプレートの切り欠きに嵌めたコロを押さえ部材で押さえることにより、コロの脱落を防止するようにしてもよい。
このような本発明によれば、
板状で両端にピン挿通孔が設けられるセンターリンクプレートと、
センターリンクプレートを挟み両端にピン挿通孔が設けられる一対のサイドリンクプレートを、
ピンでつなぎ合わせることによって一条のチェンが構成されるチェンにおいて、
センターリンクプレートの接地面にコロを設けることにより、
チェン張力を小さくすることができるので、
より小さい動力でチェンを駆動することができ、また、摩耗の進行を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係るチェンの全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。 従来のブロックチェンを示す図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。従来例と同様の箇所については、説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るチェン2の全体図であり、(a)が正面図、(b)が側面図である。
本発明の第一の実施の形態に係るチェン2のセンターリンクプレート10の接地面には、図1に示すように、円柱状のコロ16を嵌めることのできる切り欠きが設けられる。
当該切り欠きは、断面形状が円の一部を直線で切り取った形状であり、切り欠きの大きさと略同じ大きさの円柱を嵌め込むと、円柱の一部がセンターリンクプレート本体から飛び出した形で円柱を嵌め込むことができる。
その切り欠きに円柱状のコロ16が嵌め込まれる。コロ16の脱落を防止するため、押さえ部材18を設けてもよい。
このようにチェン2のセンターリンクプレート10を構成することで、センターリンクプレート10と接地面の接触がコロ16との接触のみとなる。
センターリンクプレートと接地面の接触がコロとの接触のみとなり、また、コロが回転しうることとも相俟って、チェン張力を小さくすることができる。
チェン張力が小さくなるので、より小さい動力でチェンを駆動することができる。また、ピンとリンクプレートの間で生ずる摩耗の進行を抑えることができる。
本実施の形態に係るチェンを示す図1においては、上下両面にコロが設けられる例を挙げたが、片面のみにコロを設けてもよい。
2 チェン
10 センターリンクプレート
12 サイドリンクプレート
14 ピン
16 コロ
18 押さえ部材
30 チェン
40 センターリンクプレート
42 サイドリンクプレート
44 ピン

Claims (3)

  1. 板状で両端にピン挿通孔が設けられるセンターリンクプレートと、
    センターリンクプレートを挟み両端にピン挿通孔が設けられる一対のサイドリンクプレートを、
    ピンでつなぎ合わせることによって一条のチェンが構成されるチェンにおいて、
    センターリンクプレートの接地面にコロを設けたことを特徴とするチェン。
  2. 前記センターリンクプレートの接地面に、円柱状のコロを嵌めることのできる切り欠きを設け、
    前記切り欠きにコロを嵌め込んだことを特徴とする請求項1に記載のチェン。
  3. 前記コロの脱落を防止するため、前記センターリンクプレートに押さえ部材を設けた、請求項1又は請求項2に記載のチェン。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59165823U (ja) * 1983-04-22 1984-11-07 山久チエイン株式会社 プレ−トチエ−ン
JPS63178213U (ja) * 1987-05-08 1988-11-18
JPH0593736U (ja) * 1992-05-12 1993-12-21 オークマ株式会社 工具ポット分離型チェン

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