JP2017076184A - 制御装置、異常検知システム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、異常検知システム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の居住空間全体で早期に人物の異常を検知することができる異常検知システムを提供することが目的である。【解決手段】センサ情報取得部40が、異なる複数の居住空間の各々に設けられ、居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された生体情報を各々取得する。異常検知部44が、センサ情報取得部40によって取得された生体情報の、居住空間間の差分に基づいて、居住空間内に存在する人物の異常を検知する。異常報知部46が、異常検知部44によって前記人物の異常が検知された場合、人物の異常を報知するように警報器を制御する。【選択図】図5

Description

本発明は、制御装置、異常検知システム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、生体情報として心拍数を捉え、遠隔操作装置に異常報知する浴室システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−275347号公報
特許文献1に記載されている技術は、浴室システムとして、入浴者の心拍及び動きを異常検知し、遠隔操作装置に警報を発するものであるが、それだけでも相応の措置が可能という利点はある。一方、浴室空間のみで判定するため、浴室に入る前の異常や浴室を出た後の異常を捉えられない点に問題がある。入浴前に異常を検知できれば、入浴時の事故を抑制可能であるし、出浴後の異常も検知できれば、入浴シーン全体の事故を減少させることができる。
そこで、本発明は、複数の居住空間全体で早期に人物の異常を検知することができる制御装置、異常検知システム、制御方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の発明の制御装置は、異なる複数の居住空間の各々に設けられ、前記居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された前記生体情報を各々取得するセンサ情報取得部と、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する異常検知部と、前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記人物の異常を報知する異常報知部と、を含んで構成されている。
第2の発明の異常検知システムは、上記の制御装置と、複数の居住空間の各々に設けられた前記生体センサと、前記居住空間に設けられた警報器と、を含んで構成されている。
第3の発明の制御方法は、センサ情報取得部が、異なる複数の居住空間の各々に設けられ、前記居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された前記生体情報を各々取得し、前記異常検知部が、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知し、前記異常報知部が、前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記人物の異常を報知する。
第4の発明のプログラムは、コンピュータを、異なる複数の居住空間の各々に設けられ、前記居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された前記生体情報を各々取得するセンサ情報取得部、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する異常検知部、及び前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記人物の異常を報知する異常報知部として機能させるためのプログラムである。
本発明の制御装置、異常検知システム、制御方法、及びプログラムによれば、異なる複数の居住空間の各々に設けられた生体センサによって検出された生体情報を各々取得し、生体情報の、居住空間間の差分に基づいて、居住空間内に存在する人物の異常を検知する。これにより、複数の居住空間全体で早期に人物の異常を検知することができる。
本発明の実施形態に係る浴室脱衣室システムの全体構成図である。 浴室脱衣室システムの生体センサのブロック図である。 浴室脱衣室システムの生体センサの検出回路のブロック図である。 浴室脱衣室システムの生体センサの信号処理回路のブロック図である。 浴室脱衣室システムの制御装置のブロック図である。 制御装置による異常検知処理ルーチンを示すフローチャートである。 制御装置による異常検知処理ルーチンを示すフローチャートである。
本発明の実施形態について説明する。
<システム構成>
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る浴室脱衣室システムS1は、脱衣室10内に設けられた警報器12、遠隔操作装置14、生体センサ16と、浴室20内に設けられた遠隔操作装置24及び生体センサ26と、制御装置30とを備える。制御装置30は、警報器12、遠隔操作装置14、24、生体センサ16、26の各々と接続されている。
遠隔操作装置14、24は、浴室20の給湯及び浴室暖房を作動させるためのものである。
生体センサ16、26は、複数種類の生体情報を検出するセンサであり、本実施の形態では、複数種類の生体情報として、心拍、体動、呼吸、及び血圧を検出する。生体センサ16は、遠隔操作装置14内に設けられ、生体センサ26は、遠隔操作装置24内に設けられている。
生体センサ16は、電波を利用して人間の誘導率に反応させることで、非接触で、心拍、体動、呼吸、及び血圧を検出する。生体センサ16は、図2に示すように、検出回路32及び信号処理回路34を備えている。
検出回路32は、例えば、図3のように構成され、約100KHz程度のパルスを発生させ、高調波を発生させ100MHz付近の周波数の高調波でアンテナの反射係数を計測し、反射係数の微小変動を表す検出信号を信号処理回路34へ出力する。
検出信号が表す反射係数の微小変動が、人体の心拍、体動、呼吸、及び血圧の情報を含んでおり、信号処理回路34によって、生体情報抽出の信号処理を施すことで、心拍、体動、呼吸、及び血圧の各々を表す生体信号を得ることができる。
信号処理回路34は、図4のように構成され、学習フィルタを利用した、生体情報の抽出アルゴリズムを用いた処理を、検出信号に対して施し、環境雑音を大きく減衰させた、心拍、体動、呼吸、及び血圧の各々を表す生体信号を抽出する。
生体センサ26は、上述した生体センサ16と同様に、検出回路及び信号処理回路から構成されているため、詳細な説明を省略する。
制御装置30は、CPU、後述する異常検知処理ルーチンのプログラムを記憶したROM、データ等を記憶するRAM、及びこれらを接続するバスを含んで構成されている。制御装置30は、生体センサ16、26から出力された生体信号に応じて、警報器12、遠隔操作装置14、24を制御する。
この制御装置30をハードウエアとソフトウエアとに基づいて定まる機能実現手段毎に分割した機能ブロックで説明すると、図5に示すように、制御装置30は、センサ情報取得部40、入退室判定部42、異常検知部44、異常報知部46、及び遠隔操作制御部48を備えている。
センサ情報取得部40は、生体センサ16、26から出力された、心拍、体動、呼吸、及び血圧の各々を表す生体信号を取得する。
入退室判定部42は、生体センサ16から出力された体動を表す生体信号に基づいて、脱衣室10に人物が入室したか否か、及び脱衣室10から人物が退室したか否かを判定する。また、入退室判定部42は、生体センサ26から出力された体動を表す生体信号に基づいて、浴室20に人物が入室したか否かを判定する。
異常検知部44は、入退室判定部42によって浴室20に人物が入室したと判定された場合、複数種類の生体信号の各々に対する、直前の脱衣室10との間の差分に基づいて、浴室20内に存在する人物の異常(例えば、ヒートショック)を検知する。
例えば、心拍数に関する、直前の脱衣室10との間の差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、呼吸数に関する、直前の脱衣室10との間の差分の絶対値が所定値以上である場合に、浴室20内に存在する人物に異常があることを検知する。
また、異常検知部44は、入退室判定部42によって浴室20に人物が入室したと判定された後、入退室判定部42によって脱衣室10に人物が入室したと判定された場合、複数種類の生体信号の各々に対する、直前の浴室20との間の差分の絶対値に基づいて、浴室20内に存在する人物の異常を検知する。
例えば、心拍数に関する、直前の浴室20との間の差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、呼吸数に関する、直前の浴室20との間の差分の絶対値が所定値以上である場合に、浴室20内に存在する人物に異常があることを検知する。
また、異常検知部44は、入退室判定部42によって脱衣室10に人物が入室したと判定された場合、生体センサ16から出力された生体信号に基づいて、脱衣室10内に存在する人物の異常を検知する。例えば、心拍を表す生体信号に基づいて、心拍が停止していると判定された場合には、脱衣室10内に存在する人物の異常を検知する。
また、異常検知部44は、入退室判定部42によって浴室20に人物が入室したと判定された場合、生体センサ26から出力された生体信号に基づいて、浴室20内に存在する人物の異常を検知する。例えば、心拍を表す生体信号に基づいて、心拍が停止していると判定された場合には、浴室20内に存在する人物の異常を検知する。
また、異常検知部44は、入退室判定部42によって脱衣室10に人物が入室したと判定された場合、生体センサ16から出力された生体信号に対する、予め求められた通常時との間の差分の絶対値に基づいて、脱衣室10内に存在する人物の異常を検知する。例えば、心拍数に関して、予め求められた通常の心拍との差分の絶対値が、所定値以上である場合には、脱衣室10内に存在する人物の異常を検知する。
なお、異常検知部44は、生体センサ16、26から出力された生体信号に基づいて、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物が一人であるか否かを判定し、一人だけであると判定された場合のみ、上述した人物の異常検知を行う。一方、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物が複数人であると判定された場合には、上述した人物の異常検知は行われない。
異常報知部46は、異常検知部44によって人物の異常が検知された場合、人物の異常を報知するように警報器12又は遠隔操作装置14、24を制御する。
このとき、異常報知部46は、異常検知部44によって人物の異常が検知された回数が多いほど、人物の異常を大きく報知するように警報器12又は遠隔操作装置14、24を制御する。
また、異常報知部46は、心拍停止の異常が検知された場合には、人物の異常を大きく報知するように警報器12又は遠隔操作装置14、24を制御する。
遠隔操作制御部48は、入退室判定部42によって脱衣室10に人物が入室したと判定された場合、浴室20の暖房を作動させるように遠隔操作装置14又は遠隔操作装置24を制御する。
<浴室脱衣室システムの動作>
次に、本発明の実施形態に係る浴室脱衣室システムS1の動作について説明する。
まず、生体センサ16、26によって検出された複数種類の生体信号が制御装置30へ逐次入力されているとき、制御装置30は、図6、図7に示す異常検知処理ルーチンを実行する。
まず、ステップ100において、生体センサ16から入力された体動を表す生体信号に基づいて、脱衣室10に人物が入室したか否かを判定する。脱衣室10に人物が入室したと判定されると、ステップ101へ進む。
ステップ101では、生体センサ16、26から入力された体動を表す生体信号に基づいて、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物が一人であるか否かを判定し、一人だけであると判定された場合には、ステップ102へ移行する。一方、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物が複数人であると判定された場合には、処理ルーチンを終了する。
ステップ102では、生体センサ16から入力された心拍を表す生体信号に基づいて、脱衣室10内の人物の心拍が停止しているか否かを判定する。脱衣室10内の人物の心拍が停止していると判定された場合には、ステップ104で、異常警告を大きく報知するように警報器12を制御して、処理ルーチンを終了する。
一方、脱衣室10内の人物の心拍が停止していないと判定された場合には、ステップ106で、生体センサ16から入力された心拍を表す生体信号及び呼吸を表す生体信号に基づいて、予め定められた日常生活の心拍数との差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、予め定められた日常生活の呼吸数との差分の絶対値が所定値以上であるか否かを判定する。予め定められた日常生活の心拍数との差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、予め定められた日常生活の呼吸数との差分の絶対値が所定値以上である場合には、ステップ108において、異常警告を小さく報知するように警報器12を制御する。一方、予め定められた日常生活の心拍数との差分の絶対値が所定値未満である場合、又は、予め定められた日常生活の呼吸数との差分の絶対値が所定値未満である場合には、ステップ110へ移行する。
ステップ110では、浴室20の暖房を作動させるように遠隔操作装置14又は24を制御する。
次のステップ112では、生体センサ26から入力された体動を表す生体信号に基づいて、浴室20に人物が入室したか否かを判定する。浴室20に人物が入室したと判定されると、ステップ118へ進む。一方、浴室20に人物が入室したと判定されない場合には、ステップ114で、脱衣室10に人物が入室してから所定時間経過したか否かを判定する。所定時間経過していないと判定された場合には、上記ステップ112へ戻る。一方、脱衣室10に人物が入室してから所定時間経過したと判定された場合には、脱衣室10内の人物が浴室20に入室しないと判断し、ステップ116において、浴室20の暖房を停止させるように遠隔操作装置14又は24を制御する。
ステップ118では、生体センサ26から入力された心拍を表す生体信号に基づいて、浴室20内の人物の心拍が停止しているか否かを判定する。浴室20内の人物の心拍が停止していると判定された場合には、ステップ120で、異常警告を大きく報知するように警報器12を制御して、処理ルーチンを終了する。
一方、浴室20内の人物の心拍が停止していないと判定された場合には、ステップ120で、生体センサ26から入力された心拍を表す生体信号及び呼吸を表す生体信号と、上記ステップ106で取得した心拍を表す生体信号及び呼吸を表す生体信号とに基づいて、脱衣室10での心拍数との差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、脱衣室10での呼吸数との差分の絶対値が所定値以上であるか否かを判定する。脱衣室10での心拍数との差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、脱衣室10での呼吸数との差分の絶対値が所定値以上である場合には、ステップ124において、今回の異常警告が1回目の異常警告であるか否かを判定する。今回の異常警告が1回目の異常警告である場合には、ステップ126において、異常警告を小さく報知するように警報器12を制御する。一方、上記ステップ108で異常警告を報知しており、今回の異常警告が2回目の異常警告である場合には、ステップ128において、異常警告を大きく報知するように警報器12を制御する。
また、上記ステップ122で、脱衣室10での心拍数との差分の絶対値が所定値未満である場合、又は、脱衣室10での呼吸数との差分の絶対値が所定値未満である場合には、ステップ130へ移行する。
ステップ130において、生体センサ16から入力された体動を表す生体信号に基づいて、脱衣室10に人物が入室したか否かを判定する。脱衣室10に人物が入室したと判定されると、ステップ132へ進む。
ステップ132では、生体センサ16か入力された心拍を表す生体信号に基づいて、脱衣室10内の人物の心拍が停止しているか否かを判定する。脱衣室10内の人物の心拍が停止していると判定された場合には、ステップ134で、異常警告を大きく報知するように警報器12を制御して、ステップ144へ移行する。
一方、脱衣室10内の人物の心拍が停止していないと判定された場合には、ステップ136で、生体センサ16から入力された心拍を表す生体信号及び呼吸を表す生体信号と、上記ステップ122で取得した心拍を表す生体信号及び呼吸を表す生体信号とに基づいて、浴室20での心拍数との差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、浴室20での呼吸数との差分の絶対値が所定値以上であるか否かを判定する。浴室20での心拍数との差分の絶対値が所定値以上であり、かつ、浴室20での呼吸数との差分の絶対値が所定値以上である場合には、ステップ138において、今回の異常警告が1回目の異常警告であるか否かを判定する。今回の異常警告が1回目の異常警告である場合には、ステップ140において、異常警告を小さく報知するように警報器12を制御して、処理ルーチンを終了する。一方、上記ステップ108、ステップ126、又はステップ128で異常警告を報知しており、今回の異常警告が2回目以降の異常警告である場合には、ステップ142において、異常警告を大きく報知するように警報器12を制御して、ステップ144へ移行する。
また、上記ステップ136で、浴室20での心拍数との差分の絶対値が所定値未満であり、又は、浴室20での呼吸数との差分の絶対値が所定値未満である場合には、ステップ144へ移行する。
ステップ144では、生体センサ16から入力された体動を表す生体信号に基づいて、脱衣室10から人物が退室したか否かを判定する。脱衣室10から人物が退室したと判定されると、処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施の形態に係る浴室脱衣室システムS1によれば、脱衣室10及び浴室20の各々に設けられた生体センサ16、26によって検出された複数種類の生体情報を各々取得し、複数種類の生体情報の、脱衣室10及び浴室20間の差分に基づいて、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物の異常を検知する。これにより、脱衣室10及び浴室20全体で早期に人物の異常を検知することができる。
また、生体センサ16、26を脱衣室10及び浴室20に設置することにより、心拍、体動、呼吸、血圧が変動し始める脱衣室10から生体情報の異常検知ができ、異常検知(ヒートショック等)の遅延を解消でき、安全性が向上する。また、生体センサ16、26は、心拍、体動、呼吸、及び血圧を検知するために、別々の計測装置は要せず、施工性やコスト性を要しない。
また、居住空間毎に異常検知できるため、安全性を向上させると共に、精度・品質を高くすることができる。
また、警報器12による報知レベルを変化させるため、精度・品質を高くできる。また、警報器12による異常報知は、本人への通知のみでなく、宅内への通知も可能であるため、家族に知らせることが出来る。
また、浴室暖房の作動及び停止を行うように遠隔操作装置14、24の制御が行えるため、電力の経済性を向上することができる。
<変形例>
次に、本発明の実施形態の変形例について説明する。
生体情報の異常検知において、心拍に関する、直前の居住空間との間の差分の絶対値が所定値以上であること、呼吸に関する、直前の居住空間との間の差分の絶対値が所定値以上であること、及び血圧に関する、直前の居住空間との間の差分の絶対値が所定値以上であることを任意に組み合わせて、居住空間内に存在する人物に異常があることを検知するようにしてもよい。また、当該組み合わせにおいて、少なくとも1つの生体情報の、直前の居住空間との間の差分の絶対値が所定値以上であれば、居住空間内に存在する人物に異常があることを検知するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態において、生体センサ16、26が、複数種類の生体情報として、心拍、体動、呼吸、及び血圧のうちの少なくとも2つを検出するようにしてもよい。また、生体センサ16、26が、複数種類の生体情報として、他の生体情報を検出するようにしてもよい。
また、本発明の実施形態において、脱衣室10での生体情報の異常を捉えて、浴室給湯や浴槽内の温度調整を行うように遠隔操作装置14、24を制御するようにしてもよい。これによって、安全性を向上させることができる。また、脱衣室10での生体情報の異常を捉えた場合のみ、浴室暖房を作動させるようにしてもよい。
また、本発明の実施形態において、複数の居住空間として、脱衣室及び浴室以外の居住空間の組み合わせであってもよい。例えば、リビング及び浴室の組み合わせや、リビング及び脱衣室の組み合わせ、トイレ及び寝室の組み合わせであってもよい。
また、本発明の実施形態において、生体センサ16、26を、遠隔操作装置14、24内ではなく、居住空間内の他の場所に設置してもよい。例えば、脱衣室10内の警報器12内やインターホン内に設置してもよい。また、浴室20にも警報器を設けて、浴室20の警報器内に、生体センサ26を設置してもよい。また、浴室20の浴室暖房機器内に、生体センサ26を設置してもよい。また、エアコン内、床コン内、その他家電機器内(住宅内に関わる機器)に、生体センサを設置してもよい。
また、本発明の実施形態において、個人情報入力手段を更に設け、入浴者の個人情報(通常時の心拍数、呼吸数、血圧など)の入力を受け付けるようにしてもよい。この場合には、入浴者を判定するためのスイッチ、または日々の生体情報を用いた自動判定装置を更に設け、判定された入浴者の個人情報を用いて、個人毎の正常値との差で異常検知をするようにしてもよい。これにより、精度・品質を高くすることができる。
また、本発明の実施形態において、人物特定手段を更に設け、脱衣室10又は浴室20に複数人が存在する場合に、生体センサ16、26によって取得された生体信号に基づいて、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物の各々を特定し、人物特定手段によって特定された人物の各々について、当該人物の異常を検知するようにしてもよい。この場合には、人物特定手段は、日々の生体情報とのマッチングにより、脱衣室10又は浴室20内に存在する人物の各々を特定するようにすればよい。
また、本発明の実施形態において、生体センサ16、26により検出した生体情報を、遠隔操作装置14、24に表示させるようにしてもよい。これにより、視覚性が向上し、安全性を向上させることができる。
また、本発明の実施形態において、人物の異常を報知するように警報器12又は遠隔操作装置14、24を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではい。人物の異常を報知するように、台所リモコン、インターホン、その他家電機器(住宅内に関わる機器)を制御してもよい。この場合には、制御装置30は、台所リモコン、インターホン、その他家電機器と接続されているようにすればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
S1…浴室脱衣室システム、10…脱衣室、12…警報器、14、24…遠隔操作装置、16、26…生体センサ、20…浴室、30…制御装置、32…検出回路、34…信号処理回路、40…センサ情報取得部、42…入退室判定部、44…異常検知部、46…異常報知部、48…遠隔操作制御部

Claims (16)

  1. 異なる複数の居住空間の各々に設けられ、前記居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された前記生体情報を各々取得するセンサ情報取得部と、
    前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する異常検知部と、
    前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記人物の異常を報知する異常報知部と、
    を含む制御装置。
  2. 前記生体センサは、複数種類の生体情報を検出し、
    前記センサ情報取得部は、前記複数の居住空間の各々に設けられた前記生体センサによって検出された前記複数種類の生体情報を各々取得する請求項1記載の制御装置。
  3. 前記異常検知部は、前記センサ情報取得部によって取得された前記複数種類の生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する請求項2記載の制御装置。
  4. 前記生体センサは、前記居住空間内に存在する人物の心拍、体動、呼吸、及び血圧のうちの少なくとも2つを検出する請求項2又は3記載の制御装置。
  5. 前記居住空間の各々について、前記居住空間に設けられた前記生体センサによって検出された前記生体情報に基づいて、前記居住空間に人物が入室したか、又は前記居住空間から人物が退室したかを判定する入退室判定部を更に含む請求項1〜請求項4の何れか1項記載の制御装置。
  6. 前記複数の居住空間は、脱衣室及び浴室を含み、
    前記異常検知部は、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記脱衣室及び前記浴室間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する請求項1〜請求項5の何れか1項記載の制御装置。
  7. 前記異常検知部は、更に、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する請求項1〜請求項6の何れか1項記載の制御装置。
  8. 前記異常検知部は、更に、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報と、予め求められた通常の生体情報との差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する請求項7記載の制御装置。
  9. 前記異常報知部は、前記異常検知部によって検知された前記人物の異常の程度が大きいほど、前記人物の異常を大きく報知する請求項1〜請求項8の何れか1項記載の制御装置。
  10. 前記複数の居住空間は、脱衣室又は浴室を含み、
    前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記脱衣室又は前記浴室の遠隔操作装置を制御する遠隔操作制御部を更に含む請求項1〜請求項9の何れか1項記載の制御装置。
  11. 前記異常検知部は、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報に基づいて前記居住空間内に存在する人物が一人である場合のみ、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する請求項1〜請求項10の何れか1項記載の制御装置。
  12. 前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の各々を特定する人物特定部を更に含み、
    前記異常検知部は、前記人物特定部によって特定された人物の各々について、前記居住空間間の差分に基づいて、前記人物の異常を検知する請求項1〜請求項10の何れか1項記載の制御装置。
  13. 請求項1〜請求項12の何れか1項記載の制御装置と、
    複数の居住空間の各々に設けられた前記生体センサと、
    前記居住空間に設けられた警報器と、
    を含む異常検知システム。
  14. 前記複数の居住空間の各々に設けられた前記生体センサは、前記複数の居住空間の各々に設けられた遠隔操作装置内に設置された請求項13記載の異常検知システム。
  15. センサ情報取得部が、異なる複数の居住空間の各々に設けられ、前記居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された前記生体情報を各々取得し、
    異常検知部が、前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知し、
    異常報知部が、前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記人物の異常を報知する
    制御方法。
  16. コンピュータを、
    異なる複数の居住空間の各々に設けられ、前記居住空間内に存在する人物の生体情報を検出する生体センサによって検出された前記生体情報を各々取得するセンサ情報取得部、
    前記センサ情報取得部によって取得された前記生体情報の、前記居住空間間の差分に基づいて、前記居住空間内に存在する人物の異常を検知する異常検知部、及び
    前記異常検知部によって前記人物の異常が検知された場合、前記人物の異常を報知する異常報知部
    として機能させるためのプログラム。
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