JP2017076992A - 端末装置及び機能実行装置 - Google Patents
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Abstract
Description
第1の機能実行装置が第1の通信方式を含まないM1個の通信方式を利用可能であることを示す第2のデータを含んでいてもよい。第1の通信方式は、第1の機能実行装置が、インターネットを介して、スキャンデータを送信するための通信方式であってもよい。表示制御部は、第1の情報が第1のデータを含む場合に、第1の通信方式を含むM1個の通信方式を示す第1の画像を表示機構に表示させ、第1の情報が第2のデータを含む場合に、第1の通信方式を含まないM1個の通信方式を示す第1の画像を表示機構に表示させてもよい。この構成によると、端末装置は、第1の情報に含まれるデータに応じて、適切な第1の画像を表示させることができる。
、スキャン機能を実行可能な第2の機能実行装置から、第2の機能実行装置に関係する第2の情報を受信してもよい。表示制御部は、さらに、第2の情報を利用して、M2個(M2は1以上の整数)の通信方式を示す第4の画像を表示機構に表示させてもよい。M2個の通信方式のそれぞれは、第2の機能実行装置がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式であってもよい。M2個の通信方式は、M1個の通信方式とは異なってもよい。この構成によると、端末装置は、各機能実行装置に応じて、適切な画像を表示させることができる。
ータを送信するための通信方式であってもよい。この構成によると、端末装置は、特定のローカルエリアネットワークが形成されているのか否かに応じて、適切な手法を利用して、第1の機能実行装置から特定のスキャンデータを受信することができる。
る場合に、端末装置から、第1の通信方式に対応する特定の送信先情報を受信してもよい。第2の送信部は、第1の通信方式に従って、特定の送信先情報によって示される送信先に特定のスキャンデータを送信してもよい。特定の送信先情報は、機能実行装置が、第1の通信方式に従って、特定のスキャンデータを送信するための送信先を示していてもよい。この構成によると、機能実行装置は、携帯端末から受信される特定の送信先情報を利用して、特定のスキャンデータを適切に送信することができる。
(通信システム2の構成)
図1に示されるように、通信システム2は、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)と呼ぶ)10と、携帯端末50と、アクセスポイント(以下では
「AP(Access Pointの略)」と呼ぶ)100と、PC(Personal Computerの略)11
0と、メールサーバ120と、確認サーバ130と、印刷CLサーバ140と、スキャンCLサーバ150と、データ保存CLサーバ160と、を備える。
MFP10は、印刷機能及びスキャン機能を含む多機能を実行可能な周辺機器(例えばPC110の周辺機器)である。MFP10は、操作パネル12と、表示機構14と、印刷機構16と、スキャン機構18と、無線LAN(LocalArea Networkの略)インターフ
ェース20と、NFC(Near Field Communicationの略)インターフェース22と、BT(Blue Tooth(登録商標)の略)インターフェース24と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
(以下では「ESI(E-mail Setting Informationの略)」と呼ぶ)と、MFP10がクラウドサーバとの通信(以下では「クラウド通信」と呼ぶ)を実行するためのクラウド設定情報(以下では「CSI(Cloud Setting Informationの略)」と呼ぶ)と、を記憶す
ることができる。なお、Eメール通信又はクラウド通信は、無線LANI/F20を介して実行されてもよいし、図示省略の他のI/F(例えば有線LANI/F等)を介して実行されてもよい。
携帯端末50は、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。携帯端末50は、操作キー52と、表示機構54と、無線LANI/F60と、NFCI/F62と、BTI/F64と、制御部70と、を備える。各部52〜70は、バス線(符号省略)に接続されている。
AP100は、無線アクセスポイント、無線LANルータ等と呼ばれる通常のAPであり、後述のWFD方式のG/O機器とは異なる。AP100は、後述の通常Wi−Fiネットワークを形成することができる。AP100は、インターネットに接続されており、AP100自身によって形成される通常Wi−Fiネットワークと、インターネットと、の間の通信を中継するルータ機能を備える。なお、以下では、ネットワークのことを「NW」と記載することがある。
末50)から他方の通信機器(例えばMFP10)への電子メールの送信が実行されるべき場合に、当該電子メールの通信を中継する。
は、それぞれ、例えば、MFP10のベンダによって提供されるサーバである。確認サーバ130は、MFP10から信号を受信する場合に、応答信号をMFP10に送信する。また、確認サーバ130は、携帯端末50から信号を受信する場合に、応答信号を携帯端末50に送信する。印刷CLサーバ140は、通信機器(例えば携帯端末50)からMFP10への印刷データの送信が実行されるべき場合に、当該印刷データの通信を中継する。スキャンCLサーバ150は、MFP10から通信機器(例えば携帯端末50)へのスキャンデータの送信が実行されるべき場合に、当該スキャンデータの通信を中継する。
次いで、図2及び図3を参照して、MFP10が実行し得るスキャン機能について説明する。スキャン機能は、ダイレクトスキャン(以下では「DS」と呼ぶ)と、Eメールスキャン(以下では「ES」と呼ぶ)と、クラウドスキャン(以下では「CS」と呼ぶ)と、に分類される。
DSでは、インターネットを介さずに、MFP10から携帯端末50へのスキャンデータの送信が実行される。DSは、通常Wi−Fiスキャンと、WFDスキャンと、BTスキャンと、に分類される。
通常Wi−Fiスキャンでは、通常Wi−Fi方式に従って形成される通常Wi−FiNWを利用して、スキャンデータの通信が実行される。通常Wi−Fi方式は、Wi−Fi Allianceによって定められた無線通信方式であり、AP100を介して無線通信を実行するための無線通信方式である。
I/F20は、通常Wi−FiNWを利用して、AP100を介して、スキャンデータを携帯端末50の無線LANI/F60に送信することができる。
WFDスキャンでは、WFD方式に従って形成されるWFDNWを利用して、スキャンデータの通信が実行される。WFD方式は、Wi−Fi Allianceによって作成された規格書「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical
Specification Version1.1」に記述されている無線通信方式である。
BTスキャンでは、BT方式に従って形成されるBTNWを利用して、スキャンデータの通信が実行される。図2は、MFP10及び携帯端末50を含むBTNWを示す。このようなBTNWが形成されている状態では、MFP10のBTI/F24は、BTNWを利用して、他機器を介さずに、スキャンデータを携帯端末50のBTI/F64に送信することができる。
ESでは、インターネットを介して、MFP10から他機器(例えば、携帯端末50、PC110)へのスキャンデータの送信(即ちEメール通信)が実行される。図3に示されるように、MFP10の無線LANI/F20は、メールサーバ120を介して、スキャンデータを携帯端末50の無線LANI/F60に送信することができる。このようなESを実行するためには、MFP10は、少なくともEメールを送信するための送信用ESI(即ちSMTP設定情報)をメモリ74に記憶する。また、携帯端末50は、少なくともEメールを受信するための受信用ESI(即ちPOP設定情報)をメモリ34に記憶する。また、図10に示されるように、MFP10の無線LANI/F20は、さらに、メールサーバ120を介して、PC110にスキャンデータを送信することもできる。
ーバ120として示されているが、変形例では、別体に構成されていてもよい。ESでは、MFP10及び携帯端末50は、SMTP及びPOPの通信プロトコルを利用して、スキャンデータの通信を実行する。
CSでは、インターネットを介して、MFP10から携帯端末50へのスキャンデータの送信(即ちクラウド通信)が実行される。図3に示されるように、MFP10の無線LANI/F20は、スキャンCLサーバ150を介して、スキャンデータを携帯端末50の無線LANI/F60に送信することができる。このようなクラウド通信を実行するためには、MFP10及び携帯端末50のそれぞれは、スキャンCLサーバ150と通信するためのスキャン用CSIを記憶する。当該スキャン用CSIは、スキャンCLサーバ150のURL、アカウント情報、認証情報(例えばアクセストークン)等を含む。
続いて、図4を参照して、携帯端末50にインストールされているMFP用アプリケーションによって実現される処理の内容を説明する。携帯端末50のユーザは、MFP10が、DS、ES、及び、CSのうちのどのスキャン機能を実行可能であるのかを確認することを望む場合に、操作キー52を操作して、MFP用アプリケーションを起動させる。次いで、ユーザは、操作キー52を操作して、スキャン機能の確認のための指示を携帯端末50に与える。次いで、ユーザは、MFP10と携帯端末50との間でNFC接続を確立させるために、携帯端末50をMFP10に近づける。
示す情報を含み、MFP10がCSを実行不可能である場合に、CSNGを示す情報を含む。
続いて、図5を参照して、MFP10が実行する処理の内容を説明する。MFP10と携帯端末50との間でNFC接続が確立されることをトリガとして、図5の処理が開始される。
4に記憶され、S60では、CSOK又はCSNGを示す情報がメモリ34に記憶される。S70では、CPU32は、ESOK(又はCSOK)を示す情報がメモリ34に記憶されている場合には、ESOK(又はCSOK)を示す情報を含む応答データを生成し、ESNG(又はCSNG)を示す情報がメモリ34に記憶されている場合には、ESNG(又はCSNG)を示す情報を含む応答データを生成する。
図6を参照して、図5のS40のDS機能確認処理を説明する。S41では、CPU32は、MFP10が通常Wi−Fi機能を有するか否か(即ち、MFP10が無線LANI/F20を備えているのか否か)を判断する。MFP10が通常Wi−Fi機能を有する場合には、CPU32は、S41でYESと判断し、S42において、通常Wi―FiスキャンOKを示す情報をメモリ34に記憶させる。S42を終えると、S44に進む。
図7を参照して、図5のS50のES機能確認処理を説明する。S51では、CPU32は、MFP10がES機能を有するか否か(即ち、スキャンデータを含むEメールを送信するためのプログラムがメモリ34に記憶されているのか否か)を判断する。MFP10がES機能を有する場合には、CPU32は、S51でYESと判断し、S52に進む。一方において、MFP10がES機能を有さない場合には、CPU32は、S51でNOと判断し、S54において、ESNGを示す情報をメモリ34に記憶させる。
図8を参照して、図5のS60のCS機能確認処理を説明する。S61では、CPU32は、MFP10がCS機能を有するか否か(即ち、スキャンCLサーバ150又はデータ保存CLサーバ160とクラウド通信を実行するためのプログラムがメモリ34に記憶されているのか否か)を判断する。MFP10がCS機能を有する場合には、CPU32は、S61でYESと判断し、S62に進む。一方において、MFP10がCS機能を有さない場合には、CPU32は、S61でNOと判断し、S65において、CSNGを示す情報をメモリ34に記憶させる。
図9を参照して、本実施例の具体的なケースについて説明する。なお、図9では、MFP10A,10Bのように、図1のMFP10とは異なる符号が付されている。各ケースのMFP(MFP10A等)と図1のMFP10との間に相違点があれば、各ケースの内容を説明する前に、当該相違点を説明する。
ケースAでは、MFP10Aは、通常Wi−Fiスキャン、WFDスキャン、BTスキャン、ES、及び、CSの全てを実行可能である。携帯端末50のユーザは、スキャン機能の確認のための指示を携帯端末50に与えた後に、携帯端末50をMFP10Aに近づける。この結果、携帯端末50及びMFP10Aの間にNFC接続が確立される。携帯端末50は、NFC接続を利用して、MFP10Aに機能要求を送信する(図4のS10)。
ケースBでは、MFP10Bは、MFP10Aとは異なる機器であり、通常Wi−Fiスキャン及びESを実行可能であるが、WFDスキャン、BTスキャン、及び、CSを実行不可能である。MFP10Bが機能要求を受信するまでの各処理は、ケースAと同様である。
図8のケースでは、携帯端末50、MFP10A、MFP10Bが、それぞれ、「端末装置」、「第1の機能実行装置」、「第2の機能実行装置」の一例である。ケースAでは、DS、ES、及び、CSの3個の通信方式が、「複数個の通信方式」及び「M1個の通信方式」の一例である。ケースBでは、DS、ES、及び、CSの3個の通信方式が、「
複数個の通信方式」の一例であり、DS及びESが、「M2個の通信方式」の一例である。ケースAで表示される画像、ケースBで表示される画像が、それぞれ、「第1の画像」、「第4の画像」の一例である。
第1実施例と異なる点を説明する。本実施例では、携帯端末50は、MFP10がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式を示す画像を表示させた後に、ユーザによって選択される通信方式に従ったスキャンデータの送信をMFP10に実行させる。
図10を参照して、本実施例のMFP用アプリケーションによって実現される処理の内容を説明する。S10は、図4のS10と同様である。
、MFP10のWFDWSIのうちのパスワードを含む。ただし、MFP10がCL状態である場合には、DSに対応するネットワーク情報は、MFP10のWFDWSIのうちのパスワードを含まない。本実施例では、WFDNWにおいて、G/O機器は、当該WFDNWに他機器を参加させる権限を有するが、CL機器は、当該WFDNWに他機器を参加させる権限を有さない、というセキュリティポリシーを採用しているためである。ただし、変形例では、MFP10がCL状態である場合に、DSに対応するネットワーク情報が、パスワードを含んでいてもよい。
2は、SSIDの一致判断のみを実行することによって、MFP10及び携帯端末50が同一のNWに所属しているのか否かを判断してもよいし、BSSIDの一致判断のみを実行することによって、MFP10及び携帯端末50が同一のNWに所属しているのか否かを判断してもよい。
機器であるWFDNWに、CL機器として携帯端末50を参加させることができる。そして、CPU72は、応答データに含まれるMFP10のWFD用IPアドレスを送信先として、無線LANI/F60を介して、スキャン指示を送信する。
図11を参照して、MFP10が実行する処理の内容を説明する。S30〜S60は、図5のS30〜60と同様である。S70−2では、CPU32は、DSOKを示す情報を含む応答データを生成する際に、さらに、DSに対応するネットワーク情報を含む応答データを生成する。
通常Wi−Fi用SSID及び通常Wi−Fi用BSSIDのセット)と、MFP10の通常Wi−Fi用IPアドレスと、を含む応答データを生成する。
図12及び図13を参照して、図10及び図11の各処理によって実現される具体的なケースについて説明する。ケースCでは、MFP10Cは、通常Wi−Fiスキャン、WFDスキャン、BTスキャン、及び、ESを実行可能であるが、CSを実行不可能である。MFP10C及び携帯端末50は、AP100によって形成されている通常Wi−FiNWに所属している。通常Wi−FiNWでは、SSIDとして「X1」が利用されており、BSSIDとして「Y1」が利用されている。
なお、上記のケースCでは、ユーザによって「ダイレクトスキャン」が選択されるが、
ケースCにおいて、仮に、ユーザによって「Eメールスキャン」が選択されると、携帯端末50は、NFC通信を利用して、ESを示す選択結果をMFP10Cに送信する(図10のS20)。この場合、選択結果は、例えば、携帯端末50のEメールアドレスを含む(図10のS20)。この結果、MFP10Cは、携帯端末50のEメールアドレスを送信先として、スキャンデータを含むEメールを携帯端末50に送信する(図11のS82)。
ケースC1において、選択結果は、例えば、PC110のEメールアドレスを含んでいてもよい(図10のS20)。この場合、MFP10Cは、PC110のEメールアドレスを送信先として、スキャンデータを含むEメールをPC110に送信する(図11のS82)。
ケースDでは、MFP10Dは、通常Wi−Fiスキャン、WFDスキャン、BTスキャン、及び、CSを実行可能であるが、ESを実行不可能である。MFP10Dは、AP100によって形成されている通常Wi−FiNW(SSID=「X1」、BSSID=「Y1」)に所属している。ただし、携帯端末50は、通常Wi−FiNWに所属していない。
ケースC及びケースDでは、DSが、「第2の通信方式」の一例である。また、上記の
ケースC1及びC2では、ESが、「第1の通信方式」の一例である。ケースC1では、携帯端末50のEメールアドレスが、「特定の送信先情報」の一例であり、ケースC2では、PC110のEメールアドレスが、「特定の送信先情報」の一例である。AP100によって形成されている通常Wi−FiNWが、「特定のローカルエリアネットワーク」の一例である。また、ケースDにおいて、MFP10D及び携帯端末50の間に無線接続が確立された後のWFDNWが、「他のローカルエリアネットワーク」の一例である。「NFCI/F62」、「無線LANI/F60」が、それぞれ、「第1のインターフェース」、「第2のインターフェース」の一例である。図10のS20の処理、S28の処理が、それぞれ、「端末装置」の「送信部」、「第2の受信部」によって実行される処理の一例である。また、図11のS74の処理、S82の処理が、それぞれ、「機能実行装置」の「第2の受信部」、「第2の送信部」によって実行される処理の一例である。
なお、変形例では、図11のS70−2において、CPU32は、DSに対応するネットワーク情報を準備する際に、以下の手法を利用してもよい。即ち、CPU32は、WFDWSIに含まれる各情報をネットワーク情報として準備する場合には、BTWSIに含まれる各情報をネットワーク情報として準備しなくてもよい。この構成によると、ネットワーク情報が、MFP10がG/O機器であるWFDNWで利用されている各情報と、MFP10のBTWSIと、の両方を含むことがないので、携帯端末50のCPU72は、図10のアプリケーション処理のS24を実行すべき際に、WFDNWとBTNWとのどちらに参加すべきかを選択せずに済む。
第2実施例と異なる点を説明する。本実施例では、携帯端末50は、後述の機能確認処理(図10のS15)を実行して、表示機構54に表示されるべきスキャン機能の種類を限定することができる。
本実施例では、S12−2で受信される応答データは、さらに、MFP10の機器IDを含む。機器IDは、MFP10のベンダによってMFP10に割り当てられているユニークなIDである。CPU72は、S14で表示用データを生成すると、S15の機能確認処理を実行する。詳しくは後述するが、機能確認処理では、表示用データに記述されている文字が消去され得る(図14参照)。このために、S14で表示されるスキャン機能の種類、即ち、ユーザが選択可能なスキャン機能の種類が限定され得る。他の処理は、第2実施例と同様である。
図14を参照して、図10のS15の機能確認処理を説明する。S200では、CPU72は、DSOKを示す情報が応答データに含まれるのか否かを判断する。CPU72は、DSOKを示す情報が応答データに含まれる場合には、S200でYESと判断し、S202に進む。一方において、CPU72は、DSNGを示す情報が応答データに含まれる場合には、S200でNOと判断し、S210に進む。
Fi用BSSIDのセットに一致するSSID及びBSSIDのセット(以下では「第1のセット」と呼ぶ)が応答データに含まれているのか否を判断する。CPU72は、第1のセットが応答データに含まれている場合には、S202でYESと判断し、S210に進み、第1のセットが応答データに含まれていない場合には、S202でNOと判断し、S204に進む。
像が、表示機構54に表示される。即ち、ユーザは、「Eメールスキャン」を選択することができない。S214が終了すると、S216に進む。
図15を参照して、図10(特にS15)及び図11の各処理によって実現される具体的なケースを説明する。MFP10Eは、通常Wi−Fiスキャン、ES、及び、CSを実行可能であり、WFDスキャン、及び、BTスキャンを実行不可能である。MFP10
Eは、AP100によって形成されている通常Wi−FiNW(SSID「X1」、BSSID「Y1」)に所属している。ただし、携帯端末50は、通常Wi−FiNWに所属していない(WFDNWにも所属していない)。
せる(以下では「ケース1」と呼ぶ)。
図15のケースでは、応答データに含まれるSSID「X1」及びBSSID「Y1」が、「識別情報」の一例である。CS、DS、ESが、それぞれ、「第1の通信方式」、「第2の通信方式」、「第3の通信方式」の一例である。応答データに含まれる情報(即ち、DSOK、ESOK、CSOK)が、「第3のデータ」及び「第4のデータ」の一例である。上記のケース2で表示される画像が、「第2の通信方式を含まない(M1−1)個の通信方式を示す第2の画像」の一例である。また、上記のケース3で表示される画像が、「第3の通信方式を含まない(M1−1)個の通信方式を示す第3の画像」の一例である。図14のS202の処理、S212の処理が、それぞれ、「端末装置」の「第1の判断部」、「第2の判断部」によって実行される処理の一例である。S212の判断対象である受信用ESIが、「第2の無線設定情報」の一例である。
なお、図10の変形例では、CPU72は、S15の機能確認処理を実行した後に、S14で表示用データを生成してもよい。例えば、CPU72は、図14のS208にて、表示用データから「ダイレクトスキャン」の文字を消去するのではなく、DSOKを示す情報をDSNGに変更する処理を行ってもよい。同様に、CPU72は、S214において、ESOKをESNGに変更し、S222において、CSOKをCSNGに変更してもよい。そして、CPU72は、S14において、変更後の各情報を用いて、表示用データを生成してもよい。
第2実施例とは異なる点を説明する。本実施例では、MFP10は、図6とは異なるフローチャートに従って、図11のS40のDS機能確認処理を実行する。
図16を参照して、図11のS40のDS機能確認処理について説明する。本実施例では、携帯端末50が通常Wi−FiNW及びWFDNWのうちの少なくとも1個のNWに所属している場合には、図11のS30で受信される機能要求は、当該少なくとも1個の
NWのSSID及びBSSIDのセットを含む。
のWFDWSIに含まれるパスワードがMFP10から携帯端末50に送信されないので、携帯端末50が、MFP10が所属しているWFDNWに参加することができないからである。従って、本実施例では、MFP10は、MFP10がWFDスキャン機能を有していても、MFP10がCL状態であり、かつ、MFP10及び携帯端末50が同一のWFDNWに所属していない場合(S314でNO)には、WFDスキャンNGをメモリ34に記憶させる(S318)。
図17を参照して、図10及び図11(特にS40(図16))の各処理によって実現される具体的なケースを説明する。図17のMFP10Fは、AP100Aによって形成されている通常Wi−FiNW(SSID「X1」、BSSID「Y1」)に所属している。また、MFP10Fは、PC110によって形成されているWFDNW(SSID「X3」、BSSID「Y3」)に、CL機器として所属している。MFP10Fは、ES及びCSを実行可能であるが、BTスキャンを実行不可能である。携帯端末50は、AP100Aとは異なるAP100Bによって形成されている通常Wi−FiNW(SSID「X2」、BSSID「Y2」)に所属している。
機能要求に含まれるSSID「X2」及びBSSID「Y2」が、「識別情報」の一例である。DSが、「第2の通信方式」の一例である。スキャンCLサーバ150のURLが、「特定の送信先情報」の一例である。図11のS30の処理が、「機能実行装置」の「第1の受信部」によって実行される処理の一例である。図16のS304及びS314の処理が、「機能実行装置」の「判断部」によって実行される処理の一例である。
上記の各実施例では、例えば、図4のS16において、携帯端末50のCPU72は、MFP10がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式を表示機構54に表示させ、MFP10がスキャンデータを送信するために利用不可能な通信方式を表示機構54に表示させない。これに代えて、CPU72は、前者の通信方式を第1の色で表示させ、後者の通信方式を第1の色とは異なる第2の色で表示させてもよい。一般的に言うと、「端末装置」の「表示制御部」は、M1個の通信方式を示す第1の画像を表示させればよく、例えば、複数個の通信方式のうちのM1個の通信方式を、複数個の通信方式のうちの他の通信方式とは区別して表示させればよい。
図8のS63では、MFP10のCPU32は、MFP10がインターネット上の確認サーバ130と通信可能であるか否かを判断することによって、CSOKを示す情報又はCSNGを示す情報をメモリ34に記憶させる。これに代えて、CPU32は、MFP10がAP100と接続されている場合(即ち通常Wi−FiWSIがメモリ34に記憶されている場合)には、S63でYESと判断し、MFP10がAP100と接続されていない場合(即ち通常Wi−FiWSIがメモリ34に記憶されていない場合)には、S63でNOと判断してもよい。AP100は、通常、無線LANとインターネットとの間の通信を中継する機能を備える。このために、MFP10がAP100と接続されている場合には、MFP10は、通常、インターネット通信を実行可能である。従って、CPU32は、MFP10がAP100と接続されている否かを判断することによって、MFP10がインターネット通信を実行可能であるか(即ちスキャンCLサーバ150及び/又はデータ保存CLサーバ160と通信可能であるのか否か)を適切に判断することができる。
図4のS12において、携帯端末50のCPU72は、DSOK等を示す情報を含む応答データを受信する代わりに、MFP10の機器ID又はモデル名を含む応答データを受信してもよい。この場合、CPU72は、MFP10の機器ID又はモデル名を含む問い合わせ信号を確認サーバ130に送信して、確認サーバ130から問い合わせ結果を受信する。確認サーバ130は、MFP10の機器ID又はモデル名に対応付けて、MFP10がいずれのスキャン機能(DS、ES、CS)を実行可能であるのかを示す情報を記憶している。当該情報は、MFP10のベンダによって確認サーバ130に予め記憶されている。例えば、ベンダは、MFP10がES機能及びCS機能を有していない場合には、MFP10の機器ID又はモデル名に対応付けて、DSOK、ESNG、及び、CSNGを示す情報を確認サーバ130に記憶させる。確認サーバ130は、携帯端末50から、MFP10の機器ID又はモデル名を含む問い合わせ信号を受信する場合に、MFP10がいずれのスキャン機能(DS、ES、CS)を実行可能であるのかを示す情報を含む問
い合わせ結果を、携帯端末50に送信する。携帯端末50のCPU72は、問い合わせ結果に応じて、図3のS14で表示用データを生成する。本変形例でも、CPU72は、MFP10が実行可能なスキャン機能を示す画像を適切に表示させることができる。本変形例では、MFP10の機器ID又はモデル名が、「第1の情報」の一例である。
変形例3において、確認サーバ130は、さらに、MFP10の機器ID又はモデル名に対応付けて、MFP10が実行可能なスキャン条件(例えば、MFP10が利用可能なスキャン解像度の範囲等)を記憶していてもよい。そして、確認サーバ130は、携帯端末50から、MFP10の機器ID又はモデル名を含む問い合わせ信号を受信する場合に、MFP10がいずれのスキャン機能(DS、ES、CS)を実行可能であるのかを示す情報と、MFP10が実行可能なスキャン条件を示す情報と、を含む問い合わせ結果を、携帯端末50に送信する。携帯端末50のCPU72は、問い合わせ結果に応じて、問い合わせ結果に含まれるスキャン条件を示す表示用データを生成する。本変形例によると、ユーザは、MFP10が実行可能なスキャン機能のみならず、MFP10が利用可能なスキャン条件も知ることができる。
変形例4において、図10のS20では、CPU72は、ユーザによって選択されるスキャン機能(例えば「DS」)のみならず、ユーザによって選択されるスキャン条件(例えば、スキャン解像度「200Dpi」)を示す選択結果を、MFP10に送信してもよい。そして、図11のS80では、MFP10のCPU32は、ユーザの選択結果が示すスキャン条件に従って、スキャン処理を実行してもよい。
「第1のインターフェース」は、NFCI/F62に限られず、例えば、Transfer Jetの無線通信を実行するためのTJI/Fであってもよい。なお、Transfer Jetの無線通信の通信速度の高速化が図れられた場合には、無線LANI/F60を介した無線通信の通信速度は、TJI/Fを介した無線通信の通信速度よりも遅くてもよい。即ち、「第2のインターフェース」を介した無線通信の通信速度は、「第1のインターフェース」を介した無線通信の通信速度よりも速くてもよいし遅くてもよい。一般的に言うと、「第2のインターフェース」を介した無線通信の通信可能範囲が、「第1のインターフェース」を介した無線通信の通信可能範囲よりも大きければよい。
「機能実行装置」は、MFP10に限られず、スキャン機能を実行可能な他の通信装置(スキャナ、FAX装置、コピー機等)であってもよい。
上記の各実施例では、図5のS72では、MFP10が通常Wi−Fiスキャン、WFDスキャン、及び、BTスキャンの全てを実行可能である場合に、MFP10のCPU32は、DSOKを示す情報を含む応答データを携帯端末50に送信する。この代わりに、CPU32は、通常Wi−FiスキャンOKを示す情報と、WFDスキャンOKを示す情報と、BTスキャンOKを示す情報と、を含む応答データを携帯端末50に送信してもよい。この場合、図4のS14において、携帯端末50のCPU72は、「ダイレクトスキャン」を示す文字の代わりに、「通常Wi−Fiスキャン」、「WFDスキャン」、及び、「BTスキャン」の各文字を含む画像を、表示機構54に表示させてもよい。本変形例では、「通常Wi−Fiスキャン」、「WFDスキャン」、及び、「BTスキャン」が、「通信方式」の一例である。
上記の各実施例では、MFP10と携帯端末50とがWFD通信を行うことで、無線ネットワークを形成する。これに代えて、MFP10のCPU32は、いわゆるSoftAPを起動させることによって、MFP10がAPとして動作する無線ネットワークを形成してもよい。
上記の各実施例では、新たにWFDNWが形成される際に、MFP10がG/O機器になる。これに代えて、携帯端末50がG/O機器になってもよい。また、携帯端末50のCPU72は、いわゆるSoftAPを起動させることによって、携帯端末50がAPとして動作する無線ネットワークを形成してもよい。
上記の実施例では、MFP10及び携帯端末50のCPU32,72がメモリ34,74内のプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図4、図5等の各処理が実現される。これに代えて、各処理のうちの少なくとも1つは、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
Claims (21)
- 端末装置であって、
スキャン機能を実行可能な第1の機能実行装置から、前記第1の機能実行装置に関係する第1の情報を受信する第1の受信部と、
前記第1の情報を利用して、M1個(前記M1は1以上の整数)の通信方式を示す第1の画像を前記端末装置の表示機構に表示させる表示制御部であって、前記M1個の通信方式のそれぞれは、前記第1の機能実行装置がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式である、前記表示制御部と、
を備える端末装置。 - 前記第1の情報は、前記第1の機能実行装置が前記M1個の通信方式を利用可能であることを示すデータを含み、
前記表示制御部は、前記第1の情報と、前記端末装置のメモリに記憶されているテンプレートデータと、を利用して、前記第1の画像を表わす表示用データを生成し、前記表示用データを前記表示機構に供給することによって、前記第1の画像を前記表示機構に表示させる、請求項1に記載の端末装置。 - 前記M1は、2以上の整数であり、
前記M1個の通信方式のそれぞれは、互いに異なる通信プロトコルを利用する通信方式である、請求項1又は2に記載の端末装置。 - 前記第1の情報は、
インターネットを介した通信のための第1の通信設定情報が前記第1の機能実行装置のメモリに記憶されている場合に、前記第1の機能実行装置が第1の通信方式を含む前記M1個の通信方式を利用可能であることを示す第1のデータを含み、
前記第1の通信設定情報が前記第1の機能実行装置の前記メモリに記憶されていない場合に、前記第1の機能実行装置が前記第1の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を利用可能であることを示す第2のデータを含み、
前記第1の通信方式は、前記第1の機能実行装置が、前記インターネットを介して、スキャンデータを送信するための通信方式であり、
前記表示制御部は、
前記第1の情報が前記第1のデータを含む場合に、前記第1の通信方式を含む前記M1個の通信方式を示す前記第1の画像を前記表示機構に表示させ、
前記第1の情報が前記第2のデータを含む場合に、前記第1の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を示す前記第1の画像を前記表示機構に表示させる、請求項1から3のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記第1の情報は、
前記第1の機能実行装置がインターネット上のサーバに信号を送信して応答を受信する場合に、前記第1の機能実行装置が第1の通信方式を含む前記M1個の通信方式を利用可能であることを示す第1のデータを含み、
前記第1の機能実行装置が前記サーバに前記信号を送信しても前記応答を受信しない場合に、前記第1の機能実行装置が前記第1の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を利用可能であることを示す第2のデータを含み、
前記第1の通信方式は、前記第1の機能実行装置が、前記インターネットを介して、スキャンデータを送信するための通信方式であり、
前記表示制御部は、
前記第1の情報が前記第1のデータを含む場合に、前記第1の通信方式を含む前記M1個の通信方式を示す前記第1の画像を前記表示機構に表示させ、
前記第1の情報が前記第2のデータを含む場合に、前記第1の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を示す前記第1の画像を前記表示機構に表示させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記第1の情報は、前記第1の機能実行装置が第2の通信方式を含む前記M1個の通信方式を利用可能であることを示す第3のデータを含む場合に、さらに、前記第1の機能実行装置が所属している特定のローカルエリアネットワークを識別するための識別情報を含み、
前記第2の通信方式は、前記第1の機能実行装置が、ローカルエリアネットワークを利用して、インターネットを介さずに、スキャンデータを送信するための通信方式であり、
前記端末装置は、さらに、
前記端末装置が前記特定のローカルエリアネットワークに所属しているのか否かを、前記識別情報を利用して判断する第1の判断部を備え、
前記表示制御部は、
前記端末装置が前記特定のローカルエリアネットワークに所属していると判断される場合に、前記第2の通信方式を含む前記M1個の通信方式を示す前記第1の画像を前記表示機構に表示させ、
前記端末装置が前記特定のローカルエリアネットワークに所属していないと判断される場合に、前記第2の通信方式を含まない(M1−1)個の通信方式を示す第2の画像を前記表示機構に表示させる、請求項1から5のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記第1の情報は、前記第1の機能実行装置が第3の通信方式を含むM1個の通信方式を利用可能であることを示す第4のデータを含み、
前記第3の通信方式は、前記第1の機能実行装置が、インターネットを介して、スキャンデータを送信するための通信方式であり、
前記端末装置は、さらに、
前記インターネットを介した通信のための第2の通信設定情報が前記端末装置のメモリに記憶されているのか否かを判断する第2の判断部を備え、
前記表示制御部は、
前記第2の通信設定情報が前記端末装置の前記メモリに記憶されていると判断される場合に、前記第3の通信方式を含む前記M1個の通信方式を示す前記第1の画像を前記表示機構に表示させ、
前記第2の通信設定情報が前記端末装置の前記メモリに記憶されていないと判断される場合に、前記第3の通信方式を含まない(M1−1)個の通信方式を示す第3の画像を前記表示機構に表示させる、請求項1から6のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記第1の受信部は、さらに、前記第1の機能実行装置とは異なる第2の機能実行装置であって、スキャン機能を実行可能な前記第2の機能実行装置から、前記第2の機能実行装置に関係する第2の情報を受信し、
前記表示制御部は、さらに、前記第2の情報を利用して、M2個(前記M2は1以上の整数)の通信方式を示す第4の画像を前記表示機構に表示させ、
前記M2個の通信方式のそれぞれは、前記第2の機能実行装置がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式であり、
前記M2個の通信方式は、前記M1個の通信方式とは異なる、請求項1から7のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、さらに、
前記第1の画像に示される前記M1個の通信方式の中から第1の通信方式が選択される場合に、前記第1の通信方式に対応する特定の送信先情報を前記第1の機能実行装置に送信する送信部であって、前記特定の送信先情報は、前記第1の機能実行装置が、前記第1
の通信方式に従って、特定のスキャンデータを送信するための送信先を示す、前記送信部を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の端末装置。 - 前記特定の送信先情報は、前記第1の機能実行装置が、前記第1の通信方式に従って、前記特定のスキャンデータを前記端末装置とは異なるデバイスに送信するための送信先を示す、請求項9に記載の端末装置。
- 前記特定の送信先情報は、前記第1の機能実行装置が、前記第1の通信方式に従って、前記特定のスキャンデータを前記端末装置に送信するための送信先を示し、
前記端末装置は、さらに、
前記M1個の通信方式の中から前記第1の通信方式が選択される場合に、前記第1の機能実行装置から、前記第1の通信方式に従って、前記特定のスキャンデータを受信する第2の受信部を備える、請求項9に記載の端末装置。 - 前記第2の受信部は、
前記M1個の通信方式の中から前記第1の通信方式が選択される場合に、前記第1の通信方式に従って、前記第1の機能実行装置から、インターネットを介して、前記特定のスキャンデータを受信し、
前記M1個の通信方式の中から前記第1の通信方式とは異なる第2の通信方式が選択される場合に、前記第2の通信方式に従って、前記第1の機能実行装置から、前記インターネットを介さずに、前記特定のスキャンデータを受信する、請求項11に記載の端末装置。 - 前記第2の受信部は、
前記M1個の通信方式の中から第2の通信方式が選択される場合であり、かつ、前記端末装置及び前記第1の機能実行装置の両方が所属している特定のローカルエリアネットワークが形成されている状態で、前記第1の情報が受信される場合に、前記特定のローカルエリアネットワークを利用して、前記第1の機能実行装置から前記特定のスキャンデータを受信し、
前記M1個の通信方式の中から前記第2の通信方式が選択される場合であり、かつ、前記特定のローカルエリアネットワークが形成されていない状態で、前記第1の情報が受信される場合に、前記端末装置及び前記第1の機能実行装置の間に無線接続を新たに確立し、無線接続が新たに確立したことで形成された他のローカルエリアネットワークであって、前記端末装置及び前記第1の機能実行装置の両方が所属している前記他のローカルエリアネットワークを利用して、前記第1の機能実行装置から前記特定のスキャンデータを受信し、
前記第2の通信方式は、前記第1の機能実行装置が、ローカルエリアネットワークを利用して、インターネットを介さずに、スキャンデータを送信するための通信方式である、請求項11又は12に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、さらに、
無線通信を実行するための第1のインターフェースと、
無線通信を実行するための第2のインターフェースと、を備え、
前記第2のインターフェースを介した無線通信の通信可能範囲は、前記第1のインターフェースを介した無線通信の通信可能範囲よりも大きく、
前記第1の受信部は、前記第1のインターフェースを介して、前記第1の機能実行装置から前記第1の情報を受信し、
前記第2の受信部は、前記第2のインターフェースを介して、前記第1の機能実行装置から前記特定のスキャンデータを受信する、請求項11から13のいずれか一項に記載の端末装置。 - スキャン機能を実行可能な機能実行装置であって、
複数個の通信方式の中から、M1個(前記M1は1以上の整数)の通信方式を特定する特定部であって、前記M1個の通信方式のそれぞれは、前記機能実行装置がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式である、前記特定部と、
前記M1個の通信方式を示す第1の情報を端末装置に送信する第1の送信部と、
を備える機能実行装置。 - 前記特定部は、
インターネットを介した通信のための第1の通信設定情報が前記機能実行装置のメモリに記憶されている場合に、第1の通信方式を含む前記M1個の通信方式を特定し、
前記第1の通信設定情報が前記機能実行装置の前記メモリに記憶されていない場合に、前記第1の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を特定し、
前記第1の通信方式は、前記機能実行装置が、前記インターネットを介して、スキャンデータを送信するための通信方式である、請求項15に記載の機能実行装置。 - 前記特定部は、
インターネット上のサーバに信号を送信して応答を受信する場合に、第1の通信方式を含む前記M1個の通信方式を特定し、
前記サーバに信号を送信しても前記応答を受信しない場合に、前記第1の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を特定し、
前記第1の通信方式は、前記機能実行装置が、前記インターネットを介して、スキャンデータを送信するための通信方式である、請求項15又は16に記載の機能実行装置。 - 前記機能実行装置は、さらに、
前記端末装置から、前記端末装置が所属している特定のローカルエリアネットワークを識別するための識別情報を受信する第1の受信部と、
前記機能実行装置が前記特定のローカルエリアネットワークに所属しているのか否かを、前記識別情報を利用して判断する判断部と、を備え、
前記特定部は、
前記機能実行装置が前記特定のローカルエリアネットワークに所属していると判断される場合に、第2の通信方式を含む前記M1個の通信方式を特定し、
前記機能実行装置が前記特定のローカルエリアネットワークに所属していないと判断される場合に、前記第2の通信方式を含まない前記M1個の通信方式を特定し、
前記第2の通信方式は、前記第1の機能実行装置が、ローカルエリアネットワークを利用して、インターネットを介さずに、スキャンデータを送信するための通信方式である、請求項15から17のいずれか一項に記載の機能実行装置。 - 前記機能実行装置は、さらに、
前記端末装置において、前記M1個の通信方式の中から第1の通信方式が選択される場合に、前記端末装置から、前記第1の通信方式に対応する特定の送信先情報を受信する第2の受信部であって、前記特定の送信先情報は、前記機能実行装置が、前記第1の通信方式に従って、前記特定のスキャンデータを送信するための送信先を示す、前記第2の受信部と、
前記第1の通信方式に従って、前記特定の送信先情報によって示される送信先に特定のスキャンデータを送信する第2の送信部と、を備える、請求項15から18のいずれか一項に記載の機能実行装置。 - 端末装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記端末装置に搭載されるコンピュータに、以下の各処理、即ち、
スキャン機能を実行可能な第1の機能実行装置から、前記第1の機能実行装置に関係する第1の情報を受信する受信処理と、
前記第1の情報を利用して、M1個(前記M1は1以上の整数)の通信方式を示す第1の画像を前記端末装置の表示機構に表示させる表示制御処理であって、前記M1個の通信方式のそれぞれは、前記第1の機能実行装置がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式である、前記表示制御処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。 - スキャン機能を実行可能な機能実行装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記機能実行装置に搭載されるコンピュータに、以下の処理、即ち、
複数個の通信方式の中から、M1個(前記M1は1以上の整数)の通信方式を特定する特定処理であって、前記M1個の通信方式のそれぞれは、前記機能実行装置がスキャンデータを送信するために利用可能な通信方式である、前記特定処理と、
前記M1個の通信方式を示す第1の情報を端末装置に送信する送信処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
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