JP2017077418A - 眼科装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1、2には本発明に係る眼科装置の光学系の詳細を説明した図である。図1は眼屈折力検査時における光学系を示す図であり、図2は眼圧検査時における光学系を示す図である。そして、図3は制御系を含めた本発明の一実施例に係る眼科装置の全体構成を説明するブロック図である。これら図1から図3を用いて本発明の一実施例に係る眼科装置について以下に説明する。
図1には被検眼の眼屈折力検査時における全体光学系(眼屈折力検査光学系)を示す。眼屈折力検査光学系は、光源101からプロファイルセンサ107、108で構成されるアライメント光学系100、光源301、302から2次元撮像素子(CCD)306で構成される観察光学系300、固視標512から光源514及びリレーレンズ403、ミラー404で構成される固視光学系400及び光源501から平面ガラス511で構成される被検眼の眼屈折力を検出する眼屈折力光学系500から構成される。図1に示すように眼屈折力検査光学系を構成する各光学系はその一部が共有される構成になっている。そして、見口部は回転されて、眼屈折力検査のための平面ガラス510及び511が配置される。
アライメント光学系100は、光源101からの光がホットミラー102で反射され、対物レンズ103を通り、ホットミラー104で反射された後、平面ガラス511、510を通り被検眼Eの角膜に照射する。本実施例では光源101は赤外光を出力するLEDが採用されている。
観察光学系300は、ヘッド部の被検眼側に配置された光源301及び光源302により被検眼の角膜部を含む前眼部領域を照射し、対物レンズ303、結像レンズ305及び2次元撮像素子(CCD)306により、被検眼の前眼部画像を取得して、取得した被検眼の前眼部画像をモニタ650に表示する。光源301及び光源302は赤外光を出力するLEDが採用されるが、アライメント用の光源101より短波長の光を採用する。そのため、ホットミラー104は観察用の光(観察光)は透過し、アライメント用の光(アライメント光、光源101からの光)は反射する。また、ダイクロイックミラー304は、観察光は透過するように反射/透過の波長領域が設定されている。これにより、アライメント光と観察光は適切に分割され、各々の測定を可能にしている。
固視光学系400は、光源514からの光をコリメータレンズ513で平行光とし、固視標512に照射する。そして、固視標からの光はホットミラー402、リレーレンズ403を透過した後、ミラー404で反射し、ホットミラー506を透過して、ダイクロイックミラー304で反射して主光軸O1を通り、対物レンズ303、ホットミラー104、平面ガラス511、510を透過して、被検眼の網膜上で結像する。そのため、固視標512と被検眼の網膜位置は略共役であることが望ましい。被検眼は固視標512に基づいて固視される。眼屈折力を検査する際は、一度、固視標と被検眼の網膜位置が略共役になるように固視標部(固視標512、コリメータレンズ513及び光源514)を移動制御して被検眼を固視させ、その後、所定距離移動して雲霧状態にしてから、眼屈折力を検査する。そのため、制御装置600からの信号により固視標部は光軸に沿って前後に移動可能となっている。光源514は光源401より短波長である被検者が視認可能な可視光を出力するLEDが採用される。
眼屈折力光学系500は光源501からの光(レフ光)が集光レンズ502で集光し、ミラー503で反射して穴あきミラー504の中心にある穴を通り、光軸O2に対して斜めに配置し、図示しない駆動部により光軸O2を中心に回転する平行平面ガラス505を透過した後、ホットミラー506及びダイクロイックミラー304で反射して光軸O1を通り、対物レンズ303、ホットミラー104、平面ガラス511及び平面ガラス510を透過して被検眼Eの網膜に照射する。そして、被検眼Eの網膜からの反射光は、照射時とは逆の経路で、平面ガラス510、平面ガラス511、ホットミラー104及び対物レンズ303を透過し、ダイクロイックミラー304及びホットミラー506で反射して光軸O2を通り、平行平面ガラス505を透過した後、穴あきミラー504で反射し、レンズ507を透過後リングレンズ508により、2次元撮像素子(CCD)509でリング状に結像(リング像)する。光源501は、アライメント光(光源101)や観察光(光源301及び302)より長波長の赤外光が採用されている。本実施例では、波長870nmのSLD(スーパールミネッセントダイオード)を採用しているが、これに限定するものではなく、光源101などに採用したLEDやレーザーダイオード(LD)を採用してもよい。
図2には被検眼の眼圧検査時における全体光学系(眼圧検査光学系)を示す。眼圧検査光学系は、光源101からプロファイルセンサ107、108で構成されるアライメント光学系100、光源301、302から2次元撮像素子(CCD)306で構成される観察光学系300、光源401からミラー404で構成される固視光学系400及び光源201からノズル205、平面ガラス206で構成される被検眼の角膜の変形度合いを検出する変位変形検出受光光学系200から構成される。図1に示すように眼圧検査光学系を構成する各光学系はその一部が共有される構成になっている。そして、見口部は回転されて、眼圧検査のためのノズル205が配置される。
眼圧を検査する場合は、眼屈折力検査時に用いた光源514を消灯して、別の光源である光源401を点灯する。光源401からの光(固視光)をホットミラー402で反射し、リレーレンズ403を通り、反射ミラー404で反射した後、ホットミラー506を透過し、ダイクロイックミラー304で反射して主光軸O1を通り、対物レンズ303、ホットミラー104を通って、被検眼Eの網膜上で結像する。被検眼Eは固視光に基づいて固視され、眼圧検査などの眼特性の検査が可能になる。光源401は被検者が視認可能な可視光を出力するLEDが採用される。
変位変形検出受光光学系200は、光源201からの光(変形検出光)の一部がハーフミラー202と透過後、ホットミラー102、対物レンズ103を透過し、ホットミラー104で反射して主光軸O1を通り、平面ガラス206、ノズル205の開口部を通って、被検眼の角膜に照射する。角膜に照射した光は角膜で反射し、逆の経路で、ノズル205の開口部、平面ガラス206を通過し、ホットミラー104で反射して対物レンズ103、ホットミラー102を通り、その一部がハーフミラー202で反射され、集光レンズ203により、受光素子204で受光される。後述するが、眼圧検査時は、ノズル205から圧縮された空気が被検眼の角膜に向けて噴射される。空気が噴射されると角膜は変位変形するため受光素子204で受光する光量が変化する。この光量の変化の度合いから被検眼の眼圧値を算出するのである。光源201も赤外光を出力するLEDが採用されるが、観察光より長波長で、かつ、アライメント光より短波長の光が選択され、採用される。このように、アライメント光、観察光、固視光、変形検出光(光源201からの光)の波長が設定され、ホットミラー102、104、506、402及びダイクロイックミラー304の反射/透過特性を適宜設定することにより、これら4つの光が適切な光路に沿って進むように構成されているのである。
図4は本実施例に係る眼科装置の操作フローを説明する図である。尚、本実施例では、第1検査を眼屈折力検査、第2検査を眼圧検査として検査が実施される。
Claims (5)
- 眼屈折力検査を含む少なくとも2つの眼特性を検査する眼科装置であって、
眼屈折力検査結果に基づいて固視灯を移動させることを特徴とし、
固視灯と眼屈折力検査に使用する固視光学系の一部を共有することを特徴とする眼科蔵置。 - 前記固視灯と眼屈折力検査に使用する視標を同時に動かすことを特徴とする、請求項1に記載の眼科装置。
- 前記2つの眼特性を検査する眼科装置のうち、眼屈折力検査以外の眼特性検査は眼圧検査であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の眼科装置。
- 前記2つの眼特性を検査する眼科装置のうち、眼屈折力検査以外の眼特性検査は角膜形状検査であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の眼科装置。
- 前記2つの眼特性を検査する眼科装置のうち、眼屈折力検査以外の眼特性検査は角膜内皮細胞検査であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の眼科装置。
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2015
- 2015-10-22 JP JP2015207626A patent/JP6735963B2/ja active Active
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